マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2022.02.18
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~興奮そして疑惑~  (注)記事と無関係な写真があります。


  泣きじゃくるロコ・ソラーレ

 ロコ・ソラーレの活躍には痺れた。対イギリス戦で敗れたものの、対アメリカ戦に勝利して準決勝に進む希望を残した。最終戦の対スイス戦で敗れて5勝4敗。他チームの結果待ちだったが宿敵の韓国が敗れたことで、イギリス、日本、カナダが同率。最後はLSDでの決着。イギリスが1抜けで決まり、日本とカナダとの差はわずか9.44cm。これで日本は準決勝へ、カナダは予選敗退となった。



 高木美帆が金メダルと聞いて驚いた。そうか、まだ1000mが残っていたんだね。5種目にエントリーして7レースに出場。その疲労した身での最後のレース。全力を尽くした彼女は、内臓がボロボロ状態と感じたほどだった由。最後のレースは五輪新記録だった。レースがが終わった途端、ゴホンゴホンと咳をしたそうだ。よく頑張ったね。偉いぞ。



 そして複合団体で銅メダルのニュースにもびっくり。複合は全部終了したとばかり思っていたのだ。だが、複合団体のラージヒルが残っていたのだ。個人とは打って変わって、ジャンプでリードされたのを、後半の20kmクロスカントリーで逆転したようだ。嬉しいなあ。現時点で女子フィギュアスケートフリ-の演技は終わっていないが、ここで予約しておこう。俺はもう疲れたよ。本当に。



 さて、事態が動き出した。ロシアはウクライナ東部の「親ロシア地区」を併合する案を、議会(下院)に出した。これでは強奪を予告したようなもの。ウクライナでは2つの銀行がサイバー攻撃に見舞われた。ウクライナの大統領は国民に全員一致を呼びかけ、たくさんの国民が国旗の色の布を持って陸上競技場を行進した。アメリカは駐ウクライナ大使館を首都キエフから、攻撃されにくい西部の都市に移転。



 ロシア軍とNATO軍の衝突が生じるかは不明だが、ロシアは長期作戦に出るとの見方がある。もしウクライナに侵攻した際の制裁として考えられるのは、G7諸国など欧米や日本がロシアの「ドル決済」や「ユーロ決済」を拒否すること。これでロシア経済は大打撃を被る。外交努力は続くだろうが、予断は許せない。17日の夜は岸田総理がリモートでプーチン氏と協議する予定だが、効き目があるかどうか。



 続いてロシア女子フィギュアスケートのワリエワ選手のドーピング疑惑。禁止薬物は飲まずにうがいした後吐き出すと、口の粘膜から成分が吸収され、かつ早く体外に排出されるため、追及から逃れやすい由。だが、それにも関わらず彼女の検体からは禁止薬物が検出された。IOCは現在、スェーデンの検査機関での最終結果を待っているようだ。



 アメリカの報道で明らかになった他の2種の薬剤は、禁止薬物指定ではない。だが体内に入って禁止薬物と融合すると、心機能を強化するようだ。15歳の彼女が自ら摂取することはないだろう。ところがフィギュアスケートのチームドクターは、過去にドーピングに関わり、4年間の活動禁止措置を受けた人物。今回も関与したとなれば、永久追放に値する重大行為。混合団体の日本は銅から銀へ昇格かも。



 一方女子スノーボードで金メダルを取った中国の谷愛凌選手には二重国籍疑惑が浮上。オリンピック憲章では、オリンピックに出場する競技者は参加登録を行うNOCの国民であることが義務づけられている。にも拘わらず、彼女はアメリカ国籍を捨てた形跡はなく、中国も二重国籍を認めていない。記者にアメリカ国籍は捨てたのかと問われても無言で通過し続ける彼女は、中国の英雄になった。



 中国国内では中国人になり、米国では米国人の積もりかも知れないが、五輪では国籍を明確にする義務がある。だが、「国籍問題に関する紛争は全てIOCの理事会が決定」するとしてあやふやなのだ。二重国籍の場合日本では21歳までに決める必要があるが、問われても国籍を明らかにしなかったのが蓮舫さん。大抵の国では外国人が国会議員になることが許されていない。もちろん国益を守るためだ。



 さて、ジャンプ複合団体で5人の失格者を出したボンチフスカ女史への抗議活動が高まっている。同時に国際スキー連盟に対して規則の改正を求める意見が強い由。当然だろう。ヨーロッパが強い種目で日本人が活躍し出すと規則を改正して彼らに有利な状況を作るのは、これまでに何度も行われて来たこと。日本の関係団体がもっと声を上げて、上位の国際団体に訴えて欲しいと願う。



 さてあの日。彼のブログの最後に書かれたコメントは、薩摩半島周辺海域で何年か前にあった怪事件。海上保安庁の艦船に追い詰められて自爆した北朝鮮の工作船が、今も浜辺に残骸を晒していること。そしてそのことに論議が及んだ方が良かったと書かれていた。私も全く同感だが、なぜかブロガーからの返事はなかった。



 あの周辺で北朝鮮が覚せい剤の密輸を図って発覚した事件もあった。もしあのブロガーが平和や安全を望むなら、喜んで返事するはず。だが不都合なコメントは消すか論点をすり替え、自分に有利なものは残す(私に対して)。妥当でも異なる見解のコメントは放置し、返事しない(最後のケース)。それで彼の本質が露になったように思う。「小人閑居して不善を為す」<礼記=大学>か。やっぱりなあ。



 島津藩には密貿易の歴史もあった。甑島や坊津港がその根拠地や中継地。幕府にばれるのを恐れた藩が幕府の隠密を片っ端から暗殺した話は有名。藩史に強い関心を持つ彼が、なぜ暗黒の部分には目を背けるのだろう。真実の追求が歴史愛好者の習性。私はとても魅力ある面白い研究テーマだと思うが、偏狭な歴史観の彼には、きっと不都合なのだろう。案外それ薩摩の風土なのかも知れない。その点西郷どんは偉かった。





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Last updated  2022.02.18 00:00:11
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