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2020年12月06日
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カテゴリ: 生活、家族、仕事
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 グローバル・エコノミスト斎藤満氏は欧米流にロックダウンもしないで感染防止策が手ぬるいと菅政権を非難している。
 冷静さを欠く発言だが、そのように考える人も多いのだろう。
 欧米にロックダウンがあれば、日本には自粛警察がある。
 中国にも韓国にも似たような社会的機能を果たす行為・行動が存在する。
 感染者を特定し、村八分にしようとする勢力が地方を中心に隠然としてあることは、下記の記事の筆者には微塵も感じられない。
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菅政権が招く地獄の寝正月。
=斎藤満
2020年11月24日 MONEY VOICE
  …(略)…
コロナ感染被害のピークはこれから
 19日には東京都の感染者数が534人となり、都はコロナ警戒を最高レベルに引き上げました。
 WHO(世界保健機関)の事務局長、渋谷キングス・カレッジ教授は、日本での感染被害のピークはこれからやってくると警告しています。
 医療専門家チームによると、東京都の1日の感染者数はこのペースだと4週間後には1,160人になる計算と言います。
 欧州ではすでにロックダウンを実施しているところもあり、フランスでは感染者数が減り始めたと言います。
 米国では1日の感染者数が15万人を超え、35以上の州で外出禁止令(ニューメキシコ)、店内飲食禁止、映画館、スポーツジムの閉鎖など、規制を一段と強化しています。
 日本ではまだ政府が「Go To」キャンペーンを展開し、感染防止よりも経済重視の姿勢を続けています(※編注:原稿執筆時点11月20日)。
 多くの都道府県で感染者が最高を更新する事態となり、このまま年末年始を迎えると、そのころには今の倍以上の感染者数となり、医療体制が危機に陥ります。
 コロナ感染者の受け入れのために、一般患者の受け入れができなくなり、無用な犠牲を余儀なくするリスクが高まっています。
        ​
政府に「最大限の危機感」はあるか?
 政府は最大限の危機感をもって望むと言いながら、ここまで感染拡大を許したために、日本では経済的にも社会的にも 大事な時期の年末年始に、感染のピークを迎える懸念も強まっています。
 その時期に緊急事態宣言、ロックダウン(都市封鎖)で人が動けなくなれば、政治的にもコストが甚大となります。
 その前に、何としても感染を抑制し、「平和な年末年始」を迎えられるように、すぐにでも動く必要があります。
ワクチンまでの時間稼ぎが必要
 米国からは先々週にファイザー社から、そして先週はモデルナ社から、新型コロナ用のワクチンの有効性が90%以上確認されたと報告され、市場には期待が広がりました。
 しかし、FDA(米国食品医薬品局)の認定会議は12月8日ごろと言われ、認定がなされてもワクチン投与はクリスマスに間に合うかどうかと言います。
 そして年内の供給量は2,000万(モデルナ)から5,000万(ファイザー)に留まります。
 しかも、複数の副作用がそれぞれ1割近い被験者から報告され、ワクチンの効果がどれくらいの期間有効なのかもまだわかりません。つまり、手放しで楽観するわけにはいかないのです。
 来年供給が増え、日本にも回ってくるまでの間、感染膨張で医療崩壊を引き起こすような事態を回避する必要があります。
 それまでは何としても感染を抑制し、時間稼ぎをしなくてはなりません。
「GoTo」見直しは必須か
  ― 引用終り ―
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 日本では感染者の増大を医療崩壊の防止に平行して目が配られていた。
 原稿執筆時点ではなかった「GoTo」見直しもすすめられている。
 11月25日、 西村康稔経済再生担当相は今後3週間で感染増加を抑えられなければ、「緊急事態宣言が視野に入ってくる」と危機感を表明した。
 新型コロナの感染者、企業の経営破綻、失業者も増加する中、平穏な「寝正月」が過ごせることは、「地獄」ではなく幸せの範疇だと思う。
 被害者意識の塊のような中高年男性向けの記事は下記。
 人の不幸に「快哉」を叫ぶような無分別な若者は減った。
 そのような意識を持つ者は、団塊の世代からバブル経済時に社会人だった世代までに多く見受けられる。 
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若者は快哉を叫び
会社と国は邪魔者を切り捨てる
=鈴木傾城
2020年11月12日 MONEY VOIC
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 世界の中で人口10万人あたりの自殺率でずっとトップグループにいる日本人の死者が、おじさんだろうが若い女性だろうが、問題の本質ではない。
 景気が良くても悪くても、戦時下にはない日本人の自殺が多い事実が問題であり、その原因を探ることが重要なのだ。
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最終更新日  2020年12月06日 06時00分09秒
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