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大伴家持春の野に霞たなびきうら悲しこの夕かげに鶯うぐひす鳴くも万葉集 4290春の野に霞がたなびきうら悲しい。この夕暮の光の中で鶯が鳴いているなあ。註次の一首とともに、天平勝宝5年(753年)旧暦2月23日に詠んだと詞書(ことばがき)にある。うぐひす:語源は、擬音語説が有力(古代日本語での発音・音韻は「ウクピツ」)。我々が「ホー、ホケキョ(法華経)」と聞く鳴き声を、古代日本人は「ウー、クピツ」と聞いたらしい。・・・その気になって聞くと、そう聞こえないこともないと思う
2008年05月30日
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近所にて、けさ写す。ここに、けっこう大きなビルディングがあったのだとは信じられないような、広々とした更地が出現しつつある。これを、鴨長明が至高の名文「方丈記」に著したごとく伝統的な仏教的無常観で見るか、現代文明の持つ「創造的破壊」(シュンペーター)のダイナミズムの発揚として見るか、それは自由。・・・というより、出来れば僕は、その両面を理解し肯定し、受容したい。欲張りだろうか?純粋でありたく思ふ俗物でありたく思ふ春闌たけにけり(拙作)・・・きのうの酒が残っていて、なんかワケの分からないことを書いてしまいました
2008年05月30日
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昨夜は、ウォーキングの今季18回目。かなり肌寒かったが、運動には絶好の日和。淡々と、ややゆっくりと歩いた。48分(0.8時間)で、6321歩。距離は、6300×0.75(m)≒4700m平均時速は、4.7(km)÷0.8(h)=5.9km/hだった。推定消費熱量は、「METS」を用いて、81kg×4(METS)×0.8(h)≒260kcal* METSを用いる計算式については、こちら。このところしばらく、体重は81kgで微動だにしないが、体組成が明らかに変わりつつあるのを実感している。筋肉が増えて、贅肉(体脂肪)がぐんぐん減ってきている。ひと言で言えば、筋肉質になりつつある。うれしい
2008年05月29日
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大伴家持ほととぎす待てど来鳴かず菖蒲草あやめぐさ玉に貫ぬく日をいまだ遠みか万葉集 1490ほととぎすは、待てど暮らせど来て鳴かない。菖蒲を玉に通す日がまだ遠いからか(まだ、その時ではないと思っているのか)。註あやめ草:現在の菖蒲(しょうぶ・あやめ科)のこと。菖蒲草あやめぐさ玉に貫ぬく:端午の節句(陰暦5月5日、今年でいえば6月8日)に、邪気を払い長寿を願って薬玉(くすだま)を作ること。
2008年05月28日
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藤原清輔(ふじわらのきよすけ)おぼつかなうすくやけふはなりぬらん人の心もころもがへして家集「清輔集」心もとないなあ。今日は薄くなってしまったのだろうか。人の心も衣替えして。註うすく:夏の更衣をして、衣が薄くなったことと、人の心が酷薄になったことを掛けている、ワザありな1首。
2008年05月28日
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けさ未明、読売新聞のスクープだったらしいが、大阪の高級料亭「船場吉兆」が廃業の意思を固めたことが明らかになった。歓迎すべき事態の進展だろうと思う。牛肉など食材の産地偽装、客の食べ残しの使い回しなど、セコイといえばセコイが、ゼニのためなら客も泣かして、ゴーマンかましてやりたい放題、デタラメ三昧で全国に名を馳せた名門料亭「船場吉兆」が廃業に向うことは、ある意味、世間の自浄作用ともいうべき社会的制裁メカニズムが鮮やかに作動したものであるといえる。悪い奴らは必ず滅ぶという、単純明快・勧善懲悪、「水戸黄門」パターンの明るいナショナル、いや明るい結末であったと言っても、あながち詭弁ではないであろう。正義という概念が、(数学でいう集合論的な見方をすれば)現代においてはやや境界線がぼやけてきているという人もいるが、少なくともその中核的な(コアな)部分は、今なおそんなに複雑なものではないと思う。基本に鎮座しているのは、やはり人様への思いやりとか優しさとか謙虚さとか、世間様、“お天道様”への畏敬の念とか、まあそういったようなものではないだろうか。世間というものが底流に持っている、悪徳に対するもやもやとした鬱勃たる報復感情も、わざわざの司法行政の重い腰とご足労を俟たずに、マーケット(市場)メカニズムの需要と供給のバランスの中で解消され、一応の決着がついた。何でもかんでも警察、裁判沙汰というのも能がないと思うしねまずはすっきりしゃっきり、めでたしめでたしではある・・・と同時に、この一連の事件は、多くの教訓を残したことでも、なかなか鮮明な記憶に残るものになりそうだ。企業でも個人でも、不祥事や不始末に際しての対処、すなわち危機管理を一歩誤ると、こういうことになりますよ~という見事な事例を、身を以って示し警鐘を乱打してくれた。多くの人が指摘している通り、「船場吉兆」には立ち直りのチャンスが間違いなくあった。初期段階で全てのウミを出し切り、再発防止策を速やかに策定して青天白日のもとに明らかにし、経営陣の引責辞任と総入れ替えをやっておけば、人心一新、新規まき直しと「雨降って地固まる」的展開も可能だったと思われる。軍事理論では、「兵力の逐次投入」が“負けいくさの秘訣”だと言われている。軍事が、広義の政治の延長であることは、孫子やクラウゼウィッツなどの名著でよく知られているが、これすなわち、究極の危機管理の問題でもある。やる時には、断乎として徹底的にやるべきである。というか、やらざるべからず。やるからには、乾坤一擲の大作戦をやるべきである。関が原の徳川家康である。・・・ところが、船場吉兆は「醜聞の逐次小出し」になってしまった。最低最悪の見本市だったといえよう。また、「ミートホープ」の、いかにも腹に一物ありそうなガラの悪いタヌキおやじと違って、いかにも名門のお嬢様然としてリュウとした和服を着こなした湯木社長の曖昧かつ不明朗な去就、平たく言えば“居座り”は、まさに老醜そのものであり、見るに堪えざるものだった。これほど企業のコンプライアンス(遵法)やディスクロージャー(情報公開)、経営プロセスの透明化などが叫ばれているご時世が、全く他人事(ひとごと)にしか見えてなかったのであろう社長率いる企業は、社会から退場することが唯一の責務だったと言えよう。インタビューでの傲慢かつ“腹話術ショー”も顔負けの拙劣な対応は、後ろを向いたとたん「あっかんべ~」をしていることが(見たわけじゃないが)見え見えであり、渡る世間をナメ切っており、聴衆満座の失笑を招くとともに、義理人情に厚い大阪人をして「こりゃダメやわ~」と地団駄踏ませて悲憤慷慨せしめるほどの、猿芝居と言っては猿に失礼なほどの茶番劇であった。罪、万死に価する。ところで、かなり話が飛躍するが、ここで真っ先に連想されるのは、中国という大国の振る舞いである。彼らは、偉大なる文明を築いた祖先に恥ずるところはないだろうか。平気で政治的ダブル・スタンダード(二重基準)という二枚舌を駆使し、クロをシロと言いくるめても一切自分の非を認めようとしない、あの傲岸不遜の極致の独裁国家ぶりを見ていると、やっぱり、遅かれ早かれ何がしかの臨界点、消失点(バニシング・ポイント)に達することは必至だと思うのだ。・・・それが何であるか、どういう形になるかまでは、まだ考えがまとまっていないが。なお、今回の一連の報道では、マスメディアの活躍にも目を見張った。「食べ残し(悪く言えば「残飯」)使いまわし事件」も、鬼をもひしぐ読売新聞大阪社会部のスクープだったようだが、それをその夜のNHKが大きく時間を割いて大々的にフォローするなど、各社が競うように叩きまくったことは、見ていて小気味良かったよ~んやっぱ、マスコミもやるときゃやんないと。悪はこのように自滅する。一罰百戒、天網恢恢疎にして漏らさず。・・・・なお、僕は性格が、よく言えば素直というか単細胞なので、なんのヒネリもない単純な文章になってしまいました~何とぞご寛恕をこいねがいます末筆になるが、テレビのインタビューなどで、それなりに断腸の思いだったろうに、疑惑に誠実に答えていた、腕に覚えがあるであろう板前さんたち(・・・おそらく、彼らが今回の報道の情報源であったか?)や仲居さんたちは、全く気の毒というほかはない。せめて、彼らの後半生には幸あれと、蔭ながら祈らずにはいられない
2008年05月28日
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くまんパパ 「短歌人」6月号掲載作品花も葉も月も女も子も鳥も虫も男も春風のなか *1足のさき東風こちに吹かせて麦酒飲む妻子めこの留守なる春の真昼間 *2ヴェランダのサッシを開けてオリオンにさよならを言ふ妻のゐぬ間に見てごらんうちのマシュマロ三姉妹てんてん天使の輪が三つだね *3謎を呼ぶロールシャッハの図のごときローズマリーの花ぞくはしき *4わたくしも日本男児と腑に落ちぬかなしみ方が分からないから*1 「短歌人」誌上には、「月も葉も花も女も子も鳥も虫も男も春風のなか」の形で掲載されましたが、その後も往生際悪くグズグズと再検討いたしました結果、こちらの方がいいと思うに至りましたので、このブログ掲載の表現を以て最終決定稿といたします~。・・・僕の不手際でした~。謹んでお詫び申し上げます。*2 弘井文子「足のさき遠赤ヒーターはべらせて発泡酒のむ 二缶をのむ」(「短歌人」4月号掲載作品)の“本歌取り”。私は弘井さんとは一面識もないが、かねてからお詠みになる歌の大ファンなので、オマージュ(賞賛)の意をこめてやってみたが、しかし、これは考えようによってはかなり失礼な行為だったかも知れないし、場合によっては「無断引用」すれすれともいえる。・・・もう二度といたしませんから、何とぞ(出来れば笑って)お許し下さいませ~*3 佐藤雅彦「だんご三兄弟」/三木鶏郎「ミツワ石鹸テーマソング」*4 くはし:稠密ちょうみつで美しい。ちっちゃくて可愛い。現代語「詳しい」の原語。「ぞ」による係り結び。著作権を有します。© 2008 Kumanpapa Daddy Bear All rights reserved.
2008年05月27日
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近所で、けさ撮影。更地になりつつありますね~
2008年05月27日
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昨夜も元気に、ウォーキングの今季17回目。一部ジョギング程度のランニングを交えて1時間以上、街中の繁華街を全速力の速足で駆け抜けた。体調は、今季未曾有の絶好調といってもいいほどだった。苦痛は全くなく、楽しかった。夕方までは断続的な雨が降って蒸し暑かったが、始めた7時半ごろには雲も切れて涼しくなり、風があるのでやや肌寒いくらいだった。適度な湿度があって呼吸も楽で、絶好の運動日和だった。毎日体調がいいし、体が軽く切れもいい。体調が良すぎて、ちと晩酌が過ぎてしまうのが唯一最大の問題点である体重は現在81kgで、遠からず80kgの大台を割ることは必至である。さて、きのうのデータは、66分(1.1時間)で、8826歩。距離は8800×0.75(m)=6600m平均時速は、6.6(km)÷1.1(h)=6.0km/hだった。推定消費熱量は、生理学的係数の「METS」用いて、現在の体重81kg(身長178cm)を代入、81kg×4(METS)×1.1(h)≒387kcal* METSを用いる計算式については、こちら。これを体内の中性脂肪(体脂肪)の熱量(1g:7.2kcal)で換算すると、387(kcal)÷7.2(kcal)≒54gに相当する。
2008年05月27日
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何日か前の記事で、「こんな文字ばっかりの地味目なブログなのに、なんか最近ミョ~にアクセス数が伸びてて、ちょっとコワイみたい。なんでだろ~?」とか書きましたが、その原因が(たぶん)判明しました~。どこからどうたどり着いたのか、人気漫才コンビ・クワバタオハラのかたわれ くわばたりえさん(32)のブログが、今大人気らしいということで、さっそくのぞいて見たら、これが事実上「くびれ」を目指して減量一直線のダイエット・ブログ。アクセス数もウナギのぼりらしい。さすがはお笑い芸人のド根性で、女を捨てて挑む掲載写真の数々が笑わせてくれるし、ぴっちりむっちりのジーンズ姿なんて、案外見てて楽しい。・・・セクシーとさえ言って言えないこともない。同じりえでも、ともさかりえや長谷川理恵あたりのブログじゃ、ちょっとお目にかかれない写真だよね~。もちろん、彼女はお世辞にも美人とは言えないのであるが、この手の知的な感じの顔立ちって、実をいうと僕はけっこうタイプで、悠々ストライクゾーン内。不憫でけなげで可愛い。もし、無人島で二人っきりになったら、妻になってもらうことも厭わないだろう彼女、何でもウェストを20cm縮めたとかで、芸能ニュースでもけっこうデカデカ扱われているのだった。・・・というわけで、いやでも気がついたんだけど、そういえば僕もダイエットをやってたんだった~。しかも、ちょっと理屈っぽい内容ではあるが、まとまった運動をするたびに、このブログで皆さんに毎回律儀にご報告している。なんつ~か、やっぱり体張った事実が一番面白いということかな~?僕の場合は、運動(約1時間のウォーキング)と食事制限(糖質カット)の両面作戦、正攻法で大成功。3月からの3ヶ月弱で、すでに10kg減に成功するという輝かしい成果を収め、秋頃までにさらに10kg減量を目指している。正確に測ってなかったのがやや悔やまれるが、ズボンのベルトなんか、もう2回も裁ちバサミでちょん切ってるよ~ん。・・・これはもちろん事実です。昔(・・・と言っても5~6年前)痩せてたころのジーパンやコットンパンツなんか、リーバイスのけっこうちゃんとしたヤツが大量にタンスの肥やしになってるんで、あれがまたはけたら、確かにうれしいな~と思う。それにしても、なるへそね~、ダイエットは万人の関心の的だもんね~。それでアクセス伸びて短歌~。やっと分かった。・・・書いてる本人は、けっこう抜けてまして、全然意識してませんでした~なお、別にお見せしたくもないのですが、一応おりふしの使用前・使用後の証拠写真は撮ってありますので、公開するかどうかは前向きに検討中。・・・しかしまだ、お見せできるような腹ではないような気もするし(特に使用前の方は、とても人目に触れるところに陳列できるシロモノではありません)、もう少し考える時間を下され~くわばたりえ、ウエスト20センチ減に成功 【日刊スポーツ】人気漫才コンビ、クワバタオハラのくわばたりえ(32)が、1カ月半でウエストを約20センチ減らすことに成功した。グラビアデビューを目指すくわばたは23日、都内で結果報告を行った。ウエストは85センチから65.4センチに、体重は63キロから56.5キロに激減。毎日、ラテンダンスをベースにしたエクササイズDVD「コアリズム」で運動し、食事制限もしなかったという。くびれがくっきりになり「すごい!」と大喜び。「男子が良く読む雑誌の表紙か袋とじ。白黒がいいかも」と、依頼もないのに盛り上がっていた。[2008年5月24日9時34分 日刊スポーツ]
2008年05月26日
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小野小町(おののこまち)わびぬれば身をうき草の根をたえて さそふ水あればいなむとぞ思ふ古今和歌集 938侘び尽くしてしまったので憂き浮草のように根が絶えたこの身を誘う水があれば流れ去ろうと思うのよ。註わびぬれば:愛や恋の喜び、哀しみ、苦しみを嘗め尽くしてしまったので。うき:「憂き」(憂いある)と「浮」を掛けている。いなむと:去ろうと。流れて行ってしまおうと。
2008年05月26日
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慈円皆人の知り顔にして知らぬかな必ず死ぬるならひありとは新古今和歌集 832人は皆、知っているような顔をして知ってはいないのだ。生きとし生けるものは、必ず死ぬ習いであることを。
2008年05月26日
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よみ人知らずわが心慰めかねつ更級さらしなやをばすて山に照る月を見て古今和歌集 878おのが心を慰めかねた。信濃の更級の姥捨山にさやかに照る月を見て。註をばすて山(姥捨山):現・長野県(旧・更級郡)千曲市八幡姥捨付近。善光寺平と千曲川を一望する月の名所。近くには、JR篠ノ井線・姥捨駅がある。
2008年05月26日
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このブログサイトは、本来は地味でマイナーな趣味のブログなんですけどね、なんかこの頃、お蔭さまでアクセス数が伸びておりまして、毎日延べ200人ぐらいコンスタントに来ていただいてます~。僕としてはけっこう驚いております~まことにありがとうございます。励みになります~。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。でも、なんでだろ~?・・・別にそれほど大したことも書いてないと思うんですけどね~・・・割と自由に、好き勝手なことをホザイているのがいいんでしょうかね~?・・・うれしいような、ちょっとコワイようなさて、グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国(英国、UK)のチャールズ皇太子と、チベット亡命政府のダライ・ラマ14世が、22日ロンドンで会見したことは、きわめて高く評価される。これは、中国に対する国際社会の総意を正々堂々と代弁するものであり、実質的な意義とともに、象徴的な意味があるだろう。さすがは英国。英知の国と言うべきかな~先ごろの福田康夫首相と日本政府の、中国に対する腰抜けな対応とは、月とスッポン、雲泥の差があると言って間違いない。「毒入り餃子事件」は、いったいどうなっているのかね~。このままウヤムヤかいっ!?中国側に非があることは、100%間違いないと思われるけどな~。