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2011.06.15
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カテゴリ: やったコト
ブログに度々コメントいただく"ろずまり"さんにビワを頂いた。

もちろんタダで頂いた訳ではなく、放射線量の測定も込みなのであった。
ろずまりさんの自宅にある、「これがビワか?」とビビるほど大きな、ざっと20m近くあるビワの木から採れたビワは、震災の頃から着々とその実を太らせていたそうな。そのため、どの程度の放射線量があるかが気になるとの事。

というワケで初の出張測定。
まず、ろずまりさん宅の空間放射線量を測定してみると、表庭で0.15μシーベルト/時、裏庭で0.10μシーベルト/時、ピーク値で0.24μシーベルト/時を記録。ビワの木があるのは裏庭なので、あまり降雨の影響を受けていないようではある。

次に、放射線量を測定するため、頂いたビワをもいで容器に並べていく。
容器に敷き詰めたビワの上で線量を測り、空間放射線量との乖離を測定するのだ。あらかじめ容器が出す背景放射線量の測定も忘れない。背景放射線量は0.09μシーベルト/時。

第1回目の測定では0.13μシーベルト/時を記録。

ビワの放射線量を測ってみる(1)
ビワの放射線量を測ってみる(1) posted by (C)どす恋

すわ、0.04μシーベルト/時も差があるじゃないかと考えると思いますが、何回も雨を浴びているびわの皮には放射性物質が付着している。そのため、部分的に高い値を出すのだろうと推測し、ビワを転がして均してから再び測定。

今度は0.09μシーベルト/時を記録。。

ビワの放射線量を測ってみる(2)
ビワの放射線量を測ってみる(2) posted by (C)どす恋

皮付きのままでは真の放射線量は測る事ができないので、皮をむいたビワの線量も測定してみる。ちなみに背景放射線量は0.09μシーベルト/時。

皮むきビワの放射線量測定jpg
皮むきビワの放射線量測定jpg posted by (C)どす恋

皮をむいて並べたビワの上に放射線量計を置いて測定をすると、0.10μシーベルト/時を記録。

皮むきビワの放射線量測定(結果)jpg
皮むきビワの放射線量測定(結果)jpg posted by (C)どす恋

本来、食品はμシーベルト/時ではなくベクレル値で測定するのが正しい。そのためには、その地域に降下した放射性物質の割合(放射性ヨウ素、セシウム、ストロンチウム、キュリウム、アメリシウム等)が必要。しかし、0.09~0.10μシーベルト/時という値は、震災前の地面の数値とほぼ同じなので、敢えていうのであれば、ビワの実を食べても問題はないと思われます。ちなみに糖度は9.3とちょっぴり低め。

仮にμシーベルト/時で測定した際に尋常ならざる値が出た場合には、ベクレル値を推定するためにデータを集めたり計算をする必要がある。

今日の放射線量は以下の通り。


0.12-16μシーベルト/時(PM9時)





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Last updated  2011.06.15 23:59:12
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