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さて今日は株式投資本オールタイムベスト144位ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年) の第7弾です。 今日は、第11章 理想的な考え方 から。 トレーダーとしての理想的な考え方がある。それは、極端に柔軟に考えることだ。勝ちにこだわらず、負けにもこだわらない。この心配のない状態が、大きな利益を形成するために機能する。 トレーダーの理想的な考え方ができるようになれば、負けトレードでも勝ちトレードと同じくらい平穏な心でいられる。 これとほぼ同じことを相場心理学の歴史的金字塔 「ゾーン」 の中で マーク・ダグラス も言っていました。このホウガード本が「ゾーン 最新章」 的な立ち位置の1冊であることを如実に示していますね。(笑) 組み込まれているDNA 問題は私たちの考え方にある。私たちの考え方の中心にあるのは、生き延びることと痛みを避けることである。私たちの脳は、生き延びるための最善の方法を考えるようにできている。この思考パターンはDNAに組み込まれている。それによって私たちは生き延びるかもしれないが、それがトレードを難しくしている。 はい、投資の世界で生き抜くには「動物としての本能」を超えなくてはなりませんし、S級・超A級の凄腕は皆「人間界の常識や良識」を超越したところにまで既に進化しています。 分かりやすく言うと、「凄腕 イズ オール サイコパス」 ということですね。(続く)
Nov 24, 2024
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さて今日は2021~24PF概況シリーズです。494位 8276 平和堂(東P、2・8月優待) ○ PF494位は、滋賀県で圧倒的シェアを誇るスーパーチェーンの平和堂です。よく頑張っているとは思いますが、周りを強敵に包囲されていて苦しい業績が続いています。 現在の株価は2245円、時価総額1157億円、PBR0.61、自己資本比率は61.0%、今期予想PER12.57、配当利回り2.7%(60円)、総合利回り3.4%(60+16=76円、優待券のメルカリ平均価格は額面の80%)で、優待は100株保有で年2回1000円に1枚使える100円相当の優待券を10枚などです。 平和堂は指標的には非常に妥当な所と思います。ただ最近は平和堂に限らないのですが、利益率が高いフード&ドラッグ型のお店が、低収益に喘ぐ旧態依然とした食品スーパーを駆逐する状況が全国的に発生しています。 そして平和堂のお膝元の滋賀県にも 「福井から来た狂犬」 と称される 9267ゲンキードラッグストア が狙いを定めて店舗数を急拡大させながら喉元に食いついてきています。 今の苦しい局面で平和堂がそのままずるずると敗退するのか、それとも反転攻勢に出て生き延びるのか、とても興味深く見守っています。
Nov 25, 2024
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さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。495位 7419 ノジマ (東P、3・9月優待) ◎ PF495位は、神奈川地盤の家電量販のノジマです。 現在の株価は2273円、PBR1.18、自己資本比率は31.9%、今期会社予想PER10.32、配当利回り1.8%(40円)、総合利回り2.2%(40+10=50円、優待品はメルカリ平均落札価格の1セット500円で換算)で、優待は年2回100株保有で10%割引券5枚+株主来店ポイント券(500ポイント付与)2枚などです。 ノジマは買収を繰り返しながら着実に成長していますし、指標的な割高感も無いですし、PF中位としては文句なく良い銘柄であると考えています。
Nov 26, 2024
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さて今日は2021~24PF概況シリーズです。493位 9731 白洋舎 (東S、6・12月優待) ○ PF493位は、クリーニング首位の白洋舎です。 現在の株価は2237円、時価総額87億円、PBR0.92、自己資本比率は27.8%、今期予想PER4.86、配当利回り2.2%(50円)、総合利回り2.7%(50+10=60円、優待はクオのみを額面換算)で、優待は100株保有で(1)1枚および(2)1枚または(3)500円相当 ((1)クリーニング30%割引券、(2)クリーニング無料券、(3)QUOカード)です。 白洋舎は何故かずっと持っていなかったのですが、「1枚なら買える水準だな。」と思って2024年9月2日に新規参戦しました。こういう見逃している優待バリュー株って結構あるんですよね。(汗)
Nov 23, 2024
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さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。 492位 3087 ドトール・日レスホールディングス (東P、2月優待) △ PF492位は、傘下にFC主体の喫茶ドトール、『星乃珈琲店』を展開する日レスなどを持つドトール・日レスHDです。 現在の株価は2252円、時価総額1027億円、PBR0.96、自己資本比率は77.0%と鉄壁、今期予想PER14.85、配当利回り2.0%(46円)、総合利回り2.5%(46+10=56円)で、優待は100株保有で自社ポイントカード1000円相当などです。 ドトール・日レスHDは指標的には実に妥当な株価位置ですが、優待券もとても使いやすいですし、ポートフォリオ中位としては特に問題はないものと考えています。
Nov 22, 2024
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト144位ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年) の第6弾です。 今日は、第7章 さまよう心 から。 トレードという旅を含む人生の旅は、自分の弱さを探すことでもある。 この仕事は、ほかに類を見ない心理戦だ。勝ちたければ、今重要なことに集中しなければならない。残念ながら、 エド・スィコータ の言ったことは正しかった。 私は積極的に自分の内面をコントロールしようとしている。そのために、自分が市場で今日も勝てると再確認するための十分な自信を自分自身に与えなければならない。 そしてこの挑戦をより現実的にとらえるため、私は自分のトレードを世界に公開している。これまでなぜそれをしているのか意識したことはなかったが、最近ある人に質問されて気がついた。私がトレードを公開しているのは、自分のトレードに責任を負うことで、集中を維持できるからなのである。 負けや失敗はエゴを打ちのめすかもしれないが、それは成長するためのロケットの燃料にもなる。 私が言いたいのは、「正直になる」ということである。自分に正直になれば、自分1人のときでも、40人のアルコール依存症患者の前でも、そのほかのどんな状況でも、99%の人たちが考えていない第一歩を踏み出したことになる。そして、そのときはもう勝利への道を歩き始めているに等しいのだ。 私も定期的に 「ポートフォリオ含み損ランキング」 をブログで全世界に向けて公開しています。これは自らの投資家としての過ち・恥部をビロビロにさらけ出す行為で、正直ちょっと恥ずかしさはあります。 ただ、これを書くとものすごく精神的に浄化されますし、自分のポートフォリオの問題点が明らかになりますし、投資への集中度がクッと増します。 まさに、ホウガードが言う通り、自らのトレードを公開することは「成長するためのロケットの燃料」になるんですね。(続く)
Nov 21, 2024
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さて今日は2021~24PF概況シリーズです。491位 8157 都築電気 (東P、9月優待) ○ PF491位は、独立系で通信と情報システムが2本柱の都築電気です。 現在の株価は2450円、時価総額494億円、PBR1.09、自己資本比率は53.6%、今期予想PER10.82、配当利回り3.7%(91円)、総合利回り4.1%(91+10=101円)で、優待は100株保有で1000円相当、300株保有で2000円相当、1000株保有で3000円相当などの自社オリジナルカタログ商品です。 今日は私の100株優待品の選択例を見ておきましょう。 忙しい日に助かります。↓ さて都築電気は指標的にもほんのり割安ですし、ポートフォリオ中位としては特に不満はない株価水準です。これからも現行の優待制度が続く限りはホールド継続の予定です。
Nov 20, 2024
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さて今日は2021~24PF概況シリーズです。490位 9467 アルファポリス (東G、3月優待) ○ PF490位は、Webに投稿されたライトノベルから人気作選び編集、書籍化し出版しているアルファポリスです。 現在の株価は2689円、時価総額260億円、PBR2.23、自己資本比率は84.3%、今期予想PER15.79、配当利回り1.2%(33円)、総合利回り1.8%(33+15=48円、優待品はメルカリ価格を参考にして1500円で換算)で、優待は100株保有で自社刊行書籍2冊(要申し込み)です。 アルファポリスは漫画が稼ぎ頭になりつつあり、成長力を維持しています。総合的に見てかなり上質の銘柄と思いますし、もう少しPF上位で戦えそうな気もしています。
Nov 19, 2024
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さて今日は当ブログ1番人気の2024~25主力株概況シリーズです。32位 7185 ヒロセ通商(東S、9月優待) ◎◎ PF時価総額32位の上位銘柄は、独立系の外国為替証拠金取引大手で顧客は小口の個人投資家が中心のヒロセ通商です。 現在の株価は3825円、時価総額262億円、PBR1.25、自己資本比率は15.0%、今期予想PER7.31、配当利回り1.3%(48円)、総合利回り2.6%(48+50=98円、優待品はヤフオク平均落札価格の額面の50%で換算)で、優待は100株保有で10000円相当の自社キャンペーン商品(食品などの詰め合わせ)などです。 毎回、とにかくすごいボリュームです。 「もしも家が狭かったら一体どーするんだ、こんなのリアカーに乗せて行商に出るしかないぞ。」という凶悪過ぎる物量攻撃で、最高ですね。(笑) ヒロセ通商優待を総評すると、「質より量」の圧倒的なボリュームを誇る、イケイケドンドンな昭和的な価値観の、パワフルで極上の優待内容であると最大限に高く評価しています。。。。。。 、、、さて皆様、ウォーミングアップはそろそろこのあたりで終わりでよろしいでしょうか? それでは長めの前振りが終わったところで、次はちょっと真面目な話をします。 今日は私がヒロセ通商をポートフォリオ上位で戦っている理由を改めてまとめておきましょう。1. しばらく前にアレキサンダー・エルダーの名著 ザ・トレーディング を読んでいた時に、 FX会社は構造的に利益が出やすい ことを学んで、元々FX業界に強い興味を抱いていた。そして、中でもヒロセ通商は利益率が非常に高く、美味しそうなビジネスをしている クオリティ銘柄 であることも以前から認識していた。要は、「ヒロセは金になりそうだな。」と感じていた。2. FX業界は各社による手数料(スプレッド)競争が熾烈で、既に行き着くところまで行きついた感がある。そういう中で、ヒロセ通商は「取引量に応じてLION FXオリジナル商品を太っ腹にプレゼントする」という、他社とはベクトルが大きく異なる「参加者おもてなし企画」を武器にして力強い成長を続けている。 しかも、キャンペーン商品のためにわざわざ「巨大な冷凍冷蔵倉庫を自前で建てました。」と前社長がインタビューで誇らしげに語るくらいで、完全に頭がぶっ飛んでいておかしいところ、「愚直に、真面目に、全力でおふざけしている」ところが最高に気に入った。 そしてヒロセ通商のホームページを見ても、「本気の、金属バット脳天直撃フルスイングの悪ふざけ」振りがダイレクトに伝わってくる。「FX会社なのか、食品会社なのか、一瞬分からない」まである。 そしてこうした「迷いのない、振り切れたおふざけ」が功を奏し、下記の通り、口座数の増加と顧客預かり証拠金の増大による着実な成長が続いている。(上記データはかぶたんプレミアムより引用)3. FX取引と言うのは、 「胴元であるFX会社が勝つように出来ている」 ので、参加者は「全員を平均すると、残念ながら負ける」運命にある。そういう意味では、FXと言うのは実際には「カジノ」に近い仕組みであると個人的には理解している。 という事は、FX会社にとって一番大切なことは、「お客様に楽しく快適に、そして出来るならばなるべく長期間取引をして貰い、かつ同時に精神的に満足してもらう」事ということになる。 そして、この 「FX会社≒カジノ運営会社」という視点で見つめ直すと、ヒロセ通商は「悪魔的に凄い会社」である ことが分かる。それは前述の「キャンペーン商品徹底バラマキ大作戦」もそうだし、大負けした投資家に対して、豪華な食事付きの無料勉強会=「プレミアム大反省会」を定期的に全国各地で開催して、そのメンタルケア及び情報収集に余念がない姿勢にも端的に現れている。「美味しいカ●は絶対に逃がさない」という強烈な意思を感じる。4. こういった様々な施策により、FX業界で長年に渡って最高の顧客満足度を誇っている。 以上、 収益バリュー ・ 成長バリュー ・ 優待バリュー の3拍子が揃い、トリッキー&斬新な魅力に溢れた、昭和的パワフル銘柄のヒロセ通商を引き続き応援していく予定です。。。。。。P.S. 尚、ここ7185ヒロセ通商に関しては、 奇想天外でトリッキーかつ株主思いのボリューム満点な優待内容が、「企業としての本質的な凄さ」をすっぽりと覆い隠してしまい、逆に現在の株価的な過小評価に繋がっている可能性がある と考えています。 私は生粋の筋金入りの「元祖優待族」として、これからも多面的に優待バリュー株を見つめながら、日々楽しく戦い続けていきたいと考えています。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Nov 17, 2024
