全149件 (149件中 101-149件目)
☆ダイサギが、玉川上水の中を歩いているのを見かけました。ダイサギは、首をS字型に縮めて立っている姿を見かけます。☆追いかけていき、3月以来9カ月ぶりに何とか撮影することができました。ダイサギは、冬羽では写真のように嘴が黄色です。見たことはありませんが、夏羽では嘴が黒いそうです。☆ダイサギは、アオサギとともに日本最大のサギで、体長は90センチメートルにもなります。中国東北部で繁殖し、冬に日本に渡り越冬するそうです。玉川上水では、12月から3月に見かけます。☆ダイサギは、魚、両生類、ザリガニ、昆虫などをエサにしているそうですが、玉川上水には小魚がいますので、やってくるようです。☆ダイサギは、流れの中を足早に移動し、飛び去ってしまいました。
2014.12.27
コメント(0)
☆マンションの隣りの家の庭先に、今朝はヒヨドリがやってきました。ヒヨドリは、同じ時期に見かけるムクドリやツグミに比べると、ほっそりとした体型で尾は長めです。嘴は黒くて先がとがり、頭部から胴体は灰色の羽毛に覆われていますが、目の後ろの頬が褐色になっています。また、頭頂部の羽毛はやや長く、冠羽になっています。☆ヒヨドリは、北海道から九州に生息するヒヨドリ科ヒヨドリ属の留鳥または漂鳥です。ヒヨドリ(鵯)の名は、鳴き声が「ピィーヨ! ヒーヨ!」と鳴くので、この鳴き声に由来するという説があるそうです。☆ヒヨドリは、果実や花の蜜を食べ、繁殖期には昆虫類も補植するそうです。しろうと自然科学者の観察では、柿などの果実に加えて、木の実、ブロッコリー・キャベツ・コマツナなどの畑の野菜も食べています。☆庭先の餌台にはミカンとリンゴがあるようですが、盛んにミカンを食べています。☆ヒヨドリは、東京では1970年頃までは10月に渡来し4月には渡り去る冬鳥だったそうです。それが、留鳥として1年中棲むようになったそうです。南に棲んでいた留鳥が、北上してきたと考えられているそうです。
2014.12.21
コメント(0)
☆庭先に、シジュウカラがやってきました。シジュウカラは、上面は青みがかった灰色、下面は淡褐色の羽毛で覆われるとありましたが、下面は白い羽毛に見えます。頭頂は黒い羽毛で覆われ、頬や後頸には白い斑紋があります。翼は灰黒色で、1本の白い筋模様が見えます。☆シジュウカラは、シジュウカラ科シジュウカラ属の留鳥で、1年中見かける野鳥です。シジュウカラは喉から尾羽基部まで黒い縦線があり、これは下面の黒い縦線が細いので、メスのようです。☆土の中を突いて、餌になるものを探しているようです。シジュウカラ(四十雀)の名は、古くは「シジウカラ」と呼ばれ、地鳴きが「チ・チジュクジュク」なので「シジウ」は鳴き声を表し、「カラ」はヤマガラなどと同じように鳥類を表すそうです。また、たくさん群れるからという説や、スズメ40羽に対してこの鳥1羽という交換条件から名づけられたという説もあるそうです。☆白いものをくわえています。貝殻の破片でしょうか。☆こちらでも、土の中を突いて、餌になるものを探しているようです。☆白いものをくわえています。まわりの土には、霜柱ができています。☆シジュウカラは、ドイツの研究者によると、1年間に12万5,000匹の虫を食べており、植物を食べる虫の数を一定のレベルに保ち、虫害をコントールして農作物の虫害防止に役立っているそうです。(『生物多様性とは何か』井田徹治著、岩波新書)。
2014.12.20
コメント(0)
☆ウォーキングコース(玉川上水)で、冬鳥のマガモを見かけるようになりました。☆カルガモは一年中見かけますが、マガモを見かけるのは冬だけです。マガモは、北海道と山地で繁殖しますが、多くは冬鳥として渡来し、全国で越冬します。越冬中につがいを作り、春には繁殖地へ渡っていきます。玉川上水では、十二月頃にやってきて三月には見かけなくなります。☆マガモのオスは、黄色い嘴、緑色の頭、白い首輪、灰黒色の胴体という鮮やかな色です。メスは、黒褐色に黄褐色の縁取りの羽で、目立たない色です。
2014.12.09
コメント(0)
☆ウォーキングの帰り、送電線に、たくさんの鳥が見えました。☆ムクドリです。ムクドリは、もともとは農作物に害を及ぼす虫を食べる益鳥でしたが、都市部で夕暮れ時に電線や街路樹などに大群で集まり騒がしく鳴き声をたてて、鳴き声による騒音や糞害が問題になっています。☆ムクドリは、東アジアに分布するムクドリ科ムクドリ属の野鳥です。日本では、ほぼ全域に分布する留鳥ですが、北部に生息するものは冬に南部に移動するそうです。☆昨年12月に見かけたムクドリの大群です。写った範囲だけでも1本の電線に約120羽、4本の電線で約500羽、左右に写っていないものを加えると600羽程度の群れのようでした。(2013年12月20日撮影)。
2014.12.04
コメント(0)
☆鳴き声の「デデッポポー デデッポポー」でおなじみのキジバトは、ウォーキングコースで1年中見かける留鳥です。ただし、北海道や本州北部に生息するものは、越冬のために南下するそうです。☆キジバトは、ハト科キジバト属の野鳥です。平地から山地の明るい森林や都市部にも生息するそうです。体色は雌雄同色で、茶褐色から紫灰色。翼には、黒と赤褐色の鱗状の模様があります。今回初めて気づいたのですが、頸部側面に青と白の横縞模様があります。☆キジバト(雉鳩)の名は、体の色がキジの雌に似ていることに由来します。別名はヤマバト。「ハト」は、飛び立つときの音「パタパタ」に由来するようです。「鳩」の字は、「九+鳥」で、この「九」は鳴き声「クルッククゥー」からきたという説があるそうです。
2014.06.11
コメント(2)
☆今年2組目になる雛が4羽のカルガモの親子を見つけました。5月初めに雛が2羽のカルガモの親子を見つけましたが、約1カ月ぶりです。☆親鳥は少し離れたところにいましたが、雛は活発に動き回っています。羽が短く、孵化してから余りたっていないのでしょうか。☆小さい体ですが、動くスピードは親鳥より早いようです。☆ウォーキングコースで、アオサギも見かけました。☆昨年気づいたのですが、アオサギの頸部から胸部にかけて黒い縦縞があります。☆アオサギは、近所の庭にある池の金魚を狙って飛んでくることもあります。小さな池なのに、上空から水面の反射光でも見つけてやってくるのでしょうか。
2014.06.08
コメント(0)
☆ウォーキングコース(玉川上水)で、カルガモのつがいと2羽の雛を見つけました。(2014年5月2日撮影)。☆まだ羽が伸びていないようで、孵化して間もないカルガモの雛でしょうか。☆昨年は子だくさんで、4月末から5月下旬にかけて6羽、9羽、10羽の雛を見かけました。今年も、これから何組の雛が誕生するか楽しみです。
2014.05.10
コメント(2)
☆2年前、ウォーキング途中で、茶畑脇の塀の上にキジ(雉)がいるのを見かけましたが、その後2年間見かけることがありませんでした。先月、畑の中を歩いているのを見かけましたが、逃げ足が速く写真に撮ることができませんでした。同じ畑のところで、キジのつがいを見かけましたので、追いかけました。☆雌は隠れてしまい、雄も足早に動き回ります。☆追いつき、苦労して撮れたキジの雄の写真です。キジは、本州から九州までの各地に留鳥として生息するキジ科キジ属の日本の国鳥です。キジ(雉)の名は、「雉」は「矢」のように真直ぐ飛ぶ「隹(とり)」から。「キジ」は、「キギシ」がつまったもので、平安時代から使われているとのこと。「シ(ス)」は、カラス・ウグイスなど鳥をあらわす接尾語で朝鮮語に由来するそうです。☆このオスは、すぐに走り去ってしまいました。☆雌は、何とか遠くに見えた後姿をとることができました。雌は褐色のまだら模様で、体の色がキジの雌に似ているキジバト(雉鳩)の名前の由来になっています。
2014.04.30
コメント(0)
☆ウォーキングコースの畑の大木に、鳥の巣のようなものを見つけました。☆カメラで見ると、巣の中にカラスがいます。カラスの繁殖期は3月から7月頃で、3月頃から巣作りを始めるそうです。繁殖期の4月から6月頃には、巣にいる卵や雛を守ろうとするために、人への攻撃が多くなるそうなので、注意する必要があるようです。☆巣から飛んでいき、電線に止まっているカラスです。これは、嘴が細く上嘴が曲がっていないようなので、ハシボソガラスでしょうか。☆産卵期は4月頃、抱卵日数は約20日、孵化後約1カ月で巣立つそうなので、引き続き観察していきます。
2014.03.22
コメント(0)
☆庭に野鳥がやってきました。早速カメラを向けて見ると、ジョウビタキの雄鳥でした。庭にジョウビタキがやってきたのは、初めてです。☆ジョウビタキのオスは、頭上が銀白色で顔が黒く腹が赤茶色なのが特徴です。ジョウビタキは、ツグミ科(分類によってはヒタキ科)ジョウビタキ属の小鳥で、冬鳥として飛来します。☆ジョウビタキの名は、ジョウは「尉」で銀髪(オスの頭)のことだそうで、ヒタキは「火焚き」で、鳴く時に2度「キッキッ」と鳴き、次に打撃音「カッカッ」が続き、これが火を焚く時の火打石を叩く音に似ていることから名づけられたそうです。
