マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2021.10.28
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~🌸 ついに二人は結ばれた 🌸~



 火曜日の記者会見。あの場所が「警察共済組合」関係の施設と聞いて驚いた。ホテルでの会見と聞いていたからだ。警察共済組合関係の施設なら、きっと借料も一般のホテルよりかなり安いはず。それだけ二人は困窮していたのだろう。本来は喜びに包まれたご結婚披露の場であったはず。それがそれらしい華やかさは一切なく、まるで責任追及の場のような重苦しい雰囲気に包まれていた。



 その日の午前中に赤坂御用地で家族に別れの挨拶をされた時、眞子さんが手にしていたブーケは、妹の佳子さまと宮内庁の女子職員が手作りしたものだった由。1億4千万円の「何とか料」すら受け取らなかった眞子さん。淋しくそして侘しい結婚の当日。佳子さまは姉をサポートするため、あの記者会見の会場まで出向いたそうだ。家族の強い絆を示せたのがせめてもの救いだったように思う。



 あの会見をTVで観て、私は複雑性PTSDと診断されたと言う眞子さまが、本当は相当精神力の強い人だと思った。緊張した面持ちの小室さんに比べて、眞子さんは完全に開き直っているように感じたのだ。それはまるで敵に襲われそうな雛を守ろうとする母鳥だ。小室さんも「眞子さまを心から愛してる」と表明され、眞子さまもかけがえのない人と穏やかな暮らしを送りたいと話されていた。



 そもそも眞子さんがICU(国際基督教大学)に入学されたのは自分の意志だった。幼稚園から通った学習院と異なり、ICUでは国際性豊かな教養を身に着けられると思ってのことだろう。だが1年生の頃親しかった学友が眞子さんとの2ショットの写真をネットに流した。それを知った秋篠宮殿下に叱責されたと聞く。きっとそれは父親としてよりも皇室の一員として、皇族のあるべき行動ではないとの想いだったのだろう。その彼はどうもチャラ男だったようだ。そこで眞子さんは大事なことに気づいた。



 その後で出会ったのが同級生の小室さん。留学に関する説明会会場で前後の席になり、会話したのがきっかけと聞く。小室さんは紳士だった。小学校は国立大学の附属。中高はアメリカンスクール。幼いころから優秀だったのだろうし、国際性にも目覚めていた。ただ小4の時父親が亡くなり、母親は仕事をして彼の教育費を稼いだようだ。小室さんも高校と大学の7年間、フランス料理店でアルバイトした。



 そのレストランの経営者の話を聞いた。圭君は7年間真面目に働いてくれ、とても感じの良い青年だったと。そして彼の母親がレストランに訪ねて来て、小4の時に父が死んだ際、彼が母親に「お母さん悲しむことないよ。これからはボクがお母さんを守るから」と言ったそうだ。こんなところにも彼の本質が表れているように思う。こんな風にして母子は頑張ったのだ。因みに亡父は横浜市役所勤務だった由。



 ICU在学中2人はそれぞれ留学した。眞子さんはイギリスへ、そして小室さんはアメリカへ。共に「交換留学」を利用してのものだった。眞子さんは大学卒業後、イギリスの大学院で博物館学を学んで修士号を得られた。その後ICUの大学院で博士課程に進まれたが、この度の結婚で中退した。小室さんは一橋大学の大学院修士課程に入り、その後アメリカのフォーダム大学ロースクールに進んだ。



 共に語学(特に英語)は得意だ。小室さんは中高がアメリカンスクールだったし、ロースクールも3年間アメリカ。そして弁護士試験を受験した。この26日偶然にも、彼が提出した法律関係の論文がアメリカの若い学生に与えられる賞を受賞した。第一位だった由。因みに昨年は全米で2位だったそうだ。眞子さんは皇族としての公務を果たす傍ら、東大総合博物館にも勤務されていた。共に学術派なのだ。



 小室さんがフォーダム大学のロースクールに進学する前に勤務していた東京の法律事務所の所長さんが、2人が結婚された感想を聞かれて、これまで受けた恩はこれから少しずつ返して行けば良いんだと笑顔で話されていたのが印象的だった。きっと渡米費用などは彼が用立てたのではないかと思った。眞子さんは公務で被災地を訪れた際は身分を隠し、子供たちには自分を「まこしー」と呼んでと話していたそうだ。



 今回の会見を目の当たりにして、最近のマスコミの劣化を感じてならない。また最近のyoutubeはアクセス数を増やそうとして、内容がないくせにセンセーショナルなタイトルをつけるのが増えた小室氏と眞子さんの結婚が、なぜこれほどまでに糾弾されなくてはいけないのだろう。皇族には憲法で定められた皇族の立場があり、しかも多忙な公務をこなしていることを忘れてはいけない。



 故なき誹謗中傷に曝された小室さんとそのことで心に深い傷を負った眞子さん。マスコミは下らないゴシップを垂れ流さず、もっと生産的な情報を提供すべきでないか。最後まで愛と信頼を貫いた二人を、私はとても立派だと思うし、これからも世界を舞台に活躍して欲しいと願っている。どうぞNYで暖かい家庭を築いてくださいね。日本での騒動を早く忘れて。



 さて、どんな情報源からどんな情報を得、それをどのように理解して、どう用いるのか。ただ知り得た情報をそのまま鵜呑みにするのでは、何にもならない。普段から情報に疑問を抱き、より正確な情報を求め、それらを比較して自分の頭で考え直し、新たな事実を知ったらそれまでの認識を改めることが肝心だ。情報は毒にも薬にもなる。だからこそより正確な判断が出来るよう絶えず努力したいと思う。





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Last updated  2021.10.28 00:00:09
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