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2023年11月28日
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テーマ: 南北統一!(13)
カテゴリ: 韓国、北朝鮮
 国民は貧困と飢餓の危機に陥っているようであるが、金王朝の北朝鮮による「人工衛星」と称する大陸間弾道弾の打ち上げ実験が止まる兆しはない。

 北朝鮮寄りの文在寅政権が交替し韓国の南北統一政策が、大きく揺れている。北朝鮮に強硬な姿勢で臨む尹錫悦(ユンソンニョル)政権は、統一に備えた政策を探る統一省の組織改編に着手するなど、抜本的な改革を急ぐ。さらには、左右を問わず歴代の政権が約30年にわたり堅持してきた統一政策の基軸「民族共同体統一方案」を変え、大転換を図るのではないかと注目されている。
 韓国の前政権で朝鮮半島統一が目前のように語られていたことがはるか昔に感じられる。
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…北朝鮮「警戒・敵対対象」の認識強化
KOREA WAVE  2023年11月13日
 韓国で南北統一が必要だと考える人が減少している。民主平和統一諮問会議(民主平統)が8日発表した今年第3四半期(7~9月)の世論調査によると、統一の必要性があると答えたのは66.9%で、前期比6.8ポイント減少した。
 調査は9月15~17日、全国の満19歳以上の成人男女1000人に電話や面接で実施した。
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 統一が必要な理由としては「戦争の脅威の解消」が32.9%で最も多く、▽経済発展26.7%▽自由と人権実現14.7%▽民族の同質性回復13.6%▽「国際的地位強化」8.9%が続いた。
 北朝鮮に対する認識にも変化が見られ、「協力対象」だとする回答は2ポイント減って30.7%になった。2.43%は敵対対象、23.7%は警戒対象と見ている。
 また、現在の安全保障状況が「不安定だ」という回答は52.3%で、「安定的だ」の46.2%を上回った。
  ―  引用終わり  ―
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 反日・NO JAPANを唱えていた時でも韓国から日本への観光客は多かった。反日世論の強度と日韓交流の大きさは両立している。統一の機運は衰えていても、反日論客の生命線・金づるとなっている「反日」の勢いは保たれている。安全保障を考えると反共のはずだが、北朝鮮や中国に異を唱えても金にならない。韓国の経済発展は日本と強く結びついているからだ金の流れは日本にあるということを彼らは知っている。
 日本を金づるにしたのは統一教会・国際勝共連合も同じだ。

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 統一が必要な理由としては「戦争の脅威の解消」が筆頭となっているが、香港をみていると金王朝との統一による「自由」の危機、全体主義国家・中国の危機の方が重要ととらえる韓国人も多いことだろう。
 金王朝が続く限り、韓国の「北の脅威」はなくならない。たとえ金王朝が崩壊しても、北朝鮮の後ろ盾に中国・共産党がいる限り「脅威」はなくならない。
 国民の自由を大きく制約するために敵を作らなければ生き残れない、社会主義を名乗る全体主義国家の存在は厄介な限りだ。
 思考が単純な 「短兵急を急ぐ」軍人でもあるまいし、資本主義国家のように巧みに国民の自由を制約する手法も学べばよさそうなものだと思う。









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最終更新日  2023年11月28日 06時00分13秒
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