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皆さまご無沙汰しております。そしてもう2023年も終わろうとしています。月一回!と目標を立てながら、まさに有言実行の対極となってしまいました。藤井竜王の八冠達成、大谷選手のスーパーヒーロー契約そして著名人の相次ぐ鬼籍、毎年恒例の政治の腐敗。たくさんのコトが起こりました。私自身は平穏無事な一年でありたいといつも思いながら、全くそうはならず、自分の力不足や能力不足を痛感するのが恒例です。過去にさかのぼって自分のSNS投稿を読み返してみると、虚勢から希望そして実現へ動いてきたのがしっかり分かります。一人の何でもない人間の足跡を客観的に見ることができます。そう考えると、その瞬間瞬間に感じる思いのリアルアウトプットこそ最重要であると感じています。その舞台はブログだろうがfacebookだろうがどこでもいいと思っています。SNSたるもの所詮お遊び。自由気ままがいい。でも遊びにはルールが必要です。ルールなき遊びは全く面白くありません。自分の基準を持って、それを理念とし、それを源に書き続ける。このブログの第一話はたったの一行。16年の間に、まともではないけれど、自分の本音を正確に書けるようになったと思っています。そしてこの2023年の師走にもそれを書いてみたいと思います。激動の2022が終わり2023年に入る。自分の小ささや経営能力のなさを、実は今でも引っ張ってます。経営者になるとはこんなにも大変なことなのか!と痛感し続けました。そんな中でも、今まで感じなかったことを感じることができました。それはまだ確実な事ではなく、何となくぼんやりとしたもの。自分自身の成長なんて言葉は絶対に使いたくないのですが、それはもしかしたら今まで積み重ねてものがひとつのカタチになったような気がする、まさに成長の第一歩を踏みしめたのではないだろうか?という答えでした。そして三十歳の時に夢見た、それは幻以上の幻だったことがこれもカタチになってきたと感じました。そもそも「書く」ってことを最重要にしてきた訳ではなく、これはあくまで「語る、伝える」ための訓練の位置づけでした。小説家や論文を書くなんて、それは凄いことであって、自分の日々のことを理論立てて書くなんて私にはできません。この場でも訓練はあくまで、私と妻が標榜している真のコミュニケーションを実現するためのひとつの方法でした。でもいつの頃からか、これらを読んで少しの感銘を持って下さるお施主様も増えてきたもの事実です。その効果は定期情報誌を通じて感じ取ってくださっているお施主様もいらっしゃるのかなぁと思っています。語るための訓練であった書くと言うことも、書き方によっては伝わるツールになるんだと。そしてさらに、その訓練のおかげで語ると言う行動が私自身を伝えるリアルかつ最大のツールになったんだと思えた2023年になりました。当然今までも、私の拙い言葉の中に真実を見つけてくださったお客様方がお施主様になってくださいました。つまりそれなくして田村工業という会社は成り立ってこなかったんです。今年最後の15年参加している断熱性能の勉強会で、講師かつ師匠が、高性能な家はどんな工務店でもつくることができる。でもそれを安全かつ安心なシステムのもと、提供できる工務店は少ない。と仰りました。まさしくその通りで、それは住まいつくりの核となる部分です。そしてそれら全ての事項の核となる部分を自分はしっかり伝えることができるのか?それが私自身の永遠のテーマでした。今でもそうです。そしてやっとそれが、100%ではないけれど、ど真ん中の部分を伝えるというための、あるふれてはいるけれど、自分だけの言葉を持つことができたと実感を持てるようになりました。自己評価は当然大切です。自己評価ができなければ先に進むことはできません。でもそれだけでは必ず越えられない壁に突き当たる。それを越えるためには、第三者つまりお客様からの評価をいただき、お施主様になっていただくという事実を持ってそれが唯一の証明となる。三十代前半のお客様、私の年齢より上の六十代のお客様。伝える言葉に変化球は必要ありません。私の直球を受け止めて下さる方々に世代なんて関係ない。自分の信ずる理念と信念が、どの世代の方々にも伝わるんだ!と強く実感できたのです。そして住まいつくりを通じてお施主様に幸せになっていただいたうえで、それを幸せと感じられる自分になる。という人生最大のテーマも、まさに実現したように感じるのです。いや実現しました。これらを正確な論として書くには、まだ私に能力が不足しています。でもこの55歳と言う歳で、初めて工務店としていや一人の人間として「自分が描いた夢の舞台の上で生きていられている」という実感が持てました。間違いなく、私を鍛えてくださったお施主様たちのおかげです。恩師、師匠、先輩たちの叱咤のおかげです。しかし驕れるものは久しからず。平家にならないように進まなくてはいけません。でも私は源氏より平家の方が好きです(笑)身内の権力闘争にあけくれた愚連隊の源氏より、文化を育て、国を変えようとした平家が好き。驕れない平家になるという、かなり困難な道を来年も進みたいと思います。今年最後のアウトプット大会を、今年より商売のお付き合いをスタートさせていただいたトヨタトーヨー住器の北岡社長様と開催しました。まさに二人だけの熱い語り合い。いつもの炭火ステーキクローバーさんで。その中で、会長様のある決断を聞くことができました。決断という行動に関しては人一倍向き合ってきたつもりです。小さい工務店の社長にとって「決める」ということほど重要な事はありません。私もやっと決められる人間になったと思ってはいましたが、まだまだ青かったです。しっかり次の一歩のための決断という地力をつけます。私と一心同体のTAMURA号の完璧な洗車と倉庫掃除を行いました。基盤がしっかりしてなきゃ攻撃に転じることは不可能。まさに自分の基盤はいつもきれいでありたいです。そして来年も、倉庫にこれ以上材料を増やさない。これも引き続き鉄則とします。妻の悲喜こもごも。セブチファンクラブに入る妻。いまさらSEVENTEENの熱狂的なファンになり。そのスペシャル限定Xmasケーキを落とす私(汗)追い出されるとこでした...。いつものお心遣いありがとうございます、高浪社長様!妻は狂喜乱舞!一人で黙々と牡蠣を食べていました。妻にとってはSEVENTEENと高浪さんは、まさにアイドルです(笑)今年から私の相棒になったトライアンフスクランブラー900。W650という長年の友に別れを告げて、新しい友が。900ccというパワーで高速も楽になりました。全国制覇の夢の継続はこの相棒と!そして、あらためて、このロゴと共にある私たちでありたいと思います。恩師からいただいたこの木のロゴもすっかり経年変化をして、そして成長したように感じます。私たちを同じ魂を持つこのロゴ。来年もこのロゴとともに進んでいきます。今年一年大変お世話になりました。私たちはいつもお施主様とともにある存在。それをしっかり基礎として、今年より一歩進める来年にしたいです。またお付き合いいただいた友人、仲間たち。来年も真面目に遊びましょう!全てのことに、ありがとうございました。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2023.12.28
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もう五月です。あっという馬の、いや間の時間でした。馬が走り去ったような気がして、何か取りこぼしてしまったことはないだろうか?という自問自答が多くなりました。それは人生の折り返しコーナーを回ったからこそ手に入れてた大切な何かかも知れません。そう言えば、これが今年初のブログです。SNS投稿に義務なんてものはありません。そもそも読まれているかどうかも分からなくて、でもそんな中で、自身がいつかふり返った時に、その時の未熟さを知るというのが主題であり、ただその未熟さに共感をされる少数の方々そして私たちのお施主様への報告という意味を込めてのものだと思っています。日々のFacebookへの投稿にエネルギーをつかいすぎて、だからこそこのブログは私にとって特別で、だからこそ姿勢を正して、今年最初のブログを書きたいと思います。お正月からここまで、取り立てて大きなことはありませんでした。もちろん工務店として施工を続けると言うことは、比べるモノのない大きなことです。それとは別の意味での大きなことはなく、いつも通り一生懸命に生きると言う鉄則を続けています。ところが、そのいつも一生懸命なるものを続けた結果、ある大きな気づきを得ました。それは年齢からくることなのか、それともあることから発生したことなのか....。私も妻も日々たくさんの方々と会います。お施主様であったり、知人友人先輩後輩そして協力業者さんたち。早々新しい出会いはなく、以前からの出会いの中で私たちの今は回っていました。そう、今は違うのです。その方々との会話がコミュニケーション全てが、ふと気が付くと全く新しいものに変わっているように感じるのです。普通の会話をしていても、その方の真心が分かったり、真摯に向き合ってくださっている見えない仕草であったり、楽しい中にも礼儀が必要なことを自覚したり。そして何より、それが自分にとってとてつもなく心地よい感覚なのです。時には怒られたり褒められたり、注意されたり評価されたり。全てが新鮮で全てが新しい。これはついに俺は狂ったのか?(笑)と思いましたが、そうではなく、それがずっと続いているんです。不思議です。例えば、今まで褒められなかった住宅性能を基礎から教えて下さった師匠から評価の言葉をもらったり、ブランディングの恩師から個の独立した一人として認められたり、友人たちからもただのアホから良いアホに格上げされたり。今までお付き合いさせてもらってきた同業仲間と会っても、彼らの真意が語らずとも分かってしまって。またある方のマッチングで偶然出会った同業若者たちを、突然彼らは俺の後輩なんだと失礼にも我田引水したりして。何気なく通り過ぎていった過去の時間。その時の流れのなかで出会いそして同じ時を過ごしてきた方々と、あらためて人と人の裸のお付き合いができていると言う最高の自己満足にひたっているんです。何より、お施主様たちとの関係がより濃く深く重くなっているんです。自分ではもはや建築というカテゴリーでは括ることのできない結びつきをいただいているよう気がします。不思議です。特に何かを学んだものでもなく、特別な進化をした覚えは全くありません。そして冒頭付近に書いた文。年齢からくることなのか、それとも...。年齢からくるものです。そしてそれはただの加齢だけではなく、私なりに信念を持って重ねてきた年月という歴史のおかげで、そんな心を持てるようになったんだと。正解や不正解なんて数の真理ではありません。ほぼ野生のカンみたいなものです。でも間違いなく、ここまで歩んできた道は全く間違っていなくて、自分の自歩で歩いてきた感覚が魂に宿っている熱い感覚が殻を破って放出しているのがまさに今なのです。その作用のおかげで、ただの動物だった私が人として、人と深い熱いお付き合いをさせていただいている。もはや感謝以外の何物でもありません。いや言葉に出せないものです。そしてそれは、おぎゃーと生まれてからではありません。これは間違いのない記憶です。30歳の最初の一歩。不安、不満、理由、目的。全てをミックスさせたあの時。そして37歳の次の一歩。理念という最大の活力を手に入れて。恩師、師匠に出会い、貴重な羅針盤を魂に打ち付けた時。そして針の山、血の海を延々と越えて手に入れた宝物たち。手に入れたのではなく、与えて下さった方々と出会えた幸運。そう7年の助走と本当の時たる17年を経て今の感覚と魂がある。それは優秀な人からすれば極薄かも知れないけれど、私にとってはまさに何にも代えられない経験がひとつの大きなカタチになったとの確信です。もうこれ以上は解析できません。今のチープな頭脳ではこれが限界です。語り切れないたくさんのリアルなもの。それは年月と共に少しづつ分かりやすく語れるって思います。そうなれるように、さらに人として努力をします。そして私が関わっている皆さまにしっかり適合できる人間となれるように進んでまいります、自分を忘れずに。いやぁ、語るって難しいですね。自分の言葉で語るのは難しい。そして人と会ってコミュニケーションするって本当に幸せだと感じます。人が大好きです。でも自分は大嫌い(キッパリ)。自分を好きになったらそこで終わり。それだけはずっと普遍です(笑)3月。弊社展示場で偉そうに仲間たちに語りました(汗)延々と10時間。まだ語り足りない面々。もうみんな大成長です。小6の大先輩が黒帯を取得しました。田村さん、もっと練習しないと黒帯とれないよ!叱咤が胸に響きます(涙)木崎TOURINGクラブ、久しぶりの激走でした。私のNEWマシーントライアンフも大爆走!箱根バイカーズパラダイスでパチリ♪また始まります、バイクストーリーが。弊社の現場で勉強会!私にも後輩ができました(笑)丸ちゃん&松ちゃん。丸ちゃん奥様もご来場。おっさん頑張りますまだまだ!これから厳しいぞ(笑)霞ケ浦を支配地とする友人工務店大竹さんと太平洋の海賊波乗り工務店高浪さんに会いに行ってきました。大竹さんの熱い素敵な新居でパチリ📷素晴らしいお家でした。中身を知ればしるほど。いや素晴らしいのはやっぱり大竹さん。大竹さんありがとう!太田高校同期たちと炭火ステーキクローバーで、ステーキ祭り♪もう食いたくない!ってくらい食いました(笑)みんなどこかアホです(笑)お施主様からもたくさんの真心をいただいております。F様ありがとうございます。S様おめでとうございます!心地よくさせるべきお施主様から心地よくさせてもらっている逆転工務店夫婦です(汗)雑誌取材協力ありがとうございます、T様!皆さん本当にあたたかい協力をしてくださり...。恩返しが生きている間にできるか不安です。私と妻に関わってくださっている皆さま、本当にありがとうございます。人は1人では生きていけない。人一倍さみしがりやの私です(笑)今後も深いところで、熱い絆を結んで。お願い致します。ここでしかできないコミュニケーションを披露させていただきます!コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2023.05.24
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2022年が間もなく終わろうとしています。今年も一年間大変お世話になりました。皆さまのおかげでこうして今年の総括とこれからの未来を描く日を迎えることができました。現場清掃も終わり、先ほど大工さん左官屋さんとお別れしてきました。来年もヨロシク!という気合のにろす一発をぶちかまして(笑)毎年のことですが、有難い出会いをたくさんいただき感謝しかありません。たかが夫婦二人の工務店に過分な温かいお言葉をたくさんいただき、この年末のご挨拶廻りでさらに温かいお言葉と態度で私たちの一年を労って下さるお施主様たち。これ以上の果報者はないと、地球一の幸福者であると強く感じております。何度も言いたい、ありがとうございます。今年は中盤から、とにかく忙しく、まさに心を亡くしそうな勢いでした。そこでもう一回立ち止まって、2人で考える時間をたくさんつくりました。これは俺たちのスタイルじゃない。お施主様たちの工期全て遅延となりました。心苦しいことでしたが、全てのお施主様たちが、全然、ずっとやっててください!とのお言葉を。妻からいつも言われている、お施主様たちの言葉に甘えちゃだめよ!まさに大反省の中に自分たちの在り方を確認できたようでした。年末に来てご挨拶廻りをしながら、車内社内協議をやるのが毎年の恒例です。それは毎年なぜか変化します。理念を持った瞬間から、変わらない私たちでいるってことが哲学なのですが、全てが毎年変わっています。意識、思考ともに、今のままじゃいけない。そのための原点確認が協議となって表れます。不思議なのが、これだけ長く2人で活動しているのに新しい内容ばかりなんです。今年気が付いたのは、夫婦工務店と言っても、考えていることが全く違うってことなんです。お世話になった方々のおかげで今があり、周囲の方々の助けなくば生きられない、その助けを力にして進む私。お世話になった方々のおかげで今があり、でもそれに自分の努力を何倍も重ねて自分自身を創り続ける妻。自信がない私。自信を持つ妻。つまり表裏一体。どちらが表も裏もない。だからこそ日々バトルしながら進めていられるんだろうなぁと感じました。同じ立ち位置で、遠慮しながら助け合いながらやってきたらここまで来れなかったことは確実です。そしてそんな事柄を気づかせてくださったお施主様たちに感謝です。これだけは毎年共通です。来年もさらに私たちらしく、新しい私たちを目指して歩んで行きたいと思います。そしてコミュニケーションを育む住まいの原点である、私たちの大好きなお家を、私たちが愛するお施主様に喜んでいただけるように、幸福になっていただけるように一棟一棟建て続ける。自分たちの速度で、自分たちの足で、自分たちが何もないところから創った道を歩んでいきたいと思います。そして、今年は画像でふり返る田村工業!で行ってみます♪サザンビーチからスタートした一年でした。最高に気持ちよかった。U様の外構工事。気合入りまくりでした。来年着工予定のK様ご家族様をU様のお宅へご案内。OB様たちの真心に感謝した一月でした。S様のお住まいのプレカット工場見学と次男さんネーム記入!ダチたちと久しぶりに飲みました。田村工業ご用達(笑)羆の味噌ラーメン♪冬はこれです!F様新築住宅の地鎮祭。とても気持ちの良い一日でした。おめでとうございます。OB様からのご依頼で、コミュニケーションランドセル家具を搬入。昨日お邪魔したら、すっかりお子さまカラーになってました。いつものマニアックな田村式耐震金物配り!業者さんに大好評です(笑)S様邸上棟式。おめでとうございます、ありがとうございます!取材でいただいたご家族様たちのお言葉は私たちの大きな宝物です。炭火焼ステーキクローバー様の二号店の改装の施工を。いつもご用命いただきありがとうございます。ちなみにこれはbeforeです。行ってきました、家系ラーメン総本山!吉村屋。イマイチ(笑)同じ夫婦工務店様ご来場パート1。A様ご夫妻。夫婦工務店同士でしか分からないことがたくさんあります。妻の説明♪OB様邸見学会。M様ありがとうございます。そして見学をされたS様は来年着工です!DSDD設置は私の役目いや使命。益々進化する換気システム。生涯標準仕様です。構造見学会はじめての断熱施工実演。大成功でした。平野親方ありがとう。T様地鎮祭。7年間田村の家を夢見てくださり、この日を迎えました。来年のお披露目はもう直ぐ。200%で施工を続けます!久しぶりのKIZAKIツーリングクラブ始動!最高でした♪やっぱりバイクはいい!ユーミンのライブ参戦!感動のライブでした。もちろん来年のチケットも入手済です(笑)恩師のお弟子さんたちを招いての現場説明会。いや心の説明会かな?(笑)お三方とは心で語り合える数少ない友です。TAMURAは誇る名迷コンビ。コミュニケーション家具建具はこうしてつくられる。妻の詳細チェックにタジタジの神田クラフトさん(笑)極真空手2級昇進!鍛えてます。おかげで1年を通して体重70k~72kをキープ。筋肉が重くなってきました。来年もやるぜ!お施主様との現場打合せ。図面1割、現場9割。TAMURAの憲法です。いつもご参加ありがとうございました。佐野池田屋醤油ラーメン大盛。お施主様たちともたくさんここでラーメン打ち合わせをしました(笑)私たちの拠り所です。伊香保温泉石段の湯♨私たちの癒しの場です。現場管理はいつも二人で。確認し合うことが大切です。同じ夫婦工務店様ご来場パート2。T様ご夫妻。奥様が主役。夫婦工務店の鉄則です。優秀な奥様Aさんです♪旦那は宇宙人(笑)妻と同じく奥様が設計&企画のパートを。シロが宇宙人に警戒を。プリンパフェ💛これなくして中年スイーツは名乗れない!byアリンガ。私たちの心の故郷である鎌倉へ。紫陽花は心が洗われます。長谷寺にて。OB様O様のお嬢さまがランドセル姿を見せてくれました。会うと、いつもたむらさーん!と元気なハグを。大汗出てくるにろす(笑)セントリコンでお世話になっているK氏。業界次世代を背負う若者です。小川設備さんと現場打合せ。阿吽のコミュニケーションです♪F様邸上棟。おめでとうございます。完成した時に仰って下さった、こんな素敵なお家に住めるなんて、人生最高の喜びです!ありがとうございます。OB様ご夫妻とジャイアンツ観戦。妻の目的はもちろん小林捕手。もちろんスタメンではありません(涙)妻が設計企画したコミュニケーションオーダーキッチンの組立。自身も必ず施工を手伝う。全棟気密測定。全棟VOC測定。オカトミ関口技師にはずっとお世話になっています。夏のツーリング。そして私のNEWバイク構想がムクムクと...。S様完成見学会。内覧中のK様は、いまコツコツと数年計画でTAMURAで建てるべく頑張っています。だから私たちも頑張ります。T様上棟式。本当におめでとうございます!田村工業年二回のIKEA見聞会。参考になりますね~。ソフトクリームが美味い!長岡ラーメン丸喜さん。新たに加わった社食さんです♪店長が素晴らしい。こんな天使たちが。今ではみんな幸せにもらわれて成長しています。今年はFacebookで長年お友達をさせていただている奥様方からのお仕事をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。実際にお会いしたら、あっ!田村さんだ!と言っていただき...。やだぁ変態!って言われなくて良かった....。写真はわたらせ渓谷鉄道近くの現場で、多数の猫ちゃんと知り合う。NEWコミュニケーション号!今後もヨロシク。腫瘍の手術が成功したシロ。よく頑張った。弊社普遍の、ブランディングのきっかけとなった陶器essence。今年もお世話になりました。ダチと焼肉。しかしよく食べる53歳だぜ(笑)四人で4まんえん....涙。久しぶりに妻に洋服を選んでもらう。俺とはセンスが違う....。祝オストコーポレーション吉田社長様。何周年でも感謝なのです。これからもずっとお世話になる。何周年でもおめでとうございます。そして花束のプレゼンターにご指名いただき(涙)このメンバーたちに大感謝です。これからもブランドの本質を探し続け、その真実を探し続けていきます。水曜どうでしょう絵葉書の旅の聖地へ。沼田市。地元でリフォームを。現場がどんどん近くになる不思議さを感じています。今年もお客様をたくさん自宅にお招きさせていただきました。アテンドは常に妻の役目です。今季乗り納め。秩父へ。来年より新しいバイクツーリングステージへ。ナポリタンで出来ている私の体と心。私の血はトマトソースです♪地元のお店に通う。実はこれは本当に大切なことです。石塚さんお世話になりました。暴走族が改心して素敵な商品をつくってくれて!(笑)妻のS様外構デザイン。スーパーTAMURAオリジナルです。外構工事益々極めます。同じ夫婦工務店様ご来場パート3。M様ご夫妻。こんな近くにこんな夫婦工務店が...。私たちと同じ道を進むでしょうM工務店さん。何故なら奥様の目力が妻にソックリ。来年もヨロシク!全てをお伝えしますよ~♪桑田佳祐さんin東京ドーム、ソロ35周年!言葉にならない感動。54歳誕生日、焼肉でお祝いしてもらいました。今年は時間をつくって遠くの温泉にでも行こうぜ!木製玄関ドア。今年もお世話になりました山崎社長さま。床下清掃は私の右にも左も出るやつはいない!鍛えたおかげで、どんどん動ける!F様邸完成見学会。見学会=田村とOB様たちの同窓会💛。本当に感謝です。12月にYKKさんより認定書をいただく。今後もよろしくお願い致します。定期情報誌Feelもいよいよ13年目。毎月発行続けてます。ご愛読ありがとうございます!DSDDフィルター清掃。年末の点検です。セントリコン点検。OB様たちが喜んでくださるのが私たちの喜びです。シロ=兎。モカ=兎。最後に、弊社がLEEに掲載されました。2人でやってきたこと。それはTAMURAという名のブランド。今年一年大変お世話になりました。これは14年前の写真です。完成した展示場にて撮影した写真。初心忘るべからず。いつまでも変わらぬ変わり続ける私たちであり続けます。来年もよろしくお願い致します。感謝を込めて。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2022.12.30
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久しぶりのブログとなってしまいました。今年は更新しまくるぞ!と誓った割には...。思いを実行するのは本当に難しいものです。思うことは誰にでもできますが、その思いをカタチにしたり実行したりするのは困難が生じる。実はそこで困難が生じると考えてしまうことが既に迷路に陥っていると同義なのです。とは、あくまで自己体験を基にしたお話です。かつて若いころ、30歳の頃です。53歳になった今ではとてつもなく若いと思いますが、当時は20代を終えた感があって、なぜかとても焦っていた頃でした。それは当時自分が置かれている立場があまりも脆弱で、何かを変えたい、何かを創り出したい、何かを得たいというつまり何の目標もないのに、何かを!という切望もしくは野望と言っても過言でない得体の知れない恐怖感に囚われていました。それは今後の自分の人生においてターニングポイントとなる時代でした。多くの国家資格を取得しました。それが何よりの早道かと思っていて、思うより動かねばと日建学院さんの甘い誘惑に乗って(笑)29歳から35歳まで毎年国家試験にチャレンジしていました。でもそれは何の解決にもなりませんでした。資格試験とはあくまで自分だけのもの。得体の知れない何かの解決には全くならないと。ただこの時、動けば何かが手に入ると思いました。逃げるためにひたすら勉強をしました。仕事が終わり飯食って7時から深夜2時まで。土日は朝7時から深夜まで。全てに良い結果が出ると、バカは質じゃなく量で行くしかないという掟を知りました。この無機質な動きが起点となって、本当の意味での動くことができたと感じています。それからの5年間は本当の意味での、動くができたと思います。それはきちんとした目標と目的を持てたこと。つまり思いを持てたこと。無機質なあったら嬉しいかも知れない資格試験から有機質な思いと目的を持った動くに変換できたこと。それは非常に苦しいものでしたが、喜びに包まれたものでした。人間てのは、目的を持つと一気呵成に進むことができるんだと。いや、進まざるを得ないパワーがみなぎるものだと強く感じました。自分にとっては何かが目覚めた瞬間でもありました。若い同業仲間さんたちから聞かれることがあります。何から始めたら良いのですか?と。多分それは始めることを始めたいだけなんですよね。それでは動けない。思いがあるなら必ず動けるものなのです。実はこの歳になって、そんな若き頃の自分をふり返る善き経験と大いなる反省を得た出来事がありました。栃木県益子町で開催されたあるセミナーに妻と参加させていただきました。めずらしく妻が絶対に行きたいと。ちょっと早めに行って夕暮れの益子町を散策して、益子焼を愛でて♪講師は村上敦さん。環境ジャーナリストであり、持続可能な低酸素型のまちづくりを掲げるクラブヴォーバンの代表でもあります。そしてお題は、持続可能なまちを創造する~域内循環を高める脱炭素戦略~というものでした。とても難易なお題ですが、講演内容はいたってシンプルでした。地球規模で起きている温暖化は人為的なものであることが確実になったことから始まり、ではそれを改善する社会の在り方とは何かを解説してくださいました。村上さん、10年前に聞いたこときは滅茶苦茶危機感あおりまくりでしたが(失礼)、今はとても優しく分かりやすく。私もすんなりと村上さんの言葉が心に入ってきました。お互いよい歳をとったんだと(笑)(失礼)隣の妻と深く頷きながら、地域の本当の循環の意味そして今を生きる私たちの行動如何が、この後の世代にとっての重要となること。そして何より富の有効な活用こそが地域を蘇らせそしてそれが暮らしやすさになり若者たちが真に生きられる世界になると。私たちも企業理念を持っています。健康・安全・省エネを基本仕様とした住まいつくりを通じて家族が、友人が、地域のみんなが心を通わせる暮らしを提供する。というものです。これは38歳の時に、あることがきっかけとなり、私が原案をつくり、妻が添削訂正問いかけをするという形式で一年をかけてつくった私たちと私たちの会社の理念(憲法)であります。何で高性能住宅をつくっているの?何で耐震が必要なの?何で自然素材が仕様なの?いつの間にか業界の形式にとらわれてしまい、2人で決めた大切なことを置き去りにしていた気がします。ただ単に建築業をしていては、失敗を重ねてきた意味がない。1勝99敗を目指した意味。何より、あの思った瞬間に動けた過去の自分と比べて、もしかすると今の方が劣っているような気がしました。建築と世界環境。それは必ず結びつくものであること。壮大かも知れないけれど、私たちらしく深く考えて実行していこう!と、帰りの車中で大いに盛り上がりました。話は尽きませんでした。妻には妻の夢があり、私にも夢がある。それはこの講演を機に、不可能から可能へと舵が向かっています。そして自分たちの理念の再点検にもなりました。村上さんに大きな感謝を。会場には、同じ志を持つ同業仲間さんがたくさん来ていました。過程は違うけれど、向かう先は一緒です。小さな力が結集していつかより良い社会になる。私たちの思い。幸せな暮らしが良き家族をつくり良き家族が良き近所付き合いをつくる。良き近所関係が良き地域をつくり、良き地域が良き都市をつくる。良き都市が良き国をつくり、良き国同士が良き地球をつくる。全ての原点は家族である。これは15年前に私と妻が考えた理念の骨格です。目指します、頑張ります。理念の名のもとに。あの会場に集まった仲間たちに恥じない自分たちであるように。妻の背中。私の背中。(白髪が増えた(汗)小さなことから積み重ねるのは私たちの専売特許です。今日も明日も明後日も。コミュニケーションは神が人類に与えた最大最幸の武器であるbyにろすお後がよろしいようで♪コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子追伸先日、お引渡しさせていただいたS様のお住まいのIECOCORO掲載用の取材をさせていただきました。S様ご夫妻さま、大学生の長男さま、中学生の次男さま全員ご参加してくださいました。そしてご子息さまたちから素晴らしい言葉をいただきました。雑誌発売になりましたらまた紹介させていただきます。本当にありがとうございます。思いは通じる。そんなお施主様のお住まいを建築できて、私たちは本当に幸せです。ありがとうございます。
2022.10.25
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早くも梅雨明けです。一気に暑さがやってきました。報道では節電を呼び掛けています。でも熱中症には気をつけよと。矛盾していますよね。先ずは自分を家族を守る適切な温度を保ってください。日本人は古来より「我慢」に美徳を持っています。朝の連続TVドラマのおしんが大人気だったのもヒロインの我慢に共感が起こったからに違いありません。確かに我慢は必要です。私もこの歳になって始めた空手で通っている道場には扇風機しかありません。10分動けば、体中の水分が排出された感覚になります。その暑さに耐えながら稽古をするのが強くなるために一歩ですから、これは必要な我慢です。でも普段の暮らしで、環境への我慢は絶対にいけません。そもそも家とは我慢するために存在するのではなく、心地よく暮らすためのものです。そして心地よく快適に過ごすためには温度調節は欠かせません。よく聞く無断房などと言うものはありえません。熱源がなければ暖かくなる道理がない。冷房も一緒ですので、とにかく積極的に温度調節を。守るべき一義は命です。と、表題より脱線してしまいました(-_-;)この歳で空手を始めた!なんてカッコよく装飾してますが、私も妻もまさに今年で54歳です。人生の折り返しをとっくに過ぎて感じることは、健康の大切さです。健康であることが、老いを遅めそして思考の衰えを防止してくれます。いつも快活に明るく生きられるように。まさに本当のストイックさを推進していきたいと思います。そして30年。これは私が建築と言う業種を生業にした年月です。まさに24歳の時にこの業界に身を投じました。でも裸一貫からはじめた訳ではなく、親父が興した会社の後継ぎとして身を投じたのであって、深い思いや思想ビジョンがあった訳ではありません。ただ親の事業の後を継ぐという、何ら変哲のないものでした。世間で後継ぎというと決意みたいなものがあってというのがリアルであると思いますが、私は全くありませんでした。まさに情けない後継ぎです。でもこれはただの運なのかも知れませんが、何で親がそんなことを言ったのか全く不明なのですが。中学生の時に何となくその先の進路を家業を継ぐという思いが浮かんできた時に、普通高校に行けと言われました。それまでは工業高校に行って、早めに専門知識を持った方が良いとおぼろげながら感じていました。でも普通高に行けと。もともとは怠けの遊び気質ですから、じゃその方が楽しそうでいいや!となり、そこに標準を定めて勉強を開始して入学をしたのです。地域の進学校で速攻で落ちこぼれて、何一つ楽しい思い出がなかったのです。男子校だったので、共学が良かったとかもっと楽な高校がよかったとか後の祭りでした。何とか卒業して大学受験を。工業大学系を受験をしましたが、入学したのは総合大学の建築学科でした。つまりそこしか合格しなかったから、選択の余地なしです(笑)当時の建築科は女子があまりなくて、でもここでは落ちこぼれの楽しい仲間ができて、学業そっちのけで遊んでました。理系で遊ぶ。もはや致命的です。留年。周囲の仲間がさっさと卒業するなか、親のすねをかじりまくって学生生活を続けていました。そしてそこでも親からのアドバイスがありました。家業を継ぐなら設計を学べと。強い意志などあろう筈がない、23歳のにろす君は言うがまま、大学の先輩の紹介である設計事務所に入社しました。そこで三年いわゆる修行をして、家に戻ってきました。9年ぶりに戻ってきた地元は何もかも新鮮で、でもいつか惰性になってしまう悪い癖が出てきて。あの頃は何もかもが嫌になった時期でした。自分の実力のなさを棚に上げて、でも口だけは二人前。まさに最低のボンボン後継ぎでした。でもその中で光る宝石は存在していました。自分なりの仕事をして評価をされる喜びを感じることができたのです。それはとても小さいものでしたが、間違いなく貴重なものでした。実は都内の設計事務所に勤めている時に、そんな体験をしていたのです。クライアントさんからお食事をご馳走になったり感謝されたり。建築って実はそんな業種なんだなぁという事に気が付いて。もちろん親とは意見が合うはずもありませんし迎合する気もなかったです。超仲が悪い親子でしたから(笑)そこからは、先ずはしっかり建築を0から学び直そう!と心機一転、29歳から6年続けて国家資格を取得したのです。そして親と大ゲンカして、社を解散してそして妻と二人になって、まさに0から理念をつくりビジョンをつくり、そして今に至ると言う30年でした。そしてふり返って思うのは、親のアドバイスがまさに適格だったんだなぁということです。あそこで普通高に行かなかったら、小さい設計事務所の行かなかったら。とIFを仮定すると、それがなかったら今の自分はなかったと思うのです。工業高校に行って早めに専門知識を得れば、もっと早く独立独歩で歩けたに違いないとは確かに思います。でも建築業に入る前に、今では全く使用することのない一般勉強をできたことに価値があったんだと思います。それが総合大学の建築科に入学することにつながり、建築を学ぶというそれは当時は軽い志ではあったのですが、それを同じくする普通高校から進学した仲間がたくさんできて、それは今でも輝く宝物になっていて。そして小さい設計事務所では、まさに経営をするという切実な問題を体験できたことがその後の人生に大きなものを残してくれました。建築業に携わるなら建築をやるのが当たり前です。でもその前に世間を知ると言う大きなゲートを潜ることができたのはまさに親のおかげだと今では思っています。自分の自分だけの建築を志ことができたのはそれらの体験のおかげであったに違いないのです。資格を取得したあとに出会った方々は今でも恩師であり、本当の建築を今でも教えてもらっています。でもそうなったのは純粋な建築とは違う、まさに脇道を歩けたからこそ、今の私たちの王道が見つかったのだと感じています。あの嫌気満載だった高校生活。でも50歳で久しぶりに再会した同級生たちも同じ思いでいたのだとお互い笑い合いました。そして何よりそれぞれ業種で生きていいて、この歳になりお酒を飲みながらそんな過去の話を笑い話にしながら、今のそれぞれの立場を語り合える驚きと喜びがあります。大学の同期もまさに同じで、大手ゼネコンに行った奴、異業種に行った奴、それぞれがそれぞれの道を歩んだ中で、何かを手に入れ、再会した時に専門的なことなどではなく、まさに経験を語り合える。私の建築家いや工務店の社長としての成長はまさしくそんな存在たちのおかげなんだと思っています。だからこそ自分だけの建築の王道を見つけることができ、真摯に学べる恩師にも出会えたんだと。この30年ほぼ遠回りでした。気が付けば近道などは一切選択せずに、それはノロマで不真面目ではあるのですが、そのおかげで本業以外の貴重な経験がたくさんできたと思えるのです。そして何よりその過程の出会いの中で感謝をするという事を学んだことが私の人生の中で最大の宝となっています。半端に真面目になったり最短ルートを行かなくてよかった。それは成功しているとか失敗したとかの次元ではなく、人として豊かに生きていられるための出会いがずっと続いていることが全てを証明をしてくれています。何とも平凡かつ凸凹過ぎる30年でしたが、あらためてそれら全てが糧になっていて、そしてこれからまた自分の建築に命をかけて向き合える環境に居られることに感謝をさせていただきます。次の建築30年はどんな年月になるのだろうか。それまでの出会いを大切にしながら、新しい楽しい出会いが連発する年月になるに違いありません。そしてしっかり自分の王道つまり理念を極めたいと思います。美味しいものは美味しいという単純理論に導いてくれた味噌ラーメンにも感謝です。それはアインシュタインですら分からないと思います(笑)しかし味噌ラーメンを何杯食べたろうか...。昨日妻と食べた太田市羆の味噌ラーメン。写真は大盛でチャーシュー1枚トッピング💛名店ピリカ無き今はここが一番です。まだまだ食べてやるぜ!建築とは人である!コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2022.06.27
