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☆アメリカフウロは、花の時期を見逃してしまいました。アメリカフウロは、北アメリカ原産でフウロソウ科フウロソウ属帰化植物です。今では、本州から九州の道端などに生える雑草です。アメリカフウロ(亜米利加風露草)の名は、日本のフウロソウではなくアメリカ原産のフウロソウから。☆花が終わると、このように先がとがった実になり、長く伸びた花柱の付け根、萼の内側に黒い5個の種子ができます。ゲンノショウコと同じように、花柱が下から5つに裂けて外に巻き上がり、種を弾き飛ばします。☆参考までに、昨年見かけたアメリカフウロの花です。花のつくりは、5枚の萼、5枚の花びら、10本の雄しべ、先端が5裂している雌しべ。(2013年5月13日撮影)。☆ウォーキングコースの道端で、同じくフウロソウ科フウロソウ属の帰化植物ヒメフウロを見かけます。☆ヒメフウロ(姫風露)の名は、花が小さくてかわいらしいフウロソウから。☆ヒメフウロは、本来は滋賀の伊吹山や徳島の剣山など限られた地域にのみ自生する植物ですが、外国から入ってきた観賞用のものが北海道と本州で帰化していることが確認されているそうです。
2014.06.16
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☆ウォーキングコースでは、カバノキ科クマシデ属のアカシデ・イヌシデ・クマシデが多く見られます。それぞれの花穂を観察できるようになりました。これはアカシデの花穂です。イヌシデ・クマシデが大木になるのに対して、アカシデは小型の落葉高木で、庭や公園にも植えられ床柱としても用いられています。☆アカシデの一年枝と葉柄は赤く、イヌシデ・クマシデに比べて葉の側脈が少なく12本以下です。写真では、10~11本見えます。☆アカシデ(赤四手)の名は、若芽が赤く秋に美しく紅葉すること、四手(紙垂)はしめ縄や玉串などにつける細長く切った紙のことで、花が枝に垂れ下がる様子から。☆これはイヌシデです。イヌシデの花穂は、短いようです。イヌシデは、シイタケのほだ木や庭園木として利用され、シイタケ栽培ではクヌギ・ナラに続く原木として利用価値が高いそうです。☆イヌシデの葉の側脈は、アカシデより多く12~15本です。写真では、12~13本見えます。☆イヌシデ(犬四手)の名は、「犬」は一般的には役に立たないものにつける接頭語ですが、利用価値が高いことから、家具材・建築材に用いられるクマシデよりは利用価値が低いことから名付けられたなどの説があるそうです。☆クマシデの花穂です。果苞が蜜で太いのが特徴です。クマシデは、材が堅いので家具材・建築材・農具の柄などに用いられるそうです。☆クマシデの葉の側脈は、アカシデより多く20~24本です。写真では、20本以上見えます。☆クマシデ(熊四手)の名は、シデの仲間では果穂が最も大きいので「熊」の名がついたそうです。☆モミジ(カエデ)の実です。密着した2つの種子のそれぞれから翼が伸びる翼果です。モミジ(カエデ)の種名は確認していません。
2013.05.13
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☆コバンソウの花です。この3年間で、ウォーキングコースのあちこちに生えていることがわかりました。(2014年5月6日撮影)。☆コバンソウは、ヨーロッパ原産で、明治時代に観賞用として輸入されたイネ科コバンソウ属の帰化植物です。今では、畑、荒れ地、道端などの日当たりのいいところに生える雑草です。☆コバンソウ(小判草)の名は、小穂を小判に見立てたもの。別名のタワラムギも、小穂を俵に見立てたものです。1カ月半程で実が黄金色になり、文字通りコバンソウ(小判草)になります。☆小穂は、8~18個の小花で作られているそうです。雄しべの葯や雌しべの白いブラシ状の花柱は、見つけられませんでした。
2014.05.17
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☆ウォーキングコース(玉川上水)の岸辺のクヌギの根元に不可解な黄色い塊があり、先月から気になっていました。☆フェンスの中なので近寄ることができず、遠くから眺めてきました。☆一見すると、粘菌のようでもありますが、正体がわからず、引き続き調べています。☆この写真をご覧になり、お分かりの方は、ぜひコメントをお願いします。
2015.12.28
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☆団地周辺では、以前から見かける帰化植物とともに、最近新たに見かけるようになった帰化植物があります。近所の方からの問い合せもありますので、団地周辺で見かける帰化植物をまとめて紹介しています。5月に見かけるバラモンギクの花です。6年前に玉川上水緑道で見つけましたが、この数年で団地周辺にも広がってきています。☆バラモンギクは、ヨーロッパ原産の帰化植物で、キク科バラモンジン属の越年草または多年草です。根は食用になるそうです。『日本帰化植物写真図鑑(第2巻)』によると、1800年代後半に、食用または観賞用に渡来したそうです。逸出して、北海道や本州で広がってきています。☆バラモンギクの花は、総苞片が8個です。こちら側に5個見えますが、裏側に3個あり、合計8個です。☆バラモンギクの花は、全て舌状花です。バラモンギクの花は、同じように全てが舌状花のブタナのように黄色1色の花ではなく、ブタナと比べて舌状花の数が少なく、雌蕊の下を囲む濃い茶色の集約雄蕊が目立っており、ブタナとの違いははっきりしています。☆バラモンギクの果実は、タンポポに比べるとかなり大きい印象で、5角形のような形が見える独特のものになっています。種を付けた大きな綿毛が遠くまで飛んで、広がってきています。☆バラモンギク(婆羅門菊)の名は、紫色の花が咲くバラモンジンに対して、黄色い花が咲く菊のような花ということから名づけられたようです。バラモン(婆羅門)は、バラモンジン(婆羅門參)に由来し、西域のバラモン(司祭、僧侶)がこの植物を玄宋に献じたことに由来するそうです。別名は、キバナザキバラモンジン、キバナムギナデシコです。☆バラモンギクの花言葉は、「ひらめきの早い」だそうです。「ひらめきの早い」は、花が咲いてから短い時間で閉じることに由来するそうです。
2018.07.13
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☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年7カ月、連載は連続2,400回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[7]】はキク科アザミ属の植物です。第9回は、花の形がアザミに似ているタムラソウです。(2013年9月日3撮影)。☆タムラソウは、本州から九州の山地や丘陵地の草原に多いキク科タムラソウ属の多年草です。草丈は、30~140センチになります。(2013年9月3日撮影)。☆タムラソウの茎には、多数の縦線があります。葉は互生し、茎葉は羽状に裂けています。写真では、葉の縁に粗い鋸歯が見えます。(2012年9月14日撮影)。☆タムラソウの花期は8~10月で、数個に枝分かれした茎先に上向きにアザミに似た花をつけます。(2012年9月14日撮影)。☆総苞は長さ25ミリの広卵状球形で、総苞片は7列で密につきます。総苞片は広披針形で、先端は鋭く刺状に尖っています。(2013年9月3日撮影)。☆タムラソウの頭花は全て筒状花で、外側の1列の小花は雄蕊・雌蕊がなく結実しないそうです。花冠は、先端が細長く5つに分かれています。(2012年9月14日撮影)。☆内側の小花は両性花で、花柱の先は2つに分かれています。(2013年9月3日撮影)。☆タムラソウ(田村草)の名は、由来がはっきりしないそうです。「タマムラソウ(玉群草)」の転化という説があり、「タマ(玉)」は丸い頭花のこと、「ムラ(群)」は物が多く集まった状態のこと、つまり丸い頭花がたくさんついている草ということだそうです。さらに、古くは集合した軍隊を「屯(タムラ)」や「党(タムラ)」と言ったそうで、花が群れ咲いている様子をタムラソウと名付けたのではないかという説がありました。(2013年9月3日撮影)。☆タムラソウの別名は、タマボウキ(玉箒)です。花の形から名づけられたようです。(2013年9月3日撮影)。☆タムラソウの花言葉は、「あなただけ」「秘密」などだそうです。(2013年9月3日撮影)。
2018.10.16
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。ツルジュウニヒトエの花です。(2020年4月8日撮影)。☆ツルジュウニヒトエ(別名:セイヨウジュウニヒトエ、アジュガ)は、北ヨーロッパ原産で野生化しているシソ科キランソウ属の多年草です。匍匐茎を伸ばして広がっていきます。☆ツルジュウニヒトエ(蔓十二単)の名は、蔓(匍匐茎) を伸ばして広がるジュウニヒトエ(十二単)です。ジュウニヒトエ(十二単)の名は、花穂に花が重なり合う様子を平安時代の貴族女性の正装である「十二単」に例えてつけられたといわれています。アジュガは、学名の属名です。
2020.04.25
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☆昭和記念公園の自転車専用道路で、緑色の小鳥を見かけました。前回見かけた時は撮り逃がしたのですが、今回はしばらく道路上にいたので撮影できました。アオジのようです。☆アオジは、ホオジロ科ホオジロ属の野鳥です。日本では亜種アオジが北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬するそうです。また少数ながら基亜種が越冬(冬鳥)や渡りの途中(旅鳥)のため、主に本州の日本海側や九州に飛来するそうです。☆アオジは、初めて観察できた野鳥です。上面は褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞が入り、上嘴は暗褐色、下嘴の色彩は淡褐色、後肢の色彩は淡褐色、下面が黄色い羽毛で覆われ、喉が黄色いそうです。写真で見ると、喉が黄色いのと胸から腹が黄色にまだら模様なのが特徴のようです。☆アオジは、植物の種子や昆虫類を食べ、地上で採食するそうですが、路上で餌を探しまわっているようです。☆アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀)の名は、「アオ(青)」は緑も含めた古い意味での青の意でオスの色彩に由来し、「ジ(鵐)」は「シトド」の略でシトドはホオジロ科の鳥の古名だそうです。☆なお、昨日のオオルリでも紹介しましたが、『日本の野鳥』(竹下信雄著、小学館)によると、古来の習慣で、緑色の鳥には「あお(緑)」の名(アオゲラ、アオバト)がつけられ、青い鳥には「ルリ(瑠璃)」の名(オオルリ、ルリビタキ)がつけられるそうです。
2015.03.24
