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<解説>ジョニー・デップ主演による世界的大ヒットシリーズの第5弾。孤高の海賊ジャック・スパロウと、ジャックへの復讐に燃える「海の死神」サラザールの因縁の対決を軸に、かつてジャックと冒険したウィル・ターナーとその息子ヘンリー、孤独な天文学者カリーナ、ジャックの宿敵バルボッサらの運命が交錯する。ジャック・スパロウに恨みを持つ「海の死神」サラザールが、魔の三角海域から解き放たれた。サラザールの復讐を阻止するには、「最後の海賊」だけが見つけ出せるという秘宝「ポセイドンの槍」を手に入れなければならない。一方、10年に1度しか陸に上がれない呪いをかけられたウィルの息子ヘンリーは、ポセイドンの槍を手に入れて父の呪いを解こうとジャックに近づく。ウィル役のオーランド・ブルーム、エリザベス役のキーラ・ナイトレイ、バルボッサ役のジェフリー・ラッシュらおなじみのキャストが再結集するほか、サラザール役を「ノーカントリー」のハビエル・バルデム、ヘンリー役を「マレフィセント」のブレントン・スウェイツ、天文学者カリーナ役を「メイズ・ランナー」のカヤ・スコデラーリオがそれぞれ演じる。監督は、海洋アドベンチャー「コン・ティキ」でアカデミー外国語映画賞にノミネートされたヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリ。(映画.comより)<ネタバレ>あります。このシリーズに思い入れがあるわけではないし、今やどれがどの話か全く思い出せないが、「こんな話だったよね」という基本を本作は外していないような気がする。笑えるし、映像は豪華だし。ただ「壮大な海洋ロマン」的な壮大さ見慣れてしまったせいか、そこまで感じられなかった。移動はしているのだけど、世界が狭いような…あとジャック・スパロウのキャラ上、どうも同じようなことの繰り返し。おちゃらけるけどしっかり解決みたいな。こんなもののような気もするし、悪くないような気もするし。ポール・マッカートニー観らたのは良かったな。
2017.07.01
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>解説メル・ギブソンが「アポカリプト」以来10年ぶりにメガホンをとり、第2次世界大戦の沖縄戦で75人の命を救った米軍衛生兵デズモンド・ドスの実話を映画化した戦争ドラマ。人を殺してはならないという宗教的信念を持つデズモンドは、軍隊でもその意志を貫こうとして上官や同僚たちから疎まれ、ついには軍法会議にかけられることに。妻や父に助けられ、武器を持たずに戦場へ行くことを許可された彼は、激戦地・沖縄の断崖絶壁(ハクソー・リッジ)での戦闘に衛生兵として参加。敵兵たちの捨て身の攻撃に味方は一時撤退を余儀なくされるが、負傷した仲間たちが取り残されるのを見たデズモンドは、たったひとりで戦場に留まり、敵味方の分け隔てなく治療を施していく。「沈黙 サイレンス」「アメイジング・スパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールドが主演を務め、「アバター」のサム・ワーシントン、「X-ミッション」のルーク・ブレイシーらが共演。第89回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞など6部門でノミネートされ、編集賞と録音賞の2部門を受賞した。(映画.comより)>ネタバレあります。軍隊の中では命令が絶対であって、自己なんてないと思っていた。この映画では、そんな自己が通るということが、良くも悪くもアメリカらしいなというのが第一印象。色んなことが降り注いでも、それを貫き通したのはやはり凄い。そして、戦場では自分の役割を徹底的に行うのも凄い。「沈黙」に続いて、アンドリュー・ガーフィールドって、祈る役というのがよく似合う。ただ祈るで終わらず、そこをやり切るってのも似合う。線は細いのに、なんと言いますか「実はヤバい奴」な人がよく似合うのかな。
2017.06.24
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<解説>「X-MEN」シリーズを代表するキャラクターで、ヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリン/ローガンを主役に描く「ウルヴァリン」シリーズ第3作。不死身の治癒能力が失われつつあるウルヴァリンことローガンが、絶滅の危機にあるミュータントの希望となる少女を守るため、命をかけた壮絶な最後の戦いに身を投じる様を描く。ミュータントの大半が死滅した2029年。長年の激闘で疲弊し、生きる目的も失ったローガンは、アメリカとメキシコの国境付近で雇われリムジン運転手として働き、老衰したプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを匿いながら、ひっそりと暮らしていた。そんなある日、ローガンの前にガブリエラと名乗る女性が現れ、ローラという謎めいた少女をノースダコタまで連れて行ってほしいと頼む。組織に追われているローラを図らずも保護することになったローガンは、チャールズを伴い3人で逃避行を繰り広げることになるのだが……。監督は、シリーズ前作「ウルヴァリン:SAMURAI」も手がけたジェームズ・マンゴールド。プロフェッサーX役のパトリック・スチュワート、物語の鍵を握る少女ローラ役の新星ダフネ・キーンが共演。(映画.com)<ネタバレ>あります。ちょっと長いし、激しいアクションがあったりするわけではないが良かった。「ローガン」個人の物語として、見事に昇華している(もうちょい短いと良かったけど)最後に対峙する相手はこいつというのがとにかく見事だし、タイトルが出る箇所なんて最高だった。ローラ役のダフネ・キーンの力強さも非常に魅力的で、映画していた。
2017.06.03
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<解説>「プリズナーズ」「ボーダーライン」などを手がけ、2017年公開の「ブレードランナー 2049」の監督にも抜擢されたカナダの鬼才ドゥニ・ビルヌーブが、異星人とのコンタクトを描いた米作家テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を映画化したSFドラマ。ある日、突如として地球上に降り立った巨大な球体型宇宙船。言語学者のルイーズは、謎の知的生命体との意思疎通をはかる役目を担うこととなり、“彼ら”が人類に何を伝えようとしているのかを探っていくのだが……。主人公ルイーズ役は「アメリカン・ハッスル」「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス。その他、「アベンジャーズ」「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー、「ラストキング・オブ・スコットランド」でオスカー受賞のフォレスト・ウィテカーが共演。(映画.comより)<ネタバレ>あります。取り立てて何かが新しいというわけではなかった。でも、上手い。ある種の編集マジックといえばそうだけど、運命に立ち向かう姿勢が良かった。正直、途中で寝そうになったが、その匂いが出始めてからがぐんと引き込まれた。「ブレードランナー 2049」楽しみです。
2017.05.28
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<解説>「アベンジャーズ」シリーズに代表されるマーベル・シネマティック・ユニバースの一作で、お尋ね者たちが成り行きでチームを結成し、銀河の危機を救う羽目になる姿を描いたアクションアドベンチャー「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のシリーズ第2作。スター・ロードを自称するいい加減なリーダー、ピーター・クイルを筆頭に、美しき暗殺者のガモーラ、毒舌なアライグマのロケット、樹木型ヒューマノイドで25センチまで再生したグルート、マッチョな破壊王ドラックスのガーディアンズの面々が、新たな危機に直面し、再び強大な敵と立ち向かうことになる様を描く。高慢な指導者アイーシャが率いる黄金の惑星で、小遣い稼ぎの仕事をこなしたガーディアンズ。しかし、ひょんなことからアイーシャを怒らせてしまい、追われる身に。危機に陥った彼らの前に、ピーターの父親だという謎の男エゴが現れるが……。クリス・プラット、ゾーイ・サルダナら前作からのキャスト陣に加え、ピーターの父エゴを演じるカート・ラッセルのほか、シルベスター・スタローンも参戦。監督・脚本も前作と同じジェームズ・ガン。(映画.comより)<ネタバレ>あります。面白かった。前作よりも個人の事情を取り扱っているため、ノリノリな感じは減ったが楽しい。口は悪いし、お下品なのに、最後ホロリと来てしまうなんて最高の娯楽作品。元気が出ました。次もあるようなのでとても楽しみ。
2017.05.21
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<解説>ウッディ・アレン監督が1930年代ハリウッド黄金時代を背景に、きらびやかな社交界(カフェ・ソサエティ)に身を置くことになった青年の恋や人生を描いたロマンティックコメディ。映画業界で働くことを夢見るニューヨーク生まれの青年ボビーは、業界の有力者である叔父フィルを頼ってハリウッドにやってくる。フィルの秘書を務める美女ヴォニーに心を奪われたボビーは、映画スターやセレブリティを相手に、フィルの下で働きながらヴォニーと親密になっていくが、彼女には思いがけない恋人の存在があった。「ローマでアモーレ」でもアレン監督と組んだジェシー・アイゼンバーグが主演を務め、「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワート、テレビドラマ「ゴシップガール」のブレイク・ライブリー、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のスティーブ・カレルらが共演。アレン監督が自らナレーションを務める。女優陣が着こなすシャネルなどの華やかな衣装にも注目。(映画.comより)<ネタバレ>あります。正直、途中でちょっと退屈だなと思ったが、最終的には最後の最後のボビーとヴォニー(クリステン)の顔を見れば、人間や人生って色々あるんだなと感慨もひとしお。ボビーがコールガールを部屋に読んだ時にやりとりが秀逸で笑ってしまったし、基本的には楽しいです。
2017.05.06
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<解説>木村拓哉と三池崇史監督がタッグを組み、沙村広明原作の人気時代劇コミックを実写映画化。伝説の人斬り・万次は、妹の命を奪われて生きる意味を見失った時、謎の老婆によって無理やり永遠の命を与えられ、死にたくても死ねない「無限の体」になってしまう。そんな永遠の時間を孤独に生き続けるだけの日々を送っていた万次の前に、剣客集団・逸刀流に両親を殺された少女・浅野凛が現われ、仇討ちの助っ人を依頼する。凛の姿に亡き妹の面影を重ねた万次は、用心棒として凛を守ることを決意し、凄絶な戦いに身を投じていく。「湯を沸かすほどの熱い愛」の杉咲花が凛役のほか、万次の妹・町役も務めて1人2役を担当。逸刀流の統首・天津影久役を福士蒼汰が演じるほか、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵ら豪華実力派キャストが集結した。(映画.comより)<ネタバレ>あります。豪華。アクションの量もめちゃくちゃある。でも物足りないと言いますか、アクションしかない気がして勿体無い。探していた人物はすぐに出会い、それをクリアしたら、はい次という感じで寂しい。原作は未読なので何とも言えないけれど、主人公を含めたキャラのそれぞれの特徴が紹介もされぬまま、何となく戦っているので、どれも同じように見えてしまった。これは原作を消化するためなのための策と想像しつつ、もうちょっとキャラを絞っても良かったんじゃないかななんて。残念。
2017.05.03