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト144位ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年) の第5弾です。ここも最重要回の1つです。 今日も、第5章 人間の弱さとの闘い から。 ひらめきをもらう 2007年に、私のトレードのやり方を根本的に変えることになるある人(デビッド・ポール博士)と出会った。 彼は私のトレードに対する見方を変える発言をした。 要約するとこんな感じだ。「勝ちポジションを持っているときに、どこで利食うかではなく、どこで増し玉するかを考えてみてはどうか」 彼は基本的にすべてをひっくり返せと教えてくれた。含み益を抱えているトレーダーのほとんどが、どこで半分利食うかと考える。そして次に、どこで残りの半分を利食うか考える。 彼は、90%のトレーダーがこれをしていると言った。要するに、トレードで利益を上げたければ、ほとんどの人にとって難しいことをする必要があるということだ。 心理的に難しいことをしろ ポール博士は、勝ちトレードにはプレッシャーをかけろと言った。この教えは、本当にトレンドが始まるときに彼自身が観察したことに基づいている。 くー、この章は本当に勉強になりました。目から鱗がポロポロポロと沢山落ちました。 95%のトレーダーはその「人間的特性」のせいで必然的に負ける訳ですから、勝つためにはすべてをひっくり返して心理的に一番難しいことをしなくてはならない、ということですね。 それにしても「勝ちトレードにはプレッシャーをかけろ」と言うのは素晴らしい表現です。覚えておきます。(続く)
Nov 18, 2024
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さて今日は2021~24PF概況シリーズです。488位 3382 セブン&アイ・ホールディングス (東P、2月優待) ○ PF488位は、国内流通首位のセブン&アイ・ホールディングスです。 現在の株価は2422円、時価総額63043億円、PBR1.56、自己資本比率は33.9%、今期予想PER38.54、配当利回り1.7%(40円)、総合利回り2.5%(40+20=60円)で、優待は100株保有で2000円相当の自社商品券などです。 セブン&アイ・ホールディングスはカナダのコンビニエンスストア大手、アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けていてざわついています。またつい先日にはMBOを検討しているという報道も出ました。 今後がどうなるのか私には全く分かりませんが、1つ言えるのは他のコンビニに較べて食べ物が圧倒的に美味しいということです。なので、ワイはセブン-イレブンが大好きです。 一体どうなるのか、事態の推移を楽しく見守っています。
Nov 13, 2024
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さて本日より、当ブログの看板である 2024~25主力株概況シリーズ を始めます。 初めにお断りしておきますが、このシリーズは積極的な情報発信をすることを通して、継続的に学び続けながら、自分が投資家として少しでも 半歩でも成長することを目的として書いているだけのものです。人間はインプットだけ・溜め込むだけでは決してうまくいきません。適切なアウトプット・波動砲発射があって初めて1ミリでも1センチでも身長が伸びるものです。そういう風に出来ているんですね。 そのため、読者の皆様方がこのシリーズを見て売買をし、儲かっても、そして損をしても私は一切の責任を負いません。投資は100.0%自己責任で行って下さるようお願い致します。誰にも投げていないし、ただひたすら自分との真剣勝負をしているだけです。 それではまず最初に必ず下記の免責事項を御読み下さい。そして納得できない方はここまでで立ち去り、今後当ブログ及び私のツイッターアカウントへの御訪問は一切、恒久的にお控えください。尚、この免責事項は2024~25主力株概況シリーズの全体に対して適用されます。御了承下さい。 2024~25主力株概況シリーズ 免責事項 当 2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての1つ上のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちてはいないか、「目の死んだ魚」になっていないか、などを多角的に検討する目的で書いているものです。 記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただし登場各社IRへの蛇の様にしつこくて執念深い、独自の突撃取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。 また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは最終的には誰にも分からないため、記事内容の正確性は保証しません。私は「未来を見通せる魔法の水晶玉」を残念ながら持ち合わせてはおりません。 そのため当シリーズ内の情報に基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。 そしてここから先に広がる膨大な 2024~25主力株概況シリーズワールド は 純度100%の私のポジショントーク でもあります。私がポッケの小銭入れにしまってある100円玉で自分が買える限界までパンパンに買い込んだ銘柄達がただひたすらにずらっと並んだセットリストになっているのです。 そして私は割と文章力がある方のタイプです。なので、このシリーズを継続して摂取していると、知らないうちに私の「ミラクル蟻地獄ワールド」に引き込まれ、影響を受け、最終的には同化してしまう危険性があります。取り扱いには十二分に御注意ください。 いいですか、これが最後のチャンスです。読むのをやめるなら、引き返すならここまでです。 よろしいでしょうか? ちゃんと警告しましたよ。 それではここから先に続く日記へは、上記の免責事項に完全に120%ご納得頂けた方のみがお進み下さい。。。。。。 、、、お待たせいたしました。 それでは2年ぶりの新作となる 2024~25主力株概況シリーズ いよいよ出陣です。 1位 009544 韓国造船海洋(KOSPI、非優待) ◎◎◎◎◎(みきまる史上、過去最高評価) PF時価総額1位の幕内最高主力株は、HD現代の造船中間持株会社である韓国造船海洋(HD Korea Shipbuiding & Offshore Engineering)です。(上記データは会社ホームページより引用) 下記の通り、親であるHD現代の下に韓国造船海洋があり、その下に現代重工業、現代三湖(サムホ)重工業、現代尾浦(ミポ)造船所の3つの造船企業が仲良くぶら下がっているという形になっています。 2024年6月13日現在の株価は133.300KRW(大韓民国ウォン)、時価総額9.441兆KRW、PBR0.95、自己資本比率は31.6%、今期予想PER15.50、配当利回り1.4%で、優待はもちろんありません。ここは優待天国の日本株市場ではなく海を渡ってお隣の韓国市場に上場している銘柄ですからね。(データはSBI証券の「銘柄サマリー」から引用) さて私が専門とする優待株でもない、それどころが母国語で裏の裏まで調べ尽くせるという巨大な優位性がある日本株市場銘柄ですらない韓国造船海洋に何故超主力参戦したのか?、それは以下の5つの理由によります。1. 現在造船業界は「スーパーサイクル(受注好調期)」に入ったと考えられていること。また以前のスーパーサイクルは2~3年程度の短期のものが多かったが、今回はそれが造船業界の「環境規制と新しい船種の出現」によって10年以上続く「メガ・スーパーサイクル」となる可能性があること。そして投資家としてこのビッグウェーブに絶対に乗りたい、ポッケを金貨でパンパンにしたいと考えたこと。 ちなみに「造船業界のスーパーサイクルの未来予想図」は以下となります。今現在の地点である2024年から2035年くらいまで、今後10年くらいの大活況が予想されています。Golden Pineによる解説を見ると、 第一次世界大戦以来、造船サイクルは 20 ~ 30 年続き、通常は同じ長さの耐用年数を持つ船舶の更新サイクルによって推進されてきました。世界の船舶納入量の最後のピークは 2011 年に発生し、その結果、現在では退役年齢に近づいている船舶がますます増えています。現在、運航されている船舶の約 53% が艦齢 20 年以上です。 2030 年までに、この数字は 70% に達すると予想されます。この傾向は今後も車両更新の需要を促進すると考えられます。一方で、国際海事機関(IMO)の2030年の二酸化炭素排出削減目標により、古くてエネルギー効率の低い船舶の置き換えがさらに加速しています。大手海運会社は造船所の生産能力が逼迫していることを認識しており、2030年までの環境要件を満たすためにクリーンエネルギー船を先行発注し始めている。 ということです。要は 「環境規制と古い船の代替需要」の2つが同時に重なるので、それでスーパーサイクルが発生すると予測されている ということですね。(上記データはGolden Pineより引用) またこの点に関して、世界最大の造船会社であるHD現代重工業の主要外注製作会社である現代ヒムズ代表の崔志溶(チェ・ジヨン)さんも2024年1月9日の 「毎日経済」のインタビュー で以下の様に述べています。 「かつて造船業のスーパーサイクルが2~3年間船舶発注が集中するものだったとすれば、最近は好況水準の発注が10年以上続く可能性が高く、はるかに大きなスーパーサイクルが到来しました。」「市場調査業者クラークソンによれば2022年末基準で船齢20年を越えた船舶が貨物船は58%、タンカー34%、その他船舶47%に達し、早い時期に交替しなければならない船舶の需要が大きくなった」「さらに大きな好況の理由は既存船舶の環境にやさしい船舶転換時期が早まり、捕集された二酸化炭素を液化して貯蔵場所に運送する液化二酸化炭素(LCC2)運搬船の発注が持続的に増加するものと予想され中長期造船業の展望が明るい」 ちなみに日本造船工業会のプレゼンテーション資料を見ても同じような図表があります。(上記データは日本造船工業会のプレゼンテーション資料より引用)2. それでは造船業界のこれからの未来の10年が途轍もなく明るいと仮定して、じゃあ何で韓国造船海洋を選んだか?ですが、1番はここが造船業界の売上高ランキングで世界1位だからです。 「巨大なスーパーサイクルが到来するのであれば、業界の最大手にベットしておけば間違いないだろう。」と考えたということです。ちなみに3位の中国船舶集団(CSSC)もいいかな?とちょっと思ったのですが、中国は社会主義国で投資家保護の観点から大きな不安があるので今回は除外しました。(上記データはディールラボHPより引用)3. 実際にここからの数年で韓国造船海洋の利益が急増しそうなこと。 以下はSBI証券の「財務詳細」からの引用ですが、2023年12月期に純利益221.711.002.000KRW(約244億円、1KRW=0.11円で換算)と長年の暗いトンネルを抜けて、ようやく黒字転換しました。 そして2024年12月期には751.868.000.000KRW(約827億円、利益2.4倍)、2025年12月期には1.452.368.000.000KRW(約1598億円、利益6.6倍)となる見込みです。要は、今が「絶好の投資タイミング」という事ですね。(上記データはSBI証券より引用)4. 「お前、そんなこと言って捕らぬ狸の皮算用だろう。」と思われる方がいらっしゃると思いますが、自分には韓国造船海洋の現在が「ドラえもんのタイムマシンで日本の1年前」に戻った様な「10年に1度クラスのまたとない機会」に見えること。 「ストライクゾーンど真ん中の甘い球は全力で強振する。ホームランボールを絶対に逃さない。」 ことが投資家には一番大切。 具体的に言うと、日本の造船準大手の7014名村造船所が長年のトンネルを抜けて2023年3月期に黒字転換を果たした後、利益が急増して株価が「1年で5倍」になったのですが、韓国造船海洋の今が「1年前の名村」にそっくり重なって見えること。 これは数年前に韓国造船業界が苦し紛れに「赤字覚悟の安値でダンピング受注」しまくり、激安船価のものをしぶしぶ作っていて利益がちーとも出ていなかった状況が、日本から1年遅れで船価上昇後の受注船の建造が始まることによって利益があれよあれよという間に急伸していくというシナリオです。ちょっとここで名村造船所と韓国造船海洋の20年チャートを較べてみましょう。 まずは名村造船所です。この1年間で株価が急騰し、前回の造船スーパーサイクル時の2007年時の高値とほぼ同じ水準まで上昇していることが分かりますね。(上記データはSBI証券より引用) 次は韓国造船海洋です。前回の造船スーパーサイクル時の2007年と2011年に二峰性の高値を付けているものの、現在の株価水準はその約4分の1に留まり、全く動意づいていないことが分かりますね。(上記データはInvesting.comより引用) ちなみに、 2023年最新版:世界の造船会社ランキング時価総額TOP58 という記事によると、韓国造船海洋は時価総額7位で、名村造船所は27位となっています。27位で世界的な競争力がそれほど高くはないと考えられる会社が1年で5倍になったんだから、7位の会社にもおんなじことが起こるんじゃないか?と、私は思っているということです。とてもシンプルなアイデアですね。(滝汗) あっ、ちなみに私は名村を全くディスってはいないです。名村もまだここから2倍くらいになるポテンシャルは十分にあると思っています。5. 最後に、「韓国造船海洋の未来がそんなに明るいのなら、そもそも韓国市場を代表するくらいの大型株なんだし、もうすでに今の株価に織り込まれているはずだろう。何でこんなに株価が安いんだ。」という疑問があろうかと思います。実に当然ですね。 これに対する私の推測は、「東アジア人特有の不安遺伝子が株価の上昇を抑えている」というものです。 日本・韓国・中国・台湾・シンガポールなどの東アジア人は、セロトニントランスポーター遺伝子の「S型」を持つ割合が70~80%と高く、ヨーロッパの40~45%と比べて倍近い数値になっています。このS型遺伝子は「不安遺伝子」とも呼ばれ、セロトニンの分泌量が少なくて不安を感じやすい人種であることがわかっています。 S型遺伝子保有者の割合が一番高いのが我らが日本で80.25%、2番目がお隣の韓国で79.45%、以下、中国75.2%、シンガポール71.24%、台湾70.57%となっています。 つまり、「高い確率で明るい未来が訪れそうだけど、それを実際に確認しなくては不安で不安で投資が出来ない。」というのが、我々東アジア人投資家の実態ということです。だから実際の業績数字の急伸と共に7014名村造船所は株価が5倍になったし、実際の数字が「今は見えていない」韓国造船海洋の株価は未だ動いていないということです。 「動こうと思うけれども、金縛りでどうしても体が動かない」ということです。これが「投資の世界の不確実性」であり難しさなのです。そして日本と同様に韓国の投資家も多くが不安遺伝子を持っているので、それで「実際の業績数字のブレイクを見るまでは買えないし、買わない。」と言う方が多いのではないか?と個人的には考えています。 以上、投資家としての未来を造船業界のメガ・スーパーサイクルの到来と業界1位の韓国造船海洋の飛躍に賭け、「みきまる史上最大の大航海決戦」が静かに始まります。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項当シリーズは、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jun 14, 2024
