[ ドラマ・原発メルトダウン・88 時間] 大杉漣× 福島第一・吉田所長vol.1 | NHK スペシャル | NHK - YouTube
東京電力福島第一原発事故の直後から、専門家とともに独自の検証を続けてきたシリーズ。 12 年たってようやく見えてきた「安全対策」の根幹に関わる 新たな事実 に迫っていく。
前編は、事故の全体像を伝える「実録ドラマ」。
1000
人を超す関係者の証言や未公開の調書など元に、 3
つの原子炉がメルトダウンし、放射性物質を大量放出した 3
月 11
日~ 15
日の 4
日間を、科学的検証と合わせて時系列で見ていく。
【出演者】 大杉漣、升毅、西村和彦、利重剛、石丸謙二郎、中原丈雄
【放送情報】 NHK スペシャル シリーズ「メルトダウン」 File.8
▼ 前編「原発事故・危機の 88 時間」 NHK 総合 3 月 18 日(土)午後 10 時~
▼
後編「事故 12
年目の “
新事実 ”
」 NHK
総合 3
月 19
日(日)午後 9
時~
「本店の方から (ドライウェル)スプレイ
をやめろという話だったんです。それで結局、 それに折れてというか
、ではやめろという話をしたと思います。」
これは事故当時、東京電力・福島第一原子力発電所の所長だった故・吉田昌郎氏に対する政府の事故調査・検証委員会での聞き取りの、いわゆる「 吉田調書
」に記録されている証言である。
福島第一原発事故を巡っては、海水注入、撤退問題などいくつかの出来事が公的な事故調査委員会で集中的に検証され、社会に伝えられてきた。しかし、私たち NHK
メルトダウン取材班が今回注目したのは、 「スプレイ」を巡る事故対応
。これは公的な事故調査委員会がほとんど検証してこなかった、いわば調査の盲点ともいえる問題点である。
事故から 12
年、ほとんど語られることがなくなった福島第一原発事故の検証。
しかし、事故当時のデータや、テレビ会議の会話記録、そしてこの数年の調査で明らかになってきた格納容器内部の状況など“点と点”を丹念につなぎ合わせることで、 事故 12
年目の“新事実”
が浮かび上がって来た。
( NHK
スペシャル メルトダウン取材班)
「ドライウェル」(上の部分)と「サプレッションチェンバー」(下の部分)に分かれている格納容器
12年目の新事実に興味を持ったので、見てみました。
前編は以前放送した再現ドラマの焼き直しのようなもので、大杉
漣
さんが熱演していました。
あらためて見ると、当時の記憶や不安、恐怖がよみがえります。
新事実へのプロローグといった趣きでした。
あらためて、ビデオの6:30あたりからの 地下室の非常用電源の水没
がすべてのように思います。
もともと高台を削って建てた原発です。
非常用電源を地下室に設置したのも津波のことを全く考えていなかったのでしょう。
建設にも関係した吉田所長は、事故が起こるまで疑問に思わなかったのでしょうか。
発電所で 全電源喪失
が起きるなんて、何とも皮肉な事態です。
【同時&見逃し配信】 放送日から 1
週間は NHK
プラスで見逃し配信があります。
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