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<解説>1990年代ポップカルチャーを象徴する作品として知られる96年製作のイギリス映画「トレインスポッティング」の20年ぶりとなる続編。かつて仲間たちを裏切って大金を持ち逃げしたマーク・レントンが、20年ぶりにオランダからスコットランドに戻ってくる。そこでは、パブを経営しながら売春や恐喝で荒稼ぎするシック・ボーイや家族に愛想を尽かされたスパッド、刑務所に服役中のベグビーら、当時の仲間たちが未だに悲惨な人生を送り続けていた。主演のユアン・マクレガーをはじめ、監督のダニー・ボイル、脚本のジョン・ホッジら前作のキャスト・スタッフが再結集。(映画.comより)<ネタバレ>あります。「1」の熱烈なファンというわけではない。でも、うわー二十年ぶりか!と感慨深い一本であった。あんな無茶苦茶な奴らが歳を重ね、確実に皺も増え、髪も薄くなっているけど、根本の部分はやっぱり変わっていない。ただ時間が過ぎたぶん、ほんの少し変わらざるを得ないものにぶつかり、自分で作った因縁にもがく姿はパワフルだった。前作と比較すると映画の状況も変わり、格好良いのは相変わらずだけど、めちゃくちゃ斬新ではなかった。「Born Slippy」をがっつり聴きたかったが、「1」でもフルでは流れていなかったんだっけ…。良かったです。
2017.04.08
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<解説>マイアミを舞台に自分の居場所とアイデンティティを模索する少年の成長を、少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代構成で描き、第89回アカデミー賞で作品賞ほか、脚色賞、助演男優賞の3部門を受賞したヒューマンドラマ。マイアミの貧困地域で暮らす内気な少年シャロンは、学校では「チビ」と呼ばれていじめられ、家庭では麻薬常習者の母親ポーラから育児放棄されていた。そんなシャロンに優しく接してくれるのは、近所に住む麻薬ディーラーのフアン夫妻と、唯一の男友達であるケヴィンだけ。やがてシャロンは、ケヴィンに対して友情以上の思いを抱くようになるが、自分が暮らすコミュニティではこの感情が決して受け入れてもらえないことに気づき、誰にも思いを打ち明けられずにいた。そんな中、ある事件が起こり……。母親ポーラ役に「007」シリーズのナオミ・ハリス、麻薬ディーラーのフアン役にテレビドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のマハーシャラ・アリ。プロデューサーとしてアカデミー賞受賞作「それでも夜は明ける」も手がけたブラッド・ピットが製作総指揮。本作が長編2作目となるバリー・ジェンキンスがメガホンをとった。(映画.comより)<ネタバレあります?アカデミー作品賞受賞というフィルターがかかってしまう。だが、僕は大好きな感じの映画だった。予告を見たときに「おやっ、ニオうな」と思っていた予感は的中し、ピュアな一発にすがりついた映画なわけだけど良かった。あの時のアレ、あの時期受け入れてくれた人というのは、忘れられないのだろうな。僕は物凄く好みの作品。とってもとっても良かった。
2017.04.01
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【直筆サイン入り写真】 「パッセンジャー」ジェニファー・ローレンス/クリス・プラット /映画 ブロマイド オートグラフ<解説>「ハンガー・ゲーム」「世界にひとつのプレイブック」のジェニファー・ローレンスと「ジュラシック・ワールド」のクリス・プラットが主演を務め、宇宙船内で極限状態に置かれた男女の愛と運命を描いたSF大作。20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。しかし、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが……。「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のモルテン・ティルドゥム監督がメガホンをとり、「プロメテウス」のジョン・スパイツが脚本を手がけた。(映画.comより)<ネタバレ>あります。非常にスタンダードな物語ながら、主人公の弱さが効果的な一本。「これも運命」と受け入れるだけといえばそうだが、今、目の前にある現実と対峙する覚悟、弱さのようなものが、宇宙という絶対的な空間だからこそファンタジックながら、強くあったと思う。もう少しだけ、ジム(クリス・プラット)の追い詰められた感じ、オーロラ(ジェニファー・ローレンス)を選んだ理由があれば、もっと楽しかったろうな。ちなみに日本語吹き替え版を観たのですが、全く違和感がなくて面白かったです。
2017.03.26
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<解説>1933年に製作された特撮映画の古典「キング・コング」を筆頭に、これまでにも数々の映画で描かれてきたモンスターの王者キングコングの起源を、コングの故郷である髑髏(どくろ)島を舞台に描いたアドベンチャーアクション大作。神話の中だけの存在とされてきた髑髏島が実在することが判明し、未知の生物の探索を目的とする調査遠征隊が派遣される。島内に足を踏み入れた隊員たちは、あちこちに散らばる骸骨や、岩壁に残された巨大な手跡を発見する。やがて彼らの前に、神なる存在である巨大なコングが出現。隊員たちは為す術もなく、凶暴な巨大生物から逃げ惑うが……。「マイティ・ソー」シリーズのトム・ヒドルストンが調査遠征隊の隊長コンラッド役で主演を務め、「ルーム」のブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・C・ライリーらが共演する。(映画.comより)<ネタバレ>あります。楽しかった。字幕版があまり上映しておらず、朝八時半から始まる回に足を運んだのだけど、ほぼ満員。僕の前の座席の方が、朝イチながらビールを片手にしており、まさにそれが似合う映画だった。人間の侵入をきっかけに、とにかくそういう奴らが暴れ回る。ただコングは自分の家の平和を守るだけという非常に筋の通った理由で、ある種の絶対的な正義。一方で人間は悪。しかもそのリーダーは結構タチが悪い。自分の正義は絶対だと思うのがタチが悪い。まさにアメリカ。「パシフィック・リム」的に、いかに怪獣を格好良く見せるか、暴れさすかに全力を傾け、本当に格好良かった。人間の移動のテキパキぶりはあれっと思うけど、細かいことはさておいて、面白かったです。エンドロールが終わるまで帰るべからず。
2017.03.25
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<解説>台湾の名匠エドワード・ヤンが手がけた青春群像劇。1991年の第4回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、ヤン監督の日本初公開作品として92年に劇場公開された。61年夏、14歳の少年が同い年のガールフレンドを殺害するという、台湾で初の未成年による殺人事件が起こる。不良少年同士の抗争、プレスリーに憧れる少年の夢、大陸に帰りたいと願う少年の親世代の焦りと不安を描きながら、当時の台湾の社会的・精神的背景を浮き彫りにしていく。主人公を演じるのは、当時まったくの素人だったチャン・チェン。上映時間が188分のバージョンと236分のバージョンが存在し、2016年の第29回東京国際映画祭ワールドフォーカス部門にて、デジタルリマスターされた236分のバージョンがプレミア上映。17年に同バージョンが劇場公開となる。(映画.comより)<ネタバレ>あります。上映時間が約四時間とあり、トイレ行きたくなったらどうしようや、お腹が空きすぎだらどうしよう(10時上映開始だったので)と、心配をしていた。そんなことは杞憂もイイところだった。ため息をつきながら、ああ、映画観たな・・・と感慨にふけて、浸れる映画だった。大げさなもの、余計なものを排除し、とことん鋭くした見事な映画。この時代の背景はよく知らないが、時代のシワというか歪みが少年たちにまで波及した結果な気がした。無論、突き詰めていくと少年個人に行き着くのだけど、そうするしかないまで追い詰められる、もしくは他の道はないと思い込む年齢の青さ、怖さが収斂し、突き刺さった。一方で、こんな感想を書いても、一気にメタ的な方にも揺さぶってくる劇中の台詞がぶり返してくる。「楽しい」映画ではない。でも、楽しめた。素晴らしい時間だった。海外ですとDVDが出ているのですね・・・エドワード・ヤン [ ジョン・アンダーソン ]
2017.03.20
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<解説>「ミニオンズ」「ペット」などのヒット作を手がけるイルミネーション・スタジオによる長編アニメーション。マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・C・ライリー、タロン・エガートン、トリー・ケリーら豪華キャストが声優として出演し、レディー・ガガ、ビートルズ、フランク・シナトラなど誰もが知る新旧ヒット曲を劇中で披露する。人間世界とよく似た、動物だけが暮らす世界。コアラのバスターが劇場支配人を務める劇場は、かつての栄光は過去のものとなり、取り壊し寸前の状況にあった。バスターは劇場の再起を賭け、世界最高の歌のオーディションの開催を企画する。極度のアガリ症のゾウ、ギャングの世界から足を洗い歌手を夢見るゴリラ、我が道を貫くパンクロックなハリネズミなどなど、個性的なメンバーが人生を変えるチャンスをつかむため、5つの候補枠をめぐってオーディションに参加する。監督は「銀河ヒッチハイク・ガイド」のガース・ジェニングス。(映画.comより)<ネタバレ>あります。日本語吹き替え版を鑑賞。朝イチの回に行ったのですが、家族づれでほぼ満席。良いことです。オープニングの「ゴールデンスランバー」から、スピーディなキャラ紹介は心を掴まれた。ただそれ以降はやや残念。日本語吹き替えキャストは合っていたし、歌も素敵だった。でも予告にある以上、歌われないし、大団円の歌もオリジナル(つまり初耳)なので、良い曲なんだけど乗り切れない。また物語も主人公が、信号無視をしたりは序の口で、舞台スタッフへギャラを支払っていなかったり、電気を盗んだり、イカを盗んだり、と悪いことをしている割にちゃんとそれを清算していないせいで、全然、気持ちを入れることができなかった。劇場を再建したいって言われても、まずお前が変われよと思ってしまった。また「ズートピア」的にそれぞれの動物だからこその特性がなく、単に擬人化動物なだけなので、その意味の面白さがない。予告で「おっ」と思っているくらいで十分なのが残念。
2017.03.19
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<解説>「アナと雪の女王」や「ズートピア」など、ヒット作を連発するディズニー・アニメーション・スタジオが、南の島と大海原を舞台に描いた長編アニメーション。「リトル・マーメイド」「アラジン」のロン・クレメンツ&ジョン・マスカーが監督を務め、海を愛する美しい少女モアナが、島の危機を救うために冒険を繰り広げる。かつて世界を生んだ命の女神テ・フィティの心が、伝説の英雄と言われたマウイによって盗まれ、世界に闇が生まれた。それから1000年にわたり、モアナの生まれ育った島モトゥヌイでは、外洋に出ることが禁じられていた。そんなある時、島で作物や魚たちに異変が発生。海の不思議な力に選ばれた少女モアナは、いまもどこかで生きているマウイを探し出し、テ・フィティの心を元あった場所に戻すことができれば世界を救えると知り、父親の反対を押し切り大海原に旅立つ。短編「インナー・ワーキング」が同時上映。(映画.comより)<ネタバレ>あります。先ほど、長文を書いたのだけど、消えてしまった。だから要点だけ。・海、空が綺麗で気持ち良い。・「アナ雪」を自分勝手と思ったが、これはまだマシだった。結局、選ばれた者の話というのが残念。
2017.03.15
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<解説>ごく普通の女子高生たちによるチアリーダー部が、全米チアダンス選手権大会で優勝を果たした福井県立福井商業高校の実話を、広瀬すず、中条あやみ、天海祐希らの出演で映画化。高校に入学した友永ひかりは、中学からの同級生の孝介を応援したいという軽い気持ちでチアダンス部に入部する。そんなひかりを待ち受けていたのは、顧問の早乙女薫子によるスパルタ指導。おでこ出しは絶対必須、恋愛は禁止という厳しく部員たちを指導する早乙女は全米大会制覇を目標に掲げていた。早乙女の指導に周りの部員たちが次々と退部していく中、チームメイトである彩乃とともに、チアダンスを続けていく決意をしたひかりは、仲間たち、そして早乙女とともに大きな目標に向かってまい進する。主人公ひかり役を広瀬、彩乃役に中条がそれぞれ演じ、山崎紘菜、富田望生、福原遥らフレッシュな若手女優たちが共演。顧問の女性教師・早乙女役を天海が演じる。監督は「鈴木先生」「俺物語!!」の河合勇人。(映画.comより)<ネタバレ>あります。広瀬すずを始め、女子高生たちがとても輝いていた。ダンスも格好良い。実話ベースなので、こういったことなんだろうの枠をはみ出さず、ダンスの合間にすら入ってくるオトボケ(にもなっていない)が、残念だった。特に前半は結構きつい。見事に滑ってしまった印象。最後の最後までお楽しみにとってあったのだから、彼女たちのダンスシーンだけで楽しみたかった。先生も本音と建て前があるのは分かりつつ、何故、この先生に彼女たちが付いて行こうと思う決定力が欠けていたから、先生の厳しさとその回収も盛り上がりに欠けてしまっているように思う。ただ、彼女たちがダンスに取り組む眩しさは本当に素敵だった。
2017.03.12
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<解説>全世界で人気の同名ゲームシリーズを、マイケル・ファスベンダー主演で映画化。アサシン(暗殺者)として活躍した祖先の記憶を呼び覚まされた死刑囚の男が、歴史の裏に隠された多くの謎に挑む姿を描いたミステリーアクション。記憶を失った死刑囚カラム・リンチは、遺伝子操作により祖先の記憶を追体験させられることとなる。カラムの祖先はルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かうアサシン教団の伝説のアサシンで、禁じられた秘宝のありかを知る、歴史上最後の人物でもあった。現在と過去を行き来する中で、カラムは自身の遺伝子に秘められた、人類の歴史を変えるある秘密を知る。ファスベンダーが主人公カラムとその祖先を、謎の女性ソフィア・リキン役をマリオン・コティヤールがそれぞれ演じる。監督には「マクベス」でファスベンダーとコティヤールを起用したオーストラリア出身のジャスティン・カーゼル。(映画.comより)<ネタバレ>あります。退屈で途中寝てしまった。劇場で見かけたマイケル・ファスベンダーのインタビューが、何となくノッていない様子が見受けられたので、嫌な予感がしていた。それが残念ながら正解してしまった。まず話がよく分からなかった。死刑を執行された男というのは分かったが、そもそも何をしたのかがよく分からず、そこまで悪い男に見えない。アクションも特段、新しくもなく・・・結局は蛙の子は蛙が続くということなのか・・・ゲームをやっていれば分かったのかな。本当は「お嬢さん」を観ようと思ったら、朝一の回は今日はお休みで急きょこれにしたのだけど、失敗。
2017.03.05
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<解説>「セッション」で一躍注目を集めたデイミアン・チャゼル監督が、ライアン・ゴズリング&エマ・ストーン主演で描いたミュージカル映画。売れない女優とジャズピアニストの恋を、往年の名作ミュージカル映画を彷彿させるゴージャスでロマンチックな歌とダンスで描く。オーディションに落ちて意気消沈していた女優志望のミアは、ピアノの音色に誘われて入ったジャズバーで、ピアニストのセバスチャンと最悪な出会いをする。そして後日、ミアは、あるパーティ会場のプールサイドで不機嫌そうに80年代ポップスを演奏するセバスチャンと再会。初めての会話でぶつかりあう2人だったが、互いの才能と夢に惹かれ合ううちに恋に落ちていく。「セッション」でアカデミー助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズも出演。第73回ベネチア国際映画祭でエマ・ストーンが最優秀女優賞、第41回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞。第74回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)ほか、同賞の映画部門で史上最多の7部門を受賞した。(映画.comより)<ネタバレ>あります。面白かった。映画の魔法を使い「夢」と「現実」のはざまを見せてくれた。ストーリーとしては、非常にオーソドックスなのだろうけど、やはり「夢」と「現実」のせめぎあい見たいのが、火花を散らしていたと思う。同時にあんまりミュージカルミュージカルしてないのが良いね。(矛盾しているけど)一方で「セッション」のバッチバッチの方が僕は好きだけど、夢に浸れる時間だった。
2017.02.26
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<解説>「シャイニング」「キャリー」などで知られるスティーブン・キングによる小説を、キング自身の脚本により映画化したアクションホラー。コミック作家のクレイは、ボストンの空港から別居中の妻と息子へ電話をかけるが、携帯のバッテリーがなくなり、通話の途中で電話が切れてしまう。その瞬間、空港内で電話をしていた人びとが次々と暴れだし、空港はパニック状態と化す。なんとか地下鉄へと逃げ込んだクレイは、車掌のトムらの協力のもと、暴徒化した人びとの攻撃から身を守りながら、妻と息子が住むニューハンプシャーを目指す。主人公のクレイ役を本作の製作総指揮も務めるジョン・キューザックが演じるほか、サミュエル・L・ジャクソン、イザベル・ファーマンらが脇を固める。監督は「パラノーマル・アクティビティ2」のトッド・ウィリアムズ。(映画.comより)<ネタバレ>あります。豪華なんだか、しょぼいんだか分からない一本だった。この手の作品に原因や理由を求めて、それが明示されることを期待してはいけないと分かりつつ、「何だろうなぁ」がとことん付きまとった。都合よくやってくる「助け」があまりにもだったし、ゾンビも頑張っているしで笑えたけども。ただ実際、みんな携帯電話を持っているし、耳に当ててるもしくは画面を睨んでいる人ばかりで、その景色への皮肉がたっぷりなのは面白かった。こんなもんかな・・・
2017.02.18
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<解説>「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」のティム・バートン監督が、ランサム・リグズによる全米ベストセラー小説「ハヤブサが守る家」を映画化し、人とは異なる奇妙な能力を持った子どもたちが織りなす物語を描いたミステリアスファンタジー。周囲になじめない孤独な少年ジェイクは、唯一の理解者だった祖父の遺言に従い、森の奥にある古めかしい屋敷を見つける。そこには、美しくも厳格な女性ミス・ペレグリンの保護のもと、空中浮遊能力を持つ少女や透明人間の男の子、常に無口な双子といった、奇妙な子どもたちが暮らしていた。主人公ジェイク役は「ヒューゴの不思議な発明」で知られるエイサ・バターフィールド、ミス・ペレグリン役は「007 カジノ・ロワイヤル」「ダーク・シャドウ」のエバ・グリーンが務めている。(映画.comより)<ネタバレ>あります。決してティム・バートン節炸裂!が全編に行き渡っているわけではないが、やっぱり面白いなと思わせてくれた。映画のファンタジーの中に、様々な許容性と可能性を感じさせてくれる。邦題のように「子どもたち」はそれぞれの個性で大活躍の話でなく、骸骨が大活躍の話なのだけど、生きようとする気概は感じられ、ポジティブになれた。途中少しダレるところもあった。でも、あの骸骨を観られただけでも満足。(本題と関係ないところだけど)
2017.02.13
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<解説>第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代の同名コミックを、「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直監督がアニメ映画化。第2次世界大戦下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前向きに生きようとするヒロインと、彼女を取り巻く人々の日常を生き生きと描く。昭和19年、故郷の広島市江波から20キロ離れた呉に18歳で嫁いできた女性すずは、戦争によって様々なものが欠乏する中で、家族の毎日の食卓を作るために工夫を凝らしていた。しかし戦争が進むにつれ、日本海軍の拠点である呉は空襲の標的となり、すずの身近なものも次々と失われていく。それでもなお、前を向いて日々の暮らしを営み続けるすずだったが……。能年玲奈から改名したのんが主人公すず役でアニメ映画の声優初挑戦を果たした。(映画.comより)<ネタバレ>あります。とても上質ながら、気取ったところもなく、淡々としつつも、きっちりと攻めてくる映画だった。観終わった後「あぁ・・・」と嘆息してしまった。その時代に生きる人々の幸せは、今とはだいぶ環境やステップが異なるが、きっと根本は同じで、それが不安定な中にあることは今に通じていると思う。一方的な被害者として描いていたのなら、こんなにエンタメ要素は加わっていなかっただろうし、「市井の人々」の感じのバランスが良かった。制作、公開までは紆余曲折あったようだし、始まりは小さかったようだけど、結果、大ヒットしているは好ましく、邦画の実写もこういう土壌ができれば良いが・・・
2017.02.11
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【輸入盤】Magnificent Seven [ マグニフィセント・セブン ]<解説>黒澤明監督の傑作時代劇「七人の侍」(1954)と、同作を西部開拓時代のメキシコに置き換えてハリウッドリメイクしたウエスタン「荒野の七人」(60)という2つの名作を原案に描いた西部劇。「トレーニング デイ」「イコライザー」の監督アントワン・フークアと主演デンゼル・ワシントンが今作でもタッグを組み、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「ジュラシック・ワールド」のクリス・プラット、「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホーク、ハリウッドで活躍する人気韓国俳優イ・ビョンホンらが共演した。暴虐の限りを尽くす男、バーソロミュー・ボーグに支配されたローズ・クリークの町の人々は、賞金稼ぎのサムを中心に、ギャンブラー、流れ者、ガンの達人など7人のアウトローを雇う。最初は金のため町を守ることになったサムらだったが、いつしかその目的が金だけではなくなっていることに気付く。(映画.comより)<ネタバレ>あります。偶然にも今年7本目。面白かった。娯楽作品として満足。多勢を相手にするための智慧と勇気、それぞれの特性と戦い方をもう少し観たかったという心残りはある。また彼らがどう「金」から「人(心、情けかも)」に傾いていくかが、物足りなさもある。でも、面白い映画観たなっ!と映画館を出ることができた。みんな格好良い。悪役も格好良い。どうやら音楽のジェームズ・ホーナーはこの映画が出来上がる前に、亡くなっているようだが、音楽が格好良かった。「七人の侍」を意識して尺八(?)のような音楽は砂埃を巻き起こす風のようだった。素晴らしい映画。ここ最近の数本しか観ていないけれど、アントワーン・フークワ監督にハズレなし。【映画ポスター】 マグニフィセント・セブン /おしゃれ インテリア アート フレームなし /REG-片面
2017.01.27
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映画「新宿スワン2」オリジナル・サウンドトラック [ (V.A.) ]<解説>ヤングマガジン」連載の和久井健による人気コミックを、「ヒミズ」「地獄でなぜ悪い」の園子温監督のメガホン、綾野剛の主演で実写映画化した「新宿スワン」の続編。前作から引き続き出演の伊勢谷友介、新キャストの浅野忠信、広瀬アリス、椎名桔平らの共演により、新宿歌舞伎町のスカウトマンたちの新たなる野望と戦いが描かれる。スカウト会社「新宿バースト」のエース格へと成長した白鳥龍彦は、幹部の関玄介とともに横浜へと送り込まれる。社長・山城は「バースト」の横浜進出を目論んでいたが、タキと呼ばれる男が牛耳る横浜は、逆に新宿を飲み込もうと徹底抗戦の構えで対抗。新宿と横浜は全面戦争へと突入していく。プロデューサーは「クローズ」シリーズの山本又一朗。「るろうに剣心」シリーズの谷垣健治がアクション監督として参加。(映画.comより)<ネタバレ>あります。原作未読。前作は鑑賞済み。やはり前作と比べると「濃さ」みたいのは無くなったように感じた。前作はタツヒコの目線でスカウトマンのハウツー的なものを知る楽しみと、彼がいかに成り上がっていく楽しみがあったのだが、今回はすでに成っている状況だから、どうしても内輪のゴタゴタっぽい印象。ただ俳優さんは豪華だし、格好良いし、思惑が交錯する様は面白い(本心が知れないのがよく分からないけど)しかしながら、スカウトの手八丁口八丁に加えて「義」みたいのが魅力なのだろうし、それはそこそこあるにはあるけど、どうにもいかに腕力がものを言わすかに比重が置かれている印象で残念。何せ、凄いスカウトはどう凄いかが欠けているから、タツヒコの魅力に欠けてしまっている。まあこんなものかなと思いつつ、広瀬アリスが非常に可愛いので仕方がありません。ただ彼女がいる意味は本筋に関係がないのは残念。新宿スワン 【Blu-ray】 [ 綾野剛 ]
2017.01.24
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<解説>「アルゴ」のベン・アフレックが、凄腕の殺し屋の顔を持つ謎の会計士を演じたサスペンスアクション。田舎町のしがない会計士クリスチャン・ウルフには、世界中の危険人物の裏帳簿を仕切り、年収10億円を稼ぎ出す命中率100%のスナイパーというもう一つの顔があった。そんなウルフにある日、大企業からの財務調査の依頼が舞い込んだ。ウルフは重大な不正を見つけるが、その依頼はなぜか一方的に打ち切られ、その日からウルフは何者かに命を狙われるようになる。アフレックが主人公ウルフを演じるほか、「マイレージ、マイライフ」のアナ・ケンドリック、「セッション」のJ・K・シモンズらが出演。監督は「ウォーリアー」「ジェーン」などを手がけたギャビン・オコナー。(映画.comより)<ネタバレ>あります。思っていたのと違うが一番の感想。それは仕方がない。そして、伏線の回収が割と気持ちが良いというか、「ああ、そうなの」と納得ができるが、大したことがないので、どうもモヤモヤは拭えない。まず伏線回収のためのフリが長すぎる。フリのためのフリと感じざるを得ない。ようやく待ちに待ったアクションとなっても、うーむ。大袈裟でないのが映画的なのかもしれないけれど、平坦過ぎると言った方が良いかもしれない。また主人公の特殊性は会計士としてはいかんなく発揮されているが、結構地味。それならアクションはとなると前述のように凡庸。マジになる前にする動作は面白かった。そこだけ。とっても真面目な人なのねとしか感慨が浮かばない。やはり魅力的な悪役の存在に欠けるからかもしれない。結構良いものが隠されているから、それを最初から出せば良かったのにな。残念。2017年度試験対応 税理士本格受験(簿記・財務諸表パック) 通信講座
2017.01.23
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【映画ポスター】 沈黙 サイレンス アンドリュー・ガーフィールド /インテリア フレームなし /両面<解説>遠藤周作の小説「沈黙」を、「ディパーテッド」「タクシードライバー」の巨匠マーティン・スコセッシが映画化したヒューマンドラマ。キリシタンの弾圧が行われていた江戸初期の日本に渡ってきたポルトガル人宣教師の目を通し、人間にとって大切なものか、人間の弱さとは何かを描き出した。17世紀、キリスト教が禁じられた日本で棄教したとされる師の真相を確かめるため、日本を目指す若き宣教師のロドリゴとガルペ。2人は旅の途上のマカオで出会ったキチジローという日本人を案内役に、やがて長崎へとたどり着き、厳しい弾圧を受けながら自らの信仰心と向き合っていく。スコセッシが1988年に原作を読んで以来、28年をかけて映画化にこぎつけた念願の企画で、主人公ロドリゴ役を「アメイジング・スパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールドが演じた。そのほか「シンドラーのリスト」のリーアム・ニーソン、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のアダム・ドライバーらが共演。キチジロー役の窪塚洋介をはじめ、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシといった日本人キャストが出演する。(映画.comより)<ネタバレ>あります。知恵熱が出そうだ。原作は数年前に読了。まさに原作に忠実だと思う。とても内に向いている映画なのに、決して一方的でなく、むしろ開放されている。でも自由でない。もう冒頭からぐっと胸ぐらを掴まれて、鈍い痛みを与えられているような感覚に陥る。そして、一筋も差し込まない光を彼らを観るうちに自分で見てしまう。凄い。正直、三時間近く耐えられるかなと思っていたが、あっという間。冒頭の柄杓に掬われ、小さな穴から滴る雲仙の熱湯(というレベルではない)が、ずっと続いたような感覚。凄いとしか言えないのがお恥ずかしいが、凄いの観た。またちゃんと日本に観えるのが良いね。沈黙【電子書籍】[ 遠藤周作 ]
2017.01.21
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<解説>閉鎖寸前の音楽学校を舞台に、生徒や教師たちが音楽によって心を動かされていく姿を描いたドラマ。カナダのケベックにある、白銀に囲まれた小さな寄宿学校。同校は音楽教育に力を入れ、コンクール優勝者も輩出する名門音楽学校の側面もあったが、修道院によって運営が見直され、採算の合わない音楽学校は閉鎖の危機に直面してしまう。校長のオーギュスティーヌが、音楽の力によって世論を動かす策を思案する中、姪のアリスが学校に転校してくる。アリスに天性のピアニストの才能を見出したオーギュスティーヌだったが、周囲に心を閉ざしたアリスは、一筋縄ではいかない問題児だった。アリス役のライサンダー・メナードをはじめ、キャストは全員吹き替えなしで演奏、合唱に臨み、ショパンの「別れの曲」やリストの「愛の夢」など、クラシックの名曲の数々が劇中で披露される。監督は「天国の青い蝶」「翼をください」のレア・プール。(映画.comより)<ネタバレ>あります。悪くはない。でも取り立てて良かったわけでもなかった。どうしたって『天使にラブソングを』を想起してしまうが、こちらは大人しい。吹き替えなしであるというリアリティの迫力はあった。そして所々、笑ってしまった。決して茶化すのではなくて、非常に真面目に描いているので好感はもてる。そこからのもう一歩が欲しかった。映像も綺麗だし、冒頭の雪原を歩いてくるシーンには引き込まれた。でももう一歩。それは何だろうかな。きっと主人公である転校生のアリスが「これまでとは違う」と感じる場所であり、人がいるところであるという学校の魅力を観たかったような気がする。ハウツー的だったりする必要はないし、起床の場面から戒律が敷かれた場所だなというのは分かる。それをアリスが体験してくれれば、こちら(観客)もその場所が変わることの大変さや天使にラブ ソングを / 天使にラブ・ソングを… 【DVD】意義をもっと体感できたと思う。(僕が修道院に対しての知識がないだけかもしれないが)洗練されているし、演奏は素敵だからもうちょっとという感じ。
2017.01.14
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オアシス 20周年記念デラックス・エディション(完全生産限定盤) [ オアシス ]<解説>2009年に解散したイギリスの世界的ロックバンド「オアシス」の初のドキュメンタリー映画。「オアシス」の中心メンバーであるリアム&ノエル・ギャラガー兄弟への新たなインタビューのほか、バンドメンバーや関係者の証言、名曲の数々をとらえた貴重なライブ映像、膨大なアーカイブ資料をもとに製作。1991年に兄ノエルが弟リアムのバンドに加入して「オアシス」が結成されてから、2日間で25万人を動員した96年の英ネブワースでの公演までの軌跡を追った。ギャラガー兄弟と、「AMY エイミー」でアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したアシフ・カパディアが製作総指揮に名を連ね、「グアンタナモ、僕達が見た真実」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したマット・ホワイトクロスが監督を務めた。(映画.comより)<ネタバレ>あります。僕が初めて買ったCDはとんねるずの「がじゃいも」だった。当時、大流行しており、それを気に入り、親におねだりしたのか、小遣いで買ったのかは覚えていないが、楽しんだ。それから数年後、高校生になり、バンドをやっており、イケているとされていた同級生から、(僕は昔も今もイケていないので何故教わったかは不明)「オアシス」を教えてもらい、初めて買った洋楽CDがオアシスの「Be Here Now」だ。1st、2stよりもあまり評判はよろしくないようだが、僕にとってのオアシス入門はこれで、思い出深い一枚になっている。それからオアシスが大好きになり、何度かライブにも行った。二日連続行ったりもしたくらい大好きだった。(今も好き)残念ながらオアシスが解散してからは、ノエルのソロもビーディアイもろくに聞いていない。ただオアシスから洋楽に入門し、ブラーを知り、ニルヴァーナを知り、ストーンロゼースを知り、レッチリを知り、ピクシーズを知り、何より昔だろとタカをくくっていたビートルズをちゃんと聞くようになった。前置きが長くなった。オアシス好きから見れば、映画館のスクリーンで観られて嬉しい!映画として考えれば、「あの頃は、ああだった、大変だった、でも良かった」の郷愁が強いのが残念。色々な工夫はあるのだけれど、ちょっと退屈。何せ、今も主軸のギャラガー兄弟は生きており、「ああだった」と振り返るだけというのは早い気がする。今の二人を映して欲しかった。そして、エンドロール後に、サプライズつまり「オアシス復活」のアナウンスを期待していたのだけれど。しかし生きるロックスターの過去を知るには良いのではないかな。またCDを聞きたくなった。タイム・フライズ…1994-2009(2CD) [ オアシス ]
2017.01.10
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バイオハザード:ザ・ファイナル サウンドトラック [ ポール・ハスリンジャー ]<解説>カプコンの人気ゲームを映画化したミラ・ジョボビッチ主演による人気アクション「バイオハザード」シリーズの最終作。人類の大半がアンデッドと化した世界で、人類最後の希望となったアリスは、悪夢のような現実の全ての始まりの場所、ラクーンシティのハイブへ戻ることになる。しかし、そこでは全ての元凶である巨大企業アンブレラ社が、アリスとの最終決戦に向けて全勢力を結集させていた。ジョボビッチ扮するヒロインのアリスほか、ゲーム版の人気キャラクターでもあるクレア・レッドフィールドを演じたアリ・ラーターが、4作目以来に同役でカムバック。また、日本の人気タレントのローラが、アリスと共闘する女戦士コバルト役でハリウッドデビューを果たした。監督はジョボビッチの夫で、シリーズ3、4作目をのぞいてメガホンをとってきたポール・W・S・アンダーソン。(映画.comより)<ネタバレ>あります。今年の映画始め。なんだかんだで前作を映画館で観賞しているが、もうどれがどれだかよく分かっていない。ただ毎回「こんなもんだろうな」という感想ばかり。もれなく本作もそうであった。ここまで続けてきたことには拍手。でも、何か目新しさや驚きはなかった。またピリオドを打たなくてはならないので、未知のものとの対峙ではなくて、戦いでさえも回収のような印象だった。「どうなるのっ!」というワクワクがない。大量のゾンビは笑え、監督の嫁を格好良く撮る気概は感じました。ここまでシリーズを続けてきた主演のミラさんを筆頭に、みなさま、お疲れ様でした【送料無料】バイオハザード I-V DVDスーパーバリューパック『バイオハザード:ザ・ファイナル』公開記念スペシャル・パッケージ/ミラ・ジョヴォヴィッチ[DVD]【返品種別A】
2017.01.05
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【映画ポスター】 ピートと秘密の友達 ディズニー グッズ /インテリア アート おしゃれ フレームなし 約69×102cm /REG 両面<解説>少年とドラゴンの交流を描いたディズニーのファンタジーアドベンチャー。迷子の少年ピートは深い森の奥で不思議な生き物と出会い、「名前を付けてあげること」「不思議な力を隠すこと」「絶対に守り抜くこと」という3つの約束を交わす。ピートは、エリオットと名づけたその生き物と森の中で冒険の日々を過ごし、そんな楽しい毎日がずっと続くと思っていた。しかし、そんなある日、人間に見つかってしまい……。1977年に製作されたディズニー映画「ピートとドラゴン」(日本未公開)を、最新の映像技術で新たに映画化した。監督は「セインツ 約束の果て」のデビッド・ロウリー。ピート役は人気ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト」などに出演した子役のオークス・フェグリー。ピートとエリオットを見守る大人たちを、ブライス・ダラス・ハワード、ロバート・レッドフォードが演じる。(映画.comより)<ネタバレ>あります。もしかしたら今年の映画納めの一作。可もなく不可もなくな気がする。まず<解説>にあるような約束はしていなかった。なので、エリオットとどう暮らしていたのか、二人の距離はどう近づいたり、離れたりするのか、という関係性の面白みが欠けてしまっていた。単なる「友達」としての仲の良さは分かったし、だから、最後は少しおっと思えた。ただ根本的な部分がないので、勿体無い。主演もドラゴンも味があって魅力的なだけに、もうちょっとその辺があればな。ディズニー 木彫り調フィギュア エリオット (ピートとドラゴン) 「Pete's Dragon」 ディズニー・トラディション
