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こんにちは。
すっかり年末です💦
すっかり年1回。でもこのブログを読んで下さる
読者さんはかなり少ない..。ですからあくまで自戒という意味で。
でも2024最後は数少ない読者様のために精神誠意書きます。
写真を並べながら、今年起こったこと、感動したこと、
学んだこと。そして次の1段に向って進める道標になるように。
季節は巡る。あっという間の夢のツナイト♪
でもこの55歳の年は私にとっての1つの集大成と
次の10年に向かうための1歩かつ1年となりました。
私には恩師がいます。師匠がいます。
恩師とはオストコーポレーション北関東社長の吉田登志幸さん。
すみません敢えて「さん」と呼ばせていただきます。
師匠とはオカトミ社会長の岡田好勝さん。
お二方ともかれこれ17年のお付き合いをさせてもらって
おります。
吉田さんは木製玄関ドアや内装材の珪藻土そしてイブキクラフト
の洗面陶器や水栓など。
岡田好勝さんは弊社のハードの命運を掴んでいいる換気のできる
換気システムDSDDの供給元です。
吉田さんとはイブキの洗面ボウルが縁で、当時はブランディングなんて
言葉すらない時代から、基本仕様や顧客選別、業者ワンセットという
耳慣れない言葉を教えてもらった、もらっている方です。
弊社のソフトウェア開発や基本コンプライアンスなどは全て
そこから生まれました。
岡田さんは平方木材さんの百年の家という勉強会参加が縁で、今では
家学塾という岡田さん自ら構築した塾に継続されていて、何より
私の社の住宅性能基礎をトコトン仕込んで下さった方です。
社の換気システムは岡田さんの開発されたDSDD。これなくして
弊社の家づくりは出来ません。
お二人にとって、私はまさに不肖の弟子でした。
理解が遅い、行動も遅い、何より呑気で能天気。
何回破門されたか分かりません。
でも落とされた地獄に必ず一本の細い糸を垂らしてくれる存在でした。
そのお二方から、何の偶然か、
吉田さんからはセミナーを、岡田さんからは家学塾全国大会のオープニング
言葉を述べろと。
正直悩みました。まだ何も完成していないどころか、55歳にもなって
あがいている、悩んでいる弟子。
でもこれはまさに恩返しに違いないと。
そしてお二人が私を選んだのは、
こんな何にもない奴でも継続すれば一つのカタチになる。
という証明カードが私なのかも知れない。と少しの
自惚れも含めて、私はそこに立ちました。
ずいぶん立派なネーミングですが、これは吉田さんと同じ建材店さんで
リボス塗料でお世話になっている篠崎さんの工夫です。
このセミナーは篠崎さんが主催をして下さいました。
50人を前にしても講演。
もちろん私は心の富裕層さまたちに出会っているという感覚は
ありませんでした。こうしてスライド化してそれが特別なことだと知る。
こうしてそれを一つの講演として語れるといのは
誰でもできることではない。と思います。
最後は会場のみんなと記念撮影★
そして熊谷での家学塾全国大会でのオープニング挨拶。
もはや緊張して何が何だか分からない..。
でも思うことをしっかり言えました。
かつて同じ釜の飯を食った仲間たちとテーブル撮影。
もはや酔いの速さは加速装置でした...(笑)
スーパーレッド。
自分が踏みしめてきた道、作ってきた道。
それがカタチになった一年でした。
お二方にはこれからも大迷惑をかけてやろうかと思ってます。
悩ませた方が人は長生きできるという真理を知っていますから(笑)
指導してもらった事をお仕事に生かす。
こんな幸運で素晴らしいことって他にはないです。
能力なんて無くても、基本に忠実にひたすら繰り返す。
そこから生まれる新しいコト。
今年もいつも通りの「ルーチン」をしてきました。
それぞれが新しい発見付きで、新しい仕組みです。
基礎の配筋はしっかり観察・計測。
構造塾の佐藤先生が仰っていた、現場は生きている。
まさにそう思います。
DSDD換気システムの設置は私の役目です。
その意味を知る者が設置する。TAMURAの不文律です。
でまぁ上棟弁当チョイスはいつも妻の役目(笑)
みんな美味しかった?と聞くのは脅迫か(笑)
青子さん美味しかったです!と当然の様にみんな応えます。
地球環境の変化はシロアリの活動にも影響が出ています。
セントリコンシステム。これも永続的に、住まいを守りながら
自然と共存するためのものとして。
構造見学会も私と妻が社を興してからずっと続けています。
例えお1人の参加者であっても。
私のアイデンティティーはいつも現場にあります。
そしてお引渡し前の床下清掃。これだけは必ず私がやる施工です。
15年前は床下に釘やステップルが落ちていました。
でも今は本当に美しい床下になりました。私が掃除をするまでもなく。
コツコツ積み重ねる。
それこそが大きな発展を生み出すエネルギーです。
今年も新築全棟行いました、気密測定。
厳しい測定こそお施主様への安心です。
こちらも新築全棟のVOC測定実施。空気を採取して分析を行います。
安心・安全は弊社の理念ですから。
そしてその理念に賛同していただいたお施主様のお家を
しっかり建てさせていただきました。
K様とは長いお付き合い。たくさんの完成物件、OB様訪問を
いただき、まさにお家を作るころには、醸造度200%となりました。
いつも大工さんにお土産を買ってきて下さり...。
感謝の言葉もありません。
妻と二人の会社ですから、地鎮祭・上棟には全て2人で出席します。
今では、地鎮祭も全て青子さんに任せます!となっています。
弊社新築お施主様最高齢のM様。私たちのまさに新境地であり、
コミュニケーションは世代を超えて普遍のもの!との
真理を手に入れることができました。
新しい出会いが人を変える。
それは何歳になっても変わらぬ法則であると実感できた年でした。
特に若い方々との出会いは、私に新しい機軸をもたらして
くれました。
私のセミナーで初めて会った坪ちゃんこと坪野くん(向かって私の左)
異業種から建築業界に入った変わり種です。
頭脳明晰、言葉を言い切る勇気を持った青年です(青年は言い過ぎかな?(笑)
田村さんを明日すぐに追い抜きます。
彼のこの言葉のおかげで、私の鎮静化していた尻に炎が盛りました。
何とも不思議な奴ですが、とても感謝をしています。
そうそう、一番右側の高浪くんは、建築業界の男子にて妻が唯一LINE友に
なっている青年です。何故か妻と気が合う。その深層は私には分かりません..。
やはり私のセミナーで会った、建築業界の片倉小十郎こと菅原さん。
吉田さんと同じ建材店さんの一人社長さんです。
これまた頭脳明晰、見た目はただのどこにでもいる紳士ですが、
その内に秘めたる志はとにかく熱い。
私が会った中でも珍しい人種です(笑)
まさに出会いによって道が太くなる。そして私の精神もすっかり若返りました。
ここには掲載してませんが、たくさんの後輩くんたちとの
出会いがあった一年でした。
彼らとの再会が楽しみです。
と、言うのが、それぞれ離れた地域故になかなか会えない。
と言うことで、地元でも学び合う仲間の必要性が
私の中で急務となりました。
で、ただのお仲間飲み会が発展をして愛でたく生まれた
建築を豊かに厳しく学び合う会。
その名は★利根ヨットスクール★
何でこんな名になったかは言えません(笑)
でも確実に私にとっては建築魂の拠り所となりました。
それは頼るとか甘いことじゃなく、それぞれが信念を持って
語り合う会。それこそが真の拠り所になると思っています。
本当に偶然なのですが、
二十代、三十代、四十代、五十代が集まった会。
これは今年の一月に、二十代の松島くんが一級建築士に合格
した時の合格祝いの席での一コマです。
私が最年長だけに校長、流通の北岡教頭(後左)と絶妙なバランスを
とりながら学び合う会。救命胴衣なしで飛び込む建築荒波!
北岡教頭の隣が、群馬の軽井沢銀座と呼ばれている倉渕村の中澤親方。
保険体育の先生です。
その隣が深澤くん。今や前橋を牛耳る道徳教師です。
建築業界の生田斗真💛
で、手前の一番大きく映っているのが丸山くん。
まだまだ秘めたる才能が開花していません。それがいつ開花するか?
