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2009年08月24日
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カテゴリ: お酒の話
昨日のブログ
皆さんは「発泡酒」と聞いて、いったい何を想像されるだろうか?

『麒麟・淡麗』、『アサヒ・スタイルフリー』......などといった商品群のことだろうか?

1990年代半ば、サントリーがこのジャンルの草分けとなる『ホップス』を世に出して以来、
「発泡酒」といえば、「麦芽使用量が規定量以下のビール」の商品を指す言葉になってしまっている。
しかしこの言葉は元々「酒税法」上での、あるカテゴリーを指す言葉であって、
特定の商品群を指す言葉ではないのだ。



話がいきなり飛んでしまって恐縮だが、
酒税法上のカテゴリーとしての「発泡酒」は、うんと昔から存在している。
ちょっと難しい話になってしまうが、正式な「発泡酒」の定義は簡単に言うと、
「麦芽又は麦を原料の一部とした酒類で発泡性を有するもの」 で、
かつ 「ビールの基準に満たないもの」 、となっている。

確かに『サントリー・ホップス』や、それに追随した各社の商品が出てくるまでは、
このカテゴリーに該当する商品があまりなかった。
私たち酒販業者が定期的に税務署に提出する「販売数量報告書」の中の、「発泡酒」の欄も、
いつもだいたい空白だったからね。

しかし該当商品がまったく無かったかといえばそうではない。
1980年代後半以降、チューハイのブームをキッカケに
低アルコール商品(女性をターゲットにしたような)がワンサカと登場しては消えていったが、
そのなかにサントリーが発売した、その名も「ビアカクテル」というシリーズのものがあった。
またビールなどが今のように廉売されていなかった頃、
格安の輸入ビールが一時流通業界を賑わせたことがあったが、
あのほとんどは日本の規定に照らし合わせると「発泡酒」扱いだった。



何だか難しい話を引っ張り出してしまい、かえって解りづらくなってしまったかもしれないが、
結局何が言いたいのかというと、本来多種多様なキャラクターのお酒を広く指す「発泡酒」という呼び名が、
単なる“ビールもどき”商品の総称として、ごく一般的に認知されるようになってしまったことが、
ただ気に入らないだけのことなのだ(笑)。





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最終更新日  2009年08月24日 17時20分34秒
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