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二人は何曲か歌うと、あっという間に1時間が過ぎた。部屋を出てフロントへ行き、めぐが料金を払う。「あたしのおごり」「ウホ!!やった!」 外へ出るとすっかり夜が深まり、暗くなっている。二人は手をつないで歩きはじめた。純平は大きなあくびをした・・・・・・・・。「ふぁ~、ねむっ。帰ったらよく寝れそー」「ハハハ・・・・・。疲れてるのに、つきあってくれてありがとね」「まあいいさ。そろそろ勉強する時間が増えるからな。遊んでられるのも今のうち」そして無言でしばらく歩いていたが・・・・・・。「カラオケのとき、他のこと考えてたでしょ?」 とめぐに言われて、純平はドキッとした。「いや別に・・・・・・・・・・。それよりめぐの家、留守なんだろ?行こうかな」と、ごまかす。そうこうしてるとめぐの家が見えてきた。 「明日学校だから、また今度ね。・・・・・おやすみ!」めぐは、純平のほっぺたにチュッとキスをすると、走って行った・・・・・・。 ~つづく~
2007年11月27日
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いよいよカラオケタイム。「飲み物買ってきたぞ」と純平はテーブルに缶ジュースを置き、ソファに座る。「わ~、ありがとっ。気がきくね」うれしそうにめぐは言いながら、「曲決まったから先に歌うよ」と、立ちあがってマイクを持った。曲が流れて歌いはじめる。めぐの歌はなかなかのものであった。力強い声でのびやかに、メロディを弾ませる・・・・・・・・。そして次は純平の番。自分の世界にひたり熱唱しているのだが、イマイチ・・・・・・・。歌のうまさではめぐの勝ちであった。 あとはデュエットで歌ったり・・・・・・・・・。それからしばらくは、めぐのソロ・ステージ(?)となって、純平はボーッと聴いていた。「おーい、もっとテンション上げてー」と、めぐはエコーを響かせながら言う。「あ、すまん・・・・・。よっ、日本一!」純平がオーバーに言うと、二人は笑った・・・・。 ~つづく~
2007年11月18日
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平日のカラオケ店。といえども夜なので、かなり客が多く、盛り上がっているようである。まわりの部屋から歌声が広がってきた。「これに決~めた」めぐは受付で、さっさと自分好みの空室を選んだ。「先に行ってろよ。ちょっと用事」「うん・・・。部屋で待ってるね」 そして二人は別の方向へ歩いていくと・・・・・・・・・・・。「あれっ、純平じゃない?」声をかけられた方を見る。「・・・・・・・よぉ、元気か」純平の初恋の相手、サヤカだった・・・・・・。「うん、いちおう・・・・・・・・。今、彼氏と歌ってるとこ」なんとなく下を向く。「へえ~・・・・・・。じゃあな」と、自販機で缶ジュースを2個買いながら言った。「バイバイ」純平は、めぐのいる部屋へと向かったが・・・・・。サヤカの方から別れを告げられて、数ヶ月。心の中にある苦い思いが、こみあげてきた・・・・・・・・・。 ~つづく~
2007年11月11日
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今日もいつもと同じ夕方を迎えた。「純平、帰ろー」校門の近くで、めぐは野球部の部室から出てきた彼氏を呼んだ。「オッス。あぁ~疲れた・・・・・」と言いながら純平は、並んで歩きはじめた。二人は高校2年のカップル。別のクラスだが、同級生である。「ねえ今からさ、カラオケ行こうよ」めぐはワクワクしたように話かけた。「えぇ!?・・・・・・・俺、部活でくたびれてるのに」「いいじゃん、たまには。今日あたしの両親が出かけてて、帰り遅いんだ・・・・。こういうときに遊ばなきゃ」「あっそう。じゃあ1時間だぞ」と、純平がキッパリと決定(?)した。2人はそれぞれの家に行き、カバンを置くと、待ちあわせて再び一緒に歩いた。間もなくカラオケ店にたどりついて、中へ入る・・・・・・・・・。~つづく~
2007年11月04日
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