森へ行こう(心とからだと子育てと)

森へ行こう(心とからだと子育てと)

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

やすらぐ感覚 New! かめおか ゆみこさん

Comments

森の声@ Re[3]:「体験格差」(子どもの育ちに必要な体験について)(11/04) めげぞうさんへ >これからどうなって行…

Profile

森の声

森の声

2021.06.25
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
多血質の人は適応能力が高く、周囲の変化に柔軟に対応するのが得意です。憂鬱質や胆汁質のように「自分」を守るために頑張ったり戦ったりはしません。

それは才能であり能力でもあるのですが、他の気質の人には「優柔不断」「節操がない」「自分の哲学がない」というように見えたりします。

また、自分の信念や哲学を持たずに周囲の人や、世間や、マスコミを基準にして生きていることが多いので、状況によっては自分が望まない迷路に入り込んで身動きが取れなくなってしまうこともあります。
でも、「絶対的な方角を指すコンパス」を持たず、人や物や流行のような「動き変化するもの」を基準にして考えたり行動する癖があるため、一度迷路にはまってしまうとなかなか抜け出せません。

また、いつも周囲のことを観察しているのですが、基本的に表面的なことにしか関心がありません。それと、周囲の変化に柔軟に対応する能力が高いが故に、落ち着きがありません。

今何かに取り組んでいても、周囲で何かが変化したらそれが気になって仕方なくなってしまうのです。

だから、多血質の子の成長には、「どういう人と関わるのか」「どういう環境で生活しているのか」ということが、他の気質の子以上に大きな影響を与えることになります。

自分と似たような多血質の子とばかり遊んでいると盛り上がって楽しいのですが、その状態が強化されてしまいます。

刺激が強い環境で生活していると、刺激と関わっている方が楽しくなってしまい成長への意欲が失われてしまいます。

ちなみに、幼い子どもは全般的に多血質が強いです。(どの気質の子でも子どもの時には多血質が強いのです。)

これが多血質の大まかな特徴なんですが、これらの特徴は多血質の人のからだによって支えられています。

多血質の人は「柔らかくて弾力性のある筋肉」を持っています。それが軽快な動きを支えています。また、柔らかい筋肉は感覚や感受性の豊かさももたらしてくれます。
筋肉が固まっていたら感覚や感受性が鈍くなるし、周囲の変化に柔軟に対応することも出来なくなってしまうのです。

また、柔らかい筋肉は豊かな感情ともつながっています。
逆に、胆汁質のように心の固い人(頑固な人)は筋肉やからだも固いです。感情にも偏りがあります。
憂鬱質の子の筋肉は柔らかいですが多血質のような弾力はありません。また細いため力も弱いです。そのためクニャクニャするばかりで軽やかな動きは出来ません。
粘液質の子の筋肉は憂鬱質の子と同じように弾力はありませんが、憂鬱質の子よりも太いです。そのため、力も強いです。

また、多血質の人は重心がちょっと前寄りです。重心をちょっと前に出すことで首や腕が自由になるからです。話しもしやすくなります。

多血質の人は話すときに落ち着きなく首や腕を動かしますが、重心が前寄りだからそういうことが出来るのです。

こういうことはご自分でも試せますのでちょっと試して見て下さい。

重心を前寄りにした場合と、後ろ寄りにした場合とでは、どっちの方が話しやすいですか。腕を動かしやすいですか。またその時表情も変わりますよね。

*************

茅ヶ崎駅の近くで毎月やっている「気質の勉強会」(土or日)と、「からだの会」(月)の生徒を募集しています。 いずれも10:00~12:00 2000円/回です。ご興味のある方は 「ここ」 までお問い合わせ下さい。
「からだの会」では「からだの不思議と面白さ」を学んでいます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.06.25 09:08:50
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: