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どす恋
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2018.10.27
テーマ： 自分で修理！(123)
カテゴリ： やったコト
夕べ家に戻った際、なぜか門扉が開いていた。何か配達物をポストへ投函したヤツが開けっぱなしにしたんだろう、育ちの悪いやつめと思って門を閉めようとしたら、何としたことか門扉の取っ手がない。探してみると、少し上のところに置かれていた。つまり折ったことに気付いて、とりあえず取っ手だけ置いて逃げたのだろう。おのれ「○域新聞社」の配達人め！
折られた門扉の取っ手 posted by (C)どす恋
それにしてもどこが折れたのだろうかと思い点検してみると、取っ手を門扉に接続していたネジが折れたらしい。1つの破断面はまだ新しいので、今回折れたのはこちら。もう一つの破断面は古く、いつ折れたのかもわからないほど。どうりで門が開けづらいと思ったわ。1つのネジだけでつながっていては、取っ手の動きはうまく伝わらない。
折られた門扉の取っ手_接面 posted by (C)どす恋
とりあえず折れ込んだネジを外すべく、ドリルでネジに穴を開ける。
折られた門扉の取っ手_下穴開ける posted by (C)どす恋
開けた穴に折れ込みボルト抜きの工具を入れて回してくのだが…。
折れ込みボルト抜きで折れたボルトを外しにかかった posted by (C)どす恋
折れ込みボルト抜き工具自体が折れたあっ
ボルト抜き自体が折れた posted by (C)どす恋
うわあ、これはどうしよう。ネジじゃなくて工具だから、これはもう特殊なドリルを使わないと穴なんか開けられない。いや、万が一開けることができたとしても、折れたネジを抜ける保証はどこにもない。そうだ、交換用の門扉の取っ手があるかも知れないとキーボードを叩いてWebを検索するも、ものすごい昔の門扉なので全く見つからない。詰んだわこりゃ…と頭を抱えて悩んだ末に下した結論は 「90度違う角度に別のネジ穴を作る」 であった。
要は門扉が開閉できれば良いのである。取っ手の位置が90度ずれようと、それは些細な問題でしかない。よーし、正確に穴開けするぞー！と小型フライス盤を取り出してバイスで水平に取っ手を固定して、ネジを切るための下穴をまず開ける。0.1ミリ単位で位置調整および深さ調整ができるフライス盤があって良かった。ボール盤だったらこうはいかない。
取っ手に別のネジ孔を開ける posted by (C)どす恋
めでたく下穴が開いたら、次はネジ穴を切る番だが、その前にやる必要があるのがネジ山のピッチ測定。M4のタップは7と7.5の2サイズあるので、間違って切ってしまったら取り返しがつかない。門扉の中に残されていた折れネジを測定した結果、ピッチは7と判明。
ネジのピッチを測定 posted by (C)どす恋
タップを使ってネジを切っていく。当たり前のようにタップとダイスが出てくる謎のお家。
タップでネジを切る posted by (C)どす恋
無事にネジ穴を切り終わった取っ手。
ネジ穴を開けた取っ手 posted by (C)どす恋
取っ手を門扉の開閉メカニズムに取り付ける。ちょうどはまるのは平頭の小頭ネジだが、そんなものはまずその辺のホームセンターでは売っていず、特殊ネジ屋さんに発注しなくてはならない。なので今回は超低頭ネジで代用。ちゃんとかしめることができた。
超低頭ネジで取り付け posted by (C)どす恋
取り付けが完了した取っ手。危惧していた角度ずれも起こらず、何もなかったかのように開閉する。折れ込みボルト抜き工具が折れた時にはどうしようかと思ったけど、無事修理ができて良かったぁ。
門扉に取り付け終わった取っ手 posted by (C)どす恋
今日の空間線量値は以下の通り。
0.06μシーベルト/時（PM8時）
折られた門扉の取っ手 posted by (C)どす恋
それにしてもどこが折れたのだろうかと思い点検してみると、取っ手を門扉に接続していたネジが折れたらしい。1つの破断面はまだ新しいので、今回折れたのはこちら。もう一つの破断面は古く、いつ折れたのかもわからないほど。どうりで門が開けづらいと思ったわ。1つのネジだけでつながっていては、取っ手の動きはうまく伝わらない。
折られた門扉の取っ手_接面 posted by (C)どす恋
とりあえず折れ込んだネジを外すべく、ドリルでネジに穴を開ける。
折られた門扉の取っ手_下穴開ける posted by (C)どす恋
開けた穴に折れ込みボルト抜きの工具を入れて回してくのだが…。
折れ込みボルト抜きで折れたボルトを外しにかかった posted by (C)どす恋
折れ込みボルト抜き工具自体が折れたあっ
ボルト抜き自体が折れた posted by (C)どす恋
うわあ、これはどうしよう。ネジじゃなくて工具だから、これはもう特殊なドリルを使わないと穴なんか開けられない。いや、万が一開けることができたとしても、折れたネジを抜ける保証はどこにもない。そうだ、交換用の門扉の取っ手があるかも知れないとキーボードを叩いてWebを検索するも、ものすごい昔の門扉なので全く見つからない。詰んだわこりゃ…と頭を抱えて悩んだ末に下した結論は 「90度違う角度に別のネジ穴を作る」 であった。
要は門扉が開閉できれば良いのである。取っ手の位置が90度ずれようと、それは些細な問題でしかない。よーし、正確に穴開けするぞー！と小型フライス盤を取り出してバイスで水平に取っ手を固定して、ネジを切るための下穴をまず開ける。0.1ミリ単位で位置調整および深さ調整ができるフライス盤があって良かった。ボール盤だったらこうはいかない。
取っ手に別のネジ孔を開ける posted by (C)どす恋
めでたく下穴が開いたら、次はネジ穴を切る番だが、その前にやる必要があるのがネジ山のピッチ測定。M4のタップは7と7.5の2サイズあるので、間違って切ってしまったら取り返しがつかない。門扉の中に残されていた折れネジを測定した結果、ピッチは7と判明。
ネジのピッチを測定 posted by (C)どす恋
タップを使ってネジを切っていく。当たり前のようにタップとダイスが出てくる謎のお家。
タップでネジを切る posted by (C)どす恋
無事にネジ穴を切り終わった取っ手。
ネジ穴を開けた取っ手 posted by (C)どす恋
取っ手を門扉の開閉メカニズムに取り付ける。ちょうどはまるのは平頭の小頭ネジだが、そんなものはまずその辺のホームセンターでは売っていず、特殊ネジ屋さんに発注しなくてはならない。なので今回は超低頭ネジで代用。ちゃんとかしめることができた。
超低頭ネジで取り付け posted by (C)どす恋
取り付けが完了した取っ手。危惧していた角度ずれも起こらず、何もなかったかのように開閉する。折れ込みボルト抜き工具が折れた時にはどうしようかと思ったけど、無事修理ができて良かったぁ。
門扉に取り付け終わった取っ手 posted by (C)どす恋
今日の空間線量値は以下の通り。
0.06μシーベルト/時（PM8時）
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