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春から暑い夏の季節がやってきます。降る吹くドン!とは昔からの言い伝え?(笑)まさしく降った後には風が吹きそしてドーンと暑さがやってくる。今年はとても暑い夏の予報が出ています。それ以上に熱くなれば暑さなどいと涼しく感ずるもの。そんな境地の夏にしたいと思います。田村さんはご紹介が多いんでしょ?いいなぁ~。何て事を言われますが、実際は全く多くありません。多いか少ないかを問われればそう答えます。そしてご紹介を多いとか少ないとかで論ずるものではないと考えております。弊社にとっての存続の生命線はご新規のお客様であることはこの15年の歩みが証明しています。だからと言ってご紹介を疎かにしているつもりはなく、心より有難いと思っています。そしてそのご紹介の有難さを通じて感じるのはやはりお施主様への熱い感謝です。お施主様がいらっしゃるからご紹介が生まれる。この方程式だけは崩れることはありません。私たちを一番理解されているのはまさしくお施主様たちです。10年以上一緒に仕事をしてきた私の親以上に私たちを理解して下さっているのは、お施主様たちです。実は今年のはじめにあることを考えていました。もう少し会社を小さいものにしていこうかと。もともと小さいのに何を言ってんだ?狂ったか?なんて声が出そうなのも重々承知しながら。私たちの素晴らしいお施主様たちが、新築住宅を建築するたびに増えていきます。まことに喜ぶべきことであって、しかも私たちの実力以上のお褒めの言葉をたくさん贈ってくださいます。そんなお施主様たちへの対応やメンテなどがおろそかになっては絶対にいけない。と考え導きだしたのが、さらに小さい会社になる思考でした。そこに突然やってきたこと。ウッドショックや木材建材の見えない搬入時期でした。建築業界に30年身を置いてきましたがはじめての出来事に狼狽するばかりでした。そして大きく悩み、自身の自社の在り方を再度考えることにしました。気が付いたのが、俺は何て甘い考えになっていたのだろうか?でした。そしていつの間にか、自分がすっかり守勢になっていることに気が付いたのです。色んなことにビビっていたのです。さらに、お施主様たちからの音にならない声援が耳に宿ったのです。田村を望むお客様のために精一杯やり続けろ!と。実際それに近い叱咤激励もいただきました。TAMURAというブランドを確立するためにこの15年いや正確には20年必死でやってきました。それがやや達成しつつあることにすっかり甘えが生じてしまったのです。最大の反省をしました。そして最大の前向きの姿勢でさらにTAMURAブランドを輝かせる努力をすることを決意しました。全てはお施主様たちのおかげです。そしてこれから出会うであろう素晴らしい私たちのお施主様のために素晴らしい住まいと暮らしを、たくさん創っていこうと。生きてゆくなかでいくつかの転機が必ずあります。この転機は、後からふりかえると多分大きなものに違いないと思います。いや、そう思えるようにしっかり自身の仕事に必至で取り組んでいきます。考えて見れば53歳なんて建築業界では青二才。まだまだ建築青春時代ど真ん中!まだまだ進化できる!基本に忠実に新しい道をつくり続ける。今ではすっかり霧が晴れて怒涛の進撃をしたい気分満載です(笑)と、妻に話したら、君のそれが一番危ない(怒)...。燃える闘魂ではなく静かなる闘志でいきます!(笑)幸いに、弊社の新築をお待ちいただいているお施主様が、弊社の規模に照らしてですがたくさんいらっしゃいます。ひとつひとつ一棟一棟、今できる最大の力で建築を進めたいと思います。基本に忠実に、認定をしっかり取得する。見える財産価値、隠れた財産価値。両方を高めていきます。先日行われた地鎮祭。お施主様T様との記念写真です。T様と出会ったのは7年前。いろんな理由で、建築を諦められた当時。そして前を向いて7年間、夢を育んでこられました。ずっと弊社のファンでいてくださいました。完成見学会にも何回もご来場いただきました。T様が主役になる瞬間がやってきました。輝く舞台をつくるために、私と妻、魂の建築を施工させていただきます。おめでとうございます!いつもの私たちとお施主様のコミュニケーションのご紹介です。お施主様お嬢様たちより素敵なお手紙をいただきました!お施主様のお子さまたちの健やかな成長が、私たちにとって何よりのエネルギーと若返りの秘訣です!以前からお約束していた、お施主様ご夫妻とのIKEA買い物ツアー♪ベリーベリーとても楽しかったです。さらにお施主様との距離が縮まりまりました。一緒にお昼を食べて、一緒に買い物をして。素敵な時間でした。現在建築中のS様との現場打合せです。お施主様との現場打合せは本当に癒されます。見えない心遣いが本当に有難いです。週末はこの現場をお借りしての見学会。弊社らしい見学会にしたいと思います。S様ありがとうございます。お施主様のおかげで私たちが存在する。大きな感謝を持ってお施主様の期待に応えられうように、TAMURAらしさ200%の住まいをつくり続けます!コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2022.04.11
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素晴らしいニュースが続々と飛び込んできます。冬季オリンピックでの日本選手団の活躍。メダル取得だけではない、全てのパフォーマンスに拍手を贈りたいです。高梨選手の涙にはたくさんの苦労がにじんでいました。でも誰もがその活躍は胸に響きましたよね!やっぱりメダルをあげたい!って思いました。それら素晴らしい出来事中でも、特に平野歩夢選手金メダルそして藤井聡太竜王の五冠達成。23歳と19歳の偉業を同じ時間軸で見ることができたのは本当に幸福でした。二回目の競技に、得点が伸びずに怒りの金メダルでした、と話せる分析力の凄さ。最強の王者を破って五冠となった王者は、その名に恥じぬよう、見合った実力をつけていきます、というもはや謙虚などという言葉すらチープに聞こえる態度。新しい時代は新しい人たちによって築かれる。そんな思いに至りました。ある記事に書いてあった言葉。「好きな者は心から楽しんでいる者には勝てない。」まさにこの2人こそ、その通りに生きていると感じました。好きはもちろんのこと、とにかく楽しむ。冷静さを持ちつつも、悔しい時には泣いて失敗した時には悲しんで。でもそれは、もうこれ以上ないという努力をしているから。誰でも届きそうで絶対に届かない境地にいるからこそ前人未到の舞台に立てるんですよね。同じ日本人として、ありがとうという感謝の気持ちです。そして自分はどうなんだろうか?能力はもちろん彼らの1/1億以下でありますが、気持ちは心はどうなんだろうか?確かに建築、住まいつくりは好きです。でも果たして心から楽しんでいるのだろうか?よく分からないのです。施工が始まると緊張感しかなく、お施主様への責任で押しつぶされそうになります。でも、嫌々やっているのではなく、凄く充実していて、ひたすら頑張れる自分がいます。楽しむという面では、私より妻の方が断然楽しんでいます(笑)妻は、自分がこんな家に住んだら楽しいだろう!という観点で仕事に向き合えるタイプなんです。私は全く違う。でもなぜか、二人とも目指すところは全く一緒なんです。不思議です。ただひとつ確実なこと。平野選手も藤井五冠も、自ら心から楽しいなんて言っていない。でもそのように映るのは彼らがそんな風に自然に生きてそしてたくさんの夢と希望を与えてくれているから。しかも大きく光に輝いて。ですから私も、特に形式を意識せずにしっかり今の道を確実に進んでいこうと思います。私たちが出会うお客様そしてお施主様になられる方々は皆さん、田村社長は楽しくお仕事をされていますよね!と言って下さります。私がどう動いているかじゃなく、お施主様たちがそう仰って下さる以上、それがまさしく田村の真実の姿です。それこそが私たちの理念です。理念に基づいて動く進む考える。そしてお施主様たちの言葉こそが私と妻にとっての金メダルです。先日、IECOCOROという雑誌掲載のために取材にお伺いさせていただいたU様ご夫妻さま宅。いつものように、編集長とお施主様の長い長い取材が行われました。そして記事の原案が送られてきました。内容は発売前なので書けないですが、言葉では表現できないくらいの感動でした。感謝の言葉すらチープになりそうな文章でした。理念が全てのスタートとするなら、妻と歩んできたこの14年は本当に価値ある年月であったと断言できます。U様のようなお施主様たちと出会い続けてきた14年。世界一の幸せ者です、私たちは。だからこそ評価やスタイルではなく、小手先のことではなく、ひたすら自分たちの夢と目的に向って歩くだけです。一人の人間として。私たちのビジョンである「幸せな暮らしを伝える」ことを続けます。S様の大きな新築住宅の施工がスタートしました。S様に選んでいただいた御恩をしっかりお返しできるように全身全霊で努めます。そしていつもTAMURAのコミュニケーション家具もたくさんつくります。金物チェックも怠らず。実はこうゆう作業が大好きでして(笑)ビズ一本も間違いがないように図面チェックを続けます。取材させていただいたU様は、いつでも家を第二の展示場としてお使いください!と言ってくださっていて。お言葉に甘えて、何組のお客様にもご見学を体験させてもらっています。本当に有難いです。そしてまた今月も体験宿泊のお客様がご来場されました。再確認できたこと。断言できます。私たちが出会いそしてお施主様となられる方々はまぎれもなく、超超超心の富裕層の方々です。ありがとうございます。私たちは社員さんのいない夫婦工務店です。ですので、こんな素晴らしい体験をいただいていることに感謝をして、それまでのお施主様からいただいた経験を同業の仲間に数年前から伝えています。偉そうに申し訳ありません(汗)そこで、ある後輩くん二人に私の人生はじめての表彰状を贈らせていただきました。じつはこれには理由があって、かつて私もお世話になった方から、ブログを続けたことに対する感謝状をいただいたことがあります。もう15年も前です。小さい工務店の社長だからこそSNS発信は大切だと教えてもらい、何とかコツコツ続けた先の感謝状でした。当時本当に感激した記憶があります。そして次のステップに進む力になりました。私もマネして(笑)やってみようと。でもそれは私が伝えてきたことにしっかり、今の段階で、熱く応えてくれた二人に!という思いからでした。後輩くんたちありがとう。こんなくだらない奴の言葉をよく聞いてくれた。夢に向かって自分を信じて、お互い頑張ろうぜ!次の世代のブランドを持てる工務店の代表として進んでくれ!それはとてつもなく辛く楽しい道だぜ!そしてそれを今度は後輩たちに伝えてくれ!私もまだまだ未熟&発展途上。ひたすらお施主様の幸福のために頑張ります。ありがとうございます。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2022.02.13
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唐突に自画自賛申し訳ありません(汗)2007年1月17日開設のこのにろすのブログが明日をもってめでたく15周年となります。50万のアクセス&日記記入率は13%とどこにでもありふれたブログで、いったいこんなの誰が読んでくれるのだろうか?と今でも思いながらでも楽しみながら継続をさせていただいております。とるに足らないものであってもこうして継続できたのは私自身の成長以上にこのブログを読んでくださった皆さまのおかげであるのは間違いない事実です。はじめてお会いするお客様やお施主様とのお打ち合わせのなかでこのブログの内容が出てくることがあります。弊社のようにご新規の出会いが少ないなかで、このブログが話題になるという意味。それは私の人生にとってとてつもなく大きく貴重なものです。端的に言ってしまうとこのブログは、仕事のためにやっています。私が自営業を営んでなかったら多分このようなことを継続することはなかったでしょう。まさに不純の極みですよね(笑)でもやましい気持ちはひとつもなくて。このブログを通じて、私が仕事としてやろうとしてることを少しでも分かっていただけたらと思いながら続けてまいりました。2007年当時、38歳(若い!)地元材木店さんの薦めで参加させてもらった住宅性能の勉強会。今でも継続して参加させてもらっています。その会の主宰者さまより、おいにろす、ブログをはじめろ。金もない何もない小さい工務店の社長が世間に少しでも名を知ってもらおうと思ったら知ってもらおうとする小さい努力を重ねるしかないんだよ。だからブログをやれよ。と言われました。何も知らない単純な私は、そうか!となり、このブログの一歩を踏み出しました。そして2007年はじめて書いたブログが以下です。「ブログはじめてです。これから何を書いてよいのやら。かなり不安です。がんばりますです。」もうこの短い文に文法もなく、意味もなく、いくら無料のものであってもこれほど意味のないものを公にしてよいのか?というくらいお粗末な内容でした。お粗末さは今も変わりませんが(涙)でも今ではこうして曲がりなりにも、自分の今の姿を装飾なく伝える文章を書けるようになったのはまさに皆さまにこのブログを通じて成長させていただいたおかげです。そして自分の人生を、建築という業態業種を通じて表現してゆくという理念にたどりつけたのもこのブログを読んでくださった皆さまのおかげです。まさに15年の旅の記録と言っても過言ではありません。旅の途中で幾度となく、楽天のブログじゃなくもっとメジャーなところでやれよ!などとアドバイスをいただきました。またHP上でやった方が効果があるよ、などと有難い助言もいただきました。でも不思議と全くそんな気はおきませんでした。そもそもメジャーになるとか、効率を上げるなんてことはこれっぽっちも考えたことはありません。そんなことを考えたら、15年も継続できなかったでしょう。2007年当時の初心である、ブログを通じて自分という人間を知ってもらい、その人間が取り組んでいる仕事を知ってもらう、というブログ理念をコツコツやってきただけなのです。だからこれからもこのブログを通じて、田村という人間が存在する意味を少しでも知っていただけたらと考えております。そしてさらに、私が考える家つくり、暮らしつくりの意味を知っていただけたらと思います。そしてこのブログを読んで、こいつはどんなバカか会ってみたいと思われたら、是非弊社の展示場に私に会いにきてください!(笑)まだまだ書きたいことがあるのですが、これ以上書くと蛇足になりそうなのでやめておきます(笑)そもそも全てが蛇足のようですが.....。今後もこの身がなくなる前の一瞬まで、このブログを続けてまいります。車椅子ラグビーの乗松選手が言った言葉こそがまさに私がこのブログを継続できたエネルギーであったと強く感じています。「報われない努力はあるが、無駄な努力はない」今後も無駄な努力を500%継続していきます!今日は風がなく、お仲間が車を洗車している投稿を見てコミュニケーション号をピカピカに洗車しました。最高に気持ちよかったです♪妻は今年チャレンジする新しい暮らしのコミュニケーションアイテム開発のために、いろんな企業さんから資料を集めています。私たちにしかできないこと。私にしかできないこと。妻にしかできないこと。私たちだからできること。ひたすら続けていきます。ひとつひとつを確実にやめて、無駄な努力をたくさん重ねて。16年目のにろすのブログをよろしくお願いいたします。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子15年分の感謝を。ありがとうございます。
2022.01.16
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本年もお世話になりました。田村工業株式会社一同心より感謝申し上げます。お施主様の皆さま、お客様の皆さま、協力業者のみんな、同業の志を同じくする仲間たちそして腐れ縁の友人、知人そして恩師たち。全ての関わりある皆さまに心より感謝と御礼を贈らせていただきます。今年ほど「自分たちだけでは生きてゆけぬ」という言葉を痛感し再確認できた年はなかったと感じています。いや感じるというより心に染み込んだという表現が適切です。人間としての在り方や今の業務を営む意味も再認識と再確認できました。そして何よりも大きかった原点回帰という私たちだけの居場所の意味。その意味はとても大きなものでした。知らず知らずに疎かにしていることがある。反省と来年も存在し続ける意味にもつながりました。仕事をふり返れば昨年末より今年初旬は自分たちでも戸惑うくらい多くの(当社比)お客様にご来場いただきました。そして間もなくそれは、今後の自分たちが建築業界にて生きてゆく場所が消え去ってゆくことの同義へと変化しました。数値比較の家つくり。それは決して間違いではなく、家の完成度を比べるならば当たり前のことかと思います。そもそも今までこの日本には家つくりのものさしが全く存在しなく、何をもって良い家か?というこの業界の悪しき風習にお客様たちは迷われてきたと感じています。今ではやっと明確な基準ができて、それに合致させる以上の技術が必要になっています。もちろん弊社も、13年前に妻と2人だけの会社体制になった時に誓った理念のなかにある、「健康・安全・省エネを基本性能とした住まいつくり」という起承転結で言えば、起承の部分はまさに住宅性能の追求に他なりません。気密測定・VOC測定を新築全棟測定しはじめて14年。そして本当に安全な高性能とは何か?を恩師と仲間たちと学んで体に叩き込んできました。例えば極力気密テープを使用しない気密施工などは、まさに日本では私は参加するグループ以外では存在しないと思います。テープはいつかは剥がれる。見えない壁内でのことは、理科現象以外では全て未知であると言えます。また数値にも当然こだわってきました。温湿度データとりや今で言うならUA値やC値なども。また適切な時期に巡り会うことができた恩師のおかげで長期優良住宅取得の耐震等級3の標準化も終わっております。でもそれらはあくまで手段です。私たちが考える目的とは、理念の起承転結で言うところの転結部分、「高性能住宅を通じて家族が、友人が、地域のみんなが心を通わせる暮らしを提供する」という、まさに田村工業の最大の肝となる魂の部分こそこの一文なのです。起承の部分でふるい落とされてしまうことに、悲しさともう私は時代遅れになってしまったんだなぁと妻に話しました。妻は何を下らない妄想にひたっているの?あんたバカじゃないの?もう一回、私たちが歩んできた道を確認してみなさいよ!と怒られて....。そして家は数値だけでは語れない。もちろん数値も大切。でも数値に住む訳はではない。私たちが考える基準を越えていて、更に家ではなく住まいを考える工務店はいないのか?という小さいけれど大きな波がやってきました。そこでは私の下らない講釈は必要ありませんでした。数値という手段を越えたところに本当の暮らしがある。これはまさに私たちが歩んできたこの13年の歩みそのものでした。さらに驚いたのが、特別な資料などは渡していないのに初対面もしくは二回ほどの対面で、建築が決まってしまうという、何が起こったのか分からないような日々でした。そこには私たちとお客様たちと共通する大きな目的が存在していたのは間違いありません。家族の幸せを目的として住まいはある。という私たちが考える意義とお客様の意識は完全に合致していました。なぜお客様たちがその大きな意義に気付かれたのかは分かりませんが、弊社に訪れる皆さまの心にはそれが宿っていたのです。ですからそこに細かい説明などありません。幸せな暮らしの以心伝心。そんなことが普通に起こる時代がやってきたんだなぁと思いました。建築を越えたところに幸せな暮らしがある。さらに弊社の特徴である、夫婦工務店をしっかりと求められてのご来場が現実となっています。HPリニューアルで、制作をしてくれた15年来の恩師が言った言葉があります。仲良いだけの夫婦工務店は世の中捨てるほどあります。実はそれは夫婦工務店ではありません。夫婦でやってる工務店です。でも田村工業さんは違う。時には喧嘩をしながらも、常にお互いがギリギリの緊張感のなかで、お施主様の幸せなコミュニケーションをしっかり役割分担しながら真剣に楽しみながら提供している。そして何より青子さんが主役であって、田村社長は脇役どころかエキストラ役であることをしっかり自覚している。まさに日本にひとつの夫婦工務店です。ですからそれを求めて来られるお客様は、もうそこでしか手に入らないものなんですから、他社比較にはなりませんから。それをHPという形に私がつくりますから安心してください。まさにその通りになりました。そして妻が私に言った言葉の意味。もう一回、私たちが歩んできた道を確認してみなさいよ!つまり私たち二人だけの会社になってから、出会って住まいつくりをさせていただいたお施主様たち全てが家ではなく、幸せな暮らしつくり依頼を弊社にしてくださった方々だったと言う原点回帰の意味を妻は言っていたのでした。お引渡し後の雑誌取材でお施主様から語られる言葉は私たちとの出会いの思い出だけ。つまり私たちも私たちのお施主様も、何一つ変わらずに今があり、これからも何一つ変わらずに私たちと私たちだけのお施主様たちの幸せな関係は存在し続けるという気づきが私の魂にぶち込まれたんです。全く不甲斐ない男ですが、それに気づかせてくれたお施主様たちの言葉をしっかり噛みしめる年末となりました。そして更に私の人生という意味でふり返るならそこにあるのは学ぶということの意味の再確認でした。恩師から、田村さんの言葉を後輩たちに伝えてください。から始まった勉強会。勉強会というほどのものではなく、それぞれが一つのブランドをつくるという目的で集まった同業仲間たちの会を今年も数回行いました。それぞれ社の代表。当然私が伝える内容に合致しないものもあります。異論や反論もあるのが普通で、実は私も過去にそのような落とし穴に入ったことがありました。運よく片方の足だけだったので直ぐに抜け出せましたが(笑)そのメンバーの中で、私の言葉を真摯に受け止めそれをしっかり咀嚼して、自分の言葉に変換し次の行動に移そうとする姿勢を持つ人が出てきました。建築能力は私を越えているのに。これは私にとって驚くべきことで、そんな真摯な姿勢こそ実は私が持てなかった姿勢だったです。私が伝えるのではなく、私が教えられる場となったことに感謝できた一年でした。そのメンバーのつくる家を西方見聞録しながらさらにいろいろと学ばせてもらう来年になりそうです。またこの15年、継続して学ばせてもらっている住宅性能の勉強会についてもあらためてその大きな価値への気づきがありました。講師である恩師より15年前にいただいた言葉。基本に忠実に考えそして施工する。でした。今になってその言葉の意味と重さを感じています。そして、お施主様への安全安心の施工とは何か?という自問自答を果てしなく繰り返すことができました。さらにそれをしっかり協力業者さんたちと再確認共有することができました。臨機応変とは違う、まさに筋を通す男の曲がらない生き方を共有できた思いです。学ぶに終わりはありません。来年も引き続き、田村の理念実現のために、理念実現とはつまりお施主様の幸せな暮らし実現の目的のため。貪欲に学んでいきたいと思います。この人は!と感じた人とは積極的にディスカッションをさせていただき、私自身の種にさせていただきます。自分のインスピレーションを大切にして。最後にお施主様たちに守られた一年であったと思います。ブレるなよ。そこはお前たちの居場所じゃない。お前たちをいつまでも見ている。そんな優しくも強い言葉に守られて過ごしてきた一年。私は毎年、その年にハッとなった言葉を手帳にメモしています。それを田村の金言としてまとめています。今年で7年目ですが、今読んでもその新鮮さが分かります。またその年の心境などもふり返ることができる私の宝物です。でも実はそんなハッとした言葉ではなく、常にお施主様たちからいただいたきた言葉こそ金言だったのです。もちろん編集した言葉たちは貴重な糧になっています。その糧のおかげでいただいたお施主様たちからの言葉こそ本当の金言なのです。そしてその金言の元となる言葉を今年も得ました。先月行われた将棋の最高峰タイトル竜王戦。現代最強棋士である豊島九段と藤井九段が、対決終了後に言った言葉。「対局だとかスコアではなく、純粋に将棋の楽しさを共有できたことが本当に嬉しかった。この対局をまだ続けていたかった」結果は藤井九段の4連勝で、新竜王が誕生したわけですが、連勝とか連敗とかよりも大切なことがある。それは将棋の楽しさを伝えること。それができて満足だし、さらにもっと楽しみを伝えたい。という二人の巨人の熱い思いを感じることができる言葉でした。プロである前に人間である。人間とは何だろうか?という究極の質疑を投げかけているようでした。私も、この二人の足元どころか姿を見れる位置にもいませんが、家を建てる意味そして暮らしを持つ意味、幸せな暮らしを持つ意味をお客様たちに伝え続けます。そしてそれに理解を抱いてくださった方々の住まいを、魂を込めて一棟一棟つくり続けていきたいと思います。私と妻が遥か昔に誓った理念のもとに進みます。そして温故知新。ふるきをあたため、新しきを知る。お施主様たちにとっていつまでも変わらぬ私たちでいたい。そして裏切ることなく、自分たちだけの暮らしをその瞬間できる最大の能力で提供し続ける。今年はあらためて、皆さんのおかげで変わらずに変わり続ける本当の意味を教えていただけました。感謝申し上げます。そして良いお年をお過ごしください。来年もよろしくお願いいたします。私たちはいつもお施主様たちと共にあります。そしてボケの田村博、ツッコミの田村青子のスタイルは一切変えずに(笑)(涙)(汗)。大阪漫才を遥かに超えたいと思います(笑)私たちはいつも現場最前線です。現場のストリートファイターとして、協力業者さんたちと一体となって動きます管理しますコミュニケーションします。たくさんのコミュニケーションをありがとうございました。来年ももっともっと皆さまと身近な存在でありたいと思います。私たちの分身であるこのコミュニケーション展示場お待ちしております。私たちはいつまでもお施主様とともにあります。大きな感謝とともに。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子2021年師走 ありがとうございました。
2021.12.28
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今年も残すところあとわずかですね。 いろんなことが起こりましたが、何とか無事に過ごせています。 将来ふり返ると、たくさんの発見があった年と記念されるような気がします。 モデルナワクチン二回目接種後に、無事に高熱が出ました。 身体の殺菌が行われて翌々日は気分スッキリでした。 ところが数週間経過後の謎の腰痛いや腰内部の痛みが発生し、 お医者さんにかかったところ、原因不明....。空手を休んでなるべく安静を 心がけて、回復となりました。 人の体はひとつの基準では語れないものですね。 私も52歳。今後何が起こるか分かりません。 そんな年齢になったんだなぁと深く感じることがあります。 今この時にやるべきことはないか?そんな自問自答をしています。 もっと大所高所から物事を俯瞰したいと思いつつも、 妻から、君は器が小さいと言われ続けています(涙)(笑)私とお付き合いさせていただいているお施主様、OB様たちは 多分いや確実に私が小さい男であることに気付かれていらっしゃるのでは ないでしょうか。 でもだからこそ、少しでもBIGな男になれるように!と思います。 点検等でお会いした時に、田村は男になった!と言われるように 小さい肝を磨いていきます。 そんな小ささ故に、私とお付き合いしている仲間たちもさぞかし 大変だろうなぁと感じています。 幼馴染たちはもう私の性格を知り尽くしていますが、まだまだ お付き合いして数年の仲間たちにしてみれば、お前ごときにそこまで 言われる筋合いはない!となるのは当たり前。 ただ手加減ができない自分がいて、とことん腹を曝して付き合うのが 男のたしなみであるという持論が曲げられないところがまた小ささの所以です。 大きな目的は一緒でも、そこにたどり着く過程は人それぞれ。 そんな意味で、旅の途中で袂を分かった仲間もたくさんいます。 多分いつかは交差することになるのでしょうが、今の段階では 別の道を歩むというまさに人生それぞれという真理は存在するものです。 そんなことを感じるひと時を過ごしました。百年の家という組織から始まり、現在は群馬環境共生住宅+(プラス)という グループにて学ぶことにより私のいや田村工業の家つくりのハードつまり性能は 成り立っています。 講師の岡田先生とも15年以上のお付き合い。それがここのところ忙しいを理由にするという最悪最低の所業にて 二ヶ月に一回の勉強会を休んでおりました。 コロナ禍にて勉強会がZOOMになったというのも一因で、 やはり対面勉強がいい!という我がままもあって。 そんな私の我がままに先生ならびに同窓仲間たちも付き合ってくれて、 弊社展示場にて開催された勉強会。 岡田先生、いつも気密測定でお世話になっている関口氏、いつもの勉強仲間の 深澤氏と齊藤氏(このお二方はZOOM)と私の5人での勉強会となりました。斉藤氏とは久しぶりの接触で、元気か心配していたのですが、しっかり勉強 を継続していて、私以上に大きな知識を身につけていました。 何だかとても嬉しいと同時に、我が身の不甲斐なさを痛感もしました。 岡田先生への私のたまりにたまった質疑から、それへのツッコミと解析。 やはり勉強は本当に大切であり、楽しいものです。 特に私たちは住まいをつくるというそれこそ聖職と言っても過言でない 職種に生きています。 お客様のお家を実験台にすることは言語同断であって、学びのなかで しっかり解析つまり計算されたものしか性能として提供できません。 にろす、今更そんな質問か~などと怒られながらも 基礎に立ち返った貴重な勉強ができました。 空気線図を見ながら、壁内の熱移動や蒸気分圧と言った住まいの理科を 復習できました。 いまや付加断熱は当たり前になっていますが、それは本当に安全な 決まりごとの中で施工されているのか? 屋内から屋外がハードからソフトな素材で組織されているのか、透湿抵抗が 高い素材が外部に配置されていないか? 換気の役割、結露とは、UA値の本当の意味や真のリサイクルの意味など、 たった2時間がとても中身の濃いふり返りと新規の追加知識を得る 時間となりました。 有難いです。望めばこうして学ぶ時間をいただける。 なおかつそれは解析によって裏付けられた、正真正銘の真理であって それらに基づく安心安全をお施主様にしっかり提供できる、 自分にも得られる安心。 先生と勉強仲間に感謝しつつ、理論的に性能を語れるように なれた自分を育てていただいたことにも感謝したいです。 でもまだまだ未熟者。 住まいの見えないところで起こる現象こそ 最初から全て見えていて、しっかり説明できることこそ工務店の 当たり前の能力である。そこに向ってまっしぐらです! TAMURA住まいの性能虎の巻に更に基礎項目が追加されました。 次回からは真面目に参加します! そして仲間と言えども、つくる住まいはそれぞれ個性が 違うもの。安全安心性能の中で、考え方もそれぞれです。 そのそれぞれをお互いリスペクトし合い、生かし合う。 いつかは交わるかも知れないが今はそれぞれの道を進む。 本当に大切なことですよね。真剣に勉強し合うからこそ感じられる それぞれの個性。 住まいつくりの学びは理科や数値の学びだけではなく、生き様の 学びににもなるんだ!と深く感じることができました。 とてもスッキリできた時間でした。 そしてそしていつものように現場報告も。 U様のお住まい現場もしっかり進んでおります。 牛歩のごときですが....。 木の玄関アプローチがデザイン及び施工完了です。 TAMURAオリジナルは本当に素敵です(笑) 田村青子、バッチリ現場躍動中です(笑) 屋根勾配を決めるのに一時間じっくりと。 そこの数センチって変わるの?と聞けば、 当たり前じゃん。とても大切な事よ!と切り込んでくる。 私は常に無言色っぽい♪です。(by工藤静香いや木村静香?笑) そして疲れた今宵は、ちょって贅沢に妻チョイスのお店で 極上パンケーキを。 甘くないパンケーキにスイーツなシロップをそえて、生クリーム をまぶして食す。 まさにプライスレスな時間です。 甘いのは苦手です。ほんのり甘く、カチンとしたテイストを持つ。 まさにこれは田村青子の住宅装飾デザインです。 レッドパインの多様はどうしてもテイストが甘くなってしまいます。 それを青子流にほんのり甘く、カッコよくに変える。 語るまでもなく、お施主様たちはそこを支持してくださって いるんです。 まさにそれこそがTAMURAオリジナル。 他社にない魅力で、実はそこに気が付いて下さるお客様は 本当に極々少数派です。 だからこそそこに気が付いて下さると、それはそれは 濃厚魚貝豚骨の間柄になれるのです。 小さき門を潜ってその先の小さきゲートを潜って私たちに 会いに来てくださる方々。 まさに極上のコミュニケーションをありがとうございます。 コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社 田村 博 青子
2021.10.13
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ご無沙汰しおります。4月に更新したと思ったら、もう9月。いろんなことが起こりすぎて、足りない頭はいつも満載です。ウッドショックによる材料不足そして材料の高騰。それは木材だけではなく、他の建材素材にまで影響が及んでいます。コロナの感染も拡大をしています。正直言うと、この拡大という意味は見方を変えると、拡大ではなく新たなる脅威への恐れではないでしょうか。先週私もモデルナワクチン2回目を接種してきました。何が起こるのか多少の心配を持ちながら待っていたところ、見事に接種の翌日に38.8度まで体温が上がりました。でもこれは体内に入った異物に果敢に免疫システムが稼働している訳でして(あくまで自己分析です(笑)そのおかげで翌々日は体も頭もスッキリとなりました。体温上昇により体内の悪性物は除去されます。人間の体は良くできているなぁと感慨深いものがありました。妻は本日2回目の接種。果たして明日はどうなるか....。余談が過ぎました。新たなる脅威に対して人は恐れるものです。幽霊は存在するの?分からないけれど、それはまだ見ぬ恐怖へとなります。幽霊と一緒にするな!と言われそうですが、都度右往左往するよりも今の現状を受け入れたうえで、自分はどう動くのか?それをこの地球の支配者である人類が、いま問われているのではないでしょうか。ですので、コロナの影響による私たちの業界での出来事についても悩むことはあっても、不平を言ったり文句を言っても始まりません。しっかりと受け入れ、受け止めてどこに自分の羅針盤を向けるのかが大切だと、重要だと思います。そして私と妻の羅針盤はもう14年前から決まっております。大切なお施主様のお住まいのために、弊社の標準仕様に影響が出ないように最善を尽くす。です。それしか出来ないし、それが私たち田村工業の唯一の使命であります。そんなことを改めて気づかせてくれた、今のこの状況に、将来感謝ができるように今を真剣にお施主様のために自分たちのために進んでいきます。お施主様とのやり取りで、お施主様から素晴らしい頂き物をしています。それは私たちが標榜しているコミュニケーションの中から生まれているとの実感があります。住宅建設には必ずついて回るコトがあります。それは不具合です。特に弊社のように自然素材を主とする造りでは避けることのできないコトです。ですからそれに対処するのは当然のことですし、何より自然素材を愛するお施主様たちのために、経年変化と思えるところまでの改善は必要となります。その中でお施主様より「不具合」ではなく「共有」という言葉に変換をされてのメッセージをいただきました。お施主様曰く、「不具合ではなく共有という言葉になればそれは田村さんにとって次のお客様への進化事項になる筈です。」私はこれを聞いたときに、雷で頭を打たれて、少ない脳みそが垂れ流れる思いになりました。何て素敵な言葉なんだろうか。そして業者に対するお施主様の愛情に深く深く感謝をさせていただきました。思えば、お施主様より多くのご厚情をいただき続けています。ここまでこれたのもそんなお施主様たちに育んでいただいてきたからです。今起こる全てのことを原点回帰させて、また新たなる道を創ってゆく決意を妻と立てることができました。感謝のありがとうございますを一万回言います。建築中のお施主様とはいつもあたたかいコミュニケーションを現場にて交わさせていただいております。いつも業者さんにお茶出しをしていただいているお施主様奥様のお父様にも、空間説明をする機会がありました。喜んでいただけました。建築施工を待っていただいているお施主様とは設備のショールームへ。弊社の標準仕様の意味を知っていただくとてもよい機会です。ショールーム見学には私たちは必ず2人で同行します。これら全ての先導役は妻で、私はこうして撮影班(笑)妻からいつも、呑気だね~と言われますが、これも役割分担のひとつだと勝手に思っています(笑)あらためて、ありがとうございます。さて、4年に一回の、今回は5年あきましたが東京2020オリンピック、パラリンピックともに閉会しました。まさか自分が生きている間にこの地球規模の大会がこの日本で体感できるなんて思ってもいませんでした。特に今回は非常事態の中での開催。開催を決行し、そしてそれにまつわるたくさんの努力をされた方々に感謝をさせていただきます。アスリートたちの大きな勇気と活躍そして彼ら彼女たちの普遍の哲学から生まれたたくさんの言葉を聞くことができて、まさに人生の学びをいただきました。とてもここに書き切るものではなくて。私が毎年書いて残している金言手帳はすでに金言だらけで、満載です。そしてそれらの言葉は星のごとく輝いています。昨日閉会したパラリンピックにおいても、最後に素晴らしい言葉を知ることができました。これは選手が言った言葉ではありませんが有難い言葉としてメモさせていただきました。「他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えることができる」です。まさにパラリンピック精神の核の部分ではないでしょうか。それは私にとっても大きな言葉となりました。でもそれは私自身が歩んできた道でもありました。何とかしなきゃ何とか変えなきゃと妻と歩んできたこの10数年。まだ結果は出ていませんが、確実に思い描いた景色を見ることができています。この素晴らしい言葉を反復しながら、パラリストたちのように自己改革を続けていきたいです。そしてそんな思いを抱く年下の仲間が群馬に来ました。そして宿泊をしてくれて、夜中まで語りあってくれました。長年お世話になっているオストコーポレーション代表の吉田氏の先導のもと丸1日間、氏が推薦する人物たちと交流をし、その日の最後に弊社に寄ってくれました。富士吉田市の大工棟梁、代表の梶原くんです。彼とはブランディングを持つ会という仲間たちとの魂の共有会のメンバーです。まさに先ほど出た言葉、自分と未来を変えたい!との熱い思いを持って来県されました。実は私も自身の体験を仲間に語るうちに、他人と過去は変えられないよなぁと感じていました。確かに過去は変えられません。でも他人同士、共通の思いを持てればお互いを変えることができるのではないだろうか?と、ちょっとおこがましい言い方ですが、思えるようになりました。それは梶原くんのような若者に出会うことによって得られた新しい「知」であると感じています。他人も変わり自分も変わる。進化する若者によって自分も進化する。まさにお施主様が仰っていた、共有です。あやゆることが繋がる。人の人生の不思議さを感じています。いま梶原くんは自分を変えるべく四苦八苦しています。私ごときのアドバイスを真剣に咀嚼しています。彼がひとつの結果にたどり着いた瞬間、私も新しい境地を得られると確信しています。その時まで、お互い真剣に真摯に。私もまだまだ未熟者です。お施主様にとっての心地よい幸福をお引渡しできるように信念を曲げずに進んでいきます。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2021.09.06