2014.03.21
コメント(0)
☆ウォーキングコース(玉川上水)で、シラサギを見つけました。☆シラサギは、ウォーキングコースで時々見かけますが、動きが激しく光線の具合もあって、なかなか写真を撮れないでいました。コサギは、頭に長い冠羽が見え、背の飾り羽は先が巻き上がっており、他のシラサギと区別できます。☆コサギ(小鷺)の名は、シラサギの中で最も小さいことに由来します。シラサギは3種類で、コサギ(小鷺)、チュウサギ(中鷺)、ダイサギ(大鷺)の順に大きくなります。コサギはシラサギ属、チュウサギとダイサギはアオサギ属です。☆ダイサギが、玉川上水の中を歩いているのを2年ぶりに見かけました。ダイサギは、アオサギとともに日本最大のサギで、体長は90センチメートルにもなります。☆追いかけていき、2年ぶりに何とか撮影することができました。ダイサギは、冬羽では写真のように嘴が黄色です。見たことはありませんが、夏羽では嘴が黒いそうです。☆ダイサギは、流れの中を足早に移動し、飛び去ってしまいました。
2014.03.20
コメント(2)
☆1月から2月は、自然の変化がゆっくりなので、随時2013年の自然観察の振り返りを掲載しています。[その13]は、ウォーキングコースなどで見かけたキツツキ(啄木鳥)3種。☆キツツキ(啄木鳥)は、「ケラツツキ」に由来し、「ケラ」は虫のこと。木の中の虫を啄(つつ)いて捕る鳥の意味だそうです。石川啄木(本名:石川一)は、出身地の岩手県にキツツキ(啄木鳥)が多く、病気療養中にキツツキの音に心を慰められたので、それでペンネームにしたそうです。石川啄木の心を慰めたのは、どの啄木鳥だったのでしょうか。☆一昨年(2012年)4月中旬、ウォーキングの途中で、毎日のように「キョッ、キョッ」と短く鋭い鳴き声が聞こえていました。ようやく、鳴き声の主、アオゲラを見つけました。木を突きながら登っていく後姿のアオゲラ。(2012年4月17日撮影)。☆アオゲラ(緑啄木鳥)の名は、緑色の啄木鳥から。古来の習慣で、緑色の鳥には「あお(緑)」の名(アオゲラ、アオバト)がつけられ、青い鳥には「ルリ(瑠璃)」の名(オオルリ、ルリビタキ)がつけられるそうです。(『日本の野鳥』竹下信雄著、小学館)。☆朝、庭を見ていると、カシの木にアカゲラ(赤啄木鳥)がいました。すぐに飛び去ってしまいましたが、お昼頃、また現れました。(2013年2月15日撮影)。☆アカゲラは、同じカシの木にやってきましたが、巣を作るとも思えませんので、餌になる昆虫がいるのでしょうか。(2013年2月15日撮影)。☆コゲラ(小啄木鳥)は、いつも動きが激しくて、ピンボケ写真しか撮れていませんでしたが、1カ所で虫を探していたようで、比較的鮮明な写真を撮ることができました。(2013年1月8日撮影)。☆嘴で、何度も木の幹を突いていました。コゲラは、羽が灰褐色と白のまだら模様です。(2013年1月8日撮影)。
2014.01.31
コメント(0)
☆今年は、昨年ウォーキングコースで見かけたコゲラ・メジロ・ヤマガラ・オナガなどを、まだ見かけていません。今日は、水辺で見かけた野鳥です。☆カルガモです。☆岸辺に上がっているカルガモに注目したのは、足と水かきです。☆イチョウは、漢字で「銀杏」「鴨脚樹」と書きます。「イチョウ」という呼びかたは、中国語でイーチャオ、ヤーチャオと発音される「鴨脚」が変化したものと言われているそうで、イチョウの葉の形が鴨の水かきの形に似ていることからきているそうです。☆コサギです。☆ウォーキングコースでみかけるシラサギは、コサギとダイサギですが、今年はダイサギを見かけていません。☆ハクセキレイが水辺にいました。☆ウォーキングコースで見かけるセキレイの仲間は、他にキセキレイ・セグロセキレイがいます。☆セキレイ(鶺鴒)の名は、漢名の「鶺鴒」の音読みで、「鶺」は背筋を表し「鴒」は冷たく澄むという字で、セキレイの背筋を伸ばした姿を現しているそうです。また、「背筋がすらりと伸びて清冷(清く冷たい、澄んで冷やか)な鳥」の意味というのもありました。
2014.01.18
コメント(2)
☆1月から2月は、自然の変化がゆっくりなので、随時2013年の自然観察の振り返りを掲載します。[その2]は1月・2月に見かけた野鳥。☆いつものウォーキングコースと違う道を歩いていると、雑木林の脇に見なれない野鳥を見かけました。ソウシチョウです。(2013年1月11日撮影)。☆ソウシチョウ(相思鳥)の名は、つがいのオスとメスを分けてしまうとお互いに鳴き交わしをするため名づけられたそうです。なお、中国現地名は「紅嘴相思鳥」ですが、これは特徴を表す最適な名だと思いました。(2013年1月11日撮影)。☆シメをウォーキングコースで初めて見かけました。頭頂部が茶褐色、首の後ろは灰色、太い嘴とずんぐりした体形、短い尾。(2013年1月21日撮影)。☆シメの嘴は、夏は黒っぽく、冬は肌色になるそうですが、白っぽく肌色に見えます。(2013年1月21日撮影)。☆冬になると、ウォーキングコースや庭でもツグミを見かけるようになります。(2013年1月21日撮影)。☆ツグミは大群で渡ってきますが、日本に着くと散らばって生息します。そのせいか、毎日庭にやってくるツグミは1羽だけでした。(2013年1月21日撮影)。☆朝、庭を見ていると、カシの木にアカゲラがいました。すぐに飛び去ってしまいましたが、お昼頃、また現れました。(2013年2月15日撮影)。☆アカゲラは、同じカシの木にやってきましたが、巣を作るとも思えませんので、餌になる昆虫がいるのでしょうか。首を振上げ、何度も木を突いていました。(2013年2月15日撮影)。
2014.01.17
コメント(2)
☆1月から2月は、自然の変化がゆっくりなので、随時2013年の自然観察の振り返りを掲載します。2012年の自然観察の振り返りは科・属ごとに行ないましたが、2013年の自然観察の振り返りは季節の順に行いたいと思います。[その1]は1月に見かけた野鳥。☆ウォーキングコース(玉川上水)で見かけたオナガです。水辺で、喉を潤しているのでしょうか。(2013年1月8日撮影)。☆オナガは、20年位前までは30羽ほどの群れで行動するのをウォーキングコースでも近所でも見かけましたが、最近はせいぜい数羽の群れしか見かけなくなっています。今年は、一度も見かけていません。生息数が相当減っているのではないかと心配です。(2013年1月8日撮影)。☆コゲラは、木の葉がすっかり散ってしまった1月のウォーキングコースで、良く見かけます。(2013年1月8日撮影)。☆コゲラは、いつも動きが激しくて、ピンボケ写真しか撮れていませんでしたが、この時は1カ所で虫を探していたようで、比較的鮮明な写真になりました。(2013年1月8日撮影)。☆メジロが木の枝に止まっています。(2013年1月8日撮影)。☆メジロは雑食で、花の蜜や果汁、雛を育てる時期には昆虫なども捕えるそうです。12月中には柿の実もなくなってしまい、今頃は何を食べるのでしょうか。(2013年1月8日撮影)。☆ヤマガラです。(2013年1月8日撮影)。☆ウォーキングコースでは、ヤマガラを何年間も見かけてきましたが、動きが速くて撮影できていませんでした。この時は、ピントはともかく何とか撮影できました。(2013年1月8日撮影)。☆2012年の自然観察の振り返りは、科・属別に分類して行ないました。分類し直してみると、意外な共通点が見つかり、2013年の自然観察に役立ちました。
2014.01.16
コメント(0)
☆ウォーキングコースで、いつでも観察でき写真にも撮ることができる最もポピュラーな野鳥は、カルガモです。☆一年中留鳥として見かけるカルガモに、渡り鳥でやってきたカルガモが加わり、ウォーキングコースのどこでもカルガモを見かけます。この2年、繁殖しているのを見かけましたが、今年も雛を見かけることができるでしょうか。☆昨年は、4月から5月にかけてカルガモの親子を見つけました。母ガモ(?)のそばで、カルガモの雛が折り重なるように集まっていました。(2013年5月6日撮影)。☆番号を付けて見ると、頭の一部しか見えない雛もいますが確かに9羽いました。昨年のカルガモは子だくさんでした。(2013年5月6日撮影)。
2014.01.14
コメント(0)
