マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2021.07.24
XML
カテゴリ: スポーツ関係
~たかがオリンピックされどオリンピック~



 木曜日の夜。前日のソフトボールに続いて、男子サッカーでも興奮した、相手はコロナの陽性者を出した南アメリカ。試合が決定したのが当日と言う離れ業。果たして日本はどんな精神状態で試合に臨んだのだろう。相手は守りを固めて勝ち点1を獲りに来たとしか思えない作戦。いくら日本が攻めても、南アはゴール前を選手で固めた。何とももどかしい前半が0たい0で終わった。



 だがその重苦しい雰囲気を破ったのが20歳の若者だった。後半26分。レアルマドリードの久保建英が敵陣深く切り込み、左足を振るうとボールはゴールポスト内側のギリギリに吸い込まれた。わずか15歳で単独スペインに渡った天才児が、故国でのオリンピックに召集され、見事「勝ち点3」ゲットに貢献した。日本人サッカー選手のオリンピック得点最年少記録だった由。しかしあの小さな体で物凄い身体能力。南アも最後は日本の運動量について来れない感じだった。建感動をありがとうね建英。



 しかしこの東京オリンピックは、何と言うゴタゴタ続きだろう。ロゴマークのパクリ疑惑から始まり、最後は演出担当、音楽担当、文化プログラム担当者の相次ぐ辞任と解任騒ぎ。新型コロナのパンデミックと相まって、よくもまあ開催出来たものだ。国民のワクチン接種率は先進国の中でも下の下の30%台だと言うのに。しかし辞任、解任の行動を知って唖然とした。何と言う無知、何と言う破廉恥、何と言う非常識。これじゃあオリンピックを開催する資格などあったもんじゃないよなあ。



 外国チームにも色んなことが起きた。来日しながら選手が逃亡した国。チームの6名の感染が判明しただけでなく、引率したドクターがワクチン接種を受けてなかった国。コロナ感染を理由に不参加を表明した国が、不参加の理由は経費負担が出来なかったためで、その後参加を決めたなんてことも起きた。これからもきっと色んな予期せぬ出来事が起きるだろう。私はそんな胸騒ぎに襲われている。それが本音だ。



 韓国がまたまた選手村に新たな「垂れ幕」を掲げて問題を起こした。あくまでも日本を貶めようとする作戦のようだ。なんと腐った根性なのだろう。日本を困らせて喜ぶ国民性。民度の低さを感じてならない。中国は尖閣への接近を中止した。理由はオリンピックのためではない。台風6号の進路が尖閣に向かうため危険と認識したのだろう。

    軍艦島の廃墟   

 そんな折も折。ユネスコは世界文化遺産に登録された長崎県の通称「軍艦島」の朝鮮人労働者の状況に関する説明が不足と勧告した。韓国がかねてから「朝鮮人に対する日本の強制労働」と言い張り、ユネスコに異議を唱えていたのだ。それにはわが国にも原因の一つがある。NHKが制作したドクメンタリー「緑なき島」に事実と異なる場面を挿入したのだ。それを韓国は朝鮮人への差別と言い張った。

  戦前の軍艦島風景

 軍艦島(端島)の海底炭鉱は最新設備であったが、戦後75年を経て危険があるため「採掘の現場」は撮影許可が下りなかった。そこでNHKは筑豊地方の映像を一部挿入した。やせ衰えた体、裸に近い恰好、狭くて危険な坑道を這うようにして働く労働者。それを見つけた韓国が、朝鮮人への虐待と言い張った。だが現実は異なる。



 当時の三菱炭鉱の坑道は高さが1.9mあって、這うような場所はない。安全のために服装はきちんとしており、使用していた照明付きの安全帽も映像のものとは異なる。そしてガス爆発を防ぐために、「裸電球」での照明はしてなかったことが当時の日本人工夫の証言で判明している。だが、NHKの会長は国会でその事実を証言しなかった。以上は自民党の青山参議院議員が苦労して調べたことだ。



 何かあるごとに登場するこの少女像。故吉田清治が戦前の済州島で日本軍が韓国の少女を無理やり連行して従軍慰安婦にしたと言う、偽情報を複数の著書にした。それを信じた朝日新聞や北海道新聞が連載記事として何年にも亘って掲載した。それが全くの偽情報と分かってからも朝日新聞は掲載し続け、韓国はそれを根拠として国連の人権委員会に提訴し、日本の「進歩的知識人」が応援した。「河野談話」もその延長線上にあり、未だに尾を引く原因となっている。

 だから一概に韓国の欺瞞を冷笑は出来ないが、彼の国では未だに「日本帝国の残虐性」を物語る神話として信仰され、ひいては基金の悪用などの不正にもつながっている。



 さて東京オリンピックからは、選手が「人種差別への抗議」を示すことをIOCが許すことになった。写真は女子サッカーでイギリスチームが試合前に膝をつき、「人種差別」への抗議姿勢を示したもの。ごく緩やかな動きではあるが、世界は確実に変わっている。



 今アルメニアには隣国イランからの観光客が押し寄せていると言う。理由はアルメニアが他国からの来訪者に対しても、イギリスのアストラゼネカ社のワクチンを無料で接種していため。この周辺は昔から「人種のるつぼ」であり、言語、宗教、民族も多様で長い紛争の地であった。だが、厳格なイスラム原理主義のイランが入手出来るワクチンは少ない。そして中国製のものは、効能が不明だ。




 さて、金曜日の今夜は、東京オリンピックの開会式がある。ひょっとして聖火の最終ランナーは女子テニスの大坂なおみ選手が務めるのではないかとの情報がある。もちろん真偽のほどは分からない。なぜならこのブログは開会式に先立つ2時間前に書いているためだ。さてどうなるか、楽しみに観てみよう。ゴタゴタ続きの東京オリンピックが、彼女の登場で果たして丸く治まるかどうか。ぽっ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.07.24 00:00:08
コメント(2) | コメントを書く
[スポーツ関係] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: