「My heart is a flower, that blooms every hour...」とスウィートな歌い出しで始まる「Flower」が、個人的にベストトラックです。切ないものが多い中で、この歌はとても明るく優しい。そこが好きです。 「Jesus」なんかは、Amosの声が存分に生かされたブルース調なナンバーで、すごくカッコイイ曲。こういうのもいいですね。 すこしジプシーっぽい物悲しさの「Hello Again」も、思い切り泣かせてくれます。これ準ベストトラック。
ラスト2曲が大物ゲストの登場です。 Lucinda Williamsと共に歌う「Clear Blue Eyes」。イントロから「きたきたきた!」というたまらないカントリーの薫り。掛け合いあり、ハモリあり、自在に絡んでは離れる二人のヴォーカルがいいです。 そしてWillie Nelsonとの「Behind Me Now/El Camino(Reprise)」。Repriseとあるとおり、冒頭の「El Camino」のリピートから始まります。やっぱり彼の声はいい声だわ~とひたっていると、やがて始まる爪弾きのアコギ。で、これは…御大のお声?!ゆっくりとしみこんでいくような、ひときわ包容力の大きな声にうっとりとしました。