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2021年12月28日
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テーマ: ホンダ(45)
カテゴリ: 自動車
 ホンダの研究開発陣は技術志向、とりわけ新技術志向が強い。
 その中で生まれたヒット作の初代オデッセイ、初代ステップワゴンはユーザーが欲している機能をまとめて成功した車であり、新技術を強く打ち出さなかった。
 N-BOXも同様に軽の規格の中で、暮らしに最も役立つクルマとして生み出された。
 ホンダには珍しく、その基本コンセプトは代替わりしても適切に受け継がれ、ホンダの国内販売の屋台骨を支える存在となっている。
 N-BOXのブランド戦略に、ホンダの外部から入って貢献したのが、クリエイティブディレクター/アートディレクターの佐藤可士和氏。
 N-BOXは軽自動車の中で最も「人々の生活を豊かにする」道具として売れ続けている。
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ホンダ、Nシリーズ10周年記念イベント
佐藤可士和氏らが登壇
深田昌之
2021年12月20日 Car Watch
2021年12月16日 実施
軽自動車の新シリーズの名称に
「N360」に使われていた「N」を提案
 本田技研工業は1948年の創業以来「技術は人のために」という考えを基本に、技術やアイデアなどで社会課題の解決や、よりよい社会の創造を目指してきた。そのホンダがコーポレートメッセージとして用いているのが「Hondaハート」。これは人々の生活を豊かにしたい、人を幸せにしたいといった想いを「きょう、だれかを、うれしくできた?」という言葉にて伝えようとするもので、この想いは誕生10周年を迎えたNシリーズにも活かされている。
  …  (略)  …
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 イベントは佐藤氏の発言からスタート。佐藤氏によると「Nシリーズが立ち上がる前のホンダは、どちらかというと軽自動車の販売において、他のメーカーから引き離されていた」と言う。しかし、ホンダは今後の社会の中で軽自動車はすごく必要とされるものであると考えていたので、とても力を入れて新たなシリーズを企画。そうした状況の下、ブランドイメージを作りあげることを依頼されたことがNシリーズに関わるキッカケだったと振り返った。
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 佐藤氏が最初に手掛けたのが、クルマの名前をどうするかということ。それまでのホンダの軽自動車にはクルマごとに名前が付けられていたが、これをシリーズ化するほうがいいのではないかと提案。そしてシリーズの名前として「N」を挙げた。
 この「N」というのは、ホンダの創業者である本田宗一郎さんが手掛けた「N360」に使われた記号なので、ホンダにとって特別であることは承知していたが、ホンダとしても“軽自動車のラインアップを刷新する”ということを超えた大きな取り組みであれば「N」を使うことはふさわしいと判断し、当時ホンダもその考えに同意したと明かされた。
 そして、この動きに対してのホンダ社内は活気づいたという。そのときの状況はデザインセンターの渋谷氏から、初代のNシリーズの宣伝で使用された「Hallo,Small、World!」というキャッチフレーズがとても印象的で、「新しい時代が始まる」と感じていたことやホンダ社内でも当時のNシリーズに関わるチームは、とても注目を浴びる存在だったことが語られた。
  …  (略)  …
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登壇者は第2世代のNをどうみる?
 続いて第2世代のNシリーズの話題に。第2世代には「N for LIFE」というキャッチコピーが使われているが、これも佐藤氏の手によるものなので、まずはネーミングについての話を佐藤氏が語った。
 初代のNシリーズは“チャレンジャー”という立場でスタートしているが、スタート後は日本でいちばん売れたクルマになるくらい順調なものになった。そうした実績から佐藤氏は、軽自動車というカテゴリーを牽引するブランドして「新しいことを社会に提示していく使命があるのではないか?」と、そんな考えをもったという。
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 また、N-BOXを発売するホンダは1948年の創業以来「技術は人のために」という考え方を続け、技術やアイデアで社会の課題の解決や、よりよい社会の創造を目指す企業であり、Nシリーズの原型であるN360も「人々の生活を豊かにする」ことを掲げた存在であった。そこでN-BOXの実績だけでなくホンダの姿勢、歴史を含めて「N for LIFE」と付けたということだった。
  ―  引用終わり  ―
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 「技術は人のために」という本田宗一郎氏の考え方に佐藤氏は忠実だった。
 また、社外の創造力を活用する「技術」「智恵」もホンダにあった。
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これさえ読めば丸わかり!
ロゴなどデザイン徹底まとめ
北井陽菜
クリエイティブディレクター、
佐藤可士和さんの作品や
佐藤可士和さんにまつわる本、
動画をまとめました。
ロゴデザインやブランディングデザイン、
プロダクトデザインなど、
数々の作品を解説と共に
一つ一つご紹介してゆきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
目 次
1 佐藤可士和さんプロフィール
2 佐藤可士和さん作品
 2.1 ユニクロ
 2.2 GU
 2.3 SEVEN ELEVEN
 2.4 楽天
 2.5 TSUTAYA
 2.6 今治タオル
 2.7 明治学院大学
 2.8 ふじようちえん
 2.9 くら寿司
 2.10 国立新美術館
 2.11 団地の未来
 2.12 YANMAR
 2.13 DAIWA
 2.14 日本財団
 2.15 HONDA STEP WGN
 2.16 SMAP
 2.17 Mr.Children
 2.18 MY LITTLE LOVER
 2.19 極生
 2.20 有田焼
 2.21 八代目中村芝翫襲名披露公演
 2.22 WAIMARAMA
 2.23 絵本「えじえじえじじえ」
3 佐藤可士和さん著書
4 佐藤可士和さん動画
5 まとめ
  ―  引用終り  ―





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最終更新日  2021年12月28日 16時00分06秒
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