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2006年12月05日
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カテゴリ: お酒の話
いわゆる「ビール類」の「新ジャンル商品」と言われている、『発泡酒』と『第3のビール』、
これらは今や市場を完全に制圧したような感が有るが、お客と話をしている中でいつも思うのは、
よく飲まれているワリには、その内容がどのように異なるのかということについて、ご存知の方が
意外と少ないということだ。

おさらいさせていただくと、『発泡酒』は原料に「ビール」と同じく麦芽を用いてはいるが、
その使用量が酒税法で定める「ビール」の基準に満たないというものだ。

そして『第3のビール』、こちらは大きく二つに分けられる。
ひとつは、端から原料に麦芽を用いていないもので、その代用品として、大豆やエンドウなどから
抽出したタンパクを用いて、あとはビール風の味になるように、人工的に味を整えるというものだ。
もうひとつは、『発泡酒』にスピリッツをブレンドさせるというものだが、現時点では、前者の方が主流ではある
(ちなみに酒税法上の区分は、前者は『その他の醸造酒』、後者は『リキュール類』となる)。

こうしてみると、『ビール』と『発泡酒』と『第3のビール』を横一線に並べた場合、
真ん中の『発泡酒』は、原料に麦芽を使っている分、限りなく『ビール』に近い存在のはずなのに、
現在の業界内外での捉え方を見ていると、『発泡酒』を『第3のビール』と同じカテゴリーにしてしまっている。
これはいかにもおかしいと思う。
その考え方はともすれば、『発泡酒』と『第3のビール』が根本的に似たようなものであるかのような誤解を生む。

それ以前に、この両者の定義の説明が難しいことも、分かりにくい原因になっているだろう。
実際に、この文章の前半部分で私が記した定義を読んで、皆さんにご納得いただけるかどうか、
非常に心許ない。

そこで私は、こういうときによくお客に説明する例えとして、こういう風に言うことがある。
即ち、 『発泡酒』 は『ビール』に比べて原料をケチっているから、 『ケチビール』
『第3のビール』 は『ビール』と同じような顔をしながら全然別物であるから、 『ニセビール』

こういうことを言うと、これらの商品を愛飲しておられる方の中には、気を悪くされる方もみえるかもしれない。
しかしながらこういう言い方が一番的を得ているからか、最も納得していただきやすいというのも事実なので、
何卒ご容赦いただきたいと思う。





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最終更新日  2006年12月05日 17時06分50秒
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