☆この2年間、ウォーキングコース(玉川上水)を中心に本格的な自然観察を始めてから、カワセミを4回見かけましたが、警戒心が強いのか動きが激しく飛び去ってしまい、写真に撮ることはできませんでした。カワセミが飛んでくるのが見え、近くの木にとまりました。☆木の枝に止まって、周りを見渡しているかのようです。カワセミは、カワセミ科カワセミ属の野鳥です。北海道では夏鳥ですが、他の地域では留鳥として1年中見ることができるそうです。☆同じ木の枝に、しばらくとまっていました。カワセミ(翡翠、川蝉)の名は、川に棲む「セミ」に由来するそうです。「セミ」は、古名の「ソニ(青土)」が「ソビ」に変化し、それが「セミ」になったそうです。「翡翠」は、鮮やかな水色や緑色に見える体色から「ヒスイ」「青い宝石」と呼ばれたことに由来しますが、「川蝉」は「蝉」とは関係なく「カワセミ」の音を当てた漢字だそうです。☆カワセミは移動しましたが、比較的近くの枝にやってきました。オスのくちばしは黒いのですが、メスのくちばしは下が赤いので、これはメスのようです。☆コンパクトデジタルカメラで20倍ズーム(5倍×デジタル4倍)、ピントはイマイチですが、カワセミをカメラに収めたいという念願がかなって満足でした。「5年日記」を見ていたら、カワセミとの最初の出合いは2012年の1月14日、ちょうど2年前でした。☆カワセミの羽の鮮やかな色は、羽の色素によるものではなく、羽毛にある微細な構造によって光の加減で青く見えるものだそうです。これは構造色の一つで、微細な溝・突起などによる光の干渉で見えるもので、コンパクトディスクではアルミ薄幕表面に刻まれた凹凸が光を干渉するので記録面側が虹色に見えるそうです。☆構造色については、1月5日の日記で紹介しました。◎夕焼けを科学してみました。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20140105/
2014.01.13
コメント(2)
☆今年はたくさん残っていた庭先の柿の木の実は、メジロ、ムクドリやヒヨドリに食べられ、残り少なくなりました。今朝は、ヒヨドリがやってきました。☆ヒヨドリは、同じ時期に見かけるムクドリやツグミに比べると、ほっそりとした体型で尾は長めです。嘴は黒くて先がとがり、頭部から胴体は灰色の羽毛に覆われていますが、目の後ろの頬が褐色になっています。また、頭頂部の羽毛はやや長く、冠羽になっています。☆ヒヨドリは、北海道から九州に生息するヒヨドリ科ヒヨドリ属の留鳥または漂鳥です。ヒヨドリ(鵯)の名は、鳴き声が「ピィーヨ! ヒーヨ!」と鳴くので、この鳴き声に由来するという説があるそうです。☆ヒヨドリは、果実や花の蜜を食べ、繁殖期には昆虫類も補植するそうです。しろうと自然科学者の観察では、柿などの果実に加えて、木の実、ブロッコリー・キャベツ・コマツナなどの畑の野菜も食べています。☆柿の実を盛んに食べています。☆この柿は渋柿なのですが、ヒヨドリには関係ないのでしょうか。☆今度は位置を変え、下から嘴を伸ばしています。☆別の柿の実に移動し、上から実をえぐるように食べています。ヒヨドリは、東京では1970年頃までは10月に渡来し4月には渡り去る冬鳥だったそうです。それが、留鳥として1年中棲むようになったそうです。南に棲んでいた留鳥が、北上してきたと考えられているそうです。◎ヒヨドリの鳴き声(YouTube)
2013.12.31
コメント(6)
☆庭先に、シジュウカラがやってきます。柿の木にとまっているのは、柿の実よりも虫でも探しているのでしょうか。☆繰り返し繰り返し、柿の木の枝を突いているように見えます。☆シジュウカラは、シジュウカラ科シジュウカラの留鳥で、1年中見かける野鳥です。☆冬でも、木の枝の中には虫がいるのでしょうか。☆シジュウカラは、ドイツの研究者によると、1年間に12万5,000匹の虫を食べており、植物を食べる虫の数を一定のレベルに保ち、虫害をコントールして農作物の虫害防止に役立っているそうです。☆シジュウカラは、上面は青みがかった灰色、下面は淡褐色の羽毛で覆われるとありましたが、下面は白い羽毛に見えます。頭頂は黒い羽毛で覆われ、頬や後頸には白い斑紋があります。翼は灰黒色で、1本の白い筋模様が見えます。☆喉から尾羽基部まで黒い縦線があり、雄はこの縦線がメスより太いというのですが、下腹を見せてくれません。☆シジュウカラ(四十雀)の名は、古くは「シジウカラ」と呼ばれ、地鳴きが「チ・チジュクジュク」なので「シジウ」は鳴き声を表し、「カラ」はヤマガラなどと同じように鳥類を表すそうです。また、たくさん群れるからという説や、スズメ40羽に対してこの鳥1羽という交換条件から名づけられたという説もあるそうです。☆地面をしきりに歩き回っています。枯葉の中で、盛んに何かを探しているように動き回っていますが、木の実でも探しているのでしょうか。☆シジュウカラの食性は雑食で、果実・種子・昆虫・クモなどを食べ、地表でも樹上でも餌を探すそうです。
2013.12.30
コメント(0)
☆ウォーキングの帰り、住宅街の先の五日市街道沿いの電線に、たくさんの鳥が見えました。☆鳴き声や体形からムクドリです。写った範囲だけでも1本の電線に約120羽、4本の電線で約500羽、左右に写っていないものを加えると600羽程度の群れのようです。☆ムクドリは、東アジアに分布するムクドリ科ムクドリ属の野鳥です。日本では、ほぼ全域に分布する留鳥ですが、北部に生息するものは冬に南部に移動するそうです。作曲家のモーツァルトは、ムクドリをペットとして飼い、ムクドリのさえずりを基にした旋律があるそうです。☆ムクドリは、もともとは農作物に害を及ぼす虫を食べる益鳥でしたが、都市部で夕暮れ時に電線や街路樹などに大群で集まり騒がしく鳴き声をたてて、鳴き声による騒音や糞害が問題になっています。☆夕方4時過ぎで曇り空でした。それでも何とか、左下の鳥はムクドリだとわかります。ムクドリ(椋鳥)の名は、椋木(ムクノキ)の実を食べることに由来するそうです。☆ムクドリの鮮明な写真を探してみました。昨年12月、カキの実をねらって庭先にやってきたムクドリです。(2012年12月24日撮影)。ムクドリは雑食性で、昆虫を食べるとともに、サクラやネズミモチなど木の実、果樹のモモ・ナシ・リンゴ・カキなども食べるそうです。☆ムクドリは、「ウィキペディア フリー百科事典」によると、もともとは、農作物に害を及ぼす虫を食べる益鳥とされていたそうです。平均的なムクドリの家族(親2羽、雛6羽)が1年間に捕食する虫の数は、百万匹以上と研究されており、当時害虫を1匹駆除するのに1円かかると言われていたため、ムクドリ1家族で年間に百万円以上の利益を国家にもたらす「農林鳥」とたたえられていたということです。
2013.12.28
コメント(2)
☆アオサギです。☆正面から見ると、アオサギは1本足で立っています。10月に初めて気づいたのですが、頸部から胸部にかけて黒い縦縞があります。☆コサギを見つけました。☆コサギを見かけたのは1年ぶりです。☆カルガモと一緒に泳ぐマガモのつがいです。☆冬にだけ渡ってくるマガモです。ウォーキングコース(玉川上水)のあちこちで見かけるようになりました。☆マガモのオス2羽。左上の1羽のメスをめぐって争っているのか、盛んに追いかけあっていました。
2013.12.26
コメント(0)
☆庭先の柿の木にメジロがやってきました。メジロは、冬期の寒冷地を除く全国の低地から山地に分布するメジロ科メジロ属の留鳥(または漂鳥)です。☆メジロは、周りの様子をうかがっているようです。☆メジロが柿の実の中に頭を入れ、柿を食べています。柿の実は、中まで深く食べられてしまっているようです。メジロは雑食で、花の蜜や果汁、雛を育てる時期には昆虫なども捕えるそうです。☆頻繁に周りを気にしているようです。☆柿の実を食べては周りを見渡し、警戒しているようです。☆メジロ(目白)の名は、目の周りの白い輪に由来します。英名はJapanese White-eyeで、「日本」・「目の周りが白い」は、世界的に共通した名前の由来になっているようです。☆多人数が込み合って並ぶことや、物事が集中してあることを「目白押し」と言います。これは、メジロが群れをなして樹上に押し合うように並んで止まることを「メジロの押し合い」と言っていたことに由来する言葉だそうです。☆今年は、全体として木の実が豊作で、庭先の柿の木にも野鳥たちの冬の食料となる実がたくさん残っています。これから、メジロとともに、ヒヨドリ、ムクドリなど数種類の野鳥がやってくるでしょう。続報は、後日掲載します。
2013.12.12
コメント(2)
☆ウォーキングコース(玉川上水)でアオサギを見かけました。☆小魚を狙っているのでしょうか。流れの中を歩き回っています。最近、アオサギを見かけることが少なくなりました。☆アオサギは、ダイサギとともにサギ科アオサギ属の鳥で、体長90センチメートルになる日本最大のサギの仲間だそうです。この鳥は、体長60センチメートル程度で小さめでした。☆アオサギ(蒼鷺)の名は、蒼い鷺に由来し、「蒼い」とは本来は灰色がかった白色のことだそうです。☆マガモのつがいを見かけました。この季節になると、たくさんのカルガモとともに、マガモもやってきます。☆時間は午後4時、マガモのつがいは休憩中のようです。☆マガモを品種改良したものがアヒルで、マガモとアヒルの雑種がアイガモ農法で知られているアイガモです。マガモ、アヒル、アイガモは、生物学的には同一種です。☆12月3日の日記に次のように書きました。「イチョウ」という呼びかたは、中国語でイーチャオ、ヤーチャオと発音される「鴨脚」が変化したものと言われているそうで、イチョウの葉の形が鴨の水かきの形に似ていることからきているそうです。☆夕方だったので、またもピンボケですがカルガモの水かきです。イチョウの葉の形に似ているでしょうか。
2013.12.10
コメント(0)
