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2024年06月26日
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カテゴリ: 航空&ミリタリー
 23日、イラン軍は第1次調査報告書で、ヘリが決められた飛行経路から外れておらず、管制官と搭乗員の会話にも不審な点はなかったと公表した。
 29日、イラン軍は、第2次調査報告書を公表した。墜落した機体の整備や修理に関連する問題は見つからなかったと説明。妨害工作による爆発や、電子妨害の痕跡もなかったとした。 ​​
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イラン、新型機や部品調達が困難
共同通信  2024年5月21日 15時53分
 米紙ワシントン・ポストは20日、イランのライシ大統領らを乗せて墜落したヘリコプターが1960年代に開発された米企業製の機体だったと伝えた。
 イランは米国の制裁で新型航空機や部品の調達が難しく、老朽化した機体を繰り返し修理して利用。ザリフ元外相は20日、国営テレビの取材に、主な事故原因の一つとして「米国がイランへの航空機と航空部品の売却に関して制裁を科したからだ」と指摘した。
  ―  引用終わり  ―
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 ウクライナ軍事侵攻により米国のみならず世界から経済制裁を受けているロシアも航空機の各種部品、半導体の不足にも悩まされ、他の機体の部品を使う「共食い整備」も限界となっているという。
 イランと同様経済制裁で航空機の補修部品不足が噂されるロシア政府がコメントした。
 政府専用機は、ソ連時代に実用化されたロシア国産の政府専用機である4発ジェット機イリューシン Il-96、双発ジェット機ツポレフ Tu-214、ヘリコプターミル。これらは、「非常に信頼性が高い」とロシア大統領府の広報官がコメントしたという。
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とロシア政府がコメント その理由とは 
イラン大統領ら搭乗ヘリの墜落うけ
乗りものニュース / 2024年6月13日 19時12分
おお、そうなのか…。
 
ペスコフ広報官「旅客機も適切に管理」
 イランのライシ大統領らを乗せたヘリコプターが墜落したことを受け、ロシアの大統領府ドミトリー・ペスコフ広報官がコメントを発出したと同国の国営通信社「タス通信」が報じました。同広報官は「プーチン大統領はロシア製の航空機で移動しており、この機体は非常に信頼性が高い」とコメントしています。
 プーチン大統領はイリューシンの4発ジェット機「Il-96」、ツポレフの双発ジェット機「Tu-214」、ヘリコプター「Mi-38」を用いて移動をしているとのことで、ペスコフ広報官は「もちろん、特別なメンテナンスは必要だが」としたうえ、「これらは非常に信頼性の高い乗り物だ」とコメントしています。
 なお、ロシアはウクライナからの軍事侵攻の制裁によって、西側諸国から航空機パーツを手に入れられなくなってしまったため、 ロシアの民間航空業界は国内で運用している旅客機間でパーツをやりくりする「共食い整備」で対応 する、国産品のパーツを製造するなどして、運航を続けている状態です。
  ―  引用終わり  ―
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 双発ジェット旅客機 Tu-214はTu-204-100の最大離陸重量を引き上げた発展型で胴体延長型。外観の違いはTu-204は2つのドアと2つの非常脱出口で、Tu-214は3つのドアと1つの非常脱出口。
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 2023年10月27日、ロシア国営企業であるロステックは傘下のKRETが、双発中短距離ジェット旅客機であるイルクート MS-21のアビオニクスを純ロシア製にした最初のセットを出荷したと発表した。ロステックはアビオニクスが完全に国産製になったことについて「国産のアビオニクスは外国製の類似品に比べて決して劣っていない」とアピールした。言葉が現実を表すとは限らない。不具合があったのだろう。
 2024年6月7日、イルクートMS-21は2025年末までにアエロフロート・グループに納入されるとタス通信が報じた。
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「制裁の影響?」
 部品の国産化進めるも遅れ
乗りものニュース  2024年6月13日 15時12分
2016年には運行されているはずだった!?
  …  (略)  …
 元々、同機は統一航空機製造会社(UAC)傘下のイルクートとヤコブレフで開発された双発中短距離ジェット旅客機として、2016年にアエロフロートへ納入される予定でした。
 しかし、この計画は2014年2月から始まったウクライナ騒乱により、遅れが出ることとなり2017年にようやく初飛行。ところが今度は、2022年2月から始まったロシアによるウクライナ侵攻による西側諸国の経済制裁の影響が出ることになり、運用開始は大幅に遅れるどころか、部品の調達すら困難になります。
 その後、海外製の部品調達が困難になったことから、対応策として各部の国産化が進められることになります。パーツを国産化した機体に関しては、2023年11月には出荷されたと発表されています。油圧、燃料、慣性、防氷システムおよび、防火システム、空調、速度測定、そのほかアクチュエーターを制御できるリモートコントロールなどの各種が、国営企業であるロステック傘下のKRET製に変更となったようです。
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 なお、 パーツを国産化したMS-21は、当初2024年中にアエロフロートに納入する予定でした。 そのため、情勢次第では今後さらに納入が遅れる可能性も考えられます。
  ―  引用終わり  ―
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 イルクートMS-21のジェット旅客機は輸出を考慮して、米国・プラット・アンド・ホイットニー
製PW1000G高バイパスギヤードターボファンエンジンを搭載していた。
 ロシア国産の代替エンジンとしてロシア国産のアヴィアドヴィガーテリPD-14次世代のターボファンエンジンを搭載。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 MS-21 (ロシア語: МС‑21)は統一航空機製造会社(UAC)配下のイルクートとヤコブレフで開発中の双発中短距離ジェット旅客機であり、150-212席の3モデルが用意されている。2005年からは開発にツポレフも参加している。
 ツポレフ Tu-154・Tu-204/Tu-214を代替する予定で、2018年の終わりに最初の機体が納入される予定である。当初の予定では2016年から納入される予定であったが2017年に延期された。
名称
 名称のMS-21は"Магистральный Самолёт 21 века" - "Magistralny Samolyot 21 veka" - "21世紀の旅客機"を表す。MS-21の正式名称は、Yak-242になる見込みであったが、後にこれはキャンセルされた。
 ラテン文字のCはキリル文字のСと同じ形の為、英語などの言語では「MC-21」(エムシー=21)とも言う。
  ―  引用終わり  ―





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最終更新日  2024年06月26日 06時00分14秒
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