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☆北海道の足寄町にある道の駅「あしょろ銀河ホール」の駐車場脇で、ヤネタビラコの花に出合いました。6月10日から17日まで、故郷の北海道を訪ねました。そこで出合った植物を紹介しています。(2017年6月16日撮影)。☆ヤネタビラコは、ヨーロッバ原産の帰化植物で1970年代の中頃に北海道や関東地方で見いだされたキク科フタマタタンポポ属の1年草です。☆最初は、同じキク科の帰化植物のブタナかと思いましたが、よく枝分かれしていること、茎の上部にも細い葉があり葉腋から花柄が出ていること、舌状花が少ないことなど、明らかな違いがあります。帰宅して調べた結果、ヤネタビラコとわかりました。☆この写真のヤネタビラコは、へら状長披針形の根生葉は、枯れてしまったのか見えませんでした。ヤネタビラコの下部の葉は、葉柄があり、先が尖っている鋸歯が見えます。☆ヤネタビラコの葉は、全縁から不規則な鋭い切れ込みがあるものなど、変異が多いそうです。下に見える葉は全縁ですが、上に見える葉は鋭く尖る突起が見えます。☆ヤネタビラコの茎葉は細長い披針形で、葉柄はありません。☆ヤネタビラコの茎葉は基部が茎を抱くというので、観察してみました。茎葉の基部は、半分ほど茎を抱いているようです。なお、葉の付け根の横に、小さな突起が見えます。☆ヤネタビラコは、よく分岐した茎の先に直径3センチほどの淡黄色の花をつけます。☆ヤネタビラコの花は、全て舌状花です。☆ヤネタビラコの総苞片です。総苞外片は、細く短く、内側に反っています。☆ヤネタビラコ(屋根田平子)の名は、学名「Crepis tectorum」の種小名「tectorum」が屋根を意味することから名づけられたそうです。タビラコ(田平子)は、舌状花だけの花の形が似ているからでしょうか。
2017.07.01
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☆7月3日から5日まで、宮城県の気仙沼大島に行きました。新たな植物との出合いもありました。気仙沼大島での自然観察を紹介しています。コウリンタンポポの花です。(2017年7月4日撮影)。☆コウリンタンポポは、初めての出合いでした。コウリンタンポポは、『日本帰化植物写真図鑑』によると、ヨーロッパ中部から北部の原産の帰化植物で、第2次大戦後から北海道で帰化が認められ、現在では全国で見られるようになったキク科ヤナギタンポポ属の多年草です。市街地や草地の雑草となっています。☆コウリンタンポポは、長楕円形の根生葉の中心から高さ10~50センチの花茎を伸ばし、暗紅色の頭花をつけます。☆コウリンタンポポは、茎先に数個から10個ほどの花をつけます。花茎や総苞片には、多数の毛が目立ちます。☆こちらの写真では、コウリンタンポポの花茎とともに葉にも多数の長い毛があるのがわかります。☆コウリンタンポポの総苞片は1列に並び、黒色の長毛が密生しており、内側に短い腺毛が混じっているそうです。☆コウリンタンポポの頭花は、全て舌状花で、花弁の先は浅く5つに分かれています。☆コウリンタンポポは、走出枝を出して分株を作り、マット状に群生します。☆コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)の名は、紅色の舌状花が輪のように並んで咲き、群生している姿がタンポポに似ているから名づけられたそうです。☆コウリンタンポポの花言葉は、「眼力」「目ざとい」などだそうです。コウリンタンポポ(Hieracium aurantiacum)の属名の「Hieracium」とは、ギリシャ語の「鷹」に由来し、鷹が視力を高めるためにこの属の植物を利用した(汁を飲んだ、食べた、眼を洗った)という古い伝説に基づいているそうです。花言葉は、その伝説に由来するのかもしれません。
2017.07.25
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☆約2週間、北海道の旅に出ていましたので、そこで見かけた植物を紹介します。第5回は、タマネギの「とう立ち」です。☆北海道の実家に帰ってみると、タマネギ畑の光景に違和感を持ちました。なお、タマネギは植物分類上ではヒガンバナ科ネギ属の多年草です。かつてはユリ科とされていましたが、ミクロなゲノム解析から実証的に分類体系を構築する「APG植物分類体系第3版」ではヒガンバナ科に分類されました。(2016年9月3日撮影)。☆タマネギ畑には、たくさんの「とう立ち」したタマネギが見えます。「とう」は「薹」で、花を咲かす花茎を示し、この「とう」が伸びることを「とう立ち」と呼びます。☆比率は数パーセントということですが、他家のタマネギ畑でも同じような光景が見られました。西日本のように、秋に苗を植える場合には、植え付け時期が早かったり苗が大きかったりすると、本格的に寒くなる前に大きく育ち、1~2カ月寒さにあたると花芽分化の条件が整い、「とう立ち」するそうです。この場合は、タマネギの球は太りません。☆写真でわかるように、この北海道のタマネギ畑では、タマネギの球が大きくなってから「とう立ち」しており、西日本の例とは条件が違います。調べてみると、次のような原因が考えられるそうです。(1)乾燥させ過ぎや、肥料(特に窒素)が足りなくなった場合に、「とう立ち」しやすくなる傾向がある。乾燥・水切れすると必要な養分を取り込むことができず花芽がつくことがある。窒素切れで花芽ができやすくなってしまう。(2)タマネギが活動を始めて大きくなってから長期間の低温に合うと、「とう立ち」しやすくなる傾向がある。☆これが、通常の大きくなったタマネギの球です。タマネギの球の上部の葉は枯れており、「とう立ち」は見られません。なお、タマネギの球は、茎ではなく葉(鱗葉)です。☆こちらが、「とう立ち」したタマネギです。球の中央から、花を咲かす花茎の「薹(とう)」が伸びています。「とう立ち」してしまったタマネギは芯ができてしまいますが、球の芯の硬い部分を取り除けば十分食べることができるそうです。☆「とう」の先端には、花が終わった実が見えます。種ができているのでしょうか。タマネギは、収穫したタマネギの球を翌年に植え、伸びてきた花茎の花で交配して採種するはずですが。☆「とう立ち」の正確な原因は、農業にもしろうとである「しろうと自然科学者」にはわかりませんが、今年は実家だけでなく他家のタマネギ畑でも同じような光景が見られましたので、施肥や気候条件など、共通した原因があると思われます。幸い、台風の被害に遭わず、「とう立ち」も数パーセントなので収量には大きな影響はないようです。☆参考資料(ウィキペディアフリー百科事典「タマネギ」)。日本でのタマネギの生産量は115万4,000トン、作付面積は2万4,000ヘクタール。そのうち北海道が生産量約66万トン、作付面積12,500ヘクタールと、全国生産量の5割強を占める。北海道に次いで佐賀県、兵庫県(主に淡路島)、愛知県、長崎県、静岡県、大阪府(主に泉州地区)が主な産地。北海道は春まき栽培、他府県では秋まき栽培が行われるため、季節ごとに産地の異なるものが小売されている。
2016.09.15
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☆ウォーキングコースで、キリンソウが咲いているのを見つけました。自生しているのではなく、園芸種として植えられているようです。☆キリンソウは、日本原産で、日本全土の日当たりの良い山地などに自生するベンケイソウ科キリンソウ属の多年草です。☆キリンソウ(麒麟草)の名は、別名が「キジンソウ」・「キジグサ」で「傷薬の草」を意味し、これが転訛して「キリンソウ」となったとする説や、中国の古書に登場する伝説上の動物麒麟に由来するという説もあります。さらに、別名「黄輪草」で、茎葉頂部に黄色い小花が輪のようにつくので、黄花の1輪にたとえて黄輪草の名になったという説もあります。☆ウォーキングコースの道端で、今年3種類目のマンネングサの仲間、マルバマンネングサの花が咲いているのを見つけました。☆マルバマンネングサは、本州・四国・九州の山地の岩場に自生するベンケイソウ科マンネングサ属の多年草です。マルバマンネングサは、グランドカバーや観葉植物としても育てられています。☆マルバマンネングサ(丸葉万年草)の名前の通り、他のマンネングサ属の仲間に比べて葉が丸いのが特徴です。また、葉が対生なのがマルバマンネングサだけの特徴だそうです。マンネングサの仲間は10数種類あるそうですが、マルバマンネングサ以外の葉は対生せず茎に互い違いにつく互生だそうです。
2014.06.15
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☆エゴノキの実が大きくなってきました。花が満開だった時期を思い起こさせるように、たくさんの実がなっています。エゴノキは、実の味が「エグイ」のでエゴノキの名になったそうですが、エゴノキの実は、秋から冬にかけて、カラス、キジバト、ヒヨドリ、ヤマガラなどに食べられるようです。☆エゴノキの実は、灰白色の卵球形で、10月頃には果皮が裂けて種子が落下します。エゴノキの実の果皮は、サポニンという毒性の成分を多く含むので、すりつぶして毒流し漁に使ったと言われているそうですが、エゴノキのサポニンの毒性は漁に使えるほどのものではないと疑問視する見解もあるそうです。☆また、サポニンには界面活性作用があるので、エゴノキの若い実をつぶして石鹸代わりの洗浄剤として洗濯などに用いた時代もあったそうです。☆エゴノキの実が大きくなるこの時期に、エゴノキの枝の先端にエゴノネコアシと呼ばれる虫こぶが目立つようになります。☆エゴノネコアシの原因となるエゴノネコアシアブラムシは、秋にイネ科のアシボソからエゴノキに移ります。エゴノキで越冬した受精卵が孵化して無翅型の雌が生まれ、エゴノキの芽から吸汁します。その刺激で、エゴノキの枝先にバナナの房のような虫瘤(虫えい、ゴール)ができます。☆この虫瘤が猫の足を連想させるので、エゴノネコアシといいます。☆こちらのエゴノネコアシは巨大で、直径が8センチ位はあるようです。☆この虫瘤の中で、エゴノネコアシアブラムシが胎生単為生殖で増殖し、やがて有翅型が誕生して、7月になると虫瘤から飛び立ってイネ科のアシボソに移動します。☆アシボソでは、胎生単為生殖で無翅型の世代が繰り返されます。秋になると有翅虫が羽化し、エゴノキへ戻り雌と雄の有性虫を産みます。そして雌雄が結ばれ受精し産卵。この受精卵が越冬して翌春に孵化、再びこのサイクルを繰り返すそうです。☆エゴノネコアシの原因となるエゴノネコアシアブラムシは、初夏にエゴノキからアシボソに移動、秋にアシボソからエゴノキに戻る興味深いアブラムシです。
2016.07.01
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☆自然観察は続いていますが、自然や季節の変化を紹介するものが次第に少なくなってきていますので、写真の整理やこれまでの自然観察を振り返るために、随時まとめを掲載するようにしています。☆写真整理と自然観察の振り返り(その19)は、アカバナ科マツヨイグサ属の植物です。☆写真は全て楽天写真館から掲載していますので、クリックすると鮮明な画像になります。◎アカバナユウゲショウ(アカバナ科マツヨイグサ属)☆アカバナユウゲショウは、5月から咲き始め、11月頃まで咲いています。アカバナユウゲショウは、南米から北米南部原産で、明治時代に鑑賞用として移入されたものが野生化したもので、関東地方以西で道端や空き地などで良く見かける帰化植物です。(2012年5月17日撮影)。☆アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)の名は、午後遅くに咲く艶っぽい色の花に由来するそうですが、この写真は朝10時10分に撮影したものです。鑑賞用として移入されたことが納得できる美しい花です。(2012年5月17日撮影)。◎ヒルザキツキミソウ(アカバナ科マツヨイグサ属)☆ヒルザキツキミソウも、5月頃から咲き始めます。北米原産の帰化植物で、観賞用として輸入・栽培されていたものが野生化しており、ウォーキングコースのどこでも見かけます。(2012年6月1日撮影)。☆花は、アカバナ科マツヨイグサ属の特徴がよくわかり、アカバナユウゲショウの花によく似ています。(2012年6月1日撮影)。◎コマツヨイグサ(アカバナ科マツヨイグサ属)☆コマツヨイグサは、北アメリカ原産で、1910年代に確認された帰化植物です。(2012年6月4日撮影)。☆コマツヨイグサ(小待宵草)の名は、小型のマツヨイグサから。「待宵草」は、宵を待って花が咲くことから。(2012年6月4日撮影)。◎オオマツヨイグサ(アカバナ科マツヨイグサ属)☆オオマツヨイグサは、北アメリカ原産で、世界の温帯地域で観賞用に栽培されたものが野生化した帰化植物です。日本には、明治初年に入ったということです。(2012年6月14日撮影)。☆花びら4枚、雄しべ8本、雌しべの柱頭先端は4裂すると図鑑には書いてありますが、写真は雌しべの柱頭先端が6裂しており、同じ個体の他の花の雌しべも6裂していました。突然変異なのでしょうか。(2012年6月14日撮影)。☆他の場所で見たオオマツヨイグサの雌しべの柱頭先端は、4裂でした。(2012年6月13日撮影)。☆オオマツヨイグサ(大待宵草)の名は、マツヨイグサの仲間で大きな花が咲くことから。裏磐梯で見たオオマツヨイグサの雌しべの柱頭先端も、4裂でした。(2012年8月21日撮影)。◎メマツヨイグサ(アカバナ科マツヨイグサ属)☆ウォーキングコースに面している広大な空き地に、メマツヨイグサが咲いていました。大掛かりな開発工事が進んでおり、今年限りです(2012年7月21日撮影)。☆メマツヨイグサは、北アメリカ原産で、明治時代後期に渡来したアカバナ科マツヨイグサ属の帰化植物です。雄しべが8本、雌しべは先端が4裂しているということですが、この写真では花全体の大きさに比べて雌しべの先端が随分大きく感じます。細胞分裂する時に、染色体に異常分裂が起きて変異が起きやすいそうですが。(2012年7月21日撮影)。☆メマツヨイグサの名は、オオマツヨイグサに似ているが、花の大きさが小さいことから付けられたそうです。
