心食動操

心食動操

2016年07月01日
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カテゴリ: 精神疾患
先日の診察で、担当医に自分の病名を訊いたら精神疾患の症状はあるが、これといった病名はないといわれました。

精神疾患の症状は陽性的なものと陰性的なもの、そういう分類のできないものがあり、精神疾患の治療は症状に合わせて薬を選んだり、症状別プログラムを行ったり、食事や運動を行ったりして治療します。

統合失調症や双極性障がいは陽性症状と陰性症状があり、周りの人の対応もそれに合わせて疾患者の心を穏やかにしたり、症状を抑えたり、自傷や他害を防いだりします。

精神疾患には症状の波があり、症状が強い時と症状が弱い時があり、症状が弱い時は気分が比較的安定していて、陽性症状が強い時は体の動きが激しく、大声を出したり暴力を振るったりすることもあり、陰性症状が強い時はやる気が出ず、何もしない状態や横になっている状態になり、陰性症状から陽性症状や回復症状に切り替わるときは自殺の危険性があります。

発達障がいも私は病名より個別の要素に注目します。
これといった発達障がいの病名が無くても発達障がいの要素があれば精神科医や心療内科医は助言をしたり、心理療法の施設を紹介し、それによって生活の支障を減らしたり、社会進出の手助けをしたりします。心の医者は発達障がいにきちんと対応します。(中にはいい加減に薬を処方して済ます医者もいますが)

暴力は病名ではありませんが、症状です。
心の専門医はいろいろな手段で暴力を抑え、最終手段として入院も考えています。
暴力を抑える薬も強力精神安定剤から漢方薬まであるし、食事や思考の改善でも抑えることができます。

精神疾患は症状がいろいろあり、治療もいろいろな分野から行ないます。
症状と比べたら、病名はあまり意識しなくても良いと考えられます。


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この本では、精神疾患の病名はいい加減となっています。





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最終更新日  2016年07月01日 20時06分31秒
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