後は自分の努力次第。
で、ケーキを持っている宇宙人が二十代松島くん。
果たして人か?もののけか?その正体はまだ分かりません。
ひとくせもふたくせもある輩たちと、人と会の発展を志していきます。
今年ははじめての福島研修旅行を敢行しました。
グラスウール工場を見学し、そして温泉で裸のお付き合い。
それぞれがそれぞれのお施主様の幸せを保証する。
そんな日が近づいています。
公私混同。
もうそんな事を書くのも恥ずかしいです。
建築とは公私関係なく学べること。境界線なんてありません。
広い視野でグローバルに。
だからこそ趣味も大切です。
今年も時間をつくって趣味に邁進しました(笑)
極真空手も三年目。肩と胸は厚くなりました。
60歳までに黒帯をとる。そんな目標で、現在二級の茶帯。
少年少女たちの打込台役は続きます。
本格手に自分の片腕となったトライアンフスクランブラー900。
カスタムする度に魂が宿ります。
ツインの咆哮は痺れるぜ!
今年も木崎TOURINGクラブ、爆走しました。
55歳の仲間たち。知らぬ間にみんな外車となって。
知り合いから紹介された伊豆のバイカーペンションへ。
年を重ねる度に生きているのが楽しくなる。
それは辛いことを乗り越えたからこそだと感じています。
ヒロシのキャンプも行ってます(笑)
まぁまぁメンバーが料理好き。私は食べるのが好き。
全てが丸く納まっています。
妻も今年は車の買い替え。かなり乗り込んだHONDAフリードから
フルモデルチェンジのフリードクロスターへ。
時にはお客様を乗せて、時にはインパクトを乗せて。
現場にこの車がとまっていると、業者さんたちの緊張感はMAXです(笑)
こんなコトたちから取り入れた感性は、お仕事に大変役立っています。
駒沢大学駅伝部を率い何回も箱根駅伝を制した大八木監督の言葉。
感性がない人は成功しない。鈍感は罪です。
そう、私の感性は趣味により今年も鍛えられました。
そしてそれは趣味だけでなく、
地元への貢献ともう一つの仲間がいるグループ太田高校金山の会に
よっても鍛えられています。これらも年を重ねる毎に私を大きく
してくれています。
木崎祇園祭での役割。協賛金集めと管理そして当日の本部管理。
毎年、実はやりたくない!って思います。
その責任の大きさに。でも逃げずにやってきた十年。
何かお前は誇れることがあるか?と問われれば、この役目をやってきた
少しの自信は確実にあります。誇りと違うけれど...。
今年はコロナ禍明けの二年目。数千人の方々がこの木崎に集まってくれました。
過程も大切、結果も大切。
まさに大成功の証明が出されました。
首脳部と地元代議士笹川議員と一発撮影!
もっと予算ください(笑)
この役目は間違いなく私のマネージメント能力を進化させて
くれました。
地元進学校太田高校昭和59年入学生の集まり。
50歳の同窓会幹事年で再会した仲間たちと、今年は同窓会を企画
しました。弊社の展示場で招待状を作ったり。
そして年4回は美味い料理を食べて、中年腹を構築しています(笑)
段取り。
何にも勝る行動。それは現場采配に間違いなく生きています。
で360人の同学年のうち50人以上が集まる大成功となりました。
一次会の司会進行は何と私が...。
やればできる。今年一番の収穫です。来年以降も更に熱く深くこの会の
幹事役の一人として、今まで感じたことのなかった太田高校愛を
少し感じて育てていきます。
愛と言えば、それは建築愛を感じた出来事。
木造構造と言えば誰もが知っている構造塾首領の佐藤先生。
私も深く恩義のある先生です。
佐藤先生の一言により、構造計算というものが当たり前であるという
普遍の言葉を知りました。その佐藤先生のお誘いによる、
学生と工務店のワークショップ
に参加してきました。場所は日建学院池袋校舎。
池袋と言えば、かつて妻が勤務していた西武百貨店の本拠地。
学生たちに気合を入れてこい!が逆に気合を入れてもらうに
なりました(笑)
ここでは早川さんやツーバイマンさんと言った、構造のレジェンドさんたちとの
素敵な出会いがありました。
そして建築のプロを目指す学生たちのまさにクォリティーの高さに驚愕しました。
私の学生時代は、どうやったらサボれる?でしたが、彼ら彼女たちは
全く違います。
明るくしっかり建築を基礎から学ぶ。
まさに学生の本領をしっかり心に持つ生徒さんたちでした。
生徒さんたちからの質問にタジタジでした💦
でもこんなにも気持ちのいい会に出会えたのは他にないって
くらい素晴らしい会でした。
学生さんたちともっと話したい。心底そう思えました。