ところで、チャールズ皇太子は、これまでにも「マクドナルド(のハンバーガー)は、健康上・栄養学的に好ましくないので、つぶしてしまえ」と取れる趣旨の発言をしたり、たびたび確乎とした信念に基づく発言をしており、私はけっこう大した人物だと思っている。異論はあろうが、ぼくはこの意見に賛成である。安易きわまるファスト・フードの代表格である。個人的には、「譲れる一線」を超えていると思っている。エスニック(民族文化)的文脈における食文化的見地から言っても、マクドナルドは、出来れば地球上から消えてほしいものの一つである。それも、マーケット・メカニズムの中で自然淘汰(ナチュラル・セレクション)され、消滅するのが望ましい。「スロー・ライフ」「スロー・フード」の思潮の中で、現在このように思っている人は、決して少なくないと判断するので一言した。さて、チャールズ皇太子は、偉大なるエリザベスII世ママが健在だし、嫁ダイアナはあんなことになってしまうしで、何となく頼りないマザコン男みたいに見られがちだが、決してそんなことはないと思う。今年の大河ドラマ「篤姫」の徳川家定公も、ただのウツケ者ではないみたいだが、英皇太子はなおのことであろうイギリスBBCの往年の人気番組「モンティ・パイソン」より、よっぽどウィットがあると思うチャールズ英皇太子とダライ・ラマが会談 【読売新聞】【ロンドン=森千春】チャールズ英皇太子は22日、ロンドンで訪英中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と会談した。会談内容は公表されていないが、チベット情勢に国際社会の注目が集まる中での会談は、皇太子がダライ・ラマへの共感を明確に示したものだ。会談は、皇太子の邸宅「クラレンスハウス」で行われ、ダライ・ラマは庭で記念植樹を行った。両者は、1991年に知り合って以来、会談を重ねてきた。皇太子は2004年、ダライ・ラマの講演録に寄せた文章で、「長年、苦難と迫害を受けてきたチベットの人々を英知と愛情で励ましてきた」と、ダライ・ラマを高く評価した。[ 2008年5月23日10時41分配信 ]
2008年05月24日
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与謝野晶子夕風や煤すすのやうなる生きもののかはほり飛べる東大寺かな歌集「佐保姫」註かはほり:蝙蝠(かはほり→かうもり)。*宮崎駿のアニメーション映画の代表作「となりのトトロ」などに出てくる「まっくろクロスケ」や、それに準ずる生きもののイメージは、いったい何がモデルなのかな~と思っていたが、この歌を読むと、コウモリなのかも知れないな~と思わされる。僕も、生まれてこのかた、地元下町の川沿いの地域に住んでおり、コウモリは一年中宵の口になると目にしているし、子供の頃は虫取り網で捕まえたりしたこともある。「豚の悪魔」みたいな顔をしている、(翼を除けば)とってもちっちゃくて、可愛くてけなげな哺乳動物である。おそらく、天敵の鳥類がねぐらに帰る夜にだけ捕食するように特化した、スキマ(ニッチ)な進化の典型的な動物である。そういう意味でも、あわれで可愛い。
2008年05月24日
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持統天皇(じとうてんのう、高天原広野姫天皇・たかまのはらひろのひめのすめらみこと、?野讚良・うののさらら・またはうののささら 645-703)春過ぎて夏来きたるらし白栲しろたへの衣ころもほしたり天あめの香具山万葉集 28春が過ぎて夏が来たらしい。真っ白な衣が干してある天の香具山。春過ぎて夏来にけらし白栲しろたへの衣ころもほすてふ天あめの香具山小倉百人一首 2春が過ぎて夏が来たようだ。真っ白な衣が干してあるという天の香具山。
2008年05月23日
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暑いっ!きょうの当地の予想最高気温は、なんと30℃!!まだ5月だというのに、なんでこんなに暑いんだろ~ね~。まあ湿度が低いのが不幸中の幸いではあるが・・・まあ、天気に文句言ってもはじまらないか~せめて、文字の色ぐらいは涼しげなブルーにしておこうかねきのうの夜もけっこう暑かったが、めげず臆せずウォーキングの今季16回目ただ、前回・前々回に張り切りすぎたせいか、脚にやや筋肉痛があり、絶好調とまではいかなかった。暑さもあって、汗びっしょりで少しバテたような感じ。・・・今夜は、も~休む最後は時間調整もして、実質48分(0.8時間)。歩数は6531歩。歩行距離は、1歩を75cmと見なして6500×0.75(m)=4875m平均時速は、4.875(km)÷0・8(h)≒6.1km/hだった。最近は、慣れてきたので、驚くほど一定している。推定消費熱量は、生理学的係数の「METS」用いて、現在の体重81kg(身長178cm)を代入、81kg×4(METS)×0.8(h)≒260kcal* METSを用いる計算式については、こちら。これを体内の中性脂肪(体脂肪)の熱量(1g:7.2kcal)に換算すると、260(kcal)÷7.2(kcal)≒36gに相当する。ただし、実際はグリコーゲンなど体内に蓄えられた糖質も燃焼するので、脂質の燃焼・消費はここまではいかない。糖質と脂質の燃焼量の比・レシオについては、個人差も大きく、研究者によって諸説紛々である。仮に半分が脂質の燃焼だったとして、約20g弱ぐらいが消費されたことになる。また、筋肉の増強による基礎代謝量(安静時の消費熱量、いわば体のアイドリング時のベーシックなエネルギー消費量)の増加も期待できるし、実際、自慢ではあるが、10kg減という燦然たる結果に現われているわけである
2008年05月23日
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近所で、きのう撮影。防塵・防音シートも取り除かれ、一気に視界が開けました~。ご覧の通り、あとは瓦礫の山の後片付けの残務というところ。祇園精舎の鐘の声諸行無常の響あり沙羅双樹の花の色盛者必衰じゃうしゃひっすいの理ことわりを顕あらはす奢れる人も久しからずただ春の夜の夢のごとし猛たけき者も終つひには亡びぬ偏ひとへに風の前の塵に同じ「平家物語」冒頭* 宇多田ヒカルは、「traveling」の歌詞で、この名文の一部を、さりげなく引用している。あ、すごいな~、ちゃんと勉強してんだな~と思う
2008年05月22日
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19日(月)と20日(火)の連夜、ウォーキング・エクササイズの今季14回目&15回目をやった。19日は、45分、6196歩。平均時速は6196×0.75(m)÷0.75(時間)≒6.2km/h。ご覧の通り、45分間だと、計算が楽絶好調で、もっとやりたかったのだが、火曜日の豪雨につながる雨が途中で降りはじめたので、やむなくキリのいい時間で切り上げた。20日は、60分ちょうどで、8283歩。総距離・平均時速は、当然同じ数字になり、約6.3km(/h)。ウォーキングとしては、全力疾走って感じ。ヘトヘトになった。きのう21日(水)は休日で、プチ断食を決行。夕方までに摂ったものは、野菜・トマトジュースとビール1缶のみ。夕方、夕食前・お風呂前に測定して、81kgを達成91kgもあった3月初めから見ると、3ヶ月弱で10kg減量を実現し、80kgの大台割れも目前となった。もちろん、3月初めから始めた炭水化物(糖質)完全カットのダイエット作戦は、キビシク続行・堅持中で、約3ヶ月になるところ。ご飯とか蕎麦、うどんとかラーメン、パンその他穀類(でんぷん質)の味は、とうに忘れた。もはや食べたいとも思わないという、悟りの境地に達した豆(大豆)や野菜類は、食べたいだけ食べている。肉、卵、魚介類、乳製品も必要十分に食べている。・・・というか、もともとグルメ志向がほとんどなく、甘いものやラーメンは嫌いという妙な性癖が幸いし、食事に興味がなくなった。こないだ、吉野家の春のセールのクーポン券で「牛皿」を食べたのが、唯一の贅沢かもちろん、日常的に多少飢えている感は、正直言って否めない。