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2009.05.19

コンビニの「ブランド力」

テーマ：気になったニュース(31060)

カテゴリ：　藻緯羅の放談

ローソンによるam/pmの買収が頓挫した。
理由は、
店名であるブランド「am/pm」の扱いにあった。

当然ながら、ローソンは、
買収した店には「ローソン」を使いたい。
ところが、
「am/pm」ブランドを握るイギリスの石油会社は、
それを許さない。
これもまた、当然である。
巨額のブランド使用料が入ってこなくなる。
当のＢＰグループにしても、世界不況と原油暴落で
日銭は、少しでも欲しいところだ。

ローソンも、使えないブランドにカネは出せない。
というわけで、
買収話は白紙に戻ったということだろう。

因みに、
「ローソン」も「セブンイレブン」も外国産である。
そもそも、コンビニシステムが「輸入品」である。
しかし、
日本にも、昔から「よろずや」文化があった。
だから、伸びる素地はあったわけである。

「ファミリーマート」は、純国産のブランドである。
同社のＨＰには、
「お客様とフランチャイズ加盟店、
　　本部とが家族的なお付き合いをしながら、
　　共に発展してゆきたい」という考えから、
　　「ファミリーマート」と名付けられました。
ファミリーマートのベーシックカラーは、
　　人々に最も親しみを感じさせる色であるブルーとグリーンです。
　　ブルーは都会性・知性・希望・自由を表現。
　　グリーンは自然（環境保護）・フレッシュ感・若々しさ・清潔感を
　　表わしています。
　　また、ブルーは「わきでる泉」、グリーンは「樹木の緑」を表わし、
　　組み合わせることで「快適環境」を表現しています。
とあります。

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