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新しい年度に入りました。たくさんのことが動き出し、たくさんのことが変わります。その中で、私たちにとって変わらないことがあります。それは「幸せな暮らしを伝える」という人生のミッションです。そしてそれは理念と同様にどんなことが起きても普遍のまま今に至ります。ひとつの暮らしつくりが終わり、そしてそれはお施主様にとっての新しい旅立ち。それは私たちにとっての感謝と感動です。IECOCORO掲載のために取材と撮影。その枠では納まりきれない思いを文章にしていただきました。ありがとうございます。私たちを一番理解してくれているのはお施主様です。まさにそれは理念そのものです。これからも数を追うのではなくお施主様の幸せのみを考えて私たちは生きます。ありがとうございます。以下お施主様の原文のままです。あらためてありがとうございます。田村工業さんとの家作りを振り返って ・家作りのきっかけ家作りのきっかけは、自分があと1年で海外出向する事がわかってきて、海外出向3年してから家作りを始めた場合、上の子は11~12歳になってしまう。上の子が高校卒業して都内の学校に行った場合、家に過ごした期間が人生のごくわずかで、子供の人生を振り返った時、家の思い出が少ないのは可哀想だと思った。それにアパート暮らしのせいで友達を家に呼べない思いもさせたくなかった。しかし、家作りを始めようと思っても、今まで家を作ろうとは考えた事がなかったので、全くのゼロスタートからだった。その為、まず家作りを勉強する為、家作り勉強会から入ってみた。数か所の勉強会に出席したが、主なキーワードは、高気密、高断熱、グラスウールは『悪』で今はセルロースファイバー等の良い断熱材があるから、そちらを採用すべきだった。これらの情報を元に、建売メーカー、ハウスメーカー、工務店を20社以上見学した。それと、見学した情報を自分なりに整理して、どの業者にお願いするのかを見定めようと思った。様々な業者を見学させてもらって感じた事は、各々のカラーがあり、アピールポイントも異なり、断熱材1つだけでも各社考え方が違った。その為、1つの情報だけを鵜呑みにせずに、何社か同じ質問をして、そこから自分なりの答えを出してきた。そうして各社を回って行くうちに、自分達がどのような家が良いかが見えてきて、自然素材が多い、高気密、高断熱、長期保証がしっかりしている家にしようと思った。ただ自分の個人的な気持ちは、一緒に家作りをして、自分達家族も楽しいし、業者さんも楽しくできるWNWINの関係でいたいと思った。そんな中、書店で見つけたIECOCOROの雑誌。群馬には様々な業者がある事を知った。そしてとりあえず、自分達のイメージに近い業者さんをチェックして見学に行った。 ・田村工業さんとの出会いIECOCOROでチェックした業者さんの中に田村工業さんがいた。田村工業さんに電話した当日見学したいと伝えたところ、青子さんが慌てて社長が今不在なので追って連絡します!と自分が無茶ぶりをして申し訳なかった。でもその日の午後に調整して頂いて、見学をさせて頂いた。田村工業さんに着いた時の第一印象は、え?こんなに小さい業者さんなの?だった。IECOCOROを見たイメージと違って驚いた。でも、モデルハウスに入った瞬間、木の優しい香り、2月で風が強く寒い日にも関わらず温かい優しい空気感、アットホーム的な感じが心地良かった。そして、自分は今までの業者さんと同じような質問を田村さんにした。田村さんの回答は、自社のアピールではなく、質問に対しての根本的な事を説明してくれた。どこの業者も、自社のアピールばかりだったが、田村さんは違っていた。田村さんの回答は常に田村工業は○○○の実験、検証、考えのもとで、この仕様を採用しています。と根拠が明確に出ていた。こんな回答をする業者は今までなかった。そして、内容が濃すぎて自分が完全に理解できるまで付いていけなかった。見学の最後、パンフレットを下さいと言ったら、ウチはパンフレットがありませんの回答も初めてだった。(当時はパンフレットが無く、現在は有る)そして、不明点があれば田村さんがすべて回答するとの事で、帰りに手に持っているのは、田村さんの名刺のみ。初めての事だったし、あとから見た業者でもいなかった。笑しかし、不明点は田村さんがすべて回答する言葉になぜか安心感があった。それは初めてお会いした時、しっかりとした回答があったからパンフレットがなくても安心感があったと思う。そこからは、多数のメールやり取りを通して、様々な家作りの裏側を勉強させてもらった。そしてその回答のおかげで、自分達が建てたい家が明確にイメージできるようになり、田村さんからくる返信を見て自分自身がとてもワクワクする感情が芽生えた。それと住宅の奥深さに大変興味が湧いた。後日、メールだけではお互いの意思を伝えきれないと思い実際にモデルハウスでお会いして話をしたら5時間も話していた。でも話を沢山して疲れた事はなく、とても有意義な時間で、青子さんに夕飯まで頂いて肉じゃががとても美味しかった。 ・田村工業さんに決めた理由家作りの業者を決める際、家の仕様(躯体、断熱材、ガラス、換気、企業理念、コスト、Ua値、C値、保証)と採点して見える化を図った結果、田村工業さんは高得点かつバラツキも少なくバランスが良い結果だった。20社以上見ると採点が低い事やバラツキが多かったりバランスが悪い事が多かったが、田村工業さんはそれがなかった。また、採点だけで決めるだけでなく自分達の直感も大事にしたかった。そこで採点の数値が高い業者に絞って、宿泊体験をして最終決定しようと思った。それは数値だけでは見えてこない事が宿泊体験でわかると思ったからだ。宿泊体験をしてみると、担当者の口から聞いた事と実際の住み心地にギャップがある事がわかったが、田村工業さんはそのギャップが少なかった。そして、田村工業さんのモデルハウスは、居心地が良く、換気システムの音が静かで、空気感が良かった。それと妻はおしゃれなオリジナル家具が気に入った事と青子さんと家作りをしたら面白いなと思ってくれて、これらを総合的に評価しても田村工業さんしかないと感じた。田村さんは選んで貰えないと思っていたが、自分達は田村工業さんにほぼ気持ちが向いていた。それと、自分達家族、田村工業さんがWINWINになる関係になると感じた事も大きな要因だった。また、一生のお付き合いが出来るのは、田村工業さんだと感じた事も大きな要因の一つだった。 ・田村工業さんとの家作りについて田村工業さんの打ち合わせはいつもアットホーム。田村さんと青子さんの人柄、家の雰囲気、家ネコのシロちゃんとモカちゃんの影響?で常に自然体で打ち合わせができた。そしてこの打ち合わせからわかってきたが、出会った当初は田村さんが主査役で、青子さんは経理等の補佐役で役割分担が分かれていると思っていた。だが実際は違った。田村さん、青子さんも対等な立場で青子さんも現場に立っている事がわかった。間取り設計も田村さんと青子さんの考えが対等に入っている事がわかった。そして間取りを見ると自分達が建てたい家を正確に再現できているなと感じた。もちろん自分達から希望は伝えてあったが、ギャップが小さかったのは、田村さんと青子さんが自分達家族を見て、どんなカラーなのか観察していたからだと今になって感じる。そして、この間取りの意味が、家が完成した時に住んでみると様々な意味がある事を感じられた。それと家具にも沢山表現されていた。すべて自分たちが感じられていないかもしれないが、住んでみると様々な想いでこの家の間取り、仕様、家具、建具が詰まっているのだなと感じた。ちなみに田村工業さんのテイストはほぼ決まっているが、このテイストが気に入れば他は何も言う事が無い気がする。それは、田村工業さんの仕様はすべてにおいて高性能だからだ。この高性能になる理由については本文章の後半で話すが、すべての仕様において満足できる内容だった。 また、打ち合わせが本当に楽しみで、自分だけでなく家族全員が楽しみにしていた。そして田村さんと青子さんを通して、家族全員が成長できたように感じる。家の在り方、家族の在り方、コミュニケーションの在り方、人との関わり方、様々な事を勉強できた。打ち合わせをしない期間が延びると逆に寂しく感じて、子供達からは、『田村さんの家に行かないの?また、田村さんの家に行かないの?シロちゃん、モカちゃんに会いたいなぁ~』ブーイングが出る程だった。他の業者さんの打ち合わせは嫌だと言うのに、田村さんと青子さんの打ち合わせは違っていた。子供の反応は素直だからわかりやすいが、やはり子供達も自分達と同様に、田村さんと青子さんと交流できる事は居心地が良いようだ。それは、自分達だけでなく、IECOCOROに掲載されているOBさんのコメントや、モデルハウスに置いてある小冊子のOBさんのコメントを見てもその理由がわかる。このように田村さんと青子さんといる時間が居心地良い理由も本文章の後半で話す。 それと、家の買うは建売やハウスメーカー、家を作るは田村工業さんを始めとする地場ビルダーではないかと感じた。また、田村工業さんの打ち合わせスタイルは現場打合せがメイン。それも大変良かった。机上では見えて来ない事が現場を見ると見えてくる。それなので現場は良く見て打ち合わせをさせてもらった。それと、現場を子供達になるべく見せるようにした。家ってどんな風に作られていくのか、家づくりをしてくれる人ってどんな顔でどんな人柄なのか、その過程を見ると、見ないとでは、家に対する思い入れが変わると思ったからだ。田村工業さんの協力業者さん(協力者さん)は、皆さん良い人だった。現場に行って話をすれば気さくに話してくれているし、皆さん自分の仕事にプライドを持っている事がわかった。それは、会社のトップの田村さん、青子さんが自分のプライドを持って家作りの意思を伝えて、ほぼ毎日施工管理してくれているから、協力業者さんも同じ気持ちでいると感じられる。また、ここまで現場を見て施工管理してくれる人も少ないと思う。それは協力業者さんの管理もあるが、設計図では見えて来なかった事が現場を見ると見えてくる事もあるから現場を大切にしているのだと思う。自分の業界ではトップは指示する事が仕事と思っていたり、現場を見に行くことが面倒と思う人が多く、指示だけして現場を見ない人がいるが、モノつくりは指示も大事だが現場を見る事が大事だと思う。田村さんと青子さんは、それができていると思った。それと、田村さんと青子さんは、家作りだけでなく、家作りに関わる諸手続き、挨拶周り、家作りに関わる様々な選択を決めやすくするという、自分達が見えないところでも対応してくれた。そのおかげで、注文住宅特有の色々決め事多かったり、する事が多くて大変だったという事が無かった。それも本文章の後半で書くが、やはり田村さんと青子さんの家作りに対する想いが深いから、自然とこういった対応ができるのだと思う。こういった対応一つ一つが、自分達を含めた安心につながるのだと思う。家を建てる前は企業の大きさや、○○○の○年保証が家の安心だと思っていたが、それよりも業者さんや協力会社の家作りに対する想い、しっかり施工管理して作られた家、きめ細かなフォローが本当の安心だと気付かされた。田村工業さんの家作りを例えるなら、『家族の幸せ』をテーマとした絵を描いているように感じた。田村さんと青子さんが、家族の幸せをテーマに下書きをして、協力会社さんが色を塗っていく。でも色塗りの過程で下書きの補正を見つければお互いで補正していく。大事な最終仕上げは、田村さんと青子さんが仕上げていく。(田村さん→性能、豊かで色鮮やかな暮らし→青子さん)この関係ができていると感じた。絵は下書きも重要だが塗るのも大事。でも下書きがしっかりしていないと塗るのもしっかりできない。しっかりとした下書きができているから、お施主様を始め様々な人が感動する絵が完成するのだと感じた。しかもこの絵はお施主様によって仕様が変わるから世界で一つしかない絵ができる。こんな関係ではないかと思う。それと、見方が変わるが、田村さんと青子さんを例えると、田村さんはサラブレットで、青子さんがサラブレットの力を発揮させるジョッキーのような感じがした。この関係が田村工業さんの強みであり、高性能、空気感が良い、色鮮やかな暮らしに繋がる良い家作りができるのだと感じた。 この家作りの期間、ご一緒に食事や宿泊体験をさせて頂いた。こうやって、家族同士で同じ時間や食事して感じた事を共有できた喜び、この交流で自分達や子供達にとって様々な事を勉強させて貰った。自分達は、家を持つことの意味、コミュニケーションの大切さ、家族の繋がりの大切さ、漠然としていた事にキッカケを与えてくれた。子供達も大人の人と触れ合う事、ネコちゃんを通して動物との触れ合い、こういった世界もあるよっていう経験、とても良い時間が過ごせたし、幸せな時間を過ごす事ができて一生の思い出ができた。 ・田村工業さんに家作りが終えて家作りの完成が近くなると嬉しい反面、田村さんや青子さんとの打ち合わせが減ってしまう事に寂しさがあった。そして家作りが終えて、初めて完成した家を見たとき驚いた。家を作る前のイメージ以上の家ができているし、居心地もすごく良かった。これは、目で見える家全体のテイスト、家具のテイスト、ライトのテイスト、目で見えない間取りや家具の設計、断熱と気密、質感、空気感、が揃っているからだと思う。これは田村さん、青子さん、協力業者さん、一人一人の想いがこもって作られた家だから、ここまで感動する家ができたのだと思う。これは自分達だけが感動したのではなく、内覧した方々も同じ気持ちだったのではないかと思う。お金勘定は嫌いだが、お金をかけた以上の感動がそこにはあった。家が良すぎて自分が住んで良いのかって思ってしまった。それと、会社帰り外から家を見たときの安心感、家に入った瞬間の落ち着く居心地、朝起きて朝ごはんを食べながら見る様々な景色、感じた事のない気持ちが心地良い。また、住んでみる事で、田村さんと青子さんが設計してくれた間取りや家具の理由が見えてきた。更に、自分達家族に合った、家具をサービスしてくれた事もうれしかった。自分達の事をこの一年見てきて、考えてくれたのだと思う。こうやって様々な想いを込めた家を、自分達の人生で一生大事に過ごしていきたいと思う。 ・最後に田村さん、青子さんが過去のお客様にすごく支持されているし、信頼されて、満足しているのか、この一年模索していた。過去のIECOCOROのコメント、小冊子のコメント、みんな支持し、信頼し、安心し、満足していた。その背景は、田村さんと青子さんが、本当に家族の幸せを実現する為に常に考えてくれているからだと感じた。業者選択から様々な業者で聞いた『お施主様ファースト』。口で言うのは簡単だが、実際に行動に落とし込まれていない気がした。しかし、田村さんと青子さんは、家族の幸せを深い所まで追求し行動に落としこまれていた。それは、家作りの過程を見てきてわかった。自分は主に下記を感じられたが、田村さんと青子さんはもっと深い所まで追求しているのと思う。でも、これが過去のお施主様が感動する理由だと思う。 ◆田村工業さんが行動している家族の幸せ・家全体の性能と仕様が高性能・コミュニケーションを豊かにするダイニングテーブルを始めとしたオリジナル家具を標準装備・家の間取り、家具の設計・家全体のテイスト・家作りを進める上で選択しやすい環境作り・お客様の負担を減らす取り組み(諸手続き、申請、金額)・妥協の無い家作り・施工管理者としての意識・家作り以外での触れ合い・あくなき探求心と向上心(常にアンテナを高くしてより良いものを探している)上記がすべて家族の幸せに結びついている。こんな素晴らしい工務店に出会えて本当に良かった。人生は、色んな巡り合わせで回っているが、このめぐり合わせが自分達にきてよかった。家は一生物と言うが、自分達にとっては、家の事、家が完成するまでの過程、今後のお付き合い、すべてが一生物だと思う。家作りを通して、こうやって様々な事を書けて良かった。最後に、自分達の一棟を作るのに携わってくれた、基礎の関矢工業さん、設備の小川さん、大工の平野棟梁、平野お父さん、かずくん、レッカーの斎藤さん、大工手伝いの木村さん、外壁の金子さん親子さん、コーキング小島さん、電気工事の仲田さん、左官の森田兄弟さん、板金の櫻井さん、家具の神田クラフトさん、外構の大澤さん、自分がお会いできなかった協力業者さんに本当に、本当に、本当に感謝です。 家族全員、皆さんで作って頂いた家に大満足しています。こんなに感動させて頂いてありがとうございます。そして、自分達に続くお客様達を自分達のように感動させてあげてください。家族共々、一生のお付き合い宜しくお願いします。 武藤 克也ありがとうございます。これからも末永くよろしくお願い致します。私たちはいつもお施主様と共にある。この思いをいつも心に持って暮らしつくりに邁進します。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2021.04.20
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4月新年度。今年もこれで1/3が過ぎました。まだまだいろんなことが起こりそうですが...。建築業界もいつもと違う商品の流れであったり建材の値上げであったりと変化が起きています。見方を変えれば、今後もこんなことが簡単に起こるという教訓になっているようにも思います。今までの常識が常識ではなく、常識でなかったものが常識になったりで。でもそれは直ぐ先のことが未確定であると同様に普通のことなんですよね。未確定な未来があるからこそ努力をしたり苦しんだり楽しんだりすることができるのではないかと思います。ただ何かを模倣してやっていくことは難しい時代になっているように感じます。だからと言って、人と違うことをやってもそれだけでは誰も評価をしてくれない。いつまでもずっと同じ場所にいて同じことを繰り返してしまう。私たちのような超極小零細会社にとってはそれは絶対に踏んではいけないエリアです。かと言って奇をてらうことは嫌い。つまり我がままなんです。私的な思いであるという枕詞をつけて語るなら。その我がままを通そうとするならそれなりの覚悟が必要ですし、きちんとしたコンプライアンスを持ち、国家資格や公的認定をしっかり取得するという前提がないといけないと考えています。そしてしっかりとした理念という会社の憲法を持つこと。決まりがなければそれはただのカンでしかない。強気で生意気な発言ですが、私たちはそんな思いで生きてきました。そして一番大切にしていること。お施主様ファースト。お客様ファーストではなくあくまでお施主様ファースト。またまた生意気発言ですが...。でも私たちにとってはここまでやってきた根本を成すものであります。そしてそんな思いを実現するために今のスタイルが出来上がりました。いつも口にする夫婦工務店。これはご夫婦で営業されている他業種さまも含めて、実は失礼な言い方なのかも知れません。しっかりと夫婦で運営するという目的があっての会社運営とは違い、歩く道をつき詰めた結果、私たちが選んだのが今の田村工業の夫婦運営スタイルなのです。それが結果として夫婦の工務店になったのです。ですからとにかく慣れ合いはなしです。お互いを褒めたたえることは論外中の論外です。常に第三者的な視点でお互いを指摘しあう。ですからほぼ喧嘩ばかりです。信頼という名のもとに疑い合うからこその喧嘩です。お施主様ファーストの証がそれらなのです。でも決して貶め合うことはしません。公私ともにほぼ仕事の会話のみ。でも突然、今日は洋服を爆買いしよう!とか今日はお肉を食べに行こう!とか突然話が変わります。つまり目的がお施主様ありきのお施主様ファーストなので、その他は刺身のツマの如きものなのです。でもそんなスタイルになれるのも、全ては出会えたお施主様たちのお人柄のおかげなのです。これだけ自由にこれだけ個性を発揮できるのもお施主様たちが私たちのスタイルを許容してくだっさっているから。そうなりたいとの希望を持ち続けたらからそうなったのか運であるかは分かりません。多分運だけなのかも知れませんが。鶏が先か卵が先かってお話になってしまうのですが、それを解析しても仕方ありません。信ずる道を進むために心地よく進むために迎合せずに仕事をするためにTAMURAスタイルを貫くためにお互いの能力が最大限発揮できる方法を探して、探して無ければ開拓し続ける。そしてぶつかり続ける、切磋琢磨し続ける。それこそがコミュニケーションを育む住まいと言うコンセプトを維持発展し続けるエネルギーになっています。そしてそれがTAMURAパートナーシップです。これからもそまま一切ブレることなく進みます。13年前にはじめてつくった私たちがつくった私たちだけのスタイル。それは今でも全く変化はありません。「家族のコミュニケーションはダイニングでつくられる」多くはつくれないけれど一つ一つ命をかけてつくり続けます。余滴。おかげさまで、極真空手白帯から青帯飛び越え黄色帯になりました。60歳までに黒帯を取得するという目的はブレていません。健康第一そして強い男を目指して励みます。健康ある暮らしを提供する者は健康でなければならない。私の人生訓です。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2021.04.02
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三月も間もなく終わり、新しい年度を迎えます。 今の時代、季節と言うより今置かれている状況や年度と言う単位に しばられているように感じていて、実は自分もそんな流れに身を任せて しまっています。やることがたくさんあって、その重要度は全て重要なもの であって、どれから手をつけた方が良いのか逡巡している間に月日が流れて しまうという悪循環を自ら作り出してしまっていて、そんなことを 毎年繰り返して。 まさに進歩のない人生です(涙) それを自覚して次に生かすということを努力する新年度にしたいと 思います。思うといういうより決意か...。 またこの年度末は別れとそして新年度の出会いの期間でもあります。 弥生=いよいよという、新しい出会いを期待と不安で待つ期間でも あるのだろうと思います。 別れがあれば出会いがある。出会いがあれば別れがある。 実はこのお仕事についてからというもの、別れというものには 遭遇していません。 受注でフラれたことは数多くありますが(笑) ご家族様と出会って、住まいつくりを依頼されそしてつくって 暮らしてもらう。まさにずっと関係は続くものでして、つまり出会いが ずっと続くのが住まいつくり暮らしつくりをするものの宿命であり、 それは短い人生の中において、そんな業務に携われることを、 大きな責任を背負いつつも、大きな幸運であると強く思うのです。 そんな思いをこの三月も経験することができました。 一年前に出会いそして暮らしつくりを依頼され、月日が流れ 今月無事にお引渡しができたM様のお住まい。 先月には久しぶりの完成見学会も開催させていただきました。 完成し、最初はお施主様ご家族ご親族のみなさまにご見学をして いただくのが私と妻の流儀です。 はじめて見る触るお住まいなのに、慣れ親しんだM様の空間に 早くも変身してしまいました。 素敵な家族のコミュニケーションダイニングテーブル。 私たちのつくるお住まいに必ず付属する主役のアイテムです。 そしてその日の夕方にまた寄っていただいたM様ご家族様との記念写真撮影。 時にはその責任の大きさに悩むこともありましたが、 こうして笑顔で喜んでくださるご家族様の様子を拝見すると、 本当にこのお仕事ができて良かったなぁと思います。 何よりも、M様のお嬢様たちが嬉しそうにお家のなかを駆けまわる姿をみて、 先ずはその責任のひとつを果たすことができたことに安堵をしました。 これから長く続くコミュニケーションある暮らしを、楽しんでいただけたらと 願っています。 でもそれは楽しい時ばかりでない、凸凹した人生の道を、苦しい時も ご家族様全員で協力しながら進んでいただきたいとの願いも含有しています。 その中でこのお住まいこそ、家族みんなの活力を生む場所であるように 私たちが精魂込めてつくった空間がいつまでもご家族様の大きな 支えで在り続けてほしいと思うのです。 感謝とありがとう。出会えたことが幸運であり、出会いが大きな幸福に 発展したことがさらに大きな幸運であると思います。 M様、新しいこのコミュニケーション空間で新しい家族の姿を つくっていただき、いつまでも幸せに暮らしてください。 ありがとうございます。 そして 遅れてしまいましたが、U様のお住まいも建築が開始されました。 またもやいろいろと遅れてしまいましたが、遅れたことによるプラスの要因も 重ねることができました。 工期は当然大切ですが、今この瞬間にしか出来ない一期一会をしっかり 大切にしていきます。 建築は工期が大切なのではなく、思いをいくつ重ねられるかが大切であるとの 私たちの持論をしっかり具体化していきます。言い訳ぽくてすみません..。 U様ご主人様奥様、今後も気合を入れてなおかつ慎重に自分のできる最大限を カタチにしていきます。今後もすえがなく永遠によろしくお願いいたします。 大規模リフォーム中のN様のお住まいもいよいよ佳境に入ってきました。 リフォーム工事の経験は少ないのですが、私たちが目指すのは単純な何かを新しく するだけのリフォームではありません。 私たちが目指すのは新築でもリフォームでも変わりはありません。 あくまで家族のコミュニケーションを育むための空間つくりです。 その大きな目的のためにはたとえ大きな時間がかかっても、しっかりと 創りそして生かすというルーチンを繰り返します。 いつもの妻の必殺メジャー計測です(笑) 彼女なりの黄金比というものがあり、それが弊社の心地よい空間つくりには 欠かないものになっています。 そしていきなりですが.... そんなTAMURAスタイルを網羅した新しいホームページが完成しました。 コミュニケーションを育む住まいというコンセプトを私たちと一緒に つくってくれた真柴さん、TAMURAのロゴデザインをはじめたくさんの コミュニケーションデザインをしてくれた渋谷さん。 私たちを理解してくれているお二人につくっていただいたホームページです。 このホームページとともに新しい気持ちで、今をこれからを 駆け抜けていきたいと思います。 そして最後に 先ほどお話させていただいたM様のご主人様より お引き渡しの夜に素敵すぎるLINEでのメッセージをいただきました。 お断りなしでの投稿になってしまいましたが、M様ご容赦ください。 私も妻もこの言葉をいただいた瞬間の感動は忘れません。 私たちはいつもお施主様とともにあります。 そして 私たちはいつもお施主様のために生きます。 今もこれからもよろしくお願い致します。 そして感謝申し上げます。 ありがとうございます。 コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社 田村 博 青子 私たちと私たちの魂は私たちを認めて下さった施主様たちと一生ご一緒に 歩かせていただきます。
2021.03.29
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と、自分自身に強く言い聞かせる....。時間は有限、自然は無限。いや自然も有限かも知れません。そんな自然と同化して飛んでみたい!などと下らぬ妄想に日々とりつかれております(笑)こんな人間がお客様の大切なお住まいをつくらせていただいている。お施主様たちも心配であると思います。私の十数年前からの持論。どんな形であれ、完成してお引渡しをして暮らしていただいてはじめて本当の安心と信頼は生まれるもの。その信頼をいただくために、泥に這いつくばってでもコミュニケーションあふれる良い暮らしをつくらせていただく!この気持ちは何ら永久に変わりません。伊勢崎市M様のお住まい。外壁の左官工事も終わりました。素敵な白カラーがまぶしいです。ここはゲレンデか?と勘違いするほど。内装も同じく左官職人の森田さんが丁寧に施工をしています。これはまだ下地段階。外装は4層、内装は3層の重厚な下地つくりです。ここにも安心安全と言う弊社の思いが詰まっています。協力業者さんたちの言葉に耳をかたむけ、そしてその良し悪しという意味ではなく、何がお施主様の幸福と健康に通じるのかを考えて決断する。その役目は私たちしかできないこと。尊い施工を完成まで重ねていきます。いつも通りの現場打ち合わせコミュニケーション♪とても楽しく気持ちのいいお時間をいただいております。会って話してコミュニケーション。こんな秘密の細工もあって。妻の発案そして設計施工のコミュニケーションアイテムです。その正体は、今月末の完成見学会で!間もなく皆さまの元に案内をお届けさせていただきます!そしていつものお仲間とのコミュニケーションもしっかりと。同業お仲間の中澤さんが建築されたカフェにいってきました。素敵な木の看板。そして何より素敵な自然素材いっぱいのランチ。時間がゆったりと過ぎゆく心地よさをいただきました。中澤ご夫婦様に感謝です。そしてやっぱり私たちはいつものランチ💛今年は新規新店開拓もたくさん挑戦します。新年一発目はとんこつラーメン🍥ちょっと私たちには濃かったかなぁ~。金鉱にたどり着くまでには、チャレンジが必要です。常に失敗を重ねてきた私たちはどんなことがあってメゲません!(店主様、失敗作と言う意味ではありませんから)次のラーメンを目指して、旅する工務店は今日も未開の荒野を進む。と、やっぱりうどんもね(笑)上州粉文化は永遠なり♪田村工業は麺とともにあり!でも塩分をしっかりコントロールしておりますから、ラーメンは週一回、うどんは週二回という自社憲法が存在します。健康なくば良い家はつくれない。このポリシーは絶対保持保存キープ!そのために空いてるエリアを探して久しぶりに温泉へ。中澤ご夫婦のエリアに乱入です。倉渕の日帰り温泉、合間川温泉へ。濃厚な湯でした。上州はまさに夢の温泉郷ばかり。何はなくとも温泉あることろに田村夫婦は在る。何とも贅沢な一時をいただけました。そして帰りは、偶然見つけたうどん屋さんへ。そしてやっぱり田村家定番カレーうどん!ふつ気が付くと、このお店もご夫婦経営。ご主人がつくった熱々のうどんを奥様が運んでくる。胃も心も腸までも温かくなりました。私たちも常にお施主様が温かいお気持ちをもっていただける存在でありたい。工務店である前に、人としていつも真摯でそして不器用かも知れませんが真面目に生きていきたい。そう強く願いつつ、しっかり変わらぬ生き方を実践をしていきます。食べ物ネタで終わっては建築家のはしくれの名がすたる!と言ってもまたもや妻の企画がカタチになっています。小学校にあがるお嬢様のために。ほんの少しの空間を利用して、コミュニケーションサイクルポート!before。after。美しい天然木の自転車置場が生まれました。ここで楽しい自転車とのコミュニケーションを育んでくださいね💛一応、一式12万円税込!くらいでできます(笑)今月も、私たちしっかり何とか普通に生きています。それはとても幸せなことなんだと感じています。全ての皆様にありがとうございます!月末は空手の進級試験です。毎晩気合の型練習。それを見て爆笑する妻。まさに変わらぬ夫婦です。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2021.02.03
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本年もこのにろすのブログを読んでいただきありがとうございました。このブログも来年で14年目です。継続こそ命という意味を深く感じた1年になりました。こんなことをやって何になるの?何てことを自問自答をした時も正直言えばありました。でも今ではこのブログも、私たちと皆さまをつなぐひとつの大きな架け橋になっているように感じます。ひとつひとつの言葉に命を灯す。何もないところから私と妻ではじめてそして少なからず歴史というよりも足跡を残せることができた幸福を感じる次第です。その幸福は皆さまが与えてくれたものです。全ての邪念を排して新しい気持ちでまたこのにろすのブログを続けていきます。そして再度今年もありがとうございます。私が書くこのブログやSNSを通じてそれをどこかで探されて見ていただき少しの興味を持ってくれてそれが縁の始まりになって私たちの展示場にご来場いただく。この展示場と私たちの自宅にたくさんのお客様をお迎えすることができました。そして私たちが目指す暮らしのカタチを見ていただくことができました。こんな時代にも関わらず、こうして私たちのコンセプトに耳を傾けていただき感謝しかありません。まさにそんな小さなコミュケーション方程式が少しずつ動き出した1年になったような気がします。今年もたくさんのコミュニケーションをありがとうございました。自宅でもたくさんのお打ち合わせをさせていただきました。こんな私たちを選択していただき、一生の宝物となる住まいつくりのパートナーに選んでいただき感謝申し上げます。私たちのいつもと変わらない普遍のスタイル。妻が描くオリジナルコミュニケーション家具を家具工房で丁寧に作り上げる。そして現場ではいつもの通り、血の通った打ち合わせを協力業者さんたちと行う。コミュニケーションこそが全ての原点であり私たちの全てです。私たちがつくりたい住まいそして暮らし。こんな写真がありました。次男が中学生の時に仲間を集めて行ったBBQ大会。妻が設計したレンガでつくったBBQ台でみんなでわいわいと。今年就職した長男が大学の仲間たちを自宅に呼んで妻がつくった朝食をみんなで食べる。こんなコミュニケーションが確実に存在することを私も妻も自身の実体験で知りました。それぞれが部屋のこもるのでなくみんなが集まるダイニングで、仲間たちと遊ぶ。こんなオープンな暮らしをこれからも提供していきます。今年も私たち自身のコミュケーションをしっかり楽しむことができました。妻は今年もフラダンスを。私は中学生の時に読み込んだ憧れの漫画空手バカ一代に触発されてついに極真空手の門をたたきました。私たちのリフレッシュ、日帰り温泉(伊香保石段の湯)。いつもの味噌ラーメン。いつものスィーツ。お施主様の大きな貴重な財産をつくるという緊張感を常に持ちながらもその一瞬一瞬を楽しめるように、二人のコミュニケーションを続けます。今年1年本当にお世話になりました。来年もまた新しい気持ちで、そして変わらぬ私たちで正直に真面目に楽しく頑張っていきます。残り少ない2020年を最後まで突っ走ります。おまけ我家の福猫(?)シロとモカにも会いにきてください♪コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子ありがとうございます!
