マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2020.10.01
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カテゴリ: 歴史全般
~旅への序章~



 今日から10月に入ったので、新しいテーマでブログを書こうと思う。テーマは歴史だ。「またか」と思う読者がいるかも知れないが、書き手にとっては書きたいことを書くだけのこと。歴史は好きだし、文章を書くのも好き。そしてブログに載せて誰だか知らない読者に読んでもらえるのも好き。問題は何を取り上げ、どんな順序でどう描くかだ。ただ、さしたる準備もせずにいきなり書き出すのもどうかとは思うが。



 「日本の歴史」に興味を持ち始めてから40年近くになる。関連する分野の専門書を自分で選び、通勤時などに読んだ。いや、それより面白かったのは漫画の歴史シリーズか。確か図書館で借りたはず。年代順にざっと理解するのに役立った。いわゆる「通史」だ。

 一方専門書は、その道の専門家が研究成果に基づいて書いてあるため、難しいし文章も堅苦しくて詰まらない。見開きの2ページを読むのに1週間以上かかり、1冊を読み上げるのに1年かかったりもする。その悪戦苦闘が良い修行になるのだ。それを重ねるうち、要点が微かに見えて来る。



 読書の対象も広がる。歴史には関連分野があるからだ。考古学、人類学、言語学、民俗学、文化人類学、地理学等々。そして朝鮮半島や中国の歴史は、歴史小説や通俗書だったが役に立った。そして現地に立つ重要性。神社、古墳、遺跡、貝塚、博物館や美術館。

 たった1回だけど、発掘調査の真似ごともし、現地説明会にも2度立ち会った。転勤も、その地の歴史や文化、言語、暮らしぶりなどを知るのに有益だった。



 6つ目の転勤先の沖縄では、仕事上沖縄関係の本を読んだ。歴史、文化、言語、宗教、文学、音楽、芸術、生態など300冊は読んだ。そして城(ぐすく)、拝所(うがんじゅ)、御嶽(うたき)などの聖地も50か所近く訪ね、20近くの離島へも行った。それが「体感」と言う読書では得られない生きた勉強になった。そして「日本」との比較も出来た。



 旅行も趣味のランニングも役立った。歴史に関わる場所を訪れることが出来たからだ。辞職後は遺跡巡り歴史巡りの旅もした。ブログに紀行文を書く際、ネットで調べた情報が勉強になった。オーストラリア、中国、台湾でも幾つかの博物館や美術館を観、比較出来た。最近はyoutubeに結構役立つ情報がある。ただし「本物」を見分ける目が必要だが。



 「源氏物語」など私にとっては何の役にも立たない。たかが女好きの王侯貴族の話。その時代の暮らしも、民衆の苦しみも全く出てこない。歴史性のない絵空事。それより役立ったのが歴史小説。日本と中国とで200冊ほど読んだか。特に幕末関係の話は、それまでの古代史から近代史や現代史へと近づく端緒になったような気がする。初回はこんな退屈な話でゴメン。ぽっ<続く>





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Last updated  2020.10.01 00:00:12
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