・・・が、ダイエットに飢餓感は不可避であろう。おなかいっぱい食べて痩せるなんて、安手のダイエット商品の広告みたいなことは(よほどのハードな運動でもしない限り)、原理的にあり得ないと思う。むしろ、最近では空腹感を楽しめるようになった。頭が冴えて、なかなか悪くない気分である。・・・こう書いていると、何だかかなり悲壮な覚悟で、決死の形相で壮絶なことをやっているみたいな気もするが、決してそんなことはありませんから。体は軽いし、運動はとっても楽しいよ~んむろん、摂食障害(いわゆる「拒食症」)などでないことは言うまでもなく、人並みの食欲はある。それを意志力で自制しているという「努力してる」感はある。ただ、ある程度は心身ともに慣れる。現在では、ほとんど苦痛はない。冬頃までは、毎食3人前ぐらい食べていたのが信じられない。・・・バカだったんじゃないかと思うまた、味覚が研ぎ澄まされ、酒の味が美味くなるとともに、種類や銘柄などにうるさくもなった。といっても、嗜好が変わったわけではない。僕の場合、日本酒はもともとお気に入りの「黄桜・辛口一献」、ビールは「キリン・クラシックラガー」に限ることが、改めて再確認された。もちろん、普段はもっと安酒や発泡酒を飲んでるけどねなお、個人的には、「アサヒ・スーパードライ」はどうにもダメである。あの金臭いような変な後味の悪さが堪えがたい。たぶん、あの味は若向きなのかな?健康維持のために、当然サプリメント(栄養補助食品)も使っている。マルチビタミン・ミネラルなどは、現代人の必須アイテムだと思っている。ちなみに、痩せることは、かくも「言うは易く行なうは難し」だが、ご存知の通り、太るのはものすごく簡単である。僕の場合、具体的に言うと、ナッツ類が大好きなので、これを好きなだけ食べていると、3日で3kgぐらいすぐ太れると思う。ホントです。これは体験的な事実である。さて、そんなこんなで、段々と何とか見られる姿になってきたワタクシである。・・・が、まだまだメタボの域を脱したと、胸を張って言えるとまでは言えない。さらに断乎としてこの路線を継続、秋までにあと10kgは落とすつもりである。十分可能だろうと思っている。会う人ごとに「別人みたいですね~」と驚かれて悦に入っている今日この頃である♪そのつど、「病気じゃないんですよ~、きちんと運動をしてダイエットをして・・・」とか説明するのが、若干面倒臭いけれどもいずれにせよ、やればやれるものである。自分で自分をほめてあげたいさて、その秘訣は、だいぶ前の記事でも明言したことがあるが、モチベーション(動機付け)の強靭さにある。それは、何を隠そう、この秋に開催される中学校の同窓会である。僕は高校(・・・くそ面白くもない男子校)の同窓会幹事をやらされているので、中学校の方の幹事はさすがに勘弁してもらっているが、中学校の幹事の周辺人物として、設営に関する意見を言ったりしつつ、いち早く10月中旬に開催との情報を、3月初めに入手し得た。初恋の人が来るかも知れない聖なる場に、メタボリック・シンドロームそのものの醜い腹をさらすわけには行かないのである。「一夜のあやまち」すら時々起こり、一夫一婦制のもとでもそれが半ば黙認されている(?)同窓会という場に、女性が気合を入れておしゃれをしてくるのはある意味当然だろうが、その日のために最善を尽くしたい気持ちは、男だって一皮向けば同じなのである。(・・・なお、ここにかなり個別具体的なことを書きましたが、ヤバすぎるので、段落ごと削除しました。ご了承下さい)・・・などと心に期しつつ、ダイエット&エクササイズに精を出しているところに、数日前、一つの思わぬ衝撃が走った。「なんで、急にやせようと思ったの?」と、一応愛している妻に聞かれたのである。「ダイエットだの定期的なウォーキングをするなんて、すごく強い意志がいると思うんだけど、どうして急に思い立ったの?」「何かきっかけがあったんじゃないの?」「・・・それは何?」と、突然詰め寄られたのである・・・おわわっ!思わぬところに伏兵が。僕が、一瞬しどろもどろになったことは言うまでもない。が、こういう場合、慌てて話をそらしたり、いやに多弁になったりするのは絶対に良くない。ましてや、怒り出すなんてのは下の下である。「図星ですよ」と言っているようなものである。ドラマツルギーの基本である。僕も年の功というべきか、とっさに1秒半ぐらいで灰色の脳細胞はめまぐるしく作動し、その判断が出来たので、話を妙にそらすことなく、変に力むこともなく、落ち着いた口調で淡々と、ポーカーフェイスのど真ん中真っ向ストレート勝負で、何とかその場は乗り切ったと思う。・・・とはいえ、かなりバレてる。鋭い。詳しい事情はともかく、心の動きは読まれている。邪(よこしま)で不埒な妄想が、にやけた顔に出てたのか?しかもこれは、妻には絶対に言えないたぐいの妄想である。デへへ~・・・う~む、これが夫婦と言うものか。「やせたわね~、ステキよ」なんておだてながら、きちんと見てるところは見ているのである。・・・いい修行になった春もたけなわ、というか、もう初夏だというのに、何やら背筋にヒヤ~っとしたものが走った、ある月夜の出来事なのであった・・・というか、この記事自体、ちと調子に乗りすぎか~
2008年05月22日
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塘健(つつみ けん)由良の門中となかの海石いくりのごとき背そびら欲し野はつかのまの花を飾れり出藍の書をしたためむ真夜にして身はわたつみのごとくとよもす宵宵に増えゆく智慧をひけらかす子は青麦の芒のぎのごとしも日日殖えゆくかささぎと星冬原に欅けやきのごとく立たむ思ひぞ孕みたる妻こそよけれほむらたつ紫陽花あぢさゐを光背に従へしらぬひ筑紫の海にとどまれり不埒なれども愛すべき雁苦艾にがよもぎ摘めど盡きざりむらぎもの命の野邊を歩めるイエスおだやかにうすきあかねをうしなひて死にゆく雲のわれならなくに歌集「出藍」(平成元年)感想文:僕が畏敬してやまない巨匠、故・塚本邦雄さんの高弟として、塘さんは以前から気になってはいたが、ご覧の通り、現代から古代までの日本語を軽々と駆使する重厚な歌風は、一読して、うわ~、こりゃなかなか手ごわいワイと思わせるものがあった。僕は、謙遜抜きに言えば、日本語読解能力(リテラシー)は割合ある方だと思っているが、それでもこの人の作品はちと荷が重く気が重く、まあそのうち折があれば読んでみるかな~という敬遠気味な心の構えだったことは否めない。ところが、今般いただいたコメントによると、楽天ブロガーのタケル0127さんは、なんと塘さんと高校の同級生だという世間というのは狭いものであるインターネットによって、このようにますます狭くなったとも言えよう。・・・そんなわけで、こいつは読まずばなるまいて、と目を通してみたら、これがなるほど、噂以上にスゴイのだ。師匠の塚本邦雄さんは、今で言う、ある種のポップさというか、「ど~よ!?」と言わんばかりのケレン味があって楽しめたが、こちらはよりシリアスであり、地味である。が、一見していかにも取っ付きが悪い、晦渋な言い回しと発想が駆使されているのだが、そうした重厚な日本語表現の中に、黒光りするような深い光が射しているのだ。さすがは、古代遺跡で有名な佐賀の人である。ある種の、古代的というか、根源的というか、地の底から聞こえてくる呪文のごとき魂魄のしらべである。普通の、卑近な現代日本語とはあまりにも違っていて、取っ付きが悪いのもむべなるかなだが、これは、ハマると抜けられなくなるほどの魅力があると思ったし、これは現代短歌でも稀に見る「しらべ」ではないかと、僕なりに再発見した次第である。
2008年05月20日
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塘健(つつみ けん、1951-)一期いちごはすなはち不会ふゑと緑濃き葉隠れの地に妻と存ながらふ青空へひとすぢ奔はしり去る水のそのかなしみを歌といふべし祭禮まつりとて濃き口髭をたくはへし建たけるの裔すゑを探しにゆかむ木賊とくさ刈る信濃はいづこ還るべき故国持たざるゆゑに男ぞ邂逅は遥かなる過去かきつばた繁みとなりし雨の夕暮歌集「花冠」(昭和58年)註塘健:現代短歌の巨匠、故・塚本邦雄氏の直弟子。楽天ブロガー タケル0127さん のご教示によると、現在、地元紙「佐賀新聞」歌壇の選者を務められているとのこと。・・・佐賀県民は幸せである。*原文に、適宜妥当と思われるルビ(振り仮名)を付けました。
