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2017.12.02
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~角川文庫、1979年~


 神津恭介シリーズの長編です。
 それでは、簡単に内容紹介と感想を。

―――
 松下研三は一高時代の友人、卜部鴻一に招かれて、紅霊教本部の卜部家を訪れた。鴻一の親族が拡大した紅霊教は、もはや多くの村民から見向きもされなくなり、また恨まれる存在であった。
 道中、松下は、奇妙な男から、卜部家は呪われている、「今宵、汝の娘は一人、水に浮かびて殺さるべし」との予言を聞かされていた。そしてその夜、密室状況の中で、卜部家の三姉妹の一人が殺されて……。
 神津恭介が卜部家に駆けつけるが、その後も密室状況での殺人が繰り返される。
―――

 これは面白かったです。
 終盤には読者への挑戦がありますが、これだけヒントをあげたのに分からないなんて頭がどうかしているといった、過激な言葉があって笑ってしまいました。(そして私は頭がどうかしていました……。)
 繰り返される毒殺未遂、密室状況での殺人などなど、提示される謎もどれも魅力的です。

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Last updated  2017.12.02 22:31:13
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のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 久々の再…
シモン@ Re:石田かおり『化粧せずには生きられない人間の歴史』(12/23) 年の瀬に、興味深い新書のご紹介有難うご…
のぽねこ @ corpusさんへ ご丁寧にコメントありがとうございました…

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