マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2022.02.12
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~疑惑と怒り~



 怒りが頂点に達していた。窮屈な姿勢での長時間の作業。寒い部屋。怒り。それらが融合して私に襲い掛かった。猛烈な頭痛。これは危険、脳出血するぞ。慌てて血圧測定。上は190近く、下は120近い。薬が入った引き出しから「緊急時に飲む頓服」を1錠取り出し、急いでコップの水で飲む。夕食時にも通常の血圧降下剤は飲んでいる。だがその後の状況が私を窮地に陥れた。



 全身を暖めるにはやはり風呂だ。風呂は自動で43度の湯が適量満たされる。だが廊下と脱衣所が寒過ぎる。そこで脱衣所に小型の電気ストーブを持参し、室温を上げようと試みた。その間に居間を暖めて布団を敷き、パジャマや下着もヒーターで温めた。入浴前に丹念なかけ湯。もちろん脱衣所を暖めたのも「ヒートショック」を防ぐため。慎重にゆっくり足から入り、心臓に達しない位置で止める。



 もう大丈夫と感じたら体を浴槽に沈め、両足のふくらはぎをゆっくりマッサージ。滞った静脈の血液が心臓に還り易くするため。長時間の座位でうっ血したはず。裸で居間に入り体重測定。いつもと変わらぬ数値。下着をつけパジャマを着、睡眠薬を1錠口にし、唾液で溶かしゆっくりと胃に落とし込む。TVを少しだけ観て、眠りに就いた。トイレに起きたのは1回。そして翌朝までぐっすり眠った。



 青空になってはいたが、夜中に雪が降ったようだ。全国的な大雪の予報。だが仙台はいつもよりも少ない積雪。体調は悪くなかったし、朝食も美味しくいただけた。前夜私が激怒したのはある方のブログ。私が投稿したコメントが消されていたこと。それに抗議したら消した事実もなく、私が指摘した写真削除の事実もないとの主張。その方の記事の内容に関心があったため前夜何度も確認し、コメントを複数書いた。コメント数が回答を含めて12あった。それが次の訪問では10に。これはおかしい。



 確認すると私のコメントが消えていた。抗議すると消してないと主張。「ああやっぱりね」と思う。その方が書いたテーマは鹿児島県の「馬毛島」と言う小島に関するもの。今は米軍と自衛隊の施設を作るため2本の滑走路が造営されている。そのことに反対する西之表市長支持者のようだ。だがどこか不自然なのだ。かつて合唱で種子島を訪れた筆者が高台から見えた馬毛島を「希の島」と感じたこと。



 それは良い。感じ方は自由。だが最初張り付けてあった写真までも消えていた。それは三角形の山と緑の森の風景。恐らく「希の島」のイメージを連想させるための偽装だったのだろう。そこでネットで「馬毛島」のことを調べた。太平洋戦争末期はそれまで島にあった軍関係の施設も閉ざされ、戦後は何度か開拓農民が島に移り住んだが、山がないため水がない。標高が10mもないため井戸は塩水。



 結局島は何度も無人島となり、今も荒れ放題のまま。バッタの発生で草が食われたり自然発火で焼けたりと、「希」(のぞみ)ではなく「絶望の島」が真実の姿。それを国が買い取って米軍と自衛隊の施設を作り、沖縄の負担を減らそうとしている途中。彼はそれに反対なのだろう。だからわざわざ他の合唱団が歌った「希の島」の動画を入れ、冒頭に「緑の山と森」の写真を入れた作為。それが私の推理だ。



 私の抗議に対して、本論から外れただの人を貶めたと書いた。果たして読者を騙したのは誰だろう。自分の主張の正しさを印象付けるため、事実と異なる写真を載せ、馬毛島と無関係の合唱曲まで添付した。平和を唱えるのも戦争に反対するのも自由。だが真実を歪める印象操作は品格を疑う。戦争を回避するためにも軍備は必要。そして戦う姿勢を見せて外交に臨まなければ、侵略者に領土を奪われてしまう。



 中国もロシアも北朝鮮も謀略の国。スパイ罪のない日本はスパイ天国なのだ。平和を訴えたら平和が実現し、核兵器廃絶を訴えたら無くなるなんてのは夢物語。それこそ性善説の「お花畑論」。今ウクライナではロシアの侵攻に備えて、女性も老人も志願して軍事訓練に参加してるそうだ。敵から国を守るため自発的に。それが真の愛国だ。平和に慣れ切った日本人の感性は、どうやら麻痺してしまったようだ。



 「お気に入り」から彼のブログを消した。もう2度と訪れることはないだろう。ここ数年でブログを8割方消した。私には時間が残り少ない。心から応援出来る方、私の心の琴線に触れるブログしか訪ねないと決めた。恰好だけのエセ知識人や自分を進歩的だと考えている偽善者と付き合ってる暇はない。これを書きながらも血圧が上がって、今日も「頓服」を飲んだ。私にとってブログは命懸けの行為なのだ。



 競技を終えた後のインタビューで、「4回転半」が国際フィギュアスケート協会から世界初と「認定」されたことを聞かされた羽生結弦選手は、「報われた思いがします」と答えた。SPでの転倒後のフリーはきっと苦しい選択だったのだろう。それに捻挫もしていたようだ。そんな追い詰められた中でも、さらに高みを目指した羽生に、宇野も鍵山も、ネイサン・チェンもリスペクトの意を表していたね。



 スーツ規定規定違反で失格となった高梨沙羅選手が、全日本スキー連盟の聞き取り調査に答えて話した由。通常はスパッツを穿いたままでの測定が、あの時はスパッツを脱がされたと。あり得ない話だ。またノルウェーの女子選手の証言では、両手を万歳させられて測定された由。あの時測定したポーランド出身の女性は素人。スパッツは脱がせていないと主張しているそうだ。問題にならないのが不思議。日本は上位の国際関係機関に抗議するようだ。



 フィギュアスケート混合団体のメダル授与式が遅れていることに関しIOCが初めて触れたが、その理由には言及しなかった。どうやらROC(ロシアオリンピック委員会)の15歳のワリエフ選手にドーピング違反の疑惑があるようだ。きっとまだ最終確認が得られていないのだろう。だが彼女は女子フィギュアスケート個人の部にも出場するはず。まだまだ一波乱ありそうな気配だ。



 北京冬季五輪で男子ハーフパイプの平野歩夢選手が見事金メダルを獲得。また女子ハーフパイプでは富田せな選手が銅メダルを獲得。どちらも初めてのことで嬉しいですね。これは予約機能を使って前日に書いているため写真なしですが済みませんね。



 アメリカの要請を受け、日本政府が備蓄しているLNG(天然ガス)の一部をヨーロッパに供与することを決めた。中国の銀行が現金の取引を停止し、代わりに「デジタル人民元」の使用を強要し始めた。さて2月の「俳句教室」は講師の都合で休止する旨通知があった。宮城県内ではコロナ感染者数がこれまでの最高を塗り替え、危機が迫っている。私も3回目のワクチン接種を待っているのだが、体調は今一。さてどうなるやら。<続く>





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Last updated  2022.02.12 00:00:12
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