マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2020.04.15
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<新型コロナウイルス感染症問題の行方>



 重苦しい日が続いている。世界中で流行している「新型コロナウイルス感染症」問題のせいで、気持ちが晴れることはない。連日TVで報道され、今世界で一番の関心事。初めは声高らかに撲滅を叫んでいたトランプさんだが、とうとう国内の死者が2万人を超えて、世界一の被害国となった。中でもニューヨーク州での被害が大きく、知事が必死に外出禁止を叫んでいる。

    新型コロナウイルス  

 それにしても新型コロナウイルスの感染力は凄まじく、ひと頃問題になった「新型インフルエンザ」の感染力の約10倍と言う。そしてその破壊力も測り知れない。このウイルスに冒されると、肺は壊死(えし)状態に破壊されて出血し、機能を失って溺死状態になると言われている。脾臓は縮小し、心筋細胞は壊死し、肝臓は肥大する由。腎機能は冒され、脳には出血や水腫が見られると言う。まさに劇症だ。

 武漢ウイルス学研究所

 世界中を恐怖のどん底に叩き込んだ新型コロナウイルスは、武漢のウイルス学研究所から漏れたと言うのが西側諸国の観方だ。この研究所からは以前にも2度強烈な病原菌が周囲に漏れて問題を起こしたことがあった。今回も中国政府は問題の発生を1か月以上隠ぺいし、その間に「病院」と称する隔離施設を大急ぎで建設した。もちろん治療のためではなく、情報操作のため。これが各国での対策が遅れた原因だ。

  閑散としたパリの街  

 フランス、ドイツ、イギリスでは国民の行動を拘束し、ウイルスの拡散を防いで効果を上げた。これに対して、中国との関係が深いイタリア、スペインでは対策が遅れて大量の死者発生。中国が春節で観光に向かう武漢市民に脱出する猶予を与えたことも世界にウイルスをまき散らす原因になった。だが、WHOの事務局長はそれを否定し、ウイルスの拡散を助長した。出身国エチオピアへの中国の経済援助に対する忖度だ。

  防護服の看護師

 ところが、中国発のウイルスが地球を一周して再び中国に戻った由。ロシアに出稼ぎに行っていた中国人労働者が帰国した黒竜江省で、100名以上の陽性者が発生している模様。また検査キットを駆使して初期に患者の集団発生を抑え込んだ感があった韓国でも、陰性から再び陽性に転じた患者が100名以上出ている。また中国がベルギーやスペインに送ったマスクや検査キットは不良品として、そのまま返品された。

       警告ポスター    

 日本でも一進一退の状況が続く。中でも腹立たしいのが慶応大学病院や永寿総合病院、中野江古田病院(全て東京都)での院内感染。慶応大学では数十名の医局員が研修会の慰労会を居酒屋で行ったのが原因。永寿総合病院ではウイルスに対する認識が浅かったことで、20名もの死者を出した。また神戸西警察署では、署長の歓迎会を居酒屋で行った結果、署長と副署長が共に感染し、70名もの署員が自宅待機となった。



 テレビ朝日の報道番組のメインキャスターのアナウンサーが2日間の高熱後に感染が判明し、スタッフが総入れ替えとなった。また「自宅での待機」を呼びかける安倍総理の投稿動画が、「生温くて全く役に立ってない」との批判も出た。私もその動画を見たが、この厳しい情勢にそぐわないもので、ナンセンスと言われても仕方ない内容。妻も妻なら夫も夫。全く危機感が感じられない上流階級の感覚だった。



 私が住む宮城県でも陽性の感染者が60名を超えた。だがその内容は、英国風パブで飲食した外国人講師などの4次感染から5次感染者が中心。しかしこれだけ問題になってるのに、盛り場で飲食する神経が解せない。そして困ったことが起きた。PCへの写真の取り込みが出来なくなったのだ。さて、どうしたものか。とりあえずネットからの借用は出来るので、それを「カット」として使うしかないのだが。





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Last updated  2020.04.15 00:00:09
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