マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2020.08.23
XML
カテゴリ: 旅、温泉
~2泊3日の旅の中で~

   宿の間接照明  

 出雲の古代史や考古学の話を一旦置いて、今日は旅の逸話を紹介しよう。トップバッターは松江市玉湯町の高台にあった「松江市立玉作資料館」に陳列されていた布志名(ふしな)焼を楽しんでいただこうと思う。



 関ヶ原の戦いの後、西国の知行地がなかなか落ち着かずにいた。松江藩は何度か藩主の入れ替えがあった後、越前福井藩から松平公が入府した。松江領18万6千石、隠岐領1万4千石。併せて20万石の大藩である。第7代藩主である松平治郷公は、疲弊した藩の改革を成し遂げた後、趣味の茶道にまい進し、玉湯町に藩の御用窯雲善窯を造らせた、後に民間の船木窯も開かれて陶芸が盛んとなったようだ。今回はそれらの作品の紹介だ。



      蓋つきの椀



                    魚のデザインの絵皿はとても現代風だ。



 渋色の釉薬をかけた蓮の蕾を模した容器。



  唐三彩にも似た雰囲気の花瓶(左)と花柄を全面に配した大ぶりの花瓶(右)



  シンプルで清楚な花瓶(左)と極めて現代的なデザインの壺(右)。



    一見キウイの輪切りと見紛うような大ぶりの浅鉢(?)



 自由さに溢れた作品群は、ひょっとして船木窯のものだろうか。でも渋いねえ<続く>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.08.23 09:33:40
コメント(6) | コメントを書く
[旅、温泉] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: