なぜか国内盤はインストで始まり(これでだれる…)本編に入ります。 「Little Shocks」、不穏な響きのイントロがなんともいえず良い感じです。こういうひねくれた感じのポップは、最近はあまり見かけないような気がしますね。これに続く「Things Change」もいい感じにヒネてます。というかみんなどこかしらひねくれた気がする(笑)。 中盤以降、特にメロが印象に残っています。 ずっとバーストしっぱなしみたいな「Dead Or In Serious Trouble」のゴージャスな雰囲気が私はやっぱり好きですが。 トニー・ヴィスコンティがプロデュースした「Kinda Girl」は、これぞKaisers!的なポップネスとロック感がまさにちょうどいい塩梅になっているダンシン・ナンバー。これはいいです。ライヴで踊れますね。コーラスもできるし。 シンセたっぷりの「Heard It Back」もお気に入りです。すごいコーラスワーク。Beach Boysを引き合いにしてライナーで語られていましたが、ほんと驚くほど多重コーラス。 「If You Will Have Me」はいったい誰が歌っているのでしょうか。Nick?ちょっと可愛くて笑ってしまいました。