2008年05月20日
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よみ人知らずいで我を人なとがめそおほ舟のゆたにたゆたにもの思ふころぞ古今和歌集 508いや、どうか私を人は咎めないでくれ。大舟がゆったりたゆたうように、ひねもすものを思っているところだ。註いで:否定的に制する気持ちを示す感動詞。「いや」「いやもう」。な・・・そ:副詞「な」と助詞「そ」で、婉曲な禁止。懇願を含意する制止。「・・・しないでくれ」。ぞ:普通は強調・断定の助詞とされるが、「ぞ」の付く文節は、もともと倒置表現であったという説もある。この歌などは、当てはまるようにも思う。
2008年05月19日
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よみ人知らずしののめのほがらほがらとあけぬればおのがきぬぎぬなるぞかなしき古今和歌集 637東の空の朝がほがらかに明けてしまえば、それぞれの衣に身をまとって別れるかなしさ。註きぬぎぬ:衣々。後朝。妻問い婚(婿請婚、俗にいう「夜這い婚」)時代の男女の朝の別れ。平安時代は、日常生活に「ふとん」も「畳」もなかった。恋愛と結婚の明確な懸隔もなかった。当時、恋しあった男女が一夜を過す時には、お互いの夜着(よぎ)を重ねて、今でいうふとんのようにして共寝した。朝になると、それぞれの着物(衣、きぬ)を着て別れたことから、「きぬぎぬ」と言う。日本古典文学の理解の上で、SSSクラスの最重要語だと思うが、よほどさばけた国語教師でもない限り、学校では教えてくれない幻のキーワードといえる。なお、「かなし」は、現代日本語の「悲しい(哀しい)」だけではなく、情動全般を包含しており、「いとしい」の意味を含み、「うれしい」を意味することさえある、多義的な言葉である。現代語で言えば、「切ない」がやや近いかとも思う。
2008年05月19日
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よみ人知らずわれを思ふ人を思はぬむくひにやわが思ふ人のわれを思はぬ古今和歌集 1041わたしを慕っている人に冷たくしている報いだろうか、わたしが慕っている人は、私を何とも思ってくれない。
2008年05月19日
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きのうの午後、何気なくマイクロソフト(MS)ウィンドウズの「サービスパック3」という新しい大容量アップデート・ファイルをダウンロードしたところ、愛用していたグリソフト社の「AVG」という抗ウィルスソフトと激しい敵対的化学反応を起こし、なんとMSのOS(オペレーション・システム)とAVG双方が壊れるという大惨事が発生してしまった(・・・四川省大地震の被災状況など見ていると、こんなことで「大惨事」なんていう言葉を使うのは、ちと不謹慎かも知れないが)。今まで5~6年パソコン(PC)を使って2台目だが、これまで見たこともないような青画面に、まがまがしい英語の警告文が出てきて、完全にフリーズ。ただごとではないと、顔面蒼白になった。「セーフ・モード」にすら入れないという断末魔の状態で、これはもはやしろうとの手には負えないと判断されたので、プロの「パソコンのお医者さん」にPC本体を引き取ってもらって集中治療室(ICU)へ。その結果、きのうのきょうで治ってきたので、さすがはプロフェッショナルと感銘。そこでやっと上記の原因が分かり、ハードディスクの物理的な損傷(その場合3~4万円ぐらい掛かるとのこと)などでないことが判明し、最悪の事態は回避された。また、アンチウィルス・セキュリティソフトも、オススメのメーカーに変更。締めて、19,000円なりであった。高いのか安いのか分からないが、まあ、しろうとにはいかんともしがたいよね~。つまんない散財。・・・くしゅん・・・ったく、腹が立つやら滅入るやら、高い授業料に付いたな~と思いますなお、以上のことを一生懸命やってくれたのは、20代前半ぐらいのうら若き丸顔の可愛い女性Iさんで、人当たりも良く、いろいろと話がはずんでしまったこれからの時代、ITエンジニアの主治医、出来れば友達は、必須じゃないかと思う。PCの故障で一番多いのは、やはりノートパソコンの記憶媒体であるハードディスクの物理的損傷だそうで、これが「飯の種だ」とはもちろん言わないが、そう言わんばかりであった・・・皆さんも気をつけた方がいいですよんとか言いつつも、昨夜も元気にウォーキング13回目途中で大粒の雨が降ってきたので、25分間で切り上げたが、「継続は力なり」の、つなぎにはなったと思う。
2008年05月18日
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枡野浩一(ますの・こういち)気づくとは傷つくことだ 刺青いれずみのごとく言葉を胸に刻んで左翼とか右翼とかいう対立はあなたがたには大事でしょうね脱ぐこともないと思ってババシャツを着てきたきょうにかぎって、そんなエッセイ集「君の鳥は歌を歌える」
2008年05月17日
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大隈言道(おおくま・ことみち)いづくにかわが身きぬると思ふらむ市にまろべるなだの蛤歌集「草径集」どこまでわが身は来てしまったんだろうかと思っているであろう市に転がっている灘のはまぐり。註文法的に見ると、「らむ」で切れておらず(この「らむ」は、たぶん連体形)、全部つながっている(・・・と思う)。春の街角の何気ない風物を詠んで、まさに言葉の名人芸。
2008年05月16日
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松平修文(まつだいら・しゅうぶん、おさふみ)水につばき椿にみづのうすあかり死にたくあらばかかるゆふぐれ歌集「水村」
2008年05月16日
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和泉式部岩つつじ折りもてぞ見る背子せこが着しくれなゐ染めの色に似たれば後拾遺和歌集 150岩つつじを折って、持って見るのよ。恋しい人が着ていた紅染めの色に似ているから。
2008年05月16日
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石川不二子るりたては瑠璃の紋ある翅ひらくくもりあまねき天より降くだり歌集「野の繭」
2008年05月16日
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本居宣長刈りはてぬかたへは麦の秋風にいつしかそよぐ小田の若苗歌集「鈴屋すずのや集」註麦の秋:麦秋(ばくしゅう)。晩春を洒落て言う「言葉の綾」の代表格。
2008年05月16日
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詠み人知らず松浦川まつらがは玉島の浦に若鮎わかゆ釣る妹いもらを見らむ人の羨ともしさ万葉集 863松浦川の玉島の浦で若鮎を釣る娘たちに逢いに行く人のうらやましさ。註妹いも:若い親しい女性の意。現代語「妹」は「妹人いもひと」の音便。羨ともし:現代語「乏しい」の語源だが、「うらやましい」が原義。「松浦川」「玉島の浦」などの地名の固有名詞が美しく、初夏の歌にふさわしい清涼感がある。これらが現在のどこに当たるのかは、個人的には興味がない。シチュエーションはよく分からないが、そりゃ確かに、うらやましいよね~
2008年05月16日
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詠み人知らず若鮎わかゆ釣る松浦まつらの川の川波のなみにし思もはば我恋ひめやも万葉集 858若鮎を釣る松浦川の川波の、世間並みに思うのだったら、これほど私はあなたに恋焦がれるだろうか?