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト144位ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年) の第4弾です。ここから2つが最重要回ですね。 今日は、第5章 人間の弱さとの闘い から。 私のヒーロー チャーリー・ディフランチェスカは、夢とわずかな資金を持ってCBOTのフロアに降り立った。大学時代は競争の激しいアメリカンフットボールの選手だったが、それ以外に、彼がシカゴのピットで最大の米国債トレーダーになることを示唆するようなことはなかった。 、、、ある午後、ピンとくるものがあった彼は上昇相場で2時間トレードし、5000ドルを稼いだ。そこからチャーリーDの快進撃が始まった。彼はトレーディングビットの伝説となり、活躍は急死するまで続いた。 ウィリアム・D・ファルーンが執筆したチャーリーDの伝記に、彼の言葉が載っている。 自分が良いトレーダーになったと分かるのは、勝ちポジションを保有し続け、増し玉して勝ち切ったときだ。トレーディングビットには、長年トレードしながら勝ちポジションに増し玉したことがない人がたくさんいる。 勝ちトレードに増し玉できることは、トレーダーとして成功するための絶対的なカギとなる。これによって正しい行動が強化されるし、利食いたい衝動の対抗手段にもなる。私が勝ちポジションを保有しているときは、利食うかどうか悩む代わりに、自分に次のように問う訓練をしている。「どうすればこのポジションをさらに大きくできるか」 ホウガードの「どうすればこのポジションをさらに大きくできるか」と言う言葉は、喉元に刺さる強烈な表現でした。「成功したポジションを更に買い増しするためには、そういう風な心の持ち方をすればいいのか。」と感じました。 自分が尊敬する投資精神科医の アリ・キエフ博士 も、 思惑通りに運んだらポジションを積み増したりしなければならない。 と言っていて、私は「うん、それは頭では分かるよ。分かるけど、実際にやるのはめっちゃ難しいんだよなあ。」と感じていたのですが、今回のホウガードの考え方はそういう「常人としての心理的限界」を超えるために極めて有用だな、ずば抜けて良い発想だな、と深い感銘を受けました。(続く)
Nov 16, 2024
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト144位ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年) の第2弾です。 今日は元気で勢いのある まえがき から。 失敗をどう受け止めるかが、人生の多くの場面でその人の成長と人生の行く末に非常に大きな影響を及ぼすと言ったらどう思うだろうか。 トレーダーの99%が、答えを探すところが間違っていることに気付いていない。テクニカル分析、ファンダメンタル分析、指標、レシオ、パターン、トレンドラインはだれでも知っているが・・・・多くの人が負けている。1%の人たちを除いて。 この1%の人たちがやっていて、残りの99%がやっていないことは何なのだろうか。 私がトレードで成功するためにやっていることで、多くの人がやっていないことは何なのだろうか。 答えは簡単であり、複雑でもある。 私は負け方がものすごくうまいのだ。 そして、トレードはうまく負けた人が勝つ。 うーん、いいですねえ。のっけから引き込まれますねえ。 さてこのまえがきでホウガードは非常に重要な指摘をしています。それは、「トレーダーの99%が、答えを探すところが間違っている」ということです。 私はこれまで多くの凄腕投資家を見てきました。彼らの使う手法は本当にさまざまですが、ほぼ全員に共通していることがあります。それは、「考え方、世の中の捉え方が全く普通ではない。常人とは完全に異なる。」ということです。つまり勝てる投資家と負ける投資家の違いは何よりもその「頭の精神構造」にあるということです。 ホウガードによる本著は、その「勝っている1%のギフテッド」の秘密にフォーカスした実に素晴らしい1冊です。それでは次回からはその真実に迫っていきましょう。(続く)
Nov 12, 2024
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さて今日は、2024~25主力株概況シリーズで紹介してきたポートフォリオTOP30銘柄をまとめておきます。 1~10位 11~20位21位 4365 松本油脂製薬 「THEいぶし銀」の実力派ですね。22位 7516 コーナン商事 コーナン商事からは良い意味での「ケダモノ臭」がするのがいいですね。23位 9305 ヤマタネ カタリスト豊富で非常に良い銘柄ですね。24位 9027 ロジネットジャパン まずまずの成長力・指標的な割安感・実用的な優待の3拍子が揃った最高にクールな銘柄ですね。25位 8119 三栄コーポレーション 業績の回復した三栄コーポレーション。元々高い優待パワーを誇る銘柄ですからこれで「鬼に金棒」ですね。26位 7485 岡谷鋼機 ワイが笑顔で岡谷家家臣から離脱できる日は果たして本当に来るのでせうか?27位 7614 オーエムツーネットワーク ここは「食肉小売業」として見てもまずまず安いですが、「外食優待株」として捉えると破格に安いと思いますね。28位 255A ジーエルテクノホールディングス 旧ジーエルサイエンスも旧テクノクオーツもとても良い会社でしたし、統合後の新会社の更なる飛躍に期待しています。29位 8341 七十七銀行 私の「優待地銀株バルクプロジェクト」の中で最上位の一角を占める大切な銘柄ですね。30位 7551 ウェッズ 私にとって心地良い「午後の紅茶」的な銘柄ですね。 以上、2024~25ポートフォリオTOP30銘柄のまとめ でした。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Nov 1, 2024
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さて今日は当ブログダントツ一番人気の2024~25主力株概況シリーズです。31位 9057 遠州トラック(東S、3月優待) ◎◎ PF時価総額31位の上位銘柄は、住友倉庫の子会社で、東海、南関東地盤の総合物流を手掛ける遠州トラックです。前回の2022シーズンは6位でしたが、この1年間株価がヨコヨコで推移したことと、他の自分の主力株と較べた場合に相対的な戦闘力がやや劣ると判断して持ち株の1部を売却したことから、少し順位を下げてようやくここで出てきました。 現在の株価は2442円、時価総額184億円、PBR0.85、自己資本比率は55.9%、今期予想PER8.69、配当利回り3.9%(94円)、総合利回り4.3%(94+10=104円、優待メロンは実は超高級品で楽天市場で調べると1つ5000円!)で、優待は500株保有で2000円相当のクオカード、1000株保有で(1)4000円相当のクオカードもしくは(2)クラウンマスクメロン2個または(3)静岡産煎茶または(4)「治郎柿」などです。 遠州トラックの優待メロンは滅茶苦茶甘くて美味しいです。♬ 正直に言って、これまでの人生で食べた中で一番です。以前初めてもらった時に「これは異常にウマい。まるで口の中で超新星爆発が起こっているようだ。何かおかしいぞ。」と感じ、後で調べて「1つ5000円」もする超高級品だと分かったのですが、「ガツガツ食わずに、もっと味わって一口一口噛み締めて食べればよかった。」と激しく後悔しました。 そのためそれからはゆっくりと舐める様に味わって戴いていますが、毎回非常に美味しいです。口に含んだ時のあり得ないほどの水分量と甘み。これは異次元ですね。 今日はメロン以外の選択肢である治郎柿についても見ておきましょう。 「皇室献上指定園」って書いてある。高級そう。 なんか、厳かにおがくずみたいので覆われています。高級カブトムシみたいですね。 ハリがあってつやつやしてる。 とても美味しい柿だけど、ワイはやっぱりメロンの方がいいや。柿をディスってるんじゃなくて自分は凄くメロンが好きなんだな、と改めて思いました。 さて遠州トラックは成長力があり同時に指標的に割安ではあるものの、このところ株価推移は軟調です。その理由はアマゾンのデリバリーサービスプロバイダー(Amazonの日本法人「アマゾンジャパン」が提携する地域限定の配送業者のこと。)としての成長がついに止まったためです。 また超ドライで情け容赦のないアマゾンが荷物を個人事業者に直接委託する 「アマゾンフレックス」 を今後急拡大する方針であることから、逆に将来的にはバッサリと切られる可能性すらあるのではないか?とマーケットから不安を持って見られているためです。実際そういう論調の記事を多く見るようになっています。 下記の通り、アマゾンとの取引は高レベルを維持してはいるものの142億円程度で頭打ちとなっています。(上記データは第59期有価証券報告書P21より引用)(上記データは週刊東洋経済2021年8月28日号より引用) ただこれだけ取引量が増えたデリバリーサービスパートナー(DSP)をいきなり切って、アマゾンフレックスですべてを個人に直接委託するというのは全く現実的ではないでしょうし、遠州トラックの業績が急激に悪化することは無いのではないか?と個人的には考えています。(上記データは週刊ダイヤモンド2024年10月26日号より引用) EC(ネット通販)市場の拡大は悠久の大河の様な時代の流れですからね。また工業製品用部品や日用品軸に配送センター業務が増大していることもあり、下記の通り足元の業績推移も全く問題はありません。と言うか、むしろ売上高はジリジリと伸び続けています。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 更に指標的に割安かつ業績好調な遠州トラックは、親会社で60.0%の株を持つ住友倉庫から見ても極めて魅力的な存在であると推測されるので、今の様な株価低迷が続けばいずれはTOBの可能性もあるのではないかとも感じています。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 以上、成長力・指標的な割安感・優待力の「3種の神器」を併せ持った遠州トラックを引き続きポートフォリオ上位銘柄として愛でながら、楽しく戦って行く予定です。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Nov 10, 2024
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト144位ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年) の第3弾です。 今日は、第2章 トレーディングフロア から。 普通では負ける 一般の投資家のトレードに対するアプローチは本質的に何かが間違っている。社会で暮らす人はほとんどが精神的に安定した普通の人たちで、性格の違いはあるとしても、行動パターンはかなり似ている。 ゆりかごから墓場まで、朝から夜まで、今年から来年まで、平均的な人の思考パターン、行動パターン、希望や夢のパターン、恐怖や不安のパターンは驚くほど似ている。私たちは、そういう人を普通と言う。 もし普通がよくあるパターンで、普通の人がCFDブローカーで口座を開設して遅かれ早かれ資金を失うことになるならば、普通は単純にみんなということになる。つまり、普通の人はみんな負けることになる。 これは言いすぎだろうか。実は証拠がある。まずは、個人トレーダーのなかで典型的なCFDトレーダーの平均的な行動を見てみよう。 世界的に知られている大手CFDブローカーが公表している失敗率を見てみよう。 図表2.1 世界でトップ10に入るブローカーの統計を見ても、内容は変わらない。CMCマーケットでも、IGマーケットでも、ゲイン・キャピタルでもそれ以外の大手あるいは準大手を見ても同じことで、失敗率が70%を下回っているところなどない。 いやあ、これは最高ですねえ。「マーケットでは普通の人は勝てない。常識人は皆負ける。」と言うことを歯切れよく明快に指摘してくれています。ちなみに私はツイッターで資産自由億以上の投資家をたくさんフォローしていますが、語弊を恐れずに言うと「ほぼ全員が奇人・変人・狂人のいずれか、もしくは全て。」です。 ちなみにこのホウガードの視点に関して、名著 マーケットの魔術師 システムトレーダー編 (アート・コリンズ著、パンローリング社)の中で、マレー・ルジェーロ がほぼ同じことを違う表現で語っていました。ちょっと引用してみましょう。 市場とは、大多数からお金を取り上げて、それを上位5%に与える仕組み。。。95%の人は人間本来の心理のせいでお金を失う。 そう、マーケットとはそういう不可思議で残酷で過酷なところなのです。でもほとんどの本はそういう「冷たい真実」には口を固く閉ざして決して語ろうとはしません。綺麗事だけ言ってお金持ちになれるという幻想を無責任に振りまいています。ある意味「悪意の塊」です。 でもこのホウガード本は「誰も教えてくれないマーケットの本当のこと」をズバッと指摘してくれる、実に読者思いの親切な一冊なんですね。(続く)
Nov 14, 2024
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さて今日は2021~24PF概況シリーズです。489位 3291 飯田グループホールディングス (東P、3月優待) ○ PF時価総額489位の中堅銘柄は、戸建て分譲住宅のガリバー&全国シェア3割で、パワービルダー6社が13年に経営統合して発足した飯田グループホールディングスです。 現在の株価は2261.5円、時価総額6341億円、PBR0.65、自己資本比率は54.2%、今期予想PER13.72、配当利回り4.0%(90円)、総合利回り5.2%(90+28=118円、優待券はメルカリ平均価格の4枚2800円で換算)で、優待は100株保有で「江の島アイランドスパ」温泉・プールエリア利用券4枚です。 飯田グループホールディングスは十分な総合利回りも出ていますし、PF中位としては十分に許容できる銘柄であると考えています。
