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2019.01.12
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カテゴリ: やったコト
二日前のブログで予告した通りにニュウに漆を擦り込み、その結果どうなったかについて報告します。まず、ニュウはこんな風に目立たなくみえるので、言うほどのヒビは入っていないように見えますが…。

生漆を擦り込む前のニュウ
生漆を擦り込む前のニュウ posted by (C)どす恋

生漆をヘラの先につけて、あらゆる状況においても生漆がニュウに入り込んでいくように、割と本気の力を入れながら、上下左右にヘラを動かして擦り込みます。

生漆を塗り込み中のニュウ
生漆を塗り込み中のニュウ posted by (C)どす恋

もちろん表側だけでなく、内側にも擦り込みます。この時点では、どれぐらい漆が擦り込まれたかはわからないので、余分な生漆を拭き取っていきます。

生漆を塗り込み中のニュウ(内側)
生漆を塗り込み中のニュウ(内側) posted by (C)どす恋

生漆を擦り込んだ直後の様子がこれ。想像以上に漆がニュウに入り込んでいるのがわかります。ニュウが入ったまま使うということは、ニュウに食品の煮汁やら何やらが入り込んで雑菌が湧く可能性も大いにありそうです。また、これだけ隙間があるということは、入り込んだ水分があるまま電子レンジにかけることで水蒸気が発生して膨張し、割れの元になります。

生漆を塗り込んだ直後のニュウ
生漆を塗り込んだ直後のニュウ posted by (C)どす恋

生漆を擦り込み、風呂場で一晩乾燥させた後のニュウはこんな様子です。ニュウに漆が入り込んでいる様子がわかります。

生漆を塗り込んでから1日経ったニュウ
生漆を塗り込んでから1日経ったニュウ posted by (C)どす恋

内側に塗った方は、毛細管現象によってニュウにしみ込んだ漆が、想像以上に広がっていたことがわかります。

生漆を塗り込んでから1日経ったニュウ(内側)
生漆を塗り込んでから1日経ったニュウ(内側) posted by (C)どす恋

漆は、乾燥すれば大変強力な接着力を発揮するため、ニュウの広がり防止用に使う樹脂としては最適です。特に骨董陶器を使う場合、末永く使っていくためにもニュウの広がり防止をしておいた方が、貴重な骨董陶器を損なわずに済みます。

今日の空間線量値は以下の通り。

0.07μシーベルト/時(AM8時半)ピーク値0.08μシーベルト/時
0.07μシーベルト/時(PM8時半)





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Last updated  2019.01.12 22:29:22
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