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2019年09月22日
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 マクラーレンと組んで散々だったホンダは、トロロッソと組んで上向き。
 レッドブルと組んでシリーズタイトルを狙えるまでになった。
 F1プロジェクトリーダーの田辺豊治氏が理由を明かした。


 F1の調子はよいが、ホンダの企業業績は厳しい。
 急に強くなるのはよいが、急にやめないで欲しい。
2019年9月14日 11時12分
citrus   
  …(略)…
──スペック3では、ホンダの 航空エンジンに採用されている技術をターボチャージャーに入れることで、ターボの効率が向上し、その効果でMGU-HとICEの使い勝手が増してPU全体の底上げにつながった と説明を受けました。


 10月13日に決勝レースが行われる第16戦日本GPもスペック4で臨むことになります。
 スペック4のアップデート内容を教えてください。
田辺:
 MGU-KとMGU-Hはスペック3と同一です。
 ICEの性能をアップしました。
──鈴鹿サーキットで行われる日本GPに向けて、何か特別な準備をしているのでしょうか。
 年間21戦のうちの単なる1戦という認識でしょうか。
        ​
田辺:
 21戦のうちの1戦ですが、準備はしています。
 いま持てるもののなかで最大のパフォーマンスを発揮できるよう考えながら、準備を進めています。
 限られたエネルギーをエンジンに使ったほうがいいのか、リカバリー(MGU-Hの回生)に使ったほうがいいのかは、サーキットの特性を含めてバランスをとる必要があります。
 そういったことも含めて、準備を進めています。
──そもそもですが、2019年にレッドブルと組んだことが、ホンダが急に強くなった理由と考えていいでしょうか。
田辺:
 全体のパフォーマンスは、シャシーとPUとチームのストラテジー、それにドライバーのパッケージで決まります。
 そのパッケージとしてはレッドブルのほうが(トロロッソより)高いものを持っています。
 我々は同じPUを両チームに供給していますが、明らかに差が出ている。
今年急にホンダが強くなったのは、チームの実力込み だと思っています。
  ― 引用終り ―
        ​
 最近のホンダはスポーツモデル、ホットモデルに力が入っていない。
 企業が大きくなるにつれ、半端に高級志向だけが強まったように見受けられる。
 F1の活躍に見合う良質なホットモデル廉価で販売して欲しい。

        ​
 ICEはインターナル・コンバッション・エンジン(internal-combustion engine)の略。
 内部燃焼機関。
 2014年に自然吸気エンジンに代わってF1に導入された1.6リッターV6ハイブリッドターボ=パワーユニットは、ICEとエネルギー回生システムなどから成る総合的エネルギー供給システム。
 これをエンジンと呼ぶと実態とかけ離れてしまうため、これ以降旧来のエンジンをICEと呼ぶようになった。
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最終更新日  2019年09月22日 08時00分08秒
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