Nov 15, 2024
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト108位 行動科学と投資 (ダニエル・クロスビー著、パンローリング、2020年) の第7弾です。 今日も、第7章 感情 から。 機能的反社会的人間 ほかの部分では適応できる感情が、健全な投資においては障害になるという証拠が次々と見つかっている。 もし感情を抑止するほうが良いのならば、それをなくしてしまえばさらによいのだろうか。この考えを追求したのが、スタンフォード大学で行われた「投資行動と感情のマイナス面」という研究である。 このなかで、研究者たちは脳の感情処理中枢に障害のある十五人と「神経機能が正常」な十五人をギャンブルで競わせた。すると、 脳に障害がある被験者は、大きく賭けることと失敗しても素早く回復することで、「正常」な被験者を簡単に上回った。 「正常」な被験者は全般的に安全にプレーしていたが、低パフォーマンスが続くと(市場では投資の好機)、リスク回避の傾向が特に強くなった。一方、 脳に障害がある被験者は、傷口を癒したり、傷ついたエゴを慰めたりする必要性を感じないため、同じスタイルを維持して勝利に邁進した のである。 ここでの教訓は、ロボトミー手術を受けて金持ちになる、ということではないが、 感情は投資にとってとんでもない敵 であるということは間違いない。神経学者のアントイン・ベッチャーラの、「投資家がお金儲けがうまくなるためには機能的反社会的人間のようになるべきだ」という言葉は、まんざら冗談ではないのかもしれない。投資家は、感情を常に追い払っていなければならないのである。 さてこのクロスビーの指摘を読んでいて、私はこれまでに学んできた名著たちの中の印象的なフレーズのいくつかを自然に思い出していました。 例えば、 デイトレード の中で著者のオリバー・ペレス&グレッグ・カプラは、以下の様に述べています。 トレーダーとして快適さは大敵である。心理的に心地よいものは、ほとんどの場合間違ったものである。 逆に、ある特定の戦略やアプローチが心理的に、感情的に受け入れ難いものであれば、それが正しいものである確率は極めて大きい。。。つまり、ある一定の水準に到達したトレーダーは、自然な発想が逆転し、ほとんど非人間的ともいえるようになる。 つまり、 私たちが投資家として大成するためには、自らの中の非人間的な部分、サイコパス的な長所を意識して伸ばしていかなくてはならない ということです。ただ世の中の99%を占める「普通の人」にはそれは限りなく困難です。そしてだからこそ、投資はこんなにも難しいんですね。(続く)
Sep 29, 2020
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さておかげ様で超絶な大好評を戴いている「株式投資本オールタイムベストシリーズ」ですが、今日はそのスピンアウト企画として、永遠の名著である「マーケットの魔術師シリーズ」の全てをまとめておきます。尚、この記事は以前に書いた、 マーケットの魔術師シリーズをまとめて見てみよう 2018年編 の最新アップグレード版となります。 また、2018年にスピンアウトシリーズ第1弾として 凄腕モメンタム投資家を見てみよう 2018年編 第2弾として 凄腕バリュー投資家を見てみよう 2018年編 を既に以前にアップしていますので、こちらも合わせて是非この機会に御覧下さい。 さて「マーケットの魔術師シリーズ」はこれまでに下記の7冊が出ています。 この中で、本家であるジャック・D・シュワッガーの手によるのは青・白・桃・紫の「すべてが異次元の神本」の4冊であり、他の3冊は別著者によるものです。ただ赤・緑・黄の3冊もどれも素晴らしいクオリティを持っています。それでは参りましょう。4位 マーケットの魔術師 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング社) 損切りの大切さをこれほど分かりやすく教えてくれる本はないです。 シリーズ最高傑作にして100年後にも名著間違いなし太鼓判 の時を超える名作ですね。1. 総論2. エド・スィコータの名言に酔いしれる3.ポール・チューダー・ジョーンズ4. マイケル・スタインハルト5. ラリー・ハイト7位 マーケットの魔術師 株式編 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング社) 名著揃いのマーケットの魔術師シリーズですが、明日からの株式投資に直接的に「読む覚醒剤」のように役立つという意味においては、この3作目の桃本がシリーズ中で一番優れていると思います。パキパキにキマッている最高の一冊ですね。 1. 総論2. スティーブ・コーエン第11位 続マーケットの魔術師 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング社) マーケットの魔術師シリーズはどれも超傑作ですが、 第4作となるこの最新作も間違いの無い出来 です。 最新のマーケットの進化をダイレクトに生き生きと反映した珠玉のインタビュー集 ですね。特に 第13章のエドワード・ソープのところは最高 です。ここだけでもこの本の定価以上の価値があります。前編 ・ 後編第20位 新 マーケットの魔術師 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング社) 名作揃いのマーケットの魔術師シリーズの第2弾です。シリーズの中では一番出来が悪いですが、それでもトータルで見ると神レベルの一冊となっています。 マーケットの格言として知られている名言の中でこのシリーズが元ネタになっていることと言うのは物凄く多い ですし、 マーケットの魔術師シリーズ全4作の全てを読破していることは投資家としての「必須の教養」であると考えています。 1.総論2. スタンレー・ドラッケンミラー3. ビクター・スペランディオ4. ウィリアム・エックハート47位 マーケットの魔術師 オーストラリア編 (アンソニー・ヒューズ、ジェフ・ウィルソン、マシュー・キッドマン著、パンローリング社) このマーケットの魔術師オーストラリア編はジャック・D・シュワッガーによる本家とは異なり、3人の共著による「非シュワッガー本」なのですが、実に出来が良いです。1. 総論2. フィル・マシューズ3. ピーター・ガイ お勧め4. ジェフ・ウィルソン81位 マーケットの魔術師 大損失編 (アート・コリンズ著、パンローリング社) この黄本はその名の通り、世界を代表する凄腕トレーダー35人へのインタビュー集です。彼らが直面した大損失、受けた精神的・経済的なダメージがどのようなものであったのかが率直に語られた好著です。1. 総論2. ナンピンをしてはいけない3. 損をしたら、贅沢にふけることが大切 お勧め4. 投資を統計学的なビジネスとして捉えることが大切5. S級投資家のルール お勧め82位 マーケットの魔術師 システムトレーダー編 (アート・コリンズ著、パンローリング社) この緑本はその名の通り、世界を代表する凄腕システムトレーダー14人へのインタビュー集です。凄腕過ぎる「マーケットの魔術師本家」のジャック・D・シュワッガーに比べて、コリンズが総合的な投資家としての力量に欠け、またインタビューの構成力も著しく劣るのは事実ですが、それでも十分に素晴らしい内容であると思います。1. 総論2. 含み益に耐えることが大切 お勧め3. S級投資家は非人間的4. マネーマネジメントは感情のマネジメント5. ブレイクアウトシステムと二重移動平均システムが現在でも優れている6. 下げが急速な理由7. トレンドフォロー戦略は劣化しない8. 群集と一緒には動かない9. 有効な手法は突き詰めると、ファンダメンタルズか人間心理の弱点の2つ お勧め10. S級投資家はとても寡黙で冷静以上、マーケットの魔術師シリーズの全てを見てみよう 2021年編 でした。
May 30, 2021
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さて今日は株式投資本オールタイムベストです。第144位は、ベスト・ルーザー・ウィンズ(トム・ホウガード著、パンローリング、2024年) です。今年2024年に発売された投資本の中では間違いなくトップクラスの1冊ですね。 最初に述べておくと、この本はマーク・ダグラスの歴史的金字塔 「ゾーン」 に連なる相場心理学に関する1冊です。本書の随所にゾーンの影響が感じ取れます。言い方を変えると「ゾーンの新解釈」いやむしろ、「ゾーン 最新章」 という感じの本です。 でもゾーンが発売されたのは2002年の事であり、それから既に20年の時が流れました。著者のホウガードはその後の相場心理学や行動経済学の進化を取り入れて文章化しており、そこにこの本の値千金の価値があると思います。 恐らくですが、投資初心者の方が読んでも「???」ということになると思います。壁にぶち当たっている中上級者向けのハードボイルドな1冊です。イメージで言うと、「なかなか資産1億円の壁を越えられない。」とか、「平均すれば何とかインデックスには勝てているけど、突き抜けた成績を上げられない。」と言う様な悩みを持っている投資家の方々に刺さるだろうな、と言う内容ですね。 最初に一言だけ言っておくと、著者のトム・ホウガードは「ガチで勝ち続けているスーパートレーダー」です。この人、マジで本物です。その辺の「実際には勝っていないなんちゃって投資家」とは一線を画しています。内容にはポエムっぽいところもたくさんありますが、ところどころに「あぁ、コイツはサイコパスのガチモンだな。」と感じる、とんでもなく凄い言葉が散りばめられています。 それでは次回からは、この本のベストオブベストの部分を見ていきましょう。(続く)
Nov 11, 2024
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色々忙しくて遅くなりましたが、11月の抱負です。アノマリー的には最高の季節の始まりですね。 さてマーケットでは昔から 11月は、1年で最高の数か月の到来を告げる。 11月は機関投資家の第4四半期の資金が市場に入ってきて、最高の3か月の初めとなるので、最もパフォーマンスが良い月のひとつに位置づけられる。 (出典 アノマリー投資、ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング、2013年 P150) と言われています。また、 11月、12月、1月は最も良い3か月だ。株価が着実に上昇する可能性が高いだけでなく、上昇自体もほかの月に比べて圧倒的に大きくなることがある。(出典 アノマリー投資、ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング、2013年 P149) こともあり、11月と言うのは、 「1年で最高の3か月」の始まりを告げる、祝砲轟く(とどろく)素敵な1か月 となります。 ということで、私は11月が大好きです。株が上がることが多いだけでなく、温暖化が進む現代では気候もちょうど良くて過ごしやすいですし、ご飯も美味しい季節ですから猶更ですね。(笑) それでは皆様、今月もよろしくお願い致します。
Nov 6, 2024
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さて今日は、2022~23主力株概況シリーズです。72位 9267 Genky DrugStores (東P、6月優待) ◎ PF時価総額72位の上位銘柄は、福井地盤のドラッグストアで岐阜、愛知、石川、滋賀などへも侵攻中のGenky DrugStoresです。 前回の 2021シーズンでは1位 で登場していましたが、ドラッグストア業界は過当競争による大激戦が続いており、ゲンキーは既存店月次推移が大きく落ち込む結果となりました。 ちなみに私は以前からどの銘柄においても 既存店月次推移こそが「真の戦闘力」を表す と考えています。そのため、「ゲンキーはいい銘柄だけど、この既存店月次推移の悪さは看過できない。残念だがもうポートフォリオ最上位の一角では戦えない。」と考えて、持ち株をピーク時の20分の1程度にまで圧縮したため、今シーズンはようやくここで登場してきました。 現在の株価は4400円、時価総額681億円、PBR1.75、自己資本比率は39.2%、今期予想PER16.30、配当利回り0.6%(25円)、総合利回り0.8%(25+10=35円、優待の自社商品券のメルカリ平均価格は額面の100%。)で、優待は100株保有で年1回、2000円相当の自社商品券もしくは1000円相当のクオカードなどです。 さて最近のゲンキーは、300坪の標準型店舗の出店を加速して作業効率化を進めています。 これは洗練された非常に良いフォーマットではあるのですが、「ドラッグの高い利益率を使って、消費者にとって必需品である野菜や精肉などの生活必需品の価格を下げて集客する。」という「フード&ドラッグ」のコンセプトが他社に急速かつ徹底的にパクられており(TTP)、それで残念ながら総合戦闘力をやや落としてしまっています。 ただ同時に、今期も新規エリアである滋賀県に攻撃的な出店を続けるなど、「攻めの姿勢」は維持しています。(上記データはゲンキーHPより引用) そのため自分としては、「ゲンキーは既存店パワーが落ちており主力としては戦えないが、同時に福井の荒くれ者としての凶暴な精神性は失っておらず、依然として一定の魅力がある。」と考えており、現段階ではポートフォリオ上位に留め置くのが相当、と考えています。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、既に知らずして死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にねちこくしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。。。。
Jul 2, 2023
