マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2020.09.23
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~政治と国民性と良心~



 スタートしたばかりの菅総理が、各大臣あてに矢継ぎ早の指示を出し、指示を受けた大臣がそれに応えて動く出す様子がとても良く分かって好感が持てた。やはり安倍総理の下で8年余、世界の外交や役人の動向や野党の反応などをつぶさに観察してのだと思う。二世、三世の議員でもなく、地方出身で農家の苦しみを知り、地方行政も熟知した苦労人でもあった。その長い忍耐が生きる時がやって来た。



 早速便乗商品「たたき揚げ」が発売された。新総理の生い立ちを物語るようなネーミング。「叩き上げ」が「たたき揚げ」とは考えたものだ。解散総選挙は「コロナ」次第と言うが、上昇気流に乗って「衆参同時選挙」もありそうな雰囲気だ。日本を取り巻く環境は厳しく外交センスが急速に磨かれることに期待したいが、先ずは内政。チーム日本で一丸になって取り組んで欲しいものだ。



 トランプさん宛の郵便物に猛毒のリシンを入れて送った女性が逮捕されたようだ。ホワイトハウスと同時にアリゾナ州の機関にも送付した容疑。目下リシンに対応する解毒剤はない由。しかし女性の目的は何か、そして本当に大統領に危害を加えようと思ったのだろうか。今回の大統領選挙は「郵便」による方法も採るらしく、決着が着くのに時間がかかりそうだ。国外からの妨害も予想される。



 菅総理誕生に関して中国の習近平氏から祝電が届いたことに驚いた。一時はアメリカの大統領選を混乱させようと、台湾と尖閣への同時侵攻もあるとの噂があった。それが一変して祝電とは、中国もよほど国際世論を気にしているのだろう。トランプさんの攻撃で貿易は一挙に降下し、かなりのドルも手放した。それに相次ぐ洪水や虫害による農産物の不作で、食糧難が一気に進むと目されている。



 そして李克強首相との激しい主導権争い。香港やウイグル族に続く内モンゴルにおけるモンゴル族への人権抑圧で、国際世論が一気に硬化した。さらに先ごろ発表した「新型コロナ」に対応するワクチンの開発成功だが、ワクチン完成させるには、遅くとも昨年9月には開発を開始していないと間に合わないとされ、生物兵器開発への疑惑が深まった。また同ワクチンは激しい副作用を伴う失敗作とも言われる。



 習近平の学歴にも疑問があるようだ。名門精華大学卒で法学博士取得とされるが、文化大革命当時、中学生だった彼は父親と一緒に地方へ追放されるいわゆる「下放」の身で、長期間肉体労働に従事していた由。大革命が終了して父親の復権と同時に共産党に復帰し、政敵を次々に陥れて今の地位を手に入れた由。だから大学は他の者の代行とか。極端から極端に走る政策も、それを聞くと頷ける。



 一方韓国もガタガタだ。貿易、内政、北朝鮮との関係も最悪。また女性法務大臣の不正も明らかになった。「タマネギ男」に続く疑獄だ。韓国ではなぜ次々に似たようなことが起きるのか。恐らくは構造的な欠陥が潜んでいるのだろう。直ぐに激高し、非論理的で協調性のない国民性。「反日」が唯一の拠り所とは気の毒。中国同様に世界から相手にされなくなる時代が、直ぐに来そうな気配だ。



 そんな中でも救いがあるのが、李栄薫氏編著による『反日種族主義との闘争』の刊行。韓国内で猛烈な批判を浴びながらも、信念を貫き通し裁判でも自論の正しさを具体的な事例を上げて立証した『反日種族主義』の続編だ。

 そしてこの度は池萬元氏による『元韓国陸軍大佐の反日への最後通告』が刊行された。前者は歴史学者、後者は元軍人と言う立場の違いこそあれ、長年にわたる漢国における反日教育の弊害を説いた。



 池氏の著書のサブタイトルには「日本は学ぶことが多い国」とある。どちらも日本国内で翻訳刊行され、ベストセラーになっているようだ。文大統領の狂ったまでの対日政策を見せつけられた身には、まさに「目からうろこ」。韓国人の中にも真実が見え、論理的に考えられる人がいることに驚き、かつ尊敬する。あれほどまでにわが国が苦しみながらも南北朝鮮を育てた日本併合時代。

 私は新聞広告を見てこの文章を書いているが、国内の反響の大きさに驚きかつ喜んでいる。





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Last updated  2020.09.23 00:00:14
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