2012.11.24
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☆団地内の芝生の中から茎を伸ばして咲いている小さな5弁花、ノミノツヅリの花を見つけました。☆ノミノツヅリは、日本全土に分布し、道端や荒れ地などに自生するナデシコ科ノミノツヅリ属の越年草です。☆同じナデシコ科でも、ハコベ属は5枚の花びらが深裂して10枚のように見え、ミミナグサ属は5枚の花びらが浅裂しています。これに対して、ノミノツヅリは5枚の普通の花びらなので、小さい花ですがわかりやすい花です。☆ノミノツヅリの花は、花びらより長く先端が鋭く尖る5枚の萼片、5枚の花びら、10本の雄蕊、雌蕊には3本の花柱があります。雌蕊の花柱の形は、時計回りに回転するかのように少し曲がっています。☆ノミノツヅリ(蚤の綴り)の名は、「綴り」とは粗末な着物のことで、小さな葉をノミの衣服に例えたものだそうです。
2016.05.21
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☆1月中は自然の変化も少ないので、昨年2016年7月31日から8月3日まで訪れた裏磐梯での自然観察について紹介していませんでしたので、「裏磐梯での自然観察」を紹介しています。☆五色沼自然探勝路で、初めてドクウツギと出合いました。(2016年8月1日撮影)。☆ドクウツギは、北海道と本州(近畿以北)の川岸や山の斜面、道端など日当たりの良いところに生えるドクウツギ科ドクウツギ属の落葉低木です。下からよく枝分かれし、高さは1.5メートルほどになります。☆ドクウツギは、雌雄同株で雌雄異花の植物で、前年枝の葉腋から総状花序が出ます。ドクウツギは、名前の通りの有毒植物で、神経毒の一種であるコリアミルチンなどが未熟果に最も多く、葉や茎にも含まれています。トリカブト、ドクゼリとともに、日本三大有毒植物の一つだそうです。☆ドクウツギの葉は対生で、左右2列に並んでいるので一見羽状複葉のように見えます。3本の主脈が目立つ葉の先端は尖っており、基部は円形で、葉柄はほとんどありません。☆ドクウツギの果実は、萼が残り花後に大きくなった花弁に包まれています。初めは赤色です。☆ドクウツギの果実は、初め赤色で、深紅色、そして黒色に変化していきます。☆果実は、果柄の付け根に萼片が残っており、5枚の花弁で包まれていることがわかります。☆ドクウツギの真っ黒く熟した果実です。☆ドクウツギ(毒空木)の名は、毒があり樹形がウツギに似ていることから名づけられたそうです。ドクウツギの花言葉は、「野生」「元気」だそうで、有毒植物とは思えないものです。
2017.01.23
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☆5月21日から23日、静岡県富士宮市へ行きました。田貫湖周辺での自然観察について、順次紹介しています。イワニガナ(別名ジシバリ)の花です。(2018年5月22日撮影)。☆イワニガナは、日本全土の山野の日当たりのよいところに生えるキク科ニガナ属の多年草です。☆イワニガナ葉は薄く、長い柄があります。葉身は、卵円形から広卵形です。葉は、丸いものが多いようです。よく似ているオオジシバリは、葉がヘラ型なので、区別できます。☆イワニガナの花茎は、高さ8~15センチで、直径2~2.5センチの黄色い頭花を1~3個つけます。☆イワニガナの頭花は、全て舌状花です。☆イワニガナは、匍匐枝を出して増えます。細長い茎が地面を這い、ところどころで根を下ろして増えていきます。写真でも、細い茎が地面を這って伸びているのがわかります。☆イワニガナ(岩苦菜)の名は、岩の上でも少しの土があれば生えるニガナ(苦菜)であることから。別名のジシバリ(地縛り)は、細い茎が一面に生い茂って広がっている状態が、まるで地面を縛り付けているように見えるところから名づけられたそうです。☆イワニガナの花言葉は、「人知れぬ努力」「いつもと変わらぬ心」「忍耐」「束縛」などだそうです。細い茎が一面に生い茂って広がっていくことに関連しているのでしょうか。
2018.06.22
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☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年7カ月、連載は連続2,400回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[7]】はキク科アザミ属の植物です。第1回は、アザミの仲間とアザミに似ている植物です。写真は、キク科アザミ属のノハラアザミの花です。◎キク科アザミ属の葉には、刺(トゲ)がある。☆キク科アザミ属の葉には、トゲがあります。「アザミ」の名は、トゲを意味する「アザ」に植物名に多い接尾語「ミ」が付いたという説、トゲが多いことから「驚き呆れる、傷む、傷ましい」の意味の「あざむ」に由来する説などがあるそうです。写真は、キク科アザミ属のトネアザミの葉です。☆漢字の「薊」は、「草冠+魚+刀」からなる字で「魚」はトゲトゲした骨があることを表し、トゲがあって刀のように刺す草を表しているそうです。写真は、キク科アザミ属のアメリカオニアザミの葉です。◎頭花は全て筒状花で、花冠は先端が細長く5つに分かれている。☆キク科アザミ属の頭花は全て筒状花で、花冠は先端が細長く5つに分かれています。写真は、キク科アザミ属のノアザミの花です。☆写真は、キク科アザミ属のノハラアザミの花です。◎雄性先熟で雄蕊が先に熟し、その後雌蕊が熟して柱頭が伸びてくる。☆雄性先熟は、自家受粉(自分の花の花粉で受粉すること)を避け、他家受粉(他の花の花粉を受け取って受粉すること)します。同じ種の中でも、多様な遺伝情報を受け取ることによって、個体の生命力を高めるための巧妙な仕組みです。雄性期のキク科アザミ属のトネアザミの花です。集約雄蕊の先端から花粉を出しています。☆雌性期になったキク科アザミ属のノハラアザミの花です。花粉は見えなくなり、集約雄蕊の中から雌蕊花柱が伸びてきています。◎アザミ全体の花言葉は、「独立」「厳格」「権威」「復讐」「報復」「満足」「安心」「人間嫌い」「触れないで」など。☆アザミの花言葉は、アザミの植物の特徴に由来するようです。写真は、キク科アザミ属のトネアザミです。◎アザミ属でないのに「アザミ」の名がついたキツネアザミ。☆キツネアザミは、キク科アザミ属ではなくキク科キツネアザミ属の越年草です。◎アザミ属でないが花の形がアザミに似ているタムラソウ。☆タムラソウは、キク科アザミ属ではなくキク科タムラソウ属の多年草です。
2018.10.08
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☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年10カ月、連載は連続2,400回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[16]】はサトイモ科の植物です。第7回はマムシグサの花です。(2018年5月22日撮影)。☆マムシグサは、北海道から九州の平地から山地の野原、林内・林縁に生えるサトイモ科テンナンショウ属の多年草です。マムシグサの仲間は、外形の変異が著しく種別が難しいということなので、マムシグサの仲間としました。(2018年5月22日撮影)。☆マムシグサは、偽茎に紫褐色の斑点があります。偽茎は、葉柄下部の2つの葉鞘部分が重なってできたものです。(2017年10月11日撮影)。☆マムシグサの葉は2個つき、7~15個の小葉が鳥足状につきます。小葉は、形や大きさともに変異に富んでいます。小葉の形は、狭卵形、楕円形、長楕円形などさまざまです。小葉の先端の形も、鋭形、鋭尖形、全縁、鋸歯があるものなど、さまざまです。この写真では、小葉の形は細長い長楕円形で葉の縁には細かな鋸歯があり、小葉の先端の形は鋭尖形です。(2018年5月22日撮影)。☆この写真では、小葉の先端の形は鋭尖形ですが、小葉の形は丸みのある楕円形です。(2018年5月22日撮影)。☆この写真では、小葉の中肋(葉の中心部)に沿って白班が入っています。(2018年4月22日撮影)。☆マムシグサの花期は4~6月で、花序は葉より高く突き出るものや、そうでないものもあります。マムシグサの仏炎苞は、四国・九州の暖地では葉より早く開くものがありますが、他の地域では葉と同時期か葉より遅れて開きます。(2018年5月22日撮影)。☆マムシグサの仏炎苞は、淡緑色から淡紫色のものは、ふつうは白条(白いスジ)がありますが、白条がないものもあります。マムシグサの仏炎苞は変異に富み、口辺部が大きく開出するもの、ほとんど開出しないものがあります。(2018年4月22日撮影)。☆マムシグサの仏炎苞は、帯紫色(たいししょく:紫がかった色)から濃紫色のものは、つねに白条(白いスジ)があります。マムシグサの仏炎苞は、多くは筒部が舷部(先端の幅広い部分)より短くなっています。舷部の形も変異に富み、狭卵形、卵状三角形、卵形から広卵形で、先端は鋭頭から鋭尖頭です。(2018年5月22日撮影)。☆マムシグサの花序の付属体は、細い棒状から棍棒状で、上部で太くなるものから細くなるものまで変異があります。(2018年5月22日撮影)。☆マムシグサは、仏炎苞が枯れると果実が見えるようになり、最初は緑色で秋には朱赤色に変わります。(2017年10月11日撮影)。☆マムシグサの果実は、軸の周りに集合してつく液果で、マムシグサのそれぞれの果実には、種子が4個入っているそうです。液果(漿果)とは、3層からなる果皮のうち、中果皮または内果皮が多肉質で水分が多く、軟らかい果実のことだそうです。(2017年10月11日撮影)。☆マムシグサ(蝮草)の名は、花の様子が鎌首をもたげたマムシを連想させるから、偽茎部の紫褐色の斑点模様がマムシに似ているから、2つの説があるそうです。(2018年5月22日撮影)。☆マムシグサの花言葉は、「壮大」だそうです。(2017年10月11日撮影)。
2018.12.27
