おしゃれ手紙

2020.01.09
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カテゴリ: 映画
リンドルレーン ■♪音が出ます!!

暗闇から明るみへと、物語が私を導く。

スウェーデン南部スモーランド地方にある教会の土地で農業を営む信仰に厚い家庭に生まれ、自然の中で兄弟姉妹と共に伸び伸びと育ったアストリッド(アルバ・アウグスト)。
やがて思春期を迎え、率直で自由奔放なアストリッドはより広い世界や社会へ目が向きはじめ、教会の教えや倫理観、保守的な田舎のしきたりや男女の扱いの違いに息苦しさを覚えていった。
文才を見込まれ地方新聞社で働くようになった彼女は才能を開花させはじめるが、その矢先に予期せぬ方向に人生が進んでいく。
 母国スウェーデンのみならず日本を含め世界中で愛され、読み継がれている児童文学作家、アストリッド・リンドグレーン。
数々の著作は、全世界100か国以上で翻訳され、多くの子どもたちに本の世界への扉を開き、その後の人生や価値観に大いなる影響を与え続けてきた。
 「長くつ下のピッピ」「ロッタちゃん」「やかまし村の子どもたち」シリーズをはじめ、すべてが代表作と呼べるほど有名な作品ばかりだが、どの作品においても、やんちゃな子どもたちが本から飛び出さんばかりの勢いで暴れまわる、生命力に満ちた豊かな世界観に魅せられる。
彼らはみな大人顔負けの意志の強さを持ち、子どもならではの自由な発想力で、世界中の読者を夢中にさせてきた。
 スウェーデンでは紙幣になるほどの存在だが、実のところこの作家が、どんな人物だったのか、どんな人生を送ったのか、その創造の源を、北欧圏以外で詳しく知る人は少ないだろう。
本作が描き出すのは、リンドグレーンの16歳から10年に満たない、だが彼女の人生で最も激動といえる若かりし日々。

なぜ、アストリッドは最も革新的で影響力のある稀有な作家になり得たのか、なぜいつまでも子どもの心を忘れず、理解できるのか――そのすべての答えが、ここにある。

 時代は1920年代から始まる。
主人公アストリッドは、20世紀のはじめ頃に誕生したのだろう。
1920年代といえば、女性は長いスカートをはいていない。
しかし、19世紀生まれの母親は、いつも長いスカート。
不思議に思っていたが、途中でハタと気が付いた。
1960年代、若かった私は、ミニスカートをはいていたが、母の世代のよそ行きは、着物だった。

同じ時代でも、年齢によって大きな違いがある。
チャールストンの音楽やダンスなど1920年代の文化が面白かった。
 主人公の勤める会社のティーセットもアールデコ♪
 この時代、不倫は、姦通罪という罪。
世間体も未婚の母を認めることはないので、スウェーデンを離れデンマークでこっそりと出産。

隣国とはいえ、外国で言葉が違うのではと思ったが、よく似ているのだそうだ。

デンマーク人のマリーのベッドの脇には、アールヌーボー素敵なランプが・・・。
 「長靴下のピッピ」の作者アストリッド・リンドグレーンとリサ・ラーソンの 関係は、 1960年代後半にリサが、ピッピをモデルにした最初の陶器作品を制作したことから 始まります。
リサの作ったピッピを見たリンドグレーンは感動し、 リサとリンドグレーンはお互い尊敬しあう関係となりました。
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Last updated  2020.01.10 20:15:13
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