2008年05月16日
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大江匡房(おおえのまさふさ)百年ももとせの花に宿りて過してきこの世は蝶の夢にぞありける詞花和歌集 378百年間、花から花へと宿って過ごしてきた。この世は胡蝶の酔夢であった。註当時、音に聞こえた学者らしく、理屈を575に当てはめただけという気もするし、いかにも(途中で切れる)下手な腰折れ歌の典型とも言えるが、今でいう、ある種のポップな面白さがあると思う。
2008年05月16日
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昨夜は、ウォーキング・エクササイズの今季12回目時折、軽いランニングを交えて、ジャスト60分。気温はやや低めだったが、運動には暑からず寒からず、ちょうど良かった。時折、感じるか感じないかの霧雨が降ったりやんだりで、湿度が高く、呼吸が楽。体調も絶好調で、どこにも痛みはなく苦しさもなく、快調そのもの~。1時間ちょうどで、8305歩。ウォーキングとしては、ほぼ僕の全力に近いペース。終わると、ヘトヘトになっていたが、心地良い全身の疲れだった。運動ならではの、さっぱりした爽快感と晴れ晴れとした達成感があった距離は、1歩を75cmとして、8300×0.75=6225m。時速も当然数字は同じで、約6.2km/hだった。消費熱量は前回と同じで、82kg×4METS×1h≒330kcal。* METSを用いる計算式については、こちら。330÷7.2≒46gの体脂肪に相当する
2008年05月14日
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昨夜はウォーキング今季11回目時折ジョギング程度の軽いランニングを交えて、ジャスト60分。これまでの10回の慣らし運転で体調はすっかり整い、快調そのもの。苦しさも痛みも皆無。気温が低く、始めはちょっと肌寒かったが、体が温まってくるにつれ、ひんやりした風が心地よかった~1時間ちょうどで、7827歩。距離は、7827×0.75≒5900m。時速も同じく、約5.9km/hだった。消費熱量は、82kg×4METS×1h≒330kcal。* METSを用いる計算式については、こちら。330÷7.2≒46gの体脂肪に相当。
2008年05月12日
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近所にて、けさ撮影。解体は、ほぼ完了かな~。あとは、残骸の後片付け~。
2008年05月12日
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飛鳥涼 言葉は心を越えないとても伝えたがるけど心に勝てないCHAGE & ASKA「SAY YES」今なお、時たまラジオなどでこのワンフレーズを聴くたび、やられた~、グヤジ~ と地団駄踏んでいる(笑)・・・っていうか、悔しいと思う僕も、身の程知らずだとは思うけどね~。どんだけ~な者なんだ?しかしさすがは、J-POP史上屈指の大ヒット曲である。曲もアレンジも歌唱もいいが、歌詞の完璧さには舌を巻く。ちょっと宮崎哲弥バリに理屈っぽく言えば、「心」や「愛」というものの幽玄微妙な不可思議を、「言葉」をいわばカタキ役にするという絶妙な配置の中で、平易で簡明な現代日本語として過不足なく伝えている。この言葉を越えるのは難しい。どんな言い回しも、勝てない
2008年05月11日
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宇多田ヒカルお父さんのリストラと お兄ちゃんのインターネット お母さんはダイエットみんな夜空のパイロット 孤独を癒すムーンライト 今日は日清CUP NOODLEKiss & Cry より個人的には、この曲の曲調はあんまり好きじゃない、というか近年の宇多田としては珍しく、考えすぎ煮詰まりすぎの失敗作ではないかと思うが、およそ彼女に全く平々凡々な駄作ということはないようで、こういう一見どうでもいいようなところのふざけたウィットも、面白いと同時に、“彼女が溢れてる”と思わされる。
2008年05月11日
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所属している結社「短歌人」の7月号原稿締め切りを前に、このところ数日、あ~でもないこ~でもないと、ちょっとした“急性短歌ノイローゼ”の日々だったが、腹を決めて、中国によるチベット植民地支配・武力弾圧へのプロテスト(抗議)を真っ向テーマに据えてけりをつけ、今ホッとしているところざんす~。なお、出来た短歌は、読み慣れてない方にとっては表現がやや難しく映るかも知れませんが、短歌と申せば、自他ともに認める日本語を用いる芸術の端くれ(・・・というか、最高峰?)であり、キビシ~歌壇の批評眼にも堪えなくちゃなりませんから、このぐらいの晦渋さは、何とぞご容赦下さいませ~・・・一応、難読字にはルビを振っときました。ところで、ふと省みれば、おととい8日(木)の夜は、栄(は)えある今季10回目のウォーキングをやったので、忘れないうちにメモしときます軽めに実質45分、歩数は6152歩(オムロン・デジタル万歩計で測定)。計算の便にと、最後に家の周りをグルグル回って、キリのいい時間に調整。最初のころはけっこうキツかったエクササイズも、近頃はすっかり体も順応(フィット)して、ごくごく軽いものに感じる。「フィットネス(順応)」という言葉の通りだね。何回か前に痛めた左足首も、大事を取って無理しないでいたせいか、完全に治った。体と相談しながらも、そろそろウォーキングからジョギングを交えて、最終的にはランニングに持って行きたい。1歩75cmとして、平均時速は、6152歩×0.75m÷0・75時間=6.125km/hだった。推定消費エネルギーは、体重82kgと生理学的係数のMETSを代入して、82kg×4(METS)×0.75(h)=246kcal* METSを用いる計算式については、こちら。これを体内の中性脂肪(体脂肪)の熱量(1g:7.2kcal)に換算すると、246(kcal)÷7.2(kcal)≒34.2gの脂肪に相当する。さらに、ダイエット(食餌療法)の方も、糖質(炭水化物から食物繊維=ダイエタリーファイバーを除いたもの)の完全カットは堅持、順調に継続中。・・・とはいうものの、昨晩は女房手作りの野菜たっぷりのホワイトシチューを、勧められるまま、丼いっぱい賞味ヒジョ~に美味かった~・・・ま、たまにはいいかここ数日の体重は、82kg前後で推移。80kgの大台割れのあかつきは、焦らずともそう遠からず訪れるだろう、・・・と言えるだろうか?
2008年05月10日
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くまんパパ 「短歌人」7月号決定稿チベット魘うなされて熟睡うまいしなさず西方の遠き浄土の阿鼻叫喚にゆくりかにむごたらしくも奪はれし魄たまに言葉の力なきなり紺碧の空と君とのあはひにはけふも冷たき雨さへ降らず *1表現は自由にあれば我叫ぶ静かに叫ぶ自由西蔵フリーチベットチベット旗自由を求め凛乎たり五星紅旗の血の海の中チベット旗踏み躙にじられて破られて打ち棄てられつ風強き日にチベットは身を捨つるべき祖国らし涙さしぐみ羨ともしかりけりにこやかに首脳同士は握手せりああ世はすべて事も無きかも天空の国に告げむか白鳥は頸を折られて滅ぼされしと他人事と手を拱こまねいて大和人善人なほもて往生せむか思ひ出づかの「アクロス・ザ・ユニヴァース」歌ひしものはチベット仏教ソーニヤを誰もが欲す浄らなる春を売りても心鬻ひさがず *2ちびてゆく石鹸を見て心より哀れむ吾子や愛めぐしかしこし執拗しつこさに全く欠けてゐる我も自由のために唐国からくにを責むダライ・ラマほがらほがらと春風に融通無碍の生き菩薩かな*1 中島みゆき「空と君の間に」*2 フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー「罪と罰」【著作権を有しますが、このエントリーに限り、引用・転載は自由といたします。よろしければ、どうぞお使い下さい。】・・・実を言うと、ついけさがたまでは、「陽春のほのぼのハッピーハッピー路線」な短歌でほぼ決定していたのですが、やっぱりこの国際的に重大なテーマは詠まざるべからずと、眠い目をこすりながら一瞬で決意しまして、朝の1時間半ぐらいで一気に詠み下ろしました。そのため、細かいところが推敲不足で表現が荒いと思いますが、まあしょうがないかな~と思ってます© 2008 Kumanpapa Daddy Bear All rights reserved.
2008年05月09日
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ほとんどぶっ壊れました~。諸行無常ですね~ 近所でけさ写す。このシリアル記事は、「あるビルの潰え」カテゴリーで続けてご覧いただくと、全体の流れがよく分かります
2008年05月09日