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☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて7年、連載は連続2,500回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[23]】はキンポウゲ科の植物です。第22回は、ヒエンソウの花です。(2012年6月1日撮影)。☆ヒエンソウは、ヨーロッパ原産で、日本には明治初期に渡来し、観賞用の草花として植えられるようになったキンポウゲ科ヒエンソウ属(デルフィニウム属、オオヒエンソウ属※注※)の1年草から多年草です。草丈は20センチ~2メートルです。☆ヒエンソウの花期は6~8月で、総状花序または穂状花序をつけます。☆花柄の途中には1対の小苞片があります。☆ヒエンソウの花は、外側の花弁のように見えるのが5枚の萼片(上萼片、側萼片2枚、下萼片2枚)で、上部の萼片の後方が距のように伸びています。ヒエンソウの花弁は、上下2対あります。花弁の中に雄蕊があるのがわかります。☆花を正面から見ると、花弁のように見える5枚の萼片、上下2対の花弁があるのがわかります。☆右上と左上の花を見ると、1対の上花弁の後方が距になり、それが上萼片の膜に被われていることがわかります。☆ヒエンソウ(飛燕草)の名は、花の形が燕の飛ぶ姿に似ていることから名づけられました。花のつくりや形は、昨日紹介したセリバヒエンソウときわめて類似しています。
2019.03.04
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☆約2週間、北海道の旅に出ていますので、昭和記念公園での自然観察(2016年8月16日撮影)を15回にわたって掲載しています。第12回は、ハグロソウです。☆昭和記念公園の「こもれびの丘」で、ハグロソウの花を見かけました。☆ハグロソウは、関東地方以西の本州・九州の林縁などの日陰に生えるキツネノマゴ科ハグロソウ属の多年草です。昨年は8月下旬が見頃でしたが、今年は8月中旬でも花が終わりかけていました。☆ハグロソウは、枝先や上部の葉腋から花枝を出し、その先に2枚の苞がつき、その中から筒部が細長く先が2つに分かれて開く唇形花を出します。☆ハグロソウの花は、花冠が上唇とやや大きい下唇に分かれています。花は、しおれ始めています。☆ハグロソウの花冠には、赤褐色の斑紋があります。雄蕊は2本、雌蕊は1本ですが、この写真でははっきりしません。こちらの花も、しおれ始めています。☆昨年撮影したハグロソウの花です。2枚の苞の中から筒部が細長く先が2つに分かれて開く唇形花を出しているのがわかります。上唇は、浅く3つに分かれています。(2015年8月24日撮影)。☆上唇と下唇の赤褐色の斑紋、雄蕊2本、長く突き出る雌蕊花柱があり柱頭は2つに分かれています。(2015年8月24日撮影)。☆ハグロソウ(葉黒草)の名は、葉が黒っぽい濃い緑色をしていることに由来するそうです。☆ハグロソウの花言葉は、「想い抱く」「規格外」だそうです。「想い抱く」は、林の日陰で目立たずにひっそりと咲いていることからイメージされたのでしょうか。「規格外」は、花びらが上下2枚という他の一般的な花とは形が違うことから名づけられたのでしょうか、それとも誰が何をイメージしたのでしょうか。
2016.09.07
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☆たちかわ市民交流大学の講座「散歩が楽しくなる植物観察入門」に参加した時に、雑木林の中でヤマユリの花が咲いているのを見かけました。(2017年7月8日撮影)。☆ヤマユリは、本州(北陸地方を除く近畿地方以北)の山地の草原や林の中に生えるユリ科ユリ属の多年草(球根植物)です。☆ヤマユリの花は、茎先に横向きに付き、数個から多いものでは20個にもなるそうです。球根の成長とともに1株に咲く花の数が増えていくようです。☆ヤマユリの葉は互生、卵状披針形で5脈が目立ち、基部には丸い短柄があります。☆ヤマユリは、6枚の花被片、6本の雄蕊、1本の雌蕊があります。花被片は白色で先端が外側にそり返り、内側には赤褐色の斑点と中脈に沿って黄色い帯があります。内花被片は外花被片より幅が広く、基部の内面に突起があります。☆雄蕊は、花糸が基部では雌蕊に沿って伸びており、上部が外側に広がり、葯から出る花粉は鮮やかな赤褐色です。雌蕊の柱頭は、3つに分かれています。☆花被片の赤褐色の斑点は、上部では盛り上がっていますが、基部では突起状の形になっています。☆ヤマユリ(山百合)の名は、山に咲く百合から。「百合」の名の由来は、日本釈名(にほんしゃくみょう、1700年)に「茎細く花が大きく、風にゆり動くので、ユリと呼ぶ」という記述があるそうですので、風に揺れるさまに由来するようです。☆ヤマユリの花言葉は、「純潔」「荘厳」「高貴な品性」「飾らぬ美」「威厳」などだそうです。林の中で大きな花を堂々と咲かせていることに由来するのでしょうか。
2017.07.13
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☆タチツボスミレは、ウォーキングコースのいたるところに咲いています。大きな群落でも満開になりました。☆2日前には芽も出していなかったと思いますが、ヒトリシズカが芽を出し咲き始めました。4月は、毎日変化が激しいので、目を離せません。花が咲ききると、下の写真(2010年4月4日撮影)のようになります。なお、フタリシズカという野草もあり、これは5月に咲きます。ヒトリシズカ(一人静)1.センリョウ科センリョウ属(チャラン属)ヒトリシズカ。別名ヨシノシズカ(吉野静)。2.和名の「一人静」は、花の可憐さを静御前に例えたもので、同じセンリョウ属のフタリシズカが花穂を2~3本以上出すのに対して、これは花穂が1本であるため。3.北海道、本州、四国、九州の山地に自生する。学名は「Chloranthus japonicus」で、日本固有の種。白いブラシ状に見えるのは雄しべで、その付け根に雌しべがある。☆ニリンソウは、葉が大きく成長してきました。花が咲くのは、あと1週間ほどでしょう。花が咲いたら紹介します。
2012.04.03
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☆写真整理と自然観察の振り返り(その18)は、マメ科の蔓性植物です。☆写真は全て楽天写真館から掲載していますので、クリックすると鮮明な画像になります。☆この日記に関しては、「クサフジの仲間」が参考になります。http://www.plantsindex.com/plantsindex/html/group/gp_vicia_cracca.htm◎ナンテンハギ(マメ科ソラマメ属)☆ナンテンハギは、ウォーキングコースで5月下旬から11月まで見かけます。北海道から九州に分布し草原や林縁など比較的日当たりのよい場所に生える多年草です。(2012年7月1日撮影)。☆ナンテンハギの花がいっせいに咲くのは、10月中旬です。(2012年10月15日撮影)。☆ナンテンハギ(南天萩)の名は、葉の形がナンテンに似て、花の形がハギに似ていることから。(2012年10月13日撮影)。◎ナヨクサフジ(マメ科ソラマメ属)☆6月初め、畑にナヨクサフジがいっせいに咲き始めました。ナヨクサフジは、ヨーロッパ原産で、飼料や緑肥として栽培されている帰化植物です。(2012年6月4日撮影)。☆ナヨクサフジ(弱草藤)の名は、弱くなよなよした草藤という意味。マメ科ソラマメ属の中では、花の筒部が長いのが特徴です。(2012年6月4日撮影)。◎クサフジ(マメ科ソラマメ属)☆裏磐梯の道端で、クサフジを見かけました。クサフジは、北海道・本州・九州の日当たりの良い場所に生える多年草です。(2012年8月21日撮影)。☆クサフジ(草藤)の名は、藤のような花が咲く草本植物であることから付けられたそうです。青紫の花の色が、鮮やかです。(2012年8月21日撮影)。◎ツルフジバカマ(マメ科ソラマメ属)☆ツルフジバカマは、箱根で見つけました。ナンテンハギに似た花ですが、花や葉の形からツルフジバカマと判断しました。ツルフジバカマは、北海道から九州の山野に生えるマメ科ソラマメ属の多年草です。(2012年9月14日撮影)。☆ツルフジバカマ(蔓藤袴)の名は、紫色の花がフジバカマに似ているからという説や花がフジに似ているから付けられた説などがあるようですが定かではありません。美しい花です。(2012年9月14日撮影)。◎ヤブマメ(マメ科ヤブマメ属)☆ヤブマメは、箱根湿生花園で初めて出合いました。ヤブマメは、本州から九州の日当たりの良いところや日陰にも生える蔓性1年草です。(2012年9月14日撮影)。☆ヤブマメ(藪豆)の名は、文字通り草薮に生える豆に由来するそうです。ウォーキングコースでも見つけることができました。(2012年9月30日撮影)。☆マメ科ソラマメ属では、畑や道ばたの雑草として、カラスノエンドウやスズメノエンドウを見かけます。◎カラスノエンドウ(マメ科ソラマメ属)☆カラスノエンドウは、4月中旬に一斉に咲きだします。最近、団地周辺で、芝生の中などに急速に広がっています。原産地はオリエントから地中海で、本州から沖縄に分布し、空き地・畑・道端など、いたるところに自生しています。(2012年4月18日撮影)。☆カラスノエンドウ(烏野豌豆)の名は、マメが熟すと黒くなるのでカラスの名がつきました。(2012年4月18日撮影)。◎スズメノエンドウ(マメ科ソラマメ属)☆スズメノエンドウは、5月に見かけました。スズメノエンドウは、本州から沖縄に分布し、道端や野原に生える雑草です。(2012年5月21日撮影)。☆スズメノエンドウ(雀野豌豆)の名は、カラスノエンドウより小さいので、カラス(烏)に対してスズメ(雀)の名を付けたとのこと。(2012年5月21日撮影)。
2012.11.23
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☆ウォーキングコース(玉川上水)で、今年もヌルデの特徴的な葉が目立つようになりました。☆ヌルデは、北海道から沖縄の日本全土の平地の林縁や2次林に生えるウルシ科ヌルデ属の落葉小高木です。高さは5~10メートルで、13メートルになるものもあるそうです。☆ヌルデの葉は互生し、奇数羽状複葉で小葉は3~6対あります。ヌルデには「ヌルデシロアブラムシ」が寄生し、大きな虫こぶを作り中には黒紫色のアブラムシが多数生活しています。この虫えいを「五倍子(ごばいし)、付子(ふし)」と呼び、タンニンが多量に含まれているので、お歯黒や白髪染めの色素原料として利用されていたそうです。☆ヌルデの葉は、9~13枚の小葉からなる奇数羽状複葉ですが、何といっても小葉と小葉の間の葉軸に翼があることが特徴です。☆ヌルデの小葉は長楕円形で縁には粗い鋸歯があり、小葉と小葉の間の葉軸に翼があります。☆葉の表面から見た葉軸の翼です。(2012年9月2日撮影)。☆葉の裏面から見た葉軸と翼です。葉の裏面は、軟毛が密生して黄白色です。(2012年9月2日撮影)。☆ヌルデは雌雄異株で、8月から9月に枝先に円錐花序を伸ばして、多数の小さな花をつけるそうなので、改めて雄花と雌花を観察してみたいと思います。ヌルデ(白膠木)の名は、この木の幹を傷つけると白いにかわ(膠)のような樹液が出て、これをウルシなどのように器具に塗っていたので、「塗る手」になったそうです。漢字名の「白膠木」は、白いにかわ(膠)のような樹液が出る木に由来します。☆ヌルデの花言葉は、「信仰」「知的な」「華やか」「壮麗」だそうです。「信仰」という花言葉は、ヌルデの別名を「カチノキ(勝の木)」といい、聖徳太子が蘇我馬子と物部守屋の戦いで、ヌルデの木で仏像を作り、馬子の戦勝を祈願したとの伝承にちなむのではないかという説がありました。「知的な」「華やか」「壮麗」というイメージは、ヌルデの姿からは想像できません。
2017.07.09
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☆団地内に数多く植栽されているマテバシイです。マテバシイは、ブナ科マテバシイ属の常緑高木で、実(ドングリ)は翌年の秋に熟すという独特の特徴があります。☆日本に自生するブナ科には、コナラ属、クリ属、マテバシイ属、シイ属、ブナ属があります。落葉高木と常緑高木があり、花の時期は春と秋、実が成熟する時期は秋と翌年の秋、実と総苞・総苞片の形なども様々です。☆今年の秋のマテバシイは、いつもと違っています。細長く独特の形のマテバシイのドングリが見えます。☆地面には、細長いマテバシイのドングリがたくさん落ちています。この実は、昨年春(6月)に開花し受粉したものが、1年半近い期間で成長し熟したものです。☆マテバシイの開花から実が落ちるまでを振り返ってみます。6月に開花したマテバシイの花です。雌雄同株・雌雄異花です。雄花序は新枝の脇から数本が伸びてきますが、クリの花のように細長い雄しべがたくさん見えるのが雄花です。雌花序は新枝の上部の葉の腋から伸びてきますが、茎の先端から左側に伸びているのが雌花です。(2012年6月10日撮影)。☆マテバシイの雄花です。雄しべの白く細長い花糸と黄色い葯があります。(2012年6月10日撮影)。☆マテバシイの雌花です。雌しべの花柱は3本とありましたが、右下と右上の花には2本見えるようです。(2012年6月10日撮影)。☆昨年開花・受粉して成長中のマテバシイの実です。秋には、実が熟します。(2012年5月29日撮影)。☆今年秋、1年4カ月で成長したマテバシイの実です。☆同じブナ科にも、春に花が咲いて秋には実が熟すコナラやクリ、春に花が咲いて翌年秋に実が熟すマテバシイやクヌギがあります。今年はマテバシイの実が目だったので、マテバシイの開花から実が熟すまでを振り返ってみました。☆マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎)の名前の由来は、諸説あるそうです。・なお、椎(シイ)の名の由来は、実が自然落下し木の下にあるので、「下(シ)」と「実(ヒ)」から「シヒ」そして「シイ」になったという説もあるようですが定かではありません。(1)待てばおいしい椎の木の実になる。待てば背が高い椎の木になる。(2)馬刀(マテ)と呼ばれる馬を切る刀があり、葉の形がその刀に似ている。(3)ドングリの形が二枚貝のマテガイに似ている。(4)全手葉椎は、葉が手のひらを広げたように広がって伸びていくことから。(5)九州で使われていたヤリガンナに「マテバ」というのがあり、そのヤリガンナの先端部分と葉の形が似ている。
2014.10.16
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☆ウォーキングコース(玉川上水)で歩いていると、木の枝に見たことがない青い鳥が見えました。(2015年3月20日撮影)。☆オオルリのオスです。日本へは夏鳥として4月下旬ころに渡来し、北海道から九州までの全国各地で繁殖して、10月過ぎの冬季は東南アジアで越冬する渡り鳥です。一足早く渡来したのでしょうか。☆オオルリは、ヒタキ科オオルリ属の野鳥です。オオルリは、低山帯から亜高山帯にかけての山地や丘陵に生息し、とくに渓流沿いのよく茂った森林に多く、飛翔している昆虫を捕食し、クモ類なども捕食するそうです。☆オオルリのオスは、背中は尾を含めて金属光沢のある鮮やかな青色(瑠璃色)です。尾の基部の左右には、白班が見えます。☆オオルリのオスの喉と顔は黒く目が目立たず、腹は白くなっています。☆ウォーキングコース(玉川上水)でオオルリを見かけたのは、これが初めてです。しばらく玉川上水沿いの木をゆっくりと移動してくれたので、比較的鮮明な写真が撮れました。☆オオルリは、コルリやルリビタキに比べて大きめの青い(瑠璃色の)鳥です。オオルリの「ルリ」とは、青い宝石の瑠璃(ラピスラズリ)に由来するそうです。仏教の世界で瑠璃は七宝(しっぽう、極楽浄土を表現する宝)の一つとされていて、その瑠璃の色をもつ鳥として昔から愛されている鳥だそうです。☆また、オオルリのさえずりは、ウグイス・コマドリとともに日本三鳴鳥に挙げられているほど美しいとされています。☆なお、『日本の野鳥』(竹下信雄著、小学館)によると、古来の習慣で、緑色の鳥には「あお(緑)」の名(アオゲラ、アオバト)がつけられ、青い鳥には「ルリ(瑠璃)」の名(オオルリ、ルリビタキ)がつけられるそうです。
2015.03.23
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☆自然観察は続いていますが、自然や季節の変化を紹介するものが次第に少なくなってきていますので、写真の整理やこれまでの自然観察を振り返るために、随時まとめを掲載するようにしています。☆写真は全て楽天写真館から掲載していますので、クリックすると鮮明な画像になります。☆写真整理と自然観察の振り返り(その12)は、サトイモ科の植物です。☆サトイモ科の植物は、ミズバショウ・ザゼンソウ・ウラシマソウや園芸種のカラー・オオベニウチワなど、苞が単純な葉の形ではなく、花の穂を包むような形になって目立ちます。苞(ほう)とは、花や花序の基部にあって、つぼみを包んでいた葉のことです。◎ミミガタテンナンショウ(サトイモ科テンナンショウ属) ☆ミミガタテンナンショウは、毎年同じ時期に、ウォーキングコースの同じ場所で咲いています。(2011年4月2日撮影)。☆ミミガタテンナンショウ(耳型天南星)の名は、仏炎苞の口辺部が耳朶(みみたぶ)のように張り出していることと、「天南星」は中国で夜空に広がる星のことで葉が広がる形に由来するとのこと。(2012年4月1日撮影)。◎ウラシマソウ(サトイモ科テンナンショウ属)☆ウラシマソウは、ウォーキングコースで、今年初めて見つけました。肉穂花序の先端の付属体が、釣り糸状に長く伸びているのが見えます。(2012年4月19日撮影)。☆この植物を浦島太郎の釣竿の釣り糸に見立てて、「ウラシマソウ(浦島草)」と名付けた人の気持ちがわかります。(2012年4月19日撮影)。◎オオベニウチワ(サトイモ科アンスリウム属) ☆オオベニウチワは、今年3月に東伊豆の熱川バナナワニ園で見かけました。(2012年3月14日撮影)。☆オオベニウチワ(大紅団扇)の名は、仏炎苞が大きな紅い団扇のような形なので名付けられたと思われます。多くの園芸品種があり、仏苞炎の色は、赤、ピンク、白などがあるそうです。(2012年3月14日撮影)。◎ミズバショウ(サトイモ科ミズバショウ属)☆3月末、近くの武蔵村山市立「野山北公園」の小学生実習用水田の脇で、ミズバショウが咲いていました。これは、自生でなく人工的に育てているものです。(2012年3月31日撮影)。☆次にミズバショウを見かけたのは、旭川市郊外の嵐山公園にある北邦野草園でした。(2012年4月30日撮影)。☆網走湖畔のミズバショウ大群落は、葉が長く伸び始めてきていましたが、まだ見頃でした。(2012年5月3日撮影)。☆2年前の網走湖畔のミズバショウ大群落です。この年は、雪が残り春の訪れが遅れていたため、ミズバショウが一番の見頃でした。(2012年5月5日撮影)。☆ミズバショウ(水芭蕉)の名は、花が終わったあとの葉が大きくなり(長さ80センチメートル・幅30 センチメートル)、沖縄で芭蕉布に利用されるバショウ(芭蕉)という植物の葉に似ていることと、水辺に自生していることに由来するとのこと。◎ザゼンソウ(サトイモ科ザゼンソウ属) ☆旭川市の男山自然公園で、ハナショウブに似た大きな葉があると思って、付け根を見ると、ザゼンソウでした。(2012年5月6日撮影)。☆ザゼンソウ(座禅草)の名は、花の形が黒頭巾をかぶったお坊さんが座禅を組んでいるような姿から。(2012年5月6日撮影)。☆足元を注意して見ていたので、今年初めてザゼンソウに出合うことができました。(2012年5月6日撮影)。
2012.11.17
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☆ウォーキングコース(玉川上水)でヌルデの木を見つけました。ヌルデは、北海道から沖縄の日本全土の山野の林縁に生えるウルシ科ヌルデ属の落葉小高木です。☆ヌルデの葉は互生し、奇数羽状複葉で小葉は3~6対あります。☆ヌルデの葉は、9~13枚の小葉からなる奇数羽状複葉ですが、何といっても小葉と小葉の間の葉軸に翼があることが特徴です。☆ヌルデの小葉は長楕円形で縁には粗い鋸歯があり、小葉と小葉の間の葉軸に翼があります。☆葉の上から見た葉軸の翼です。☆苞らから見た葉軸と翼です。葉の裏面は、軟毛が密生して黄白色です。☆ヌルデ(白膠木)の名は、この木の幹を傷つけると白いにかわ(膠)のような樹液が出て、これをウルシなどのように器具に塗っていたので、「塗る手」になったそうです。漢字名の「白膠木」は、白いにかわ(膠)のような樹液が出る木に由来します。
2016.06.27
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☆ウォーキングコース(玉川上水)で、ニガナの花が咲いていました。(2017年5月14日撮影)。☆ニガナは、日本全土の山野の草原に生えるキク科ニガナ属の多年草です。玉川上水の岸辺で、大きな群落を作って咲いていました。☆ニガナの茎の高さは30センチ前後で、多数の頭花をつけます。☆ニガナの根生葉には、長い柄があります。☆ニガナの茎葉は、基部が丸く張り出して茎を抱いています。茎葉の基部には、刺状の鋸歯があります。☆ニガナは、枝先に直径約1.5センチの黄色い頭花をつけます。☆ニガナの頭花は、普通5個の舌状花からなります。☆ニガナの総苞は筒状で、総苞外片は非常に小さく鱗片状になっています。☆ニガナの花は雄性先熟で、雄蕊が花粉を出し終わった後に、雄蕊の葯が合着して筒状になった集約雄蕊の中から雌蕊が伸び柱頭が2つに分かれて雌性期になります。☆ニガナ(苦菜)の名は、葉や茎を切ると白っぽい乳液が出て舐めると苦みがあること、さらに食用にできるので「菜」の字がついて苦菜になりました。☆ニガナの花言葉は、「質素」だそうです。舌状花が5枚だけの直径1.5センチ程度の小さい花で、飾り気がなくつつましいので、「質素」という花言葉が付けられたのでしょうか。
2017.05.27
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☆団地周辺では、以前から見かける帰化植物とともに、最近新たに見かけるようになった帰化植物があります。近所の方からの問い合せもありますので、団地周辺で見かける帰化植物をまとめて紹介しています。6月から8月まで見かけるアメリカオニアザミの花です。6年前に玉川上水で初めて出合いましたが、しだいに広がっており、団地内でも見かけるようになりました。☆アメリカオニアザミは、ヨーロッパ原産ですが北アメリカから輸入された穀物や牧草に混入して日本に渡来したキク科アザミ属の帰化植物です。ヨーロッパ原産なので「セイヨウオニアザミ」と呼ばれることもあるそうです。繁殖力・生命力が強く、道端や草地でも見かけます。草丈は、80センチから2メートルほどにもなります。☆アメリカオニアザミは、1960年代に北海道で確認され、北海道から本州・四国に広がっているそうです。茎など全体に短い綿毛があり、茎にはひれ(翼)があり鋭いトゲがあります。葉の先端にも、鋭いトゲがあります。格別に鋭いトゲなので、家畜やシカなどにも食べられることがなく、繁殖していくそうです。☆アメリカオニアザミの頭状花は、枝分かれした茎先に1~3個付きます。アメリカオニアザミの花だけを見ると、ピンク色が鮮やかで、たくさんの紫色の筒状花が集まっている花の上部の色と形は、きれいなアザミの花に見えます。総苞片は線形で、先端は葉と同じように鋭いトゲになっています。☆アメリカオニアザミの花は、花が終わると紫色の筒状花は茶褐色に変わり、その後総苞片が外側に広がってきます。左側が開花している花、中央は花が終わり紫色の筒状花が茶褐色に変わった花、右側は総苞片が外側に広がり綿毛が大きく膨らみ始めた花です。☆綿毛が大きく膨らみ、タンポポのように種を付けた大量の綿毛が大きく広がってきます。☆さらに綿毛が大きく広がり、種が風に乗って飛んでいきます。☆アメリカオニアザミ(亜米利加鬼薊)の名は、アメリカ経由で渡来した葉や茎・総苞片など全身トゲトゲの鬼のような薊に由来するそうです。☆アザミは、トゲを意味する「アザ」に植物名に多い接尾語「ミ」が付いたという説、トゲが多いことから「驚き呆れる、傷む、傷ましい」の意味の「あざむ」に由来する説などがあるそうです。漢字の「薊」は、「草冠+魚+刀」からなる字で「魚」はトゲトゲした骨があることを表し、トゲがあって刀のように刺す草を表しているそうです。☆アザミ全般の花言葉は、「独立」「厳格」「権威」「復讐」「満足」「安心」「人間嫌い」「触れないで」などだそうです。アメリカオニアザミ独自の花言葉があるかどうかわかりませんが、しろうと自然科学者は「触れないで」を一押ししたいと思います。