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さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。5位 8029 ルックホールディングス (東S、12月優待) ◎◎~◎◎◎ PF時価総額5位の主力は、婦人衣料・生活雑貨の輸入販売業で、北欧フィンランドのファッションブランドであるマリメッコや、イタリアフィレンチェの革製品ブランドであるイルビゾンテが看板のルックホールディングスです。今回赤丸急上昇でルック史上初のポートフォリオ最上位進出を果たしてきました。 現在の株価は2774円、時価総額216億円、PBR0.60、自己資本比率は60.4%、今期予想PER8.22、配当利回り3.6%(100円)、総合利回り4.8%(100+32=132円、優待券はメルカリ平均価格となる額面の80%で換算)で、優待は100株保有で4000円相当・400株保有で8000円相当の商品券です。2023年11月10日にルックHDの優待制度は下記のように大きく改善されました。 さて私がルックホールディングスを主力化した理由は以下の3つです。1. 保有しているブランドに総合戦闘力が強くてかつ価格帯が高いハイブランドが多く、「稼ぎやすそう、儲かりそう。」だなと直感的に感じたこと。 具体的にはイタリアのフィレンツェで創業した皮革製品ブランドのイルビゾンテ、北欧フィンランド発で独創的なプリントと色づかいで知られているマリメッコ、フランスのファッションブランドA.P.C. (Atelier de Production et de Création)あたりですが、自分の10か所以上の店舗観察でも、どこもがっつりとお客さんを掴んでいて凄く良いと思います。 ちなみにルックのドル箱(最大規模の収益事業)はイルビゾンテなのですが、 2019年7月にビゾンテイタリアHDの全株式を約109億円で取得し完全子会社化 しています。ここは素晴らしいブランドなのでこれはとても良い経営判断だったと思います。 また革の匂いが立ち込めた店内の硬質でコンセプトが行き届いた雰囲気・イタリアフィレンチェ仕込みの商品の高いクオリティ・行き交うお客さんの物欲に妖しく輝く瞳を見れば、イルビゾンテはここから更に躍進できるだろうと個人的には確信しています。2. ホームページの片隅でひっそりと公表している月次推移が堅調であること。今年度もこれまでのところ既存店がおよそ100%越えの水準となっている。前述の通りルックが展開しているブランドはどこも値段がめちゃんこ高いので、月次さえ安定していればちゃんと利益を出せると考えられること。 (上記データは会社HPより引用) 3. 優待改善によって優待パワーが爆発的に上がったこと。具体的には優待券以外に「株主優待商品券の金額に合わせたお得なお楽しみ詰め合わせパック」が選べるようになったのですが、これが4000円分の優待券で10000円相当・8000円分の優待券で20000円相当と、「異次元に交換レートが良い」のを高く評価したこと。 そして私の20年以上に及ぶ優待族としての経験から、「これは優待知名度が上がる数年後にはかなり人気化するだろうな。」と考えたこと。(上記データはルックHPより引用) それでは早速具体的に見ていきましょう。 この8000円の優待券をマリメッコとイルビゾンテのお楽しみ詰合せパックに変えました。順番に見ていきましょう。 マリメッコお楽しみ詰合せパック イルビゾンテお楽しみ詰合せパック イルビゾンテの革の匂いが昔から好きなんだよ。ここのブランド力はガチの本物。 実際に定価だといくらなのかをざっくりと計算してみました。税抜きでマリメッコが21400円で、イルビゾンテが21700円。両方共に日本最強クラスのブランドでこれはお得過ぎる。嬉しい。。。。 ま、以上を分かりやすくまとめると、ルックHDは指標的に安いですし、総合利回りもしっかりと出ていますし、優待パワーがめちゃんこ強くなりましたし、イルビゾンテ&マリメッコを筆頭に保有しているブランドの戦闘力が高いですし、つまりは優待族的に見て凄く良い銘柄ということです。 「株価上昇の起爆剤となるきっかけ=カタリストが多い」と言っていいと思いますし、総合的に考えてポートフォリオ最上位の一角で余裕で戦える総合戦闘力があるんじゃないかな?と個人的には感じていて、それを実行に移したということですね。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jun 29, 2024
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さて今日は、2024~25主力株概況シリーズで紹介してきたポートフォリオTOP10銘柄をまとめておきます。1位 009544 韓国造船海洋 「10年に1銘柄出るか出ないか?、数十年しかないあまりにも短くて儚い我々の投資家人生の中でこのレベルの子に果たして何度出会えるのか?」を自らの胸に問う、圧倒的な力を秘めたワールドクラスの傑物です。 現在19年目を迎えている当ブログで過去最高となる五重丸◎◎◎◎◎評価が与えられた史上初の銘柄となりました。その潜在ポテンシャルの高さがようやく本国である韓国市場でも認知され始めましたが、個人的には「まだプレリュード(序章)ですらない。」と考えています。2位 7932 ニッピ 指標的に滅茶苦茶安いのに、人気化しそうなカタリスト(株価上昇の起爆剤)が豊富にあって、光の当たったブラックシェルみたいにキラキラキラキラと極彩色に輝いているのが魅力です。優待のコラーゲンもいいですよ。3位 ---- ここはちょっと秘密ですね。4位 2681 ゲオホールディングス 「リユース株バルクプロジェクト」の本丸・お殿様ですね。5位 8029 ルックホールディングス 北欧フィンランドのファッションブランドであるマリメッコとイタリアフィレンチェの革製品ブランドであるイルビゾンテの「強力2枚看板」を誇る素敵な銘柄です。優待お楽しみパックの破壊力も異次元ですね。6位 7228 デイトナ 成長バリュー、収益バリュー、優待バリューの「3本の矢」が揃った、ハイクオリティ特別選抜銘柄ですね。7位 3539 JMホールディングス 良い意味での「獣性」を感じる銘柄です。自分の長年の優待族の経験からはこういう銘柄は伸びることが多いですね。8位 6623 愛知電機「名証プレミア上場逆プレミアム」が効き過ぎており、指標的に驚異的に割安です。また「口を開けば下方修正」とも評される「愛知電機文学」も超保守的な名古屋銘柄らしくて面白いですね。9位 3181 買取王国 「リユース株バルクプロジェクト」の新参有力大名ですね。10位 2792 ハニーズホールディングス 2022~24シーズンのTOP10銘柄で唯一の生き残りです。これだけ銘柄が入れ替わるシーズンも珍しいですね。(汗) 以上、2024~25ポートフォリオTOP10銘柄のまとめ でした。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jul 27, 2024
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さて今日は2021~22主力株概況シリーズです。 88位 7987 ナカバヤシ (東P、3月優待) ◎◎ PF時価総額88位の上位銘柄は、アルバム、図書館製本の最大手のナカバヤシです。私は2014年に一度ここに参戦したのですが、2015年に株価が急騰したときに売却したままとなっていました。 、、、時が流れ、2022年1月にたまたまここを見た時に、「おっ、久々に見たけどえらく安いな。」と思ってまず500株だけ買ったところ、「いや、実力的にもっと上だな。」と感じて瞬時に更に2000株追加しました。 そしてその後数日考えて、「ナカバヤシはもっと上のランクで戦えるな。」と思って2500株追加したので、結局は優待MAXとなる5000株を保有することとなりました。 現在の株価は496円、PBR0.51、自己資本比率は46.1%、今期予想PER8.00、配当利回り4.4%(22円)、総合利回り5.0%(22+3=25円、100株優待品を300円で換算。)で、優待は100株保有で自社製品などです。詳細については、下記の会社HPをご参照ください。↓↓↓ ナカバヤシの魅惑の優待内容 ナカバヤシは指標的にも安いですし、総合利回りもたっぷり出ていますし、ポートフォリオ上位で戦うに足る確かな実力があると考えています。2021~22主力株概況シリーズ 免責事項2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jun 11, 2022
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さて今日は、2024~25主力株概況シリーズで紹介してきたポートフォリオTOP20銘柄をまとめておきます。 1~10位11位 5283 高見澤 日本を代表するなめ茸優待株ですね。12位 7533 グリーンクロス 輝ける福証の星☆彡ですね。13位 9990 サックスバーホールディングス ワイのポートフォリオの司令塔となる、5代目絶対基準優待バリュー株ですね。14位 9310 日本トランスシティ ワイの「優待倉庫&物流関連株バルクプロジェクト」で時価総額TOPの銘柄ですね。15位 8877 エスリード 徹底したローリスク経営を志向しており、マンデベとしては相対的な安心感の高い素敵な銘柄ですね。16位 7846 パイロットコーポレーション 「THEクオリティ銘柄」ですね。17位 1605 INPEX 日本唯一の黄金株発行企業ですね。18位 1438 岐阜造園 造園緑化専業で唯一の上場会社ですね。19位 3289 東急不動産ホールディングス この東急不動産HDクラスの銘柄をもっとたくさん集めてPF上位に集結させるのが、今の私の最大の目標ですね。20位 4690 日本パレットプール 「物流2024年問題」で大きな恩恵を受けられそうな銘柄の1つですね。 以上、2024~25ポートフォリオTOP20銘柄のまとめ でした。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Sep 13, 2024
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さて今日は、当ブログ一番人気の 2022~23主力株概況シリーズ です。 35位 8928 穴吹興産 (東S、6月優待) ◎◎ PF時価総額35位の上位銘柄は、四国首位級のマンションデベロッパーの穴吹興産(通称:優待さぬきうどん株)です。2020シーズン10位、2019シーズンは14位と最上位の一角でしたが、その後の株価上昇時に持ち株の一部を売却し、保有コスト0分を残すという所謂「恩株化」をしたために、その後はやや順位を下げ、30~40位前後をウロウロしていらっしゃいます。 不動産がメインですが、介護や人材派遣など「不動産で飯が喰えなくなったときを考えて」か、結構多角化しています。♪ 現在の株価は2011円、時価総額232億円、PBR0.65、自己資本比率29.0%、今期予想PER5.36、配当利回り2.9%(58円)、総合利回り4.4%(58+30=88円)で、優待は100株保有で3000円相当の選択型ギフト券1枚(讃岐うどんセット等より1つを選択)です。 うどんの本場の讃岐(香川県)の会社なので、当然優待品の中ではうどんがダントツに美味いですが、実はそれ以外にも色々と選択肢があります。 今日は過去の私の選択品を2つ見ておきましょう。 津田の松原サービスエリア限定 骨付き鶏うどんセット このうどんは子会社の穴吹エンタープライズが運営する施設のもので、本場讃岐ならではのコシの強さで大変美味しいです。 ほんとに滅茶苦茶美味しい !!! なんというか、「人間の原始的な太古の本能にガツンと訴えかけてくる」うまさがあります。 どうです? 穴吹興産の優待品、滅茶苦茶いいでしょう。♬ さあ、もう1つ行きますよ。♪ ジョイフルサンアルファ厳選長崎県産牛肩ロース 穴吹興産優待牛肩ロースのすき焼き お肉がふんわりしていて美味しかったです。 さてそれでは今日は、私が「穴吹興産をポートフォリオ上位銘柄として戦っている理由」を箇条書きで説明致しましょう。1. 株式市場で最も不人気な業種の1つであるマンションディベロッパーは指標的に割安なところが多いが、ここ穴吹興産もその条件を満たしていること。2. マンションディベロッパーが市場で超不人気である理由は、リーマンショック時に潰れたり、潰れないまでも大赤字を出して会社存亡の危機に追い込まれる銘柄が続出した「恐怖の記憶」が未だ多くの投資家の脳裏にまざまざと焼き付いているせいである。 ただ、ここ穴吹興産は過去20年間一度も赤字がなく、当然リーマンショックも余裕で黒字で切り抜けるなど業績が極めて安定的に推移しており、また緩やかではあるものの持続的な成長が続いているのが気に入ったこと。 ちなみに過去20年間赤字のない理由についてはIRによると、「当社は地方都市中心に事業をしていて、他社の少ないところで堅実に丁寧にやってきたから。」ということでした。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) また穴吹興産は財務状態が非常に悪いのが大きな欠点でしたが、最近はかなり改善しているのもプラスポイントと思います。(上記データはかぶたんプレミアムより引用)3. 穴吹興産は四国・九州・中国・北関東(栃木や群馬)などの強敵の少ないエリアに狙いを絞ってマンションを建てているのだが、この「ニッチ戦略」が、かつて 2012年にPF1位の超主力として戦ったウェディング銘柄の2198アイ・ケイ・ケイ みたいで気に入ったこと。 ちなみにIRによると、「ウチは四国の会社なので、地方都市での様々なノウハウがある。なので、競合の多い大都市圏は避けている。また地方都市だけで見ると、マンション供給では第1位である。」ということでした。 4. 「12期連続で未契約完成在庫0戸」 と極めて手堅いビジネスをしている点が気に入ったこと。ちなみにIRによると、「当社は市場調査を重視し、各エリアでのマーケティング情報を集積して将来予測を慎重にやっている。」とのことでした。(上記データは2022年6月期決算短信P2より引用)5. 前述の通り、うどんの国讃岐らしい、日本株市場最強クラスの魅力的な御当地優待が付いていること。そして優待内容に「強力なガチンコパワー」があるために、優待権利月である6月には高確率で株価上昇が期待できること。 以上をまとめると、穴吹興産はうどんの国讃岐らしい極めて魅力的な御当地優待、指標的な割安さとマイルドながらも着実な成長力、更にしっかりとした総合利回り、過去の業績推移の高い安定感などから、優待族的には「キャッスルエクセレントな最上級の銘柄」の1つであると考えています。 自らの経験上、 「指標的な割安さと一定の成長力を同時に併せ持つ銘柄」と言うのは、時間はかかってもいつかは株式市場で高い評価を受けることが多い です。未保有でお金の余っている優待族の方は、この機会に是非お一ついかがでしょうか? 優待うどん、美味いですよ。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jan 12, 2023
