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2023年09月22日
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カテゴリ: 自動車
 中古車販売業界1位のビッグモーターの不正は損害保険の不正請求の他にもある。
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■車検不正、仮ナンバー不正
 調査機能が乏しいのjか、違反の取り締まりに関する法令が整備されていないのか、国交省は遅ればせながら道路運送車両法に違反する点がないか調査している。
 外部の弁護士による調査委員会の報告書で不正の実態が明らかになってから、7月26日、国土交通省は、和泉伸二社長ら会社の幹部5人を呼んで約2時間聴取を行った。
 7月28日、全国24の都道府県にある34の事業所で一斉に立ち入り検査を行った。
 検査に入った事業所を含む整備工場がある全国135の事業所について、道路運送車両法に違反する点がないか調査したうえで8月27日までの1か月以内に報告するよう、会社の各エリアの責任者に求めました。
 8月25日、各エリアの責任者から報告があり、現在内容を精査し、事実関係の確認を行っている。
 道路運送車両法では依頼を受けていない整備や行っていない整備に対する料金の請求を禁じており、国交省は違反が確認された場合、処分を検討するとしている。
 不要な車検制度を維持し続けている国交省は、国税庁のような査察機能、法令整備が必要と思われる。
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■下請け法違反
 ビッグモーターは、下請け法違反で公正取引委員会に調査される。
 明らかに法令違反でも、可能性を追求し、できることは何でもやる、ビッグモーターのけっしてあきらめない姿勢をほめる者はいないと思う。
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下請け業者に草むしり
2023年9月2日 FNNプライムオンライン
 ビッグモーターが立場を利用して草むしりをさせるなど、下請け業者に対して不利益を与えていた疑いがあるとして、公正取引委員会が調査を始めたことがわかった。
 ビッグモーターをめぐっては、FNNの取材で、下請け業者に対して、立場を利用して草むしりをさせたり、ビッグモーターでの車検を強要させるなどの行為が確認されている。
  ―  引用終わり  ―
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■器物損壊
 9月15日、ビッグモーターの各地の店舗前の公道で街路樹が枯れたり、切られたりしていた問題で、警視庁と神奈川県警が器物損壊の疑いで、六本木ヒルズの本社を家宅捜索した。
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■パワハラ
 高給のためだろうか、あまりに恐ろしく訴える勇気も出ないのか、パワハラでビッグモーターを訴える社員は今のところいないようだ。
 パワハラの担当は、厚生労働省管轄の労働基準監督署。
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 業界2位のネクステージも同様の事例があると思われて、時価総額が1000億円下がる株価展開となったと思われる。
 ビッグモーターが大株主であったガリバーも、市場の疑心をかっている。
 漁夫の利を稼ごうとする取り組みもあるようだが、中古車販売業界は透明性を示すために、管轄省庁などによる総点検が必要な事態となった。
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 不動産業界のように料金体系から広告に至るまで詳細に至るまで法令で規制されないと、業界の透明さは確保されないのかもしれない。
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最終更新日  2023年09月22日 06時00分11秒
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