なぜ市場は思考を裏切るのか(バリュー投資に騙されるな)

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MEANING @ Re[1]:スタグフレーションに突入する危機感(05/09) 名無しさんへ この悲観と妥当のケースは…
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2018.02.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
時価主義・原価主義。この話抜きには厳密なROEは語れません。統一基準のIFRS。

日本は原価主義に慣れ親しんでいましたが、バブル崩壊後の失われた10年下の金融ビックバンを経て、デフレ化でアメリカ様のルールに従い、時価主義になりました。めでたしめでたし。
当時は、時価会計が、まるでバブル崩壊後の日本の復活の為の特効薬になる、そんな洗脳が行われていたものです。
本当に時価会計が日本にとってプラスに働いたのか?というと、大きく疑問です。プラスに働いた部分も当然あるでしょうが、決して少なくない数の日本企業が当時のハゲタカ様の餌食になったのは間違いありません。アメリカ様の圧力に屈し、アメリカ様に安値で日本の資産を献上し、その後に高値で買い戻したのです。「絶対儲かりますよ」という、当時小泉政権で甚大な影響を与えた竹中大臣のお墨付きで、下がり切った日本の株価は上昇に転じました。その時一緒に儲かりまくったのが、僕達初心者投資家です。
当のアメリカ様は、その後サブプライム問題で資産価値が急落して、その後どのような行動を取ったか…?
この事に対して憤慨している個人投資家を、僕は未だにほとんど知りません。
果たして日本の政治家・専門家が、この事を予見できなかったのでしょうか?
歴史上、バブル崩壊後のデフレ下で時価会計に変えた国があったのでしょうか?無知な僕は知りません。
そもそも、アメリカ様は日本が変更させられたような形の時価主義ではありません。
当たり前です。時価主義の考え方には少し無理があります。決して万能ではありません。時価会計は、景気の波を大きくします。
簿価会計から時価会計への移行に対して企業が取った自己防衛が、どれだけ日本の成長を阻害したか。
結局、期末の1日だけ会計方法を変更するという意味不明の会計となりました。


論点がずれてきたので、閑話休題。
身も蓋もないですが、僕たち中期投資家にとってROEの数値を正確に出すこと自体は余り意味がありません。
(中期投資家にとってROEは数値ではなく動きに意味がある、これは重要な事です)
ただ、期中に増資をする場合や、急激に純資産が変動する場合、ROEが大きく変動してしまいます。
自分が毎回計算するのであれば、同じ計算をすれば、別にどちらでも構いません。
同条件で計算したROEを時系列で見ることに意義はあるのです。
それが嫌なら、期の初めと終わりの平均を使えば良いと思いますよ。
細かいことを気にするバリュー投資家さんには、期末の純資産が幾らになるかの皮算用してからROEを算出するのをオススメします。


期の初めか期の終わり、そのどちらか片方だけで計算する場合にどちらを取るべきかは、ROE本来の意味をどう取るか?に拠ります。
何の為にROEを知りたいのか。その数値にどんな意味があるのか。自分が知りたいのはどんな意味を持つ数値なのか。
それを考えれば、自ずと計算方法が導き出されます。
どの程度の株主資本でどの程度の利益を上げたかを知りたければ、期首の株主資本を使えば良い。
どの程度の利益を上げた後でどの程度の株主資本になったかを知りたければ、期末の株主資本を使えば良い。


何も迷うことはありません。





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Last updated  2018.02.23 08:03:39
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Re:ROEの算出元の株主資本は、期首か期末か、どちらの数値を使うべきか?(02/23)  
株馬鹿 さん


事業に使用している資産の株主資本に対する割合が少ない会社(いわゆるキャッシュ・リッチ企業など)もあるし、逆にレバレッジをかけて株主資本以上の資産を事業に使っている会社もありますから、それを同列に比較するのもどうかと思います。
また、株主が払い込んだ資本を効率的に使っているかを見る指標だと主張する人もいるでしょうが、多くの株主は初期資本ではなく市場の価格を払っているわけですからこの主張もナンセンスだと思います。
自分の払った市場価格に対する収益の効率性を見るならPERで十分ですし、本質的な事業効率性を見るなら銘柄ごとに使用資本に対する利益率およびその変動を丹念に分析するしかないでしょう。そういう手間を厭う怠け者が事業効率性をさも理解したかのように振舞いたいときに役立つ指標がROEなのだと理解しています。


(2018.02.26 02:09:15)

Re[1]:ROEの算出元の株主資本は、期首か期末か、どちらの数値を使うべきか?(02/23)  
MEANING  さん
株馬鹿さんへ

使う予定がない現金預金があるなら株主に配当して肥大したバランスシートをスリム化しろ、というのが僕の考えです。
不要在庫が積み上がっているような経営は恥ずかしいと思いなさい、という考えも持っています。
経営努力をして資金効率を上げる、使い道のない資金は配当で株主に還元する、そういう方向性が投資には必要かなと。

僕は別にレバレッジを上げていても構いません。
業種により必要な資産の割合は異なりますから単にROEを並べて高い方が良いというのにはならないというのは勿論大前提で、ROEは高い方が良い。事業内容を加味した上で、高水準を維持する企業が好ましい。

単年度のROEには意味がなく、長期的なROE変動が重要。
僕は中期投資家なのでPERを一番重要視していますけどね。 (2018.02.26 12:24:44)

Re:ROEの算出元の株主資本は、期首か期末か、どちらの数値を使うべきか?(02/23)  
株馬鹿 さん
>業種により必要な資産の割合は異なりますから単にROEを並べて高い方が良いというのにはならないというのは勿論大前提で、ROEは高い方が良い。事業内容を加味した上で、高水準を維持する企業が好ましい。

まさしくこれですよね。ROEの特性を熟知した上で使うならアリだと思います。
そして、資本効率が高い上にPERが低くて成長性も見込めれば尚良い。しかし理想的なケースは稀有なので、結局はそれら要素のバランスですけど。
余剰現金が滞留する状況は当然よくありませんが、しばしばそのような贅肉質な企業にも変化の兆しが見られることがありますので、それはそれで一つの投資機会と言えると思います。

(2018.02.26 13:16:39)

Re[1]:ROEの算出元の株主資本は、期首か期末か、どちらの数値を使うべきか?(02/23)  
MEANING  さん
株馬鹿さんへ

バランスシートをただ肥大化させているだけの企業が、その基金を有効化させようと家事を切ることは近年非常にしばしばありますね。
デフレを本格的に脱却させることができれば、有休資金を活用しようとする流れはきっと加速するでしょう。

低ROE企業が中ROEに変貌しようとする際に起きる株価の変化は凄まじいものがあります。
中期投資家はそれらの変化に着目して、大きなキャピタルゲインを上げる投資を好みます。

そのような変化が起きる為には、経営者が変わったり、資本効率を上げるような中期計画を掲げたり、物言う株主の影響があったり、色々なケースがあります。
万年割安株は何も変化が起きない現状維持を是とするので万年割安株なんでしょうね。
(2018.02.26 15:27:16)

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