2018.07.05
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☆高尾山で出合った樹木の花を紹介します。花の中心部にオレンジ色の花盤が目立つマルバウツギの花です(2022年5月6日撮影)。☆マルバウツギは、本州(関東地方以西の太平洋側)から四国・九州の山野の日当たりの良い斜面に生えるアジサイ科ウツギ属の落葉低木です。マルバウツギについては、2019年8月6日の日記で詳しく紹介しました。◎マルバウツギの花(2019年8月6日の日記)。☆ツクバネウツギの花です。ツクバネウツギの萼は基部まで5つに分かれ、5個の萼片の大きさが同じです。☆ツクバネウツギは、本州(東北地方の太平洋側、関東・中部地方以西)から九州の日当たりのよい丘陵や山地に生えるスイカズラ科ツクバネウツギ属の落葉低木です。ツクバネウツギについては、2019年8月1日の日記で詳しく紹介しました。◎ツクバネウツギの花(2019年8月1日の日記)。☆コゴメウツギの花です。☆コゴメウツギは、北海道から九州の低山地の日当たりの良いところに生えるバラ科コゴメウツギ属の落葉低木です。コゴメウツギについては、2019年7月30日の日記で詳しく紹介しました。◎コゴメウツギの花(2019年7月30日の日記)。☆ガクウツギの花が本格的に咲き始めていました。ガクウツギは、本州(関東南部・東海・近畿地方)・四国・九州の山地の斜面や林下に生えるアジサイ科ウツギ属の落葉低木です。☆ガクウツギの装飾花の萼片は3片が大きくなりますが、大きさがばらばらなのが特徴です。中央には、花弁が3~5枚と雄蕊がある花があります。☆ガクウツギの両性花は、直径が約5ミリで、淡黄色の花弁が5個、雄蕊が長短各5個の10個、雌蕊花柱が3個です。この花は雌蕊花柱が4個見えます。ガクウツギについては、2019年7月28日の日記で詳しく紹介しました。◎ガクウツギの花(2019年7月28日の日記)。☆ハナイカダの雌株の雌花です。花弁と雌蕊花柱が3個のものが多いようですが、この花は花弁と雌蕊花柱が4個です。☆ハナイカダは、北海道(南部)から本州・四国・九州の山地の林内に生えるハナイカダ科ハナイカダ属の落葉低木です。ハナイカダについては、2019年4月4日の日記で詳しく紹介しました。◎葉の上に花が載っている様子を筏にのる人に見たてたハナイカダの花と果実(2019年4月4日の日記)。☆キブシの果実を見かけました。
2022.05.07
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☆ウォーキングコース(玉川上水)で、ツワブキの花を見かける時期になりました。☆ツワブキは、日本海側の石川県、太平洋側の福島県以西の海岸付近に自生するキク科ツワブキ属の多年草です。東伊豆では自生しているツワブキを見かけましたが、ツワブキは園芸植物として公園や庭などに植えられています。☆ツワブキの葉は腎形で、光沢があり厚く、縁に不揃いな鋸歯があります。☆ツワブキ(石蕗、艶蕗)の名は、葉が丸くフキのようで光沢がありつやがあるので、艶葉蕗(つやばふき、艶のある葉のフキ)から転訛してツワブキになったという説、「厚葉ブキ」から「あ」が省略されて「つわぶき」になったという説があるそうです。☆ツワブキの花は、舌状花と筒状花からなる美しい花です。☆ツワブキの1つの花(頭状花序)は、40~70個の花からできており、周りに10~15個程度の舌状花があり、内側は筒状花です。☆5枚の小さな花びら(先端が5つに分かれる花冠)がある筒状花も外側から咲いてきています。ツワブキは雄性先熟で、雄蕊が先に成熟して花粉を出し、その後雌蕊が花粉を押し出すように伸びてきます。この写真では、頭状花序の中央はつぼみ、その周りに茶褐色の筋が見える集約雄蕊の先端に星形の花粉が見える雄性期の花、外側は集約雄蕊の中から雌蕊が伸びて花柱の先端が2つに分かれている雌性期の花が見えます。☆ツワブキの花言葉は、「困難に負けない」「愛よよみがえれ」「謙譲」「謙遜」「先見の明」「いつも笑顔で変わらない」などがあるそうです。「困難に負けない」は、海岸の岩の上や崖で咲いていることから名づけられたのでしょうか。「謙譲」「謙遜」は、晩秋に日陰で咲いている花の姿から名づけられたのでしょうか。
2016.10.28
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☆たちかわ市民交流大学の講座「散歩が楽しくなる植物観察入門」に参加した時に、エノキの木に果実ができているのを見つけました。(2017年7月8日撮影)。☆エノキは、本州・四国・九州の丘陵から山地の日当たりの良いところに生えるニレ科エノキ属の落葉大高木で、高さ20~30メートルになります。なお、APG植物分類体系では、エノキはアサ科に分類されています。社寺や公園や民家の庭で普通に見ることができます。☆エノキの葉は互生で、葉身は長さ4~9センチ、幅2.5~6センチの広楕円形で、厚くて両面ともざらついています。葉の表面は濃緑色で、光沢があります。エノキの葉は、表面がざらついているので、ヤスリの代りとして木材を磨くのに使われたそうです。☆葉の先端は急に鋭く尖り、基部は広い楔形で、左右は不相称なのが特徴的です。主脈と基部から伸びる2本の支脈が目立つ。葉の縁には、葉の基部を除いて波状の鋸歯があります。なお、葉の側脈は鋸歯までは達していません。☆エノキは、雌雄同株です。4月から5月、葉の展開と同時に開花します。雄花は本年枝の下部に集まってつき、両性花は上部の葉の腋につきます。☆エノキは、建築用材、家具材、道具財、薪炭などに使われているそうです。また、江戸時代には、街道の一里塚として植えられたそうで、しろうと自然科学者の住んでいる近くにも「三本榎」という地名があります。☆エノキ(榎)の名の由来は、さまざまな説があるようです。「餌の木(熟した果実を小鳥が好む)」に由来する説、「枝の木(枝が多い)」に由来する説、「柄の木(農機具の柄に使われた)」に由来する説、「燃え木(よく燃える)」に由来する説など。漢字表記の「榎」は、夏に葉が茂り木陰をつくるので木偏に夏の字を配置した夏の木の意味の和製漢字だそうです。☆エノキの花言葉は、「協力」「力を合わせる」「共存共栄」などだそうです。
2017.07.17
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☆埼玉県の毛呂山町にある宿谷(しゅくや)の滝を訪れた時、ミヤマカワトンボに初めて出合いました。(2017年7月7日撮影)。☆毛呂山町のホームページによると、宿谷の滝は落差12メートル、周囲を苔むした岩壁に囲まれ、真夏でも暑さを忘れさせてれるほど涼しいところです。宿谷の滝は別名「信太の滝」ともいわれ、古くは修験の場でもあったそうです。☆滝の周りで休憩していると、どこからか比較的大きなトンボがひらひらと優雅な姿で飛んできて、水辺をゆるやかに飛び回り丸太にとまりました。☆丸太にとまったまま、飛び去って行きません。ウォーキングコース(玉川上水)で見かけるハグロトンボに似ていますが、大きさが違っています。調べてみると、ハグロトンボと同じカワトンボ科アオハダトンボ属のミヤマカワトンボということがわかりました。腹部は青味がかった金属光沢色なので、これはオスです。☆ミヤマカワトンボは、北海道から九州まで広く分布しており、丘陵地や山地の渓流に生息しているそうです。体長は64~78ミリで、日本のカワトンボの中では最大の大きさです。写真のように、ミヤマカワトンボのオスは、翅が半透明の深みのある褐色で濃褐色の帯模様があり、腹部は青味がかった金属光沢色をしています。
2017.07.12
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☆自然観察の振り返り(その61)は、モクセイ科の植物です。☆昨年の自然観察を振り返り今年の自然観察に活かすために、随時まとめを掲載しています。☆写真は全て楽天写真館から掲載していますので、クリックすると鮮明な画像になります。◎レンギョウ(モクセイ科レンギョウ属)☆4月初め、ウォーキングコースでレンギョウが咲き始めました。これは、枝の形や花の付き方から、シナレンギョウだと思います。(2012年4月1日撮影)。☆レンギョウの名は、漢名の「連翹」を音読みしたもの。原産地中国では、連翹とはトモエソウ(大連翹)やオトギリソウ(小連翹)のこと。レンギョウとトモエソウは、どちらも実が薬用に使われていて、日本でレンギョウの方の実を「連翹」として売っていたため、誤って命名されたそうです。正しい中国名は「黄寿丹」。(2012年4月1日撮影)。☆レンギョウは中国原産で、平安時代に薬用として渡来したといわれています。園芸品種として、レンギョウ、チョウセンレンギョウ、シナレンギョウがありますが、雑種もあるそうです。◎イボタノキ(モクセイ科イボタノキ属)☆イボタノキは、モクセイ科(キンモクセイ・レンギョウなど)らしいラッパ状の4弁の花を咲かせています。(2012年5月23日撮影)。☆イボタノキは、北海道から九州に分布し、日の光を好む陽樹なので明るい林縁や道路そばなどに生える落葉低木です。(2012年5月23日撮影)。☆イボタノキ(水蝋の樹、疣取木)の名は、樹皮に寄生するイボタロウムシが分泌する「いぼた蝋」が取れることから。いぼた蝋は、蝋燭の原料、家具のつや出し、戸の滑りをよくするために敷居に塗り、日本刀の手入れにも用いられるとのこと。薬用には、皮膚の損傷部の保護・止血に使われ、いぼとりにも用いられるそうです。(2012年5月23日撮影)。◎キンモクセイ(モクセイ科モクセイ属)☆昨年は、10月中旬からキンモクセイの花が咲き始めました。(2012年10月13日撮影)。☆キンモクセイは雌雄異株で、日本には雄株しか入ってきていないそうです。キンモクセイは、中国原産で江戸時代に渡来した常緑小高木です。キンモクセイは、ギンモクセイの変種になるそうです。近づいてみると、2本の雄しべと中央に不完全な雌しべが見えます。(2012年10月13日撮影)。☆10月21日、昭和記念公園ではキンモクセイが満開でした。だだし、香りがしませんでした。キンモクセイは、咲き始めのころの香りが強いようです。(2012年10月21日撮影)。◎ヒイラギ(モクセイ科モクセイ属)☆12月末、ウォーキングコースを歩いていると、木の葉の中に小さな白い花を見つけました。ヒイラギの花です。ヒイラギは、関東地方以西の山地に分布する常緑小高木です。ヒイラギ(柊、疼木)の名は、葉の縁の棘に触るとヒリヒリ痛むこと、古語で疼(ひひら)く、疼(ひいら)ぐことから。(2012年12月28日撮影)。☆雌雄異株で、雌株の花は花柱が長く、雄株の花は2本の雄しべが発達するそうなので、これは雄株のようです。(2012年12月28日撮影)。◎トウネズミモチ(モクセイ科イボタノキ属)☆ウォーキングコースで、トウネズミモチの実を見かけました。たわわになっている実、裏面から主脈・側脈とも透けて見える葉(中央の下)が確認でき、トウネズミモチです。(2013年1月9日撮影)。☆トウネズミモチ(唐鼠黐)の名は、「唐」は中国産、「ネズミモチ(鼠黐)」は熟した実が鼠のフンに似て葉がモチノキに似ているため。ネズミモチは関東以西の山野に自生しますが、トウネズミモチは中国原産で明治初期に渡来しました。(2013年1月9日撮影)。☆イボタノキと同じイボタノキ属ですので、どのような花が咲くのか。今年は、6月から7月に咲くという花を観察してみたいものです。
