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2023年03月08日
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テーマ: 宇宙(907)
カテゴリ: 民間航空
 日本の宇宙ベンチャー企業「岩谷技研」が、2024年3月までに気球を使った成層圏での遊覧プロジェクトを発表した。
 気球は、2時間かけて高度25kmの成層圏まで上昇し、1時間ほど遊覧して、往復4時間で宇宙空間や青い地球を一望できるという。
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 気球と客室には、気密性や安全性を確保するため、気温や気圧の変化などに強い特殊なプラスチック素材を使用し、ロケットのように急激に加速しないため、乗員・乗客に重力がかからないため、特別なトレーニングを必要としない。4時間だと、トイレの心配ぐらいか。
 打ち上げ用ロケットを使用しないので、コストが大きく抑えられたであろう。
 1人あたり約2,400万円(税込)で2月21日からJTBにてツアーの募集された。
 初就航は、2024年3月の予定。
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2023年2月21日 読売新聞 
 国産宇宙ベンチャー「岩谷技研」(札幌市)は21日、気球を使って高度25キロ・メートルの成層圏で「宇宙遊覧」を体験できる有人遊覧旅行を2023年度中にも始めると発表した。費用は1人2400万円ほどで、同日から第1期の搭乗者5人の募集を始めた。
 成層圏は地上から約10〜50キロ・メートルにある大気の層。80〜100キロ・メートル以上の宇宙空間に近い位置から地球を見下ろすことができる。16年設立の同社は「気球による宇宙遊覧」を目指し、ガス気球や気密キャビンを開発。これまでに無人キャビンの成層圏への打ち上げや、高度100メートル超の有人飛行に成功した。
 気球は地上からの無線とパイロットの操縦で制御する。プラスチック製のキャビンは直径1.5メートルの球体で、パイロットと乗客が並んで座る。真空状態に耐えられる設計により地上に近い環境を維持できるため、宇宙服のような装備や特別な訓練は不要という。
 計画では、約2時間かけて高度25キロ・メートルまで上昇。1時間ほど滞在した後、約1時間かけて海上に降りる。早ければ12月に北海道十勝地方での打ち上げを予定している。
 搭乗者の募集は8月末まで。岩谷圭介社長は記者会見で「たくさんの人がより手軽に宇宙に触れることができる機会を作りたい」と話した。
  ―  引用終り  ―
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 1961年にソビエト連邦のボストーク1号によって人類初の有人宇宙飛行が行われた。 石川県羽咋市にある「コスモアイル羽咋」にある、乗組員用の再突入用モジュール(再突入カプセル)は赤茶けた丸い鉄球。
 宇宙時代には、ギリシャ時代に完全な形とされた、球体が活躍するのだろうか。
 先日謎の球体が、静岡県浜松市の海岸に漂着した。宇宙用だろうか、深海用だろうか?
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「見たことがない」静岡の海岸に“謎の球体”が漂着
立ち入り禁止で爆発物処理班も出動…解析結果は
2023年2月22日 FNNプライムオンライン
 2月21日朝、静岡・浜松市の海岸で謎の物体が発見された。
 波打ち際に漂着したとみられるオレンジ色の大きな球体。これは一体何なのか。
 浜松市の海岸では、砂浜の上に茶色くさびついたような色をした、大きな物体が確認できる。大きさは人の腰の高さまであり、直径は約1.5m。
 よく見ると、球体の表面は茶色くさびているように見え、鉄球のようにも見える。
 さらに、何かを引っ掛けるための突起物のようなものがあるのが分かる。
 海保も「見たことがない」と戸惑い…専門家の見解は
 警察によると、21日午前8時45分ごろ、次のような通報が寄せられた。
  …  (略)  …
 漂着物に詳しい、東京大学の道田豊教授は「海洋観測や漁業などで使われるものにしては相当大きいので、その可能性は低い」と分析している。
  ―  引用終り  ―





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最終更新日  2023年03月08日 06時00分11秒
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