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2024年02月24日
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 天下のトヨタグループの連続不正発覚で霞んでいる、ビッグモーターの不正・不法行為は着々と暴かれている。
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 中古車販売大手ビッグモーター草津店(滋賀県草津市木川町)前の枯死した街路樹から除草剤の成分が検出された問題で、滋賀県は12月22日、道路法に基づいて同社に負担するよう命じていた街路樹の復旧工事費約880万円が12月15日に納付されたと発表した。
 中古車販売大手ビッグモーターの神奈川県内2店舗周辺の土壌から除草剤の成分が検出された問題を巡り、県は12月25日、2店舗を管轄する平塚署と藤沢北署に、器物損壊容疑で刑事告訴したと発表した。告訴状は同日受理された。 
 中部運輸局は12月27日、車検で必要な検査を実施しなかったなどとして、中古車販売大手ビッグモーター小牧店(愛知県小牧市)の民間車検場の指定を取り消した。不正に関わった検査員1人の解任命令も出した。
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 東京都の調査では、都内の「ビッグモーター」9店舗の周辺の土壌から除草剤成分が検出されていて、都は原状回復をするために、およそ1600万円をビッグモーター側に請求し、2023年10月に納付された。
 2024年1月15日、東京都はビッグモーター付近の街路樹などの原状回復に向けた工事を開始した。
 ビッグモーターを巡る街路樹問題では20都道府県で計51件の被害届が受理され、各地の警察がそれぞれ捜査中という。
 2024年1月30日、ビッグモーター店舗前の街路樹6本を伐採し、器物損壊の疑いでビッグモーター社員・蒲原敏之容疑者(51)が逮捕された。蒲原敏之容疑者はビッグモーターの従業員から「環境整備大臣」とあだ名されていた。逮捕容疑は2022年10月12日、数人と共謀して同社の川崎店(川崎市川崎区)前の歩道上に植えられていたオオムラサキツツジ6本(損害見積額10万円相当)を切断し、損壊した疑い。
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街路樹の伐採めぐり器物損壊疑い
加藤美帆 村上潤治
2024年1月30日 朝日新聞
 中古車販売大手ビッグモーター(東京都多摩市)の全国の店舗前の公道で街路樹が枯れたり切られたりした問題で、神奈川県警は30日、川崎店(川崎市川崎区)に伐採を指示したとして、当時本社に勤務していた、社員の蒲原(かもはら)敏之容疑者(51)=福岡県志免町=を器物損壊容疑で逮捕し、発表した。県警は「捜査に支障がある」として認否を明らかにしていない。
  ―  引用終わり  ―
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 蒲原容疑者が担当していたのは、各店舗を巡回し点検する「環境整備点検」は、兼重宏一前副社長の指示で行われ、各種不正のもととなるパワハラの温床として指摘されていた。
 蒲原容疑者の発言によっては、兼重前社長の息子の宏一前副社長に司直の手が伸びる可能性がある。
 社員の逮捕を受けて、ビッグモーターは「警察の捜査に全面的に協力してまいります」とコメントした。

 2月19日、蒲原敏之容疑者は、神奈川県平塚市にある店舗の前にあった街路樹を引き抜いたとして、器物損壊などの疑いで再逮捕された。









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最終更新日  2024年02月24日 06時00分21秒
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