2020.12.26
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今年もいよいよカレンダーが残り一枚半となりました。 今年は私たちにとって大きな変化の年であったと感じています。 あっ!すみません...。 総括はまだ早いですよね。 時代は刻々と動いています。 予想もしなかったこともふりかえると経験になるのでしょうね。その経験が糧になる。 まだまだ私たちの歩みは続きます。終わることはありません。 M様の現場はいよいよ断熱施工です。 いつも赤いマシーンが設置され、 断熱材の切断開始です! そして さらに大型カッターにて直角に切断します。 全ては弊社現場の決まり事に従って進んでいきます。 そして壁の中にしっかり充填。 弊社の標準仕様はこの14年全く不動の高性能グラスウール16kgです。 このお住まいは、お施主様のご希望により20kgの高密度のものを 採用させていただきました。 山と積まれた断熱材は迫力満点です! 赤いお刺身を切るように大工さんが切る(笑)まさに新鮮なお刺身です(笑) 次は防湿施工です。0.2mmのシートをしっかり曲げずに、タッカーを なるべく使わずに使用します。 妻もお手伝い。 コンセント廻りの気密は、今回初登場のウルトさんの気密テープで。 材木店さんから素晴らしい材料をご紹介いただき、またひとつ弊社の クォリティーがあがりそうです。 ありがとうございます。 そして このお住まいをおかりして、約4年ぶりの 構造断熱気密見聞会を開催させていただきました! やめた理由は、参加者様がいなかったから...。 でも本当はあきらめずに続けなくちゃいけなかったと反省しきりです..。 でも今回はお施主様お客様の後押しがあって。 結果は大成功でした。 今まではあまり着目されなかった弊社の施工技術でしたが、 今回はそこをしっかり見聞していただくことができました。 デザインや装飾や素材はもちろん大切です。 弊社も無垢のパイン仕様のオリジナル家具や床材そして キッチンなどもたくさん創作しています。 でもそれは住宅性能と言う基本基礎があるからこそだと ずっと考えてきたこの10年でした。 そんなかくれた決意をご理解いただける皆さまとお会いできて こんな幸せなことはないと感じております。 あらためてこの場をかりて 会場としてこころよくお住まいをおかしいただいたお施主様M様 とご参加いただいた皆様に大きな感謝と御礼を申し上げます。 見聞会前日の予行演習に、このお住まいのお施主様がつき合ってくれて。 当日用ののど飴その他のご提供を...。ありがとうございます。 3回の分けての開催でした。 7組18名様のご参加をいただきました。 熱く暑く厚く語らせていただきました! そして多くの好感あるご感想もいただけました。 再度ありがとうございます! まさに私たちの現場で私たちの個性を発表できた幸福を 大きく感じることができました。 アウトプットの大切を再確認できました。 私自身本当に勉強になりました。 私たちは本当に幸せ者です。 たくさんのお施主様そしてたくさんの業者さん、材料屋さんから 心ある応援をいただいている。 今この時をを必死に頑張って生きます! 換気システムを設置しました。 いつもの定番DSDD第3種換気システムです。 CO2センサーもついて機能万全です。 弊社のデザインは全て妻の監修です。 微妙な設置寸法などを調整します。 いつもお世話になっている外壁工事の金子さんの息子さんが初登場!若干18歳。 お父さんは厳しい?と聞いたら、 いえ、とてもやさしいです。 と。 素晴らしい。私みたいな小さい人間には無理です(笑) これからも現場をしっかり頑張ります。 現場だけではなく、全ての関係者様のために! そして 私ごとではございますが、 妻との結婚25周年銀婚をむかえました。 記念に、私がコツコツためた豚さん貯金箱から強制的に 引き出した$で小旅行を。 はじめて星野リゾートさんに宿泊させてもらいました。 その充実したサービスに驚きの連発でした。 心地よい一夜を過ごすことができました。 また同じサービス業として、見習うことがたくさんありました。 うちはこうしよう!という新しい試みを2人で話すのが 最高の楽しみです。 軽井沢で朝食を食べて。いつもの美味しい朝食を。 妻の希望でガーデニング勉強も兼ねて実地研修視察です。 いつもの軽井沢アウトレットへ。 LLビーンでダウンを買ってしまった...。散財..。 ここは妻のもと職場。もちろん昔はアウトレットはなかったです(笑) 西武ショッピングセンター(旧名称) 星野リゾートアルプス界へ。 その趣は素敵な素朴さがありました。 次の日は小布施へ。 小布施は栗の里。 その前に、葛飾北斎の天井画を。これは撮影禁止なので...。 ちょっと秘密で(笑) 栗の里小布施堂の伝説のモンブランを! 整理券発行の長蛇の列を潜り抜けて無事に食せました! 最高のモンブランでした。 大きなモンブランを2人でシェア♪ そして旅の〆はやっぱり峠の釜めしです。 これも変わらぬ素朴な味わいです。 まさに変わらずに変わり続ける。 私たちが目指している桃源郷はいつもそこです。 お施主様が現場に差し入れてくれたお菓子です。 いつも本当にありがとうございます。 2人で歩んできた道。 コミュニケーションを育む住まいとして10年。 夫婦として25年。 そして これから次の 10年へ。 今までの自分たちを忘れずに 新しい自分たちを探して目指して進んでいきたいと思います。 今後もよろしくお願いいたします。 コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社 田村 博 青子
2020.11.15
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ちょっと意味深な題名でして....。ちょっとその前に!日々妻に牛耳られている私もたまには自己啓発をしています(笑)以前1年間材木店さん主催の構造塾という勉強会に参加させていただいた縁と毎度おなじみオストコーポレーションさんが主催という縁が重なっての今回の講習及び上記資格試験受験の運びとなりました。耐震等級3は今では弊社に欠かせない標準となっています。その復習そしてそれを持つ意味をしっかり復習してきました。もちろん試験結果は分かりません(涙)講師の佐藤先生とは、弊社展示場で「伝える」講座を開催していただいた深いご縁をいただいております。妻の佐藤先生評は、人たらし(笑)※先生すみません。でも天下人秀吉も人たらし..(笑)いつもながらのスムーズで聞きやすい講義でした。愛妻弁当も程よい腹八分目。何よりの収穫はその後の懇親会でした。いつも励まし合い、勉強し合う仲間たちと佐藤先生を囲んでの懇親会。運転あるのでノンアルコール。ゆえに真剣に建築を語り合う時間になりました。その中で先生からたくさんのアドバイスをいただけました。これからの業界のこと。工務店が生き残るための方策など。とにかく午前午後夜とトリプルで学びになるという奇跡でした。色んなことが心に残りましたが、帰宅して妻にアウトプットをするうちに、頭が?になって....。いろんなことにチャレンジしなくちゃいけないけれど..待てよ。何でチャレンジするんだ?何が目的だ?あれ?そう言えば私たちは何者だ?となぜかそんな超原点回帰をもよおしました。そして題名の言葉へ。私たちは大きな使命を自分たちに課しています。それは三者の評価どうのこうのではなく、私たちの暮らしつくりの原点そして目的。「幸せな暮らしを伝える」じゃ幸せな暮らしって何?それは「家族の良好なコミュニケーションある暮らし」そして「家族のコミュニケーションはダイニングでつくられる」まさに私たちがこの十年培ってきた思いを呼び覚ますことができた良い機会になりました。佐藤先生、オスト吉田さんにあらためて感謝申し上げます。そして今日も明日もお施主様のためにお役に立てるように、ひとつひとつの課題をクリアしていきます。そしてそんな私たちの思いをSNS上で感じてくれたお客様が宿泊体験に来場されました。私たちの暮らしを感じていただくにはオリジナルダイニングテーブルに座っていただくのが一番です。ありがとうございます。心より感謝申し上げます。お弁当のお礼に妻にラーメンおごりました(笑)ただ私だけ野菜あり....。久しぶりに私の両親と四人でお肉を食べました。こちらはおごってもらいました(笑)私たちの周囲はコミュニケーションであふれています。そしてそのコミュニケーションを形にするための家具や建具がたくさん生まれています。試作から実施施工へ。夢を形にする。お施主様の玄関ドアをTAMURAオリジナル木製ドアにチェンジです。すごく喜んでいただけました。お施主様の笑顔は私たちの極上ビタミン!お施主様の安心は私たちの太陽!私たちの人生はお施主様の幸せのために存在しています。コミュニケーションを育む住まい。それは私たちの魂です。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2020.10.25
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天高く腹肥える秋。秋になりました。季節を特別に意識することなんてなかったのに、歳を重ねると季節が巡ってくる有難さを強く感じます。季節が巡る。なんてすばらしいことなのでしょうか。その季節でしか味わえないもの、出会えないものが確実にあります。四季ある日本が大好きです。ただ危険なのは、この秋から冬そしてお正月にかけて食べ物がどんどん美味しくなること(笑)例年では、ここから目方を増やす準備に入り、秋の味覚を楽しみ忘年会で鍋を楽しみ、お正月におせちと餅を食べてフィニッシュ。体重は+8kg。でミッション完了みたいな....。お前は熊さんか!(笑)さすがに加齢による体重増加はまずいですよね。そもそもお施主様の健康を守るための住まいをつくる側が不健康ってのは有言不実行もいいところです。お金はなくとも(笑)心身健康そして明るく生きるが私たちの使命です。妻は一年以上前からフラダンスそしてカキラ(ヨガの一種)に通っています。私も今年の二月から通い始めた空手。コロナで道場閉鎖の時期もありましたが入門以来半年が経過しました。何と言ってもフルコンタクトの極真空手。入門当初は拳の皮がむけただけで痛くて眠れませんでした。でも今は少々の打撲や擦り傷もすっかり我慢できるようになって。そして先月道場の大先輩から、田村さん体ができてきましたね~パンチもぶれなくなってきましたよ。とお褒めの言葉をいただきました。拳立て30回、腹筋30回、スクワット30回そして正拳突き100回を毎日続けていました。意識はしてなかったのですが、こんな感じに「成長」しました(笑)50を過ぎても鍛えれば進化する身体。夏の稽古は本当につらくて、何度も倒れそうになりながら頑張りました。何でそんなことやってるの?それは目的が出口が明確だからです。もちろん前出した健康をお届けする側の健康第一もあります。何より空手バカ一代という漫画を読みふけっていた中学生以来の「強くなりたい」という一点こそ空手をはじめた大きな目的です。でもそれは殴り合いに強くなるのではなく、心を強くしたいという思いからでした。だから日々1mmでも強くなっていることが本当に楽しいのです。それは私たちが今の住宅つくりを2人でスタートさせた時につくった理念に通じています。それがあるから何があっても継続できる。そして何よりもその理念を実現してゆく過程が楽しいのです。そんな私たちのささやかな目的つまり理念に賛同いただけたお施主様のお住まいの上棟を先日おこないました。式の最後は、お施主様ご家族様そしてご主人様のお父様、奥様のご両親様そして私たちで集合写真。M様おめでとうございます!M様は数多い工務店の中で自ら動いて絞り込んだ15社の中から弊社を選んでいただきました。その15社の中では弊社が一番小規模企業であることは間違いない事実です。でも企業の規模ではなく私たちが持っている理念と信念をしっかり理解していただき、その上で迷いなく人生のパートナーとして指名をいただきました。私がお施主様を通じて学ぶことの多さは、まさに私たちの人生の宝物になっています。M様からも日々多くの事を学ばせてもらっています。その中のひとつが信頼したら全てを任せるという事です。もちろん信頼をいただくまでにはそれに足る努力が必要ですし、私なりの拙い努力もありました。ただそれもそれらを認めて下さる方が存在してこそです。微細で微妙な人間性を評価し、評価が終わり信頼を感じたなら全てを任せる。M様の心の大きさと私たちの隠れたマニアックなところをしっかり見守ってくれている態度に大きな感動を感じています。もちろん大きな感謝と共に。そして住まいが出来上がるを楽しみにされています。もちろん私たちも全身全霊でこれから始まる住まいつくりに向き合っていきます。更に進化したTAMURAオリジナルをつくりこんでいきます。妻もいつものように静かに燃えています(笑)新しく取り入れるオリジナル家具スタイルも構想から現実化に向かっているようです。私も新しい現場管理術をひとつひとつ実行していきます。全ては、私たちを理解し任せてくれるお施主様のために!もはや家族のようなお付き合い(笑)みんなで一緒に食事をしたりお酒を飲んだり。本当に楽しくて。2人で決めた道は険しい障害ばかりの苦しい道なのですが、なぜか楽しいという矛盾があって(笑)でも人間は矛盾と同居する生き物。言葉だけでは語れないものが人生です。とにかくよいものを作り提供する。それしかありませんし、それこそが私たちが工務店を経営している原理原則です。その原理原則にしたがって現場施工を進めていきます。そこに喜びを感じて。喜びと言えば今年は弊社のコミュニケーション展示場大活躍の大喜びです(笑)春から秋にかけて、宿泊お客様が多数ご来場されています。新規のお客様はもちろんですが、先ほど上棟されたM様は既に二泊目。また冬に宿泊予定です。これから建築予定のお施主様も冬の宿泊を楽しみにしています。そしてOB様たちも再度の宿泊に。旅館に泊まるのはちょっと怖い....。OB様たちが住んで実感している換気に対しての安心感。まさにコミュニケーション展示場GOTOキャンペーンです(笑)山小屋気分のパイン無垢材に囲まれたロフト寝室。OB様が買ってきてくれたケーキをみんなで食べる。なぜかたまたまいた長男も一緒に(笑)ご家族4人、楽しく宿泊されました。自宅に近接して展示場をつくる。これは妻の発案でした。その発案の意味がこの10年でしっかり形になったように感じます。そして勤務のご都合で、3年まえに出会ったお客様があらためてご来社してくださりました。ここまでの経緯やこれからのことをお話いただき、まずはプランから再スタートです。まさにコミュニケーション。全てはコミュニケーションを育む住まいからスタートしそれを継続している私たち。そして全てはこんな私たちを一人の人間として認めてくれるお施主様たちのおかげです。これからも感謝感謝で進みます。私たちにしかできないことをしっかりやる。そしてそれを想像以上に価値あるものにする。それが本当の私たちの存在価値であると思っています。最後に我家のモカも大きくなりました。ぜひモカに会いにきてください(笑)久しぶりに食べました、千福食堂の焼きまんじゅう。妻をはじめて連れていきました。妻曰く、近くの助平屋さんより美味しい!と。これはあらためて分析が必要です(笑)コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2020.10.05
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暑いです。いやもはや熱いです。いくら私が意味のない熱さを保持しつつも、この熱さには負けてしまいます。無理は禁物です。エアコン全開でお過ごしください。省エネとは我慢ではありません。快適に暮らす中で、家族の快適ポイントを見つけて、そのゾーンの下限を知ることが本当の省エネであると私は考えます。あくまで健康こそ最重要。弊社も日よけの大きな傘を登場させました。日影がある。それだけで涼しく感じるものです。でも現実に体感したり見えたりしていなくても、感じられること。それこそがコミュニケーションです。と、少々強引に引き寄せさせていただきました(笑)私の連休、前半はプライベート後半はお仕事。基本どちらもプライベートではあります。どちらも私の人生にとって大切なこと。そして私が遊んでいる間に、妻は庭の芝整備と草取りを。足も頭も向けて寝られません....。今年はコロナの影響で、恒例の仲間たちとのツーリングは中止です。時間の空いている友人と二台で、上州路ツーリング。群馬再発見と題して!倉渕村を抜けて北軽井沢そして浅間へ。群馬名産嬬恋キャベツが一面にならぶ壮大な景色!この壮大な光景を見て、お昼ご飯は焼きそばがいいと考える自分のチープさを再確認できました。こんな不穏な場所もあって....。暑かったけれど、やはりバイクはいいです。自然と同化できる文明の利器はそうはないものです。自分のペースで風を感じて気持ちよく走る。いつまでもバイク人でありたいと思います。そして後半はお仕事。こんなご時世なのに、打ち合わせや展示場見学そして田村夫婦見学に弊社にお寄りいただけて、本当に皆さまありがとうございます。こんな夏があってもいいし、こんな夏なら大歓迎です。今までつくってこなかった簡単な自社のさわり部分のデータ集。全ての家づくりにおいて、必ず少しづつ進化する。そんな理念を持っていると、中々パンフレットは製作できません。100部も製作したら、間違いなく残ってしまうし内容が古くなってしまう。だったら自分でつくる。これもお施主様とのやりとりがヒントになりました。自分たちの主義主張を正確に伝えるのは難しいものです。やはり会ってコミュニケーションを交換するのが一番に違いないのですが、お客様は必ず冷静に分析をしたいに違いないと思っていて、その足掛かり的な内容を心がけました。製作を通じて客観的に自分たちを見つめ直すと、強く感じるのは今までのお施主様たちとの関係です。本当に気持ちよいお付き合いをさせてもらっていて、まさにそれこそ私たちの人生最大の財産であると強く確信を持った次第です。どちらにしろ感謝なくして今の私たちは存在しません。ありがとうと言う言葉だけでは語れないです。感謝をしながらこの理念といつまでも歩調を合わせて進んで行きます!今年は地方の仲間たちも帰郷ができなくて、お楽しみの宴会もなくて。保存しておいたとびっきりのお酒がいつまでも封印されたままです。寝かせすぎて、醸造度が上がりアルコール度数がとんでもなく...。などとアホなことを考える51歳(笑)これは同業の仲間たちとお互いの理念を語り合うときに、ストレートロック仕様で飲みたいと思います。普通の家族、よい仲間友人、よい同業仲間そして財産以上の存在であるお施主様たち。素晴らしい人たちにかこまれて生きてる私たち。恩返しの人生が続きます。そしてこの連休で出会った言葉。「人 本 旅」人にたくさん出会い人格を高め本をたくさん読んで知識を蓄積し旅を通じて人、風景に感動するまだまだ健康で長生きしますよ!(笑)たくさんの出会いが待っている未来に乾杯!コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2020.08.17
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ご無沙汰しております。五月以来の更新です。ブログのネタに困ってるという訳ではないのですが、ついつい内容を気にしたり、時節柄こんなネタはよくないとか、いつからお前は有名人になったんだよ!という感じで、やはり人間お高くとまっていたら駄目ですね。特に私のように緻密な生き方からは無縁な男に理論は必要ありません。いや理論を持てない(悲し)。持てるとしたら、それは熱さ。厚さとも言います。軽いものではなく、重厚な熱さを噴出できる人間目指します。溶岩とは違います(笑)。正解や不正解はないんです。あるのは自分の信念と志。それがあればどんなことにもチャレンジできて、万の大失敗の中の1つの成功をお施主様にフィードバックできるというもの。これからも1人失敗を重ねます。1人相撲には注意して。我家の新しい家族です。モカ♀です。お施主様から養子縁組いただきました。騒然となる我家。長女であり長老のシロが落ち着かずに、いつも右往左往。これも新しい変化として、楽しんでいきたいと思います。妻の発案で、我家のメンテを少しづつ。ウッドを敷いた下は大変なことになっていたベランダです。私たちもベランダの在り方を再考してみたいと思います。などと取りとめのないお話をしていますが、表題の内容に。最近よく聞く「お役立ち」という言葉。建築屋さんもお役立ち企業にならないといけないという事を聞くことが多くなりました。昔からかな?これって中々難しくて、お役に立てることは素晴らしいけれど、何の役に立ってどんな結果になるか?ということを考えると、事はそう単純じゃないと思います。特に私たちのように2人で運営している小さい小さい会社では、たくさんの人たちのお役に立つことはほぼ不可能です。能力もありますが、人員的に不可能です。ですので、私たちは二人でこの田村工業をつくっていこうと考えた10年以上前から一貫しているのは「コミュニケーションを育む暮らし」というコンセプトを高く掲げて、それにご興味を持ってそして信頼をいただいた方々に私たちが考える幸福な暮らしをご提供して、その方々の人生のお役に立ちたい!という事なのです。すごく単純なのですが、でも正直入口は狭いと思います。でもそんな狭い入口をくぐってくれたたくさんの方々のために私たちは存在するのです。そんな壮大な(?)お役立ち企業になるために、これからもマニアックに頑張る覚悟です。そして私たちの提供させていただいたお施主様たちが私たちにたくさんの嬉しい言葉を残してくれています。お施主様たちのインタビュー集。弊社の展示場においでの際にはぜひご覧ください。これを読んでいただければ、私たちが何者かはすぐ分かっていただけると思います。そして更に、まさに1年がかりの新しいHPも完成間近となりました。今回は私の出番は一切なし。ほとんど出てません(笑)社長は出る必要なし!というHP制作者であり恩師でもある真柴さんの言葉です。そのHPの一部です。まさに妻のワールド全開。でもコミュニケーションを育む住まいのデザインは全て彼女がつくってきたもの。お施主様奥様たちとコミュニケーションを重ねてきたのも彼女です。つまり当たり前の流れと言えます。9月にはOPENできると思います。そして妻のブログもスタートします。益々私の役目はなくなるのですが、気合を入れて現場管理そしてこの国に存在する公的認定を全て取得する住まいを目指します。田村夫妻には脂汗をかいて右往左往する姿は似合いません。自信を持って、自分たちの作る暮らしをお施主様に提供してください。by真柴氏はい、がんばります!コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2020.07.21
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日本大丈夫か?というより世界大丈夫か?大丈夫です日本。素直にそう思います。これをくぐりぬけて更に強く美しい日本が再生されると信じています。お互いを疑心で見ることはやめたいです。お互いを批判するのはやめたいです。誰かのせいにするのはやめたいです。自分だけ正解な行動をしているとは限りません。未知の脅威のなかでは誰でも不安であったり、中には気にせずに行動される方もいるでしょう。方程式も規律もない。あるのは同じ日本人同士の信頼だけです。だから信じます。信じましょう。今だからできる信頼のコミュニケーション。といことで私たちもしっかりコミュニケーションしています!こんな時期だからこそ地元の大先輩に頼る(笑)地元の老舗の米店さんんから田村スペシャル米を購入させていただいております。公私ともにお世話になっていて、昨年は藍綬褒章を受章された梶塚大先輩のお店です。いつも美味しいお米をありがとうございます。我家のお米の消費が上がった理由が...。長男が就職となり、家から前橋通い。そして次男はこの騒動で家に居る。というなぜかこの時期に家族4人が揃うという大変な事態です(笑)何しろ妻が大わらわ...。いつも二人の質素な暮らしが、エンゲル係数大幅UPとなりました。食べることは良き事哉。元気に食べて免疫をつけたいと思います。私自身は2月からはじめた空手の稽古がお休み中。でも腕立て、腹筋、蹴り自己鍛錬を毎日やっています。これがめずらしくずっと継続できてる(笑)男は強くあるべき!という田村空手理念はブレそうにもありません。よって体重も67k~68kをキープしつつもウエストが引き締まり二十歳の次男のおさがりチノパンがはけたという(笑)まさに怪我の功名ならぬ鍛錬の功名です。ますます鍛えたいと思います。ますますお米を食べたいと思います。そしてお仕事もしっかり進んでいます。少しアップデート、少しの進化。完成見学会そしてお引渡しへ。コミュニケーションある暮らしを形にする役目を妻がしっかり推進しています。いつもの見学会前の組立作業風景。いつものコミュニケーションオリジナルダイニングテーブル。いつもの完成度と少しの進化。家具つくりも少しの進歩が重要です。新ベンチもカッコよく完成しました。お施主様と楽しく選択したかわいい照明器具も設置されました。そしてコミュニケーション手洗いも設置されました。ひとつひとつ愛情をこめて製作された、世界に一品しかない家具たち。しっかりお施主様のために頑張れよ~!このお住まいは、珪藻土(KEISOUDO)をアクセントとして壁にペイントしてみました。いい感じで仕上りました。この素材に出会えたのもやはり人との縁です。何かを求め続けるのではなく普段から何かを大切にすることで手に入るものがたくさんあります。そしてそれらは全て住まいつくりに生かされるということに気がつきました。階段通気小窓も常備仕様となりそうです。金物も素敵です。長野県産材カラ松の玄関ドアです。質感もさることながら金物が全て秀逸です。さすがメイドイン日本。これを安定供給していただける幸せをかみしめています。お嬢様たちがそれぞれご自分で選ばれたカラーをベースに製作したコミュニケーション建具です。いつも空間は春爛漫。家造りは私の役目、暮らしつくりはお施主様の特権。いつまでも良い環境で過ごせる家がいいですよね。女の子と相対するとなぜかドキドキ(笑)対応の仕方が分かりません。まさに初恋を思い出す...(笑)見学会ではOB様もたくさんご来場いただきました。いつもどこかで私たちを見守ってくれているOB様たち。だからこそ私たちはこうして生きていられると思っています。日々何かが変わる今の社会のなかで、変わらぬものそれは人ととの縁です。人を大切に暮らしを大切にそして自分たちの理念を大切に。理念と言えば弊社必須の測定メニュー。気密測定、VOC測定。今回は測定に小林くんという有望な新人さんが。どこの会社でも新陳代謝が行われるものですね。新陳代謝という名の温故知新。私の気持ちもリフレッシュできました。VOC測定の結果はまだですが、気密測定C値の値は0.3を下回るものでした。私たちの努力以上に協力業者さんたちの努力が実を結んだ瞬間だと思います。私たちに関わってくれる全ての方々に感謝を伝えたいです。人は一人では生きてゆけぬもの。でもそれは人に依存するのではなく、お互い50/50の人同士としてお互いをリスペクトして、認め合い感謝をし合い、それぞれ違う目的地に向かって、活力の交換をしながら歩んでゆく。人はひとりではない。感謝の心をもって私たちにしかできない暮らしをつくっていきます。困難の先にあるのは困難であって、でも困難の中に少しの希望を見つける。決して平たんではない凸凹道こそ未知への王道です。決まったことなど何一つないから楽しいんですよね。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2020.05.01
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新しい年を迎えたと思ったらあっという間に2月も中盤。年の過ぎゆくスピードは歳を重ねると共に倍速します。油断していないですが、結果的には流されてしまっている自分にカツを入れたい日が続きます。ただ何をやればいいの?ということで、ただ何かをしていればいいという事ではないような気がします。混迷の時代、玉石混交の時代と呼ばれて久しいですが、いよいよ自分たちのオリジナルの考えとモノを持って進まないといけないと強く考えたこの1月2月でした。建材屋さんがつないでくれた縁を円にする。まさにそんな感じの勉強会を不定期に開催することになりました。住宅性能に関してはみんな学ぶところ情報交換するところを持っています。そしてそれぞれ高性能な住まいをつくる技術をしっかり持っている。でもそれを自分のオリジナルソフトにどうやって生かすか?というところは中々情報交換できません。それを継続していこうという勉強会です。何が発生するのか分かりませんが、とにかく熱いです(笑)まさにチャレンジです。この勉強会を通じて物事全てにタイミングがあるという事に気が付きました。多分そのタイミングを逃しているので、私はノロマな人生を送っているんだなぁと自戒している次第です。もう51歳。何かにチャレンジするには遅いけれど、チャレンジに年齢は関係ないと思えるようになりました。中学生時代に読み込んだ空手バカ一代。梶原一騎さん原作のスポーツ根性漫画略してスポ根漫画は私の青春のバイブルでした。でも当時は親から剣道をやらされていて...。今となっては初段を取得した経緯もあってやっててよかったなと思うのですが、当時は剣道から空手への移管は難しいものがありました。雌伏の時を数えること35年。きっかけはやはり妻。フラダンスとカキラ(体幹ヨガ)に通う妻の姿をみて、これは今しかない!と思い立ったら吉日。極真空手道場へ。狙いは中学生時代から知っている松島道場。群馬と言えば松島道場。相当古い道場でしたが、自由に見学していっていいよと師範代さんのお言葉に甘えて見学。人数は少ないのですが、活気にあふれる様子をみて、これはいい!となりました。そして即入門。道着そして極真空手のワッペンをもらい早1ヶ月。体中ガタガタの筋肉痛ですが、こんな素敵な先輩たちに囲まれていつも以上に生き生きとした日々を過ごしています。先輩たちの元気の良い掛け声と前向きな姿に、若返ったような気持ちです。夢は大きく、8年で黒帯を目指します。ミット打ちも難しいもので、芯に当たらないと直ぐ拳表面が擦り剝けてしまいます。これが治るのにも時間がかかりそう。でもこうして強い拳が出来上がるんだなぁと感じています。バイクとは違った楽しさがあります。とにかく継続です。ここで培った体力をバイクに生かせば、バイク全国周遊も夢じゃない(笑)まさにチャレンジです。お正月明けに妻が製作したTamuraラーメン。チャーシューも独自につくった最高に美味のラーメンでした。まさにこれも妻のチャレンジです(笑)新建ハウジングという建築業界でメジャーな情報誌に弊社が掲載されました。前出した建材屋さんの推薦で、全国の2人~3人ほどの小さな工務店、名付けてナノ工務店紹介の連載の新年号の記事です。昨年末に取材をいただきめでたく掲載となりました。取材を通じて、私たちが歩んできたこの12年をアウトプットすることができました。他社さんがどうこうではなく、先ず私たちの王道を探しそれを具体化してゆく。苦しくもあり楽しくもある月日です。インタビュアーの大菅さん曰く、田村さんそれがまさにオリジナルなんですよ。という言葉にハッとした私たちでした。全国には少数ですが、同じように一つの信念を持って苦しく楽しく生きているナノ工務店が存在していることも教えていただきました。大きな勇気をいただいた取材と記事になりました。そしてまだまだチャレンジは続きます。ブランドまであと8年。まだ先は長いです。でもチャレンジし続けます。偶然にもこの記事をいただいた翌日に新建新聞社の三浦社長の講演を聞くことができました。内容はまさにナノ工務店の在り方でした。そして三浦社長とも初めてお話をする機会を得ました。14年前に三浦社長の講演を聞いて、ある貴重な言葉をいただき、速攻で帰郷して妻と企業理念をつくったことを思い出しました。全てが縁なのですよね。お施主様のお住まいを建築するのもまさに縁。人の縁を大切にすることこそ建築を続けるためのエネルギーです。TAMURAの現場いつも元気です。新しい試みをしっかりチャレンジしています。アップデートはちょっとずつの積み重ねが大切です。終わりのない旅ですが、乗り物を改良しながら進みます。春らしいパステルカラーの建具を製作します。完成が楽しみですし、工夫が工夫を呼ぶ前提があってこそです。そして何より重要な現場環境の清掃整理整頓です。小さな会社でも理念を持ってそれを協力業者さんたちと共有すること。たくさんの創作造作は理念があるから統一されます。妻の家具建具図面もすっかりスタンダードになりました。TAMURAスタンダード。それは奇をてらうことなく進めるモノ、コトです。OB様の床下点検。キレイな基礎内です。十年経過しても何の汚染もなく何の変化もありません。ひとつあることは地中熱を新築時よりより高く取得できていること。母なる大地のおかげです。進化するTAMURAの住まい。環境を変えることなく環境に優しくもちろんそこに暮らすご家族様の健康を第一に考えた住まいつくりを普遍のものとしていきます。そしていつものように事務作業の私の膝に乗り込むシロ(笑)冬はあたたかくて最高ですが、暖冬の今年は少々熱い....。今年も一年よろしくお願いいたします。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2020.02.17
