Never be A Hopeless

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2007/02/22
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**2004年4月に離婚が成立した後、2005年の春先から夏にかけて、元亭主Dが起こした親権訴訟の際に、ワタシがYWCAにお世話になった時のお話です。これまでのお話は こちら (長文です)からどうぞ...**

****************

さて、いよいよ裁判の当日。

開廷の時間より約一時間前に、女性弁護士Vさんと打ち合わせの予定が入っていたワタシは、SDの家庭裁判所に再び足を踏み入れた。


法廷の前には、その日の裁判に出席する当事者、そして弁護士達と思われる人たちが数名ベンチに座っていた。

その中に、元亭主Dの姿もあった。

Dはワタシに気づいているのか否かはわからないが、ワタシが奴の目の前を通り過ぎても全く目をあわそうとはしなかった。


ワタシは法廷の前のベンチから少し離れたところでVさんの到着を待っていると、まもなく入り口のセキュリティーチェックを抜けて、白のスーツに身を包んだ金髪の女性が現れた。ワタシはVさんとはその日まで面識がなかったが、YWCAのケリーからVさんの特徴を聞いていたので、人目でその女性がVさんだとわかった。

ワタシはVさんらしき女性に近づき、
「こんにちは、Vさんですね。YWCAのケリーから紹介されたNeverbです。」と挨拶をした。

Vさんもワタシの特徴を聞いていたらしく、
「はじめまして。すぐにあなたがNeverbだってわかりましたよ。」と言ってくれた。


そしてVさんとワタシは、法廷の前から少しはなれたロビーのような場所で、打ち合わせを始めた。


Vさん「Neverb、あなたはD氏が調停員が提出した 推薦文 に同意すると思う?」

Neverb「この内容はDにとっては厳しいものなので、彼が素直に同意するとは思えません。」

Vさん「ではD氏がこの推薦文の内容を受け入れるための譲歩案として、推薦文にあるように面会の場所をあなたと息子さんが住んでいるLAではなくてLAとSDの中間地点、OCにする、というのをR氏に提案しましょう。」

Neverb「OCならばLAから車で40分くらいですから、そのくらいの譲歩はしてもいいです。」

Vさん「そのほかに何かこの推薦文に付け加えたいことはあるかしら?」

Neverb「Dにペアレンティングのクラスに参加してもらい、修了証書を裁判所に提出する、というのを付け加えてください。」

Vさん「それは確かに息子さんの安全を確実なものにするためには必要なことよね。Neverb、ワタシは開廷する前にD氏と話をして、彼が推薦文の内容に同意するかを確認します。そして譲歩案を提案し、彼がそれでもいいというか尋ねるわ。」


ワタシはVさんの真意がわかりかねたが、とにかくお願いします、といってワタシ達は法廷の中へと向かった。


(YWCA16-2につづく)





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Last updated  2007/02/22 03:08:17 PM
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Comments

背番号のないエース0829 @ 宮沢和史 「うんな中学校校歌 ~ 沖縄県国頭郡恩…
DJLJMOM @ 明けましておめでとうございます。 neverbeさんのページ、隅から隅まで読んで…
snow@jp @ Re:あけましておめでとうございます(12/31) 寂しいけど気持ちわかります。 だけど、…
なよみ1182 @ Re:あけましておめでとうございます(12/31) やめちゃうのは、めちゃめちゃさみしいで…
takatobaaba @ Re:あけましておめでとうございます(12/31) おめでとう!! 淋しくなるね。 いつ…

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