YKKの大浦さんとも初めてのコミュニケーションを。日本酒飲ませたら
他のサッシメーカーを駆逐してしまう勢い!の女史さんでした(笑)
何回も書きますが、出会いって本当に素晴らしいです。
そこに座っていたら何も手に入らない。
自分で取りにいく勇気と飛び込む勇気。
それは能力じゃなく誰にでも持てるものです。
今年は本当にそんな大切なことに気づいた一年でした。
変わらぬ日常、変わらぬ一時。
でもそれは日々変わります。
11月。弊社採用の木製玄関ドアを供給して下さっている
山崎屋さんの工場見学にオストコーポレーションさん企画で参加、
お邪魔させていただきました。
一つの製品をつくる。それはまさに私の住まいつくり、暮らしつくりと
何ら変わるものではありませんでした。
山崎社長の理念を聞き、あらためて感じることがありました。
来年はそれを必ずカタチにします。
妻と野球観戦。もちろんジャイアンツ戦🥎
やっぱ岡本ですよね☆
あえなく完封負け....。来年の観戦は勝てますように。
今年も読書に助けられました。
本を読む。それは私にとって呼吸すると同義くらい重要なこと。
特に歴史書は大好き。2024年は95冊。書棚整理しないと怒られる(笑)
言葉を伝える。
それを鍛えるには読書しかない。
妻とのお昼の外食は大切な営業会議の時間です。
美味しいランチに出会うと、それはさらに盛り上がります。
熊谷の現場近く、後輩の丸山くんの同級生さん森本くんが経営する
838(やずや)やはり夫婦経営。明るい奥さま、一見こわい主人(笑)
でも北関東最美味い!と言えるランチ定食です♪
早速上棟弁当を今年は作っていただきました。
次男が初任給で私と妻に奢ってくれました。横浜中華街にて。
何か不思議な感覚なんです。
まだまだ若い。と思っていても次男は社会人。
家族というものの在り方をじっくり考える年になりました。
それがお施主様の暮らしつくりへのパーツになっていて。
13年一緒に暮らしてきたシロが旅立ちました。
それは悲しみを通り越して、頭が空白となるお別れ。
いつかあっちで会える。そう考えて、今を必死で生きることが
彼女への供養だと感じました。
治療は日々の目薬。完治はしないけれど止めることは出来る。
親に似ちゃいけないことまで似ちゃいますね(笑)
親父とのこと。
血液の状態が悪いです。ペースメーカー使用にて強い薬は不可能。
いつどうなるか分からない。覚悟をしておいてください。
主治医先生の見解です。いや最後通牒。
この野郎、ぶっ殺すぞ!(俺) お前なんて糞の役にも立たない!(親父)
かつての臭い言葉の応酬が嘘のような日々。
最近は博の言う事だけは聞くのよね。母の言葉。
で、会うと必ず私に言う親父の言の葉。
お前も青子さんも凄いな。二人でよくここまで築きあげてきたよ。
俺には絶対に無理だった。お前ら大したもんだ。
商売が厳しい昨今。金が入用だったら言ってこいよな。
全財産お前にくれるから好きに使えよ。
多分、それはいやまさしく、親父の言いたいこと。
私と妻の工務店としてのブランドがカタチになりつつあるってこと。
と思えるのです。
来年はさらに気合と根性で、分析して計算して。
社に新しい魂をつくります。
新規の客様を招いてのOB様訪問。
そして花開くお嬢様どうしのコミュニケーション。
感謝です。
S様邸外構完成。外構工事も一つの私たちだけのカタチが完成しました。
それは自然と同化するコミュニケーション外構。
OB様のお嬢様経営のペットサロンリフォーム。
これからはそんな工事も増えていくと思います。
妻とはじめて決算16期。
新築、リフォーム合わせて100組以上のお施主様とのお付き合いを
させてもらっています。
もちろん来年の予定も決まっていて。でも実はそれより大切な事があるんです。それは……。
全ての全力投球が私たちのモットーです。
家族のコミュニケーションはダイニングでつくられる。
そして
私が30歳の時に抱いた「志」
幸せな暮らしを伝える、つくる。
もちろん来年も変わりません。でもしっかり変わります。
私たちと関わって下さった皆さま心より感謝申し上げます。
お施主様皆様のお陰で私たちは私たちだけの
王道を進んでいけています。
まさにお施主様たちこそ私たちの道標です。
そして
いつもそこに
田村博と青子はそこに存在しています、生きています。
皆さまと共にある私たち。
ありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。
2024年12月31日
田村工業株式会社
コミュニケーションを育む住まい
田村 博
田村 青子