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私たちに縁ある皆様、縁をいただいた皆様本年もお世話になりました。今年もたくさんの感謝を込めて最後のにろすのブログを書きたいと思います。このブログも2007年1月開設なので、来年で13年。と言っても記入率は15%ですので、胸をはれるものではありません。でもこうして継続出来ていることは、外ならぬご縁をいただいている皆さまのおかげです。ここに記し続けた言葉たちはみな人との縁から生まれたものなのですから。書きたいことはたくさんあって新しく経験したこともたくさんあって。でもいざ書きはじめようとしたら、ただの経験談で読んでみて全く面白くなかったものですからあらためて書き直します笑。実はこんなことばかりを繰り返しているブログなのですが、それが言葉を書くというかけがえのない経験になっています。今年も自身恒例の、手帳にメモした金言、つまり私の人生の指針となっている言葉たちをまとめる作業を先ほど終えることができました。これも早五年。積み重ねた金言は50。PCに入れてあるのですが、このファイルを開くと家が沈下しそうな重力を感じます(笑)今年は生島ヒロシさんとマーくん、岩本監督さんが新たに私に言葉を届けてくれました。でも総じて言えることは年を重ねるごとに著名人は少なくなり身近でお会いしている方々の言葉が増えています。後輩さん先輩さん、大先輩たちそして同業お仲間さんたち。共通して言えることは、皆さん必ず「これは」というものを一つ持っている方々です。もちろんそれをたくさん持っている方もいますが、私が客観的に見て本当に凄い一つをお持ちです。そんな貴重な言葉で人生の進路を示してくれる方々に囲まれて私たちは本当に幸せだなぁと感じるのです。ただ幸せと感じると同量に苦しいと感じるのが人生。今年も小なりとは言え、経営をする上で苦しいことがたくさんありました。でもそれが苦しいと感じることができたのは、私たちのようなこんな小さな会社にお仕事をご依頼いただきそして私たちの施工結果に対して喜んでくれたお施主様たちがいらっしゃってくれたからこそです。喜びが己の苦しみを育み次のステップへ。有難いことです。つまりお客様の幸せな笑顔が見たい。だからこそこの業務を続けていられるのだなぁとあらためて感じています。この先もこれは変わらないと断言できます。なにしろ私の人生のミッションは「幸せな暮らしを伝える」なのですから。人と関わるうえで、人間関係だけは失敗したくないと常々思い続けています。それは当事者以外にご迷惑がかかってしまうからです。今年はその大きな間違いをしてしまった年でもありました。信頼していた同業お仲間さんに完全に裏切られてしまいました。ただそれは私自身に問題があることに至りました。この失敗が大きな糧になったことは間違いありません。幸いに励ましてくれたお仲間さんたちのおかげで立ち直ることができました。まさに持つべきものは友であり仲間であります。そしてまさにこれも未経験の経験となりました。負を断ち切りそして新しい未来へ。私たちの目指す道は既に10年以上前に決まっています。その見えない目標に向かって一歩ずつ歩いていきます。道はないので創りながら。今年新しく経験したことはもう過去のものとなりました。そして来年も新しく経験することがたくさんあるでしょう。ひとつのお仕事で必ずちょっとでもいいから進化する。これが私と妻で設けた決まり事です。蹉跌を繰り返しながら牛歩で進みます。過去があるから進化できる。先ほど現場の最終点検が終わり、倉庫の在庫や清掃が終わったら妻が軽食をつくってくれました。これが中々美味しい(笑)ただダラダラしたらダメよ!といつもの説教も一緒にいただきました(泣)このスタイルもここ14年変化なしです。このロゴが完成してから変わらないスタイル。そのためにこのロゴができたのですから。令和元年。平成が終わり2019年も終わる。昭和に生まれた私たちが経験する三回目の元号。また新たに生まれる縁を大切にそして過ごしてきた今年に感謝の気持ちでこの数日を生きたいと思います。今年は恒例の中年仲間たちとの年越しが30日前夜祭、31日本祭となりました(笑)もはや頭の悪いただの中年軍団。でもそれらすべてを含めて私たちです。来年もお施主様の満足と幸福を提供し続けていきます。ありがとうございます。本当にありがとうございます。本当に感謝申し上げます。体重67.5kgキープできて健康は何とか維持しています(笑)また来年もよろしくお願いいたします。コミュニケーションを育む住まいという名のもとに。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子いつも笑顔を忘れずに笑顔をありがとうございます。2019年12月30日気持ちを新たに
2019.12.30
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今年もいよいよ師走に入りますね。あっという間の一年でした。と、毎年のように言ってます。そしてその速度は倍加しているように感じるこの頃です。年末にきて聞くといやな気分になる報道が多いような気がします。その中で、来年の大河ドラマの役者さん交代があると。いやそれは本当に必要か?なんて思ってしまうのは私だけでしょうか。そんな事よりも、その人の描き方を再度考えてほしいと思います。明智光秀は戦人としてよりも内政家として大きな能力があったと書物で読みました。石田光成も同様です。あの時代に内政、民政に秀でた武将はかなり少ないです。戦優先のなかで、支配地を円滑に民意に耳を傾けて政治を行うというのは奇跡に近いものがあったでしょう。武田信玄や織田信長、北条早雲たちはそれぞれそれぞれの地域で信玄公、信長公、早雲公と呼ばれています。重税を課すというのがいかにその地域にとって愚かなことかを知っていたからです。信玄公は大河を改良し農作に適した土地をつくり、信長公は一部の既得権益を廃止し自由経済を実施し、早雲公は当時としてはとんでもない軽減税率で政治を行って。つまり民の民意こそ領土拡大の最初の一歩であると強く思い、実施していたからこその「公」なのですよね。こうした姿勢をぜひ歴史ドラマとして企画してもらいたいと思います。視聴率は全く保証できませんが(笑)でも視聴率って評価の対象になるのかなぁとの疑問も....数字ではないものを追い求めるって実利は厳しいけれど、心は豊かになるんですよ(笑)私たちの住まいつくりも根本はそんな思いに支配されています。私たちがつくり提供するオリジナルキッチン製作もそんな思いからスタートしました。自分たちがハッピーになれるものをつくってそれを喜んでくれるお施主様に提供する。ぞれは今でも私たちのシンプルな原点です。でもオーダーでつくるからには気をつけなきゃいけない重要なことがいくつか存在します。それは企業秘密(笑)妻の初心貫徹な哲学と言っていいくらいの信念に基づいて製作されています。困難なことがたくさんあったけど、こうしてたくさんのお施主様にご採用いただき、すっかりコミュニケーションオリジナルとして定着しました。これは一番最初につくった展示場のパイン素材のキッチンです。パインは一歩間違うとカジュアルになってしまい、かわいいスタイルに変身してしまいます。ぞれが私たちは大嫌い(笑)辛口の大人のパインキッチン。目指したのはそこでした。しっかり家族のコミュニケーションは円滑に、奥様の素敵な基地として。これは自宅のパインキッチンです。この二つのキッチンは妻が最初に設計企画したものです。高さ、スタイル、使い勝手。田村青子のスタイルで統一されています。この足の高さが微妙に掃除しやすい高さです(笑)家の掃除をやっている私が言うのですから間違いありません(笑)本当のOPENスタイルキッチン。使いやすいです。これは栗の木でつくったキッチンです。お施主様の強い希望で、この素材になりました。最初はパインじゃないとできない!と言ってしまったのですが、挑戦してよかったです。もちろんテーブルもスツールもオーダーオリジナルスタイル。まさに大人のキッチンです。しかし栗の木は重かった(笑)このお施主様のキッチンはタモ材です。ご新婚さま。やはりパインをお薦めしたのですが....でもこれも大いに学びになりました。素材を生かす。これは永遠のテーマなんですが、私たちなりの生かし方をが分かりはじめたのがこの頃からです。そしてパインのオリジナルキッチンをはじめて製作させていただいたお施主様のお写真です。カラーも形もシンプルに。メーカーさんの大量生産では絶対に出せないテイストだと少し自負しています。キッチンは作業する場ではなく家族がコミュニケーションを育む家具である。私たちの解答です。そしてキッチンと合わせて絶対に製作させていただいているオリジナルコミュニケーションダイニングテーブル。大きさ高さそして形を妻が設計します。それぞれの家族様に合致したまさにオリジナルです。もちろん背面の収納もオリジナル。作りだすとあれもこれも作りたくなるのが私たちの悪い癖です(笑)でもそれが住まいつくりを続けるうえでの私たちのアイデンティティー。正面のファサードに奥様自作の雑貨をディスプレイするコーナーを設置したパインオリジナルキッチンです。天板はステンレス。天然大理石とは違った趣があります。もちろん天然大理石の天板もいいです。直接パン生地を練ることができます。と言った感じで、まだまだこれからもたくさんのキッチンが生まれてゆくことでしょう。同じものは一つもない。別に意識しているわけではありませんが、それが私たちの楽しみです(笑)コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2019.11.21
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こんにちは!いつもように意味不明のお題です(笑)私の人生意味不明いや野生のカンで続いてきたようなものですが....。さすがに仕事はそんな事では全うできません。野生のカンで業務をしているような会社にお客様は大切な住まいつくりを依頼などするはずがないからです。コミュニケーションを育む住まいこれが私たちがつくったコンセプトです。住まいつくりをする上での重要かつそして最高に大好きなソフトウェアで、これがあるからこそ建築と言う聖業に就き続けていられる、まさに源泉です。でも大好きとかなどという言ってみれば中途半端なものやことでお施主様の一生の大切な器をつくることなどできません。好きと言うことはもちろん最重要ですが、それを成立させるためのハードがしっかり構築されていないとそれはただの趣味になってしまうと思うのです。実はこれに気が付いたのは情けないことですが、そんな昔ではありません。これもやはり人との出会いと縁から手に入れた貴重なことなのです。構造塾という組織を全国で展開されている塾で学んだときに塾長の佐藤先生から言われた言葉があります。木造住宅の構造計算や耐震等級、温熱等級を取得して長期優良住宅やBELSなどの公的な認証を受けることは特別な事ではない。建築に携わる者なら当然のことである。自分のつくる住まいがどんな数値に表せるかを知らないで建てているってありえますか?だってそこらの建売住宅だって当たり前に認証をもらっているのですよ。分かりますか、田村さん?まさに雷を頭にくらったような衝撃でした。弊社の理念の冒頭にある健康・安全・省エネを基本性能とした住まいつくりまさにこれこそハードなのです。それぞれが意味があって数値化されたものでなければならない。まだまだ未熟でしたが、何とか気が付けたことにホッとでました。でもホッとしている場合ではなく、それらを実行していかねばなりません。全棟長期優良住宅認証取得、耐震温熱等級は最高等級、BELSマーク取得そして十年来継続している気密測定、VOC測定を更なる継続。でもこれらは当たり前のとても威張れることではない。地道に実直に頑張って続けてゆくことこそ重要です。今回の勉強遠征もそんな当たり前で重要なことを探すための目的です。まさにこれも人の縁。輸入建材、木製ドアなどを納入してくれているオストコーポレーション吉田社長の長年のご努力で実現した木製サッシ、木製玄関ドアの国内生産。そしてそれがいよいよ実現化しています。国内生産の大きな意味のひとつにJIS規格があります。もちろん輸入品でも可能ですが、作り手の顔が見えながらのJIS規格に意味があると私は考えています。そして国内の木を仕様としていること。日本の国土で育った木材を使った玄関ドアやサッシを仕様にできる喜びは他に代えることのできない貴重なものです。私が今まで抱えていた設置や施工に関する疑問を解決できる!そしてそれらを妻としっかり共有する!というまさに一石百鳥(笑)平日に製作所がある長野県へ。一応社内研修ということで(笑)社あげて二人で(笑)運が良いことに前日まで不通だった上信越道の佐久軽井沢間が早朝に開通!千曲川の濁流が災害の大きさを物語っていました。道すがら村上義清氏の旗がたくさん。ここは村上氏が治めた土地なんですよね。村上氏と言えば武田信玄公に土をつけた数少ない武将。土をつけた武将と言えば上州の長野業正氏。まさに西上野甲斐信濃は縁がある土地なんですよね。でも村上さんは真田さんに比べて悪役(笑)歴史の創作って怖いですよね。真田幸村さんの軍師ぶりがTVなどで有名ですが、彼は軍師ではなくて武将ですから...。昼はいつもの妻が探す小さな地方のグルメ(笑)最高のカツどんでした。店主さんは65歳のご夫婦さん。もう疲れたから店やめようかなぁなんてと言いつつも、美味しい料理を提供する喜びがあふれていました。同じ夫婦経営。ここでもたくさんのことが学べました。本当に個人食堂さんは学びの宝庫です、私たちにとって。さて今日の研修会場。社長である山崎さんが貴重な時間をさいてくれての案内でした。工場見学、サッシや金物の説明そして設置に関する重要かつ貴重な教え。何と言ってもそれらの知識をしっかり得るために日々勉強されていることに感動しました。全てが経験したことのない新鮮さ。実はここに来るのは二回目です。オストコーポレーションさんの創立記念に見学をいたのが今年の初夏。その時にお聞きできなかったたくさんの疑問を聞くことができました。設置とは納まることの他に屋内環境向上も含めてのこと。青天の霹靂!数値では表せない重要なこともあるんだなぁと感じました。そしてそれらはデザインにも関わってきます。素敵で機能的なデザインは耐久性や普遍性に優れている。わずかな時間でしたが、二人で得たものはたくさんありました。山崎社長様ありがとうございました。弊社に納品される木製玄関ドア、サッシが楽しみです。やっぱりディティールって見ているだけで楽しいものですね。信州と言えば善光寺。馬を引いて善光寺。何回来ても厳かで明るい気分になれるプレイスです。姪っ子が珍しい病にかかった時も善光寺様に救っていただきました。そしてやっぱり私たちは温泉(笑)日帰り温泉と言っても、さすが信州。泉質が違います。屋内の岩風呂は群馬の鬼石町から来た三波石。ここでも土地と人のつながりを感じることができました。最後は萱葺屋根のお蕎麦屋さんへ。たまたま車を走らせていたら、現れた建築に思わず入ってしまいました。素朴な細切り蕎麦に舌鼓。震災にとても強い建物なんですよ~♪とおかみさんが。地震や強風にあっても何も被害らしきものがなかったそうです。先人たちの知恵って本当にすごいですよね。今の建物のように金物を使用しなくてもしっかり長く保てる建物。しっかり手入れをするって大切ですよね!とは前出のおかみさん。まさにその通りです。どんな良い建物もしっかりメンテナンスをするから。でも愛着があるからメンテナンスができるのであって愛着を持てるとはソフトが明確な建物であること。そしてソフトがある建物はハードの裏付けも必ずある。まさに全てがつながるのです。そしてそんな事に気が付けたのも人との縁。縁を大切にこれからも生きていこうね!とあらためて妻と帰りの車中大いに盛り上がりました。多少盛り下がったのはジャイアンツがホークスに4連敗したから...楽しみは後にとっておく。これが日々明るく生きるための私たちのコツです(笑)おあとがよろしいようで!コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2019.10.25
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ご無沙汰しております!いよいよ秋めいてきました。ただ季節ばずれの大型台風が到来。私が暮らす地域でも甚大な被害が出ました。日頃からお世話になっているお施主様宅が数軒被害に遭われ、大きな被害につながってしまったお家もあります。休日から手配段取りと、それに応えてくれる職人仲間たち。そして自分にとって未経験の被害による再生施工。その新しい知識を、教えてくれる同業仲間そして恩師の先生。有難いです。感謝の言葉もありません。人と人のつながりそして縁を強く感じるこの頃です。今まで当たり前だと思っていたことが実は奇跡に近い出来事なんだと感じています。地盤面より約1mの高さで浸水です。この状態を迅速に正確に修復しそして安心安全をしっかり提供できるようにこれから持てる知識を総動員して頑張っていこうかと思います。これも仕事の一環として弊社が十数年前から進めているVOC測定業務の第一回めのセミナー勉強会が都内でありました。VOC測定と言うと何だそれ?ということですが、簡単に言うと屋内の有害な物質調査という事です。特殊な測定器を用いて、採取した空気内の物質を北海道に送って分析してもらう。弊社の新築住宅の必須の検査です。一応測定士の免状も取得していますが、これは自社物件では使えません。このような測定はあくまで第三者測定でないと意味がありません。公正第一です。久しぶりに再会したお仲間先輩たち。このセミナーに参加された工務店さんたちはとにかくレベルが高い方たちばかりでした。そのレベルの高さは言葉で言えないくらいの凄さ(笑)私がそこで居るのが恥ずかしくなるくらい。でも本当に勉強になりました。私が一昨年より標準化した住まいの耐震等級取得やこのVOC測定とセットで実施している気密測定。住まいの温熱を数値化した国の認証であるBELSマーク取得など、これらを当たり前にやっている工務店さんばかりでした。ある工務店社長のお話。こんな測定をしていても商売に直接関係しない。でも自社のソフト発展こそお施主様への安心につながりそれが自社の財産になる。まさにその通りです。特別に費用がかかるものばかりですが、弊社のこれら測定や認証の積み重ねがあるからこそお施主様に安心安全を提供できるんだなぁと強く感じています。全ては二人でつくった理念に通じる。今後もブレることなく進めていきます。これらが継続できているのも人生の階段で出会った恩師たちそして材木店さん、仲間たちのおかげです。恩師たちの「こんなの当たり前にやるべきこと」という言葉こそ私たちにとっての金言です。基礎があるからコミュニケーションを育む住まいが成立している。ソフトウェアは大切だけど、そのソフトを発展させるエンジンはハードです。暮らしはその見えない基礎の上に成立するものです。だからこそ厳しい検査厳しい測定という客観性が必要です。しかし外の空気を吸うって本当に大切ですよね。特に私たちのように夫婦で動いている工務店にとって人のつながりや人との縁がなかったらここまで来ることはできなかったと断言できます。前出した浸水改修工事の知恵も含め、普段から建築の原理原則を教えていただいている、そして弊社必須の換気システムDSDDの開発者である岡田先生が九州のお弟子さんたちを私たちの自宅の連れてきてくれました。アテンドはもちろん、この自宅と展示場を設計した妻です。数分前まで顔も知らなかった同業者さんたちと自宅で出会って貴重な真面目なディスカッションができる。こんな幸福なことはありません。そして日頃から同じ釜の飯を食うつまり学びながらお互い進化を目指す工務店仲間たちが遊びにきてくれました。やはりアテンドは妻(笑)数週間前にお仲間薗田さん西村さんの現場を見学させてもらってその御礼に招待した次第です。近くの同業者と大いに失敗談を語り合う。そこから発見される数々の進化の素。この素をしっかり形にしてゆくことが私たちの人の縁への恩返しにつながりそれらが全てお施主様の安心につながると私たちは信じる以上の確信を持っています。私たちに関係ある皆様にあらためて感謝申し上げます。と、これからは番外編へ(笑)平日ツーリングに行ってきてしまいました....事の発端は、来年より遠方に転勤になる40年来の仲間が会社のリフレッシュ休暇を利用してのソロツーリングに行くとの情報を取得。こりゃ仲間を一人で行かす訳にはいかん!という漢気(笑)実は私は妻からソロのツーリング許可をもらえません(泣)なぜならよく事故るから....事故で指の手術をしたこともあり、誰か一緒に!と言うのがバイクを乗り続ける条件になっています。そして仲間のとりあえずの関東甲信越の乗り納めに便乗す(笑)佐渡をバックに無人の海岸線を走り切りました。野郎二人の珍道中。その時に出会う自然に共鳴する。やっぱりいいですねツーリング🏍そしてその地のモノを食べる。これ大切です。新潟市内宿泊。新潟と言えば...万代バスシティカレー。つまり駅そばのカレー。見ため甘そうですが、程よいスパイスがきいていて最高に美味しかったです。旅の先での立ち食いカレー。野郎二人旅ならではの粋な夕食でした。そして新潟は群馬で散々お世話になった福井CPの庄司さんが転勤された場所。突然のお誘いにも笑顔で対応してくれた庄司さん。群馬では話すことがなかったことをたくさんトークすることができました。良いこと悪いことも含めた、物事の本質トーク!まさにこれも友情の縁、仕事の縁。人の縁の深さにただただ感動しました。まさに人と人と人と。縁が日本をつくり縁が世界をつくり縁が地球をつくる。こんなちっぽけな存在な私ですが、こうしていろんな方々と楽しいそして時には本音で厳しく接してくれる仲間、恩師、先輩同業仲間がいる。幸せです。感謝です。感動です。ありがとうございます。この言葉しか今は浮かびません。多分これからの人生それしか浮かばないかと思います。ありがとうございます。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2019.10.15
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夏の終わりのハーモニー。いよいよ秋に近づいてきました。今年の夏もいろいろなことが起こりました。何かが起こるからこそ生きている実感があるのですよね。何もなかったらそれはつまらない人生なんだろうなぁ。それは良いこと悪いこと含めてです。人生は良いこと1割、悪いこと9割などと達観している私です(笑)でもネガティブじゃなく、前向きにとらえられるようになった50歳になってはじめての夏でした。冬には51歳(涙)時間は容赦なく進んでいきます。さて今年も妻を置き去りにして、恒例中の恒例である木崎TOURINGCLUB二泊遠征に行ってきました。今年は爆走1115km!集合地点より前をカウントすると1200km。暑さと涼しさと気温差にめげずに走ってきました。なぜかいつも雨にはたたられるけれど、渋滞知らずという天は等しく人間に公平です(笑)ところが今年は全て晴れ。少し雨に降られましたが、私たちにとってみれば蚊に刺された程度です(笑)昨年は夢の大舞台北海道をこのメンバーで大雨の中を走り切りました。どんな雨でも俺たちは負けない!という絆が生まれた瞬間(笑)さて本題へ....今回のツーリングの大きな目的は福島県。実はもう一泊して、八甲田まで行こうと思っていたのですがさすがに昨年一週間お休みをいただいたので、三泊はさすがにブレーキがかかりました。建築勉強仲間に触発されて、今の福島を見よう!と密かな課題を。もちろんいつものB級グルメは健在です。朝5:00いつものコンビニコーヒーからスタートです。春に76㎏あった体重が今現在67㎏。月曜断食チャレンジ3ヵ月で無理なく痩せることができました。その副産物は何とライディングが凄い楽に!身体の切れが良くなったとでも言いましょうか、それはもう腰が足が動く動く。でも目は老眼進行で....天はあくまで公平です。渋滞をすり抜けて、白河~猪苗代湖へ。暑い高速から涼しい山道へ。この気持ちよさはライダーじゃないと分かりません。途中寄るコンビニで飲むアイスコーヒーが美味すぎる。休憩時に仲間と話すバカ話がツーリングの醍醐味です。そして飯坂にある照井さんへ。一発目のB級グルメ。照井さん申し訳ありません。どんなに高級で美味しくても、私たちの旅ではこのような表現になってしまいます。餃子10個/1人そしてラーメン。夏休み中はライスがないとの事で、残念...しかし炭水化物が大好きなのも旅ライダーの特徴です(笑)前後しますが、今回で2回目の磐梯吾妻スカイライン。頂上は霧と雨でした。いつものスタイルいつものメンバーいつものノリ。多分これからずっとこんなスタイルで仲間付き合いしていくのでしょうね。もちろんお互いリスペクトなんてしません(笑)けなしあい罵倒は当たり前。でもそれが素の付き合いであると思いながら40年以上の腐れ縁(笑)初日は山形市宿泊。ありましたよ~。私が愛してやまない芭蕉さんの句が。しかも誰もが知ってる名句です。いつの日か、奥の細道をバイクで走りたいです。多分それには誰も付き合ってくれそうもないので単独で。もしくはそれまでに弟子を探して(笑)仲間の段取りよろしく、ホテルのロビー前に整列駐車させていただきました。屋根があるって最高です。ホテルの皆様ありがとうございました!2日目はいよいよクライマックスday。平泉から山を越えて海へ。陸前高田から気仙沼へ。復興をこうしてまじかに見ると、日本の土木技術建築技術は本当にすごいなぁと感心していまいます。商業施設そして住宅も新しく建築されていて、でも目に入るのが街のところどころにある被害にあい残っている建物。地元で女性親子で経営されている食堂で食べたカツカレーがとても美味しかった。何とこのボリュームで500円!カレーって日本全国善共通なんですよね。しかも誰もが早食いチャンピオンになれる食べ物(笑)そしてこれもツーリングに欠かせない食べ物です。海岸線を快適に疾走し風を味方につけて2日目の宿泊地石巻市へ。ここは私たち世代では絶大な尊敬を集めている石ノ森章太郎先生の生地です。その生地は私にとっては聖地。子どものころ憧れた仮面ライダー。絶対になれると信じていた少年時代。そして今はその夢を少し叶えることができた中年ライダーに。聖地で最強のポーズを!長生きするもんですね~(笑)ライダーは達成できたので、残るは正義の味方になること(笑)これは本当に難しい。でも建築業界の正義の味方を目指して頑張ります!そして最後は009の前で。Facebook仲間が書いてくれた一言。スタンドバイミー。まさに永遠の少年なのです私たち(笑)永遠の中年かも....(笑)メインの3日目疾走。高速を走っていたら、目に入るのはシーベルトの計測値。同じ日本でありながら、違った空間にいるような錯覚を覚えました。浪江町では、ここから先は徒歩自転車バイクは通行禁止。知識調査不足でした。地元の建築勉強仲間たちから一度は行っておいた方がいいと薦められたこの町。地元のコンビニや古老の方々とのコミュニケーションが大きな記憶として残りました。ここは忘れささられた町なんだよ。古老の方が言われた言葉が心に残り続けています。人気のない林道から町を抜けて、大きな国道に出ると突然現れた巨大な火力発電所。いろいろな思考が頭をグルグル回りました。このメンバーで建築屋はもちろん私だけです。だけど、考えることは皆一緒。日本のエネルギー事情です。文明に浴すことで得るもの失うものがある。これは当たり前の事ですが、でもそれを当たり前にしたまま後世に伝えてしまうのはいけないことなんだと感じました。微力すぎるけど、自分にできること。こんなにも素晴らしい美しい自然をしっかり残すことこそ今を生きる私たちの大きな十字架なんだと思いました。ボランティアで安全管理をされている方々の真剣な眼差しを見て心からそう誓いました。途中で寄った道の駅で食べたお寿司も少し味気ないものに。もちろんすごく美味しかったです。ここでもお店の方々の人情にやられてしまいました。東北人情ツーリング。旅は情けをいただくもの。思いおこせば、そんな人情に出会う旅をこの仲間たちとたくさん行ったような気がします。日本ありがとう。素晴らしい自然と人と。人は一人では生きてはゆけません。出会いと縁を大切に、いつも明るいコミュニケーションを続けていきたいと思います。いつも一緒に旅を続けてくれる仲間。こころよく?送り出してくれる妻。この旅のきっかけをつくってくれた建築仲間。私に関わる多くの方々。全ては縁です。その縁を大切に。仲間そして縁こそ宝物。私を知る全ての皆様にありがとうという大きな感謝をあらためて持つことができた2019の夏でした。ありがとうございます。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2019.08.28
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夏本番前のむし暑い梅雨です。そんな梅雨もひとつ考え方を変えるだけで心地よい季節に早変わり。四季があるから日本なのです。梅雨にたくわえた水を暑い夏に使用する。そして秋がきて爽やかな風をいただき、寒い冬は美味しい食べ物をたくさん食べて新たなる旅立ちの春へ。輪廻では堅苦しい言い方ですが、季節は巡る。こんな素敵な国に生まれて本当に良かったと思います。そんな梅雨の季節に久しぶりの完成見学会を開催させていただきました。木製玄関ドアがお出迎え。工期も非常に伸びてしまい、申し訳なさいっぱいでしたが、お施主様の寛容なお心で無事にこの日を迎えることができました。その代わりなんて言うとおこがましいのですが、私と妻。特に妻がエンジン全開のオリジナル家具製作を熱く冷静にとことん追求させていただいたお住まいになりました。そしていつもはOB様とご新規のお客様に内覧いただいている見学会をさらに拡張して、日ごろお世話になっている方々もお誘いさせていただきました。ご長男のりゅうちゃんがこの空間そのままのまさにコミュニケーションスタディーコーナーからスタートさせていただきました。いつものコミュニケーションオリジナルキッチンと収納もさらにアップデート。進化を重ねております。今回は材木供給でお世話になっている平方木材社長ご夫妻様にもお出でいただきました。あらためて私と妻が歩んできたこの14年間のお礼を言葉に表して言うことができました。平方木材さんとの出会いによって私たちのハードとソフトは完成したと言っても過言ではありません。やっと少しの恩返しができました。そしてこれまたこの14年間お世話になりっぱなしのオストコーポレーション吉田社長様にもご来場いただきました。吉田社長のおかげでこんな小さい工務店もブランドを持つことができました。そしてそのブランドを今も磨いています。私たち夫婦の進む道を教えてくださった方々に感謝の言葉もありません。またCADでお世話になっている福井CPの庄司さんも新潟から駆けつけてくれて、二日間私たちと一緒に会場係として活躍してくれました。嬉しかったです。そして平方木材さんの社員様たちにもたくさんご来場いただきました。日頃構造設計などでお世話になっている皆様に私たちのつくったお住まいを体感していただけました。そしていつものようにたくさんのOB様たちにもご来場いただきました。ご来場いただいたあるOB様からこんなお言葉をいただきました。田村ご夫妻が何一つ変わっていなくてとても安心しました。この言葉の持つ意味は本当に深くて重いものがあります。私たちが目指した、曲がらずに自分たちの信念を持って私たちだけの住まいつくりに励む。というひとつのかくれた大きな理念が少し達成できたように感じられる言葉でした。涙が出そうになりました。二人で歩んできた14年。コミュニケーションを育む住まいと歩んできた14年。苦しいことばかりでしたが、こんな言葉をいただけた喜びはこの世のどんな宝物より価値があります。そしてまた心機一転、さらに豊かな暮らしを提供できるように私たちだけのオリジナルをとことん磨いてカタチにしていきたいと思います。今回もたくさんのオリジナルが生まれました。大切なお住まいをこころよくご提供して下さったお施主様K様にあらためて御礼そして感謝申し上げます。最後に私たちにブランドを持つ意味と大切さを教えて下さった吉田社長のお言葉を紹介させていただき、今回のブログを終わらせていただきます。「夫婦経営で地道にコツコツやる中小零細工務店の鏡中の鏡は これからまたまたどれくらい進化していくのか楽しみでしょーがありません。田村さん、ありがとうございましたー!」人は一人では生きてゆけません。私たちが出会ってそして構築させていただいたこの素晴らしい人間関係に一億倍では足りないけれど、大きな感謝をしたいと思います。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2019.07.06
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いよいよ暑くなって、夏本番到来前の体調調整が必要な季節になってきました。ご無沙汰しております!にろすのブログもさらに熱く、意味のない言葉たちを羅列していこうかと思います(笑)昨日弊社の協力業者さんである神田クラフト、お施主様の皆さまの家具を製作してくれている人がOB様宅の木製玄関ドアの調整にお伺いさせていただきました。ちょうど私たちが遠征をしていて、彼一人での調整。木製なので季節の変わり目などに挙動します。大きなものもあれば小さなものもありますが、やはり玄関ドアですから迅速な対応が必要です。弊社は内部の家具や建具も無垢材の仕様率を上げているのでお引渡し後の調整は欠かせなくて、彼がいつも明るい声で調整対応してくれていることに感謝をしています。無垢素材を仕様にすることはもちろん私たちもお施主様の好きなので、そもそもその質感が好きだからこそ私たちの住まいを選んでいただいていて(笑)でも末永く使用するうちに必ず調整は必要になってきます。万全とはいきませんが、迅速に対応できる体制をずっと試行錯誤しての今があります。さて時間はかかりましたが、数時間で無事に調整終了です。そしてお施主様から感謝のLINEをいただきました。また神田さんからもパンをいただいたとの報告が。私たちも神田も心より感謝の一日になりました。この神田氏は、以前お付き合いしていた工務店からメンテ要員のような扱いをされていて、調整にお伺いしたお客様から文句しか言われたことがないといつも悲しんでいました。が、私たちと提携してからは、お施主様たちの厚情に涙が出る思いですと言い、率先して対応してくれています。自分がつくった家具、設置した建具を調整するのは当たり前。でもそこに労りという優しさをいただける幸福さを彼も私たちも感じています。神田氏いわく、もう田村さんの仕事しかしません!と(笑)よいお施主様そしてよい職人さんたちに囲まれて着工棟数は少ないけれど、この業務について良かったなぁと感じる日々です。その遠征中に見つけたラーメン屋さんのチャーハンが絶品でした(笑)このお店もご夫婦で営んでいて、まさに私たちと同じ形態です。バランスのよい連携は味に出てくるものです。つまり夫婦しかいないから夫婦で営業しているのではなく、夫婦で営業することが一番良い仕事ができるからこその思いがあるから夫婦営業かと思います。ことさら夫婦営業を強調する必要はなく、自分たちの考える理念をしっかり持って仕事を邁進することによって評価が生まれるとこのチャーハンを食べてあらためて感じました。業種は違うけれど、思いや理念は似てくるものなんだなぁと感じます。と言いつつも弊社ではこのように八面六臂の活躍は妻です。お施主様から全て任されているカーテンや内装の選択と新規のお客様のプランニングに熱中しています。私は雑用係ですが、最高の雑用係を目指して日夜頑張って!いや頑張っているか否かは三者様が判断するもの。自ら頑張るという者ではいけないですよね。好きか嫌いか。私たちはもちろんこんな仕事が大好きです(笑)OB様からご依頼いただいた外構工事も終わりました。オリジナルアイアンも設置され、満足いただける仕上がりになりました。新しい技術も手に入り、早速現在進行中のお住まいの外構工事に反映させるつもりです。将来を見つめて、今はよりももっと美しく。それは植栽を計画することによって可能となります。園芸屋さんの社長さんと仲良くなっている妻の樹木知識はすごいです。いつもスムーズにコトは運びませんが、私たちだけのスタイルを作り上げる目標は変わっていません。日々考えそして動く。それしかないのです。ただそこにはいろんな助けの手を差し伸べて下さる周囲の方々がいるからこそです。間もなく開催される完成見学会。今回はいつも以上にお世話になっている皆様への恩返しとなるイベントにしたいと願っています。お施主様そしてOB様。日頃からたくさんの情報をいただいている方々。私たちのようなものに付いてきてくれている業者さんたち。情報を共有し、日々何かと相談に乗ってくれている同業仲間たち。新規のお客様。たくさんの恩顧と厚情をありがとうございます。今の私たちがつくった最高のお住まいを見学していただきたいと思います。体力がもつか心配ですが、これから体を鍛えます(笑)コミュニケーションを育む住まいは永遠に。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2019.05.30
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皆さまこんにちは!このキャップは私が地元太田市新田木崎町にて所属するツーリングクラブの証明書です。ツーリングクラブと言っても大それたものではありません。規約や規則もなく、所属するのに資格も必要ありません。バイクだけは必要ですが(笑)外部に所属応募をするようなこともしていません。よく耳にするバイクショップ主催のツーリングクラブでもありません。ただの地元で付き合いはじめて40年以上の同級生たちの集団です。それぞれ好きなバイクに乗っているので、まとまりもありません。規約はありませんが、ひとつだけ大きな約束事はあります。それは安全運転。事故だけは絶対に起こさない、巻き込まれないように注意する。全ての文明の利器には危険という文字が隣合わせです。それを完全回避することはできませんが、常に注意の心を持つことがこのクラブの必須事項であり義務です。なぜなら、もし一人でも事故で怪我などがあったらそれは楽しいものではなくなってしまうと同時にそれぞれ家族がいる身ですから、その家族にも近しい方々にも迷惑がかかってしまいます。三者に対しても同様です。それらをしっかり守りながらの楽しいツーリングをする。それがこの木崎ツーリングクラブです。そもそもこのクラブができた理由は、確か二十歳だったでしょうか、仲間の一言がはじまりでした。当時私は親から大反対されてバイクの中型免許を取得できずにいて、仲間たちがバイクに乗る姿を羨望の眼差しで見ていました。そこでその仲間の一人が、50歳になったらみんなであらためてバイクを趣味にして親父ライダー旅を楽しもうぜ!と言いました。なぜか私はその言葉が忘れられずにいました。それを吐いた仲間は、忘れていて(笑)みな20代後半にはバイクを降りてしまいました。忘れずにいた私は34歳のときに妻に内緒で大型バイク教習へ。散々怒られましたが、何とか取得して目出度くバイク乗りの卵へ。そして待望のバイクを購入することができました。それがこのKawasaki W650という愛機でした。かれこれもう15年のお付き合い。妻に続く最愛の相棒です(笑)私がこのバイクに乗り出して、かつて親父ライダーなる言葉を吐いた仲間も、そう言えばそんな約束したよな!となり...続々とバイク乗り復活へ(笑)単純な奴らです(笑)みんなの中型免許が大型免許に変化するのに時間はかかりませんでした。それぞれ好きなバイクを買ってそしてツーリングへ。運が良かったのが、まだ子供たちにお金がたくさんかかる前にバイクも含めて多種のアイテムをそろえることができたこと(笑)バイクはバイク以外にたくさんお金がかかることを知りました。そして何と言っても昭和世代。バイク仲間の共通のアイテムをつくろう。名前も決めよう。となり出来上がったこのキャップ。実はもうこのキャップは二代目です。そして日帰りツーリングだった旅もいつの間にかGWと夏休みにそれぞれ二泊の旅に成長していきました。長年の夢だった北海道ツーリングも昨年実現できました。今年のGW十連休は少し遠征して長野~飛騨高山~富山~長岡という800㎞ルートを選択。こんなルートを走ってきました。無理せずに楽しむ距離は私たちでは300㎞/日という感じです。ここは長野方面に行くときに毎回立ち寄る佐久市の道の駅。この一休みに皆で話すバカ話が最高に楽しい(笑)そしてビーナスラインへ。もう何回ここを走ったでしょうか。上州と信州を結ぶ絶景の峠です。これが私と私の愛機W650との旅装スタイルです。絶版キャブバイクです。ツインのエンジン振動が快感になる遅いバイクです(笑)旅のアイテム、バッグや快適製品も仲間たちと常に共有して進化しています。体力は落ちていますが、気持ちだけは変わらずに。松本市では名物山賊焼き定食を。そう言えば、私たちの絶対保守の不文律。ご当地デカ盛りとご当地ラーメンは必ず食べる!です。宿泊は飛騨高山です。そしてやっぱり高山ラーメン。地域ナンバー2のお店へ。ある意味普通のしょうゆラーメン(笑)もちろんもう一軒はしごさせていただきました。そしてごちそう様でした!二日目は世界遺産白川郷からスタートです。世界遺産認定は本当にすごいことで、何が凄いって外国人観光客の多さが。さすが世界と名のつく効力はすさまじいものがあります。そしてこのような観光地に寄ることはなかったメンバーもそんな歳になったのでしょう。こんな記念写真撮影を通りかかった女性にお願いを。でもなぜかいい笑顔(笑)山を越え谷を越え高速突っ走り一路富山へ。富山と言えば富山ブラックラーメンです。一昨年皆でワゴン車でこの地に来たときに食べたのが初体験。そして二回目もやっぱり同じ味。私は撃沈して、仲間に食べてもらったのですが他のメンバーたちは食欲観察眼を駆使して、周囲で食べる地元の方々を参考にライスと生卵を注文。つまり檄しょっぱいラーメンはおかずであって、そのおかずで飯を食う!というのが地元の習わしだったのです。でも気をつけなければいけないのが、オール炭水化物。メタボ予備軍にとってはある意味難敵でした。腹こなしにひとっ走り。山から海へ。北陸道海岸線を気持ちよく走りました。親不知海岸でパチリ。撮影していただいた女性が、まぁスマホの使い方に得ていて連射連射でこの写真数十枚記憶(笑)これも旅の醍醐味です。その日は長岡市内泊。隈先生設計のプロムナードも疲れと酔いでよく見ずに爆睡の一夜でした。そして最後の昼食はやっぱり枌そばです。新潟十日町の小嶋屋さんへ。ここから苗場を通って法師温泉のある三国峠は私たちのホームコースです。季節の変わり目には必ずこのへぎそばを食べにきます。以前はそばの取り合いで喧嘩寸前なんてことが頻発していましたが、今では譲り合いの精神です(笑)まさに中年ど真ん中の謙譲の心を身につけた木崎ツーリングクラブ。とまぁ怪我人もなく、無事に全員帰宅。いや、一人ホテルのスマホを忘れてこのお蕎麦屋さんで別れた奴が....この健忘症が全員に流行るのが怖いです。時間の問題かも....どちらにしても安全第一の掟は守られました。私の留守中に妻は現場管理そしてお客様との打ち合わせをしっかり守っていてくれました。攻守交替のはずが、やっぱり二人で仕事へ。何かと面倒をおかけします。バイクは唯一の趣味ということで、これも唯一の家庭内認可を受けています(笑)感謝です。今回でもう何回行ったか分かりませんが、あらためて感じることがありました。バイクが趣味であることは間違いないのですが、私はバイクを整備することはできません。クラブのメンバーたちは皆、自分でマフラーを交換したりライトな改造を自らやります。私も彼らに教わり多少のことはできるようになりましたが、危険も伴うのでやりません。いや不器用できません(笑)つまりバイクという手段を使って仲間たちと楽しい旅やキャンプをすることが趣味という事が今更分かりました(笑)バイクを通じての大きな趣味を達成する。バイクという大好きな手段を使って仲間たちとの楽しい時間共有を達成する。手段と目的。仕事に通じるものがあります。そしてこの大きな趣味は仲間たちが一緒じゃないと成立しません。私の下手さ遅さも理解してくれていて、しっかりおちょくる奴ら(笑)バイク談義や仕事のこと、なんでもないネタを休憩中に語りあったり次のツーリング企画や飲み会や鍋会企画、もう一つの大きな会である親父ラヴワゴンツアーの企画をしたり。まさに長年の腐れ縁をさらに醸造させるための一環のバイクツーリングなのです。これからもバイクを使っていろんなところに、何歳になってもこいつらと行きたいと思います。織田信長曰く人生50年。ということは私の後半生はもっと趣味を楽しく家族を大切に健康を維持してそれらから手に入った事柄すべてを仕事へ反映できるように!という目的しかない!と思うのです。訳の分からぬ理論で今回のブログを〆させていただきます。何歳になってもこんなバカ笑いができるって幸せなことだなぁとふと思います。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2019.05.06
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と、また蛇足なボキャブラリーをひけらかすような 言葉からスタートさせていただきました。 この言葉に出会ったのは遥か昔。 大学生だった当時、留年をしてしまいこれは完全に いろんな意味で人生のスタートが遅れた! と沈んだ時に当時の教授先生が教えてくれた言葉です。 しかし自らの失態でというよりひたすら遊んでサボっての結果 の現実をどこか他人事のような悪い客観性で見ていた 最低の自分に沈むのですから恐ろしく最低です(笑) ただそんな最低経験するのもひとつの自己改革につながる 一歩になるのかなぁと今は思えます。 それもこれも「今」が大切であって、立ち止まった瞬間に 全てが快速で通り過ぎてしまうと強く感じます。 まさに今がその瞬間で、得体の知れない怖さと対峙しながら 心を何とか奮い立たせているような.... そして対峙するからには行動を起こさないと! と思うのです。 以前は行動と言っても何を動いたらいいのか?という疑問符 だらけで結局何も動けなかったのですが、 今は目標と目的が明確なわけですから本当に動きやすい わけでして、立ち止まる理由は全くない! そしてあらためて思うのは今回の表題です。 何をするにも必ず一歩がある。これはそれから始まる 長い長い旅の一歩で、何が何だか分からないけれど 踏み込んだ一歩が最初の一歩なんですよね。 誰かのアドバイスであったり何かのセミナーを聴いて 踏み込んだ一歩はその一歩じゃないというのが私の自己分析です。 そしてその自分の一歩が踏み込めた瞬間に大きな 深い深い小さな落とし穴があるんです(笑) そしてそれをひたすら昇る道がオリジナルロード。 登るのではなく昇る。 これが大切だったんだよなぁ。 そしてその過程で手に入ったたくさんの宝物。 現在私と妻は原点回帰の途中だからこそ気が付いたこと。 その宝物の大きさに。 実は私たちは振り返るような歴史は全くないのですが、 なぜか「今」この時こそそれをする必要があると感じています。 その回帰の途上で驚くべきことがたくさんあって とにかく回帰も立ち止まり放題(笑) でもそれこそ私たちだけの原点回帰なのかも知れません。 宝物とはつまりその一歩を踏み込んだおかげで 出会ったお施主様との記録の数々。 その記録をひとつひとつ丁寧に掘り起こす作業中に 大きく感動しまくる二人。 この場をかりてありがとうございます。 そしてもうひとつの宝物も発見できました。 それは同じ業にいる方々との出会いでした。 その方々からとにかくたくさんのアドバイスを いただき、その中でも大きなソフトウェアをたくさん いただいてきたなぁと感じます。 そのどれか一つでも欠けていたら、というより ひとつでも取り入れてなかったら今の私たちはなかったでしょう。 まさに感謝感謝の原点回帰。 そんなこんなで回帰をカタチにする作業が2/3くらいは 終わりました。 でもその作業中にさらに新しいソフトを与えてくれる方が たくさんいて...それらをまた加えていこうかと思います。 これも何かの符号かも知れませんが、このブログを打ち込んでいる 今この瞬間に携帯が鳴り、お施主様からお食事のお誘いをいただき... 私たちはブレた瞬間に市中引き回しになる! と強く強く思うのです。 実は私事ですがこのブログを閉鎖してホームページブログに 引越ししようかと考えていたのですが、 HPコンセプトとストーリーを構築してくれている恩師が 田村さんはそのままそこでやっていてください。 何と言っても新HPは奥様が主役ですから、田村さんのブログは 蛇足であって必要ありませんから。 と言われ....(涙) 蛇足男はどこまでも蛇足です(笑) まさに落ち着くところに落ち着く。 そんなはっきりしたアドバイスをしていただくのも 私にとっては本当に有難いことです。 妻もいよいよブログの準備をはじめていて、今更 ですがSNSデビュー。 それも私たちらしくていいのかな? とりとめのない文章はいつも通り。季節もあたたかくから 暑くなってきました。 色んな意味ですべてのことを頑張ります! いよいよ中年たちの熱いシーズンが始まります。 昨年は北の大地ツーリングが実現しました。 感謝の気持ちをさらに大きく持って、次は九州ツーリング目指して 鍛錬を楽しみたいと思います。 資料整理のなかでたくさんのありがとうを発見できました。 人生には必ず原点がある。 私たちのその起点は36歳。 もう14年前です。まだ14年。 まだまだエンジン全開だぜ~~。 スルー、スラスターを起動せよ! コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社 田村 博 青子
2019.04.18
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三寒四温。 日本語は奥が深いです。大陸からやってきた言葉や文化に 独自の気質と気候風土を混合させて出来上がった日本語。 日本人として美しい言葉を使い 続けたいという願望はずっと持っています。 が、中々その域までたどり着くのは難しいです。 やはり日々の少しずつの鍛錬と積み重ねかもしれません。 先日ある有望若手の工務店二代目さんが弊社に遊びに 来てくれました。最近はそうゆうことは一切やめているのですが、 社内マル秘を見に来ない?と誘っていたことを覚えていてくれて。 まぁマル秘と言っても全くマル秘ではなく、ただ単に 自分の生き方をディスカッションするだけのシンプルな 会合を目的としているだけなのですが。 その方とは共通する何かを感じていたので、OKを させていただきました。 結論から言うととても面白かった(笑) 途中から妻も参加してのディスカッションになり、今後も継続して いろいろと話をしたいという思いになりました。 生き方=つまりは成功談ではなく失敗談。 普通は成功者の言葉を聞くのが経営者としての糧に なるのでしょうが、最近の私はそれは全くつまらないものに 映ってしまっています。 失敗の連続の人生から生まれる小さな成功こそ本当に貴重なんだなぁ と感じています。 ただかつての私がそうであったように失敗を恐れる 優秀な工務店二代目としか遭遇してきませんでした。 もちろんそれは素晴らしいことで、会社にしっかしたレールが あってそれをなぞることが一番だと思います。 私はそんな素晴らしいスタートを切れなかった人間で、 ある時期から大変革の中にしか自分という存在は誇示できないという 超偏った思考しか持てない人間でした。それまでは超保守派だったのに(笑) でも考えてみると何が正解で何が不正解かは分からない昨今。 最後は自分自身しかない!(自分自身とはつまり私たち二人) と思える己が存在していました。 ですので優秀な二代目さんとはどうしても奥底のお話が できない体になってしまいました(笑) ここにきて二人の素晴らしい仲間との、言ってみれば 再出会いが起こりました。 1人は大きな失敗を糧に大きく成長されている方で 当然のように危険ゾーンで勝負を続けている方。 1人はかつての私と同じように、今は良くても未来は続かないという 観点を持って自己変革をしようとしている方(冒頭の遊びに来てくれた方) 不思議なもので、今まで普通にお付き合いしていたのに そんな事に全く気が付かないという失態。 つまり私自身が表面だけのお付き合いしかしてこなかった だけというオチだけなのです。 視野を変える。というより自分だけの視野を持つ。 本当に大切なことです。 50になりやっと少し自分の人生とは何か?という自問自答が 出来始めたように感じます。 ではなぜこんな事をやっているかと言うと... 最終目的地は当然のようにお施主様への人生還元。 私たちの独自の人間性を施工に反映し、幸せな暮らしを つくり提供し続けたいという願望を鍛えるための 出会い欲求なのです。 こんな方々との奥深いディスカッションがさらに自分の 人間性を磨いてくれる貴重な瞬間なのです。 遠い岐阜にいる二人の私の人生の師ともさらに深く つながっていきたいと思っています。 そのすべてを私たちのお施主様に捧げたい。 そして更に自分たちをつき詰めていきたい。 お施主様のご意見は当然しっかり聞かねばなりません。 でもそのままでは私たちの存在意義はありません。 自分たちのコンセプトをしっかりご提案して 最後の完成時にお施主様に最終確認をしていただく。 もちろん怖い部分もありますが、今まで積み重ねてきた 人生観を形にしてゆく作業を続けてゆきます。 私たちにとっての施工とは コミュニケーションという名の現場ご提案主義を貫くことです。 迎合せずにお施主様にとって良いと思ったことは 徹底して貫き、徹底して主張する。 そんな不器用な生き方しかできないけれど、 その生き方をもっと発展させてゆきます。 カタチとしてご提案する。 強い思いをご提案する。 現場はいつもコミュニケーションを育む場である。 協力業者さんたちともしっかりコミュニケーションをする。 そして私たちだけのコミュニケーションをしっかり重ねていきながら。 私の写真がない.... そりゃ二人だけだから撮影する人写る人しかない(笑) コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社 田村 博 青子
2019.04.10
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いよいよ四月です。春そして新しい年号。かつては権力者たちによって書き換えられた年号。もしかしたら今もそんなに変化ないのかも...私もこれで昭和、平成と新年号ということで三つの時代を経験することになりました。不思議なものでそれぞれに印象も違っていて何か節目を感じる年代と年代を過ごしてきたように感じます。ということは少しは成長をしてきたのかなぁと思いきや、とんでもなくてもしかしたら何も変わっていないのが自分の意識だったりかも...何の目的もなくただ遊んで過ごしてきた昭和。少し自我に目覚め、最良のパートナーと一緒に自分たちらしさをつくった平成。つくってきたものをいよいよ磨きこみ更に分かりやすくする新しい年へ。それは私だけではなく、妻も子もそして猫たちも(笑)我家の家族全員に共通に言えることです。それぞれの旅立ちへ向かって歩いてゆく春。長男はいよいよ就活に入りました。とにかく遊びほうけていたこの三年間。ただめずらしく単位はすべて取得したらしく就活試験に向けて勉強の日々を送っているようです。次男は大学二年生へ。海洋生物に魅入られてしまいアルバイトは水族館へ!などと言ってはいますが、奴は働けるのか?という疑問符が(笑)いつの写真か忘れましたが...まぁとにかく昔から出かけるのが大好き夫婦でしかも私の趣味主張で歴史探索自然探索が多かったです。ねずみランドは確か2回くらいしか...長男が大学の友人に祝ってもらった写真。孤独な大学生活送ってないだろなぁと冷やかしたら、俺には祝ってもらう友人がいるぜ!との反論写真(笑)次男は孤独な一人海洋生物とのコミュニケーションを活性化しているようです。将来さかなの帽子を冠らなければいいのですが...そして我家の箱入り娘たち。我家の第一号猫であるミケ。新しい家ができる前からの田村家住人です。気性荒し!私の唯一の味方シロ。二代目です。もちろん二匹とも健在ですよ。いつの間にか私のワークデスク周辺に逃げてきて飼ってほしいオーラを出しまくり。猫嫌いな私も随分変化したものです。けっこう珍しいショット。本当に仲が悪い二人(笑)今まで外に出していた猫たちを家猫に変えるべく妻がチャレンジしたコミュニケーション猫カフェ。既設のベランダ下のウッドデッキ空間を利用して造作しました。アフターはこんな感じです。これも製作過程で本当に勉強になりました。色んなスキルが手に入った工事。今ではすっかり二人の日光浴とコミュニケーションエリアになりました。ただこれを作るのにかなりの勉強に励んだ妻。私より勤勉です。よってあらゆる意味で立場なし!まぁそれも運命。でも運命は変えるためにある。それぞれが目指す場所は違うもの。理系家系だった我家に文系大学に入った男や海なし県に住みながら海を目指す男が生まれたり建築を専門で勉強もしていないのに建築全般とオリジナルなデザインを形にしてしまう妻。そして二匹のいや二人の猫。縁が交差してまた分かれて交差して。繰り返しながら人は成長するものですよね。私もみんなに追いつけるように新しいものをしっかり構築していきます。まだまだ先は遥か先!コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2019.04.01
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イチロー選手の引退ゲームと会見をTVで見ました。まさに生きながらのレジェンドの雄姿をリアルタイムで見れる幸運をかみしめる事ができました。メジャーリーガーのままで現役を終えるプレーヤーが日本にいるという意味は日本人にとって有史以来の大きな出来事であったと思います。言葉で語るには失礼過ぎますが、最後までメジャーリーガーとしてプライドを持ちづけていたことが前人未到の領域であることは間違いありません。野茂投手がこじあけた重く光る扉の先に太い道をつくったイチロー選手の功績は、今後多くの日本人プレーヤーが野球選手からBASSBALLPLAYERへと昇華するための道標になると断言できます。と、これはあくまで私の個人の見方です。多くのファンを魅了したイチロー選手に対する見方は新聞や雑誌を読んでいても多くの評論があります。良い悪いプラスもマイナスもなく、どれも正論でありそうでもないような気がします。そして結果はイチロー選手はすごいというところに収束する。コミュニケーションという名の意思伝達手段。これも色んな枝葉があってでも結局は大きな幹におさまってゆくものなのでしょう。いやぁ我ながら凄いこじつけだなぁ(笑)でも言論はしっかりした日本語という枠の中で自由であることは保証されておりますので(笑)そもそもコミュニケーションという名の意思伝達手段には決まった方法などありません。でもやはり正確にスムーズに端的に自分の思いを相手に伝えたいという願望は世界共通かと思います。日本人はそこに多少のいや多くの迂回を入れてしまうので分かりづらい!という事になるのでしょう。Noと言えない日本人!などという事がバブルの終わりころに言われていて、書籍などもありました。でも私はそれこそが日本人しか持っていない「わび さび」であると思っています。伝えたいけれど今じゃなく少し時間をおきたい。伝えたいけれど少し自分の胸の中で寝かせたい。伝えたいけれど直接言葉で言うより書いて伝えたい。伝えたいけれど恥ずかしい。伝えたけれど直接はとてもできない!などなど。私が書いたことのないラブレターなどはその最たるものに違いありません。自分で書いたものを下駄箱に置いたり人に託したり。悪く言うともどかしい。もっとはっきり言えよ!となり、トランプさんは日本に対しイライラしている訳でして(笑)そしてそれこそ日本人が長い歴史の中で培ったコミュニケーション技術であると思います。織田信長のように類まれなコミュニケーション能力と決断力を持った日本人もいましたが、それこそそんな日本人は彼一人以外誰もいないのです。大多数の日本人は日本的迂回コミュニケーションという個性で、各種伝達をしてきました。そしてその伝達方法はどこで磨かれたか?それは間違いなく「家」です。家という器を中心に、家の中では家族や友人と外に出ればご近所さんや地域の方々とコミュニケーションを取り交わす。その中で、お父さんやお母さんいやおじいさんおばあさんから日本美的迂回コミュニケーション方法を子どもたちは学びそれをまた次世代に伝えるという素晴らしい日本式循環がかつて成立していました。何と素晴らしい特性でしょうか。まさにコミュニケーションは日本の文化になっていたのです。THEにろすのコミュニケーション論!ところがそれがいつの間にか、そんな時間はもったいない!コミュニケーションとは無駄な行動である!という暴論が世にはびこってきました。そして注意する人も徐々に少なくなり、地域の結びつきがなくなりせっかくの日本式循環がふんづまりしてしまったのです。そこでこれはイカン!と立ち上がった二人の日本人がいました。田村博と田村青子という建築を生(聖)業とする夫婦です。(笑)OB様奥様たちとの会議から、君たちはコミュニケーションから家づくりを始めなさい。それが一番合っているわよ!という魂のアドバイスをもらった14年前。もともと私は仮面ライダーや川口探検隊が大好きでした。よし文化を守るための正義の味方になろう!自分たちで考えるコミュニケーションを成立させるための住まいを暮らしをつくりお客様に提供する。コミュニケーション理論は家でつくられるべきである!という金言を掲げてスタートしたコミュニケーションを育む住まいプロジェクト。ただこの正義の味方はあまりにも単純でした。その単純な奴を助ける電波人間タックルが幸いにも相棒としていてくれました。※仮面ライダーストロンガー参照コミュニケーションを謳うなら先ずは自分たちから。試行錯誤の実験を試みて、自宅をつくったタックル。それは何と成功したのでした。子ども部屋は確かにつくったのですが、まさにそこは寝るだけの空間。私が居ようが妻が居ようが、遊び場はダイニング。あっ!コミュニケーションを育む住まいにリビングはありません。住まいのマルチパーパスはダイニングです。終いには私も妻も子どもたちの会話に参加して。BBQもなぜか集まる集まる(笑)ちなみにこれはコミュニケーションを育む住まいオリジナルBBQ台。例え二十歳を越えた大学生もコミュニケーションダイニングに集合&食事。私たちが唱えた理論「家族のコミュニケーションはダイニングでつくられる」が機能することが証明された瞬間でした。そして私たちのコンセプトを成す大元である言葉。「なんとなく、見守られている、つながっている。」それだけで家族はコミュニケーションしています。なぜ子ども部屋が遊び空間人たまり空間にならないのか?それは私たちの自宅に来て、それを機能させているタックルこと我が相棒の妻に聞いてください(笑)きっと素敵なコミュニケーションがあなたにも生まれるでしょう!TAMURAがつくるコミュニケーションは人類最強の武器である!コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村博 青子
2019.03.24
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更新がふってわいてきました(笑) このブログもすっかり息を吹き返しました。 日記記入率も少しずつ上がってきて、少しは私の思いが 届きはじめたかなぁ..と、調子こいた感覚におちいらない ようにしっかり少ないボキャブラリーのない言葉で真摯に書き重ねて いきたいと思います。 文章を書くというのは自己表現と自己啓発の最たるものであると 思います。 紀元前100年に漢の時代に司馬遷が記した史記は今も歴史史上燦然と 輝く歴史書です。 ※漢は中国の統一王朝で有名な中国史上三国時代の前に位置します。 彼は紙もない時代に約57万字を竹や木片に記しました。 もちろん電気などない時代です。 自由に書ける時間は制限された中でのこの書の作成は偉業と言えます。 それに比べて今はこうしてPCで書いた文字がその瞬間に世界を 駆け巡るという、ある意味恐ろしい時代です。 司馬遷が生きていたら、よくこんな時代に生きていられるなぁと 感動より哀れに思ったりして(笑) 言葉は歴史。歴史は人。歴史とは時代を映す鏡であり、後世に対し 正直であるべきものかも知れません。 そしてブログは投稿後もしっかり訂正することが必須(笑) 読み直すとめちゃくちゃだなぁと 思ってしまう私のブログ....チャレンジは続きます。 私の長い長い起は終わり次の承るへ。 お題は家具です。 私は工務店の社長ですが陰の社長なる者が存在していて、 その者はつまり妻です(笑) いつの間にか意図せずに自社がそんな体制になりました。 私が会社を引き継いで数年たって考えたのがすなわち実力主義。 それは二人だけの会社であっても必要なことだと。 私が考える実力主義とはつまり お施主様にとって私たちがつくれる一番の価値をお届けする という目的に沿う事で、それに沿うための実力ある者は誰か という結果を示すことです。 プランの作成、立面デザイン、配置計画、外構プラン 家具建具のデザインそれらの製作過程での製作管理と 現場管理が今の田村工業の妻の役目です。 私は申請業務や図面作成(妻の管理のもと)そして現場での 安全品質整頓監理のみ。 主は誰であるか一目瞭然!そしてお施主様の喜びの審査結果も 全て妻への旗が上がるわけでして、まぁ当然の結果です。 この一連の過程の中で生まれるコミュニケーションオリジナル家具たち。 そしてもう一つ言っておきたいこと。 TAMURAが考える勝手な家具という概念です。 家具の意味は辞書で調べると、日常使う道具類の総称とあります。 私と妻は家具という言葉の通り、家の具つまり家の具材と考えています。 大好きなラーメンで例えるなら 家はラーメンのスープ。しなちくやチャーシュー、ねぎは具材です。 まずはしっかり出汁のとれたスープにそのスープに負けない麺。 その上に乗る、ラーメンを彩る具材たち。 それらが完全一致してこそ最高のラーメンが出来上がります。 重要です。 出汁・麺は耐震性や断熱気密性能がしっかりした家本体。 それだけでは暮らしは豊かになりません。 豊かな暮らしを演出するために必要な具材。 その具材こそお施主様の暮らしに合った私たちの大好きな素材でつくる オリジナル家具。 コミュニケーションを育む住まいが成立するための要です。 ただこれは一般論では全くありません。 個人ラーメン店主さんがこだわりぬいたラーメンをつくって 少ないけれど熱いファンがつくように 私たちも少数の、私たちの提供する家や家具を 愛してくれる方々のためだけに熱くつくり続けたいと願う結果です。 そしてそれらを工事中一言も何も言わずに任せてもらえるお施主様の 心に感謝×1,000,000なのです(桁が足りない) いつもこんな感じで、先ずは自分自身のゾーンに入ります。 このゾーンに入ると軽く5時間は集中します。 この図が こんなきれいな建具になります。 この図が こんな素敵な玄関ディスプレイにカタチつくられます。 検討に検討と時間を重ねた図面が TAMURAテイスト満載のキッチン背面家具に 生まれ変わります。 もちろん製作の過程で家具屋さんとたくさんの打ち合わせと 試作を行います。 私ではとても真似できないどころか怖くてできません(笑) これは自宅を改装するための図面。 TAMURA猫カフェ。 こんな風景だったウッドデッキが すっかり猫カフェに生まれ変わりました。 我家の猫は言わずもがな妻になついています(笑) おかげでミケもシロも車にひかれる心配なくのびのび家猫になってくれました。 そして 友人のお仲間工務店さんに依頼してずっと待っていた鍛冶屋さんの紹介が 全く音沙汰なしについに自分たちで鍛冶屋さんを探して 妻が素材も含めて設計した そして作ったオリジナルのコミュニケーション物干し受け。 お施主様奥様に大好評です。 オリジナルをつくるのに人を頼ってはいけない。 二人で探してもがいてつくることが本当のオリジナルだ! という教訓を手に入れることができました。 でもそれって実は二人でスタートしたときの原点なのです。 まさに初心を忘るべからず! 何と言ってもこれらオリジナル家具に携わってくれる方々が 何とかお二人のために作りましょう! と言ってくれること。 私たちのオリジナル家具建具は お施主様そして製作してくれている方々への感謝という 最高のスパイスが乗っているのです。 有難いです。 コミュニケーションを育む住まいの原点である ダイニングテーブルやチェアそしてフルオーダーキッチン TV専用家具も しっかりつくり続けます。 最近の目標は家具の素材として集成材から脱却して 無垢材仕様にすることです。 それは妻が推し進めている大きなテーマ。 見た目は変わらなくてもいいのです。 本質を変える。そしてお施主様ファースト。 これからも感謝のオリジナル家具をつくり続けます。 そして大感謝の暮らしつくりも。 コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社 田村 博 青子
2019.03.21
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突然寒くなるのが春の個性です。 四季があるから日本は美しい国だと思います。 豊かな暮らしがあるから生きる活力が生まれるんです。 家つくりは暮らしつくり。 と、以前から強く思い実行していますが あらためて考えると、暮らしつくりほど正解のない ものはないんだろうと思います。 問題はあるのに正解がない。1+1=2という真理は 暮らしには当てはまらないと考えています。 だからこそ暮らしつくりは楽しいんだろうなぁ。 正解がないなら自分たちで回答をつくってそれをお客様に見てもらい その回答に当てはまるご家族様に住まいを建ててもらう。 そんな思いに行き着いた私たちの暮らしつくり。 私たちが導きだした暮らしの回答とは。 コミュニケーションを育む住まいというコンセプトです。 何でこのコンセプトにたどり着いたのか。 実は偶然の産物です(笑) でも最初から意識してつくったものじゃないからこそ 私たちにとって大きな大きな存在になったと感じています。 そしてこのコンセプトが生まれたことにより TAMURAのロゴが生まれそして企業理念が生まれました。 この順序はすべて私たちの野生のカンです(笑) それもまさに正解があるはずもない道なんだろうなぁと思います。 そして私たちが建築という業種についている基本大原則である 「お施主様を幸せな笑顔にしたい」という 核があったらこその道であったと今は思えます。 私、妻そして妻のお友達であるOB奥様三人と一緒に 導き出したコンセプト。 客観的な第三者さんたちの議事進行のおかげで 自由な議論そして私たちへの客観的な深堀ができた結果でした。 素の自分たち。 二人だけでこのコンセプトにたどり着くことは不可能であったと 思います。そしてこのコンセプトがあったからと言って商売が 繁盛するとも言えません。 でも何のために仕事をしているの?もっと言うならば 何のために生きてるの? という回答がこのコミュニケーションを育む住まいという コンセプトに全て投影されています。 私たちのすべてです。 コミュニケーションは人類に残された最強の武器でありツールです。 そしてそのコンセプトを体現するロゴが生まれました。 家族のコミュニケーションをTAMURAのフィルターを通して カタチにしたもの。 お父さん、長男くん、姉妹、お母さんと赤ちゃん、おじいさん、おばあさん。 その形はご家族様によって違うかもしれません。 でも必ず当てはまるのです。 家族のコミュニケーション。 これはあるお世話になった方からいただいた 私たちの展示場が完成した時の記念の木彫りのロゴです。 コミュニケーションは無垢の木に宿る。 その方は今でもこのロゴを見ると、お二人のスタイルそのままですね、 と言ってくれてます。 家族のコミュニケーションと私たちの暮らしつくりへの思い。 これをデザインしてくれたデザイナーの渋谷さんは女性です。 妻、OB奥様たちがたくさんの意見を交わし完成したロゴ。 このロゴのおかげでお客様にも堂々とコンセプトを 語ることができます。 そして最後に生まれた私たちの理念。 「健康・安全・省エネを基本性能とした住まいつくりを 通じて家族が友人が地域のみんなが心を通わせる暮らしを提供する」 思いを言葉にする。難しいですね。 私たちは一年かかりました。 理念は指針であり舵であります。 これがないと前に進めないのです。 ですからこれが完成した時には妻と祝杯をあげました。 当時は自己満足のかたまり(笑) やっとお客様に堂々と示せる指針が見つかったと。 でもこんなことは一般の企業とすればごくごく普通のことです。 当たり前のことだからこそ 私たちが暮らしつくりをする上で必ず通らなければならない 道であったと思います。 会社を運営するための基礎の下の頑丈な地盤をつくる作業。 時間もかかったし、そこに時間をかけることが できて幸せだったなぁと思うのです。 さてさてまたもや書きなぐりのブログでしたが(笑) この当時の気持ちと今の気持ちはくるいなく変わっていません。 ただ変わったのはこれらを実現するための表現力です。 コミュニケーションオリジナル家具はますます進化しています。 この理念をエネルギーにロゴの船に乗りコンセプトの世界を つくる旅。 まだまだ続いてゆきます。 そしてお客様に話す言葉ひとつひとつに強い信念を持って。 コミュニケーションを育む住まいつくりはまだまだ途上です。 まだまだ進んでいかねばならない。 船首にある「お施主様を幸せな笑顔にしたい」という 枕詞を忘れずに。 コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社 田村 博 青子
2019.03.18
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長いお題になってしまいました。自分の思いを簡潔に分かりやすく伝える。こんな難しいことはありませんが、今になり感じるのは簡潔に伝えるステージ、深く長く伝えるステージがそれぞれあってそこに合致した内容を書くもの良いなぁということです。ですのでこのにろすのブログではとことん書きます(笑)かつての自分の拙さも消さずに残っているのもブログの有難いシステムです。この男はこんな歩みをして生きてきたのかぁと、このブログを読んで感じていただければ幸いです。未来は大切だけど過去の自分があるから今がある。昔の自分の半生の反省ができるこのにろすのブログは私の体の一部です。先日、取引銀行さんが弊社を訪れて社長十年間お疲れ様でした。展示場の建築資金の返済が終わりました。との報告をもらいました。私が社長に就任した年と同じくして建築を始めたコミュニケーションを育む展示場。まさに私たち夫婦と一緒にいわば三人で歩んできた十年でした。当時はとにかくお金が全くない(笑)あるのは夢だけ。紆余曲折。いずれまた書きたいと思いますが、親との確執の中での社長就任。会社を一時解散して再構築するという暴挙に近い行動ができたのも若さゆえだったと思います。特に一番大変だったのは親との食い違い。表面ではなく根本の食い違いにはとにかく悩みました。そんな私の背を強く押してくれた妻の存在。そして当たり前のように妻が主導する形でこの展示場の建設がスタートしました。実は30歳の頃から私たちの中で作りたい家、つくってみたい家具や造作、建具やインテリアの原型が存在していました。でもそれを表現する方法も分からない、誰に依頼したらよいのかも分からないの無い無いづくしの年月でした。でもある大きなきっかけでたくさんの大きな出会いと縁ができました。縁ももちろんですが、自分たちの構想を練る十年という時が今になってみると本当に貴重だったのです。この展示場と歩んだ十年とそれを構築するための十年。妻とそれこそ日本一周か?(笑)くらいの勢いでいろんなところに行きました。そこで培ったたくさんの知識と経験を注ぎ込んだ展示場建築でした。当時も今も恩師であり講師である岡田先生から教えてもらった住宅性能に微塵の疑いもありませんでした。疑え!と先生からは怒られますが(笑)教えてくれる先生が存在するということはこの住宅性能はやる気になれば誰でもつくれるものだと思いました。誰もが作れないものをつくり、それを学んだ性能と合致させる。今にして思えばもしこの展示場建設を私だけで行っていたら今の田村工業は存在しなかったでしょう。妻の基本コンセプトの大きさには今もびっくりすることがあります。施主が自分たちですから好き勝手につくれる。そう考えていた私とは全く違う観点でいた妻。そこには常にお施主様にしっかりご提案できるコンセプトを持った空間でなければならない。コンセプトの実現にはルールが必要。という当たり前のことを再確認できた瞬間でした。そしてお施主様の住まいでは絶対にやってはいけない失敗してもいい実験ができたのも大きかったと思います。標準装備の木製玄関ドア。大好きな素材を使って、ブレないコンセプトそしていいとこ取りではなく一つのストーリーを持ちながら自由さがある空間。二人で十年間考えていたことがカタチになった瞬間は喜びよりもやり切った感の方が大きかったように思います。キッチンって自分たちで設計して作れるんだね。建具はもちろんだけどダイニングテーブルやチェアもオリジナルで作れるんだね。ずっと憧れていたことを一つ一つ実現させていった展示場建設。何よりコミュニケーションを育む住まいというコンセプトを初めてカタチにできたこと。そして住まいの性能が高くなると建具や床ってこんなに反るんだね(笑)みたいな事も学ぶことができました。妻企画設計のオリジナルフルオーダーキッチンは耐久性も抜群です。何人ものお施主様たちにご採用いただきました。今では私たちのつくる住まいの超標準装備となってオリジナルダイニングテーブルとチェア。もちろん妻の企画設計です。今ではオールパインでつくる洗面台も当時は陶器でした。でも以外に色あせていません。この陶器を探すのに一年かかった(笑)by妻ウッドデッキや木製サッシの良い点悪い点もしっかり学習できました。今でも学習しています。オリジナル=好きなモノ͡コト。では私たちはダメなんです。好き以上の愛が必要で、どんな小さなパーツでもそのパーツ説明するのに一時間は語れるくらい愛着を持つこと。その姿勢にブレは全くありません。そして新たなる一歩として少しずつこの展示場の改修をはじめています。改修というより当時出来なかったことが今では出来るようになったたくさんのことをこの愛すべき展示場に反映させること。普遍の中の変化。そして変わらない感謝の気持ち。私たちだけでは絶対に不足していた自然素材自然素材商品の知識を教えてくれた方々への感謝。何よりこの展示場に来てくださり、住まいを建てていただいたお施主様たちへの大きな感謝。皆様にありがとうございます。ありがとうの十年をありがとうございます。次の十年で何とかTAMURAのブランドを完成させたいと思います。いや完成させます!PS 懐かしい回顧(笑)こんな高価なオリジナルキッチンや家具建具なんてとても俺たちじゃ売れないよ。オーダー依頼もこないよ。こんなお金をかけて大丈夫かなぁと泣き言を言っていた39歳の田村博に対し、頭おかしいんじゃない?ここで作らなかったらいつ作るのいつ提案するの?今しかないじゃん。でも作るからには徹底的に自分たちらしく自分たちにしかできないものを作らなくちゃいけないのよ!!かかるものはかかる。二人で頑張って行こうよ!と説教した同い年田村青子。車往復150kmの家具屋さんに10回通って作ったキッチンとダイニングテーブル、ベンチ、チェア。そして全て妻の言った通りになったこの十年。次の十年は俺もしっかり役目を果たしたい、というより妻がやりやすい環境を少しでもつくりたい!オリジナルは一日にして成らず。でももしできたら他の追随はあり得ない。そして新しい家具は今でもたくさん生まれています。私にはまだまだ構想がたくさんある!と言い切る妻の目はなぜか輝いている。つまりこのコミュニケーション展示場こそもう一人の妻なのかも知れない.....コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2019.03.16
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すっかり春めいてきました。春は細胞が動き始める季節です。卒業のシーズンでもあります。かつて何回も経験した卒業式。実はまったく思い出せません(笑)あまり真面目な学生生活を送ってこなかった証拠か?どちらにしても別れの月には違いありません。そして次の出会いの月へ。成長の第一歩は出会いから。ひとつひとつの出会いを大切にするという気持ちを大切に進んでいきたいです。先週のことですが、人生初のユーミンLiveに行ってきました。そもそもユーミンを聴くようになったのは妻の影響と私をスキーにつれてって(古い!)という映画の影響です。当時はねこもしゃくしもスキースキー。とてつもなく長いスキー板とSUVなど言う呼び名はまだ未発生のオフ四駆。懐かしいですね。というよりまさにバブルの遺産。そしてバブルをつくったとされるユーミンソング。当時はとにかく歌はメロディー!という単純な私でした。ユーミンを聴くためにスキーに行くみたいなノリでした。単純ですよね(笑)そしてあらためて今の年齢になってユーミンを聴くとさらにとてつもない事がたくさん判明しました。歌詞が深いんです。そんなの今ごろ気が付くな!とファンの皆様には怒られてしまいますが、とにかく歌詞が深い。趣があるんです。何気ないラブストーリーもユーミンの世界観でさらに深いものに生まれ変わるのです。そんな思いと期待で行った日本武道館。二階席ど真ん中!そして著名アーティストたちのお祝い。講演の内容は言うまでもなく、想像以上のエンターテイメントでした。エンターテイメントという名がぴったりでした。65歳でありながら元気すぎるのはもはや小さいことです。何よりファンに対する感謝ともてなすという心。プロの中のプロなんだけどそんな言葉では語りつくせない素晴らしい姿勢を学ぶことができました。今の私たちが立ちかえるべき基本姿勢がここにありました。ユーミンが最後に言った言葉。もうこれで終わり、なんてことはありません。まだまだ聴かせたい歌、見せたいショーがたくさんありますよ!凄いです。私自身ももう中年だ~なんて言ってられません。まだまだ青春(笑)ユーミンのように素敵な歳を重ねられる人生を歩んでいきたいと思います。そしてお施主様にしっかりした暮らし提案ができるようにその暮らし提案のためのコミュニケーション力にさらに磨きをかけてゆきたいと思います。お施主様ファースト。極々当たり前のことなんですが、自己満足に陥らないように進化できる新鮮な気持ちを持ち続けていきます。現在進行中のK様の暮らしつくりの現場です。着々とコミュニケーションを育むワールドの施工が進んでいます。当たり前ですが隠れた部分こそしっかり!相変わらずの妻の「壁画」(笑)これが一番分かりやすく、お施主様へのご説明もスムーズに進みます。TAMURAならではの現場工夫と現場施工。オリジナルに価値があるのではなく、お施主様に評価してもらえるからオリジナルが光る。と、私たちは考えます。このお住まいから弊社標準仕様として組み込まれる塗り壁です。いつもの森田左官さんが施工してくれています。どんな仕上がりになるか楽しみです。そしてやっぱりお施主様に恵まれすぎている私たち。ご主人様奥様のお気遣いと思い。そして奥様のセンスも素晴らしいものがあります。笑顔で全てをお任せいただける幸せをそのまま施工に還元させていきます。才能は全てを出しつくす!by ユーミン&妻TAMURAオリジナル全開です。とにかくひたすら造りこみます。今週末には上棟もひかえております。愚直に素直に誠実に頑張っていきます。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2019.03.12
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中国の長い長い歴史のなかで 易姓革命という名の皇帝時代において 歴代最高名君の称号を得た皇帝がいます。 清の時代、第4代皇帝康熙帝です。 あのジョンローン主演、坂本龍一教授がアカデミーをとった 映画ラストエンペラー愛新覚羅溥儀氏の遥か先祖さまの皇帝です。 と お堅いお話からすみません(汗) 別に知識をひけらかしている訳ではありません。 ただ単に東洋西洋問わずに歴史が大好きなだけです。 また学業における歴史の成績が良かった訳でもありません。 なぜなら教科書に掲載されていない歴史の方が 断然面白いろいと考えていたからです。 例えば日本史で有名な 長篠の合戦。織田・徳川VS武田勝頼率いる精強騎馬軍団。 歴史のターニングポイントになった合戦です。織田信長はもしかしたら この合戦の結果はすでに織り込み済で、彼にとってはポイントにも ならなかったかもですが。 騎馬に対し鉄砲三千丁を駆使し、織田軍が完勝した合戦です。 鉄砲の威力が勝ったからに他ならない結果ですが、 実は命中しなくとも鉄砲の音による馬の混乱も勝利の 大きな要因だったようです。 またここに至る情報戦も面白い。 当時は梅雨時期です。雨の止むのを待って信長は行軍の 速度を調整したそうです。そりゃ当時の火縄銃は 雨がふれば機能不全になりますもの。 という感じで、でもこんなこと教科書に載せてたら それこそ平安時代で中学三年間が終わりそうです(笑) と読んだ本の受け売りです。 いかんいかん... 脱線につぐ脱線でした。 康熙帝に話を戻すとこの皇帝なぜに最高名君であったか。 在位何と60年以上。しかもその60年をほぼ完璧に 生きた。言葉にすると簡単ですがそもそも皇帝は 神にも等しき存在。赤も白と言えるし、それを国家基準にもできる 今では想像もできない強大な権力を持って いたのです。 それなのに自己コントロールに終始できた。 今風に言えば全くブレない人生。 そして何が名君かと言えば、それはつまり民意というもの 大切にし政治の基本であるチープガバメントを 貫いたからです。戦があっても天災があっても、 民衆の活力こそ国家の基盤という理念を 在位中ずっと持っていて、それを減税という形で実践した。 もはや神の皇帝の神業ですよね。 実は今の日本の政治家たちさんに問いたいことです(笑) 減税こそ古今東西最良の善政であることを。 ただこれはそれこそ稀有な例で、やはり傍若無人な 悪政皇帝の方が多いです。それも古今東西当たり前の 歴史です。 そして本題(笑) 少し前のブログでも書いたのですが、私たちのFeelという 定期情報誌が間もなく10周年になります。 そこで気が付いたのですが、弊社のコミュニケーション展示場も 10周年を迎えます。 (たまには側面からのロケーション) そもそも展示場新築を記念して、この展示場のことや 私と妻の考えるコミュニケーションを伝えるために 始めたのが情報誌Feelでした。 ですのでこの10年という数字はいろいろな 想いと思いが去来する数字です。 先日この展示場建設のためのお金を用立ててもらったお代官所の 偉い人が久しぶりに弊社に来て、そろそろ 取り立ても終わりますとのこと(笑) 今もそうですが、当時は今以上にナイナイづくし。 お金もないし仕事もないし、あるのは夢ばかり。 とても展示場を建てる余裕なんてなかったのに 若さゆえの過ちでえはなく若さゆえの騎虎の勢いでした。 関係していただいた方々のご協力や心の援助が あってこそ夢の一歩が踏み出せたのです。 そして何よりも、この展示場は お施主様たちとの1年に及ぶ会議の中で生まれた コンセプトであるコミュニケーションを育む住まい をはじめて一戸建てとしてカタチにした建物でした。 妻も何年もあたためた構想を初めてカタチにできるという ことでそれこそ10年も前から集めたインフォメーションや 人脈を駆使して果敢にチャレンジしていました。 (妻が設計した私たちにとって初のオリジナルパインキッチン。 これをつくってくれた望月さんは今は退職されました。) そしてこの展示場をつくったからには、 もう逃げ場はない。 コミュニケーションを育む住まいという コンセプトを曲げることはできない。 これしか私たちが生きる道はない。 という決意が固まった瞬間でした。 (住まい性能勉強会の師匠である岡田先生から、これはイカン遺憾と言われた 丸真ん中柱。柱を軸にくるくる回るコミュニケーションダイニングテーブル) この10年ブレずに進めてきたとは思いますが、 たかが10年です。康熙帝は60年。まだ1/6です。 でもされど10年です。 ただブレたかどうかなんてことは自己分析しちゃいけない ことです。お施主様やお客様が判断することです。 この先の年月もしっかりブレずに、コミュニケーションを育む住まいを つくり続けていきます。そのご家族様に合った千差万別のコミュニケーションを 私たちが考えるコミュニケーションと合体させてつくる コミュニケーションを育む住まい。 サッシお風呂トイレ躯体以外はオリジナルで提供する! も少しづつ現実化してきました。 そして2人でつくった理念通りの仕事に邁進する。 いつの日か康熙帝のように あのにろすという男はブレずに家づくりをした男だった! と言われることを夢見て...夢物語もここまでくると 奇人変人の体ですなぁ~(笑) 今回も長い駄文読感謝申し上げます。 コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社 田村 博 青子
2019.03.02
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本当は「昔を語る多胡の古碑」です。私の郷土群馬県に古くか存在し子どもも大人も知っている上毛かるたの「む」です。群馬の吉井町というところにある古碑です。711年に書かれた碑です。時の朝廷よりの沙汰つまり命令書(指示)を碑にしたもので、当時の税制や暮らしぶりを探るのに非常に優良な石の歴史絵巻です。意外と群馬県民には知られていないのが不思議ですが。暮らしに思いを馳せる。その時代時代の暮らしぶりはこうした数少ない資料からしか想像するほかありません。カタチにするのが難しいのが暮らしです。千差万別どころか本当に人それぞれ。私たちは建築という業態を通じて私たちが大好きな暮らしを提供したいと考えています。確固たる信念を持ってはいるのですが、それを伝えきれていないのが現状です。でもそれは終わりがない旅みたいなものなんですよね。そしていくら暮らしを提供したい!と言ってもやはりその暮らしのためのアイテムがないと暮らしは成立しません。そして更に言うなら、その暮らしのアイテムが何でも良いと言うわけでもありません。そしてそしてそのアイテムこそ私たちだけのオリジナルであるべきものです。良い悪いではなく、強い私たちらしさがないと誰も認めてくれないし、そこに価値を見出してはくれません。暮らしを伝えるためのアイテム。それはコミュニケーションを育む家具たち。こんな家具や収納があったらいいなぁとそれこそ20年も前から雑誌やネットを見ながら目の肥やしを増やしていました(笑)お客様たちと何ら変わりないスタートでした。でもやっぱりプロであるからには、造作というものでは表現できない最高のスタイルをつくりたいという希望を持っていました。そんなことを少しずつ叶えることができているのはやっぱり人の縁なのです。自分たちの力や知恵では限界がある。井の中の蛙にだけは絶対になりたくない!という暗黙のルールのなかいろんな情報を収集するために翔んだり跳ねたりしているうちにたくさんの方々と出会うことができました。その中でも、今でも木製玄関ドアや木製サッシやイブキという陶器などでお世話になっているオストコーポレーションの吉田さんという方から紹介されたある家具屋さんとの出会いが私たちに幸運をもたらしてくれました。この木彫りの弊社ロゴ。前出の吉田さんから私たちの新築お祝いでいただいた貴重なプレゼントです。吉田さんこれって誰が製作してくれたのですか?昔から仲良くしている家具屋さんですよ。ご紹介しましょうか?よよよよろしくお願いいたします!神田さんとの出会いは突然に!小田和正の歌が聞こえてきそうな(笑)その突然はいずれ必然へと変化します。私たちと彼の共通項は何より生き方が不器用なこと(笑)信念はしっかりあるけど、表現方法が見つからなくてなかなか真意を分かってもらえない。本人たちに責任が大いにあると思うのですが、実はそれが磁石のように私たちと彼を引き寄せあう力になっています。何より妻との凸凹コンビが完成したのが弊社の大きな武器になりました。今でも当然なっています。最初は棚や収納扉から始まり今では収納や備え付け家具、独立家具そして建具に至る弊社の屋内木工事のほとんどを神田氏が担当しています。妻が書いた図面を忠実に時には暴走しながら製作し、メンテナンスも私たちと一緒にいやな顔ひとつせずに動いてくれます。何より私たちのワールドが出来上がったのが有難いことこの上ないのです。今日も家具工房に行くと妻の描いた図面を下げて、K様邸の家具をしっかり作りこんでいた神田氏。私たちと同じく現場大好き。現場の空気がクリエイティブになる瞬間です。2人の打ち合わせが始まると、半日はあっという間です。実は本日も弊社の新しい打ち合わせ用のテーブルを作製するべく神田家具工房に集まって相談。たくさんの案が出ました。たまたま試作していたブビンガという材質でつくった大きなテーブルの質感を確かめて。これを改良して使用することになりました。椅子はオークかメープルで製作することに。完成が楽しみですし、その打ち合わせテーブルでお客様やお施主様そして協力業者さんたちとのコミュニケーションもすごく楽しみです。まさに私たちのコンセプトのひとつである家族のコミュニケーションはダイニングテーブルでつくられる!出会いがなかったらこの出会いもない。ひとつの出会いが人生の全てを変える。たくさんの無駄を重ねたからこそ貴重なひとつが生まれる。閉じこもっていられない性格で良かったなぁと思うこの頃です(笑)そしてその全てを今後もお施主様の暮らしつくりに捧げていきます。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2019.02.28
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と、突然の意味不明の言葉から始まるにろすのブログ。そもそもブログとは日記であるからして、好きなことを書いてそれを奇跡的に読んでくれた方がこれまた奇跡的に頷いてくれたらいいな~ってものかも知れません。これもただ単に私だけの解釈ですが(笑)私は一級建築士という資格を取得しています。30歳のときに合格しているので、かれこれ保有して20年。長い期間です。当時は冗談でもなく死んでもいい!と思うくらい試験勉強しました。この資格を得たら何もかもが特に今の自分の置かれた環境が変わる!と信じていました。そして見事に合格。しかし何も変わらない。これは一体どうゆうことなのか?と自問自答する日々でした。そしてこの業界で尊敬するある方から言われた言葉。「にろす君、一級建築士はこの業界に入るための決意表明みたいなものなんだよ」頭を雷にうたれたようでした。そうか!決意表明したからには真剣に建築という業務を自分の力で遂行していかねばならないのか!と思い直し、今度も必死に自分探しの旅を始めました。それがコミュニケーションを育む住まいという命のコンセプトが生まれたひとつの理由でもありました。一級建築士は、いや他の難易度の高い国家資格も足のうらの米粒と形容されています。持っていても食えない。でも持っていないといっぱしの建築家とは認めてもらえない。まさに気になるようなならないような資格(笑)でもやっぱり必要な資格なんですよね。とここまでは前置き。いつも長い前置きですみません💦住まいつくりにおいてその性能や構造はとても大切なことです。大切であるには違いないですが、それらをきちんとやっているからと言って商売が右肩上がりになるとは限りません。でもそれは本当に大切なんです。というようなことを、私は幸運にもたくさんの建築の先生たちに巡り会って教えてもらうことができました。一般的すぎて価値がなくなった言葉、高気密高断熱。そして誰もが知っている長期優良住宅。義務化が先送りになって多分もしかしたら無くなってしまうかも知れないZEHやBELSというワード。確かにお客様にとったら興味もない事柄なのですが、実は足裏のお米のように、それらは住まいつくりにおいて気が付くと実は必要なものなのです。構造塾という勉強会で出会った講師の佐藤先生から田村さん、長期優良住宅?そんなのとっくにそれらしき頑丈な家を俺たちは昔から作ってるぜ!と地域の工務店さんは言っているのだけど、それは世間ではただの恥なんですよ。今や建売屋さんでさえ全棟長期優良住宅の認定をきちんと取得しているのだから。頭を雷でうたれたパートⅡ。つまりそうゆうことなんです。それらしきものはそれらしきものでしかない。しっかり構造計算を行い公の認定をもらうことこそ大切なことなんです。それは断熱化した住まいにも言えますよね。あたたかいという判断は人それぞれ。確かにあたたかいけれど、ではそれは数値化された証があることにより比較もしやすくなるし、お施主様も安心できるというものです。つまりはコンプライアンス。ただこれは単純に訳すと法令順守。私の言うコンプライアンスとはコンプライアンスの前のコンプライアンス。法令順守の前にやるべきことをやりなさい!というスーパーベーシックな事柄なんです。という事で、建売業者さんたちもしっかりやっていることを愚直にしっかりやってゆくことに目覚めました。今の田村工業のスタンスをしっかり全棟全うしていきます。長期優良住宅。耐震等級3をしっかり設計します。BELSマークもしっかり全棟取得します。義務化とかそんな問題ではなく、田村工業の姿勢として。そしてエネルギーを創出する機器を用いた時はしっかりZEHを取得できる住まい性能を持つ。そしてかれこれ12年継続している気密測定。住まいの気密性能を計測します。巨大なバズーカ砲を窓に設置して。そしてこれももう12年継続しているVOC測定。お引渡し前に上記8種の物質の含有量を計測します。(紙がゆがんでいてすみません)もちろん私もVOC測定士の資格はありますが、第三者の計測を依頼しています。測定は公正公明こそ大切です。これらが今の私たちがつくる住まいのコンプライアンスなのです。でもこれらはやる気になるとみんなができてしまうこと。健康・安全・省エネという弊社理念を形にする最低限のものです。そして真似できない真似しようとも思われない私たちだけのコミュニケーションを育む住まいという名のコンセプト。まさにこのコンセプトを完成させるための基本事項が上記の認定やら測定やらなのです。と気張りすぎて書きましたが、ここまでたどり着いていただいた皆様、感謝申し上げます。このスタンスが今の私たちのスタイルです。いずれコミュニケーションを育む住まいのことやまだどこにも書いていない誰も知りたくないにろすというネームの由来などもおいおい書いてゆきたいと思います。住まいつくりへの自信がますます深まるとともに不安も深まります。だからこそ進化が生まれるんですよね。コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社田村 博 青子
