日本テレビ 【NNNドキュメント’24】
アオハルと原発 ~私たちの紡ぐ未来~
危険な暑さが続くこの夏、電気の消費量も増加している。
世界的なエネルギー危機を背景に、日本は原発の持続的な利用に再び舵を切った。
国内で再稼働した原発12基のうち、7基が立地する福井県。
電力供給地としての役割を担う福井の高校生が危機感を持って見つめるのは、 原発の廃炉作業から出る廃棄物の処理問題
。
そこで、森夕乃さん(18)たちは、廃炉から出る金属を使用して作った街灯を通学路に設置しました。
"
廃炉の時代 "
に向けた大切な一歩が、地元高校生によって踏み出されたのです。
住民の厳しい意見にさらされながらも、原発の問題を自分事と捉えた高校生たちの青春・アオハルの時間をカメラは追いました。
アオハルと原発~私たちの紡ぐ未来~|NNN ドキュメント|日本テレビ (ntv.co.jp)
原発の廃炉作業から出る廃棄物の処理問題
今でもベンチなどを作って原発構内で使っているようですが、さばききれないので街灯にして一般市街地に設置しようというストーリーです。
鉄くずひとつひとつの放射線量を検査して安全確認です。
市民からはそれでも不安は拭い去られず心配との声があがり、アンケート調査や対話で1年がかりで設置にこぎつけました。
原発企業はデータ改ざんや嘘をつきまくっていたので、いまだ信用されていないようです。
高校生は、そうした大人に上手く利用されているとも。
これはこれで上手くいったというお話ですが、肝心の 放射性廃棄物
に関して当該高校生はどう考えているのかと思いました。
学習会で京都から来た中学生が「正しい知識」が必要というくだりが、何とも言えませんでした。
知識があっても1万年の半減期は変りません。
原発がなくとも大丈夫だったのに、停まると日本が潰れるという大嘘をつき続けた人たちについても学んでほしいものです。
それにしても、件の高校の通学路は街灯もないような貧しいところというのが印象的でした。
余談ながら、タイトルを見た時 アオハル
は人名かと思いました。
皆さんは「アオハル」という言葉をご存知ですか?カップ麺の CM
で知ったという方も多いのではないでしょうか。
「アオハル」とは、「青春(せいしゅん)」を読み替えた言葉
です。
「青春」は、もともと季節の春を指す言葉です。春は一年のうちで様々な草花が芽吹き、エネルギーにあふれた季節でもあるため、それを人の生涯の若くエネルギッシュな時期と重ねて、未熟な子供から成熟した大人へと変わっていく時期のことも「青春」と言うようになりました。
「アオハル」は、「青春」の中でも後者のような
「人生のうちで若く、エネルギーにあふれた時期」という意味
で使われます。また、思春期とも重なるため、思春期の若い男女の未熟な恋愛をイメージさせる言葉でもあります。
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