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さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。本日紹介する銘柄は本当はもう少し上の順位だったのですが、見逃していたのでここで出しておくものです。おっちょこちょいのワイが運営している当ブログではこういうことは実に頻繁にありますのでご了承ください。 473位 3302 帝国繊維 (東P、12月優待) ○ PF473位は、消防ホース最大手で1887年創業の名門企業である帝国繊維です。 現在の株価は2827円、時価総額778億円、PBR1.13、自己資本比率は82.2%と鉄壁、今期予想PER23.10、配当利回り1.8%(50円)、総合利回り2.5%(50+20=70円、優待のリネン製品はヤフオク平均落札価格の1000円で換算)で、優待は「100株以上&1年以上の継続保有」を条件として、1000円相当のクオカード+3000円相当の自社製品(リネン製品)です。 優待のリネン製品のクオリティは最高です。 過去数年分を見ておきましょう。 帝国繊維は、旧安田財閥系の毛並みの良い企業で、財務状態も優待内容も素晴らしいエクセレントな会社です。当然これからも楽しくホールドしながら応援していく予定です。
Oct 5, 2024
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト、第56位、出来高・価格分析の完全ガイド (アナ・クーリング著、パンローリング社) の最終回第3弾です。 今日は非常に出来の良い第6章から特に印象的だったところを紹介しましょう。 具体的にはストッピングボリュームとトッピングアウトボリュームについてです。 ストッピングボリュームは、インサイダーによってブレーキがかけられたときの値動きを表すもの。。。 市場はオイルタンカーのようなものだ。いきなり反転することはない。 市場は勢いを持ったスーパータンカーのようなもので、ブレーキがかけられても反応するまでに時間がかかる。 トッピングアウトボリュームは市場が上昇トレンドに乗って上昇したあと天井を付けることを意味する。 前にも言ったように、市場はいきなり止まって反転することはない。市場は勢いを持っているからだ。 非常に実践的でいい話ですね。実際の日々の闘いの中で非常に良く遭遇する局面を、図説化して分かりやすく解説してくれていると思います。 さて名残惜しいですが、そろそろ総括です。 この本は、 市場は全てインサイダーによって操作されている という「偏光メガネ」を掛けた特殊な異形の視点で全編が綴られている のですが、「常に少数派が勝つ」という普遍的な特徴があるマーケットでは、独特で風変わりな視点から市場を眺めて戦うことには大きな意義がある と私は考えています。 実際、「優待バリュー株投資」というトリッキーでビックリ箱的な眼鏡をこの16年間掛け続け、自らが編み出したオリジナル且つ不可思議な視点に特化して戦ってきた私は、対TOPIXで見て圧倒的な好成績をここまで収めることが出来ました。 もちろんこれには幸運の助けが大きかったのは厳然たる事実ですが、決してその全てが偶然という訳ではない、 マーケットに対して理に適っていてそして同時に独自の確固たる視点で対峙することには素晴らしい付加価値がある そういったことを実感させてくれる印象深い名著です。未読の方は是非。
Aug 24, 2017
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さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。 485位 1965 テクノ菱和(東S、3月優待) ◎ PF時価総額485位の中堅銘柄は、空調工事中堅のテクノ菱和です。 現在の株価は2333円、PBR1.00、自己資本比率は71.0%と良好、今期予想PER9.43、配当利回り4.3%(100円)、総合利回り4.6%(100+7=107円、優待品はメルカリ平均価格の700円で換算)で、優待は100株保有で3月株主に静岡県新茶(例年は30グラム、ただし極上品で実に美味しい。)です。 テクノ菱和は指標的にもまずまず安いですし、財務状態も良いですし、十分な総合利回りも出ていますし、とても魅力的です。ポートフォリオ中位としては全く問題のない銘柄です。それにしても空調工事関連にはいい銘柄が多いですね。
Nov 5, 2024
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト143位 シュワッガーのマーケット教室 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング、2013年) の最終回第8弾です。 今日は、第5章 リスク以外にも関係するボラティリティ、レバレッジ型ETFの場合 から。 ほとんどの投資家は、ボラティリティが高くなるほどリターンが減るということを認識していない。 レバレッジ型ETFー期待したリターンが得られるとは限らない ボラティリティがリターンに悪影響を及ぼすことを理解していないと、投資家は突然、不快な目に遭うこともある。レバレッジ型ETFを買う多くの投資家がよい例だ。一般的に、2倍のレバレッジ型ETFを買う投資家は、相場が上昇すれば、レバレッジをかけていない同種のETFよりも2倍稼げると思い込んでいる。 しかし、この種のETFをある程度長く保有すると、相場が上昇したときのリターンは2倍に達せず、下落したときには損失が2倍以上になる。同様のことは、レバレッジをかけた空売り型ETFにも当てはまる。相場が下落しても利益は上昇分の2倍に満たないことが多く、相場が上昇すると2倍以上の損失が出がちだ。 この重要な点が良く分かるように、最も注目される株価指数であるS&P500のETFに焦点を合わせよう。図5.1を見ると、S&P500指数のETF(SPY)で2倍のレバレッジを効かせた投資は、2007~2011年にー4%だった。 一方、2倍のレバレッジ型ETFであるウルトラS&P500ETF(SSO)のほうは、同じ期間にー41%になっている。 つまり、レバレッジ型の指数ETFを買った投資家は、レバレッジをかけない指数を50%の証拠金で買った投資家よりも37%も損をしたのだ。両者が取っているリスク額は等しいように見えるのにもかかわらずである。 さらに驚くべきことは、ウルトラショートS&P500ETF(SDS)に投資した場合だ。相場が全体として下げていれば、このETFでは利益が得られると思ったかもしれない。 しかし、図5.2で示すように、レバレッジ型でかつ空売り型のETF(SDS)は、指数連動型ETF(SSO)でレバレッジをかけた場合よりもさらに損失が大きく、-58%になっている。指数の空売りでレバレッジを2倍にした場合は+4%の利益だったので、62%もマイナスだったことになる。 いやあ、レバレッジ型のETFの中長期パフォーマンスが悪いことは以前から良く知られてはいますが、それにしても酷いですね。 ただ不思議なのは、ここ日本でもレバレッジ型のETFを買って逆境にただひたすら励ましあいながらじーっと耐えるという「謎の友の会」に参加している投資家の方々が未だに散見されることです。新種の罰ゲームの一種なのでしょうか? さてこれでこの本の紹介は終わりです。シュワッガーらしい、クリアカットで知的に誠実な1冊です。未読の方は是非。(続く)
Nov 8, 2024
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さて今日も株式投資本オールタイムベストシリーズです。第56位は、出来高・価格分析の完全ガイド (アナ・クーリング著、パンローリング社)です。 辛口で知られる監修の長尾慎太郎氏は前書きの中で、「マーケットは常に操作されている」という概念モデル が、結果として彼女を的確な方向へと導いた。。。 本書のトレード手法は私が若いころに好んで使ったトレード手法の1つとほとんど同じ もの。。。 書籍に書かれたことでそれが多くの人の知るところとなったことは少しだけ悔しい 気がするが、 自信をもってお勧めできる技術 であることは疑う余地がない。 と激賞しました。 彼女(著者は女性です)の投資手法は、マーケットは常にインサイダー(大口投資家・マーケットメーカー)によって操作されているという前提の下で、VPA(Volume Price Analysis:出来高・価格分析) というテクニックを用いて市場に対峙するというものです。 彼女は言います。 「このテクニックは使われ始めて100年以上たつが、過去の伝説的トレーダー(具体的には ジェシー・リバモア など)は全員がこのテクニックを使ってきた。にもかかわらず、今日ではこの非常に効果的な分析テクニックを無視する(あるいは知らない)トレーダーが多い。。。 VPAはとてもパワフルで、いろいろな意味で「理にかなっている。」 VPAはどんな市場にも、どんな時間枠にも適用でき、どんな投資対象にも使える。 出来高は隠すことが出来ない。(超名言) さて、私自身はコテコテのファンダメンタルズ派のバリュー投資家であり、いわゆるテクニカル分析を実際の投資で使用することはほとんどありません。ただ著者がこの本の中で提唱している、 チャートと出来高を組み合わせて考える VPA=出来高・価格分析 という概念は確かに実に「理にかなっている」 と感じる部分があります。 そしてもう一点、今まで数百冊の投資本を貪り読んできた、そして既に大抵の投資理論では眉一つ動かすこともない「真正ジャンキー系投資家」であるこの私にとっても、この本の読書体験は極めて新鮮だった ことを正直に告白しておきます。バリュー系、テクニカル系を問わず、また短期・中期・長期を問わず、ありとあらゆるタイプの投資家にとってこの本は、斬新で鮮烈な知的興奮を与えてくれる と思います。 さて今日はこの本の目次を眺めておきましょう。 4章・5章・6章・9章が出来が良く、中でもVPA(出来高・価格分析)の真髄を解説した第5章が飛び抜けて素晴らしいと思います。(続く)
Aug 20, 2017
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さて今日は2022PF概況シリーズです。596位 3529 アツギ(東1、3・9月優待) △ PF596位は、ストッキングや下着の国内大手のアツギです。 現在の株価は543円、時価総額94億円、PBR0.27、自己資本比率は77.2%も利益剰余金はマイナス、今期最終赤字予想、配当利回り0%(0円)、総合利回り1.1%(0+6=6円、優待品はメルカリ平均価格の300円で換算)で、優待は100株保有で年2回自社オンラインショップでの商品購入30%割引です。 私はアツギへは2020年11月4日に参戦しました。ヤフーファイナンスの「低PBRランキング」をのんびりと眺めているときに、「アツギ、かなり下がってるな。自分にとって優待品に使い道はなさそうだけど、超低PBRで好みのタイプだし勉強のために100株だけ買っておくか。」と思って拾ったのです。業績が回復する日が来るまで気長にホールドしながら応援していく予定です。
Jan 25, 2022
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1930年代から40年以上も成功し続けた前世紀の大投資家 ジェラルド・M・ローブ は 自分の損失を監視して損切りできる人は、、、長い目で見ると一番成功する。これこそ、ほかの全ての投資原則を凌駕する方針なのである。 という名言を放ちました。私は常に心の真ん中にローブのこの言葉を抱きながら投資家としての毎日を戦っています。 確実に損切りが出来ることがなぜ大切かと言うと、自分が負けたこと・過ちを犯したことときちんと向き合えていることになるからです。マーケットでは誰もが必ず負けを経験します。上手に負けること・負け方のバリエーションを学び続けることが勝てる投資家になるための実は最短ルートなのです。 私は具体的には、ポートフォリオ内に自分の投資家としての器量を超えるような損失を出しそうな子がいないかをチェックし、大きな癌細胞に成長しそうなものは「早めに予防的に外科的に切除」 することを徹底しています。具体的には毎日PFを含み損順に並べ、穴の開くほどに凝視して精査しています。 ただ、「100%常に正しい投資家」など世界中のどこにもいませんし、私は皆様ご存知の通りの 優待ヘッドギアに守られた、常時おむつ着用の永遠の3歳児投資家 なので、未だに多くの間違いを繰り返しながら生傷だらけの日々を過ごしています。 、、、、さて前置きはこのくらいにして、「当ブログ有数の人気コンテンツ」に成長した ポートフォリオ含み損ランキングシリーズ のなんと7か月振りとなる最新版の発表です。 それでは早速、私の「過ちの一覧表」ともいえる2024年10月4日現在の最新のポートフォリオ含み損ランキングを見ていきましょう。 これからランキング内で目についたところを自分用のメモ書きとして思い付くままにざっくばらんにコメントしていきます。尚、以下の内容はすべて「今後自分がより良い投資家になるための、個人的な反省と内省」のためのものであり、一切誰にも投げていませんのでよろしくお願い致します。(上記データはSBI証券より引用) 保有全746銘柄中の含み損ランキング1位は「技術力は最高&業績推移は最低」な 6222島精機 が戴冠しました。ここは世界のユニクロが「ホールガーメント横編機」で3Dニットを販売するくらいに力がある銘柄ですが、主要市場である中国やバングラデシュの景気の落ち込みが深刻で業績回復の見込みが依然として立たない非常に厳しい状況が続いています。 ただ自分としては「島精機はいつか必ず復活出来る子である。」と考えており、業績推移をしっかりと見ながらにはなりますが、今のところは優待MAXの3000株はホールド継続の予定です。 5位には中部圏地盤の有力倉庫である9306東陽倉庫がランクインしました。指標的にも非常に割安ですし優待付きですし、自分は非常に良い銘柄と思っていますが、倉庫銘柄と言うのが地味なのかな? 市場では人気が無いですね。 22位には建設機械で世界2位の大物、6301コマツが入賞を果たしました。ここは300株&3年以上継続保有を条件として自社製品(オリジナルミニチュア)が頂けます。私はずっとそれが欲しかったのですが、100万円以上の投資になるのでずっと見送ってきました。 ただコマツは今年F1の名門ウィリアムズ・レーシングのプリンシパルパートナー(メインスポンサー)に就任したので、「これは買って応援しなくてはならない。」と考えて急遽参戦しました。下記の通りマシンの凄く良い部分に大きなロゴが入っています。 ワイはとにかくF1が大好きなのです。ちなみにスポンサー料が年間いくらくらいなのかな?ということが個人的には凄く気になっています。30億円くらいかな?と考えているのですが、詳しい方がいたら是非教えてください。 うーん、気になるところはこのくらいかな? 今は市場環境も安定してるのでポートフォリオ全体の含み損が非常に少なくなっています。経験上ここまで良い状態は長くは続かないことが多いですが、今回はどうなるかな?
Oct 4, 2024
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さて今日は大人気を誇る 2024~25主力株概況シリーズ です。 27位 7614 オーエムツーネットワーク (東S 1・7月優待) ◎◎ PF時価総額位の上位銘柄は、2292エスフーズ 傘下の食肉小売業のオーエムツーネットワークです。 2016シーズン19位、2017シーズン30位、2018シーズン53位、2019シーズン55位、2020シーズン65位、2021シーズン73位、2022シーズン87位とじりじりと順位を落としていましたが、「相対的に見て、今のOM2は安いな。」という判断の下に大きく買い増ししたため、久方ぶりに順位を上げて今シーズンはここで登場してきました。 現在の株価は1434円、時価総額105億円、PBR0.57、自己資本比率は82.0%と良好、今期予想PER10.21、配当利回り2.1%(30円)、総合利回り2.5%(30+6=36円)で、優待は年2回、1・7月に100株保有で自社オリジナルギフト商品の30%割引販売 プラス年1回7月に、500株保有で3000円相当、1000株保有で5000円相当の自社取扱商品(ハム・ソーセージ)もしくはアウトバックステーキハウスで使える食事券です。 私はこの数年は、アウトバックステーキハウスの食事券を戴いています。 それではアウトバックステーキハウスの実際を見ていきましょう。 私はこれまで色々と食べたのですが、今までのところではこのハンバーグ・ステーキが一番美味しいと思いました。結局、自分はとても「安く出来ている人間」なんです。やや貧しかった幼少時の食生活の影響でしょうか、ステーキよりもハンバーグの方が本当に美味しいのです。(汗) 見て下さい、この断面図。 凄い「肉密度」でした。 ♬ ちなみに、この食べ放題のパンがまた美味い。 さて今日はもう1つだけメニューを紹介しましょう。前回の訪問時にはシンプルなアウトバッカー・バーガーを食べてみました。 野菜たっぷり&肉肉しくて、とても素朴な味わいで良かったです。うん、こういうのでいいんだよ。シンプルイズべスト。 ま、オーエムツーネットワークは現状指標的に十分に割安ですし、優待内容も上記の如く素晴らしいですし、PF上位銘柄として全く不足の無い極めて良い銘柄であると認識しています。 というかここは、「食肉小売業」として見てもまずまず安いですが、「外食優待株」として捉えると破格に安い という言い方もできると思います。 これからもアウトバックステーキ優待を楽しみに、ご機嫌でホールド継続の予定です。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。 しかし、このパン、ちょっと固めなのが逆に良くてガチで無限に食える。素朴な美味しさって強いんだな。。。アウトバックステーキ、ほんとに良いお店だなあ。。。
Oct 20, 2024
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さて今日は2021~24PF概況シリーズです。480位 6973 協栄産業(東S、3月優待) ◎ PF480位は、三菱電機系の商社の協栄産業です。 現在の株価は2251円、時価総額72億円、PBR0.38、自己資本比率は44.7%、今期予想PER4.83、配当利回り4.9%(110円)、総合利回り5.3%(110+10=120円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカード等です。 協栄産業は指標的な割安感が極めて濃厚です。PF中位では申し訳ないくらいに良い銘柄ですね。
Oct 21, 2024
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さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。29位 8341 七十七銀行 (東P、3月優待) ◎~◎◎ PF時価総額29位の上位銘柄は、仙台拠点で東北最大の地銀である七十七銀行です。 現在の株価は3860円、時価総額2959億円、PBR0.48、自己資本比率は5.6%、今期予想PER8.69、配当利回り3.6%(140円)、総合利回り3.9%(140+10=150円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」300株保有で3000円相当、1000株保有で5000円相当、3000株保有で10000円相当の地元特産品またはクオカードです。 定番のクオカード 凄く高級そうな焼肉セット 肉のうまみが野菜に広がって美味しい 七十七銀行は私の「優待地銀株バルクプロジェクト」の中で最上位の一角を占める大切な銘柄です。これからも今後の業績推移をしっかりと見ながらホールドしていく予定です。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Oct 26, 2024
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今日は通常の2021~24ポートフォリオ概況シリーズです。 484位 3395 サンマルクホールディングス (東P、3月優待) ○ PF484位の中堅銘柄は、全国にサンマルクカフェなどを展開するサンマルクHDです。ここは2013年27位、2016年24位と過去には準主力級で戦ったことのある銘柄ですが、この数年かつての輝きが見られず、無念の「優待株いけす堕ち」となりました。 現在の株価は2291円、時価総額522億円、PBR1.55、自己資本比率は63.6%と良好、今期予想PER21.29、配当利回り2.3%(52円)、総合利回り3.6%(52+30=82円、優待カードはメルカリ平均価格の3000円で換算)で、優待は100株保有で「ほとんどのお店で飲食代金20%割引になる魅惑の株主優待カード」です。 毎年、こんな感じで優待カードの色が美しく移ろっていくのもとても魅力的ですね。♪♪♪ さて、サンマルクカフェは全国各地にたくさんあるので、財布に株主優待カードを入れておくと、 いつでもどこでも誰とでも、お得に気軽に小粋にお茶が飲めて本当に重宝 します。「株主であることの御褒美」を日々しみじみと実感しながら幸せに暮らせるんですね。 当然これからも現行の優待制度が続く限りはホールド継続の予定です。
Nov 4, 2024
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さて今日は久々に 2018ポートフォリオ概況シリーズ です。 103位 4362 日本精化 (東1、3月優待) 〇 PF103位の上位銘柄は、樟脳・脂肪酸誘導体で高シェアの日本精化です。前回は2014年に98位で出ていましたので、似たような位置での登場となりました。 ↑ 今時珍しいくらいにシンプルな報告書ですね。 現在の株価は1216円、PBR0.81、時価総額309億円、自己資本比率は77.6%で有利子負債ha0、今期予想PER16.68、配当利回り2.0%(24円)、総合利回り2.2%(24+3=27円)で、優待は1000株保有で3000円相当の自社子会社製品(除菌や清浄品の詰め合わせ)です。 今日は過去数年に私が戴いた優待品を復習として見ておきましょう。 2017年です。 2016年です。 2015年です。 いずれも非常に実用的な内容ですね。投資家として衛生状態を常に良好に保ち、市場で健康に長生きする礎となってくれる素晴らしい優待です。 日本精化は、毎回の優待品供給元でもある子会社のアルボース社が家庭用の手指消毒剤やハンドソープ、うがい薬を手がけている関係もあって、インフルエンザの流行や多剤耐性菌の出現が大きな社会的ニュースになるとたまに株価が吹き上がります。 今は材料の乏しい凪(なぎ)の時期ですが、日本精化は好財務&独自性のある魅力的な優待内容のしっかりとした2本柱が揃った銘柄ですし、依然としてPF上位としてホールドしていける力のある銘柄であると考えています。
Jun 4, 2018
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト123位ラリー・ウィリアムズの短期売買法 第2版 (ラリー・R・ウィリアムズ著、パンローリング、2012年) の第7弾です。 今日は、第12章 投機ビジネスについての考察 から。 投機を仕事として見るときに重要なのは、、、軌道を外れることなくいつも正しいことをすることである。私は投機というこの芸術に仕事として興味を持っているのであって、最近のトレードに勝ったとか負けたとかはどうでも良いことである。 実にいい表現ですね。 仕掛けよりも手仕舞いが大事 ケンカを仕掛けるのはバカでもできる、、、、、しかし、勝者になれるかどうかはまた別の問題だ。 トレーディングに関する本や講習のほとんどが手仕舞いのテクニックではなくて仕掛けのテクニックから教えており、市場に災いをなしている。 というのも、トレードを仕掛けるのは簡単だ。どんな愚か者にでもできる。しかし、利益を生み出すのは手仕舞いであり、それは仕掛けほどたやすくはない。 あなたが人生のなかでかかわる戦いのなかで、市場ほど厳しい戦場はないと私ははっきり断言できる。私がこの考えに対するインスピレーションを得たのは、これまでの株式市場関連の本のなかでおそらくベストセラーと言ってよいジェラルド・ローブの「投資を生き抜くための戦いー時の試練に耐えた規律とルール」(パンローリング)からである。 市場の厳しさを表す言葉として、彼の「投資を生き抜くことは戦いである」という言葉ほど的を射たものはない。これはあなたと市場との闘いであり、あなたとほかの市場参加者との戦いであり、あなた自身との戦いなのである。 ジェラルド・ローブの「投資を生き抜くための戦いー時の試練に耐えた規律とルール」は私も大好きでかつ大きな影響を受けた神本なのですが、ラリー・ウィリアムズも激賞しています。というか、彼が推薦しているもので、これまでにクソ本だったものは1つも記憶がありません。彼の「投資本」に関する選球眼も、これまた超一流なんですね。 ちなみに、私の株式投資本オールタイムベストシリーズ第2位で、永遠の名著である、 マックス・ギュンター の マネーの公理 についても、「投機家であることというアートについて、私がこれまでに読んだ中で最高の本である。」と、最大級の評価を下しています。 すいません、悪い癖が出て話がそれました。話を元に戻します。 さて今日は改めてローブの傑作の書評を下に貼っておきますので、未読の方はぜひこの機会に改めてご覧ください。投資を生き抜くための戦い (ジェラルド・M・ローブ著、パンローリング、2010年) 1. 投資で成功するには投機的な心構えが必要 特にお勧め!!!2. 分散投資は問題 3. 株の買い方のコツ 4. 損切りの大切さ お勧め5. 株をいつ売るか お勧め6. 株式市場には常にチャンスがある7. ローブの考える「なぜ買うか?」8. ローブの考える「なぜ売るか?」 この本は真の傑作です。言葉の1つ1つが深く、それが真実であると言う重い響きがあります。生き残りのディーリングと双璧を成す株式投資本の最高峰 ですね。。。。 、、、本文に戻ります。 それにしても「市場ほど厳しい戦場はない」上に、私達日の丸投資家が戦っているのは、「失われた30年が続く世界最弱の日本株市場」なわけですから、これはつまり、我々は「世界最悪の過酷なバトルフィールド」で戦っていることなります。このような「タフで凄惨な生き地獄」で生き延びるには、当然に武器が必要です。それが私の場合は、専門とする 優待バリュー株投資手法 なんですね。 本書の目的は、読者のみなさんにトレーダーとして成功してもらうことである。そのためには、今抱えている負けトレードをどう扱うべきか学ぶ必要がある。損失はけっして避けることのできない市場の真実だ。したがって、損失から立ち直る方法を学ぶまでは、自分の持てる能力をフルに生かして市場でお金儲けをすることは不可能だと思ったほうが良い。 一番大切なのは、資金管理≒損失の管理ということです。ラリー・ウィリアムズは本書中で何十回も同じことを述べています。それだけ重要という事ですね。 ちなみに私も、毎日自分のポートフォリオをその「含み損順」にランキングして並べて凝視し続けています。それは自分が犯した「失敗のリスト」でもあります。そして、「投資家として許容できないレベルの損失になっている子はいないか」を厳重に管理し、「これはもうアカンな。」と判断した場合には機械的に無慈悲に損切りしています。決して愉快なことではないですが、これを徹底しているからこそ、私は日々ご機嫌でこうやってブログを更新し続けることが出来ているんですね。(続く)
Dec 18, 2021
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さて今日は、2021~22主力株概況シリーズです。 44位 3001 片倉工業 (東1、12月優待) ◎~◎◎ PF時価総額44位の上位銘柄は、1873年繊維で発祥し、現在は商業施設の開発・運営、賃貸等不動産が利益柱となっている片倉工業です。2019シーズンに53位で上位に初登場した銘柄ですが、安定的にその地位を維持して3年連続の入賞となりました。 事業部門別概況を見ると、「利益のほとんど」を不動産事業から上げているのが良く分かります。それ以外の事業はあんまり利益が出ていないですね。 現在の株価は2398円、時価総額844億円、PBR1.27、自己資本比率は46.0%、今期予想PER17.70、配当利回り0.7%(16円)、総合利回り1.1%(16+10=26円)で、優待は100株保有で1000円相当、1000株保有で2000円相当、3000株保有で4000円相当の自社製品などです。 五本指靴下、履くのがすごく難しい。。。 さて片倉工業はとても長い歴史を持つ会社であり、賃貸不動産や保有している土地には膨大な含み益があります。 ちなみに賃貸不動産だけで見ても、期末時価1278億円ー連結貸借対照表計上額期末残高314億円=964億円も含みがあります。(上記データは2020年12月期有価証券報告書87ページより引用) 片倉工業は、 1株2150円でのMBO を目指していましたが、発表後1度も株価がMBO価格を下回ることが無く、結局不成立で失敗に終わりました。片倉経営陣が提示した価格はあまりにも安過ぎると市場が判断したという事ですね。 ま、いずれにせよ、私は「会社を丸ごと買い取ってバラして売ったら儲かる、片倉的な銘柄」が、「控えめに言って大好き」です。片倉の今後がどうなるのか、再度のMBOトライがあるのかは予測が付きませんが、このままホールドしながら戦況を見守っていく所存です。2021~22主力株概況シリーズ 免責事項2021~22主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Feb 7, 2022
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さて今日は2021~24PF概況シリーズです。379位 2359 コア (東P、3月優待) ○ PF379位は、独立系SIのコアです。 現在の株価は1930円、時価総額286億円、PBR1.76、自己資本比率は72.5%、今期予想PER12.88、配当利回り2.6%(50円)、総合利回り3.9%(50+25=75円、優待券はメルカリ平均価格の5000円で換算)で、優待は200株保有で東京国立博物館友の会または奈良国立博物館メンバーシップカードまたは九州国立博物館メンバーズプレミアムパス1枚などです。 コアは指標的には妥当な株価位置とは思いますが、業績好調で成長力がありますし、優待内容にも独自性があって魅力的です。私は以前からチラチラ見てはいたのですが、「一度は優待を貰ってみよう。」と思い立ってついに2024年1月に新規参戦しました。今は自分にとって初めてとなる優待権利獲得を楽しみにしています。
Mar 25, 2024
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さて今日は当ブログの「看板記事」である2024~25主力株概況シリーズです。23位 9305 ヤマタネ (東P、3・9月優待) ◎◎ PF時価総額23位の上位銘柄は、倉庫準大手で文書に重点を置き、不動産賃貸も併営しているヤマタネです。 利益のほとんどは物流部門と不動産部門で稼いでいます。 現在の株価は3105円、時価総額352億円、PBR0.61、自己資本比率は34.0%、今期予想PER12.14、配当利回り2.9%(90円)、総合利回り3.2%(90+10=100円、100株優待品はメルカリ平均価格の1000円で換算)で、優待は100株保有で9月株主に「山種美術館」カレンダー1点、300株保有で3月株主にジュースや日本酒などです。この数年で一気に優待内容が手厚くなりました。 ヤマタネは保有している不動産にたんまりの含み益を持つ、素晴らしい資産バリュー株です。下記の通り賃貸等不動産の含み益が259億+70億=329億円もあります。なのでここは元々まずまずの低PBRですが、実質PBRは更に低いことになります。(上記データは第125期有価証券報告書P85より引用) またもう1つ、 ヤマタネの本社がある越中島地区は東京都心ですが、未だ再開発が進んでおらず今後に大きな期待が持てる のも凄く良いと思います。何しろ越中島駅は東京駅から京葉線で僅か2駅4分という好立地であり、「東京のラストリゾート」とも呼ばれるほどの高い潜在ポテンシャルがありますからね。(上記データはヤマタネ 2023年&2024年3月期決算説明資料より引用) うーん、ここまで書きながら総合的に考えると、ここは更にもう少しPF上位で戦えるかもしれないです。カタリスト豊富で非常に良い銘柄ですね。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Sep 25, 2024
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さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。481位 2208 ブルボン (東S、9月優待) △ PF時価総額481位の中堅銘柄は、新潟拠点の菓子大手のブルボンです。 現在の株価は2331円、時価総額646億円、PBR0.99、自己資本比率は62.0%、今期予想PER18.37、配当利回り1.6%(37円)、総合利回り2.0%(37+10=47円)で、優待は「6か月以上の継続保有」を条件に、年1回100株保有で1000円相当の自社商品詰め合わせなどです。 私的には、ブルボン≒ルマンドという感じです。幼少の頃から食べていたような記憶があります。今調べたら、 発売は1974年でそれからずっとロングセラー商品 ということでした。 食べると形がボロボロ崩れるんだけど、それがまた郷愁を誘うんだよな。。。 ブルボンは指標的には実に妥当な株価位置と思いますが、優待内容にはかなり力があると思います。優待パワーを加算すると、PF中位としては余裕でホールドしていけると個人的には見ています。
Oct 22, 2024
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さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。28位 255A ジーエルテクノホールディングス (東S、非優待) ◎◎ PF28位の上位銘柄は、分析装置、消耗品メーカのジーエルサイエンスと半導体製造用の石英部品に特化しているテクノクオーツが統合して、つい最近の2024年10月1日に誕生したジーエルテクノホールディングスです。出来立てほやほやの会社なので、まだ四季報のページもありません。 現在の株価は2823円、時価総額519億円、PBR---、自己資本比率は--%、今期予想PER8.84、配当利回り2.5%(70円)で、優待はありません。 ただ旧テクノクオーツでは数年前に廃止されたものの激ウマさくらんぼ優待🍒がありましたし、 旧ジーエルサイエンスでは最期までクオカード優待があったので、 新生ジーエルテクノHDでもまだ優待新設の可能性は0ではないんじゃないかな?と少し期待しています。 さて私は旧ジーエルサイエンスをPF上位で保有していたので、そのままスライドしてジーエルテクノHDのホルダーになりました。旧ジーエルも旧テクノクオーツもとても良い会社でしたし、新会社の更なる飛躍に期待しています。今日は最後に旧ジーエルと旧テクノクオーツの以前のブログ記事を貼って置きます。 7705 ジーエルサイエンス 5217 テクノクオーツ2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Oct 23, 2024
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さて今日は2021~24PF概況シリーズです。487位 3196 ホットランド(東P、6・12月優待) ○ PF487位は、たこ焼き『築地銀だこ』が主柱のホットランドです。 実は結構いろいろなブランドを持っているんですね。最近は「おでん屋たけし」が増えている印象があります。↓ 現在の株価は2364円、時価総額512億円、PBR4.33、自己資本比率は46.2%、今期予想PER18.61、配当利回り0.4%(10円)、総合利回り1.6%(10+27=37円、優待券はメルカリ平均価格の額面の90%で換算)で、優待は100株保有で年2回1500円相当の株主優待券などです。 私は幼少の頃からたこ焼きが大好きだったので、その意味ではホットランドの優待券は実にありがたいです。ただ、ここのたこ焼きはカリッとさせるために表面に油をまぶしてあるのですが、これがワイの「THE初老」の胃袋には厳しくて一度に沢山は食べられないのが悩みの種です。ほんとだったら何舟でも行きたいんだけどなあ。。。 色々食べ比べたけど、シンプルな奴が一番うまいと思います。↓ さて2023年末の事ですが、近所のイオンを散歩していると銀だこの数量限定の福袋が売っていました。 しかもこの福袋、なんと優待券で買えると言うのです。! 使用期限も延ばせるしお得だし、これは正に「優待券ロンダリング」や。 世の中にこんなに美味い話があっていいのでしょうか? これが福袋の実物です。↓ 中身はたこめしの素+たこ焼き券など。↓ たこめしを作ってみました。 おいしーい。 たこめしお握りも抜群。たこと海苔が実によく合うんだよ。 さてホットランドは指標的には明白に高いですが、同時に優待パワーもめちゃめちゃ高いです。トータルで考えるとPF中位で余裕でホールドしていけるものと考えています。
Nov 9, 2024
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このところ優待品が何も届かなくてちょっと寂しい思いをしていましたが、今日「クロコダイル」、「エーグル」を主力ブランドとする中堅アパレルのヤマトインターナショナル(8127、東1)から、優待品の1000円相当の自社商品が届きました。 クロコダイルソックスのメンズ+レディスのセットです。早速履いてみましたが、しっかりとした造りで履きやすく足に馴染む感じで良い品物でした。靴下は生活必需品ですし消費しやすい嬉しい優待品ですね。 ヤマトインターナショナルは現在の株価600円、ZAI3月号理論株価1091円、PBR0.65、予想PER8.03、株主持分比率67.7%、配当利回り4.0%、総合利回り5.7%と、指標的にもまずまず割安ですし、比較的貴重な11月優待銘柄と言うこともあり、これからものんびりとホールドしながら応援していくつもりです。
Feb 16, 2008
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さて今日も 2018PF概況シリーズ です。 162位 8421 信金中央金庫 (東証優先出資証券、9月優待) △ PF時価総額162位は、信用金庫などからの預金や金融債発行による総資産38兆円を有する信用金庫の中央金融機関である信金中央金庫です。 四季報の普通のページに載っていない(2018年4集秋号で言うと1941ページの片隅に、隠れてちびっこく出ているのみ。)マニアックな奴ですね。ここは、 『 「協同組織金融機関の優先出資に関する法律」に基づき、優先出資を発行しています。優先出資は、証券取引法上の有価証券で、協同組織金融機関が自己資本の充実を図るため、会員からの普通出資を補完するものとして、広く一般から出資を募る目的で発行されます。一般の株式とは異なり、議決権はありません。』 ということで、議決権がない分、一般普通出資の配当金が1口3000円なのに対して優先出資の配当金は1口6500円と高くなっています。なんだか 25935 伊藤園優先株 に似ている感じがしますね。 現在の株価は238700円、平成31年3月期第1四半期決算での1口当たりのデータから私が簡便に計算したPBRは0.80(BPS300230円)、自己資本比率3.7%、今期予想PER42.28(今期予想EPS5646円)、配当利回り2.7%(6500円)で、優待は1口で優先出資者限定オリジナルグッズ、3口で3000円相当、10口で6000円相当の全国特産品(グルメギフトカタログ)です。1口優待品を暫定的に1000円で計算すると総合利回りは3.1%(6500+1000=7500円)とまずまずです。 今日は早速私が前期に戴いた3口優待品の実際を見て行きましょう。 なんか可愛いですね。「野●証券の果たし状」にちょっとテイストが似ていますが、そこから毒気を抜いて、更にポップさと愛らしさを200倍にした感じでとても素敵です。♬ 信金中央金庫の優待品は、「全国に広がる信用金庫のネットワークを活用して信用金庫のお取引先が取り扱う魅力ある商品を取り揃えたもの」ということで、まるでカタログギフト界の頂点に位置するような、素晴らしく魅惑的なラインナップとなっています。この中から私が選択したのは、 アトリエ・ド・フロマージュ 自家製チーズケーキ詰合せでした。 かなり美味しかったです。♬ 信金中央金庫は大きな値上がりを目指せるような銘柄ではありませんが、総合利回りもまずまずですし、PF中位でのんびりと保有していくのに格別の不安のあるわけでもありません。これからも現行の優待制度が続く限りは楽しくホールド継続の予定です。
Oct 13, 2018
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さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズをお送りします。 424位 4665 ダスキン (東P、3・9月優待) ○ PF424位は、清掃用具レンタルが主力ですが、全国に約1000店舗を展開しているミスタードーナツの方で知名度抜群のダスキンです。 現在の株価は3698円、時価総額1849億円、PBR1.15、自己資本比率は76.3%と良好、今期予想PER17.73、配当利回り3.4%(126円)、総合利回り3.9%(126+18=144円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の90%で換算)で、優待は100株保有で年2回1000円分の株主優待券です。尚3年以上保有の場合は1500円分となります。 ダスキンは指標的な割安感はほとんどありませんが、優待族的にはどうしても手に入れたい「優待シード株」の一つです。お店で優待券を使うのが非常に楽しくて満足感が高いんですね。 ちなみに、私はドーナツならエンゼルフレンチが一番好きです。 後、小腹が空いたときに軽食を取るのにもミスドは適していると思います。 これからも優待を楽しみに末永くホールドして応援していく予定です。
Jul 5, 2024
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