2016.12.26
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土竜の唄 香港狂騒曲 缶ミラー<解説>高橋のぼるの人気コミック「土竜の唄」を、三池崇史監督&宮藤官九郎脚本&生田斗真主演で実写映画化したアクションコメディ「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」の続編。潜入捜査官「モグラ」として凶悪な犯罪組織・数寄矢会に潜り込んだ菊川玲二。思いがけず日浦組の若頭に就任してしまった彼は、捜査の最終ターゲットである数寄矢会会長・轟周宝から、極悪非道なチャイニーズマフィア・仙骨竜の撲滅と、周宝とその娘である奇跡の処女・迦蓮の身の安全を守るよう命じられる。一方、警視庁ではエリート警察官の兜真矢が組織犯罪対策部課長に就任。警察官とヤクザの癒着撲滅を目指す兜は、玲二の逮捕に向けて動き出す。仲里依紗、遠藤憲一、堤真一ら前作のキャストに加え、兜真矢役に瑛太、轟迦蓮役に本田翼、はぐれヤクザの桜罵百治役に古田新太、チャイニーズマフィアのヒットマン・胡蜂役に菜々緒を新たに起用。(映画.comより)<ネタバレ>あります。もはや「モグラ」感は無く、その辺りのスリルは消えたのだが、菊川のおバカ無鉄砲ぶりを楽しむには最適だった。おもちゃ箱を乱暴にひっくり返したようで、特に回想シーンは非常に面白く、格好良かった。そして、タイトルが出てくるシーンで三人(ジャスティストリオ?)が、唄う箇所はめちゃくちゃ格好良い。生田斗真って本当にスクリーン映えする俳優さんだし、瑛太も堤真一もみんな格好良い。話の中身はほとんど無いけれど、ゴーゴーカレーのメジャーカレーを食べたように腹一杯になりました。もしくはラーメン二郎的とでも言えましょうか。ラーメン二郎にまなぶ経営学 [ 牧田幸裕 ]
2016.12.23
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【直筆サイン入り写真】 ローグワン スターウォーズ ストーリー STAR WARS グッズ ジン キャシアン フェリシティ・ジョーンズ ディエゴ・ルナ /映画 ブロマイド オートグラフ<解説>「スター・ウォーズ」シリーズの「エピソード3 シスの復讐」と「エピソード4 新たなる希望」をつなぐ、これまで語られることのなかった物語を映画化。「エピソード4 新たなる希望」でレイア姫がR2-D2に託した帝国軍の最終兵器「デス・スター」の設計図は、いかにして反乱軍の手にもたらされたのかを明らかにする物語となり、一匹狼のヒロイン、ジン・アーソが、反乱軍の仲間とともに、帝国軍からデス・スターの設計図を奪う決死のミッションに挑む姿が描かれる。主人公ジン・アーソ役は「博士と彼女のセオリー」でアカデミー主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズ。監督は2014年のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」のギャレス・エドワーズ。(映画.comより)<ネタバレ>あります。「スター・ウォーズ」好きだけど、のめり込んではいないくらいな自分。そして初めてのIMAX3D鑑賞。面白かった。フォースが無い者達の精一杯の頑張り。本当に霞んでいるような希望を繋ごうとする勇気。壮大に楽しませくれる映画だった。何よりダースベイダーがライトセイバーを出す格好良さよ。一個だけ何を言えば、彼女の絶対的な魅力がもう少しあれば・・・楽しかった。【予約商品】【サイドショー】 ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー/ デス・トルーパー スペシャリスト プレミアムフォーマット フィギュア
2016.12.19
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする [ 七月隆文 ]<解説>七月隆文の同名ベストセラー小説を、「ストロボ・エッジ」の福士蒼汰&「バクマン。」の小松菜奈共演で実写映画化したファンタジックラブストーリー。「僕等がいた」「アオハライド」など数々の青春ラブストーリーを手がけてきた三木孝浩監督と脚本家の吉田智子が再タッグを組み、京都の風光明媚な景色を背景に20歳の男女の甘く切ない純愛を描く。美大生の高寿は、通学電車の中で見かけた女性・愛美に一目ぼれする。勇気を出して声を掛け、会う約束を取りつけようとする高寿だったが、愛美はなぜか泣き出してしまう。意気投合した高寿と愛美は付き合うことになり、幸せな日々を過ごしはじめるが、そんなある日、高寿は愛美から信じられないような秘密を明かされる。(映画.comより)<ネタバレ>あります。と言ってもタイトルがネタバレなので、何ともですが・・・原作は読んでいた。なるほどというくらいの読み込み具合。さて、映画。とりあえず、おっさん一人で行くべき映画ではなかった。僕の前の座席のお客さんなんて、中学生くらいのダブルデートでっせ。中身はというと、どうも芯がないと言いますか、想像を超えない映画であった。まず男前であること以外に、主人公の魅力がよく分からなかった。あんな男前な時点で最大の魅力なのだけれど、他に彼女が惹かれるわけが「出来事」以外に理解できない。そして、何しろ全てが自己解決しており、ヒロインや周囲との関係性で変わって行く、面白さに乏しい。何せ「彼女が一番苦しんでいた」と思い直し、それをナレーションで説明し、全てをチャラにしてしまう。そこには主人公の悔恨があったり、言葉にしないところを映画にした方が良いのにな。またこの手の映画の大学生って、基本、金持ちで充実しているよな。アルバイトしている台詞があるが、その片鱗はない。また、苦しんでいるように見えても、自己解釈の範囲で留まっており、芯の部分での苦労がない。(現実はあるでしょうし、映画だから省いているのだろうけど)その苦しみを何とかしようとする、壁を乗り越えようとする瞬間が、映画的魅力なはず。でもやはりこの映画では「自分の中」で解決し、彼女はそれをすんなりと受け入れる。何のわだかまりもない。だから、この映画の中では、期限が区切られているラブストーリーだが、その中においては非常に充実している気がする。充実した男の充実な日々なんて何が面白いのだろうか。「会わない」日があっても良かったのにな。残念。ただ僕がうがった見方しかできないせいかも知れず、劇場はすすり泣きの合唱であったのだから、その意味で、僕が残念なのかも知れない。ぼくは明日、昨日のきみとデートする オリジナル・サウンドトラック [ 松谷卓 ]
2016.12.17
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【映画ポスター】ドント・ブリーズ (ジェーン・レヴィ/Don't Breathe) /両面<解説>サム・ライミ製作、リメイク版「死霊のはらわた」のフェデ・アルバレス監督による、全米でスマッシュヒットを記録したショッキングスリラー。強盗を企てた若者3人が、裕福な盲目の老人の家に押し入ったことから、思いがけない恐怖に陥る様を描く。親元を離れ、街から逃げ出すための資金が必要なロッキーは、恋人のマニーと友人のアレックスとともに、地下に大金を隠し持っていると噂される盲目の老人の家に強盗に入る。しかし、その老人は目が見えないかわりに、どんな音も聴き逃さない超人的な聴覚をもち、さらには想像を絶する異常な本性を隠し持つ人物だった。暗闇に包まれた家の中で追い詰められたロッキーたちは、地下室にたどり着くが、そこで恐るべき光景を目の当たりにする。(映画.comより)<ネタバレ>あります。非常に面白かった。もちろんもうちょっと細くやってくれればという気持ちもあるが、現状で文句なし。「座頭市」のようになってしまうけど、嗅覚もより鋭かったら、すぐ側にいる体臭さえも嗅ぎ分けるだろうし、タイトルのように「息をしない」ところをもっと突き詰めれば、苦しみも大概でなかっただろう。しかし、あくまで万能ではない人間として獣のような老人は、その屈強な肉体からして「勝てそうにない」と思わせたし、主人公たちの悪さと抱えたものの加減が良く、善悪が判別つかない作品となっていた。平日昼間の回でなかなかの客入りで、この手の映画にお客さんが入るというのは良い気がした。続編もあるようですし、楽しみ。【映画ポスター】 ドントブリーズ スティーヴン・ラング /インテリア フレームなし ホラー /両面
2016.12.16
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【映画ポスター】 メン・イン・キャット /猫 グッズ インテリア アート フレームなし /REG-両面 [02P03Dec16]<解説>ケビン・スペイシー扮する大企業の社長がネコになってしまったことで起こる騒動を描いた、「メン・イン・ブラック」シリーズのバリー・ソネンフェルド監督によるコメディ。仕事人間で家庭を顧みない傲慢な大企業の社長トムは、娘の誕生日に渋々と苦手なネコを購入するが、その帰りにビルから転落。それをきっかけに、トムの意識がネコに移ってしまう。ネコのトムはペットとして家族に迎え入れられるのだが……。ネコになってしまう社長のトム役をスペイシーが演じるほか、トムの妻役を「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャニファー・ガーナー、怪しいペットショップの経営者役を「ディア・ハンター」「ジャージー・ボーイズ」のクリストファー・ウォーケンがそれぞれ演じる。(映画.comより)<ネタバレ>あります。面白かった。猫が可愛らしい。もうちょっと人間猫ネタや猫になってしまったことでほぞを噛むようなところがあっても、良かったとは思う。また何となくチープな合成が、この手の映画に似合っていたし、キャラたちの大げさな感じも似合っていた。猫のキュートさと、とにかくジェニファー・ガーナーがお美しい。【映画ポスター】 メン・イン・キャット /インテリア アート おしゃれ 猫 フレームなし /片面 [02P03Dec16]
2016.12.08
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<解説>世界的人気を誇る大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズ完結から5年を経て、新たに送りだされるシリーズの第1作。原作者J・K・ローリングが自ら脚本を手がけ、実際に発売もされたホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダーが繰り広げる大冒険を描く。未知の幻獣を求めて世界中を周り、ニューヨークにたどり着いたニュート。ところが、魔法のトランクに詰め込んでいた危険な魔法動物たちが逃げ出してしまい、魔法省から追われることに。さらに、魔法省壊滅を目論む謎の組織も現われ、事態は思わぬ方向へ転がっていく。主人公ニュートを「博士と彼女のセオリー」のオスカー俳優エディ・レッドメインが演じ、ヒロイン役には「インヒアレント・ヴァイス」のキャサリン・ウォーターストンを起用。共演にもコリン・ファレル、ジョン・ボイトら豪華キャストが揃う。「ハリー・ポッター」シリーズ5作目から監督を務めてきたデビッド・イェーツがメガホンをとる。(映画.comより)<ネタバレ>あります。原作未読。過去の「ハリー・ポッター」作品は1本目だけを観た気がする。「気がする」というくらい思い入れはなし。しかし、面白かった。多分、主役が大人になったせいもあり、大人向けになりながらも、ファンタジーで、観客をいかに楽しませるかをメインに作られている。彼のバックボーンはまださらりと触れるだけであるし、彼個人を知る部分では満足できないかもしれないし、魔法も基本的にピューっと出したり、移動したりばかり。また出てくる動物も可愛らしいが大きな意味では特徴が生かされることもない。だが、楽しかった。ワクワクできた。魔法版ムツゴロウさんという感じなので、彼がもっと秘境で幻獣をいかに捕まえるかだともっと楽しかっただろうけど、人間の世こそが秘境であると考えれば、イントロとしては十分か。そして、最後のゲストの登場は、驚いたし、この手の驚きを出してくるのが楽しい。面白かったです。【直筆サイン入り写真】 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 グッズ エディ・レッドメイン /映画 ブロマイド オートグラフ
