おしゃれ手紙

2024.10.26
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カテゴリ: 父の麦わら帽子

いろんな遊びがあったが、女の子は、母が下着やズボンなどに使うゴムを借りてよく遊んだ。

ゴム跳びには、何種類かあって、ただ高さを飛ぶのもあったが、曲に合わせて歌いながら跳ぶのが私は好きだった。

ゴム跳びの歌があって、曲ごとに、それぞれの跳び方があった。
当時のゴム跳びの歌は、以下の通り。
♪鐘の鳴る丘(とんがり帽子)
緑の丘の赤い屋根とんがり帽子の時計台
鐘が鳴りますチンコンカン・・・
メーメー子山羊も鳴いてます
風はそよそよ丘の上
白いお窓はおいらの家よ

鐘の鳴る丘(とんがり帽子)
♪桃太郎
桃太郎さん桃太郎さん
お腰につけたキビ団子ひとつ私に下さいな。

桃太郎
♪花火
ドンとなった花火だきれいだな
空いっぱいに広がった
しだれ柳も広がった

♪船頭さん
村の渡しの船頭さんは今年60のお爺さん
歳はとってもお舟を漕ぐ時は
元気いっぱい櫓がしなる
それギッチラギッチラギッチラコ

船頭さん
♪ミカンの花咲く丘
ミカンの花が咲いている思い出の道丘の道
はるかに見える青い海
お船がとおく霞んでる

ミカンの花咲く丘

♪お猿のかごや
エッサエッサエッサホイサッサ
お猿の駕篭屋だホイサッサ
日暮れの山道細い道
小田原提灯ぶら下げて
ソレヤットコドッコイホイサッサ
ホーイホイホイホイサッサ

お猿のかごや
♪証城寺(しょうじょうじ)の狸囃子
證(しょ) 證(しょう) 證城寺 證城寺の庭は
ツ ツ 月夜だ 皆(みんな)出て 來い來い來い
おいらの友だちゃあポンポコポンのポン
負けるな負けるな和尚さんに負けるな
来い来い来い来いみんな出て来い来い来い

証城寺(しょうじょうじ)の狸囃子
音符「鐘の鳴る丘(とんがり帽子)」は、空襲により家も親も失った戦災孤児たちが街にあふれていた時代、復員してきた主人公が孤児たちと知り合い、やがて信州の山里で共同生活を始め、明るく強く生きていくさまを描く。

これ以外は、明治、大正、昭和の戦前や戦中の歌。
 何度も何度も歌いながら、跳びはねたから、今でも、それぞれの跳び方を覚えている。
小さかったので意味もよく分からず、
「船頭さん」の
「村の 渡し の船頭さんは・・・」を
「村の の・・・」と思っていた。
 ゴム跳び以外にもお手玉や毬つき・・・私の子供の頃は、歌があふれていた。

歌があって、運動量のあるこの子どもの遊びが、いつの間に無くなったのだろう・・・。
今は残っていないのは、なぜだろう・・・。
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Last updated  2024.11.11 00:02:46
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