マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2019.12.21
XML
カテゴリ: 旅、温泉
~思い出の地富山~



 JR富山駅前です。ここに立つのは4度目でした。最初は40年前、新設の富山医科薬科大学へ出張した時。確か路線電車に乗ったはずです。2番目から4番目までは「立山登山マラニック」を走った時。2番目3番目は駅の地鉄ホテルへ泊まり、4番目の時は、地鉄立山駅近辺のホテルへ泊まりました。



 富山市中央部の地図です。駅から真っ直ぐに東へ向かえば富山城があるようですね。土地は平坦で、路線電車が走っていて便利です。海も山もある富山は温泉と豊かな自然に恵まれた観光地でもあります。



ここからは駅に掲示されていたポスターの紹介です。ここは北アルプスの立山。御厨が池(みくりがいけ)から見上げた雄山(3003m)山頂に立山神社の奥宮があり、私が走った「立山登山マラニック」のゴール地点です。でも再び下山して、この池の傍にある「雷鳥荘」まで自力でたどり着くのがルールです。春夏秋冬どの季節も目を見張るほどの絶景で、とても忘れられない風景です。



 ここは「雪の大谷」周辺。毎年ゴールデンウイーク前にアルペンルートの除雪をすると、必ずニュースに出て来るのがここです。歩くことも出来ますが寒いですよ、ここで標高2500mはありますから。



         先ほど紹介したみくりが池から見た雷鳥沢と立山の雄姿です。



 雪の雷鳥沢です。冬の降雪が万年雪になって、8月にも残っています。私がレースで走った時も、一部に雪が残っていました。夏の頂上は氷点下になることもありますから、ランナーも登山の経験が求められますし、ある程度の装備は必要です。山の天候を甘く見てはいけません。




 ここは弥陀ヶ原です。称名の滝を見上げながら八郎坂を登って来ると、ここに着きます。こちらはルート左方の湿原ですが、マラニックのコースはルート右側の湿原内の木道を走ります。池塘(ちとう)にワタスゲがそよいでいます。称名も、弥陀もすべては仏教用語。立山は山岳宗教の聖地で、大日岳などは山伏たちの修行の地でした。あの険しい剱岳でさえ、乏しい道具でよじ登っていたのですから驚きです。



 ここは高岡市の雨晴らし海岸です。真っ白の雪を抱いた立山連峰が遠望出来ますね。私はここも「高岡万葉マラソン(ハーフ)で走りました。ちょうどコースになってるのですが、後ろを見ながら走るのは無理ですね。右手奥の島には、義経伝説が残されています。安宅関を通り、奥州平泉を目指す、義経弁慶主従が難渋しながら、逃げ延びて行ったんですねえ。




 この風景も私にとっては懐かしいものです。雷鳥沢の左奥には剱岳の威容が続きます。このホテルを見ながら、ラストスパートをかけましたが、何せ勾配がきついのですよ。室堂までは残り3km弱でしょうか。そしてチェック後に雄山山頂を目指すのです。





  雄山山頂とありますが、山の形からこれは剱岳(標高1999m)でしょう。私は映画「剣岳点の記」を見ましたが太古山伏が修行のために登った形跡が錆びた錫杖(しゃくじょう)の発掘で分かった時は驚きでした。何せこの山は重装備をした山のベテランでさえも難しい厳しい地形の山なのです。毎年滑落死者が出るくらいです。後ろは長野の山々です。



 秋の「黒部アルペンルート」です。私が登山マラニックで走ったのはまさにこの道でした。極力観光バスの邪魔にならないようにコースを設定してるのですが、どうしても一部は利用せざるを得ませんね。でも良い思い出ですよ。




 とてつもなく深い峡谷である黒部渓谷沿いに走るトロッコ列車です。元々は黒部ダム建設工事のための資材を運搬するためのものでしたが、今は観光用になっています。ここは宇奈月温泉駅付近ですが、駅からは見えません。私も一度終点の欅平(けやきだいら)まで往復したことがありました。



  除雪直後の黒部アルペンルートです。



  「黒部立山アルペンルート」の概略図です。富山県側から長野県大町市まで、観光バス、トロリーバス、ケーブルカー、ロープウエイなどを乗り継いで縦走する、雄大な観光コースです。黒部ダムも眼下に見下ろすことも出来ますし、「黒部の太陽」の「高熱隧道」の雰囲気も体感出来ますよ。




 ほらね。ロープウエーから北アルプスの見事な紅葉を見下ろせるでしょ。





 黒部のトロッコ列車。良いでえすのう。翌朝岡山のHさんは早速乗りに行きましたぞ。




これは黒部市の海岸にある生地と言う地区から雪の立山連峰を眺めた図じゃ。壮観じゃのう。
山の上から上がっている白煙は一体何じゃろのう。それにしても見事じゃ。




そんなわけで皆々様方よ、どうぞ富山に来てくだされよ。マックス爺さまがPRしてくれて今日は助かったぞい。何?私の名前じゃと。ご当地キャラの立山くんぞよ。では頼んだぞ皆の衆。<続く>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019.12.21 06:41:17
コメント(10) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: