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2009.05.05

今日，５月５日は「子供と母の日」

テーマ：妊娠・出産・子育て(3186)

カテゴリ：　藻緯羅の放談

「こどもと母の日」である。
文化のアメリカ化は、進むばかりで
「母の日」は、
５月の第２日曜日に、なってしまった。
しかし、
法律上、
「母に感謝する日」は、５月５日である。
法律には、
　「こどもの人格を重んじ、
　　こどもの幸福をはかるとともに、
　　母に感謝する」
と記述されている。

父は？
それは、１１月２３日、
「勤労感謝の日」であって、
対になっているのである。
しかし、
「父に感謝する」とは、書かれていない。
「国民たがいに感謝しあう」と、書かれている。
老若男女、平等・公平なのである。

というわけで、
「母の地位・役割」は、特別なのである。
その正しい認識が、女性には必須である。
ここが、危うくなれば、
こどもが、危うくなり、
日本が、世界が、危うくなる。

因みに、
藻緯羅は、「建国記念の日」の設置には、
今も、反対である。
なぜか？
「日付を法律でなく政令で決めるとなっている」
内閣が、勝手に決められる「建国記念日」？
どういうこと？
それは、
この日を為の国会審議の議事録を見れば、
わかる。

代わりといっては何だが．．．
８月１５日を、
「平和を考える日」として、国民の祝日に加えたい。
「考える」を入れたのは、決して「祝う」日でないから。
仕事も勉強も休んで、
皆で、「平和」というものを考えようということである。

話を、「こどもの日」に戻そう。

「こどもの人格を重んじ」とあるが、
これは、
「こどもの人格」であって、
こどもの「人間としての人格」ではない。
あくまでも、
「未成熟な人間の人格」が重んじられなければならない。
言い換えれば、「教育・躾」を重んじるということである。
すなわち、「こどもの日」は「教育の日」でもある。

「母に感謝する」とは、
ただ、「ありがとう」というだけではない。
「母の苦労」に思いをいたさねばならない。
その苦労は、母となるずっと前から始まっている。
最近は、
かかる「苦労」の一部を、女性が放棄する傾向に。
今日は、そこを考える日でもある。

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