2019.02.25
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そろそろ花粉の季節です。皆様はいかがですか?私はアレルギーや病気に関しては縁がない人生を歩んできました。アホは健康!という定説はかなり真実に近いなぁと思ってはいたのですが...私が住まいつくりの過程で行う「床下清掃」掃除機片手に床下にもぐり、チリや木くずをすいとりそして最後の点検を行う私だけの蠱惑的な作業です(笑)こんな感じで、つなぎを着てこんな感じで床下を清掃します。気持ちいいんです。いろんな意味で、協力業者さんたちの努力や現場の清掃度などが、床下に入るとすぐに分かる。床下は住まいつくりを映す鏡のようです。と、話が脱線しましたが、このようにマスクをしっかりつけて清掃しなかったおかげで少々の木くずや埃を直接すいこんでしまい体のどこかの危険水域スィッチが入ってしまったようです。それ以来この季節には鼻がむずむずし出した次第です。ところがいつも我が家に来てくれるヤクルトさんから紹介いただいた果汁ジュースを飲むようになってから今年はまだ大丈夫。これからが花粉も本番かと思いますが、少しずつ改善を目指していきます。世の中、改善しないものは何もない!という事で長い長い前置きから本題へ。私たちはお施主様やお客様に情報を伝えるためのツールとして定期情報誌を毎月一回発行しています。多くの工務店さんや違う業種さんももちろん行っている事業なので真新しいということはありません。真新しくないけれど、私たちだけにしか書けない内容を書く!という柔らかい決意で書き始めた情報誌Feel。2009年の12月から発行を開始したので今年の年末を迎えると発行10周年になります。継続は力なり。という言葉があるように私たちにとってのちょっぴりの自信につながっています。このFeelという情報誌の題名は、私たちの会社のロゴデザインをつくってくれた渋谷さんという女性デザイナーさん作です。このTAMURAのかわいい会社ロゴももちろんですが、Feelという言葉も私たちのコンセプトにピッタリです。それは当然も当然で、かれこれ10数年前に開催された会社コンセプト会議。今の私たちの原点を作り出した会議で生まれたコミュニケーションを育む住まいというコンセプトと共に生まれたロゴと言葉なのです。ですから私たちにとって思い入れは本当に大きなものがあります。ただ情報誌はとにかく内容なんです。ただ発行すれば良いとは全く思っていません。ですのでまだまだ未熟未完成未到達の途上です。ひとつひとつの言葉を大切に、その時点で考えられる自分たちの最善と自分たちのフィルターを通した日常を言葉で表現する。それが最重要なんだと思いながら、締切りに追われることなく楽な心で楽しみながら作成しています。発行6年めから、それまで私が作って妻が添削していたスタイルから妻もコラムを持つようになりそして我家の猫たちもコラムを持っての田村工業コミュニケーションスタイルへと変貌を遂げました。妻の厳しい添削はまだまだ続いていますが(笑)これからもこのFeelはずっと続いてゆくでしょう。もはや私たちの体の一部となっています。ですから余計にひとつひとつの言葉を大切に、制作日数をたくさんかけながらお施主様やお客様の心に届く情報誌をつくり続けていきたいと思います。2人と2匹とたくさんのお施主様たちと。お仲間さんから教えてもらった技術もしっかり自分たちのものになり、創意工夫を取り入れて。住まいつくりも少しずつの進歩が必要です。コミュニケーションは数字で表すことはできないから私たちの想いで表す。性能は数字で表さなければいけないから数値で表す。まだまだ先は長いです。コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社 田村博 青子
2019.02.22
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春もいや四季を通じてTAMURAコミュニケーション!ということで、気が少し早い気もしますが春を感じているこの頃です。ふりかえるとこのにろすのブログも開設早12年が経過しました。大切に進めていかなきゃいけないのに、更新をすっかり忘れています。でも今年は一味違います!と自らに言い聞かせていつものスローコミュニケーションスタイルで頑張ります。以前までは10年やれば本物という思いでしたが、大いに大間違い。20年しっかりやれて本物。ということを恩師の方々から教えてもらっています。しかもブレずに進んでの20年ですからもう大変です。大変だからこそやりがいもあるし楽しさもあるのでしょう。ブレずに進むには理念とコンセプトが必要です。幸いに私たちはそれを持っているので、あとはしっかり信じて進むだけ。と考えていたのですが、世の中そう甘くはありません。でもここでそれを気が付けたのも幸運かも知れません。もう一回自分たちを見つめなおし、自らを再整備する。これをやめていたこの数年が悔しいのですが、過去を悔いても仕方ありません。そんなこんな、社内バトルが続いています(笑)これも幸運であるんです。理念があるから夫婦バトルがあってディスカッションも濃くなるのです。大切な1年にしたいと思います。その一環として、恩師にお世話になっているHP更新も佳境に入ってきました。妻もいよいよ自分のコラムとブログを持ちたいようで、もっとお施主様、お客様に寄り添える会社になれるように二人で頑張ってゆきます。PCを買い換えました。今更ですが、Windows10に!快適なスピードに驚きです。機器も脳も時々updateが必要です(笑)データ管理をしていたら懐かしい写真が。コミュニケーション展示場の写真です。今とあまり変わってはいません。だからこそ価値がある!いや価値が出る!と信じています。良いものは普遍の進化を遂げる。私たちもこの展示場もそうありたいです。ここにも普遍の味が(笑)妻が買ってきた懐かしいラーメン。朝ドラのまんぷくを見ていて衝動買いしたそうです(笑)いやぁ旨い。少年のころを思い出す味でした。朝ドラが出たついでに、実は朝ドラは私たちにとって経営を学ぶ大切な番組です。今回もしっかり萬平と福子夫妻から大きなものを学んでいます。数年前にOB様である田島様が営む前橋の人形の島久さんに作ってもらったお雛様。姪っ子のまこちゃんも大きく成長しました。田島様ありがとうございます!K様の現場も順調に進んでいます。玄関ドアのモールディングも設置されて塗り壁の下地施工に入りました。このK様のお住まいを機に、いろんなところを見つめなおしています。もっとお施主様に満足してもらい笑顔になってもらえるように。もっとTAMURAらしいスタイルであるように。もっと素材にこだわり家具にこだわりオリジナルにこだわり。完成までまだまだ時間を惜しみなく使いたいと思います。これらはある有名な杜氏さんの言葉をパクリました(笑)私の金言手帳が早くも満杯!年末にはどのくらい増えるのか...そして遠く岐阜にいる同業仲間たちが本当に参考になりますしその切磋琢磨が私たちにとって何よりの宝です。持つべきものは友、そしてお施主様のおかげで人生を学ばせてもらっている感謝をかたちに変えて。そして地元で新しい建築工事が始まります。これも今までにないスタイルの物件。大きく個性は出せないけれど、バリアフリーという意味を学び直していきたい思います。そう言えば私は福祉住環境コーディネーター2級を持っていたような....資格は持っているだけじゃただの紙ですよね。実践あるのみ!昨日も月一回の住まいの性能勉強会で気が付きましたが、技術を越えたところに私たちが生き抜くヒントがあると感じています。道はまだまだ途上で遥か遠く。毎日がコミュニケーション。コミュニケーションを育む住まいは進みます!コミュニケーションを育む住まい田村工業株式会社 田村 博 青子
2019.02.19
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2月に入りました。そして雪が降る土曜日にコツコツとにろすのブログを更新させていただきます。「コミュニケーションを育む住まい」今月のテーマです。そんなの聞き飽きた!となりますが、私たちにとっては365日コミュニケーション!というくらい私たちにとっての全て、いや生きるためのコンセプトになっています。このコンセプトなくして私たちは存在しない!そんな思いでいつものように熱く書いてみたいと思います。よろしくお願い致します。まずは地域のコミュニケーション!2月初っ端から初体験講演をさせていただきました。事のはじめは、昨年末。地元優良企業のしげる工業さんに勤務する友人から、うちの会社で講演やってくれ!との依頼が。気軽に引き受けたものの、知れば知るほど恐ろしい現実が....太田市に新しくできるコミュニティー施設の建設のためのコンセプトつくりの一環のワークショップでの講演でした。時間は20分。そんな長く人前で話した経験はありません。でも引き受けたからには友人の顔にどろを塗ってはいけない一心で、地元の歴史を調べて完成したテーマが「祭りで培われた木崎人のDNA」でした。友人がパワーポイント操作の協力をしてくてたおかげで何とか20分を講演することができました。地元大企業の重役様や太田市でボランティアをされている方々など約30名の前でのスーパー緊張の時間でした。でも終わってみれば、またたくさんの地域の方々とのコミュニケーションができました。30代40代では気がつけなかったことを気付くことができた1日になりました。講演後に仲間たちが集まり、お好み焼き宴会を開いてくれました。緊張もほどけて、飲んで食べて飲んで食べて(笑)最高に楽しい夜でした。仲間がいるから頑張れるし人生を楽しく過ごせる。まさに仲間とのコミュニケーション!最高!です。たくさんのありがとう!!そして東京は新宿で、旧知の講師さんとのコミュニケーション。※ラーメンとのコミュニケーションも含む(笑)あるセミナーに旧知の講師さんからのお誘いで参加してきました。参加して気がついたのは、田村工業足りないところばかり!でした(泣)そんな悲哀を癒すべく向かったラーメン屋さん。かいた冷や汗塩分を補給させていただきました。ラーメン食べたら元気が出る!私の本能です(笑)そしてこのセミナーの内容を現在まとめています。その書類をもとに、最大のケンカパートナーである妻との社内会議へ(笑)最近荒れ模様な会議が多いのでさらに荒れるでしょう。でも荒れるから会議なのです。ただの報告会は田村工業では会議と言いません。意見をぶつけ合う。だからこそ2人で0からつくり上げてこれたと思っています。でも正解はありません。正解を探すのが私たちの目的ではないのです。あっいかん....これを話すと長くなるので次へ(笑)TAMURAの現場施行コミュニケーション!TAMURAになくてはならない換気システムDSDDの設置です。設置の役目は私です。譲れません。床下の調査点検も含めてじっくり設置します。まさににろす至福の施行時間旅行!!です。コミュニケーションある暮らしは清浄な空気から!オカトミ社製のダンセツ。断熱材を特殊寸法にカットするマシーンが現場に運ばれました。早速フル稼働。この日のために弊社秘密倉庫で私がしっかり磨きこんでいます!常に重力がかかる壁内、木が収縮する壁内。その壁内で常に隙間なく適切な働きをグラスウールに与えるべく、この十数年学んできたことを狂いなく施工に反映させています。大工さんも私の気持ちをしっかり理解してくれて施行のコミュニケーションをしっかり実践実行。意味を知るから施行精度が上がる!そしてこれまた重要な0.2mmの防湿シートを使用したベーパーバリア施行。これも岐阜の仲間が編み出したサブロー工法がキラリと光ります。このシートは厚いから施行がスムーズですよ!とは大工さんの言葉。さすが私についてきてくれる業者さんはマニアックです(笑)現場清掃も含め、ひとつひとつの施行の目的を思いながら施行する。私たちの理想とする現場スタイルが少しずつ完成に向かっています。でも当て所のない旅は永久に続きます。だから楽しいのです。だから完成はないのです。協力業者みんなにありがとうそして更に進んでいこうぜ!現場での仲間たちとのコミュニケーション!平方木材視察団三回目の登場です。客観的な目で現場を見てもらう。夫婦工務店にとって非常に重要な瞬間です。夫婦で営む=世間を知らない(一般論ではなくあくまで田村工業のという意味で)指摘はもちろんですが、ちょっと気がついたことを言ってもらえるのが何よりの私たちの財産になります。何回も来てくださいね、皆さん!そして同じ釜の飯を食いながら学びあう仲間も、私のお誘いにこころよく応じてくれています。Fさんの現場視察。技術はもちろん、とにかく彼の思考は素晴らしい。彼との技術を超えた、お施主様に満足してもらうための現場会議は本当に楽しいです。これからもよろしく。そしてこの現場会議を肴のネタにして一杯やりましょうね!いや不謹慎でした...基本に忠実に施行をもっと精度を上げる象!お施主様とのコミュニケーション。当たり前ですが、お施主様との現場打合せこそ私たちの本領発揮の瞬間です。そしてその役目は妻。暮らし、住まいを設計しオリジナル建具・家具を設計し、照明や設備機器選択家電や装飾部材の紹介などまさに多岐に渡る役割です。私ではとても出来ないことを楽しみながらやってのける。そこには陰の努力と「コミュニケーションを育む住まいが大好き」という大きな夢を持っているから。このお住まいのK様の奥様も素晴らしい感性をお持ちです。それらが見事に融合した打合せになっています。心より感謝申し上げます。最高の「コミュニケーションを育む住まい」をつくり上げます!いつも参加してくれるRちゃん。ありがとう。そのRちゃんからもらったチョコ。感激しすぎて心で泣いてました....食べずにずっと保管します!という事で、いかがでしたか?濃い熱い1月からさらに濃い2月へ。田村夫婦、自分たちがつくりあげた理念を裏切ることなくコミュニケーションを育む住まいというコンセプトを磨きこんでいきます。OB様からご依頼いただいた外構工事の調査風景。ボケッと立ってないでメジャーの片方を持ってよ!(怒)一生怒られ続ける運命は変えられません.... コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社 田村 博 青子
2019.02.09
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新しい年になり早くも一月が終わりそうです。光陰矢の如し。またたくまに過ぎてゆく一瞬一瞬の時の流れの中で、どんな足跡を残せるか?永遠のメインテーマだと感じるこの頃です。ある一冊の本に出会いました。昭和40年代生まれの方なら誰でも知ってるタツノコプロのアニメたち。実はその作者って意外と知られていませんよね。ジブリの宮崎さんを知ってる人はたくさんいるけど吉田竜夫さんを知る人は少ない。夢をアニメに託した男の一代記。すごく面白かったです。やっぱり夢があった方が楽しいですよね。生きてゆくのは大変だけどそこに夢があることによって生きてゆくことが少し楽しくなる。そんな思いにひたれる本でした。そして私たちもやっぱり理念をつくっておいて良かったなぁと感じます。それがあるから仕事に私生活に一生懸命楽しく生きられる。淘汰の時代が間もなくやってくる建築業界。どんな理念(夢)を持っていられるかが分かれ目になると感じています。理念を持っていても絵に描いた餅じゃ意味がないです。私たちは自分たちの理念をしっかり実行している自信だけは大きく持っています!そしてその理念をカタチにする場所。それがお施主様の住まいつくりの現場です。前橋市K様の建築現場です。昨年より採用させてもらっている新しい工法もしっかり施工ペースにのってきました。月に一回参加している性能の勉強会仲間から教えてもらった技術です。TAMURAオリジナルを加えて現場での共通マニュアルとこの技術を使う意味もしっかり協力業者さんたちと共有できました。産業廃棄物管理もすっかり板についてきました。長年の思いが結実して、廃棄物削減が大きく進化しました。コンテナ交換なしで現場を終えられそうです。大工さんの努力に感謝です。HPを大きく更新予定で、その中で私の現場での写真が全くない!という恩師の言葉に、最近は妻が撮影をしてくれています(笑)左が棟梁の平野親方。田村工業の唯一の大工さんです。右が神田クラフトさん。TAMURAブランドの家具や建具を作ってくれる業者さんです。妻とのコンビは天下一品!毎回阿吽の呼吸で、妻が設計企画する家具図や造作図を忠実にカタチにしてくれています。お2人とも、決して多くない仕事量の田村工業のためにいろんな創意工夫や努力をしてくれています。何より、他の工務店には絶対に行きたくない!という田村工業愛を私たちに示してくれています。田村夫婦、感謝しかありません。彼らのためにも、2人でつくった理念を裏切ることはこれからもないと言い切れます。神田さんの立案で、家具建具の試作品を端材で作ることになりました。究極の再利用!ゴミは減り、私たちの家具がさらに進化しそうです。私もたまにはお手伝い。木製トリプルサッシの運搬です。皆で丁寧に運びます。現場に入る全ての材はお施主様の大切な財産。愛情を持って接する必要があります。設置位置や設置デザインは全て妻の役目です。協力業者さんたちともいつもの楽しいコミュニケーションを現場で繰り広げております(笑)K様のお住まいは、奥様が私たちのテイスト感をしっかり愛してくれています。それゆえに厳しい現場管理とともにいつも楽しい現場になっています。いつもの妻のヒラメキが早くも連発炸裂中!!新しい物干し金物の企画製作をもくろんでおります。未知の知識は業者さんたちとのコミュニケーションから学びとる。そして必ず試作をつくり吟味する。野生の勘は彼女が一番嫌いなこと。TAMURAのデザインは常に現場で創られます。最近パン屋さんに行くと、乃が美さんの生食パンを模倣した食パンがたくさんあります。でもやっぱりオリジナルが強いですよね。パクったものはいつまでも自分のものにならない。そしてパクりは全然面白くない。認められないかもしれないけど自分たちのオリジナルを作り続けることこそ、私たちにとって建築を続ける意義があるのです。住宅性能は全て教えてもらっているので、デザイン&テイストこそ私たちの勝負処です!そしてやっぱり「コミュニケーションを育む住まい」という唯一無二の私たちだけのコンセプト。さらにこの命のコンセプトを磨きこんでいきます!先日何気に入ったラーメン屋さん。旭川らーめんです。どこにでもある旭川らーめん。北海道で食べた味と同じもしくはそれ以上に美味しくいただきました。でも旭川らーめんはどこにでもあります。どこにでもないのがこのお店のコンセプト。コンセプトは書いてないですが、すぐ分かりました。そのくらい凄いコンセプトを持っているお店でした。やっぱりそうゆうことなんだよな!と妻と感動しました。建築業者さんもたくさん存在します。埋没しないために必要なこと。それは....そう言えば、若いお仲間同業者のFさんが現場に遊びにきてくれました。私とは何かが違う素晴らしい能力と言うか人間性を持っています。それが何かはまだ分からないのですが、いずれそれを彼から学びたいと考えています。学びのネタはいたるところに存在する!やる気が出てきたぞーーーー!長くなりましたが、田村夫婦もっとTAMURAらしく2月も頑張ります♪ コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社
2019.01.27
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本年もよろしくお願い致します。今年は元日からこのにろすのブログ更新です!素晴らしい!パチパチ(笑)と、自画自賛している場合ではなく。大きな緊張感を持って誠実にブログ更新を通じて私自身の思い考えを伝えていきたいと思います。皆さまの健康と幸福を祈りつつ、私たちの健康維持と小さな幸せを探してそれらを仕事に反映させていきます!とにかくコミュニケーション!私たちにはこれしかありません。コミュニケーションは人類に残された最強の武器である。これは私の代えがたい自論です。私が会うであろう方々そして再会するであろう方々を心地よいコミュニケーションに包めるように。昨年書ききれなかったのですが、年末に教訓になる言葉をいただきました。人は勘定ではなく感情で動くこともある by K氏田村さん夫妻は粉骨砕身は似合わない。自分のスタイルに自信を持って耐えてかまえなさい by M氏早くも諸先輩方から金言です。ありがとうございます。私たちをとりまく全ての方々に感謝を忘れずにそして言葉だけではなく態度と実行を、真摯に誠実に!お施主様、お客様本年も変わらぬ私たちをよろしくお願い致します。そして変わらずに変わり続ける私たちでいたいと思います。謹賀新年 2019ありがとうございます。 コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社 田村博 青子
2019.01.01
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平成最後の年末になりました。雑務が残っておりますが、本日で一応の業務が終了です。あとはお施主様たちへのご挨拶まわりと書類整備のみです。今年も私たちに関わっていただいたお施主様、お客様、協力業者さま、建材材木関係者さま、メーカーさま、家具屋さんそして毎年精神的な支援をいただいている恩師の皆さま本当にありがとうございました。私たちも何とかこうして年を越す事ができそうです。年末恒例の仕事になくてはならない相棒の洗車そして材料倉庫の整理整頓です。整理や清掃ってその日から突然できるものはない。というのが私の自論です。というより実体験。普段から気をつけて、材料の管理や機器の管理に注意を配る。それが現場の安全品質管理につながる。これは10年以上をかけて私が追い求めていたライフワークです。今年はそのひとつが達成できました。誰に見せても恥ずかしくない現場の清掃度と廃棄物削減。私1人では無理で、現場に関わる業者さんや妻の協力があったればこそでした。でもまだまだ道の途上です。さらにきれいにさらに少なくを来年も頑張ります。長い前フリ申し訳ありません。恒例の田村工業として1年をふり返る。年末らしく無制限ガッチリ長々長々永遠にと書き込ませていただきます!飽きたら途中でページ移動してください。いや、やっぱり最後まで読んでください(哀願)今年も私たちへ工事をご依頼をいただきありがとうございました。昨年にも増して本当に情勢は厳しいなぁと感じる1年でした。私たちにとって「厳しい」とは、私たちの提供したい暮らしをつくらせていただけるお客様と出会い、工事ができるか否か。私たちはそこでしか生きられない人間です。私たちという言葉をを噛み砕くと私たち夫婦になります。私が1年よく口にしてきた夫婦工務店。私たちにとっての夫婦経営、それには特別な意味があります。そもそも夫婦で経営する工務店はそれこそ星の数ほど存在しています。そして私たちよりももっと立派に経営されている夫婦の工務店さんも星の数ほどあるでしょう。まず一般的に比較対象にはならない自分達の存在を自己熟知しています。私たちの特異なところは、私と妻は全ての業務上50/50の関係であること。便宜的にというと言葉が悪いですが、親の事業を世襲した私が代表権を持つのは当たりまえの意味での社長就任中です。でも工事をしてお施主様の信頼を得るのに代表だろうが何だろうが関係はありません。私も妻もそれぞれがやるべき使命に従って、上下の関係なく業務に邁進しているのが田村工業としての夫婦経営です。かと言ってケンカが多いと言う訳でもありません。一応外面的にケンカばかりしていると言っているだけで、そんなことありません。そしてそんなこと(ケンカしないこと)はお施主様皆さまに工事が終わる頃にはずべてばれているという(笑)もう10年以上前のことですが、私は妻と業務をするなど想像もつかないことでした。親が夫婦で経営をする姿を見ていて、ありゃ大変だなぁという思いが強かったからです。ですから夫婦工務店なんかもってのほか!妻は家にいて家を守れ!みたいな昭和初期親父流(笑)でもそれが今のようになったのは、いくつかの幸運があったと思うのですが、何よりも2人が目指す暮らしつくりというSTORYが奇跡的にも全く同じという基礎があったから。そしてこれも奇跡的なのですが、仕様にしたい素材感もこれまたピッタリ合致。sweetパインスタイルは×でbitterパインスタイルは◎(笑)不思議ですよね。だから2人でやっていく!という私自身の哲学変節も実にスムーズに行われました(笑)でもあるとき、かれこれ10年まえ、まだ40になる手前にある大きなことがきっかけになり、2人の進む道は決まっているのだからそれらを言葉にしよう!となりました。それが今の弊社の企業理念です。言葉にするって意外と難しいもので、言葉を単純に並べたらそれこそ200字!なんてことになってしまいました。理念は長くしてはいけない。常に諳んじられるサイズで単純明快に。というある方の強い教えのもと200字を100字にそして最終的には50字ほどの文字数になってそれこそ覚えやすく語りやすい理念が出来上がりました。約1年かかりましたがもとからお互いの思考にあったものを言葉にできたおかげで、何もかもが更にスムーズに動くようになり今につながっています。結果。同じ思想の元に集まった同志がたまたま夫婦で、たまたま旦那が工務店をやっていた(笑)それが私たちが考える私たちだけの夫婦工務店の姿となりました。ですから経営判断も当然話し合う。でも間取りやデザインは彼女が全て決める。構造や性能に関する向上はお互いとことん話し合う。宣伝媒体の決定も同様。これは使いたい造りたい!ものはお互いが資料を集めて、まずは実物を見学する。みたいな流れが何も言わずに出来上がりました。公私を分けるつもりが遊び会話がいつの間にか仕事の話に。多分ですが、世間一般では横道が私たちの王道、世間の王道は私たちの横道。なんだろうなぁと思います。でもそんな流れができたからこそ、こうして何とか工務店として生き残れているのかなぁと感じます。そしてそんな思いに集まる協力業者さんたちもやっぱり世間では傍流(笑)大きな仕事量は提供できないのについてきてくれた上に、他には絶対に秘匿なことをやってくれる。有難いですし、理念のおかげです。と、あっ!1年をふり返るつもりが田村理論の話しにすり替わってしまった...と、これもいつものパターンです。支離滅裂細胞分裂!今年もこうして住み心地取材のあとの集合写真にご一緒させていただきました。お施主様ご家族様たちの感想が、私たちの理念に近づいてきている。これは今年気がついた大発見です。ありがとうございます。仕事面は、1年通じてやっぱり私たちは現場主義。お施主様の生まれたばかりのお子さまを抱いての現場打合せ。神田クラフトさんとの凸凹コンビ。容赦ない叱責が飛んでます(笑)彼女のつくる資料は秀逸なものばかりです。家具も運びます。二の腕が太くなったと言って怒ってます。彼女専用のスケッチbookとメジャー。もっと使いやすの買って!と言われてます。自ら設計したものは必ず自ら動いて管理します。お施主様たちも、肝心なアドバイスは彼女に求めます。ざっとこんな感じですが、実は来春の完成目指して自社HPを大更新しています。コミュニケーションを育む住まいというコンセプトを私たちとつくってくれた恩師にその制作を依頼していて、その恩師が私たちが用意した資料と写真を熟読したなかで「社長の参加した打合せ写真が全くない!」いや、私もしっかり打合せに参加してますよ!ただ私が追いかけているのは妻の背中ってことになってまして....来年は少し私も表に出れるように頑張ります!でも来年もこのスタイルは変わることはないでしょう(笑)でも私たちがやるべきことやりたいことを追求していきます。ハードはしっかり勉強、ソフトはパクらずしっかりオリジナル。分かりやすい標語でしょ?(笑)来年早々に上棟させていただくお住まいは、ここ数ヶ月あたためていたものを全て出し切りたいと思っています。色んなものを造りたい!という2人の欲求に素直に動きます。そして私たちに関わる方々に見てもらいたいと考えています。(まだお施主様の許可はもらってませんが...)とにもかくにも本年は本当にお世話になりました。特にOB様たちからの励ましといただいた温情を宝物にして来年も私たちだけの二人三脚で進んでいきたいと思います。良いお年を!そしてもしブレたら鉄槌を!(笑)チャレンジしたデザインたち。そして来年もチャレンジします。TAMURAの和テイストをひとつの柱にしたいです。収納家具をさらに磨きをかけます。テーマはハワイの映画館。勉強させてもらいました!少しワイルドなデザインも楽しいことに気がつきました。 コミュニケーションを育む住まい 2018年お世話になりました。 田村博 青子
2018.12.29
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夏の夢が秋も深まる時期の日記になってしまいました...網走も雨雨雨でも中年たちはめげません。しっかり網走の海の幸に舌鼓!心機一転次の日は曇曇曇!(笑)北海道らしいどこまでも続く道を進んできました。爽快以上の爽快!そしてそして世界遺産知床~羅臼へ。気温4度の極寒ツーリングとなりました。そしてもちろんグルメも忘れておりません。羅臼と言えば、卵たち!!もはや想像を絶するどんぶりなのです!体重のことなんか関係ない!(笑)羅臼~釧路も雨雨雨まさに雨の北海道(泣)そんな中でも人情をいただきました。スタンドのおじさんたちの優しさにふれて、まさに旅は情、演歌の心!一気に100km走破の夕張へ。夕張と言えばメロン!メロンと言えば夕張。するりと入るメロンの心地よさ。最高です!そして夕張と言えば「幸せの黄色いハンカチ」。私も貴方も健さん!いや私は武田鉄也か.....まさに幸せだらけの記念館でした。そして今回のツーリング仲間の貴重な集合写真。いろいろあったけどやっぱり仲間はいいもんですね。ツーリングが楽しいのではなく、仲間と行くツーリングが楽しい。そう思うのです。何となく名残惜しいので、偽物ジンギスカンを食べて(笑)無事に苫小牧まで戻ってきて、フェリー乗車です。プライベート空間はほどよい狭さで快適そのもの!帰ってきた大洗港は大晴天(笑)太陽さんを久しぶりに見ることができました。結局天候には恵まれなかったけど、以前からのひとつの夢を実現することができました。家族というより妻そして仲間たちにありがとう!です。人生を豊かに過ごすのはお金だけじゃなくて、やっぱり人とのコミュニケーションがもたらす交流に違いない。そんな気持ちにさせてくれた北海道よありがとう!また絶対に行くぞーーーーーー!五年後に! コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社
2018.11.30
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長年の夢、ついに叶う!妻に激怒されながら取得した大型バイク免許。かれこれ12年になるでしょうか。幼少の頃からつるんでいる仲間たちとの約束。五十過ぎたらバイクを乗りまわせる趣味を持とう!他の仲間は既に中型免許をもっていましたので、何もない私は仲間たちの薦めもあって大型バイク教習へ。そして念願の免許取得。KIZAKIツーリングクラブなる組織をつくり、関東周辺を旅してきました。いつの間にか自然発生した次の夢。バイク乗りなら誰もが夢見る北海道!そして行こうぜ!となるのに時間は要しませんでした。紆余曲折右往左往と支離滅裂な計画が進み、8/13~8/18の行程で決行。スーパープラチナ船チケット、台風の襲来などw乗り越えて、茨城大洗港にたった4人の49歳たち。相棒にしっかり巻かれた夢の切符。湿気むんむんの船底にしっかりつながれた相棒。周囲は親父ライダーばかりでした(笑)船に揺られること14時間。この歳で初体験できることがまだまだたくさんあるんだなぁと感じる一瞬でした。意外と快適なのが船の旅。体は疲れているのに眠れない(笑)興奮状態だったのでしょう。修学旅行中の小学生みたいな(笑)そしてついに北の大地に到着!もちろん雨!そう簡単に気分よく走らせてくれません北海道は!でも合羽を着て、まずは最初の地富良野へ。黒板五郎は元気でしたよ!僕ら世代の黄金番組のロケ地へ。よくこれだけのものを作ったなぁと感動しました。夕方の美瑛を過ぎて、最初の宿泊地旭川に到着。やっぱり旭川ラーメンだよね!ということで、私は醤油味を選択して大正解。土地土地の産物を食べるのもツーリングの醍醐味です。さてさて波乱に富んだ初日も終わり、二日目は旭川→網走へ。とにもかくにもこの日が最悪。朝から大雨そして途中の層雲峡は降雨で有名な地。まさに雨にぬれながらの1日でした。そんな中でも観光は忘れずに(笑)仲間と「そーだね~」ともぐもぐしながら....疲れた体を癒すよい時間となりました。休むと雨がやみ、走ると雨が降る!悪循環ではなく北の洗礼を受けた私たち。これで大人になれたかなぁ~(笑)そして物語は網走へ。次につづく コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社
2018.08.25
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