マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2022.04.04
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~レ・ミゼラブル~

  レンギョウのつぼみ

 今月に入ってからTV番組に変化が見られる。担当のアナウンサーが変わったり、構成を変えたり、時間帯が変わったりとなかなか新鮮だ。ある局のアナウンサーがトヨタに転職したみたい。日曜日の午前中は布団を干し大掃除をした。掃除機をかけたのは10日ぶりくらいか。市の健康診断の受診希望項目をチェックしてハガキを投函した。W杯の抽選で日本はE組。いわゆる「死の組。初戦の相手はドイツだ。



 あの国がロシアに食料や通信機器を送ったそうだ。それは良しとしても、ロシアの侵攻直前に、なんと中国のサイバー部隊がウクライナに猛攻撃を仕掛けていたことを米英の情報機関が明らかにした。呆れた話だ。重要な貿易相手国を、ロシアと一緒になって攻撃していたとは。そしてぬけぬけと中立を保つような態度をとっていたあの国のあの人。



 ロシア軍の残虐さにも驚く。キエフ近郊からは去ったが、夫を銃殺して妻をレイプしたり、食料を奪い、死体や家屋にも地雷を仕掛け、マリウポリ市では建物の9割をミサイルで破壊するなど残虐の限りを尽くした。ロシアにおけるプーチンの支持率の異常な高さ。ただ気配を察した「母の会」が真実を求めて動き始めた模様。ゼレンスキー大統領は停戦に前向きだが、プーチンは5月9日の「勝利記念日」に勝利宣言するため、最後まで攻撃するようだ。



 国外に脱出したウクライナ難民は410万人に達した模様。人口の1割以上だ。ヨーロッパ最貧国と言われるモルドバでは国家予算を圧迫しているようで、各国からの支援も盛んだ。ポーランドでは236万人を受け入れて、もう余裕がない状態。 



 そんな苦しみにつけ込む、人身売買の犯罪も出始めたと聞く。ウクライナからの脱出者の大半は女性と子供たち。混乱に乗じて国際的な「人さらい」が出没。世界の中には結婚相手がいない国や、人口が減少して困ったいる国もある。ロシアはウクライナ東部の人々を脅かしてバスに乗せ、かなりの人数を拉致したようだ。まさに「レ・ミゼラブル状態」。あまりにも気の毒だ。



 政府専用機でポーランドに到着した林外相は、早速動き出した。ポーランド政府関係者や、ウクライナの要人、国際機関やNPOの代表、日本の大使館と善後策を打ち合わせ、帰国の際は日本への渡航を希望するウクライナ難民20名を政府専用機に同乗させる由。



 ロシアによるウクライナ侵攻のさ中、ロシアの軍用機がスェーデンの領空に侵入した。直ちにスクランブル発進したスェーデン機が接近して領空外に出るよう警告し、観察するとロシア機は4機で、うち2機は核ミサイルを搭載したスホーイ24であることが確認出来た由。ロシアはNATO加盟を表明したスェーデンを脅かした積もりだろうが、危険で野蛮な行為で非難されて当然だ。



 SNSを駆使して生の情報を世界に発信し続けるゼレンスキー大統領に対して、プーチン氏は全くインターネットに馴染みがない。方や姿を現して国民を鼓舞し続け、もう一方は密室に潜んで限られた情報しか耳にしない裸の王様。ロシア軍の被害の大きさと、経済制裁による自国の破綻した財政を知った時、独裁者は果たしてどんな反応を示すのだろう。想像するだけでも恐ろしい。





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Last updated  2022.04.04 07:19:21
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