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並男です。 ジャイアントパンダ公開間近で盛り上がる上野動物園を見てきた。上野公園は近年、もっぱら美術館や散策目的で訪れるので、動物園は数十年振り。今回も、3月下旬にパンダと桜で賑わう前にと、散策に出掛けたつもりだったが混雑前に久々に動物園を見るのも良かろうと、予定外の入園。ゲート近くにあるジャイアントパンダ舎は整備中で囲いが設けてあるがとりあえず、こんなのが迎えてくれる。土産物店でもパンダを全面に押し出している。閉園1時間少々前の入園だった為、やや急ぎ足で園内を巡る。雄々しい (と言っても性別は判りかねるが) 鷲。背中の大きすぎるゴリラ。コツメカワウソ、これは愛くるしい。目の前に来てくれた。近い…自由に動き回るニホンザルは、しばらく見ていても飽きない。他愛のない喧嘩だろうか、1匹が鳴き声を上げると他もみな叫び出し、えらい騒ぎとなる。優美だが、そして檻から決して出られないことはわかっているが、羽を広げて突進してくると思わずよけてしまう迫力の、ホオカザリヅル。頭部の羽根が特徴的な、ヘビクイワシ。なかなか見応えがあり、1時間少々では勿体なかった。大人になってからは殆ど縁の無かった 「動物園」、意外に楽しめる。
2011.02.28
並男です。 太田市(旧尾島町) の尾島RCスカイポートでラジコン大会を見物。雑誌 『ラジコン技術』 の電波実験社が主催する 「第24回RC航空ページェント」、全国トップクラスのラジコン機操縦の妙技が見られるというので、早朝より尾島へ。思いのほか大規模なイベントだった。このラジコン機専用のポートは利根川河川敷、新上武大橋の約500m東。長い大橋を渡る途中で、大会のアーチ・テント・夥しい数の車が目に入る。ネットで調べても情報が少なく、大会公式サイトらしきものも情報が昨年のままなのでもう少し地味な大会かと思っていたが、近隣に多くの交通整理係が配置されていて朝8時半過ぎで、河川敷の駐車スペースも大橋東側までこの有様。駐車した付近には丁度 「海から171.5km」 の看板が立っていたので約1km歩いたという事か。8時半から1日がかりの大会なので、観客も気合いが入っている。パーツや小型機、グッズなどの店が並び、こちらも大変な賑わい。やはりラジコンファンは中高年が圧倒的に多く、自分より上の世代が目立つ。到着した頃は、エンジン音が響くガソリン機がフライト中。ブルーインパルスさながらのアクロバット飛行、見事な操縦テクニック。しかし我が家のカメラでは限界がある、これ位の機材が欲しいところ。会場では機種やフライヤーの名前がアナウンスされる。上が 「エクストラ300」、下は 「ノースアメリカンT-28 トロージャン」 だったか。「中島海軍夜間戦闘機 月光2型」、着地寸前に微妙にふらついたが無事着陸。続いて、翼が無くローターが付いた 「オートジャイロ」 部門。ローターは風の力で回り、コンクリの上からの離陸は難しいらしい。3機のフライトが予定されていたようだが、1機は離陸後まもなく茂みに墜落しあとの飛ばなかった1機は棄権だろうか。こちらは、どのような仕掛けになっているのか2機がワイヤーか何かでジョイントされていて、離陸後まもなく切り離される。まだ数十機のフライトがあり名残惜しいが、これから埼玉県北東部の祭り・イベントを4か所回るので、最後に 「エアーウルフ」 を見届けて早々に退散。レベルの高い大会、マシンにも技術にも魅了される。機会あらば終日見物してみたい。
2010.11.04