☆一年中留鳥として見かけるカルガモに加えて、渡り鳥でやってきたカルガモがふえてきています。カルガモは、日本、中国、韓国、北朝鮮、ロシア東部に生息し、北海道など北部に生息するものは冬期に南下するそうです。☆カルガモは、ウォーキングコースで最もポピュラーな野鳥で、ウォーキングの範囲では1年中10羽ほど見かけますが、冬には40~60羽になります。☆写真に全て収めることはできませんでしたが、これは23羽の集団でした。☆頭を背中に載せて睡眠中なのでしょうか。カルガモは、ウォーキングコース(玉川上水)で毎年繁殖しています。☆カルガモはカモ科マガモ属の鳥です。カルガモ(軽鴨)の名は、「軽の池」(奈良県橿原市大軽周辺とする説もあり)で夏季も含めて見られたカモであったことに由来するそうです。☆マガモなど他の鴨のオスが目立つ羽色をしているのに、カルガモだけは雌雄同色で簡単に見分けがつきませんが、この2年間の自然観察で見分けられるようになりました。
2013.11.24
コメント(2)
☆ウォーキングコース(玉川上水)で久しぶりにアオサギを見かけました。アオサギ(蒼鷺)の名は、蒼い鷺に由来し、「蒼い」とは本来は灰色がかった白色をいうそうです。まさに、体色は名前通りの色です。岸辺で休憩中?のアオサギです。☆正面から見ると、アオサギは1本足で立っています。今回初めて気づいたのですが、頸部から胸部にかけて黒い縦縞があります。☆ウォーキングコース(玉川上水)で冬を越すカルガモは、数羽の群れを作っています。8羽いるようです。☆撮影したのは夕方4時頃。頭を後ろ向きにして眠っているのでしょうか。☆8羽の集団のカルガモたちは、今年巣立ったのでしょうか。☆今年撮影したカルガモの雛たちです。9羽いました。(2013年5月9日撮影)。☆カルガモの雛たちは、5月下旬には随分大きくなっていました。(2013年5月27日撮影)。☆さらに3週間後、6月中旬には親鳥とほぼ変わらないほどに成長していました。(2013年6月18日撮影)。
2013.10.26
コメント(2)
☆ウォーキングの途中、大きめの鳥が見えたので、近づいてみました。獲物を捕えたオオタカでした。☆体長は、カラスより大きい印象で、全長がおよそ50センチメートル位だったでしょうか。オオタカは、タカ科に属し、日本のタカの代表的な種で、鷹狩りに使われていたそうです。☆日本野鳥の会のホームページによると、「本州以北の林で繁殖。繁殖期は山地に多いが、秋冬は低地でも全国的に見られる。小鳥からハト大の鳥や小動物を捕るが、冬は水辺で水鳥をねらうこともある。」とあります。☆最近読んだ『日曜日の自然観察入門』(川上洋一、東京堂出版、2013年)では、「かつては里山の豊かな自然のシンボルとして見られ、バードウォッチャーの憧れの的でしたが、2000年ごろから駅や神社のまわりに多いドバトをエサにして都市でも姿が見られはじめ、冬ばかりか1年を通じてすみつくものも現れています。」と紹介されています。☆オオタカは住宅地の造成などで生息数が減り、1984年の調査では全国で500羽以下と推定されていましたが、2008年の調査では関東地方周辺だけで約5,800羽まで回復したそうです。環境省のレッドリストでも、2006年に絶滅危惧種から外れ準絶滅危惧種になったそうなので、相当増えてきているようです。☆オオタカ(大鷹)の名は、他のタカ科の羽色が褐色なのに対して、オオタカの羽色が青灰色なので「蒼鷹(アオタカ)」と呼ばれ、それが転じてオオタカになったという説があるそうです。奈良時代には「あをたか」、平安時代には「おほたか」と呼ばれ、それがオオタカにつながっているという説明もありました。「蒼い」とは、本来は灰色がかった白色ということなので、アオサギ(蒼鷺)の名と同じ由来になるようです。
2013.10.14
コメント(2)
☆ウォーキングコース(玉川上水)には、冬には渡り鳥のカルガモがたくさんやってきますが、一年中留まっている留鳥のカルガモがいます。☆冬には最大で数十羽のカルガモを見かけましたが、今ではウォーキングコースの範囲内で見かけるのは十羽程度です。※今年もカルガモの雛を見かけました。今年は子だくさんで、たくさんの雛を見かけました。◎カルガモの雛(5月12日の日記)http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20130512/
2013.08.14
コメント(4)
☆4月29日に見つけた雛9羽のカルガモは、2週間たちましたが9羽ともそろって元気よく育っています。ウォーキングコース(玉川上水)の美堀橋の下流の巣のあたりから上流に歩いていくと、雛が移動しているのを見つけました。☆ゆっくりと進んで行く時もあれば、走るように早く進むときもあり、なかなか撮影できません。☆まだ小さい羽と背中の模様は、雛によって微妙な個性があるようです。☆羽が小さいのがわかります。☆最初は雛鳥しか見かけませんでしたが、親鳥も一緒に移動していました。☆親鳥のつがいが、雛の移動を見守っているようです。☆雛8羽と親鳥です。もう1羽の雛鳥は手前を移動しています。☆高さ30センチメートルほどの堰があり、親鳥は越えていきましたが、雛鳥には無理なようです。☆堰越えはあきらめた雛たちです。☆雛を9羽まとめて撮影することは、雛の動きが早くて、やはり難題です。その中で、何とか9羽が収まった写真です。8羽はしっかり写っていますが、先頭の1羽は陰になり頭がはみ出てしまいました。☆ウォーキングコース(玉川上水)の下流の美堀橋から上流の平和橋まで、およそ2キロメートルの移動でした。上流にも下流にも堰があるので、この辺りを移動しながら成長していくことになるようです。通りがかった近所の方の話によると、昨年はカラスに襲われた雛もいたそうなので、無事9羽そろって育ってほしいものです。また、後日、成長の様子を紹介します。
2013.05.12
コメント(0)
☆4月30日の日記に、「ウォーキングコース(玉川上水)で、カルガモのつがいと雛9羽を見かけました。後日、紹介したいと思いますが、雛9羽をまとめて撮影できるがどうかが難題です。」と書きました。2回目に見かけたのは5月5日でしたが、岸辺の巣(?)の中に隠れてしまいました。翌日も、その巣の周辺を探していたら、近くの別の岸辺の枯れ枝と枯葉の上に親子で休んでいる姿を見つけました。☆母ガモ(?)のそばで、折り重なるように集まっているので、最初見つけた時の9羽が育っているか見てみました。☆番号を付けて見ると、頭の一部しか見えない雛もいますが確かに9羽いました。☆左側の4羽は、よくわかります。手前に1羽、上に3羽。☆右側の5羽です。左上の1羽、その下でこちら向きの1羽、その右上に1羽、その上の奥に1羽、右側奥で母ガモの左後ろに1羽見えます。☆昨年は、カルガモの親子を3組見つけました。1組目は雛3羽、2組目は雛2羽、3組目は雛5羽でした。ウォーキングコース(玉川上水)で繁殖していることがわかりました。この9羽の雛が無事育つことを願うとともに、別の親子を見つけることができるか、さらに観察を続けていきます。
2013.05.08
コメント(4)
☆この冬は、新たに見かけた野鳥も含めて、たくさんの野鳥が庭にやってきました。12月末から2月まで、撮り逃がしたものが何種類かいますが、写真に収めることができたのは10種類です。50音順に紹介します。☆写真は全て楽天写真館から掲載していますので、クリックすると鮮明な画像になります。◎アカゲラ(キツツキ科アカゲラ属)☆3月15日朝、庭を見ていると、カシの木にアカゲラがいました。すぐに飛び去ってしまいましたが、お昼頃、また現れました。北海道には亜種エゾアカゲラが、本州・四国には亜種アカゲラが留鳥として生息しているそうです。その後、見かけていません。(2013年2月15日撮影)。◎オナガ(カラス科オナガ属)☆隣家の庭の前にある給餌台の柿をねらって、オナガがやってきました。関東地方や甲信越・東北地方の平地・盆地に生息する留鳥です。20年位前までは30羽ほどの群れで行動するのを近所で見かけましたが、最近はせいぜい数羽の群れしか見かけなくなっています。(2012年12月24日撮影)。◎キジバト(ハト科キジバト属)☆「デデッポポー デデッポポー」の鳴き声でおなじみのキジバト。日本国内で繁殖する留鳥です。ウォーキングコースでは1年中たくさん見かけますが、最近庭にやってくるようになりました。(2013年2月20日撮影)。◎シジュウカラ(シジュウカラ科シジュウカラ属)☆庭にやってくる野鳥では、スズメの次に多いのがシジュウカラです。日本全国で繁殖する留鳥です。シジュウカラは、ドイツの研究者によると、1年間に12万5,000匹の虫を食べており、植物を食べる虫の数を一定のレベルに保ち、虫害をコントールして農作物の虫害防止に役立っているそうです。(『生物多様性とは何か』井田徹治著、岩波新書)。(2013年1月3日撮影)。◎シメ(アトリ科シメ属)☆1月21日、シメが初めて庭にやってきました。シメは、日本では春から夏に北海道の林で繁殖し、冬鳥として本州以南に渡来するそうです。