2016.11.25
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<解説>「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」などで知られるスペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督が、カナダのノーベル賞作家アリス・マンローの小説を原作に、孤独な女性が母親として、娘、そして自分と向き合う姿を描く。スペインのマドリードでひとり暮らすジュリエッタは、偶然再会した知人から「あなたの娘を見かけた」と告げられ、衝撃を受ける。12年前に理由も語らずにジュリエッタの前から突然姿を消したひとり娘のアンティアを抱きしめたいという、母親としての激しい思いに駆られたジュリエッタは、封印していた過去と向き合い、居場所すらわからない娘に宛てて日記を書き始める。スペインのベテラン女優エマ・スアレスが現在のジュリエッタを、テレビドラマ「情熱のシーラ」で注目された新進女優アドリアーナ・ウガルテが過去のジュリエッタをそれぞれ演じる。(映画.comより)<ネタバレ>あります。ご都合が良いかなと思えなくもないが、とても抑制が効き、悲しくも熱のある映画だった。登場人物たちの衣装の色使いが、いつでも対をなしていたり、溶け込もうとしていたりと綺麗。なんと言いますか、大仰になりがちな所をするっと躱す美しさみたいのが良かったです。ペドロ・アルモドバル [ ペドロ・アルモドバル ]価格:2808円(税込、送料無料) (2016/11/16時点)
2016.11.16
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送料無料/〔予約〕ミュージアム公式ビジュアルブック/菊池修価格:1944円(税込、送料無料) (2016/11/12時点)<解説>過激な描写と緊迫のストーリー展開で人気を博す巴亮介の人気サイコスリラー漫画を、これが初タッグとなる小栗旬主演×大友啓史監督により実写映画化。雨の日だけに起こる猟奇殺人事件を追う刑事の沢村久志。犯行現場に残された謎のメモや、見つけられることを前提としたかのような死体から、カエルのマスクを被った犯人像が浮かび上がる。通称・カエル男と呼ばれるようになった犯人を追い詰めていく沢村だったが、カエル男の仕組んだ残酷な罠にはまり、絶望的な状況に追い込まれてしまう。主人公・沢村役の小栗、沢村の妻を演じる尾野真千子はじめ、野村周平、大森南朋ら豪華キャストが共演。(映画.comより)<ネタバレ>あります。物凄く楽しみにしていたので初日に観賞。期待値が高すぎたせいか、うーむ。原作は未読。俳優さんの熱は感じたし、何かしてやろうという気概は感じられた。しかし、どうしてこじんまりとした後味になってしまった。勿体無かった。沢村刑事の過去、やたらめったらな叫び(妻も含む)、説得力のない「勘」・・・と、どうも沢村刑事が「こいつは凄い」とか「ダメ」という部分が、よく分からないので、乗り切れなかった。刑事が多忙であるのはきっとそうなのかなと、知らないから納得できるけど、妻はそれを破裂するまで「耐え忍ぶ」必要があったのだろうか。特殊な職業である「刑事の妻」という腹の括り方をしていないのじゃないのかな。沢村は殉職した父の話をしていなかったのかな。僕が冷めてしまった瞬間が一つ。カエル男が沢村刑事にあるところで最接近し、沢村刑事が「もしや?」と超第六感を発揮するのですが、そう気づいた時にはカエル男はおらず、「まさかな・・・」で終わるのです。それは良いとできる。僕が気になったのは、ご丁寧にもカエル男は、その前に沢村刑事に水を注ぎ、食事のお会計もテーブルに置いているのだから、沢村刑事が「もしや」と思うのだったら、その水差しやテーブルのお金を鑑識に回す無謀とも言える行動をすべきだったのじゃないかな。「そんなバカな」と捜査隊にバカにされても良いし、一緒にいた西野が止めても良いんだけど、沢村刑事の「刑事たる」部分が観たかったのです。それと屋上もプロであったら、同僚がああなっても犯人の捕縛を優先するんじゃないかな。本当はどうなのかは知らないので、そうあって欲しかった願望ですが・・・彼(もしくは仲間が)が着実に犯人に近付いていく様を丁寧に観たかったのです。細かい所ばかりなのですが、そこを丁寧にしてもらえれば、この映画の熱がきっともっと熱かったのかな・・・あと全体的に映像をもっと暗い感じが好みかな。そうすれば光がもっと眩しくなったはず。。。ミュージアム / Original Motion Picture Soundtrack[CD] / サントラ (音楽: 岩代太郎)価格:2916円(税込、送料別) (2016/11/12時点)
2016.11.12
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【映画ポスター】 手紙は憶えている クリストファー・プラマー /インテリア アート おしゃれ フレームなし /片面価格:7500円(税込、送料別) (2016/11/8時点)<解説>ある1通の手紙をきっかけに、家族を殺したナチスへの復讐の旅に出る男の姿を、アトム・エゴヤン監督が描いたサスペンス作品。最愛の妻の死も覚えていられないほど、もの忘れがひどくなった90歳のゼブ。ある日、ゼブは友人のマックスから1通の手紙を託される。2人はナチスの兵士に大切な家族を殺された、アウシュビッツ収容所の生存者だった。手紙にはナチスの兵士に関する情報が記されていた。兵士の名前はルディ・コランダー。身分を偽り、今も生きているという。容疑者は4人にまで絞り込まれていた。体が不自由なマックスの思いも背負い、ゼブは復讐を決意し、1通の手紙とおぼろげな記憶だけを頼りに単身旅に出る。「人生はビギナーズ」で史上最高齢のアカデミー助演男優賞に輝いたクリストファー・プラマーが主人公ゼブを演じ、マーティン・ランドー、ブルーノ・ガンツらベテラン俳優陣が顔を揃える。(映画.comより)<ネタバレ>あります。とても面白かった。認知症ゆえに忘れ、目覚めるたびに妻の死に打ちひしがれてしまう。悲しい。同時に蘇る執念というか宿業(こう言ってはいけないかもしれないが)に、突き動かされる姿は生命力に溢れている。それはこちらが「老人だから」という侮って、ちょっとしたボケや行動に笑っているしまっている根底を、逆に笑われているようだった。冷静に考えれば、今は老人だが以前は僕が想像もできない過酷で熾烈な環境に生き、凄惨なものを目撃していたのだから、僕が敵うわけがないのだった。僕なんかはアマちゃん、ガキンチョに映るだろう。生きている証から始まる冒頭から一気にひきこまれた。パワフルな一本でした。あと珍しく邦題が良かったな。【映画ポスター】 手紙は憶えている /モノクロ インテリア アート おしゃれ フレームなし /片面価格:7500円(税込、送料別) (2016/11/8時点)
2016.11.08
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【在庫あり/即出荷可】【新品】溺れるナイフ (1-17巻 全巻) 全巻セット価格:7871円(税込、送料無料) (2016/11/7時点)<解説>映画化された「ピース オブ ケイク」でも知られる漫画家・ジョージ朝倉の同名少女コミックを実写映画化した青春ラブストーリー。東京で雑誌モデルをしていた少女・夏芽は、父親の故郷である田舎町・浮雲町に引っ越すことに。自分が求めていたものと大きくかけ離れた田舎での生活にがっかりする夏芽だったが、地元一帯を取り仕切る神主一族の跡取り息子コウと出会い、彼の持つ不思議な魅力に心を奪われる。そしてコウもまた、この町では異質な夏芽の美しさに次第に惹かれていく。「あの娘が海辺で踊ってる」「5つ数えれば君の夢」など少女の過剰な自意識を描いた作品で注目を集めてきた新鋭女性監督・山戸結希がメガホンをとり、「MOON CHILD」の井土紀州が共同脚本。キャストには夏芽役に小松菜奈、コウ役に菅田将暉と旬の若手俳優が揃った。(映画.comより)<ネタバレ>あります。映像、綺麗。俳優さん、素敵。特に小松菜奈の母が市川実和子というのは抜群。だけれど、僕はいまいちノれなかった。原作は17巻まである量を二時間弱の映画にすることが、きっと至難の技だったのだと思う。イメージ映像的な意味では成功しているのだと思う。ただ一本の映画としてみると、登場人物たちの機微をズバッと落としているので、やはり「もうこうなっていますよ」と結論だけで出てきたような印象だった。観客にその流れを想像させてくれない。もちろん、それが悪いわけではないし、プロセスを全部観せてくれというわけではない。小松さんも菅田くんも重岡くんも良かったから、気持ちの変化の片鱗をほんの少しだけでも観たかった。特に重岡くんの不器用なまっすぐさが現れたカラオケは良かった。正直、涙が出そうになった。そもそもなんでこうなったのかなと考えると、主人公二人が決定的に出会う瞬間がないからかもしれない。素晴らしいロケーションで、カッコ良い&可愛い二人が出会うだけで、画にはなっている。しかし、この二人がぐんと惹かれ合う一発がないから、こちらは置いてけぼりになり、結果、ずっと放って置かれた気分だった。この冒頭だけでももうちょっと違っていれば、後は今のままでも十分な気がする。それとこちらが想像できない理由としては、ずっと音楽が流れているせいなのかもしれない。決してやかましい音楽ではないのに、ずーっと流れているのでうるさくて、そこに気がそがれてしまった。この二人であれば、圧倒的に「ディストラクション・ベイビーズ」に軍配が上がる結果でした。ディストラクション・ベイビーズ特別版(2枚組) [ 柳楽優弥 ]価格:3807円(税込、送料無料) (2016/11/7時点)
2016.11.07
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デスノート Light up the NEW world オリジナル・サウンドトラック (豪華盤) [ やまだ豊 ]価格:7538円(税込、送料無料) (2016/11/3時点)<解説>人気コミックを実写映画化した大ヒット作「デスノート」シリーズの続編。前作から10年後、サイバーテロが頻発する超高度情報化社会を背景に、6冊のデスノートを巡って繰り広げられる新たなバトルを描き出す。名前を書かれた人間は必ず死亡する「デスノート」によって凶悪犯たちを次々と死に追いやった「キラ」こと夜神月と、世界的名探偵「L」の壮絶な頭脳戦から10年。死神が人間界に再びデスノートをばらまき、世界中が大混乱に陥った。かつて夜神総一郎が立ち上げたデスノート対策本部では、キラ事件に精通した三島をはじめとする特別チームの捜査官たちが、真相を解明するべく奔走していた。やがて「Lの正統な後継者」である私立探偵・竜崎が捜査に参加し、人間界に6冊のデスノートが存在していることを突きとめる。キャストには東出昌大、池松壮亮、菅田将暉ら若手実力派が集結。「GANTZ」「図書館戦争」の佐藤信介がメガホンをとる。(映画.comより)<ネタバレ>あります。原作は途中まで読み、映画は「デスノート」のみを観た記憶ありな状況で、おぼろげ。あまり期待していなかったが、なかなか面白かった。「頭脳戦」とあるけれど、その気はわりと少なくて、「思い」(ちょっと思いつきの感じもあるが)の戦いな気がした。ただ信念とまで昇華していない。駆け引きも特になくて場当たり的だったり、あっさり分かるネタだったり。。。ロシア人まで出て世界観が広がっている気もするが、そこは見かけっぽいのが残念。6冊まで広げたからだろうけど・・・最初の作品のイメージ引っ張られてしまうので、こちらがやや弱く感じてしまうのかもしれないが、もうちょい「頭脳戦」と人間の心理の戦いを観たかったかな。映画「DEATH NOTE デスノート」2部作&「L change the World」Blu-ray3本セット【スペシャルプライス版】 日テレshop(日本テレビ 通販)価格:7436円(税込、送料無料) (2016/11/3時点)
2016.11.03