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コメントやトラックバック、BBS、メッセージなど、いつも本当にありがと~ございます~・・・がワタクシめは、所属している短歌結社「短歌人」の7月号原稿締め切りが、いよいよ明日に迫って来てまして、現在焦りまくってるところです~なんか実生活がHAPPY HAPPYのせいか、短歌創作の方は絶不調。歌の方向性にも迷いまくり~、煮詰まりまくり~、考えあぐねまくり~で、かつてないスランプに見舞われております~。僕ごときヘボ歌詠みが、「スランプ」なんて言葉を使うのは10年早いと重々承知しておりますが、ま~要するにそういった状態。言ってみれば、こういうのも、文学のいわば面白いところ。借金取りに追われていたり、体を悪くしていたり(特に肺病)、事実上のひきこもりだったり、アル中だったり自己中だったり、本人が不幸で、フラストレーションの塊である方が名作が生まれるというのは、芸術においてはけっこう確乎たる法則。恋愛の最中に恋愛小説は書けないということも聞くしね~。・・・なるほどな~と思う・・・幸福は芸術の仇かも、・・・なんてねこういった具体例は、枚挙にいとまがないのですが、忙しいので、あとで~そんなこんなで、今火~噴いてますので、コメントなどの返信は、もうしばらくお待ち下さいませ~ところで、ダイエット&エクササイズの方は絶好調~。おととい6日はウォーキングの9回目。54分間(0.9時間)、7090歩。約5250m。5250÷0.9で、時速は約5.8km/hだった。83kg×4METS×0.9h≒300kcalの消費熱量でした~。立派なもんです~(自画自賛)。きのう7日は夕方までプチ断食を断行、82.2kgを達成しました~3月のダイエット開始から2ヶ月強で、9kg痩せたことになりまするよ~ん。カンラカラカラ、豪傑笑いすでに、街を歩いたり買い物をしたりしていると、僕を見る女性の目つきが、心なしか変わってきたような気がそこはかとなく、ハートマークが・・・・・・これは単なる自意識過剰か
2008年05月08日
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今、車の中で何気なくNHK-FMを聴いていたら、ニャンともカッコいい渋めの低音で、ギャグも交えて当意即妙・軽妙洒脱なシャベリをしている男の声が聴こえてきた。内容を聴いていると、ロックの歴史にめちゃくちゃ詳しくて、ご多聞にもれず昔はロック小僧でギターぐらいはいじった世代の僕の心の琴線に触れまくり~、ツボにハマりすぎ~、なのであった。いったい誰だこれ~?と思いながら聴いていると、やがてミュージシャンのChar(チャー)と判明。納得しきりなのであった。Charのしゃべり、イケテル~。そういえば、コンサートでのしゃべりの上手さは、前から何となく気が付いてはいた。・・・が、いずれにしましても、ちょっと小生、今短歌の方の7月号原稿締め切りが迫っておりまして、ヒジョ~に緊迫しております状態につき、今日のところはこの辺で~とりあえず、メモまで~
2008年05月06日
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そういえば、昨晩は今季8回目のウォーキングをやってたんだ。なんやかんや、もろもろに取り紛れて、書き忘れるところだった。ま~たぶん、それだけことさらに意識しない、ありふれた日常茶飯事のルーティン・ワークになりつつあるってことかも知れない。生活の自然な一部というか。・・・すごくいい状態だと思う。前回痛めた足の疼痛はだいぶ引いたが、まだちょっと残っていたので、走るのは自重して純ウォーキングで、正味ジャスト60分間汗をかいた。ほぼ、全力の(競歩のような)歩行で、歩数は8047歩だった。時間のキリがいいのは、計算の便にと、最後に家の周りをグルグル回って時間調整したため。ちょうど1時間なので、歩行距離と平均時速は同じ数字で、1歩75cmとすると、8000歩×0.75m=6.0km(/h)だった。推定消費熱量は、生理学的係数のMETSを代入して、83kg×4(METS)×1(h)=332kcalこれを体内の中性脂肪(体脂肪)の熱量(1g:7.2kcal)に換算すると、332(kcal)÷7.2(kcal)≒46gの脂肪に当たる。軽い足の痛みを除けば、体調全般は絶好調で爽快感があり、後味もすごく良かった。疲れもほとんどなく、完全に体は出来上がったと思う。ご覧の通り、この記事自体、枠組みは「使い回し」である。だいぶ慣れてきた。・・・その「使い回し」で強引につなげるが、大阪・船場吉兆(せんばきっちょう)の「食べ残し・使い回し20年間常態事件」には、皆さんと同様、苦笑を禁じ得ない。言語道断とか、マジメに怒るのもアホらしい、頭のネジが相当ゆるんでるとしか言いようがない。こんな高級料亭に、僕などはたぶん一生行くこともないと思うけれども、「吉兆の鮎(の塩焼)」と言えば、それ自体が“成句”というか“熟語”というか、日本料理の最高峰のステータスを示す代名詞の代表格であったし、以前から聞いていた(・・・これは関東人にとっては、東京吉兆のことだが)。また、大阪・船場と言えば、行ったことはないが、谷崎潤一郎の代表作「細雪(ささめゆき)」や「春琴抄(しゅんきんしょう)」の舞台になっており、歴史と伝統と近代が交錯する繁華街として知られる。かつては、いわゆる「糸偏」といわれる繊維筋問屋の旦那衆などで賑わったという。その「吉兆の鮎」が使い回しであったという驚愕の事実は、もう何をどうやっても糊塗するコトは出来ないだろうね。末法の世。世も末じゃ~、南無阿弥陀仏。なお、このニュースは、読売新聞の独走スクープだったようである。さすが~、泣く子も黙る猛者軍団・読売大阪社会部の伝統は脈々と生きていた~。えらいな~、読売新聞。それはそれとして、鮎の淡白な味、いいよね~。言ってみれば「端麗」。わが栃木県は鬼怒川や那珂川(上流)を有し、鮎の名所でもあるのです。吉兆ではいくら取るのか知らないが、こちらでは、丸々と太った鮎の塩焼1尾がわずか200~300円程度。車で30分から1時間も走らせれば、数多く点在する簗場(やなば)で、今しがた獲れ立ての鮎が楽しめる。海に遠い代わりに、豊富な山の幸、川の幸はふんだんにありますだよ~。いいでしょ~ついでに、歌詠みとして、ちょっと生意気なことを言ってみると、鮎の塩焼きみたいなナチュラルかつ端正な歌を詠んで見たいものだな~と思う。これは一つの理想だす。間もなく訪れる9日(金)が締め切りの「短歌人」7月号原稿に間に合うだろうか!?ぽつぽつ詠めてはいるんだけど、方向性が全然決まらず、今回の締め切り、未だかつてないほどヤバイんです~・・・何の記事だか、ワケ分かんなくなった
2008年05月05日
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きのうは憲法記念日で、各地で記念行事が開催された。・・なんか、うんざりさせられる日ではあるね~頑迷ともいえる現行憲法護持派(護憲派)は、今は昔の懐かしの“全共闘集会”ゆかりの日比谷公会堂で、「5・3憲法集会」(日本共産党系の「新婦人も参加する同実行委員会主催」)を催した。日本共産党・志位和夫委員長、社会民主党・福島瑞穂党首、韓国左派活動家イデオローグの李俊揆(イ・ジュンキュ)さんらをはじめ、左翼勢力を中心とする政党関係者・市民団体らが参列した。関係組織の総動員令にもかかわらず、主催者側の大幅水増しお手盛りご祝儀相場の発表でさえ、たったの4300人しか集まらなかったと報じられている。彼らの勢力の衰退ぶりを如実に示す、ショボイ政治的自慰行為であった。私は、言うまでもなく、現在の「日本国憲法」については、明らかに現代という時代と国際情勢にそぐわなくなっている「9条」を筆頭に、全面的に見直し改正すべきだと考えている。ただしもちろん、人類の叡智である基本的人権にかかわる条文は最大限尊重・堅持すべきである。考えの骨子・コンセプトはごく簡明だ。人間も国家も、きちんと自己防衛力を備えた上で、戦争をしないのが理想である。また、必要十分な確乎たる防衛力こそが抑止力となり、戦争の災禍から我が国を守ることになる。こんなことは、改めて力説するまでもない国際常識もいいところであり、反論する余地も見出せないのではないか。「永世中立」のスイスでさえ、「国民皆兵・総武装」とワンパックである。ただ、ご承知の通り、現在の国民世論の動向や現下の政治情勢では、それが具体的なタイムテーブルに乗る現実的な可能性が全くないことは明らかである。政治にかかわる事柄は、タイミングが命である。大古典「孫子」にも、そう書いてある。その点では、「間(ま)が命」の芸能と変わりがない。我々穏健な保守主義勢力の敬愛すべきエースだった、安倍ちゃんの挫折は本当に痛かった~しかしまあ、健康問題では仕方がないやね・・・そのうち、きちんと落とし前は付けるから。今、何を言っても虚しいし、時間と労力の無駄であるので、少なくとも当分は、この問題については沈黙する。・・・今、この文章を読み返してみたら、ちょっとコワモテと言うか、ちょっと舌鋒が鋭すぎるかも知れないが、言うべきことは断乎言うべきだと思っているので、・・・ま、いいかなお、いつもゴチャゴチャとワケの分からぬ左翼的論調を撒き散らしている、アルファ(超人気)ブログ「世に倦む日日」氏が、ついに地金を出した。「憲法護持のために、中国・韓国の人々と共同戦線を張ろう」と明言している。うそ~っ!?!なぜ、日本の憲法の問題に、外国人を引き入れなくちゃならないわけ~?また、この辺りの文章が、昔懐かしい、40年前ぐらいの全共闘過激派のアジ演説そのもの。ノスタルジーさえ感じさせる問わず語りに、反日左翼の正体をモロに現わしたな~ってところである。・・・ここまで短絡的な男だとは思わなかったけれども
2008年05月04日
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昨夜はウォーキング・ジョギングの7回目娘たちと15分ほどお手々つないで楽しいお散歩をして来たあと、改めて外に出て、正味35分間で4953歩。楽天ブロ友・魔法の木マスターさんの「ジョギングは、時々方向を変えた方が脳のためにいいですよ~」というアドバイスを素直に受け入れ、いつも行っている繁華街(・・・飲み屋街)の方とは逆の、JR駅の方向へ。なるほど、視界が新鮮で、これは楽しいおっしゃるとおりだと思いました~ところが、好事魔多し。体調全般と心臓循環器系は至って快調だったのだが、思わぬ陥穽というべきか、左足首からスネ辺りの筋肉痛が初めからあり、速足で歩いているうちにだんだん堪えがたいぐらいになってきたので、大事を取って泣く泣く中止・・・少々つまんなかった。ストイック(禁欲的)かつ自虐的(?)な意識のセルフ・コントロールも、強い痛みにはあえなく陥落!やっぱり、まだ連夜のトレーニングは、ちょっとキツかったか。しかも昨夜はノリノリで、現時点での全力歩行(?)に近いスピードで飛ばしてしまい、知らず知らずのうちに無理していたかも知れないな~と、自己猛省・・・いやホント、こういう場合、一般論としても、決して無理しない方がいいと思う。焦る必要はどこにもないのだから。運動量としてはとっても物足りなかったが、なんか異様に蒸し暑いな~と思っていたら、帰ってきたとたん、当地ではまとまった雨が降り出した~・・・結果としては、けっこうラッキーだったと思う
2008年05月03日
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かわいそうなツキノワグマ 撮影:下野新聞社©地元紙「下野(しもつけ)新聞」の報道によると、当地・栃木県宇都宮市の郊外で今日、ツキノワグマが捕獲され、殺処分にされた。いつも思うことだが、こういった場合、命あるものを、どうしても殺さなくてはならないのだろうか?何かほかに、もっといい方法がないのだろうか?このことに共感してくれる人は、決して少なくないと思う。このクマさんは、人を襲ったとか、別に悪いことは何もしていない。一方的に人間が仕掛けたイノシシのわなにかかってしまっただけである。山口・光市の元少年Fとはワケが違うのである。しろうとが知らない、それなりの論理とか、何らかの不文律ないし明文の規定でもあるのだろうか?僕には分からない。言葉に興味があるものとして言うならば、「クマ」という言葉は、古代日本語「カム(神)」、アイヌ語「カムイ(神)」などと語源的関係があるとも言われている。そのように崇高にして畏敬されるべき存在である。宮崎駿のエコロジカルな世界観が横溢した傑作アニメーション「となりのトトロ」の森の妖精たちのイメージ(・・・とは見た目違うけれども)にも、一脈相通じるものがあると思う。そこに、人間の驕りはないかと、問いたくなってしまう。・・・むろん、地元住民の方々の恐怖心、警戒感が理解できないとは言わないが、「くまんパパ」としては胸が痛むと、ここに明記しておきたい。宇都宮市でツキノワグマ捕獲 民家近くの竹林【下野新聞・2日配信/3日付1面】 県内で人里にクマの出没が相次ぐ中、宇都宮市大網町の民家竹林で2日午前6時ごろ、イノシシ用のワナにツキノワグマが掛かり、捕獲された。宇都宮中央署の調べによると、ツキノワグマは2、3歳の雄で、体長1メートル、体重60キロくらい。宇都宮市は再び出没する危険性を考慮し、住民と協議してこのクマを殺処分とした。 調べによると、民家の男性(65)が同日、わなにクマの足が掛かっているのを発見、猟友会に通報した。 男性は4月から、田畑を荒らすイノシシ対策のため、宇都宮市の許可を受けてわなを仕掛けていた。〔ツキノワグマ〕 アジアに広く分布する中型のクマ。全身が黒く、胸の三日月形白斑が特徴。体長130―160センチで木登りがうまく、ドングリはじめ果実、新芽など植物とアリなど小動物を食べる。落葉広葉樹林を好み木の洞などで冬眠、メスはこの間に2―3頭の子を産む。日本は本州以南に分布するが九州はほぼ絶滅、四国も数十頭しかいないとされる。
2008年05月02日
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HEART STATION/Stay Gold(シングル) HEART STATION(アルバム)底知れず、端倪すべからざる音楽の女神(ミューズ)宇多田ヒカルの、これがピークだとか最高傑作だなどとは毛頭思わないが、とどまるところを知らないド天才ぶりを改めて遺憾なく示す、現時点での一つの里程標(メルクマール)的な完全作品。限りなく痛切な愛惜の感情にあふれていながら、肩の力が抜けたポップ感も両立させている。相変わらず「超音波を伴ったハスキーヴォイス」と評される見事な声質による完璧な歌唱と融けあうような、蠱惑的で重厚な洗練されたサウンドに、あなたは音楽だけがもたらす至福の陶酔を味わうことになるだろう。シンセサイザーで出しているのか、実際の楽器なのか分からないが、中国の民族楽器・胡弓のような響きの音がベース・ドラムスなどのリズム系セクションにからまるところなど、まことに耳に心地よい。周到に検討され計算され尽くしたサウンドデザインであることは、一聴して明らかだ。今回の歌詞からは、ややもすると近年の彼女の表現に付きまとってきた深みと含みのある難解・晦渋性(・・・それはそれでなかなか魅力的なのだが)が消え、割とストレートで分かりやすいといえる。彼女の書く詞に時々見受けられる、持ち前のユーモアや時事詠的なクスグリ・おふざけや、現代詩的な、ある種「カッコわるカッコいい」感(?)も影を潜め、これまたもう一つの彼女の大きな素直な持ち味であるメランコリー(憂愁)で押しまくっていることは注目に値すると思う。一種の新境地と言ってもいいだろう。そして、それはもちろん成功している。モチーフとしては、彼女の十八番、喪失したものへの密かで静かな心の叫びである。ひとりの25歳の女性が作って歌っているとは全く信じられない、人生の酸いも甘いも噛み分けたような圧倒的な説得力と夾雑物のない昇華された透明感が漂っている。なお、下世話なことをひと言言うと、この間彼女を襲った私生活上の不幸は、明らかに彼女の“芸の肥やし”になったと思う。・・・「桂春団治」も真っ青の貪欲ぶりといえよう(?)“深夜一時”に酒など飲みながら聴いていると、泣けて泣けて仕方がない名盤〔Oops! Music Communityの拙文投稿を転載〕音楽のはじまり(小学館「音楽の図鑑」より)
2008年05月02日
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昨晩は、ジョギング今季6回目。ウォーキングに、時々軽いジョギングをまじえて、正味ジャスト60分間汗をかいた。総歩数は7806歩。ちょうど1時間なので、歩行距離と平均時速は当然同じ数字で、1歩75cmとすると、7800×0.75m=5.85km(/h)だった。推定消費熱量は、生理学的係数のMETSを代入して、83kg×4(METS)×1(h)=332kcalこれを体内の中性脂肪(体脂肪)の熱量(1g:7.2kcal)に換算すると、332(kcal)÷7.2(kcal)≒46gのファット(脂肪)に相当する。*この数式の詳細はこのシリーズの前項をご覧下さい。昨夜の気温は、この時期としてはかなり高かったが、風が強く、心地よく感じた。半袖Tシャツに短パンの出で立ちでちょうど良かった。なお、ウォーキング(速歩)とジョギング(緩走)、ランニング(走行)は、速度やフォームは違うけれども、同じロードワーク・エクササイズとして区別せず(・・・また、実際そうそう厳密に区別できないし)、通し番号で数えることにする。さて、ここへ来て、ようやく体の根回し・稟議・調整が出来てきたと見え、今年初めて好調だと感じた。「絶」の字がつく日も遠くないだろう。脚も軽いし、体のキレがいい。呼吸も楽で、これまで毎回やや感じていた苦しさ・つらさはほぼ消えた。軽いランナーズ・ハイともいえる爽やかな高揚感もあった。これに加えて、ダイエット(食餌療法)大作戦も強力に推進。きのう一日で食べたものは、「マルハのちくわ」1パック(5本)。魚肉ソーセージ1本(マルちゃん・東洋水産)。デルモンテ・トマトジュースと野菜ジュースのブレンド数杯(ガブ飲み)。牛乳数杯。ネイチャーメイド・マルチビタミン1錠。DHCマルチミネラル1粒。・・・以上厳密ではないが、全部まとめて、おそらく600~700kcalぐらいかな。なお、ついでにひと言苦言を呈すると、「マルハのちくわ」は、変に甘ったるすぎる。糖分を入れすぎではないか。飢えているせいか味覚が鋭敏になっておりやや大げさに言うと耐え難いぐらいに感じた。・・・ま、飢えているので、食べることは食べたけれどもまた、デルモンテ・トマトジュース(亀甲萬)は、カゴメより美味しいと思う。熟成された「ラガー」な味がする。以前に周到な飲み比べをして確信した。この点は、妻と意見が一致している。カゴメは、やや青臭いというか、ナマっぽい。よく言えば、ナチュラルというか。・・・これは好みの問題だとも思うけれども。おまけに、900mlペットボトルで、実勢価格は50円ぐらい高いし。これは致命的かともあれ、そんなこんなで、メタボリック・シンドローム(新陳代謝症候群)そのものの、世にも醜かった僕の腹は、風船のごとくみるみるしぼんで来つつある。現在、体重82.8kg(身長178cm)。3~4月の2ヶ月で、すでに8kg減量した。この勢いで一気に80kgの大台割れを目指す。少々時間はかかるが、間違いなく行けると思う。なお、証拠写真(セルフ・ポートレート)も掲載しようかと思ったが、まだやめとく到底人様にお見せできるようなハラではない80kgを割ったら考えるなせばなるなさねばならぬ何事もならぬは人のなさぬなりけり・・・上杉鷹山の名歌である。・・・あ、そういえば、それで思い出したが、これは短歌のブログであった所属している「短歌人」の7月号原稿締め切りも徐々に迫ってきているのだが、詠草は全くできていない。・・・こんなことで、いいのだろうか?
2008年05月02日
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