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前回の日記では、「15」を象徴する造形を公開したが、後日にも関連する様々な経緯があって、その「15」を暗示する造形に、さらに「16」と「17」を加えた心境というか段階に至ることに・・・。その背景として、「天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)」から始まる「古事記」の神代巻に記された「15柱の神々」が、「15を示す造形」の頂点等に配置されることが(なぜか私なりに)分かってきて、上記の「16」とは「天之御中主神」から数えて16番目の「イザナキ神」であり、「17」とは同じく17番目の「イザナミ神」であることが判然としてきたのであった。そこで上記の「キ・ミ 二神」の神名を象徴言語として紐解くとすれば、「イザナキ」の「キ」とは「北(キタ)」の「キ」と、そして「イザナミ」の「ミ」とは「南(ミナミ)」の「ミ」と解釈でき、私的には「15」の造形に「南北軸(回転軸)」が貫通した、あるいは「天地を貫く御柱」が立った心境になったというわけである。以上のように、自分としても摩訶不思議な境地に立ち、あらためて「15」の造形を俯瞰して観ていると、さらに微細で精緻な景色が視えてきたので、前回の日記で公開した造形を拡大解釈したかたちでの新たな制作に取り組み、その過程を映した画像が冒頭である。そして、その制作過程において、この新たに生まれる精細な「15」の造形は、明日の「十五夜 満月」にして「月・地球・太陽」が織り成す特異な天体現象の「皆既月食」に向けて、これを作らせていただくことになったという想いがフツフツと湧いてきたのであった。・・・この新作の造形は明日の「皆既月食」までには完成の暁を見るであろう・・・ということで以下、2018年1月31日(水)に日本全国で比較的観察しやすい時刻に起こる皆既月食の詳しい時刻を紹介しておきたい。なお日本中の何処で見ても、以下の時刻は変わらないとのことである。部分食の始め 20時48.1分(1月31日 )皆既食の始め 21時51.4分食の最大 22時29.8分皆既食の終わり 23時08.3分部分食の終わり 0時11.5分 (2月1日)より詳しくは、国立天文台のホームページで確認されたし。ところで、冒頭の画像で公開した制作過程の造形に関してだが、もしかすると「興味深い構造体」が見出せたのではないかと思っている。それは構造の一番外側の枠組みが示す多面体の面構成となるのだが、正三角形が8面と正方形が6面、そして1:√2(白銀比)の長方形が12面の合計26面で構成される、正多面体や準正多面体等の基本的立体に属さない立体ということになる。(※前例があるかどうかは詳しく調べてみないと分からない。)この一側面の画像では分かりづらいとは思うのだが、造形の中央部に映る(真正面となる)長方形が「白銀比」の一面となっている。なお明日中に完成する造形は、以下の日記で公開した造形と共に、今年4月に福岡市で開催予定の合同作品展にて一般公開する予定である。☆関連記事・・・立体マンダラ『金剛』の公開!
2018年01月30日
「数」と「形」の関係性でいえば、私にとって「13」という数が具現化した形を「準正14面体」と認識し、また「15」という数が具現化した形を「菱形12面体」と認識してきた。これに関連して、それら2つの立体が相互に補い合う関係にあることや、双方を抱き合せて構成した造形を公開して解説を試みた記事(2007年3月)は以下となる。☆関連記事・・・「陰陽和合」の型かように約十年前から、新しい時代の到来を・・・「13(準正14面体)」から「15(菱形12面体)」への転換・・・と私なりに詠ってきたわけだが、いよいよ平成30年の年初に、今まで見出せなかった(内部構造の安定化を実現した)「菱形12面体」の普遍的な造形表現を、スケルトンの軸線構成として具現化することができた。その新たに見出せた軸線構成による「菱形12面体」を、ある角度から映した画像が冒頭である。上の関連記事にも書いたと思うが、「13(準正14面体)」と「15(菱形12面体)」の相補的関係を敢えて「主従関係」で例えるとすれば・・・これまでの時代は「13」が「主」で「15」が「従」であったが、これからの時代は「15」が「主」で「13」が「従」となる・・・つまり、隠されてきた秘奥の「裏(15)」が、この期に及んで「表」に出る時代になったと言えるのかもしれない。そして、新たに画像の造形「15(菱形12面体)」が完成した後に判然と観えてきたのは、これまでの時代を担ってきたと思われる造形「13(準正14面体)」の拡大展開した構造こそ、かつて私が2005年3月に具現化した作品(下の関連記事)ではなかったかということである。☆関連記事・・・神聖幾何学図形「フラワー・オブ・ライフ」の原型?!・・・これらの記事内容を読んでいくうちに、迎えた新時代の方向性を読み取る方もいるかもしれない・・・ということで以下、上記の「13」と「15」の関連性や、「13」から「15」への転換に纏わる過去記事を挙げておこう。過去記事・・・「13(85)」について過去記事・・・「85」から「113」へ過去記事・・・「113」の啓示過去記事・・・「113」と菱形過去記事・・・「菱形」の魅力以上の過去記事に何度も出てくる「113」という数は、(各記事でも取り上げてはいるが)実は「15」の数理展開に深く纏わる数である。つまり、15×15の「魔方陣(n×n個の正方形の方陣に数字を配置し、縦・横・対角線のいずれの列についても、その列の数字の合計が同じになるもののこと)」の中心となる数が「113」であり、なぜかこの「15の自乗世界の中心数」に約十年に亘り強く魅せられてきた。そして2018年1月7日、いよいよ「15(113)」という数が、「菱形12面体」という形として結実したということになる。折しも本日の1月13日という「113」に因む月日に、この日記を掲載できたことを嬉しく思う。
2018年01月13日
平成30年1月2日 午前7時半頃、地元の小山に登って昇る朝日を映した画像が冒頭である。少し時間を経て、朝日が燦々と輝きはじめた頃の画像が上だ。力強い陽光に海面が華やいでいた。そして同日の午後6時頃、朝日を映した場所に近い海浜より、おぼろげに姿をあわらした満月を映した画像が上である。少し時間を経て映した下の画像は、自分の目を疑うほどの強い光を放ちはじめたスーパームーンだ。年初の元旦の日記に書いた内容に自ら触発されたかたちで撮影を試みたわけだが、天候にも恵まれて当日中に朝方の「日光」と夕方の「月光」を写真に収めることができた。お陰さまで例年にない清々しい正月を迎えることができ、有り難き幸せを噛み締めている。
2018年01月03日
あけまして おめでとう ございます新年を寿ぎ 新作の造形を 披露します本年も よろしく お願いいたします奇しくも平成30年の正月は、天候さえ良ければ今年最大の満月「スーパームーン」を見ることができる。その満月の時間は1月2日午前11時25分頃だが、この「スーパームーン」の見頃は1月1日の深夜から1月2日の明け方にかけてとなるようだ。以下、両日の「月の出」と「月の入」の時刻(福岡)を記しておこう。(※両日の「日の出」は共に午前7時23分頃)◎1月1日:月の出⇒午後4時41分 ・(日の入⇒午後5時21分)◎1月2日:月の入⇒午前7時04分 ・ 月の出⇒午後5時44分平成の御世の締めくくりの年となる年始は、元旦の「日光」と今年一番の「月光」を浴びて、(字源の俗解にはなるのだが) 月と日を抱き合せた『 明 』の字の心境にて、新年の門出を祝いたいものである。
2018年01月01日
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