平地から山地の落葉広葉樹林や雑木林に生息しています。今年に入ってから見かけるようになったので、冬鳥として渡ってきたようです。(2013年1月21日撮影)。◎スズメ(スズメ科スズメ属)☆庭には、スズメが一番たくさんやってきます。冬のスズメは、フクラスズメ(膨ら雀、脹ら雀、福良雀)といって、全身の羽毛を膨らませて空気を取り込むことで寒さから身を守っているそうです。冬のスズメは、一見したところ太って見えましたが、寒さに対応しているのだとわかりました。(2012年12月24日撮影)。◎ツグミ(ツグミ科ツグミ属)☆冬になると、ウォーキングコースや庭でもツグミを見かけるようになります。庭の家庭菜園で、餌を探しているようです。ツグミは大群で渡ってきますが、日本に着くと散らばって生息します。そのせいか、毎日庭にやってくるツグミは1羽だけです。3月半ばころには、再び群れで北へ帰ります。(2013年1月21日撮影)。◎ヒヨドリ(ヒヨドリ科ヒヨドリ属)☆ヒヨドリも、庭やウォーキングコースでよく見かける野鳥です。隣家の庭の柿を食べに来たヒヨドリです。日本では、里山や公園でよく見られる身近な野鳥で、留鳥または漂鳥です。(2012年12月24日撮影)。◎ムクドリ(ムクドリ科ムクドリ属)☆庭にやってきたムクドリです。日本で、ほぼ全土で留鳥です。餌は、椋木の実だけでなく、雑食性です。実際、庭先の柿の実を食べにきます。もともとは、農作物に害を及ぼす虫を食べる益鳥でしたが、都市部で夕暮れ時に電線や街路樹などに大群で集まり騒がしく鳴き声をたてて、鳴き声による騒音や糞害が問題になっています。(2012年12月24日撮影)。◎メジロ(メジロ科メジロ属)☆メジロも、隣家の庭の柿をねらってやってきました。メジロ(目白)の名は、目の周りの白い輪に由来します。英名はJapanese White-eyeで、「日本」・「目の周りが白い」は、世界的に共通した名前の由来になっているようです。(2012年12月24日撮影)。☆今年は冬の庭で、アカゲラとシメを新たに観察し写真に収めることができました。新たな野鳥を見つけられるよう、ウォーキングコースとともに、庭にも注目していきたいと思います。
2013.02.22
コメント(0)
☆朝、庭を見ていると、カシの木にアカゲラがいました。すぐに飛び去ってしまいましたが、お昼頃、また現れました。☆アカゲラは、同じカシの木にやってきましたが、巣を作るとも思えませんので、餌になる昆虫がいるのでしょうか。☆アカゲラは、黒い背中に白い逆「ハの字」型の模様、白い胸・脇腹と赤い下腹部が特徴です。これは、後頭部が赤い(雌は黒い)ので、雄でしょうか。オオアカゲラ、コアカゲラは、背中に逆「ハの字」型の模様はありません。また、オオアカゲラは、脇腹に縦班があります。☆アカゲラは、キツツキ科アカゲラ属です。北海道には亜種エゾアカゲラが、本州・四国には亜種アカゲラが留鳥として生息しているそうです。☆首を振上げ、何度も木を突いていました。☆頭頂部は黒く、雄の特徴である後頭部が赤いのがわかります。アカゲラ(赤啄木鳥)の名は、雄の成鳥の後頭が赤い羽毛でおおわれていることに由来します。啄木鳥(キツツキ)は、「ケラツツキ」に由来し、「ケラ」は虫のこと。木の中の虫を啄(つつ)いて捕る鳥の意味だそうです。☆コゲラの時(1月10日の日記)にも紹介しましたが、石川啄木(本名:石川一)は、出身地の岩手県にキツツキ(啄木鳥)が多く、病気療養中にキツツキの音に心を慰められたので、それでペンネームにしたそうです。石川啄木の心を慰めたのは、このアカゲラだったのでしょうか。庭にやってきたアカゲラは、同じカシの木に、5分ほどいて、飛び去ってしまいました。☆今年になって、シメ(アトリ科シメ属) (1月24日の日記)を庭で初めて見かけました。アカゲラを見かけ、庭で初めて見かけた野鳥は、2種になりました。観察できていないだけで、他にもやってきている野鳥がいるのかもしれません。
2013.02.18
コメント(2)
◎シメ(アトリ科シメ属)が初めて庭にやってきました。☆シメは、ウォーキングコースで初めて見かけ、1月9日の日記で紹介しました。頭頂部が茶褐色、首の後ろは灰色、太い嘴とずんぐりした体形、短い尾が特徴です。☆シメの名は、「シー」と聞こえる鳴き声と鳥を意味する接尾語「メ」に由来するそうです。☆シメは、日本では春から夏に北海道の林で繁殖し、冬鳥として本州以南に渡来するそうです。平地から山地の落葉広葉樹林や雑木林に生息しています。今年に入ってから見かけるようになったので、冬鳥として渡ってきたようです。☆シメの嘴は、夏は黒っぽく、冬は肌色になるそうですが、白っぽく肌色に見えます。◎ツグミ(ツグミ科ツグミ属)も増えています。☆ウォーキングコースや庭でも、ツグミを頻繁に見かけるようになりました。庭の家庭菜園で、餌を探しているようです。☆ツグミの名は、冬に聞こえた鳴き声が夏季には聞こえなくなる(口を噤んでいる)に由来するそうです。☆昨年3月頃まで見かけたのですが、その後見かけなくなりました。夏季にシベリアで繁殖し、冬期に越冬のため飛来する冬鳥です。☆ツグミは大群で渡ってきますが、日本に着くと散らばって生息します。3月半ばころには、再び群れで北へ帰ります。
2013.01.24
コメント(0)
☆昨日1月9日の日記に引き続き、最近ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた野鳥たちです。野鳥観察で撮影したものではなく、ウォーキングコースで見かけた野鳥を、コンパクトデジタルカメラでスナップ的に撮影したものです。今回は、なかなか撮れなかったコゲラ・ヤマガラを撮影できました。☆写真は全て楽天写真館から掲載していますので、クリックすると鮮明な画像になります。☆オナガ(カラス科オナガ属)が、水辺に下りてきていました。☆オナガ(尾長)の名は、文字通り尾羽が長いことに由来するそうです。☆オナガは、西日本では30年ほど前に見られなくなり、東日本では個体数を増やしているそうですが、ウォーキングコース(玉川上水)では減少しています。☆コゲラ(キツツキ科アカゲラ属)は、いつも動きが激しくて、ピンボケ写真しか撮れていませんでしたが、今回は1カ所で虫を探していたようで、比較的鮮明な写真になりました。☆嘴で、何度も木の幹を突いていました。☆コゲラは、羽が灰褐色と白のまだら模様です。☆コゲラ(小啄木鳥)の名は、小さい啄木鳥(キツツキ、ケラ)から。☆石川啄木(本名:石川一)は、出身地の岩手県にキツツキ(啄木鳥)が多く、病気療養中にキツツキの音に心を慰められたので、それでペンネームにしたとのこと。☆啄木鳥(キツツキ)は、「ケラツツキ」に由来し、「ケラ」は虫のこと。木の中の虫を啄(つつ)いて捕る鳥の意味だそうです。☆コゲラが生息する玉川上水が流れている小平市は、コゲラを市の鳥に指定しています。☆メジロ(メジロ科メジロ属)です。メジロ(目白)の名は、目の周りの白い輪に由来します。英名はJapanese White-eyeで、「目の周りが白い」は、世界的に共通した名前の由来になっているようです。☆2羽のメジロが、激しく争っているように見えました。☆『広辞苑』によると、メジロが木の枝に止まる時、押し合うように並んで止まることから、多人数が込み合って並ぶことや押し合うことを「目白押し」というようになったそうです。☆ヤマガラ(シジュウカラ科シジュウカラ属)です。ウォーキングコースでは、ヤマガラを何年間も見かけてきましたが、動きが速くて撮影できていませんでした。今回、ピントはともかく、何とか撮影できました。☆ヤマガラの頭部は黒く、額から頬や後頸部に明色斑、背中や下面は茶褐色です。☆ヤマガラ(山雀)の名は、山に生息することに由来しますが、山地や平地にも生息します。☆学習能力が高く芸を仕込むことができ、30年前まではおみくじを引かせる芸を神社の境内などで見られたそうです。☆ヤマガラのおみくじ芸です。ヤマガラの芸―その4おみくじ芸http://www.youtube.com/watch?v=nYDa9gK7TGQ
2013.01.10
コメント(6)