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『スター・トレック BEYOND』-オリジナル・サウンドトラックー [ マイケル・ジアッキーノ ]価格:2700円(税込、送料無料) (2016/10/25時点)<解説>人気SFシリーズをJ・J・エイブラムス監督の手によりリブートした「スター・トレック」新シリーズの3作目。宇宙の最果てにある未知の領域を探索する過程で、惑星連邦の存在意義の真価を問う新たな謎の敵と遭遇するジェームズ・T・カークと、彼の率いるU.S.S.エンタープライズ号のクルーたちの戦いを描く。前2作でメガホンをとったエイブラムスはプロデューサーを務め、大ヒットシリーズ「ワイルド・スピード」を手がけてきたジャスティン・リン監督が新たにメガホンをとった。カーク役のクリス・パイン、スポック役のザッカリー・クイントのほか、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、ジェイ・チョウ、そして2016年6月に事故で他界したアントン・イェルチンら、エンタープライズ号のクルーを演じるレギュラーキャストが再結集。ペッグは今作で脚本も手がけている。(映画.comより)<ネタバレ>あります。リブート2作と比較して、だいぶパワーダウンした印象。上空から落下して「どうなる!?」のアレがあって嬉しかったが、目新しいものがなかった。父親の年齢を超えてしまう侘しさ、自分の仕事への疑問めいたものを抱え、それを結局は仲間と共にあることで解決するのだけれど、主人公の心を変える決定打みたいなものが不足していた気がする。ただ同時にあれこれと話を進めて行き、一つにまとめていくのは、まさにこの映画の主題だと思うし、どれだけの規模の星か分からず、都合良いとも思えるが面白かった。「それぞれ」があるという面白さはありました。スター・トレック/Beyond ポスターフレームセット(PP-33932S)【代引手数料無料&送料全国一律】価格:4471円(税込、送料別) (2016/10/25時点)
2016.10.25
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永い言い訳【電子書籍】[ 西川美和 ]価格:700円 (2016/10/20時点)<解説>「ゆれる」「ディア・ドクター」の西川美和監督が、第153回直木賞候補作にもなった自著を自身の監督、脚本により映画化。人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、突然のバス事故により、長年連れ添った妻を失うが、妻の間にはすでに愛情と呼べるようなものは存在せず、妻を亡くして悲しみにくれる夫を演じることしかできなかった。そんなある時、幸夫は同じ事故で亡くなった妻の親友の遺族と出会う。幸夫と同じように妻を亡くしたトラック運転手の大宮は、幼い2人の子どもを遺して旅立った妻の死に憔悴していた。その様子を目にした幸夫は、大宮家へ通い、兄妹の面倒を見ることを申し出る。なぜそのようなことを口にしたのか、その理由は幸夫自身にもよくわかっていなかったが……。(映画.comより)<ネタバレ>あります。とても面白かった。もっくんのどこか浮世離れしている感じが活き、地面に足を着けようともがく姿がぴったりであった。また子供の成長や四季、髪の伸び具合まで、追った映像は、抑制が利いてお見事で、是枝監督っぽいなぁと思っていたら、エンドロールにあったので、ある種の是枝印もある作品。孤独が引き寄せ合う引力とでもいうのか、引き合うものはもしかしたら互いに自分に無いものが有るもの(人)なのかもしれない。ありえたかもしれない自分(もしかしたら心の底で望んでいた)と対面し、決してもう間に合わない悲しさを覚え、進んで行く現実に後悔をしつつも、それが生きている証であり、それさえも喜びになる幸福は良くも悪くも生きているものの特権なのだろう。つまるところ、後悔先に立たずなのだけど、分かっちゃいるけどなっちゃうし、後悔からスタートするのが人間なのかなあと思えた。体調悪いなーと思いつつも観に行って、パワーを貰えました。映画「永い言い訳」にまつわるXについて【電子書籍】[ 西川美和 ]価格:324円 (2016/10/20時点)
2016.10.20
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何者(新潮文庫)【電子書籍】[ 朝井リョウ ]価格:702円 (2016/10/19時点)<解説>「桐島、部活やめるってよ」の原作者として知られる朝井リョウが、平成生まれの作家として初めて直木賞を受賞した「何者」を映画化。就職活動を通して自分が「何者」であるかを模索する若者たちの姿を、佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之という豪華キャストの共演で描いた。監督・脚本は、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「愛の渦」といった映画でも高い評価を得ている演劇界の鬼才・三浦大輔。演劇サークルで脚本を書き、人を分析するのが得意な拓人。何も考えていないように見えて、着実に内定に近づいていく光太郎。光太郎の元カノで、拓人が思いを寄せる実直な瑞月。「意識高い系」だが、なかなか結果が出ない理香。就活は決められたルールに乗るだけだと言いながら、焦りを隠せない隆良。22歳・大学生の5人は、それぞれの思いや悩みをSNSに吐き出しながら就職活動に励むが、人間関係は徐々に変化していく。(映画.comより)<ネタバレ>あります。似たような就職活動をした身としては、非常に共感できた。僕は「内定」というものを得たことがないまま、今に至っているけれど、ひたすら「ご期待に添えない」連絡を頂いていたので、主人公達の気持ちは分かったつもりだ。社会から自分を否定されている気分になる。そして、本作の登場人物たちも見事に、「こういう人いるよ」を捉えており、それを的確に俳優さんたちが昇華しきっている。僕の世代くらい(もしかしたら今もかも)であれば、かなり頷ける感想を抱くと思う。ただ片方で「こういう人いるよ」の枠からはみ出しきっていないのが少し残念。メタ的というか劇中劇にしてみたり、「実は・・・」ということを用意しているのだけれど、どうも手の届く範囲で収まってしまっている気がした。無論、それが面白かったのだけれど、驚きが驚きになりきれておらず、もう少し何か欲しいなというちょっとした物足りなさを感じた。就活を人生に置き換えても、遜色の無い映画なので、その意味で、皆を応援してくれる映画になっていると思う。自分が「何者」であるかなんて、きっと分からないだろうし。それで良いじゃないのと。CD/NANIMONO EP 何者(オリジナル・サウンドトラック)/中田ヤスタカ/WPCL-12472価格:2160円(税込、送料無料) (2016/10/19時点)
2016.10.19
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【送料無料】[枚数限定][限定盤]BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント オリジナル・サウンドトラック/サントラ[CD]【返品種別A】価格:2700円(税込、送料無料) (2016/10/14時点)<解説>スティーブン・スピルバーグ監督が、「チャーリーとチョコレート工場」で知られるイギリス児童文学作家ロアルド・ダールの名作「オ・ヤサシ巨人BFG」を映画化したファンタジー。スピルバーグ監督作「ブリッジ・オブ・スパイ」でアカデミー賞を受賞したマーク・ライランスが演じる心優しい巨人と、孤独な少女の心温まる友情と奇想天外な冒険を描いた。ロンドンの児童養護施設に暮らす好奇心旺盛な少女ソフィーは、真夜中に窓から入ってきた巨大な手に持ち上げられ、「巨人の国」に連れて行かれてしまう。ソフィーを連れ去ったのは、夜ごと子どもたちに夢を届ける、優しい巨人BFG(ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)だった。ひとりぼっちのソフィーは、自分と同じく孤独なBFGと心を通わせていく。(映画.comより)<ネタバレ>あります。悪くはないが、どうも今一歩。まず少女が抱いている寂しさがよく分からなかった。不眠症というのはかなりキツい環境だが、それで苦労しているシーンをすっ飛ばしているから、BFGに安心して、眠る喜びに欠けてしまっていた。方や、BFGも同じように孤独であることは分かったし、ハードな環境にいる異端児であることも分かったのだが、彼がどう苦労しているのかに決定打がなくて、少女と心を通わせる喜びに欠けてしまっていた。何よりも、BFGは少女をそもそも誘拐したとことに端を発しており、それは立派な犯罪であるから、何らかの代償とそれを上回る出来事が観たかった。また最終的に結局は、「女王」という権力が圧倒的な力を発し、軍隊がモノをいうというのが残念。少女とBFGのチームで解決を観たかった。ベタベタにしないで、あっさりどころか別れを描かないのは良かったかな。[FUNKO(ファンコ)フィギュア] FUNKO POP! MOVIES: The BFG - The Big Friendly Giant <BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント>価格:2397円(税込、送料別) (2016/10/14時点)
2016.10.14
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【映画ポスター】 ジェイソン・ボーン グッズ /インテリア おしゃれ フレームなし /3rd ADV 両面価格:11200円(税込、送料別) (2016/10/10時点)<解説>マット・デイモンが、記憶を失った最強の暗殺者ジェイソン・ボーンに扮する人気アクションサスペンスのシリーズ第5作。「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」の3部作を手がけたポール・グリーングラス監督とデイモンが、9年ぶりにシリーズ復帰を果たし、ジェイソン・ボーンの新たな戦いを描いた。世間から姿を消して静かに生活していたジェイソン・ボーンのもとに、CIAの元同僚のニッキーが現れる。ニッキーは、CIAが世界を監視・操作するために極秘プログラムを始動させたこと、そしてボーンにまつわる、ある驚きの真実を告げる。これをきっかけにボーンは再び動き始めることとなり、追跡を任されたCIAエージェントのリーは、ボーンを組織に取り込むことを画策するが……。ボーンの追跡を指揮するCIA長官デューイ役で名優トミー・リー・ジョーンズ、その部下となるリー役で「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダーがシリーズ初参加。(映画.comより)<ネタバレ>あります。「ボーン」シリーズはどれを観たっけな・・・というくらいの思い入れ。「アルティメイタム」は観て楽しかった記憶がある。本作も全シリーズを観ていればきっともっと楽しめたが、ほぼ初見の身でも楽しめた。この監督の十八番と聞く、手ぶれ満載の映像がドキュメンタリーのような緊張感を与えてくれたし、今どこで何が起っているかを見事な編集で見せてくれるので盛り上げてくれた。さらに映画として暴動も作るし、ラスベガスもぶっ壊すのは、非常に豪華だった。最後のカーアクションは笑ってしまったし。筋的には、いつもの「俺探し(今回はオヤジとの過去探し)」かつ追いかけっこだし、偶然に手にするアイテムや彼の移動があまりにもご都合良いのだけど、こういうモノだと割り切れば十分楽しい。さらに僕の好きなトミー・リー・ジョーンズ(この人は「追跡者」がやはり似合う)ヴァンサン・カッセルが出ているのも嬉しかった。大胆なのに繊細な編集がとにかく見事だった。「グリーン・ゾーン」もそうだったけれど、あちら(司令室)とこちら(本人)、さらに向こう側(追って来る人)を組み合わせて立体的に見せるのが、めちゃくちゃ上手い。面白かった。グリーン・ゾーン [ マット・デイモン ]価格:1000円(税込、送料無料) (2016/10/10時点)
2016.10.10
