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2019年10月27日
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カテゴリ: 自動車
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 景気後退が盛んに囁かれている中国で、自動車販売が15か月連続で減少。中国市場の伸びにかけていた世界の自動車製造産業は大いに戸惑っている。しかもEVやPHEVの売れ行きも芳しくない。​
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中国自動車販売、
9月は15カ月連続減 ​ 
回復期待後退
Reuters Staff
1 分で読む
2019年10月14日 ロイター
[北京/上海 14日 ロイター]
 中国汽車工業協会(CAAM)が集計した9月の自動車販売台数は前年比5.2%減の227万台だった。
 9月は販売が盛り上がる月のはずだが、15カ月連続の減少となり、年後半の回復は期待薄となった。
 8月は6.9%減。7月は4.3%減。
 2018年は1990年代以来のマイナスだった。
 景気減速と米中貿易戦争が自動車市場に影を落としている。
 夏が終わると消費が盛り返し、中国自動車業界にとって9月と10月は「金の9月、銀の10月」と呼ばれる書き入れ時となる。
  ― 引用終り ―
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​ 中国では中古車の価格と質が信用できるものとなり、支払い方法のIT化と合わせて中古車市場が急拡大している。​
​​        ​
西村 友作
対外経済貿易大学 教授
2019年10月9日 日経ビジネス
  …(略)…
テクノロジーで「信用を担保」
 私の北京の友人たちが自家用車を購入し始めた2010年前後、彼らが中古車を敬遠していた大きな理由が「中古車は信用できない」というものであった。一般人では事故車 かどうかも判断できず、整備状況などの情報も業者に言われるがまま。トラブルも頻発していたという。
 それが近年のテクノロジーの進歩と応用により、客にとって不透明だった中古車の販売現場が大きく変化している。
 その代表的企業が、ソフトバンク・ビジョン・ファンドも15億ドル(約1620億円)の投資を決めた、中古車取引サイト「瓜子二手車」を運営する「車好多集団」。「中古 車市場にAIを最も有効に、最も効果的に、しかも大きなスケールで実現させている会社(孫正義ソフトバンクグループ代表取締役会長兼社長)」だ。
 「瓜子」では、 全ての車に対し259項目に及ぶ検査を行い、AIを使って計測データを分析 しているという。また、 購入後30日以内での返品や2年間の保証 を約束し、会社の 信頼感を高めている(同社ホームページ)。
​​   ― 引用終り ―
        ​
 中古車市場の発達につれ、新車ユーザーの関心事項にリセールバリュー、新車で買う車が中古車になったときの価格が加わった。
 中古車となり走行距離が大きくなり、年数を経ても、壊れない、へたらない、やれない日系車(トヨタ、ホンダ)の人気が高まっている。
        ​
【中国・潮流】
中国で日本車が売れている3つの理由
2019年8月15日 JETRO
 2018年の中国の新車販売台数は28年ぶりのマイナスとなり、2019年に入ってからも厳しい状況が続いている。
 2018年7月から直近の2019年6月まで、単月で12カ月連続の前年割れとなっており、中でも民族系、米国系、韓国系の減少幅は2割を超えている。
 しかし、全体市場が大きく落ち込んでいるにもかかわらず、ホンダとトヨタは2桁の伸びを続けており、6月には日産や三菱自動車が前年同月を上回るなど、日系各社は総じてプラスを維持している。
 この好調な背景には、何があるのだろうか。


​日系メーカー好調の3つの理由​
​ 広州市周辺に進出する日系自動車関連企業や関係識者らにヒアリングをしたところ、日系メーカーの販売が好調を維持している理由として、
(1)小型車減税措置の終了などにより 「買える人だけが買う市場」に戻った こと、
(2)複数の 日系メーカーが生産規模と販売(ディーラー)ネットワークを拡大 したこと、
(3)中古車市場の拡大により 日本車のリセールバリューを評価する消費者が増えている こと、
の3点がしばしば挙げられた。​
​​​  ― 引用終り ―​

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最終更新日  2019年10月27日 06時00分11秒
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