並男です。出張ついでの時間調整に、東京スカイツリーを様子見。時間が許せば浅草で下車し、遠景を愉しみつつ吾妻橋から歩いて行きたかったがそうもいかないので、今回は最寄りの業平橋駅より。スカイツリー建設現場は業平橋駅の目の前。ホームに降り立つと、余りの近さと大きさに驚く。内部の建築資材も見える。ホームの東端まで歩いて行くと 「第1展望台」 の懐に近く、大迫力。微かに青みががった白い支柱は、巨大であっても不思議と圧迫感を感じないがこの至近距離から展望台を見上げると、なかなかに迫って来るものがある。駅から出て少々周囲を散策。 現在タワーの高さは408m。地上ではショッピング施設等が入るビルも建設中、タワークレーンが立ち並ぶ。目の前の川もタワー建設と併せて、護岸を整備中。川沿いにはカメラを手にタワーを見上げる人が数多い。観光客らしき人から近隣のビジネスマンまで、とにかくこの界隈での注目度は高い。展望台の上にもクレーンが3台、丁度フックが地上がら引き上げられる所。風を殆ど感じない穏やかな日、さほど揺れ動く事も無く高速でワイヤーが巻き上げられる。タワー自体もだが、クレーンにもどれだけの重圧がかかる事か。これだけの規模の建造物を支えつつ、資材を頂上まで運び、荒天や地震等も考慮し…どのような構造計算が為されているのか、素人には想像もつかない。まして市街地の真っ只中への建設、請負業者の責任は重大だがタワーの建設に携わるという事は、後々に子や孫にまで語り継がれる誇りであろう。継ぎ目部分に、何やら小さな突起物が付いている。点検用の足場だろうか。こんな高所で人間が作業…自分には一生ご縁が無いだろう。 浅草通りの方から見ると、ビルの狭間の景色がタワーで埋まっていたりビルの上から巨大なタワーがにょきっと生えていたりして、ぎょっとする。この辺りの景観も随分変わった。スカイツリーは単なるショッピング施設やレジャー施設と違い、その場へ行き入場する愉しみだけでなくかなり広域の周辺地域から、それぞれの地区の景色込みで景観を愉しむという味わい方がある。ツリーの近くには、撮影スポット紹介とグルメスポット案内を兼ねたこのようなボードが幾つか設置され、A3版に印刷されたものが駅にも置いてあった。妻が先日書店で買ってきたスカイツリーのガイド雑誌にも、タワーそのものよりも周辺散策情報の方が盛りだくさんだった。これから益々、周辺地域への経済効果も高まっていくだろう。タワー建設に伴い業平橋~押上エリアに誕生しした、ゆるキャラ 「おしなりくん」。浅草通りに 「おしなりくんの家」 という休憩スポットも出来てグッズ販売や飲物の提供をしている。戦後日本復興の象徴とも言える東京タワーが、間もなくその役割の一部を終え既にスカイツリーが東京タワーの高さを超え…広島平和記念日、百年にも満たない短期間の日本の変化に、色々と物思う。
2010.08.07
並男です。土曜日は浅草の三社祭へ。各町の神輿渡御が始まる昼頃を狙い、浅草寺へ向かう。浅草駅で地下鉄を下りて地上へ向かう階段で、既にお囃子が聞こえてくる。雷門の前は、神輿が出る前から大混雑。普段の浅草とは比べ物にならない賑わいの仲見世商店街を人の波に乗りながらゆっくりと通り抜けやっと宝蔵門をくぐる。浅草寺は本堂が工事中の為、景観的には少々残念な部分もあり見物スペースも例年に比べ規制されているが、西部十三ヶ町・南部十六ヶ町・東部十二ヶ町もある神輿渡御は殆ど呆れる程の規模で、どこまで見たらいいものやら…きりがない。本堂の方面から出てくる神輿は、五重塔の前でお参りした後、商店街へと繰り出す。詳しい巡行路を知らずとも、細い横道からアーケード街までどこを通っても神輿やお囃子屋台に遭遇する。やがて神輿は大通りの 「雷門通り」 をも占拠。広い道路が一時車両通行止めになり、人で埋め尽くされる。ふと隅田川を渡る吾妻橋の方向を見ると、スカイツリーが目に飛び込んでくる。すっかり失念していたが、浅草からはスカイツリーが近くに見えるので建設中のスカイツリーと祭りを一緒に写真に収められる絶好の機会だ。現在の高さ、368m。ゆっくり2時間半程見物して浅草を後に。続きはまた。
2010.05.16
並男です。混雑を避けて平日に行ける機会を狙いつつ、早2年。代休を利用し、ようやく鉄道博物館を訪れる事が出来た。県内なので車で行ってもよいが、観た後に電車に乗りたくなるであろう事を予測し電車で行く事に…高崎線大宮駅から、初めて乗るニューシャトルで1駅。 鉄道博物館駅に着くと、既に駅構内に車輪などの展示物。改札を出てすぐの床タイルが新幹線の時刻表になっていたりD51の前で記念撮影出来るようになっていたりと、入館前から気分を盛り立ててくれる。博物館は駅直結、まずは入場手続き。Suicaを持っていればそれが入場券代わり、無ければ入場カードを発行してもらうようだ。広い館内、ますば1F・入館して右のヒストリーゾーンから見物。様々な年代の車両…機関車・客車・貨物車、急行や新幹線まで揃う。これは何時の時代のものだったか、和洋織り交ぜた貴賓用の豪華な車両。 中に入れる車両も多い、これは懐かしい雰囲気の木造。菊の御紋入りの御料車、明治9年製造で現存する最古の客車との事。階段が付いていて、車両を上から眺めたり下から覗いたり出来る所も。ここはパンタグラフを間近で見られる。発車・停車の操作を体験できるコーナー。別に運転席に入って体験できる所もあったが、そちらは予約制のようなのでここで操作を楽しむ事に。ブレーキのレバーを緩めると、耳慣れたプシューという音がする。思い切って加速、そして少しずつやさしくブレーキをかけ停車…これは楽しい。急勾配の登山鉄道などで活躍したマレー式機関車の内部構造。車輪の下から見ることもできる。2Fへ上がると、様々なパーツの展示や、動力の仕組みの解説コーナーなど殆ど呆れる程に膨大な、貴重な資料の数々が。駅名の札、ヘッドマーク、時計、切符印刷発行機、レールや電線、製造所や年代を表すプレート、各種ミニチュア等々…再び下へ降りて外に出ると、ミニ電車を運転して実際に走らせるコーナー。妻が運転したいと言ったが、ここも予約が必要なので見るだけに。博物館は線路沿いにあり、柵の向こうでは本物の列車が走っているのが見える。高崎線等とニューシャトルが交わる好立地でもあり、鉄道ファンにはたまらない。小腹が空いたので、館内の 「駅弁屋」 で弁当を買って休憩。弁当はそこの車両内にも持ち込めるようだ。駅弁は20種程はあっただろうか、初めて見るものが多い。本庄早稲田駅に 「古代豚弁当」 なるものが存在するとは知らなかった。選んだのはホテルシェフのプロデュースによる 「信州野沢菜おごっそ弁当」。軽めだが、一品ずつが思いのほか旨かった。見どころ満載、3時間滞在したがそれでも 「流した」 といった感じ。真剣に見れば1日あっても足りない程の膨大な展示物、入場料以上の価値がある。子供も大人も楽しめる、日本…いや世界に誇っても良いかもしれない博物館だ。やはり観た後に乗る電車は、いつもと違って新鮮な感じがする。客を楽しませる工夫は土産物売場にも。 その辺りは後日、妻が書きたいとの事。
2010.03.06
謹賀新年、並男です。熊谷市の上中条地区に、常光院という歴史ある寺院があると聞き以前から訪れたいと思っていた。厄除大師としても知られている寺院なので、正月のこの機会に行ってみた。郊外の静かな田園地帯、周囲には商店もなく屋台の出店が出るでもなく純粋に新年の無事を祈る参拝客で賑わっている。臨時の駐車場が空くまで少し待った。門のある南側には懐かしい雰囲気の堀、熊谷にもこんな所が残っていたのか。情緒ある塀に囲まれ、緑が深い。 夏は涼しそうだ。正門から入り、自然豊かな参道を歩いていく。萱葺き屋根の小綺麗な本殿、これはなかなかに立派だ。きらびやかな装飾など無いが、とても美しい。安らかな威厳とでも言うのか…そんなものを感じる。おみくじ売り場は行列が出来ている。ここは映画 「五重塔」 のロケ地として使われたという。境内で見つけたポンプにお飾りがついている、水にも感謝の心。俳句寺としても知られているという常光院、ホームページを見ると住職さんのコラム等が充実している。「さきたま出版会」 よりガイドブックも出ているようだ。
2010.01.03
並男です。国号17号を中心とした熊谷市街地道路で、大幅な交通規制をかけて行った「自転車道等社会実験」。11月20日をもって期間終了、午後から撤収作業に入ったようだ。長かった混乱も、今日を境に徐々に収束していくのかと思っていたがどうやら一晩で一気に撤収しそうな勢いだ。日没後に17号を通り掛かると、筑波交差点付近では早速仮設ガードレールを撤去中。上り車線のカエルも、東側から順次解体。11時過ぎにもう一度通りかかると、下り車線はきれいに撤去済み。めでたく規制解除。カエルも急ピッチで撤去され、この分だと朝には元の17号に戻っているだろう。ともかく、1か月半にも渡る混乱が終わりを告げる。少なくとも自分の周囲ではことごとく大不評だった、大渋滞を伴う「実験」。市街地ではアンケートが配られたが、集計結果は如何に?今夜は久々に、左車線を走って帰宅した。
2009.11.21
並男です。8月に熊谷駅前のアキバ系自販機について記したが、深谷でも発見した。そういえば深谷駅前にもあるという噂を聞いたような気がする。深谷を通りがかりに、10月10日からおこなわれる 「花の街ふかや映画祭」 の旗に混じって「グルメ缶」 の青い旗を見かけ、ここだったのか…と。熊谷の自販機に比べ、バリエーション豊かすぎる品揃えだ。深谷駅前からまっずぐ北上、中山道と交わる 「仲町」 交差点の辺り。ここには小さな食品店があり、自販機のオーナーはこの店と思われる。まず常識的な柿の種に続き、初めて見た焼きりんご。りんごカレーなる新商品もある、まさかライスは入っていないだろう。焼鳥は手軽なツマミに良いかもしれないが、冷静に考えるとかなり高価。蒟蒻麺のスープパスタは、トマトスープ系もあったのか。また初めて見る商品、玄米がゆ・筑前煮・肉じゃが…世も末だ。 ここまでは冷やした缶で一番下の段がホット。 とん汁も出てきた。驚いた事に、売り切れランプが並んでいる。妻に写真を見せたら 「焼きリンゴを買ってくればよかったのに」 と責められた。
2009.10.04
並男です。熊谷駅前で奇妙なものを見つけた。厳密に言うと、存在は知っていたがまさか熊谷にあるとは思わなかった。熊谷駅北口前から西へ走る、ウェーブを描く道 「駅西通り」。その一角・永楽の少し手前に、さいとうたばこ店がある。今時珍しい、こぢんまりした煙草専門店。 小さな店内に多種の煙草が整然と並ぶ。自分は非喫煙者だが、今もよく見かける看板のあの 「たばこ」 の文字には、妙に懐かしさを覚える。だがこの店の店頭にある自販機に書かれた文字に気付き、驚く。秋葉原で流行の、おでん缶やラーメン缶が。おでん缶は自衛隊のものを食した事があったが、麺類は未体験。わざわざ買おうとも食いたいとも思っていなかった。が、意外な所で見つけた驚き、そして妻からの要望もあり、つい購入。メーカーは流行のおでんと同じ 「こてんぐ」。知らぬ間にクリーム系のスープパスタまで発売されていたが中味を想像すると…どうもいただけないので、無難な醤油ラーメンとカレーうどんに。自販機から出てきた缶は温かい。 布に包んで家に持ち帰った。ご丁寧に折り畳みフォーク付き、道端で食べる事も出来る。麺は蒟蒻麺、しかも缶入りという事で、味は期待していないが…まずは醤油ラーメン。さすがに麺は蒟蒻なりの味気無さだが、スープは意外に悪くない。麺が無味なので、その分スープは濃い味付けになっている。カップラーメンのようなチャーシュー入り。妻が食べたカレーうどんも、感想は似たようなもの。こちらは小さな角切りの肉と、怪しい平べったさのキツネ入り。 2人とも、完食。とりあえず好奇心を満足させた。まあ話の種に、又は防災グッズの1つとして覚えておこう。
2009.08.01
並男です。 先日妻沼方面を訪れた際、思わぬ場所で紫陽花の行列を見つけた。妻沼聖天から西へ約1km程の地点。妻沼運動公園の向かいに、前澤化成工業第二工場がある。広大な敷地の裏手は田園地帯となっているが、その静かな裏道を偶然通りかかった際、用水路沿いに夥しい数の紫陽花を発見。正確な距離は解らないが、2~300mはあるだろうか。こんな光景は、近隣ではなかなかお目にかかれない。妻も知らなかったという。人工的に植えられた事は明らかだが、誰の手によるものだろう。途中からフェンスの内側になるという事は、前澤化成によるものか。自然にまかせ、特に手入れをしている訳ではないようだ。ワイルドな咲き方で、時に枯れた花も見受けられる。工場外周に沿って南へ曲がってもまだ続く、こちらは色とりどり。大通り沿いの正面側をしばらく西へ辿ると、「マエザワ緑の広場」という緑地がありここにも丈の低い紫陽花が咲いている。この工場は、一回りするとかなりの距離となる。 散歩がてら、良いものを見せて貰った。
2009.06.22
並男です。出張で新橋に行き、銀座で一杯飲んできた。夜の銀座では、道の両脇に並ぶタクシー行列が壮観な眺めだ。これは平日の9時台なので、まだ道路を一般乗用車が多く行き交っているが金曜の10時~11時頃などは、静かになった大通りにタクシーばかりがズラリと並び、その光景の異様さには圧倒される。中でも中央通りの大行列は見ものだ。バブル時代の銀座を知る知人によると、当時は金曜の晩ともなるとタクシーを捕まえるのにも一苦労、こんな光景は見られなかったという。晴海通りもこの通り。外堀通りも、路駐から走っている車まで見事にタクシー。大通りは名の知れたタクシー会社が行列しているが、細道に入ると一変して個人タクシーばかりが目立つ。それぞれ縄張りがあるのだろう。このままタクシーに乗って帰れれば楽なものだが、熊谷まで幾らかかるかと考えると…やはり、まっとうに電車で帰ろう。
2009.04.25
並男です。本郷の実家へ行った帰りに、文京シビックセンターへ寄った。無料で入れる25Fの展望台は、東京の夜景を眺めることができる穴場。妻が言うところの 「電気ポットのような形」 をしたここは、文京区の区役所でありまたコンサートなどが行えるホールもあり、文化センターのような役割も兼ね備えている。春日通りに面しており、地下鉄の後楽園駅・春日駅を出てすぐ。 交通の便も良い。エレベーターで25Fへ上がると、賑やかな夜景が広がる。このフロアにはレストランもあり、手頃な値段で夜景を楽しみつつの食事もできる。向こうに見えるビル郡は、新宿の高層ビル街。眼下には後楽園遊園地も望める…が、ここまでで景色は途切れる。逆方向へ歩いて戻ると、最後に東京ドームの一部が見える。閉場の夜8時半まで、地上105mからの夜景を満喫した。
2009.03.01
並男です。正月に神田明神を参拝した。正月は実家の本郷から近い湯島天神に行くのが恒例となっているが熊谷の古宮神社で獅子舞を見た妻が「頭の大きくて緑の布をまとった獅子が見たい」と言い出し、本郷から歩いても行ける神田明神行ってみる事に。1月の神田明神は祭事が集中する。この連休は「だいこく祭」等が行われているが元旦から3日までの間は神田囃子と獅子舞が行われ、初詣は大変な賑わいとなる。昭和50年に再建されたばかりの、華やかな「隨神門」のすぐそばで明るい調子の楽にのって獅子が舞う。獅子の廻りに集った人達は皆、獅子に手や頭を噛んでもらう。妻もしっかり混ざりつつ、本殿参拝の際には「今年こそ神田祭を見られますように」 と…天下泰平。
2009.01.12
並男です。一昨年の深谷まつりの際に、深谷市仲町界隈を歩き、裏道で出会った1軒の古い建物が強く印象に残った。昭和の趣を残す建物が多いこのエリアの中でも一際強い存在感を放っている。いつか改めて出向き、写真に残したいと思っていた。中仙道沿いの映画館チネ・フェリーチェ前の細道を北へ入った所に建つ「仲町會舘」、名前の通り仲町の集会所らしい。祭りの日には仲町区の人達の詰所にもなっていたようだ。いつ頃建てられたものだろうか、木造だが入口付近にはモダンな雰囲気が伺える。長い年月、大事に使い込まれてきたのだろう。 丁寧に作られた感のある建物から、まだ朽ち果てるには程遠い強い風格が滲み出ている。電力メーターのカバー部分は、劣化した木材と金属の錆が自然に融合している。南側へ回ると生活感ある風景が覗かれるが、人が住んでいる訳ではないだろう。それにしてもこの界隈には、長屋・蔵・煉瓦の煙突…懐かしい風景が数多く残されている。だが妻は、この並びの和菓子店が一番の目当てだったらしい。仲町會舘 : 深谷市仲町5-10
2008.11.30
並男です。東京都北区に新しく出来た北区中央図書館を見学した。7月に開館したここは、陸上自衛隊十条駐屯地の東側に隣接しており軍の施設だった赤レンガの倉庫を図書館として改装し、話題になっている。一人でのんびり見学するつもりだったが、「十条」と聞いて妻が一緒に行きたがった。何でも、吉井和哉が幼少期に住んでいたらしい…そういう理由か。埼京線の十条駅・京浜東北線の東十条駅と王子駅からの距離は殆ど変わらないようだ。今回は王子駅で下車し、少々遠回りになるが飛鳥山公園の中を通って目的地へ。最短距離で歩けば15分程度で着くだろう。図書館は芝生の綺麗な公園の前に立ち、なかなかの景観。大正8年に建てられた 「旧東京砲兵工廠銃砲製造所275号棟」。この歴史的建造物が、煉瓦を生かし外観の雰囲気をそのままに、図書館として再生した。建具を取り外して屋根を解体、コンクリート壁を打設して再び屋根と建具を付け更に近代的な増築部分も加え、新旧が融合した空間を作り上げている。 経年による劣化が良い風合いを出している。こちらは裏側に増築した施設とを繋ぐ通路、ここは職員の事務所と思われる。 館内の増築部分との継ぎ目は、意外に違和感なく馴染んでいる。本格的なカフェも併設されている、十条ではさすがに本の返却が面倒なので読みたい本があれば、ここに持ち込んで読みふけりたいところだ。「北区十条台1-2-5」という地番は、現時点ではグーグル地図に表示されないのでマピオンをお勧めする。
2008.10.12
並男です。今年最初の赤い彼岸花を見た。江戸川区の葛西臨海公園の彼岸花は、関東でもかなり早咲きの部類と聞くが今年は早くも満開になったという記事を見かけ、13日に行ってみた。京葉線の車窓より。葛西臨海公園駅を一旦通り過ぎ、先に幕張で用事を済ませたが帰りに葛西へ寄る頃には、残念ながら空にはだいぶ雲が出てきていた。「園内のあちこちに咲いている」 との情報だったが、広大なこの公園で果たして簡単に見つかるものか…駅正面の、公園への進入通路にもなっている橋から、早速赤いものが見えた。下りて近付いてみると、確かに見事に花開いているこのエリアだけだが、公園外周を囲むように赤い花が列を作っている。内部にもあるだろうと軽く一回りしたが、他には見つけられなかった。が、観覧車の近くにはオレンジとピンクのコスモス畑が広がっていた。熊谷近郊では、別府沼公園の白彼岸花がだいぶ開いてきたようだが熊谷では赤い彼岸花はまだ目にしていない。 文字通り彼岸の頃になるだろうか。