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映画 聲の形 劇場限定 公式設定集◆新品Ss【ゆうパケット非対応/送料680円〜】【コンビニ受取対応商品】【即納】価格:11830円(税込、送料別) (2016/10/6時点)<解説>「週刊少年マガジン」に連載され、「このマンガがすごい!」や「マンガ大賞」などで高い評価を受けた大今良時の漫画「聲の形」を、「けいおん!」「たまこラブストーリー」などで知られる京都アニメーションと山田尚子監督によりアニメーション映画化。脚本を「たまこラブストーリー」や「ガールズ&パンツァー」を手がけた吉田玲子が担当した。退屈することを何よりも嫌うガキ大将の少年・石田将也は、転校生の少女・西宮硝子へ好奇心を抱き、硝子の存在のおかげで退屈な日々から解放される。しかし、硝子との間に起こったある出来事をきっかけに、将也は周囲から孤立してしまう。それから5年。心を閉ざして生き、高校生になった将也は、いまは別の学校へ通う硝子のもとを訪れる。(映画.comより)<ネタバレ>あります。「面白かった」と一言で括れない映画だった。言い方が難しい。「いじめ」は加害者が絶対悪い気もする一方で、何かしら被害者にも原因があるような気もしている。今回の場合、「耳が聞こえない」ことに端を発しているが、それはあくまで味付け(かなりキツいけど)であって、主人公のコミュニケーション不足もあるし、それを理解しようとしなかった周囲のバカさ加減もある。互いに子供なので方策が無く、それが悲しい事を引き起こしてしまった。自分は自分でしかないのだけれど、その存在は他人がいるからこそ実在していると認識される映画であった。つまり他者との違いを認め合うことは大切だよということだろうか。ただどうしたって、「こいつとは仲良くなれない」という人はいる。だからと言って攻撃をしたり、されたりする権利も必要も誰にも無い。「嫌いである」ということを認め、互いに怪我をしないようにするのが、知恵と言えそうなので、せめて自分はそうありたいと思うのだった。でも知らぬ間に誰かを傷付けていることもあるだろうし、それは引き返せない。でも、何とか「取り返そう」ともがくのは悪くない。話がそれたけれど、この映画の小学生時代の描写は、物凄く上手い。こんな風だったなと自分の小学生時代を思い出した。あと先生、もうちょっと何とかなりませんでしたか?無論、先生が万能だなんてみじんも思いませんが、黒板を叩いて怒鳴る前に手を打つことはできなかったのかな。と思える設定でした。響くというよりもずんとくる映画でした。あと音楽が非常に良かったです。頭の「MY GENERATION」、粋でした。映画 聲の形 オリジナル・サウンドトラック a shape of light (Type-A) [ 牛尾憲輔 ]価格:3510円(税込、送料無料) (2016/10/6時点)
2016.10.06
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送料無料/『SCOOP!』オリジナル・サウンドトラック/サントラ価格:1979円(税込、送料無料) (2016/10/2時点)<解説>福山雅治が「モテキ」「バクマン。」の大根仁監督と初タッグを組んだ主演作。1985年に製作された原田眞人監督・脚本の映画「盗写 1/250秒」を原作に、芸能スキャンダルから社会事件まで様々なネタを追いかける写真週刊誌カメラマンや記者たちの姿を描く。数々の伝説的スクープをモノにしてきたカメラマンの都城静は、輝かしい業績も過去のものとなり、今は芸能スキャンダル専門の中年パパラッチとして、借金や酒にまみれた自堕落な生活を送っていた。そんなある時、ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP!」の新人記者・行川野火とコンビを組むことになり、日本中が注目する大事件に巻き込まれていく。福山扮する静の相棒となる組む新米記者・野火を二階堂ふみが演じ、吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキーら豪華キャストが共演する。(映画.comより)<ネタバレ>あります。面白かった。泥に咲く花のたくましさ、美しさ、儚さよ。野火が「こいつは」と思われた決定力が欠けている気がするが、彼女の吸い込まれそうな眼があるので、そこを補ってくれた。また「最低」と言われることへの静の反応が、どうも煮え切れないのも、「分かっちゃいるよ」という所なのかな。それに、チャラ源の怖さは最高だったし、基本的には文句が無いのだけれど、リクエストが一点。最終的にはロバート・キャパ的なものが勝るというような感じも、自分の憧れとしては悪くないのだけれど、やっぱりとことん泥に咲いて欲しかった気もした。結果としては、泥に散るのだけれども、一矢報い方というか、分からないのだけれど。しかしながら、面白いし、みんなカッケーぞ。それにしても、福山雅治、リリー・フランキーともに「この人は何者なんだろう」というそもそもの感じが、非常に効いていたと思う。そして父になる Blu-rayスペシャル・エディション 【Blu-ray】 [ 福山雅治 ]価格:5802円(税込、送料無料) (2016/10/2時点)
2016.10.02
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【映画ポスター】ハドソン川の奇跡 トムハンクス /モノクロ おしゃれ インテリア 両面価格:7500円(税込、送料別) (2016/9/29時点)<解説>名匠クリント・イーストウッド監督がトム・ハンクスを主演に迎え、2009年のアメリカ・ニューヨークで起こり、奇跡的な生還劇として世界に広く報道された航空機事故を、当事者であるチェズレイ・サレンバーガー機長の手記「機長、究極の決断 『ハドソン川』の奇跡」をもとに映画化。09年1月15日、乗客乗員155人を乗せた航空機がマンハッタンの上空850メートルでコントロールを失う。機長のチェズレイ・“サリー”・サレンバーガーは必死に機体を制御し、ハドソン川に着水させることに成功。その後も浸水する機体から乗客の誘導を指揮し、全員が事故から生還する。サリー機長は一躍、国民的英雄として称賛されるが、その判断が正しかったのか、国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われる。(映画.comより)<ネタバレ>あります。何度も書いてしまっているけれど、イーストウッドの新作が観られるだけで何も言う事は無く、どうしたって「良い」としか思えない。もちろんエコヒイキだが、それでも構わない。そして、本作もやっぱり「良い」。何しろ、上映時間97分という潔さからも想像できたように、冒頭から一気に引き込んで、ひたすら畳み込まれた。事実と分かっている上に、不時着をするシーンは劇中に数度繰り返されるのだけれど、その度にハラハラしてしまうのは何故だろう。多少の視点の違い、その時間まで積み上げたものがある上での解釈になるからということもあるが、それが非常にシンプルに小気味好くかつ抑制された緊張感があるからだと思う。あれだけの事故であっても、決してスクリームは聞こえて来ない。もしかしたら、それが現実なのかもしれない。そもそも何が起っているか分からないし、そんな災難が自分に降り掛かるとは想像さえしない。怖い。また現実と計算というか、人間賛美とまで大仰なものにはならないが、仕事を全うするのって格好良いな。◆◆キネマ旬報 / 2016年10月1日・価格:918円(税込、送料別) (2016/9/29時点)
2016.09.29
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怒り(上) [ 吉田修一 ]<解説>吉田修一の原作を映画化した「悪人」で国内外で高い評価を得た李相日監督が、再び吉田原作の小説を映画化した群像ミステリードラマ。名実ともに日本を代表 する名優・渡辺謙を主演に、森山未來、松山ケンイチ、広瀬すず、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡と日本映画界トップクラスの俳優たちが共演。犯人未逮捕の殺 人事件から1年後、千葉、東京、沖縄という3つの場所に、それぞれ前歴不詳の男が現れたことから巻き起こるドラマを描いた。東京・八王子で起こった残忍な 殺人事件。犯人は現場に「怒」という血文字を残し、顔を整形してどこかへ逃亡した。それから1年後、千葉の漁港で暮らす洋平と娘の愛子の前に田代という青 年が現れ、東京で大手企業に勤める優馬は街で直人という青年と知り合い、親の事情で沖縄に転校してきた女子高生・泉は、無人島で田中という男と遭遇する が……。(映画.comより)<ネタバレ>あります。俳優さんは豪華でみなさん素敵だった。内容も「信じる」ことと「疑う」ことの揺れと、それを掬い取ろうとする熱が良かった。一方で、そもそもの「怪しい奴」をいかに信じるかの決定打がないので、疑うのは仕方が無いのじゃないのかなという感慨もあった。3つに分けており、それぞれを映画の時間に収めなくてはいけないため、どうしても「もう一歩」深くいく方を優先せざるをえず、そのための助走めいたものを捨てるから、結果、もう一歩が浅くなってしまうというジレンマ。犯人が誰かを引っ張るためかつ、それぞれの形があるための3パートだと承知しているが、心を鬼にして2パートだけで構成しても良かったような気がしてしまう。特に謙さんのやるせないお父ちゃんぷりが良かったので、お父ちゃんの苦悶と奮闘を観たかった。しかしながら、映画館で観て良かった一作であることは間違いなしでした。許されざる者 【Blu-ray】 [ 渡辺謙 ]
2016.09.20
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超高速!参勤交代リターンズ オリジナル・サウンドトラック [ 周防義和 ]<解説>幕府から突然の参勤交代を命じられた弱小貧乏藩の奮闘を描いた時代劇コメディ「超高速!参勤交代」の続編。参勤交代の帰り道 「交代」に出た湯長谷藩一行が、宿敵である老中・松平信祝の画策によってさらなるピンチに陥る姿を描く。知恵と工夫でなんとか江戸への参勤を果たした湯長 谷藩の藩主・内藤政醇らは、故郷に帰るため江戸を出発する。ところがその道中、湯長谷で一揆が発生したとの情報が入る。政醇らに打ち負かされた老中・信祝 が、復讐のため湯長谷藩を壊滅させようと画策しているのだ。一揆を収めるためには2日以内に湯長谷へ帰らなくてはならず、政醇らは行きの倍の速さで走って どうにか故郷へ帰り着く。しかし、城は既に乗っ取られてしまっており……。主演の佐々木蔵之介ら前作のキャストに加え、古田新太、渡辺裕之らが新たに参 加。本木克英監督が引き続きメガホンをとる。(映画.comより)<ネタバレ>参勤の時は、いかに参勤するかが主題となっていたが、今回は交代をいかにでなく、その奇想天外な面白アイデアはほぼ皆無で、交代した先の話となっている。それが物足りなく、つまりは普通の良い話になってしまっているのが、残念な気もした。しかし、あの彼らの姿を観たという感覚で、そこは楽しかった。「1」のような苦肉の作の実現の困難さと面白さを超えるのは、正直な所、難しかったのかな。超高速!参勤交代(リターンズ) [ 土橋章宏 ]
2016.09.14
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《ポイント10倍 [-9/20 10:00まで]》 【直筆サイン入り写真】スーサイド・スクワッド グッズ ハーレイクイン マーゴット・ロビー /映画 雑貨<解説>「バットマン」や「スーパーマン」などと同じDCコミックスに登場する悪役たちがチームを組んで戦う姿を描くアクション作品。バットマンをはじめとする ヒーローたちによって投獄され、死刑や終身刑となった悪党たちが、減刑と引き換えに「スーサイド・スクワッド(自殺部隊)」の結成を強制され、危険なミッ ションに挑む。ウィル・スミスや「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のマーゴット・ロビー、「ロボコップ」のジョエル・キナマンら豪華キャストが共演。 バットマン最大の宿敵として知られ、これまでにジャック・ニコルソン、ヒース・レジャーが演じてきたジョーカーを、「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデ ミー賞を受賞したジャレッド・レトが新たに演じる。監督は「フューリー」のデビッド・エアー。(映画.comより)<ネタバレ>あります。結論としては、予告が一番面白かった。ある意味の第一作目だから、それぞれのキャラの紹介をせねばならず、それはスムーズに出来ているのだけれど、どうもいまいち格好良さがなく、果たしてどれほどの奴らというのが分からない。もちろんそれぞれのキャラは特長があり、面白く、今作の象徴のハーレイ・クインはめちゃくちゃ可愛い。でも、それだけど何と言うか「絶対ヤバい」という怖さを感じられなくて、こんな奴らを野に放して良いのか心配になるハラハラ感や、彼らが暴れ回る背徳感のある爽快感を僕は感じられなかった。そして、クロックが服を脱いだらスリムで笑ってしまったし、ジョーカーも頑張っているけれど、骨の髄が凍るような怖さがなかった。方や、やはり「敵」のショボさが残念。ヤバい奴らがもっとヤバい奴らに向うのを楽しみにしていたのに。またバットマンがデッドショットを捕縛できるのなら、バットマンは一体、何をしていたのでしょうか・・・あれだけ敵がいたら気付くと思うのだけれど。デヴィッド・エアー、次回作に期待。《ポイント10倍 [-9/20 10:00まで]》 【映画ポスター】スーサイド・スクワッド グッズ /アメコミ アート インテリア フレームなし 約69×102cm /A 両面
2016.09.13
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