☆「写真整理と自然観察の振り返り」を随時連続掲載していますが、春を待つウォーキングコースの様子も紹介しています。☆野鳥観察で撮影したものではなく、ウォーキングコースでウォーキングしながら見かけた野鳥を、コンパクトデジタルカメラでスナップ的に撮影したものです。当然のことながらピンボケ写真もありますが、しろうと自然科学者の自然観察の記録として紹介しています。☆シジュウカラ(シジュウカラ科シジュウカラ属)です。いつも動きがすばしこくて、なかなか撮れませんでしたが、2羽揃ってとまってくれました。シジュウカラの首の後ろは黄緑色、頬は白、頭部は黒で、小さな目が見えます。☆シジュウカラは、お腹の中心にある黒い線が太いのがオスで、細いのがメスということですが、確認できません。シジュウカラ(四十雀)の名は、たくさん群れるからという説や、スズメ40羽に対してこの鳥1羽という交換条件から名づけられたという説もあるそうです。☆シメ(アトリ科シメ属)をウォーキングコースで初めて見かけました。頭頂部が茶褐色、首の後ろは灰色、太い嘴とずんぐりした体形、短い尾。☆シメは、太い嘴とずんぐりした体形が特徴です。シメの名は、「シー」と聞こえる鳴き声と鳥を意味する接尾語「メ」に由来するそうです。☆ツグミ(ツグミ科ツグミ属)を見かけるようになりました。☆昨年3月頃まで見かけたのですが、その後見かけなくなりました。夏季にシベリアで繁殖し、冬期に越冬のため飛来する冬鳥です。ツグミの名は、冬に聞こえた鳴き声が夏季には聞こえなくなる(口を噤んでいる)に由来するそうです。☆ジョウビタキ(ツグミ科[ヒタキ科]ジョウビタキ属)は、雄鳥を初めて見かけました。☆ジョウビタキのオスは、頭上が銀白色で顔が黒く腹が赤茶色なのが特徴です。☆ジョウビタキのメスは、体が灰色味のある茶色で、翼に白班があります。ジョウビタキは、冬鳥として飛来します。ジョウビタキの名は、ジョウは「尉」で、銀髪(オスの頭)のこと。ヒタキは「火焚き」で、鳴く時に2度「キッキッ」と鳴き、次に打撃音「カッカッ」が続きますが、これが火を焚く時の火打石を叩く音に似ていることから。☆コゲラ(キツツキ科アカゲラ属)が、虫を探しているのでしょうか、木の幹を忙しそうに動き回っていました。☆コゲラは、羽が灰褐色と白のまだら模様です。コゲラ(小啄木鳥)の名は、小さい啄木鳥(キツツキ、ケラ)から。啄木鳥(キツツキ)は、「ケラツツキ」に由来し、「ケラ」は虫のこと。木の中の虫を啄(つつ)いて捕る鳥の意味だそうです。☆ヒヨドリ(ヒヨドリ科ヒヨドリ属)が、水浴びと水飲みのため水辺に集まっています。ツグミが1羽まぎれているようです。☆ヒヨドリ(鵯)の名は、鳴き声が「ピィーヨ! ヒーヨ!」と鳴くので、この鳴き声に由来するという説があるそうです。☆ムクドリ(ムクドリ科ムクドリ属)が電線に止まっています。ムクドリ(椋鳥)の名は、椋木(ムクノキ)の実を食べることに由来するそうです。☆マガモ(カモ科マガモAnas属)は、ウォーキングコース(玉川上水)では冬の時期だけ飛来する冬鳥です。☆マガモが、盛んに頭を水の中に入れています。水草を食べているのでしょうか。☆カルガモ(カモ科マガモ属)は、ウォーキングコース(玉川上水)では一部が留鳥ですが、冬にはたくさん飛来します。ウォーキングの範囲では、夏季は10羽くらいですが、今は50~60羽くらいいるようです。☆カルガモ(軽鴨)の名は、「軽の池」(奈良県橿原市大軽周辺とする説もあり)で夏季も含めて見られたカモであったことに由来するそうです。
2013.01.09
コメント(4)
☆ウォーキングコースでの自然観察です。「写真整理と自然観察の振り返り」も同時に掲載しています。◎カルガモの雌雄の見分け方に挑戦してみました。☆マガモなど他の鴨のオスは、メスに比べて目立つ羽色をしています。☆いっぽう、カルガモだけは雌雄同色で、外見では一見したところ見分けがつきません。つがいで見ると背の羽の色で区別できるそうで、濃い方がオスで、薄い方がメスなのだそうですが。☆ウォーキングの途中で、カルガモのつがいを見つけました。何とか雌雄の区別を見分けたいと思い、撮影しました。☆上の写真の右上がメスのようです。尾羽の付け根から上の部分(上尾筒)の羽の周りが白く、鱗(うろこ)のように見えます。☆いっぽう、左下はオスのようです。尾羽の付け根から上の部分(上尾筒)の羽は、濃い単色で鱗(うろこ)のように見えません。☆ピンボケですが、尾羽の付け根から上の部分(上尾筒)の羽が鱗のように見えますので、メスのようです。☆これは、尾羽の付け根から上の部分(上尾筒)の羽が濃い単色ですので、オスのようです。☆次のブログで、カルガモの雌雄の見分け方が詳しく紹介されています。カルガモクイズ・解答編(雌雄の見分け方)http://familiarsight.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-4085.htmlカルガモの雌雄-CityBirdinghttp://citybirding.blog137.fc2.com/blog-entry-177.html
2012.12.26
コメント(0)
☆写真整理と自然観察の振り返りを続けていますが、最近庭にやってきた野鳥を紹介します。☆なお、ここで紹介する野鳥は、「写真整理と自然観察の振り返り(その3)」(10月31日の日記)と「写真整理と自然観察の振り返り(その4)」(11月1日の日記)で詳しく説明していますので、興味がある方は参考にしてください。◎オナガ(カラス科オナガ属)☆隣家の庭の前にある給餌台の柿をねらって、オナガがやってきました。☆カキを食べようとしています。☆新たに2羽やってきて、オナガが3羽になりました。◎シジュウカラ(シジュウカラ科シジュウカラ属)☆シジュウカラもやって来ました。木の葉がほとんどなくなり、写真撮影しやすい季節になりました。☆シジュウカラは、遠くで動きも激しく、コンパクトデジタルカメラではピンボケです。◎スズメ(スズメ科スズメ属)☆スズメもたくさんやってきます。冬のスズメは、フクラスズメ(膨ら雀、脹ら雀、福良雀)といって、全身の羽毛を膨らませて空気を取り込むことで寒さから身を守っているそうです。冬のスズメは、一見したところ太って見えましたが、寒さに対応しているのだとわかりました。◎ヒヨドリ(ヒヨドリ科ヒヨドリ属)☆ヒヨドリは、食欲旺盛です。◎ムクドリ(ムクドリ科ムクドリ属)☆ムクドリが、他の鳥がいなくなるチャンスをうかがっています。☆ムクドリも、無事餌を食べることができました。◎メジロ(メジロ科メジロ属)☆メジロも、柿をねらってやってきました。☆メジロは4羽ほど来ましたが、写真に撮れたのは1羽だけでした。☆そろそろ、ウォーキングコース(玉川上水)には、アオサギ、ダイサギ、コサギもやってくるかもしれません。
2012.12.25
コメント(2)
☆自然観察は続いていますが、自然や季節の変化を紹介するものが次第に少なくなってきていますので、写真の整理やこれまでの自然観察を振り返るために、随時まとめを掲載するようにしています。☆第4回は、ウォーキングコースで見かけた野鳥などです。◎アオゲラ(キツツキ科アオゲラ属)☆4月中旬、ウォーキングの途中で、毎日のように「キョッ、キョッ」と短く鋭い鳴き声が聞こえていました。ようやく、鳴き声の主、アオゲラを見つけました。木を突きながら登っていく後姿のアオゲラ。(2012年4月17日撮影)。☆アオゲラ(緑啄木鳥)は、緑色の啄木鳥から。古来からの習慣で、緑色の鳥には「あお(緑)」の名(アオゲラ、アオバト)がつけられ、青い鳥には「ルリ(瑠璃)」の名(オオルリ、ルリビタキ)がつけられるそうです。(『日本の野鳥』竹下信雄著、小学館)。◎オナガ(カラス科オナガ属)☆オナガは、20年位前までは30羽ほどの群れで行動するのを近所でも見かけましたが、最近はウォーキングコースで10羽から15羽程度の群れしか見かけなくなっています。(2012年3月2日撮影)。☆黒いベレー帽をかぶったような頭と青い色の体、名前の通り長い尾のオナガ(尾長)。(2012年3月25日撮影)。◎ジョウビタキ(ツグミ科(ヒタキ科)ジョウビタキ属)☆3月末、木の枝から木の枝へ、ジョウビタキのメスが忙しく飛び回っていました。オスは色鮮やかですが、メスは地味な色です。(2012年3月27日撮影)。◎ムクドリ(ムクドリ科ムクドリ属)☆ムクドリは、群れをなして行動しているのを見かけます。ムクドリ(椋鳥)の名は、椋木(ムクノキ)の実を食べることに由来するそうです。(2012年4月4日撮影)。☆ムクドリは、もともとは農作物に害を及ぼす虫を食べる益鳥でしたが、都市部で夕暮れ時に電線や街路樹などに大群で集まり騒がしく鳴き声をたてて、鳴き声による騒音や糞害が問題になっています。(2012年4月8日撮影)。◎キジ(キジ科キジ属)☆3月、「ケーンケーン」と鳴く声が聞こえる方を見ると、茶畑脇の塀の上にキジがいるのを見かけました。立川に引っ越してきた25年前には、畑や雑木林などで時々見かけましたが、その後、しばらく見かけませんでした。(2012年3月20日撮影)。☆キジ(雉)の名は、「矢」のように真直ぐ飛ぶ「隹(とり)」から。(2012年3月20日撮影)。オスは、このように鮮やかな体色ですが、メスは褐色のまだら模様で次に紹介するキジバトの名前の由来になっています。◎キジバト(ハト科キジバト属)☆「デデッポポー デデッポポー」の鳴き声でおなじみのキジバト。ウォーキングコースで、1年中たくさん見かけます。キジバト(雉鳩)の名は、体の色がキジの雌に似ていることに由来します。(2012年3月22日撮影)。◎カワラバト(ハト科カワラバト属)☆餌を与える人がいるせいか、カワラバト(ドバト)はいつも同じところに集まっています。日本野鳥の会によると、カワラバトは飼われていたハトが野生化したものなので、野鳥には含まれないそうです。☆カワラバトは、地磁気などにより方角を知る能力に優れ、帰巣本能があるため、戦時中は軍事用に、戦後は報道用の伝書鳩として活用されていました。◎ウミネコ(カモメ科カモメ属)☆番外編ですが、知床半島のウトロ港にある知床八景の一つオロンコ岩は、ウミネコのコロニーになっています。(2012年5月2日撮影)。☆5月の北海道の旅で、知床に行き撮影しました。(2012年5月2日撮影)。☆ウォーキングコースの野鳥(一部例外)の紹介は、これで終わりです。撮影が苦手な野鳥ですが、撮影できなかったものを含めて、来年は知識と観察を広げていきたいものです。
2012.11.01
コメント(0)
☆自然観察は続いていますが、自然や季節の変化を紹介するものが次第に少なくなってきていますので、写真の整理やこれまでの自然観察を振り返るために、随時まとめを掲載するようにしています。☆第3回は、庭にやってくる野鳥たちです。◎コゲラ(キツツキ科アカゲラ属)☆コゲラは、3月から4月に、庭やウォーキングコースで盛んに木をつついて虫を探していました。ウォーキングコースのコゲラ。(2012年3月25日撮影)。☆朝早くから、庭でコゲラが木を突くコンコンコンという音が聞こえてきました。(2012年4月7日撮影)。コゲラ(小啄木鳥)の名は、小さい啄木鳥(キツツキ、ケラ)から。啄木鳥(キツツキ)は、「ケラツツキ」に由来し、「ケラ」は虫のこと。木の中の虫を啄(つつ)いて捕る鳥の意味だそうです。☆石川啄木は、出身地の岩手県にキツツキ(啄木鳥)が多く、病気療養中にキツツキの音に心を慰められたので、それでペンネームにしたとのこと。◎シジュウカラ(シジュウカラ科シジュウカラ属)☆シジュウカラは、1年中見かけますが、なかなか写真を撮ることができません。(2012年3月5日撮影)。シジュウカラ(四十雀)の名は、たくさん群れるからという説や、スズメ40羽に対してこの鳥1羽という交換条件から名づけられたという説もあるそうです。☆シジュウカラは、ドイツの研究者によると、1年間に12万5,000匹の虫を食べており、植物を食べる虫の数を一定のレベルに保ち、虫害をコントールして農作物の虫害防止に役立っているそうです。(『生物多様性とは何か』井田徹治著、岩波新書)。◎スズメ(スズメ科スズメ属)☆最もポピュラーな野鳥のスズメですが、最近は見かける数が少なくなってきています。環境省の調査によると、スズメの数は20年足らずの間に最大80%減、50年では90%減と10分の1にまで激減しているそうです。洞爺湖畔のスズメ。(2012年4月27日撮影)。☆スズメ(雀)の名は、「スズ」は鳴き声を、「メ」はカモメやツバメのように群れをなすことを指すそうです。◎ツグミ(ツグミ科ツグミ属)☆ツグミは、3月ごろまで庭やウォーキングコースで見かけました。庭にやってきたツグミ。(2012年3月5日撮影)。☆シベリアで繁殖し、日本には冬鳥として渡ってくるそうです。ツグミ(鶫)の名は、冬に飛来して聞こえていた鳴き声が、夏になると聞こえなくなる(口を噤んでいると考えられた)ことに由来するという説があるとのこと。庭にやってきたツグミ。(2012年3月29日撮影)。◎ヒヨドリ(ヒヨドリ科ヒヨドリ属)☆ヒヨドリも、庭やウォーキングコースでよく見かける野鳥です。庭の柿を食べに来たヒヨドリ。(2005年11月23日撮影)。枝に残る渋柿は、野鳥にとっては冬の貴重な食料です。☆餌がなくなると、庭の野菜を食べにやってきます。庭の家庭菜園のコマツナを食べるヒヨドリ。(2012年3月22日撮影)。☆ヒヨドリ(鵯)の名は、鳴き声が「ピィーヨ! ヒーヨ!」と鳴くので、この鳴き声に由来するという説があるそうです。ブロッコリー畑に、大挙してやってきたヒヨドリ。(2012年4月1日撮影)。◎メジロ(メジロ科メジロ属)☆メジロも、庭によくやってきます。庭の柿を食べに来たメジロ。(2005年11月23日撮影)。☆メジロ(目白)の名は、目の周りの白い輪に由来します。英名はJapanese White-eyeで、「日本」・「目の周りが白い」は、世界的に共通した名前の由来になっているようです。東伊豆で、河津桜にやってきたメジロ。(2012年3月13日撮影)。◎モズ(モズ科モズ属)☆この写真は、撮影したままになっていました。他の野鳥を調べていた時に、モズのオスを知りました。庭に、一度だけしかやってきていません。(2012年2月27日撮影)。☆モズ(百舌)の名は、さまざまな鳥の鳴き声を真似ることに由来するそうですが、聞いたことはありません。☆次回(第4回)は、ウォーキングコースで見かけた野鳥などです。
2012.10.31
コメント(2)
☆自然観察は続いていますが、自然や季節の変化を紹介するものが次第に少なくなってきていますので、写真の整理やこれまでの自然観察を振り返るために、随時まとめを掲載するようにしています。☆第2回は、ウォーキングコースで見かけた水辺の野鳥・続きです。◎マガモ(カモ科マガモ属)☆マガモは、ウォーキングコースで3月から4月に見かけます。つがいを5組程度見かけます。☆マガモを品種改良したものがアヒルで、マガモとアヒルの雑種がアイガモ農法で知られているアイガモです。マガモ、アヒル、アイガモは、生物学的には同一種です。◎カイツブリ(カイツブリ科カイツブリ属)☆カイツブリは、昭和記念公園の日本庭園にある池で見かけました。(2012年4月7日撮影)。カイツブリ(鳰)の名は、水を「掻いて潜る」から転じたか、潜る時の水音が「つぶり」に転じたという説が有力だそうです。漢字も、水に「入る鳥」です。☆カイツブリは、この池で繁殖しているようで、幼鳥を2羽見かけました。(2012年8月27日撮影)。カイツブリを知らなかったため、8月29日の日記ではカワウではないかと掲載してしまいました。8月29日の日記は、先日訂正しました。☆顔つきは、間違いなくカイツブリの幼鳥です。(2012年8月27日撮影)。☆来年は、カイツブリの浮巣や繁殖、孵化などを観察したいものです。◎ハクセキレイ(セキレイ科セキレイ属)☆ハクセキレイは、ウォーキングコースでよく見かけますが、動きが機敏でなかなか撮影できませんし、撮影できてもピンボケ写真です。川岸で見かけたハクセキレイ。(2012年3月22日撮影)。☆ハクセキレイ(白鶺鴒)の名は、白い鶺鴒で、別名「イシタタキ(石叩き)」「ニワタタキ(庭叩き)」「イワタタキ(岩叩き)」と言うそうですが、これは長い尾を上下に振るしぐさからきているようです。野原で忙しそうに動き回るハクセキレイ。(2012年10月25日撮影)。◎セグロセキレイ(セキレイ科セキレイ属)☆4月に一度だけセグロセキレイを見かけました。(2012年4月8日撮影)。☆セグロセキレイ(背黒鶺鴒)の名は、頭から胸、背が黒い鶺鴒から。(2012年4月8日撮影)。☆動きが激しく、どんどん遠くに移動してしまいました。(2012年4月8日撮影)。◎キセキレイ(セキレイ科セキレイ属)☆キセキレイは、4月に見かけましたが、動きが速く撮影できませんでした。8月に、木の枝に止まっているのを見つけ、何とか写真に収めることができました。(2012年8月2日撮影)。☆この時は、何か虫でも探していたのでしょうか。枝に止まって、周りを見ていました。(2012年8月2日撮影)。☆キセキレイ(黄鶺鴒)は、黄色い腰と白い斑紋が特徴で、いつも尾羽を上下に振っています。(2012年8月2日撮影)。☆ウォーキングコースで見かけた水辺の野鳥は、これで終わりです。次回は、庭にやってくる野鳥の予定です。
2012.10.30
コメント(2)
☆2月28日にブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めてから、8カ月間がたちました 。ウォーキングコース(玉川上水)を中心に、旅先で見かけたものを含めて、山野草や雑草・樹木など約500種の動植物を紹介してきました。ブログ下書きは、写真を除く説明文だけで27万字(A4判430ページ)になっています。☆たくさんの植物図鑑と格闘(!?)しながら、ブログを書き続けてきました。種名を間違って訂正したり、名前のわからない植物の名前についてブログをご覧になった方から教えていただいたり、山野草や野鳥を中心に「お気に入りブログ」に登録した34のブログから種名を学んだり、勉強の日々でした。☆250日間で18,000件のアクセス、たくさんの「コメント」「ナイス」などありがとうございました。また、意外なことに、10月18日からは楽天ブログトップページの「Pickup楽天ブログ」に掲載される8つのブログの一つに選ばれ、アクセス数が大きく増えました。☆自然観察は続いていますが、自然や季節の変化を紹介するものが次第に少なくなってきていますので、写真の整理やこれまでの自然観察を振り返るために、随時まとめを掲載するようにします。☆まず手始めに、苦手な野鳥から、整理・掲載していくことにします。第1回は、ウォーキングコースで見かけた水辺の野鳥です。◎アオサギ(サギ科アオサギ属)☆アオサギは、ウォーキングコースで1年中見かけましたが、今年は3月から6月頃までしか見かけませんでした。なお、5日ほど前に、隣の庭にある池の金魚を狙って、アオサギが現れ驚きました。☆いま使っているコンパクトデジタルカメラを購入して、最初に撮影したウォーキングコースのアオサギ。