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2023年01月07日
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カテゴリ: 民間航空
 航続距離4700海里(約8700km)をうたうA321XLRは、A321LRの航続距離延長型。
 航続距離3500海里のA321neoに対して、A321LRは4000海里と約15%向上を果たした。
 航続距離の延長に貢献したのは燃料搭載量を約9500リットル増やしたこと。
 着脱可能なACT(Additional Center Tank)1つをウイングボックス前の貨物室に、2つを後部の貨物室に、合計3つ設置することで9500リットルを収納した。
 A321XLRの航続距離は、A321LRよりも700海里増えて4700海里。
 A321XLRは最大約4万リットルの燃料を搭載できるようにした。約4万リットルは、新たに採用された「RCT(Rear Center Tank)」と呼ばれる、胴体構造と一体化した追加タンク(1万2900リットル)により搭載できるようになった。
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 ベースとなったA321neo(搭載量2万3500リットル)+RCT(1万2900リットル)+着脱可能なフォワードACT(3120リットル)の合計でA321XLRは最大約4万リットルを搭載できるようになった。
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超達筆!
… 唯一無二の性能アピール?
2022年12月21日 乗りものニュース
フライト時間も凄いな…。
約8700kmの航続距離が特徴
 ヨーロッパの航空メーカー、エアバスが2024年就航へむけ開発を進めている「A321XLR」。2022年12月に同型機が飛行試験を実施した際、自機の飛行ルートで型式末尾の「XLR」の文字を描いています。
 「A321XLR」は、エアバスのベストセラー単通路旅客機、A320ファミリーの胴体延長タイプ「A321neo」をベースとした派生型で、「単通路機としては最長の航続距離」をセールスポイントとします。その距離は約8700km(4700海里)。東京を起点とした場合、シドニーやデリー、アンカレッジ(アラスカ)までノンストップで飛行できます。航路で描かれた「XLR」は「エクストラ ロング レンジ(超長距離)」の略です。
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 現地時間12月13日に実施された試験飛行はエアバスの拠点であるフランスのトゥールーズ空港発着で実施され、約13時間フライトしました。航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、離陸したこの試験機(機番:F-WXLR)は、フランスの西側にある海上へ向かい、「XLR」の文字を描いたのちフランスへ。その後、ヨーロッパ上空を周回するような形でトゥールーズへ戻っています。
  ―  引用終り  ―
 A321XLRの登場で、A321ファミリーの選択肢が充実し、新たな定期国際線の空路が開かれることだろう。





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最終更新日  2023年01月07日 06時00分09秒
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