マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2017.02.14
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   冬の夜は暗い
   特に雪の日はなおさらのこと




   でもね
   朝の来ない日はないんだよ



   冬眠をする狐が二匹
   いえいえこれはお稲荷さん



   世の中には実に色んな人がいてね
   こんな風に泣いてる者もいれば



   ワハハと口を開けて笑うヤツもいる
   つまり様々だってこと



   こんな立派なマンションに住んでる人って
   果たしてみんな幸せなんだろうか




   まあそう願っている訳じゃないんだけど
   中にはきっとそうじゃない人もいると思うよ



    沈黙する整列
    きれいに刈られた植木が冬空に突っ立つ



   具象は抽象へと化し



   やがて静寂は固定してゆく
   誰にも気づかれないようにそっとそっと



   ベンチをひっくり返したのは誰です?
   無機質な形態の反転




   冬は多くの生命を奪い




   川は哀しみを押し流す
   静かに静かに海へ海へと



   俺の夢は壊れた
   それもあまりにも無残にだ 
   ああ



   それでは夢は死んだのか?
   本当に消えて無くなったのか?




   風が鋭い口笛を吹く
   あれはひょっとして鎮魂歌なのだろうか




   樹は天に救いを求める
   上へ上へと
   そして魂が浄められるようにと


大笑い





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Last updated  2017.02.14 04:30:08
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