(2009年6月19日撮影)。☆アオサギ(蒼鷺)の名は、蒼い鷺に由来し、「蒼い」とは本来は灰色がかった白色をいうことを知りました。まさに、体色は名前通りの色です。岸辺で休憩中(?)のアオサギ。(2012年3月17日撮影)。☆小魚を狙っているのでしょうか。流れの中を歩き回るアオサギ。(2012年6月23日撮影)。◎コサギ(サギ科シラサギ属)☆コサギは、ウォーキングコースで3月に見かけますが、ほとんど毎日、同じところにいます。同じところを餌場にして、小魚でもとっているのでしょうか。(2012年3月日1撮影)。☆小魚を探しているようでした。コサギは、水辺で首を縮めて立っている姿がよく見られるそうですが、ほとんどその姿でした。(2012年3月11日撮影)。☆コサギ(小鷺)の名は、シラサギの中で最も小さいことに由来します。シラサギは3種類で、コサギ(小鷺)、チュウサギ(中鷺)、ダイサギ(大鷺)の順に大きくなります。ただし、チュウサギ・ダイサギはアオサギ属。◎ダイサギ(サギ科アオサギ属)☆ダイサギは、ウォーキングコースで2月から3月に見かけます。冬羽では写真のように嘴が黄色です。(2011年2月27日撮影)。☆ダイサギは、アオサギとともに日本最大のサギで、体長は90センチメートルにもなります。朝早く暗いうちから、獲物を探して歩き回るダイサギ。(2012年3月4日撮影)。◎カルガモ(カモ科マガモ属)☆カルガモは、ウォーキングコースで最もポピュラーな野鳥で、ウォーキングの範囲では1年中10羽ほど見かけますが、冬には40~60羽になります。頭を背中に載せて睡眠中(?)のカルガモ。(2010年1月10日撮影)。☆マガモなど他の鴨のオスは目立つ羽色をしていますが、カルガモだけは雌雄同色で、外見では見分けがつきません。 (2012年1月24日撮影)。☆カルガモ(軽鴨)の名は、「軽の池」(奈良県橿原市大軽周辺とする説もあり)で夏季も含めて見られたカモであったことに由来するそうです。☆カルガモはウォーキングコースで繁殖しているようで、今年は3組の親子ガモを見かけました。最初に見つけた子ガモ3羽の親子。(2012年5月27日撮影)。☆2度目に見つけた子ガモ2羽の親子。(2012年7月25日撮影)。☆最後に見つけた子ガモ5羽の親子。(2012年7月31日撮影)。
2012.10.29
コメント(4)
☆4月7日にキセキレイを見かけたのですが、「動きが早く撮り逃がして(鳥?逃がして)、悔しい思いをした」(4月8日の日記)のですが、今回は流れの中の枝に止まっていたので、すぐにカメラを向けました。☆キセキレイは、北海道から九州に分布するセキレイ科セキレイ属の留鳥です。☆キセキレイは、黄色い腰と白い斑紋が特徴で、いつも尾羽を上下に振っています。☆これで、ウォーキングコースには、ハクセキレイ(3月22日の日記)、セグロセキレイ(4月8日の日記)、キセキレイの3種が生息していることを確認することができました。☆日本には約600種類の野鳥が生息していると書いてある本がありましたが、ウォーキングコースなどで見かけたのは、わずか20種類ほどです。
2012.08.04
コメント(3)
☆7月27日の日記で紹介した雛が5羽のカルガモの親子、今日は下流から上流に移動していました。最初は、草の陰から雛が4羽見えました。☆カメラを構えて待っていると、親ガモと雛5羽を確認することができました。☆今年は、カルガモの親子を3組見かけることができました。玉川上水では、ウォーキングコースの範囲内でも冬には50羽以上のカルガモを見かけますが、たくさんの雛が育っているようです。☆最初に見かけたカルガモの親子、雛3羽(2012年5月26日撮影)。☆二度目に見かけたカルガモの親子、雛2羽(2012年7月25日撮影)。
2012.08.02
コメント(0)
☆ウォーキングコースの前回とは別の場所で、新たにカルガモの親子を見つけました。まだ羽が短く、孵化からそんなに時間がたっていないようです。☆前回、別の場所で見つけたのを5月27日の日記で紹介しました。あれから2カ月たっており、カルガモが繁殖して孵化する期間は、5月から7月までと長いのでしょうか。☆親ガモは、段差を越えて上流に行こうとしています。☆親ガモは、段差の上に行き、子ガモが残されてしまいました。☆段差が高いため急流で波が高く、子ガモにはちょっと無理かもしれません。☆3月1日の日記に書きましたが、カルガモはカモ科マガモ属の鳥です。「軽鴨」の名は、「軽の池」(奈良県橿原市大軽周辺とする説もあり)で夏季も含めて見られたカモであったことに由来するそうです。☆今年は、初めてカルガモの親子を2組も見つけることができて、何となく幸せな気分です。無事に成長し、巣立って欲しいものです。
2012.07.26
コメント(1)
☆朝5時30分に、ウォーキングに出かけようとして玄関から出ました。すると、あちこちから「コンコンコンコン」と木をつつく音が聞こえました。コゲラではないかと思い、木を見上げると、2羽見つけることができました。☆日が昇っていない中で、三脚も使用せず、コンパクトデジタルカメラを手で持って、シャッターを押しました。コゲラ 盛んに木をつついています盛んに木をつついています さえずりも聞こえました※写真は、実画像のサイズを縦横各6.5%に縮小したものです。☆コゲラについては、3月25日の日記を参照してください。
2012.04.07
コメント(1)
木の枝から木の枝へ、そして民家の屋根の上へ。ジョウビタキのメスが忙しく飛び回っていました。 ジョウビタキ(尉鶲、常鶲)1.ツグミ科(ヒタキ科)ジョウビタキ属ジョウビタキ。2.和名の「尉鶲」は、「尉(じょう)」は銀髪(雄の頭部は銀灰色)のこと、「鶲(ヒタキ)」は「キッ、キッ」そして「カッ、カッ」と鳴くが、「カッ、カッ」が火打石を叩く音に似ているので「火焚き(ヒタキ)」の名が付いたとのこと。3.日本には冬鳥として飛来する。
2012.03.27
コメント(0)
今日も、朝からヒヨドリがきました。庭の柵にとまって、野菜を狙っていました。茎が細いミズナではなく、コマツナの茎にとまって葉を食べています。コマツナは、時期が過ぎて花芽が出てきており、間もなく菜の花が咲きます。ミズナは、すでに菜の花が咲いています。柵で餌を物色するヒヨドリ。 コマツナの葉を食べています。 今年は、ロウバイのつぼみ、梅のつぼみと花、そしてコマツナの葉。庭に来るヒヨドリは、次々と餌にしていきます。ちょうど1週間前、父親の86歳の誕生日に、父の携帯電話(85歳携帯デビュー)にかけました。父から、「元気で遊んでいるか。それなら結構。」と話してきました。考えてみれば、今の私の年齢と同じころから、両親は毎日のようにゲートボールをやってきています。それを続けてきたことが、体力づくりと健康維持のもとになり、父親が今も健康であり、母親が大きな病気を乗り越えて回復することができたのだと思います。そう考えれば、昨日の人間ドックの結果に満足していないで、自然観察をかねたウォーキング、長く続けなければと、心新たにしました。
2012.03.22
コメント(0)
受診した人間ドック。体重は減り、血圧は正常値に下がり、他のすべての検査結果の数値も正常値の範囲内でした。自然観察をかねたウォーキングが、健康増進に大いに役だっています。大満足で帰宅すると、庭先の柿の木に、ヒヨドリがやってきました。
2012.03.21
コメント(1)
ツグミが庭先の木にやってきて、同じ枝にしばらくとまっていました。雨の中でしたが、コンパクトデジタルカメラに三脚をつけて、20倍ズームで撮影しました。 ツグミ(鶫)1.ツグミ科ツグミ属ツグミ。2.和名の「ツグミ(鶫)」は、冬に飛来して聞こえていた鳴き声が、夏になると聞こえなくなる(口を噤んでいると考えられた)ことに由来するという説があるとのこと。3.シベリアで繁殖し、日本には冬鳥として渡ってくる。シジュウカラが、庭先の木に姿を見せました。同じく20倍ズームで撮影しました。シジュウカラ(四十雀)1.シジュウカラ科シジュウカラ属シジュウカラ。2.和名の「四十雀」は、たくさん群れるからという説や、スズメ40羽に対してこの鳥1羽という交換条件から名づけられたという説もある。3.ユーラシア大陸、日本全国で繁殖する留鳥。ゴジュウカラ科ゴジュウカラ属のゴジュウカラ(五十雀)という野鳥もいるが、和名は四十雀と同じように、たくさん群れるからという説や、スズメ50羽に対してこの鳥1羽という交換条件から名づけられたという説があるとのこと。なお、3月2日のウォーキングの途中でオナガの群れを見かけました。曇り空で遠くの木に止まっていたため、不鮮明な写真しか撮れませんでした。オナガ(尾長)1.カラス科オナガ属オナガ。2.和名の「尾長」は、文字通り尾が長いこと。3.関東地方や甲信越・東北地方の平地・盆地に生息する留鳥。野鳥図鑑に書いてある通り、20年位前までは30羽ほどの群れで行動するのを近所で見かけたが、最近はせいぜい10羽から15羽程度の群れしか見かけなくなっている。
2012.03.05
コメント(0)
全149件 (149件中 101-149件目)