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2021年03月12日
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カテゴリ: 生活、家族、仕事
 3人目はけっこう長い間4人部屋で隣人だった、90歳近くの自力で移動できない男性高齢者。

 まず凄いのは、何度教えられてもナースコールの使い方を覚えないし、使わないこと。
 看護士を呼びたい時は大声で呼ぶ。深夜でも大声で呼ぶ。
 「おーいオネエチャン!」「おーい!」「おーい! ちょっと」。
 夜が多かったと思うが、時に居る場所を自宅と勘違いしているのか、「おーいケイコ!」「おーい ばあさん!」とのコールもしばしばあった。
 「返事がない!」と怒ったり、スタッフが来ないと、「変な病院じゃ」とか「嫌なところじゃ」と繰り返し呟く。
 変なのは「あなた」、嫌な思いをしているのは病院のスタッフとあなたと同室の患者。

 加えて、機嫌が悪いと面倒をみているスタッフを脅す。
 「殺すぞ!」「ぶつぞ!」。
 そして何かにしがみつくなどして、食事などの移動に抵抗する。
 男性スタッフの言うことは、素直に聞いていた様子だ!?
 財布があるはずと、スタッフに全ての棚を開けて確認させるのも、何度か聞いた(みてはいません)。

 どんな偉い人だったのか知らないが、間違いなく、家族でも面倒をみるのに音をあげる人物だ。
 横で聞いてるだけでも、スタッフの方々がどうやって精神の平衡を保っているのか、気になるほどだった。
 病院スタッフの方々の献身に深く感謝します。

 私は耳栓とアイマスクを整えました。






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最終更新日  2021年03月12日 11時54分58秒
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