2013.01.18
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☆5月中旬に満開だったエゴノキの実が大きくなってきました。☆エゴノキは、実に味がエグイのでエゴノキになったそうですが、秋から冬にかけて、カラス、キジバト、ヒヨドリ、ヤマガラなどに実が食べられるようです。とくに、ヤマガラは、一旦地中に埋めてから食べるので、貯蔵型散布種子といわれるそうです。☆エゴノキの枝の先端に、菊の花が咲いたように虫こぶが見られるようになりました。☆これは、エゴノネコアシと呼ばれる虫こぶです。まるで猫の足のようです。☆イネ科のアシボソを一次寄主とするアブラムシ「エゴノネコアシアブラムシ」が、春に二次寄主であるエゴノキに移動(寄主転換)してきて新芽を変形させて、猫の足を連想させるエゴノネコアシという虫こぶを作ります。☆エゴノキと同じエゴノキ科エゴノキ属のハクウンボクも実が大きくなりました。☆5月初めに、エゴノキと似たハクウンボクの花が満開でした。(2013年5月1日撮影)。☆ハクウンボクの実の大きさは、エゴノキより一回り大きいようです。
2013.07.14
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☆ウォーキングコースの公園や庭で、ドイツアヤメ(ジャーマンアイリス)が咲いていました。ドイツアヤメは、ドイツやフランスで園芸品種が改良されてきたアヤメ科アヤメ属の多年草です。(2014年5月14日撮影)。☆品種改良で華やかな花ですが、アヤメに共通の花のつくりを調べてみました。外側に広がる3枚の花びら状のものは外花被片(萼に相当)で、付け根の方にはオレンジ色のヒゲ状の突起が見えます。☆上向きに立ち上がっている3枚の薄紫の花びら状のものは、内花被片(花びらに相当)です。その内側にも、3枚の小さい花びら状のものが見えます。☆内側に見えるのは、3本の雌しべです。雌しべの花柱は、さらに2つに分かれ、先端に細かい突起があります。☆この雌しべの裏側を見ると、手前に折れ曲がって見える突起がありますが、これが雌しべの柱頭です。その下に、雄しべが見えます。☆ドイツアヤメ(ジャーマンアイリス)の花は、濃い色で外に広がる大きな3枚の外花被片(萼に相当)、大きく上に立ち上がる3枚の内花被片(花びらに相当)、さらに真ん中に広がる3枚の雌しべからできており、それによって大きく華やかに見えることがわかりました。花のつくりは、同じアヤメ科のシャガの花と同じでした。◎シャガの花(4月26日の日記)http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20140426/
2014.05.20
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☆ドクダミが5月下旬から一斉に開花しています。ドクダミは、道端や野原に生えるドクダミ科ドクダミ属の多年草です。ドクダミは食用や生薬として用いられ、ドクダミの名は「毒痛み(どくたみ)」、「毒溜め(どくだめ)」など毒を抑えることに由来しているそうです。☆白い4枚の花びらのように見えるのは、ハナミズキなどと同じ「総苞」です。総苞とは、花序全体の基部を包む苞(葉)のことだそうです。☆この写真では、総苞が花序全体を包む苞(葉)のことだと理解できます。☆ドクダミの花序には小さい花が密集していますが、萼や花びらはなく、雄しべと雌しべがあります。1つの花は、3本の雌しべ花柱と3本の雄しべがあるそうです。この写真では、先が曲がっていて3裂する白い雌しべ花柱と黄色い雄しべの葯があるのはわかります。☆ウォーキングコースで、普通のドクダミとともに八重咲きドクダミが咲くところがありますが、今年も八重咲きドクダミが咲き始めました。☆白い総苞片の間に花が咲いています。総苞片・花・総苞片・花の順番に咲いているのがわかります。黄色い葯の雄しべと白い雌しべ花柱が見えます。☆総苞片・花・総苞片・花の順番に咲き、総苞片が7~8段位はあるようです。
2014.06.06
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☆ウォーキングの途中、ふと上を見るとクルミの実がありました。☆よく見ると、たくさんの実が付いています。オニグルミでしょうか。オニグルミは、北海道から九州の山間の川沿いに自生するクルミ科クルミ属の落葉高木です。オニグルミと変種のヒメグルミについては、今後さらに調べてみたいと思います。☆雌雄同株・雌雄異花ですが、5月から6月という花の時期には気がつきませんでした。☆オニグルミ(鬼胡桃)の名は、堅果の表面の深い溝を「鬼」に見立てて名がついたそうです。クルミ(胡桃)の名は、くるくる回るとか黒い実からとか由来は様々な説があるそうです。☆来年は、花を見逃さないようにしたいと思います。
2014.06.30
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☆玉川上水の柵の中は、水道用地で東京都水道局が管理しています。広い空地になっているところは、東京都小金井公園管理事務所が管理していると表示されています。☆1週間ほど前に柵の中の草刈りが終わったところに、キツネノカミソリが咲き始めました。毎年8月に、目を楽しませてくれる山野草です。☆キツネノカミソリは、本州・四国・九州の山野に生えるヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。まだつぼみが多く、咲き始めです。☆キツネノカミソリ(狐の剃刀)の名は、花の色が狐色で葉の形が剃刀に似ているので付けられたそうです。☆近くに、同じヒガンバナ科のナツズイセンが咲いています。昨年までは、気がつきませんでした。☆ナツズイセンは、本州・四国・九州の山野に生えるヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。古くに中国から渡来したといわれているそうです。☆ナツズイセン(夏水仙)の名は、葉や球根(鱗茎)が水仙に似ていて夏に咲く花から。☆ようやく蝉が鳴き始めました。姿は見えません。ハグロトンボを今日も見かけました。
2012.08.01
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☆ウォーキングコース(玉川上水)で、ホオズキの花が咲いていました。「ホオズキの袋は、花が終わった後に筒状の萼が膨らんだもの」ということなので、花からホオズキの袋ができるまでを観察してみることにしました。☆ホオズキ(酸漿、鬼灯)は、ナス科ホオズキ属の多年草です。ナス科らしい5角形の白い花が、6月から7月にかけて咲きます。雄蕊が5本、雌蕊が1本です。☆花を横から見てみました。先端が5つに分かれた萼が見えます。この萼が成長して、ホオズキの袋になります。☆花を後ろから見てみました。花が終わり白い花冠が落ちると、この萼が成長し始めます。☆ホオズキの花が終わった直後です。花冠は枯れて茶色くなっており、萼から今にも落ちそうです。☆花冠が落ちたホオズキの花です。雌蕊花柱が見え、先端が5つに分かれた萼が見えます。☆同じ花を下から見てみました。萼の中央に、ホオズキの丸い果実が見えます。☆雌蕊花柱も落ちてしまい、5つに分かれた萼の先端が閉じはじめています。☆同じ花を下から見てみました。先端が閉じはじめた萼の中央に、ホオズキの丸い果実が見えます。☆萼の先端が閉じはじめるとともに、萼の付け根の部分が成長し膨らんできました。☆萼の付け根の部分が成長し大きく膨らんでおり、5つに分かれた萼の先端は、ほとんど閉じています。☆萼が大きく成長して、ホオズキの袋になりました。☆ホオズキの袋の下に、5つに分かれた萼の先端が見えます。☆丸みをおびたホオズキの袋がほとんど出来上がりました。秋に熟すと、ホオズキの袋や中の果実がオレンジ色や赤色になります。☆ホオズキ(酸漿、鬼灯)の名は、その実の赤くふっくらした様子から頬を連想したもの(「づき」は「顔つき」「目つき」の「つき」)という説や、果実を鳴らして遊ぶ子どもたちの様子から「頬突き」の意であるという説もあるそうです。「酸漿」は、中国名です。
2015.06.11
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☆7月3日から5日まで、宮城県の気仙沼大島に行きました。新たな植物との出合いもありました。気仙沼大島での自然観察を紹介しています。ミヤコグサの花です。(2017年7月4日撮影)。☆ミヤコグサは、日本全土の道端や草地、海岸などに生えるマメ科ミヤコグサ属の多年草です。☆ミヤコグサの茎は地を這って広がり、長さ15~35センチになります。小葉は倒卵状楕円形で、葉腋から伸びる花柄の先に鮮やかな黄色の花を1~3個つけます。ミヤコグサとよく似た仲間に、花を3~7個つけるヨーロッパ原産のセイヨウミヤコグサがあり、萼や葉、茎に毛があるそうですが、これはミヤコグサです。☆ミヤコグサの花序の基部には、3個の総苞があります。萼筒は先端が深く5つに分かれ、萼裂片は萼筒より長いか同じ長さだそうです。☆ミヤコグサの旗弁は円形で、基部から赤いスジが見えます。左右に翼弁があり、2個の竜骨弁は合着して筒状になり、ここに花粉がたまるそうです。☆ミヤコグサの豆果は線形で、長さは2~3.5センチ、熟すと果皮が捩じれて2つに裂け黒い種子を飛ばすそうです。この写真では、花序の基部には3個の総苞があり、萼裂片は萼筒より長いのがわかります。☆ミヤコグサ(都草)の名は、昔、京都や奈良といった都に多く見られたことから「都草(みやこぐさ)」となったという説があります。古い時代には分布が広くなく、中心的都市近郊に多かったことを意味するのではないかと言われるそうです。また、漢名は「百脈根」で、根から伸びる細い茎を血管に見立てて「脈根草(みゃくこんぐさ)」と呼び、「みゃくこんぐさ」から「みやこぐさ」に転嫁したという説もあるそうです。☆ミヤコグサの花言葉は、「また逢う日まで」「気まぐれな心」「復讐」「恨みを晴らす」などだそうです。
2017.08.01
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☆ノビルのムカゴ(珠芽)を初めて見つけました。(2017年5月28日撮影)。☆ノビルは、日本全土の畑や道端、土手などに普通に生えるヒガンバナ科ネギ属の多年草です。これまでは、春先に線形の葉がたくさん生えているのを観察してきました。農作物とともに古くに中国から渡来したという説もあるそうです。(2012年3月7日撮影)。☆このようにノビルの花茎が長く伸びているのを観察するのは初めてです。(2017年5月28日撮影)。☆ノビルは、5月から6月に、高さ40~60センチの花茎を伸ばし、花茎の先に散形花序をつけるそうです。☆ノビルの花は、観察できませんでした。花序には珠芽(ムカゴ)がつき、珠芽だけで花がないものもあり、花茎についたまま芽をだすこともあるそうです。☆ここの道端は、何度も通っていますが、他の雑草に隠れてノビルが生えていることは気がつきませんでした。葉の間から長い花茎が伸びて、初めて気づきました。ノビルの根生葉は長さ25~30センチで、断面は三日月状です。☆ノビル(野蒜)の名は、野に生えるヒル(蒜)で、「蒜」はネギやニンニク類の総称で鱗茎を噛むとヒリヒリすることに由来するそうです。☆ノビルの花言葉は、「胸のたかまり」「タフなあなたのことが好き」「慶び」「高まり」などだそうです。ノビルは、鱗茎、ムカゴ、種子の3種類で増えていきますので、どこにでも育ち増えていく強い生命力に由来するのかもしれません。(2012年3月7日撮影)。