2008.09.15
並男です。「関東一の水祭り」と言われる美しい祭の噂を聞き、土曜日は寄居町の玉淀水天宮祭を見に行った。鉢形城跡の足下に広がる荒川の玉淀河原は大変な賑わいだった。かなりの混雑が予想されたので、電車か車か迷ったが、妻が「早めに車で行って良い場所を取りたい」というので、車で行く事に。臨時の駐車場が幾つか用意されていたが、その中から敢えて会場からやや遠い寄居駅北側の町役場駐車場を選択。5時前であったが、駐車場は既にかなり埋まっていた。歩きながら町の様子を見物し、帰りは早めに引き上げる予定にて。駅を跨いで南へ渡ると、目の前に観光案内所があったので、そこで案内図を貰う。日頃は国道140号を通り過ぎるばかりで全く縁の無い寄居の商店街は昔ながらの町並みが残っていて懐かしい。別の機会にゆっくり歩いてみたいものだ。役場から会場付近の正喜橋まで、徒歩15分程度だったか。美しい景観の中に、噂に聞く「舟山車」が5つ並んでいるのが見える。橋の上からの見物は禁止されているので、橋を半分ほど歩いてみた所ですぐに引き返し、河原の入口の方へ回って下りてみる。御輿が6時半到着・花火が7時開始との事だが、5時過ぎには既にこの混雑。舟山車は毎年この場で組み上げられるというが、棒(竹竿か)を持った人が次々と船に入って行く。まだ作業が残っているようだ。まだ大分時間があるが、とりあえず舟山車より上流の空いている河原に座り、気長に待つ。やがて舟山車からお囃子が響き渡り、ほぼ定刻通りに本宮から運ばれてきた御輿が到着、船に乗せられて一回りする。この時間になると舟山車の提灯・ボンボリも灯りがともり、雰囲気が出てくる。いよいよ花火の時間となる…続きは妻に任せる。
2008.08.04
並男です。いよいよ北海道洞爺湖サミットが目前となった。開催地から程遠い都心も物々しい特別警戒体制が敷かれている。上野駅でふとコインロッカーを見ると、全て使用停止となっている。地下鉄も含めた近隣各駅も同様だった。改札前では警官が監視、すぐ脇にももう1人警官が配置されていた。街を歩いても、随所でやたらと警官を見かけ、頭上ではヘリの爆音も頻繁に聞かれる。妻は六本木のミッドタウンに行ったが、このようなショッピング施設の中さでえコインロッカーが閉鎖されていたようだ。ゴミ箱までも塞がれており、表通りでは検問も行われていたという。3日間の首脳会議の為に、国中が異様な空気に包まれている。ともかく、たったの3日でどこまで話が進むものかは解らないが特に温暖化問題は、いち地球人としても熊谷市民としても無関心ではいられない。一種のお祭り騒ぎが無事に過ぎ、発展的な結論が出される事を祈る。
2008.07.06
並男です。東松山市の国道沿いに小さな牧場を見つけ、車を止めた。明るい時間帯には滅多に通らないエリアの為、これまで見過ごしていた。この馬頭牧場は、407号「上岡」交差点の南にある馬頭観世音に併設されている。江戸時代より、馬の守護神として広く関東一円から信仰を集めているというが「馬体安全」から「進学成就」まで、守備範囲の広い観音様だ。至ることろに、馬の像や彫刻が配置されている。観音堂の脇に設けられた小さな柵の中には、4頭の馬がいた。一番上の写真の2頭、このスマートな白馬、それから茶色が1頭。エサやり・乗馬もさせてくれるようだが、見たところ指導員が常駐している訳でもないようなので、それなりの知識・経験のある人が自己責任にて行うべきだろう。「ご自由に」とあるのでで、妻が乗りたい乗りたいと騒いだが、やめさせた。ここは最近NHKで紹介されたようだ。今週木曜に「再々放送」があるらしいので、録画して見てみよう。
2008.06.08
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