2017.06.04
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☆木の幹に生えるシダ植物は、ノキシノブと知りました。☆ノキシノブは、北海道南部以南の崖や樹皮などに生えるウラボシ科ノキシノブ属の常緑シダ植物です。☆葉をよく見ると、裏側に胞子嚢群があるようです。☆葉を裏返すと、たくさんの丸い胞子嚢群がありました。ノキシノブの胞子嚢群は、葉の上半分につきます。☆ノキシノブ(軒忍)の名は、古い民家などの軒先にも生育し、着き方がシノブ科のシダ植物のシノブのようであることに由来するそうです。
2016.06.23
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☆3月19日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(3月中旬・2回目)に行きました。その内容を順次紹介してきました。ヒメカンスゲに似たシバスゲと思われる花です。(2019年3月19日撮影)。☆シバスゲは、本州から九州の丘陵地の日当たりの良いところに咲くカヤツリグサ科スゲ属の多年草です。高尾山でも、観察の記録があります。遠くから見ると、草丈や黄色く目立つ雄小穂など、ヒメカンスゲのように見えました。☆葉は、光沢があって濃緑色で固く、上面には多数の細脈があります。葉の中央が凹んでおり、2つに折れているように見えます。☆10~15センチの花茎が伸びて小穂をつけています。茎の先端の頂小穂(しょうすい)が雄小穂で、雄小穂は紡錘形です。その下には、互いに離れて数個の雌小穂があります。☆開花し始めた雄小穂です。開花前の雄小穂は、黒褐色から褐色の紡錘形のヒメカンスゲと異なり、緑色の紡錘形です。この特徴から、シバスゲではないかと思われます。☆開花した雄小穂です。薄クリーム色の葯がたくさん突き出ており、薄クリーム色の房のように見えます。ヒメカンスゲとよく似ています。☆雄小穂の下に、互いに離れて数個の雌小穂があります。雌小穂の基部に苞があり、その鞘(さや)の部分が緑色で、赤褐色をしているヒメカンスゲと異なっています。この特徴からも、シバスゲではないかと思われます。☆雌小穂です。鱗片(雌花頴:しかえい)から3本の雌蕊柱頭が出ています。☆こちらは、2017年4月9日に、東京都昭島市の玉川上水の岸辺で観察したヒメカンスゲとよく似たスゲの仲間の花です。(2017年4月9日撮影)。☆開花した雄小穂は、薄クリーム色の葯がたくさん突き出ており、薄クリーム色の房のように見えます。ヒメカンスゲとよく似ています。ただし、雌小穂の数が多く、一番上の雌小穂が雄小穂に接するほどになっています。(2017年4月9日撮影)。
2019.05.11
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☆4月28・29日と5月5日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(7回目・8回目・9回目・10回目)に行きました。その内容を順次紹介しています。トウゴクサバノオの花です。(2019年4月28・29日撮影)。☆トウゴクサバノオは、本州(宮城県以南)・四国・九州の山地の沢沿いや林縁の湿ったところに生えるキンポウゲ科シロカネソウ属の多年草です。茎は、高さ10~20センチです。☆トウゴクサバノオの茎は、斜めに立ち上がり、上部で分枝します。植物体全体は無毛です。☆トウゴクサバノオは、茎の基部から数個の長い葉柄がある根出葉を出します。☆トウゴクサバノオの茎葉は対生し、頂小葉は扇形から広卵形で、縁は鈍い鋸歯があり、基部は円形からくさび形となり、短い葉柄の基部の鞘は合着しています。☆トウゴクサバノオの花期は4~5月で、茎先に1~2個の花が横向きから下向きにつきます。☆トウゴクサバノオの花は、全開せず、直径6~8ミリで、淡黄緑色から白色です。☆トウゴクサバノオの花は、花弁のように見える萼片が5個、萼片の内側に小さな5個の花弁が蜜腺化しており、鮮黄色の軍配型で蜜を分泌します。雄蕊は15個ほど、雌蕊は2個です。☆トウゴクサバノオの果実は袋果で、長さが9ミリ、基部で2個が合着してT字型からV字型になっています。片側に種子が約5個入っており、熟すと上側が2つに分かれます。☆トウゴクサバノオ(東国鯖の尾)の名は、トウゴク(東国)はサバノオが九州に分布するのに対して関東地方に多く分布すること、サバノオ(鯖の尾)は2個合着した果実が魚の尾のように見えることから名づけられました。
2019.07.16
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☆5月15日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(11回目)に行きました。その内容を紹介しています。ヒメウワバミソウの花です。これは、雄株の雄花です。(2019年5月15日撮影)。☆ヒメウワバミソウは、本州(関東以西)から四国・九州の山地の陰湿地に生えるイラクサ科ウワバミソウ属の多年草です。雌雄異株で、これは雄株です。☆ヒメウワバミソウの茎は、ときに分岐し、緑色や赤色を帯びることもあります。☆ヒメウワバミソウの葉は互生し、長さ3~6センチの歪んだ卵状長楕円形で、縁に5対以下の粗い鋸歯があり、葉先が長く尾状に伸びます。鋸歯が5対以下で葉先が長く尾状に伸びるのが、同じウワバミソウ属のウワバミソウとの違いです。☆ヒメウワバミソウは雌雄異株です。ヒメウワバミソウの花期は3~5月で、雄花序は長さ1~3センチの柄がある散形花序です。花序は、上に立ってつくのが特徴です。☆雄花は、花被片が4(5)個、雄蕊が4(5)個です。写真では、ともに5個あります。☆雄花の花被片は緑白色で、雄蕊の白い葯はV字型に2つに分かれており、5個の雄蕊が白い星形に見えます。☆写真のように、雄株の雄花序しか観察できませんでした。雌株の雌花序は柄がなく、花被片は3個です。☆ヒメウワバミソウ(姫蟒蛇草)の名は、小型のウワバミソウです。ウワバミソウ(蟒蛇草)の名は、自生している場所がウワバミ(大蛇)の棲みそうなところであることに由来します。茎が柔らかくて水分が多く、山菜のミズナ(水菜)として有名です。「ミズ」は方言で、水辺や湿地帯に自生していることに由来します。☆ウワバミソウの花言葉は、「変わりやすい愛」です。
2019.07.26
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☆自然観察は続いていますが、自然や季節の変化を紹介するものが次第に少なくなってきていますので、写真の整理やこれまでの自然観察を振り返るために、随時まとめを掲載するようにしています。☆写真整理と自然観察の振り返り(その17)は、モクレン科モクレン属の樹木です。☆写真は全て楽天写真館から掲載していますので、クリックすると鮮明な画像になります。◎コブシ(モクレン科モクレン属)☆コブシは、毎年4月初めに白い花が咲き、目を楽しませてくれます。立川市の花です。(2012年4月7日撮影)。☆コブシは、花びらが6枚で3個の小さい萼片があり、花の下に1個の若芽が付くのが特徴です。 (2012年4月7日撮影)。☆コブシ(辛夷)の名は、実が握りこぶしのようなつぶつぶがあることからコブシになったという説があります。「辛夷」という漢字を当てて「コブシ」と読みますが、中国ではこの言葉は木蓮を指すそうです。昭和記念公園のコブシ。(2012年4月7日撮影)。☆西武立川駅の窓に表示された「立川市の花『こぶし』」。(2012年11月16日撮影)。☆これが、コブシの実です。緑色から次第にピンク色に変わり、秋には中から鮮やかな赤い種が顔を出してきます。(2012年8月19日撮影)。◎ハクモクレン(モクレン科モクレン属)☆コブシと同じく4月初めに咲くハクモクレン。高さ15メートルにもなる落葉高木です。コブシやモクレンと違って、ハクモクレンは萼片が花弁と同じ形になり、たくさんの花びらのように見えます。白く大きい花が、春の青空に映えます。(2012年4月7日撮影)。☆つぼみは、太陽の光を受け南側が膨らみ北側に先端が北向きになるので、「磁石の木」と言われるそうです。花びらも、同じように先端が北向きになり、写真の手前が南側で奥が北側です。(2012年4月7日撮影)。◎モクレン(モクレン科モクレン属)☆団地内で咲き始めたモクレン。つぼみも花も、南側が膨らみ先端が北向きになって、南向きにそり返っているように見えます。(2012年4月15日撮影)。☆花が南向きにそり返っているように見える(上下の写真の左側が南で右側が北)モクレン。モクレン(木蓮)の名は、漢名で花が蓮の花に似ていることに由来するそうです。ハクモクレンは高さ15メートルにもなりますが、モクレンは高さ3~5メートルの落葉低木です。花が紫色なので、シモクレン(紫木蓮)とも言われます。(2012年4月15日撮影)。☆ウォーキングコースの民家の庭で咲くモクレン。花の形や色から考えると、モクレンとハクモクレンの雑種なのかも知れません。(2012年4月7日撮影)。◎夏咲モクレン(モクレン科モクレン属)☆ウォーキングコースで、夏咲モクレンを見かけました。春の花だと思っていました。花も葉も、確かにモクレンです。念のため調べたところ、数は少ないですが夏にも花を咲かせることがあるようです。(2012年7月7日撮影)。☆つぼみも次々と出てきています。(2012年7月7日撮影)。◎ホオノキ(モクレン科モクレン属)☆昭和記念公園で、トチノキよりさらに葉が大きいホオノキを見かけました。 (2012年10月21日撮影)。☆赤く熟した実です。これは、袋果がたくさん集まった集合果です。実が熟すと袋果が裂け、2個の赤い種子を白い糸で吊り下げるそうです。赤い種子を白い糸で吊り下げるのは、コブシなどと同じです。(2012年10月21日撮影)。
2012.11.22
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☆雑草のスベリヒユと同じスベリヒユ科スベリヒユ属の園芸植物には、マツバボタンやハナスベリヒユ(ポーチュラカ)がありますが、ハナスベリヒユが咲いています。☆ポーチュラカは、スベリヒユ属の学名です。花の色は、赤や黄色とともに、白、ピンク、オレンジ、ムラサキなどさまざまです。☆ポーチュラカの花のつくりは、花びらが5枚、たくさんの雄しべ、先端が5裂する雌しべです。☆赤・黄色・白花ともに、たくさんの雄しべとともに先端が5つに分かれている雌しべが見えます。☆雑草のスベリヒユは、まだ花が咲いていません。スベリヒユは、日当たりの良い畑や道ばたに生えるスベリヒユ科スベリヒユ属の1年草です。食用にするところもあるそうですが、子どもの頃の記憶では、畑の雑草です。☆スベリヒユ(滑莧)の名は、茹でると独特のぬめりがあることと、ヒユ(草かんむりに見るの字)は「ひよこ」と同語源で小さく可愛らしいという意味から付けられているそうです。
2013.07.30
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